脳血管疾患予防のための保健事業実施計画 データヘルス計画の目的は 脳血管疾患 虚血性心疾患等 糖尿病性腎症による新規透析患者を減らし 健康格差を縮小することにあります このうち 本市では脳血管疾患患者の入院医療費が 1 億 5,600 万円であり 生活習慣病全体の入院医療費の 33.1% と多くを占

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1 脳血管疾患予防のための保健事業実施計画 データヘルス計画の目的は 脳血管疾患 虚血性心疾患等 糖尿病性腎症による新規透析患者を減らし 健康格差を縮小することにあります このうち 本市では脳血管疾患患者の入院医療費が 1 億 5,600 万円であり 生活習慣病全体の入院医療費の 33.1% と多くを占めています また 介護保険 1 号認定者の割合が 22.0% と同規模保険者よりも高い状況です 要介護認定を受けている方の 48.4% が脳卒中であり 脳血管疾患が本市の最優先課題といえます 1. 基本的な考え方厚生労働省の 2011 年患者調査によると 我が国の主な傷病の総患者数は 悪性新生物 ( がん ) が 153 万人 心疾患 ( 高血圧性のものを除く ) 161 万人 脳血管疾患 が 124 万人であり 脳血管疾患は 適切な対策が取られるべき疾患のひとつであるといえます また 脳血管疾患の大部分は 脳卒中 を指し 脳卒中になった場合には 重い後遺症が残る場合が多いため 国のデータでは 重度要介護者 ( 寝たきり ) の原因疾患の第 1 位となっています また 脳卒中が原因で入院して治療を受けている患者は悪性新生物より多く 心疾患の約 3 倍となっています 医療費でみても 年間総医療費の約 1 割が脳卒中診療に費やされています さらに 脳卒中の平均在院日数は 93 日 ( 約 3 か月 ) であり がんの 4 倍以上となり 医療費高騰の一因と考えられます ( 脳卒中予防への提言 より一部抜粋 ) 1

2 脳卒中の分類 7% 75% 18% 32% 34% 27% 2014 年 5 月 心房細動による脳卒中を予防するプロジェクト 実行委員会 脳卒中予防への提言 より 7% 本市では 脳卒中治療ガイドラインの一般の危険因子の管理にしたが って 各ガイドラインに基づき 脳卒中の分類ごとに分析し 保健指導 対象者を明確化し 適切な保健指導の実施及び評価を行います 各ガイドラインとの関係 脳卒中治療ガイドライン2009 関連危険因子 1 高血圧 高血圧ガイドライン 糖尿病 3 脂質異常症 糖尿病治療ガイド 心房細動 脳卒中一般の危険因子の管理 ハイリスク群の管理 5 喫煙 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2012 年版 6 飲酒 7 睡眠時無呼吸症候群 を参照 8メタボリックシンドローム 9 慢性腎臓病 2

3 2. 脳卒中の実態把握 (1) 死亡の状況本市の標準化死亡比は 男女ともに脳血管疾患が高く また信憑性は低いですが 腎不全が男女ともに高くなっています ( 平成 25 年 ) 本市の死亡の状況を見ると 脳血管疾患が原因での死亡が 7.1% で 脳梗塞が最も多く 6 割近くを占めています 脳血管疾患死亡者の詳細 な病態について 今後調べていく必要があります 3

4 ( 2 ) 介護の状況介護保険の要介護認定率では 1 号被保険者の要介護 3~ 5 の認定率は減尐していますが 全体の認定者数は増加しています 年齢区分で見ると 75 歳以上の認定者数 認定率ともに増加が見られます 2 号被保険者の認定率は平成 25 年には減尐していますが 平成 26 年には上がっています 今後も 若い年代や前期高齢者の生活習慣病の発症予防や重症者の要介護認定者を増やさない取り組みが必要です 図表 ) 年代別 介護度別の要介護認定者数の推移 年齢階級 要介護認定率 ( 再 ) 介護 3 ~ 5 2 号 (40~64 歳 ) % 人数 1 号 (65 歳以上 ) 合計 65~74 歳 75 歳以上 % 人数 % 人数 % 人数 H20 年 1.3% % 2, % % 2,502 H21 年 1.4% % 2, % % 2,557 H22 年 1.2% % 2, % % 2,692 H23 年 1.3% % 3, % % 2,865 H24 年 1.2% % 3, % % 2,942 H25 年 1.0% % 3, % % 3,010 H26 年 1.2% % 3, % % 3,052 H20 年 0.6% % 1, % % 1,093 H21 年 0.6% % 1, % % 1,107 H22 年 0.5% % 1, % % 1,150 H23 年 0.5% % 1, % % 1,216 H24 年 0.4% % 1, % % 1,184 H25 年 0.4% % 1, % % 1,135 H26 年 0.4% % 1, % % 1,070 資料 : 出水市毎年度 3 月末 2 号認定者の 約 72 人中 32 人が 脳血管疾患が原因で認定された国保加入者です そのうち 約 45% の方が要介護 3~ 5 の重度認定者であり 基礎疾患 4

5 の状況をみると約 8 割近くが高血圧症を基礎疾患として持っていました 脳梗塞では高血圧症 糖尿病 脂質異常の疾患を合併している人が多くみられます 脳血管疾患では 生活習慣が脳血管の動脈硬化を進め 脳血管疾患を発症していると推測できます 2 号認定者の脳血管疾患の状況 脳血管疾患が原因の国保加入者 介護度 基礎疾患 ( 重複して計上 ) 病型 支援 1 2 介護 1 2 介護 3~5 高血圧症 糖尿病 脂質異常症 人数 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 脳梗塞 % % % % % % 男性 % % % % % % 女性 % % % % % % 脳出血 % % % % % 1 6.3% 男性 % % % % % % 女性 % % 0 0.0% % % 0 0.0% 資料 : 出水市 脳血管疾患は救命できた場合でも後遺症が残り 介護が必要な状態になることが多い疾患です 要介護認定の有無で医療費を比較してみると差額は 3,336 円で 重症化すると医療費が多くかかることがわかります このことから 2 号認定者の年代にあたる 65 歳未満を中心に 脳卒中が原因の新規介護認定者を減らす取り組みが必要です 介護を受けている人と受けてない人の医療費の比較 ( 円 ) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 要介護認定者医療費 (40 歳以上 ) 7,190 要介護認定なし医療費 (40 歳以上 ) 3,854 資料 :KDB 5

6 ( 3 ) 医療の状況脳血管疾患の有病者は 1,112 人で被保険者全体の 6.9% ですが 男性は 7.9% 女性は 5.8% で 男性の有病率が高い状況です その中でも 65 歳以上の男性の有病率は 17.0% であり 年齢の上昇とともにその比率も上がっていることがわかります また 虚血性心疾患を合併している人は 276 人 (24.8%) で 同様に年齢とともに増加しています 基礎疾患をみると 高血圧が 904 人 ( 81.3% ) 脂質異常症が 663 人 ( 59.6% ) 糖尿病が 389 人 ( 35.0% ) と高血圧症が多く 糖尿病の 2.3 倍であり また脂質異常症が糖尿病より多いことがわかりました 本市の健診でも 高血圧の有所見率が県や同規模に比べて高く 男性の有所見率が女性より高いことから 予防可能な生活習慣病が脳卒中の背景にあることがわかります 図表 ) 生活習慣病の治療数構成割合 中長期的な目標 短期的な目標 脳血管疾患 虚血性心疾患 人工透析 高血圧 糖尿病 脂質異常症 被保険者数 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 全体 16,150 1, % % % % % % 64 歳以下 10, % % 7 2.6% % % % 65 歳以上 6, % % 8 1.0% % % % 男性 7, % % % % % % 64 歳以下 5, % % 4 2.7% % % % 65 歳以上 2, % % 6 1.2% % % % 女性 8, % % 5 1.0% % % % 64 歳以下 4, % % 3 2.5% % % % 65 歳以上 3, % % 2 0.6% % % % 収縮期血圧拡張期血圧血圧再掲 ) 140 以上 90 以上 Ⅲ 度高血圧 保険者 27.60% 11.80% 1.10% 同規模 24.32% 9.25% 0.82% 県 24.70% 9.80% 0.80% 資料 :KDB 6

7 脳血管疾患の内訳を一月あたり 80 万以上のレセプトで分析すると 男性が多く 脳梗塞が 53.1% 脳出血が 30.6% くも膜下出血が 16.3% を占めており 脳梗塞が多いことがわかりますが P1の脳卒中の分類と比較すると 脳出血の割合が高い状況にあります 図表 ) 脳血管疾患の発生状況 (26 年度医療費が 1 月 80 万以上の人数 ) 脳血管疾患 脳出血 脳梗塞 くも膜下出血 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 全体 % % % % 合計 % % % 男 64 歳以下 % % % % 65 歳以上 % % 2 8.0% 合計 % % % 女 64 歳以下 % % % % 65 歳以上 % % % 資料 :KDB 図表 ) 脳梗塞発生状況 ( 26 年度医療費が 1 月 80 万円以上の人数 ) 男 女 全体 脳梗塞 ラクナ アテローム 心原性 ラクナアテローム心原性 判定不能 その他 人数割合人数割合人数割合人数割合人数割合人数 % % % % % 24 合計 % % % % % 歳以下 % 5 9.6% 1 3.6% % 1 3.6% 3 65 歳以上 % % % % % 12 合計 % % 2 7.1% % % 9 64 歳以下 % 2 3.8% 0 0.0% 1 3.6% 2 7.1% 4 65 歳以上 % 5 9.6% 2 7.1% 2 7.1% 1 3.6% 5 資料 : 出水市脳梗塞の内訳では アテローム血栓性脳梗塞の割合が50% を占め 男性の割合が高くなっています P1 の脳卒中の分類による国の割合と比較しても多い状況にあります アテローム血栓性脳梗塞は 血管壁に LDL コレステロールが沈着し 血管の内腔が狭まることにより発症するとされています 本市の健診結果では 男性の LDL コレステロール異常値の割合は 3 0 % ほどですが 男性の LDL 高値は 7

8 虚血性心疾患の危険性も高いと言われますので より重症化しやす いことを考えると男性への働きかけは重要と考えます ( 4 ) 健診の状況 1) 心電図検査心房細動は 生活習慣病 ( 高血圧 糖尿病 脂質異常症など ) との合併が多く 高齢者ほど有病率が高い傾向があるとされています 高齢化率が国や同規模市と比較して高い当市においては 今後も増加する可能性があります 健診受診者の心電図所見を 1 心臓細胞の虚血 2 不整脈 3 高血圧による心臓の虚血の 3 種類に分類すると 2 不整脈の割合は 3.2 % であり そのうち 心房細動があった人は 0. 3 % ( 16 人 ) いました 図表 ) 健診受診者の心電図所見 ( 平成 26 年度 ) 健診受診者 心臓細胞の虚血 不整脈 高血圧による 心電図実施者 心臓の虚血 有所見者 心筋梗塞 心房細動 左室肥大 全体 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合 4,801 3, % 1, % % % % % % % 洞性不整脈 31 房室ブロック 3 梗塞の疑い 30 脚ブロック 74 左室肥大 31 異常 Q 波 7 心室期外収縮 16 心房負荷 0 < 参考 > 該当する所見名 R 波の増高不良 107 ブルガダ症候群 0 右室肥大 3 ST-T 異常 74 心房細動 16 軸偏位 160 心房粗動 0 上室期外収縮 20 心房細動を年代別に分析すると 年齢の上昇に伴い有所見率も上がっています 8

9 図表 ) 健診受診者における心房細動の有所見率 ( 平成 26 年度 ) 心電図受診者 心房細動有所見者 心電図所見に 心房細動 を含む 男性 女性 男性 女性 人数 人数 人数 % 人数 % 40 歳代 % 0 0.0% 50 歳代 % 0 0.0% 60 歳代 793 1, % 1 0.1% 70~74 歳 % 0 0.0% 合計 1,585 1, % 1 0.1% 資料 : 出水市集団健診で心房細動を指摘された 1 6 人の医療機関受診状況を KDB で確認すると 受診歴のない人が 1 人 医療機関を受診していても心房細動への処方 ( 抗凝固薬 抗不整脈薬 ) がないと思われる人は 2 人いました 血管を傷める因子をあわせ持つ人が多く 7 割近くが高血圧症と判定されており 糖尿病と脂質異常症の約 2 割に比べて割合が高く 今後の脳梗塞発症リスクがより高い人であると推測されます 心房細動は 1 日に純アルコールを 36g 以上 ( 日本酒換算で約 2 合以上 ) 飲む人に発症の危険性が増すことが 心房細動治療ガイドライン に明記されています また 当市の健診受診者では毎日飲酒している人が 23.7% おり 2 合以上飲酒している人が約 1 割以上いました 本市における脳卒中や心疾患の発症には飲酒習慣も関連していると推測されます ( 図表 ) 図表 ) 健診の結果心房細動ありと判定された人の医療等の状況 ( 25 年度 ) 全体 再掲 心房細動有所見者 薬の処方ありなしありなし人数人数割合人数割合人数割合人数割合 % 1 6.3% % % 64 歳以下 % 0 0.0% 1 6.0% 0 0.0% 64 歳以上 % 1 6.6% % % 1 名 : 発作性心房頻拍 : ワーファリン 1 名 : 狭心症 : ワーファリン 9 医療機関受診

10 全体 再掲 64 歳以下 65 歳以上 心房細動有所見者 高血圧 基礎疾患 糖尿病 レセプト 脂質異常 アルコール性肝炎 性別人数人数割合人数割合人数割合人数割合 % 3 18% 2 12% 0 0 男 1 1 6% 女 男 % 3 18% 2 12% 0 0 女 1 1 6% 名 : 肝障害で内服 1 名 : 脂肪肝内服なし 3) 血圧の状況健診時における心房細動の有所見者のうち約 6 割近くが 高血圧を基礎疾患として持っていました 健診結果から血圧の経年変化をみてみると Ⅰ 度 ~ Ⅲ 度高血圧者の割合が増加し 正常血圧者の割合が減っています 図表 ) 血圧の経年変化の状況 ( 集団健診受診者の結果より集計 ) 血圧 正常血圧 保健指導判定値 受診勧奨判定値 測定者 正常血圧 正常高値血圧 Ⅰ 度高血圧 Ⅱ 度高血圧 Ⅲ 度高血圧 有所見 割合 有所見 割合 有所見 割合 有所見 割合 有所見 割合 平成 24 年度 3,447 1, % % % % % 平成 25 年度 3,478 1, % % % % % 平成 26 年度 3,507 1, % % % % % 図表 ) 同規模 県との比較 ( 健診受診者全体 ) 収縮期血圧 拡張期血圧 血圧再掲 ) 140 以上 90 以上 Ⅲ 度高血圧 保険者 27.60% 11.80% 1.10% 同規模 24.32% 9.25% 0.82% 県 24.70% 9.80% 0.80% 資料 : 出水市 同規模 県と比較しても血圧値の高い者が多い傾向にあります 10

11 4) 脂質の状況本市では アテローム血栓性脳梗塞者の割合が高いことから 脂質との関係があると考えられます 健診結果における L D L の状況を見ると 全体の 5 割近くが高い状況にあります 男女別でも女性の方が高い状況にあります 図表 ) 脂質の状況 ( 平成 26 年度 ) 総計 男性 女性 受診者 LDL コレステロール 120 以上割合 ( 人 ) (%) 合計 4,738 2, % 歳 1, % 歳 2,934 1, % 合計 2, % 歳 % 歳 1, % 合計 2,651 1, % 歳 % 歳 1, % 資料 : 出水市 11

12 ( 5 ) 歯科の状況 1) 医療費の状況 2) 歯周疾患検診の状況歯周疾患検診の受診者数は 年々わずかに増加していますが 対象者の約 1 割となっています また 歯周疾患検診受診者のうち 8 1 % の人が歯周疾患に罹患している結果がでています ( % ) H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 健康増進事業報告 ( 県 ) 12

13 3. 目標及び評価 (1) 脳卒中の重点施策 1) 脳卒中の危険因子の予防 脳卒中の危険因子 ( 高血圧 糖尿病 脂質異常 メタボリックシンドローム等 ) また 生活習慣病と関連の深い歯周疾患について市民の理解を深め その発症を予防するため 生活習慣の改善についてきめ細やかな情報発信に努めます 市民一人ひとりが脳卒中予防に取り組めるよう 保健推進員や食生活改善推進員等 健康づくりを支援する団体との連携や環境づくりを促進します おいしく減塩 5か条 の普及啓発を図り 脳卒中の予防を推進します 健康講演会や出前講座等を実施し 脳卒中について正しい知識の普及啓発に努めます 2) 脳卒中の危険因子の早期発見 受診しやすい特定健康診査や特定保健指導の実施に努め 脳卒中の危険因子の早期発見 早期受診を推進します 医療費や特定健診結果の分析を行い 情報提供や保健指導の強化を図り 脳卒中の発症や重症化予防に努めます 3) 脳卒中の発症及び重症化予防 脳卒中の危険因子となる高血圧 糖尿病 脂質異常等生活習慣病の治療中の者に対して 医療機関と連携した保健指導の充実や治療継続の支援等重症化予防を推進します チェック F A S T ( ファスト ) の普及啓発を図り 医療機関への早期受診を推進します 13

14 脳卒中発症後も再発予防や基礎疾患等の継続的な管理を含めた療 養ができるように 医療 福祉 介護の連携を強化し 体制の整 備を推進します 平成 28 年度保健事業実施計画 ( 案 ) ポピュレーション ( 生活習慣 ) 健診受診促進 ハイリスクアプローチ 事業名 健康男子教室腎臓を守る教室健康づくり講演会特定健診未受診者対策重症化予防対策 目的 生活習慣病の発症予防と重症化予防 CKD 発症予防 疾病に対する知識の普及啓発を行うことで 疾病の予防 早期発見につなげる 特定健診受診率の向上 健診結果を把握して生活習慣病の予防と重症化予防につなげる 特定健診結果で対象を絞りアプローチすることで 生活習慣病の重症化を予防し 脳 心 腎を守る 目標 食生活や運動習慣の改善 生活習慣を振り返り 改高血圧 CKDの病態 善目標に向けて取り組む予防についての知識ことができるの向上 健診受診率の向上 特定健診結果が受診勧奨値で未受療の者に対し 受診勧奨を行い早期に治療することで 重症化を防ぐ 対象者 ( 状態像 人数 ) 特定健診受診者で 特定保健指導の対象となった男性及び一般男性 特定健診受診者で腎機能低下の恐れのある者で 受診勧奨値に至っていない者 健康づくり教室参加者 一般市民 一般市民 昨年度の健診受診率が低い地域で 未受診者 特定健診受診者の中で血圧値が高血圧 Ⅱ 度以上の者 HbA1C が 7,0 以上の者男性で LDL が 180 以上の者尿蛋白 (2+) 以上の者で 未受療の者 実施方法 調理実習 体操歯科講話 前期 後期の 2 クール実施 (1 クール 3 回 ) 保健師 管理栄養士 歯科衛生士の講話 調理実習 運動 5 回コース 医師による講演会個別訪問同時に薬剤師 歯科医師の講演も開催 訪問 面接 電話 文書 実施期間 実施体制 H28,7 月 ~ H28,11 月 ~ H28,8 月脳卒中予防と高血圧未定 CKD 予防講演会 管理栄養士運動指導士保健師看護師歯科衛生士食生活改善推進員 管理栄養士運動指導士保健師看護師歯科衛生士食生活改善推進員 集団健診前 (5 月 ~7 月 ) 集団健診終了後 (10 月 ~ 1 月 ) 保健師看護師 集団健診終了後 保健師 14

15 計画の評価指標 評価指数 現状値 ( 平成 25 年度 ) 目標値 ( 平成 29 年度 ) 備考 収縮期血圧の平均値 再掲 定期的に血圧を測定する者の割合 ( 自分の普段の血圧値を知っている者 ) ( 成人 ) 特定健診受診率 再掲 特定保健指導の終了率 再掲 男 :132mmHg 女 :130mmHg ( 平成 24 年度 ) 男 :130mmHg 女 :128mmHg 42.20% 65% 34.10% 60% 特定健診データ 特定健診データ 特定健診データ 1 日野菜小鉢 5 皿とっている者 おいしく減塩 5 か条を知っている者 35% 以上 80% 以上 15

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