岡山県血液製剤使用適正化普及委員会事業目的背景我が国の医療に使用されている血液製剤のうち全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い感染症発症の危険性を完全には排除できない血液製剤を適正に使用する

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いっけいとりこし
5 years ago
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岡山県血液製剤使用適正化普及委員会事業目的背景我が国の医療に使用されている血液製剤のうち全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い感染症発症の危険性を完全には排除できない血液製剤を適正に使用する必要がある平成 27 年 3 月 17 日岡山県血液製剤使用適正化普及委員会会長上田恭典設置

1 岡山県血液製剤使用適正化普及委員会事業目的背景我が国の医療に使用されている血液製剤のうち全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い感染症発症の危険性を完全には排除できない血液製剤を適正に使用する必要がある平成 27 年 3 月 17 日岡山県血液製剤使用適正化普及委員会会長上田恭典設置国の使用適正化政策に従い平成 4 年に設置された医療関係者学識経験者血液事業者行政関係者で構成している岡山県血液製剤使用適正化普及委員会岡山県血液製剤使用適正化普及委員会実施事業の概要血液製剤使用適正化ガイドラインガイドライン説明会全体説明会個別説明会地域説明会マニュアル等の作成岡山県における輸血療法マニュアル適正使用普及ポスターの作成実態調査輸血検査の実態調査血液製剤保管管理実態調査赤血球製剤血小板製剤新鮮凍結血漿アルブミン製剤の使用実態調査自己血輸血アンケート調査抗赤血球抗体保有患者に対する輸血の追跡調査平成 26 年度実施事業合同輸血療法員会の開催平成 17 年度から開催出席者 22 施設 39 名血液の使用状況緊急輸血等アンケート調査計画血液の使用状況使用状況緊急輸血緊急輸血に関するアンケートのするアンケートの実施第 25 回岡山県輸血研究会の共催目的岡山県内における血液製剤の使用実態調査アンケート岡山県合同輸血療法委員会では岡山県医師会等の関係団体及び行政の協力を得て各医療機関の血液製剤の使用状況輸血業務の現状等を踏まえ適正使用の推進に係る検討を進めるためにアンケート調査を実施している 1

2 方法対象施設平成 25 年度に輸血用血液製剤の納品実績があった医療機関 (219 医療機関 ) で全製剤の総納品単位数上位 100 医療機関 ( 全納品単位数の 98.8%) 対象期間平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 ( 日本輸血細胞治療学会のアンケートと合わせて暦年とした ) 調査方法対象施設に対してアンケート用紙を郵送アンケート調査回収結果調査年平成 25 年平成 24 年調査依頼施設数 ( 参考 ) 平成 23 年回答施設数回答率 73% 66% 41% 平成 23 年の調査は平成 22 年度及び平成 23 年度に輸血用血液製剤 ( 血漿分画製剤を含む ) の納品実績のあった全医療機関 (243 施設 ) を対象に実施回答施設情報 ( 施設 ) 病床数別回答施設数 500 床以上, 7 施設 300~499 床, 5 施設 75% 1~299 床, 61 施設 ~299 床 300~499 床 500 床以上大学病院大学病院の分院国立病院機構公立自治体病院社会保険関連病院医療法人関連病院個人病院診療所その他輸血患者の年代別及び男女別輸血状況全体の約 84% 以上 75% 5 25% 女性 52.1% 男性 47.9% 女性 51.4% 男性 48.6% 女性 51.3% 男性 48.7% 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年 ~9 歳 10~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70 歳以上輸血用血液製剤の使用量 ( 単位数 ): 平成 25 年 32 施設 0u 44 施設 69,698u 41 施設 136,527u 41 施設 21,267u 36 施設 6,995u 36 施設 3,015u 血漿分画製剤の使用量 (g 数 ): 平成 25 年 34 施設 32 施設 40 施設 32 施設 36 施設 166,223.1g 69,002.5g 200,786.7g 627.0g 40,180.9g 0.0 1,243 47, ,905 16,812 6, ,748 6,470 4, , WB RCC PC FFP-LR120 FFP-LR-Ap FFP-LR240 FFP-LR480 1~299 床 300~499 床 500 床以上注 ) FFP の単位は 120mL=1u 2, 自己血 FFP-LR-1 FFP-LR-2 を含む 161, , , , , , ,102.0 ALB ALB ALB PPF (4.4% 5%) () (25%) 1~299 床 300~499 床 500 床以上 30, , ,177.5 IVIG 2

3 診療科別疾患別使用量の把握率 ( 対供給実績 ) 77.9% 55.6% 15.7% 9.9% % 85.5% 63.6% 5.4% 4.3% 6.8% 4.2% 赤血球製剤血小板製剤血漿製剤平成 24 年診療科別平成 25 年診療科別平成 24 年疾患別平成 25 年疾患別まとめアンケートの回答率は 73% となり昨年実施した同調査 ( 回答率 66%) を上回った平成 23~25 年では年代別の輸血患者割合が 50 歳以上で多く ( 約 84% 以上 ) 男女別でほとんど差がなかった各輸血用血液製剤血漿分画製剤の使用量については一部の血漿分画製剤を除き 500 床以上の施設で多くが占められていた診療科別の輸血用血液製剤の使用量に関する把握率 ( 供給実績に対する割合 ) は約 56~67% であったが疾患別ではほとんど把握できていない ( 約 4~1) という状況であったまた昨年の同調査と比較すると両項目とも全製剤で把握率が下がっていた 3

4 岡山県血液製剤使用適正化普及委員会の活動状況活動状況について岡山県血液製剤使用適正化普及委員会 1 事業目的我が国の医療医療に使用使用されているされている血液製剤血液製剤のうちのうち全血製剤全血製剤血液成分製剤血液成分製剤は全て国民の善意善意によるによる献血献血で確保確保されているがされているが血漿分画製剤血漿分画製剤についてはについては外国外国からのからの輸入に依存依存しているしている状況状況にあるにあるまたわがわが国の血液製剤血液製剤の使用量使用量は諸外国諸外国に比べ圧倒的圧倒的に多いといういという現状現状に鑑み血液製剤使用の適正化適正化が推進推進されているされているそのため本県本県においてもにおいても平成 4 年 1 月 10 日に血液製剤使用適正化普及委員会を設置 ( 国からのからの委託事業 ( 平成 15 年度まで )) し医師等医師等の医療従事者医療従事者に対するする説明会説明会を実施実施するとともにするとともに個々個々の医療機関医療機関に協力協力を要請要請するなどするなど血液製剤使用適正化のよりのより一層一層の推進推進を図っているっている 2 実施事業年度実施事業 4 医療機関別輸血状況調査血液製剤使用適正化血液製剤使用適正化ガイドラインガイドライン説明会 5 岡山県岡山県におけるにおける輸血療法輸血療法マニュアルマニュアルの作成医療関係者医療関係者へのへの説明会 6 県下医療機関県下医療機関におけるにおける血液製剤血液製剤の保管管理実態調査 7 血液製剤適正管理普及啓発用血液製剤適正管理普及啓発用ポスターのポスターの作成医療関係者医療関係者へのへの説明会 8 県下医療機関県下医療機関におけるにおける輸血検査輸血検査の実施状況調査血液製剤適正管理普及啓発用血液製剤適正管理普及啓発用ステッカーのステッカーの作成 9 県下医療機関県下医療機関におけるにおける血小板製剤血小板製剤新鮮凍結血漿新鮮凍結血漿の使用実態調査 10 県下医療機関県下医療機関におけるアルブミンにおけるアルブミン製剤製剤赤血球製剤赤血球製剤の使用実態調査 11 血液製剤使用適正化血液製剤使用適正化ガイドラインガイドライン説明会 12 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (2 病院 ) 血液製剤使用適正化指針説明会

5 年度実施事業 13 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (4 病院 ) 医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告及個別説明会実施報告及び説明会 14 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (3 病院 ) 医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告及個別説明会実施報告及び説明会 15 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (3 病院 ) 自己血輸血自己血輸血アンケートアンケート調査医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告個別説明会実施報告アンケートアンケート調査結果報告及調査結果報告及び説明会 16 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (3 病院 ) 医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告個別説明会実施報告国通知国通知血液製剤血液製剤の平均的使用量についてについて等説明及等説明及び説明会説明会 17 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院に対してして個別説明会 (1 病院 ) 血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院の輸血療法委員会関係者輸血療法委員会関係者に対するする説明会医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告個別説明会実施報告輸血療法輸血療法の実施実施に関するする指針及び血液製剤血液製剤の使用指針使用指針の改定改定についてについて等説明及等説明及び説明会説明会 18 血液製剤使用適正化真庭地域説明会血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院の輸血療法委員会関係者輸血療法委員会関係者に対するする説明会医療関係者医療関係者へのへの個別説明会実施報告及個別説明会実施報告及び説明会 19 血液製剤使用適正化新見地域説明会血液製剤使用適正化高梁地域説明会血液製剤使用量血液製剤使用量の多い病院病院の輸血療法委員会関係者輸血療法委員会関係者に対するする説明会 20 抗赤血球抗体保有患者抗赤血球抗体保有患者に対するする輸血輸血の追跡調査追跡調査の実施 21 抗赤血球抗体保有患者抗赤血球抗体保有患者に対するする輸血輸血の追跡調査追跡調査の継続輸血業務輸血業務使用量等使用量等アンケートのアンケートの実施 22 輸血業務輸血業務使用量等使用量等アンケートのアンケートの公表及公表及び報告書報告書の作成 23 輸血業務輸血業務使用量等使用量等アンケートのアンケートの報告書作成及報告書作成及び関係機関関係機関へのへの配付 24 岡山県内岡山県内におけるにおける血液製剤血液製剤の使用実態調査使用実態調査アンケートアンケートの実施 25 岡山県内岡山県内におけるにおける血液製剤血液製剤の使用実態調査使用実態調査アンケートアンケートの実施

6 3 平成 26 年度実施事業 (1) 岡山県内岡山県内におけるにおける血液製剤血液製剤の使用実態調査使用実態調査アンケートアンケートの実施 (2) 合同輸血療法委員会の開催血液製剤の使用適正化使用適正化の効果的効果的な推進推進に向けてけて血液製剤使用量血液製剤使用量が多い医療機関 ( 個別説明会を開催開催したした病院 ) から 1 病院あたり 2~3 名の輸血療法委員会関係者 ( 医療機関の輸血責任医師輸血責任医師担当担当の臨床検査技師臨床検査技師薬剤師薬剤師輸血療法委員会委員長管理者 ) 等が参加参加するする合同輸血療法委員会合同輸血療法委員会を開催開催 ( 平成 24 年度からから組織化組織化事務局 : 岡山県赤十字血液センター ) 1 日時 : 平成 26 年 7 月 30 日 ( 火 ) 15:00 00~17 17:00 2 会場 : メルパルク岡山 3 内容 : (1) 血液製剤の使用状況使用状況と最近最近の血液事業血液事業の動きについて (2) 輸血業務使用量等使用量等のアンケートについて (3) ディスカッスカッショション座長上田岡山県血液製剤使用適正化普及員会岡山県血液製剤使用適正化普及員会前副前副会長 4 参加者 :22 病院 37 名他計 50 名 (3) 第 25 回岡山県輸血研究会主催岡山県輸血研究会共催岡山県血液製剤使用適正化普及委員会岡山県合同輸血療法研究会岡山県合同輸血療法研究会 1 日時 : 平成 27 年 2 月 28 日 ( 土 ) 14:00 00~18 18:00 2 会場 : オルガルガビルルオルガルガホール 3 内容 : 活動報告講演 1 緊急時の自己抗体自己抗体陽性陽性者に対するする輸血輸血とフォロフォローアッーアップについて 2 輸血細胞治細胞治療学会認定臨床輸血定臨床輸血看護看護師の役割役割と活動 3 異型適合血輸血実施時適合血輸血実施時におけるにおける輸血輸血部門部門の役割

血液製剤使用量等アンケート調査報告平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移滋賀県輸血療法委員会平成 30 年 3 月

血液製剤使用量等アンケート調査報告平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移滋賀県輸血療法委員会平成 30 年 3 月血液製剤使用量等アンケート調査報告平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移滋賀県輸血療法委員会平成 30 年 3 月目次 1. はじめに 1 2. アンケート調査項目 1 3. 調査結果集計の概要 2 1) 調査対象及び集計対象 : 2 2) 院内体制に関する調査について 3 3) 院内検査の実施について 4 4) 危機的出血時の輸血体制について 5 5) 日本輸血細胞治療学会及び日本自己血輸血学会認定医療従事者の有無について