平成26年  月  日

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1 平成 27 年 12 月 5 日 平成 27 年度卒業論文 小学校高学年のマット運動に対する 学習意欲向上のための指導の工夫について 国士舘大学文学部教育学科初等教育専攻 12-5C055 岩﨑舞 指導教員 河野寛先生

2 概要 本研究は マット運動に対して苦手意識のある児童が積極的に授業に取り組めるための指導法について 児童へのアンケート調査と現役教師へのインタビューを基に検討した 器械運動系は できる できない がはっきりと見えやすく 教師側から見ても指導の難しさを感じることの多い領域である そこで アンケート結果から 周囲を意識し過ぎてしまう児童 恐怖感から運動に積極的になれない児童 自分の運動能力に自信がもてない児童 練習への取り組み方が分からない児童 の 4つのタイプに分類した 児童が授業やマット運動に対して感じていることや 現役教師が行っている指導を基に 4つのタイプそれぞれに対する指導の工夫を考え 更に 授業のなかでの安全への配慮や 児童を指導するにあたって教師に必要とされる力についても論じた また 考察した指導法を実際に単元の指導計画や本時案にすることで 予想される児童のつまずきと指導のポイントについて より具体的にイメージしやすくした 指導法として重要なことは 個に応じた指導をすること 友達との認め合いを大切にさせること 動きの感じをつかませるような指導の工夫 グループの活動を行ったり ICT を活用したりするなどの授業形態の工夫を怠らないように努めていくことであるとした

3 目 次 はじめに 第 1 章緒言 1 第 2 章研究の方法と内容 3 第 3 章結果 5 第 4 章考察 第 1 節児童へのアンケート調査における各項目での傾向 7 第 2 節現役教師が行っている指導の工夫 9 第 3 節指導法 10 第 4 節安全への配慮について 14 第 5 節教師に必要とされる能力 14 第 5 章まとめ 今後の課題 第 1 節指導案 16 第 2 節今後の課題 28 おわりに 29 引用文献 30 謝辞 31

4 はじめに 体育は児童に人気のある教科である 私自身も子供のころから体育の授業が好きであり なかでも器械運動系は最も得意としていた領域であった しかし 私の周りには器械運動系を苦手とする同級生が多くいた 器械運動系では 体を回転させたり ひねったり等の非日常的な動きが要求されるため 恐怖感をもつ児童も多い マット運動を嫌う理由は様々だが いずれにしても マット運動を嫌う児童にとってはマット運動の時間は苦痛であり 孤独を感じる時間だろう 学習意欲とは 学ぼうとする気持ち であると考えられる 学習指導要領で示されている運動領域のなかでも 器械運動系は特に できる できない がはっきりする運動といえる できなかった が できるようになった 時の喜びが大きい一方で できないことを恥ずかしく思ったり 苦手意識をもったりしやすい 更に 器械運動系は個人競技であるため 個人で技の克服を目指すことが多く そのため 仲間と協力して達成する喜びには結び付きにくい そこで もっと上達したい やってみたい という気持ちを児童がもてるように学習活動をより一層充実させ 指導を行うことが必要であると考えた また 器械運動系を嫌う要因としては 様々なことが予想される しかし その要因を一般的に知るだけでなく 子どもたちの生の声を聞き 子どもたちに向き合って考えていくことが 実際に教育現場に携わっていく私たちにとって重要になってくると考え 本主題を設定した 第 1 章緒言 21 世紀は 新しい知識 情報 技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す いわゆる 知識基盤社会 の時代であると言われている (1) 知識基盤社会化やグローバル化はアイディアなど知識そのものや人材をめぐる国際競争を加速させる一方 異なる文化や文明との共存や国際協力の必要性を増大させている このような状況において 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和を重視する 生きる力 を育むことがますます重要となる 教育基本法及び学校教育法では 知 徳 体のバランスとともに 基礎的 基本的な知識 技能 思考力 判断力 表現力等及び学習意欲を重視し 学校教育においてこれらを調和的に育むことが必要である旨が法律上規定された 体育は 知育 徳育と並び教育の 3 本柱として欠かせない大きな柱の 1 つである 体育は 学校における授業の教科または科目の一つとして小学校から高等学校まで実施されている 現代は 心 1

5 身の健康 が学校教育だけの問題でなく社会の問題にもなっており スポーツ等を通して 心身の健康 を育成する目的として行なわれている 学習指導要領の体育の目標には 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てる とある 学習指導要領の改訂の際 体育の分野では生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現に向けて指導内容の改善が図られ 小学校低学年及び中学年では 基本的な動きを身に付けることに重点をおいた 多様な動きをつくる運動 ( 遊び ) が新たに位置づけられた このことからも 小学校から高校までの授業を通してはもちろん 社会人になってからも運動に取り組む人が多くいることが予想される しかし どの運動 スポーツに取り組むにしても まずは体の基本的な動きを身に付け 各種の運動の基礎となる動きができるようになっていることが必要なのではないだろうか そこで 回転系 ( 前転 後転 倒立回転など ) を中心に 巧技系 ( 倒立 バランス ) の運動も含めた非日常的なものが特性と言え 克服するべき困難さが運動自体にあり 自分自身の体を巧みに動かすことでめあてを達成していく器械運動系のマット運動に着目した 学習指導要領では 器械運動系の領域において児童に身に付けさせたい 思考 判断 の内容として 自己の能力に適した課題をもち 技ができるようにするための活動を工夫できるようにする と記載されている つまり 児童が基本的な技の動きやポイントを知り 自分に合った課題を選び それに応じた練習方法を考える力をつけることが求められているのだ そしてマット運動は 練習過程で自己の能力に応じて各種の技に取り組み 技ができるようになったとき より上達したときに楽しさや喜びを味わうことのできる運動である 更に 仲間と協同的な学習ができ 協力したり動きのよさを見分けたりする力が身に付く運動でもある 一方で 教師への調査 (2) ではマット運動の指導の際 つまずきに対して助言しにくいために技を習得させることが難しく 進んで取り組ませることができないことから 指導の難しさを感じている教師が目立ち 学び合いや学習資料が有効に活用されていないとされている 東京都教育委員会では 児童の体力 運動能力が依然として低下傾向にあることを踏まえ 実効性のある対策を講じていくために 平成 21 年度に 子供の体力向上推進本部 が設置された 更に平成 22 年 7 月に 総合的な子供の基礎体力向上方策 として具体策が取りまとめられ 学習指導要領改訂の趣旨及び東京都教育委員会の基本方針を踏まえ 児童が運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに 指導内容の確実な定着を図り 体力を向上させることができる体育学習を目指すとされた このことか 2

6 らも これから児童を指導する立場になる者が 現役教師の指導の現状と児童の実態を把握し より良い学習について考えていくことは当然である そこで本研究では 児童のマット運動に対する学習意欲を高め 児童の一人ひとりが積極的に取り組むことができるようにするための指導について考え また そこで教師に求められる能力についても検討していくこととする 第 2 章研究の方法と内容 児童のマット運動に対する意識を知るため 教育実習校である東京都の江戸川区立第七葛西小学校第 5 学年 85 名と第 6 学年 90 名を対象としたアンケート調査を行った アンケートではマット運動が好きか嫌いかを問うものと 体育に対する意識を知るために体育自体は好きか嫌いかをそれぞれ答えてもらった また 同校でクラス担任をしている 5 名の教師に マット運動の授業の中での指導の仕方や児童への声かけについてインタビューを行った 児童に行ったアンケート調査と現役教師へのインタビューの結果から マット運動の指導法に関して考察する 児童へのアンケート内容 ➀ 体を動かすことは好きですか? 2 体育は好きですか? 3 体育の中で好きなものは何ですか? 4 体育の中で苦手なものは何ですか? 5マット運動は好きですか? (1) 好き どちらかといえば好き と答えた人は好きな理由に を付けてください 得意だから 楽しいから ほめてもらえるから その他 ( ) (2) きらい どちらかといえばきらい と答えた人はきらいな理由に を付けてください 体がかたいから こわいから 痛いから はずかしいから その他 ( ) 6 マット運動の授業の中でどんなことがうれしかったですか? 3 4 では 個人でやるものとチームでやるもの どちらを好むかを知るために個人で やるものではマット運動の他に鉄棒 跳び箱 縄跳び 水泳を加え チームでやるものと 3

7 してサッカー バスケットボールを回答の選択肢の中に加えた 現役教師へのインタビュー内容 ➀ 体育の授業の中で子供たちが楽しんでいる 積極的に取り組んでいると感じるのはどの ような時ですか ( 種目や活動の内容など ) 2 個人種目とサッカー ソフトボールなどのチーム戦 ( 団体種目 ) では どちらの方が子 供たちは興味をもちますか 3 マット運動 跳び箱 鉄棒などの個人種目では どうしても見栄えや出来栄えを気にし て取り組むことに積極的になれない子供がいる場合の声かけや指導などで工夫しているこ とはありますか 4 苦手な子が基本的な技を練習する際 周りの子と自分を比較してやる気をなくしてしま う児童や 劣等感を抱いてさらに嫌いになってしまう児童への声かけや指導で工夫してい ることはありますか 5 苦手な子が多いなと感じるのは何年生あたりからですか 6 技ができるに越したことはないと思いますが その子なりに取り組んでもどうしても出 来ない子に対して その子のやる気を失わせないような授業や指導の工夫はありますか 7 マット運動や鉄棒 跳び箱などでゲームを取り入れた活動をしたことはありますか 8 マット運動では技の練習が活動の中心になりますが 技の練習をしながらも できる できないが重要なのではなく やってみよう 上手になりたい という気持ちが大切だ ということを伝えるための工夫があれば教えてください 4

8 第 3 章結果 実習校におけるアンケート調査の結果は 以下の通りである 表 1 第 5 学年のアンケート結果児童数 85 名 好き 嫌い 体を動かすこと 76 名 (89%) 9 名 (11%) 体育の授業 76 名 (89%) 9 名 (11%) マット運動 63 名 (74%) 22 名 (26%) 表 2 第 6 学年のアンケート結果児童数 90 名 好き 嫌い 体を動かすこと 81 名 (90%) 9 名 (10%) 体育の授業 73 名 (81%) 17 名 (19%) マット運動 66 名 (73%) 24 名 (27%) アンケート調査によると 体育の授業が好きだと回答した児童は第 5 学年では 89% 第 6 学年では 81% と多くを占めていた この中には体育の授業は好きだが 体を動かすこと は嫌いだと回答した児童が両学年合わせて 4 名 ( 第 5 学年 3 名 第 6 学年 1 名 ) いた ま た 体を動かすことが好きだと回答した児童は第 5 学年では 89% 第 6 学年では 90% おり この中に体を動かすことは好きだが 体育の授業は嫌いだと回答した児童は両学年合わせ て 12 名 ( 第 5 学年 3 名 第 6 学年 9 名 ) という結果になった 質問 3 体育の中で好きなもの ( 複数回答あり ) 第 5 学年 6 学年 サッカー バスケットボール ドッヂボール ハンドボール等のボール運動 148 名 水泳 106 名 跳び箱 74 名 マット運動 65 名 縄跳び 51 名 鉄棒 46 名 徒競走 マラソン 4 名 5

9 質問 4 体育の中で嫌いなもの ( 複数回答あり ) 第 5 学年 6 学年 鉄棒 58 名 跳び箱 45 名 縄跳び 38 名 サッカー バスケットボール ドッヂボール等のボール運動 32 名 マット運動 28 名 水泳 26 名 徒競走 マラソン 5 名 質問 56 マット運動について ( 第 5 学年 第 6 学年複数回答あり ) 好きな理由 楽しいから (107 名 ) 得意だから(52 名 ) 誉めてもらえるから(9 名 ) その他( 色々な技があるから 気持ち良いから 上手にできると嬉しいから ) 嫌いな理由 体が硬いから (25 名 ) 痛いから(15 名 ) こわいから(11 名 ) 恥ずかしいから(5 名 ) その他 ( 面倒臭いから 地味だから 難しいから 気持ち悪くなるから ) マット運動の授業の中で嬉しかったこと 技ができたこと (140 名 ) 褒めてもらったこと(69 名 ) 励ましてもらったこと(43 名 ) その他 ( 協力して技が完成したこと 皆の前で技の手本をしたこと 応援してもらったこと 教えてもらったこと ) 6. 現役教師へのインタビュー結果実習校における現役教師が指導で心がけていることについてのインタビュー結果は以下の通りである 実技面での指導 グループを組ませる( 同じようなレベルで 違うレベルの児童も混ぜて ) 技のビデオを見せる できるようになったことを褒める 子供同士で教え合わせる 励まし合いをさせる 6

10 段階をふませる ポイントごとに褒める できたという体験を繰り返させる 楽にできる児童を表にださない 大人( 教師 ) が支えることで安心感を与える 精神面での指導 前向きな言葉をかける 一緒にやろう という声かけをする( 教師から 児童同士で ) 人に教えられたね 良いこと言ったね という声かけをする 初めからきれいにできなくて良いということを指導する これで良いのだという気持ちをもたせる やってみて良かったなと思わせるような指導を心がけている 第 4 章考察 第 1 節児童へのアンケート調査における各項目での傾向アンケート調査では 体育の授業が好きだと回答した児童のなかで 体育の授業は好きだが 体を動かすことは嫌いだと回答した児童が両学年合わせて 4 名 ( 第 5 学年 3 名 第 6 学年 1 名 ) いた また 体を動かすことが好きだと回答した児童のなかで 体を動かすことは好きだが 体育の授業は嫌いだと回答した児童は両学年合わせて 12 名 ( 第 5 学年 3 名 第 6 学年 9 名 ) いた 高学年では領域の数も増え 技術を必要とする発展した運動になっていく そのような中で 児童のそれぞれの領域に対する苦手意識も強まるであろうし 優劣の差も見えやすくなってきてしまう 今回のアンケート調査の結果 全体からの割合としては少ないが体育の授業が嫌いだと回答した児童がいたのは 児童が体育に対して不安感を抱いてしまっているからではないだろうか 次に アンケート調査から 各領域においての児童の傾向を考えてみる まず サッカーやバスケットボール等のボールを使用する運動は 好きなものとして上位に挙げられていた それは クラス遊び として多くの児童がサッカー ドッヂボールやバスケットボールなど 普段の遊びと深く関わっている結果であると考えられる しかし ボールを使用する運動が苦手だと感じている児童がいることも事実である 考えられる原因としては ボールの操り方がわからず ゲームを楽しめるほどの技術が身に付いていないことや 高 7

11 学年では 特に他者と自分を比較するようになり 上手くできないために恥ずかしいという気持ちから意欲を失ってしまうことが考えられる このことから 人気のボール運動であっても他者との比較によって劣等感を抱いていることが予想できる 体育の中で嫌いなものの上位は 鉄棒運動 と 跳び箱運動 の器械運動系であった 嫌いな理由として 体が硬いからという理由が一番多かったことからも そもそも自分にはできないと考えている児童が多くいることがわかった 続いて かつて取り組んだ時に怪我などで痛い思いをしたなどの恐怖心から嫌いだという児童が目立っていた また 恥ずかしい 面倒臭いという精神的な面から嫌っている児童もいた しかし マット運動が好きだと回答した児童の理由として 楽しいから という児童がほとんどを占めており 色々な技があるから というように技に取り組むことを楽しんでいる児童が多くいた マット運動が嫌いな児童 好きな児童共通の質問であった マット運動の授業の中で嬉しかったことでは 技ができるようになったことに喜びを感じている児童がほとんどであった 加えて その他の理由として 励ましてもらったこと 褒めてもらったこと 応援してもらったこと といった 精神的な面で嬉しさを感じている児童が多くいた 児童へのアンケートを基に そこから予想できる 苦手意識 をもつ児童のタイプを挙げてみる まず 過去の 痛い こわい という経験からマット運動に対して恐怖心もっている 1 恐怖感が先行し 運動に対して消極的になるタイプの児童 である 次に 自分の技に対して 上手くないから何か言われるのではないか と意識が過剰になり 抵抗をもってしまう 2 周囲を意識しすぎて 運動に対して消極的になるタイプの児童 である 更に 自分の体力 運動能力に自信がもてず 苦手だと始めからあきらめてしまう 3 自分の体力 運動能力に自信がもてないタイプの児童 である 体が硬い と回答した児童もここに当てはまるだろう 最後に 4 技のポイントが理解できず 何をどうしてよいか分からないタイプの児童 である 難しいから と回答した児童がいたように 初めから技の完成形を目指してしまうと そもそもどのように取り組めば良いのかが分からなくなってしまう 取り組む際のポイントが分からないと自分の課題への見通しが立たず 結局 面倒臭い と感じてしまい 技に取り組むことができない この節で挙げた4つのタイプごとに 現役教師へのインタビューも含めて 第 3 節では指導法を検討していく 8

12 第 2 節現役教師が行っている指導の工夫現役教師へのインタビュー調査によると ボール運動などで行うゲームには勝ち負けがあり 比較的楽しんでいる児童が多いが 個人競技でも団体競技でも 児童自身ができるようになったと実感できている時は楽しく授業に参加できているとのことだ マット運動をはじめとした器械運動系の領域では 周りの児童と自分を比較して劣等感を抱いたり 積極性を欠いてしまったりする児童が特に多い この時 できる技の数が 多い 少ない は関係ないということを意識させていた また その児童なりに取り組んでも どうしても上手くいかないこともある こういう時にも その児童なりの 基本 ふつう 挑戦 という段階を児童と一緒に組み 取り組ませていた 自分のスタートからどれだけできるようになったのかということを大切にさせ 練習では段階をふませながら徐々にレベルアップさせる指導を行っていた 更に 一つの技を複数のポイントで区切り ポイントをクリアできた際にその都度チェックさせるステップアップカード ( 学習カード ) を使用するという意見もあった こうすることで 自分の成長を感じやすくなるとのことだった 取り組んでいる技に近付けるためのスモールステップを各 4 段階ずつ示し 毎時間ごとにこのスモールステップを反復して練習させるという先行研究でも (3) 技のステップカードを作成したことで 個々の課題に応じた練習ができ できる喜びを数多く味わえ 主体的に活動することができたとしている このことからも 一つの技を段階ごとに区切り 練習させる指導は有効であると考えられる また できる できない は問題ではなく できなくても努力していることが大切であることを意識して褒めるようにすることで やる気を引き出すようにしていた できる できない の二元評価だけでなく どれくらいできたか という質への評価をすることで児童が自分の可能性を感じることができたという先行研究がある (4) このことからも 学習カードの活用も含め 一人ひとりの児童に目を配り 教師の細やかな指導や声かけをする場面を設けていくことは 児童が自分の能力に合った課題に委縮することなく取り組むことができるようにするために有効であると言えるだろう 一緒にやろう と言って 隣で見ていてあげたり 付きっきりでなくても 時々 今の手を着くタイミング良かったね や さっきよりも足がきれいに伸びているね など 前向きな声かけをしてあげたりすることで児童のやる気を引き出しており タイミングがとても良かったね 今度はもう少し手を前に付くように意識しよう など アドバイスも加えていくことでやる気の向上につなげているとのことだった できる できない が重 9

13 要ではないということを児童に伝えていくための授業の工夫として 前回の授業よりも良くなった部分や さっきやった時よりも上手くできている部分などを細かく褒めてあげることで やってみようという気持ちをもたせることがポイントであった 自分の褒められるポイントを児童自身が知ることで自信をもち より積極的に授業に取り組むことができるとのことだった 効果的な支援のことばのあり方についての先行研究では (5) 支援のことばを受けなかった児童の技の上達はほとんど見られず 自分の課題を意識し その課題修正のための学習ができなかったということを報告している また 児童自らが決めためあてや課題に沿ったことばの支援をすることで 声かけの効果が上がるとしている このことからも 児童一人ひとりに合った声かけは やる気を引き出すとともに 児童の技術の向上の援助になると言える 体育科で扱っている領域や競技には それぞれに適したゲームや取り組みがある ゲーム活動が多い サッカーやバスケットボールなどのボール運動が好きな児童が多いということを受けて 器械運動系の領域でゲームのような活動を取り入れられないかと考えた しかし ゲーム形式にしてしまうと 個人戦の場合は苦手意識のある児童への心的負担が大きすぎる 団体戦にしても 活躍できた 活躍できなかった ということは結局 技が できた できない の問題になってしまうため そういったゲーム活動のようなものは適していないだろう 技に取り組むにあたって 怖さが一番の敵だと指摘していた現役教師もいた 教師が支えてあげるという安心感と 周りにマットを敷き詰めた状態で段階を踏ませながら練習させ できたという体験を繰り返し実感させることでどの児童も学年関係なしにできるようになるとのことであった 痛い こわい という理由でマット運動が嫌いだと回答した児童が多かったことからも 怖さを取り除く指導の工夫は重要である 第 3 節指導法 ここでは 児童へのアンケート調査及び現役教師へのインタビューから マット運動に 苦手意識のある児童への指導法について 5 つのポイントに絞って考察していく 1. 個に応じた指導 マット運動をはじめとする器械運動系の領域では 動き方を身に付ける学習がどうして も必要になってくる マット運動への苦手意識をもつ児童のタイプで挙げた 1 恐怖感が 10

14 先行し 運動に対して消極的になるタイプ の児童への指導として 段階的な指導 個人に応じた指導が重要になると考えた 児童へのアンケート調査でも 痛い こわい という理由でマット運動を嫌う児童が多くみられたように 恐怖感は技の習得を妨げる大きな要因と考えられる この指導では学習カードやノートが活用できるだろう 学習カードやノートには 何についてどのように取り組めばよいか 児童が活動の見通しをもてるようにしたり 解決する課題を明確にしたりすることや 本時のねらいに対して自分の学習状況がどうであったかを児童自身で振り返ることができるようにするなどの役割がある 教師が技の技術的な要点を分析し 児童がどの技術的課題を習得するのかを明確にして 習得状況を確かめながら 補助をしたり 補助具を活用したりすることで達成感を味わえるようにすることができるだろう また 現役教師へのインタビューにもあったように 一つの技のなかで複数のポイントを区切り 段階をふませながら練習させる指導も有効であると考えた 恐怖心を取り除くうえで 人的 物的 心理的な場づくりが重要な役目を果たすだろう ここでは 易しい場での取り組みや段階的な学習によって徐々に恐怖感をなくし マット運動の特性に触れ 楽しいと感じられるようになる状態を 克服した姿 ととらえることができる 段階的な指導のなかには 基本的な動きを反復して行わせる指導も含まれ 器械運動に必要な運動感覚をつかむ助けになることから 3 自分の体力 運動能力に自信がもてないタイプ の児童に対しても有効だと考える 2. 自分の成長を実感させる指導次に 2 周囲を意識しすぎて 運動に対して消極的になるタイプ の児童への指導については 自分のめあてにどれだけ近づいたか 一つの技のなかに複数あるポイントを意識できたかという観点で自己評価をさせることが有効であると考えた 最終的に完成形までできなくても 取り組みはじめた頃と今の自分を比較させ 自分の成長を実感させることで 授業に対しての意欲や自信につなげられるだろう 児童自身が成長を感じられるようにするために ここでも学習カードやノートを活用できると考える 技ができなくても 技のポイントで わかったこと などを記録し わずかな伸びでも実感できるようにし 成功体験を積み重ねていけるようにすることが重要だと考える また 児童一人ひとりの良いところを 練習中の児童への声かけや授業のまとめの時間などを使って全体に発信 共有していくことで すべての児童に活躍する場が確保され 11

15 意欲的に活動できるようになるものと考えられる 周囲と比較して劣等感を抱かずにいられる環境を整えるためにも 互いに認め合いながら教え合うことのできる雰囲気をつくっていく 具体的に ここが上手くなった ここができるようになった という自分の成長を実感している姿を 克服した姿 ととらえることができる 3. 協同意識を育てる指導更に 3 自分の体力 運動能力に自信がもてないタイプ の児童については 基本的な運動を反復して行わせることを前述した そこに加えて グループ活動を取り入れることを考えた 実際に小集団に分かれての活動について検討した先行研究がある (6) そのなかで 小集団に分かれて 児童同士で見合ってアドバイスする場面では どのポイントを見るか役割分担を行い その上で一人ひとりについて技のポイントに沿って細かく見合うということを取り入れていた その結果 今までは 大体よくできている などの漠然とした評価であったが 見る視点がはっきりしているために細かくアドバイスすることができ 評価を受けた児童も自分の課題がはっきりとわかり 課題設定が正しくできたとしている このような児童に対しては 難易度の低い技から数多く経験させ 多くの場面で できた という満足感を味わえるようにする また 技の難易度やできた技の数にこだわらない雰囲気をつくる 友達と一緒に技に取り組ませることで協同意識を育て こうした手だてにより意欲的に取り組めるようになる姿を 克服した姿 ととらえることができる このようなグループ活動では 児童自身に技を分析させることでポイントを理解させ どこに視点を当てて練習を行えば良いのかという練習の見通しをもたせることができるため 4 技のポイントが理解できず 何をどうしてよいか分からないタイプ の児童に対しても有効であると考えられる 4. 動きの感じをつかませる指導続いて 4 技のポイントが理解できず 何をどうしてよいか分からないタイプ の児童への指導について述べる このタイプの児童は体のどの部分に力を入れたら良いのか どのように動かせば良いのかがイメージできていない そこで 意識のもたせ方を具体的にするために 絵図で示した掲示板などの活用が考えられる 何がポイントなのか 視覚でとらえやすくしたり キーワード化したりすることで どの児童にもわかりやすくポイントを示していくことが重要である 12

16 しかし 技の練習の際に動きの順序のみを示しても その動き方を即座に理解できない児童は多いだろう その場合 動き方のコツをつかめずにめあてに取り組むこととなってしまう 動き方のコツをつかむとは 個々の体が動き方の感じを了承して動きにつなげることで はじめて自分のコツとして成立すること と定義されている (1) そこで 動きの感じ をつかむための練習をさせることが有効だと考えた つまり類似の運動感覚から動き方のコツをつかませる指導である ここでは側方倒立回転を例に挙げるが 脚を振り上げる感覚がつかめない 腰を伸ばす感覚がつかめない という児童には壁倒立で脚を振り上げる感じをつかむ練習や 腰を伸ばす感じをつかむ練習をさせることができるだろう この指導は 習得したい技の練習の一環として行うものであり 児童の発達段階に合わせた動きをさせていくものである このことから 1 恐怖感が先行し 運動に対して消極的になるタイプ の児童への指導としても有効だろう 他にも 感覚語 から動き方のコツやリズムをつかむやり方として 膝を伸ばす感じがつかめない という児童には つま先をピーンと伸ばす と表現することができる このように ポイントをより児童に分かりやすく 児童が受け入れやすい言い方で助言をすることで 児童のなかで具体的にイメージできるようにしていく 5.ICT を活用した指導器械運動教材のカリキュラム開発の先行研究 (7) では 開脚前転の練習をする際にデジタル映像で前転と開脚前転を何度も見比べ 足を伸ばして開くタイミングや 手を付くタイミングを見つけることができたとしている 児童は自分の動きを映像で確認する中で 足が曲がったまま回ってしまうことが原因であったと気づき 手の付く位置を遠くにすることで大きく勢いのある回転を身に付けようと 児童自身で練習のポイントを掴んでいた さらに 毎時間の振り返りでは 何ができていないかよくわからなかったが映像を見ることでポイントがよくわかった 足を伸ばして回っていたつもりだったが 自分の動きを確認してみると膝が曲がっていたことに気が付いた など 単元のはじめは 難しいところ に気が付く児童は少なかったが 次第に自分の動きやデジタル映像を見たり 友達からアドバイスをもらったりする中で自分自身の課題を発見できる児童が増えたとしている このことから 技の練習では 動きのポイントを見つけ そこから自分自身で課題を発見する手段の一つとして 技のポイントをまとめたデジタル教材や 自分の動きを映像で確認できる視聴覚機器を活用することが有効であると考えられる 映像資料の活用は 動 13

17 きを連続してとらえたり その場で必要な情報を即時に確認できたりといった良さがある ことため 4 技のポイントが理解できず 何をどうしてよいか分からないタイプ の児童 への指導に特に有効な指導であると考える 第 4 節安全への配慮についてマット運動が苦手だと回答した児童の中で こわいから 痛いから という理由を挙げていた児童が複数いたため 安全面についての指導も検討していく まず マットからはみ出すことによって発生する事故としては 打撲や捻挫 骨折などが挙げられる この場合 技に対して適切な大きさのマットを用意するという安全管理や マットの位置や大きさ等をよく確認してから練習を行うように児童に安全指導をすることで未然に防いでいく また まだ動きのコツがわからない状態の時には 勢いがつきすぎたりバランスを崩したりして怪我をすることがあるだろう 児童の技能を把握し 段階的 系統的に指導していくこと 一人ひとりの能力に合った練習方法で行うように安全指導をする必要がある まずは準備運動やストレッチを十分に行うように指導することだろう ここでもマットに体を慣れさせるために ゆりかご や かえる跳び などの基本的な動きからはじめ 徐々に大きく揺らす 跳ぶようにさせるなど 段階的に練習するように指導することが必要だと考えた 児童に安心感をもたせるための工夫として 厚みのあるマットを使用することでどの方向に倒れても痛くない環境を用意することや インタビューの回答にもあったように 児童同士ではなく教師がしっかり補助に入ってあげることが有効であると考えた 第 5 節教師に必要とされる能力ここでは 第 3 節で挙げた指導法を行う際に 教師に求められる能力について述べていく まず 主に 1 恐怖感が先行し 運動に対して消極的になるタイプ の児童への指導として 段階的な指導 個人に合わせた指導が必要だと前述した この指導を行う際に注意したいのは いくら教師側がスモールステップの学習段階を示したとしても それだけで児童が できる ようになる保障はないということである 学習段階を示しただけでは プログラム学習としての運動を児童に提示しただけで終わってしまっており 児童はどのようにして体を動かせば良いのかわからないまま 練習に取り組むことになってしまう 更に 基本的な運動を反復させる指導や 類似の運動感覚から動き方のコツをつかませる 14

18 指導を挙げた これらの指導を行う際に教師に求められる能力は 運動技術 の内容を知っておくことだろう これは小学校の教師になるにあたっては大前提のことである また 教師自身が目標とする運動を必ず示範できる必要はないかも知れないが 教師がどうやったらその運動を行えたり 教えられたりするのかということは知っていなければ困る 水島は器械運動を学習する第 3 学年 ~ 第 6 学年の児童は 見た動きをそのまま何の疑いもなく身体で表現するため 児童が まねをしたい と思うような見本を見せることができれば 器械運動に興味 関心を持たせることにつながり また興味をもつことで子どもたちが自主的に技を練習するのではないかと述べている (8) これは まず教師に実技能力がなくてもクラスに目標とする運動を上手にできる児童がいれば模範を示してもらえることと 現役教師へのインタビューにもあったように 新しい技の時などにはビデオや連続図を用いて説明することが考えられる ただし いずれの場合でも児童の感覚的な動きのコツとして分かるように伝え それが身につくまでの手順を示す必要がある この際に問題となるのは 教師が目標とする運動の経験があって当たり前のようにできるような場合 動きのコツを教師の思い込みで説明することだろう つまり これまで自分が普通にやっていたことが大切な技術的内容を含んでいても それを教師自身が意識できなければ意味をなさないことになる そうならないためにも 教師が常に児童の目線に立ち 教材研究をしていくべきである 次に 2 周囲を意識しすぎて 運動に対して消極的になるタイプ の児童への指導として述べた 自分のめあてにどれだけ近づいたかという観点で自己評価させるという指導について考えたい 体育科では 教師にとっても器械運動系に関する指導は特に難しい領域に挙げられるだろう 器械運動系の特徴としては マット 跳び箱 鉄棒 平均台等の器械 器具を用いて体を操作すること できる できない がはっきりすること 非日常的な逆位感覚を挙げることができる 器械運動系における児童の学習に対する理解度について どのように授業に取り組むのか 自分の課題に合った学習方法を工夫できるかということに関わっており 学習過程において教師が児童とどのように関わり指導していくのかということが重要であると松本らは述べている (9) 児童のなかには みんなと同じ課題に耐えられなかったり 周囲からの評価の目が気になったりする児童もいる より高い跳び箱を飛ぶことがより価値が高い という価値観が児童にあるとしたら それは教師が 高さへの挑戦 をさせたと言えるだろう 本来の器械運動の特性 楽しみ方を学習させ 15

19 るために 教師自身が 非日常的な身体操作を行う楽しさを味わう という原点を常に意識することが重要だろう 現役教師へのインタビューの中でも 初めからきれいにできなくて良いということを指導する意見が多くあった これらのことからも 教師のお手本の示し方や児童への声かけ 学習の際の補助の仕方などが 児童の技に対する理解や技能の習得及び運動に対する意欲の向上につながっていくと考えられる 最後に 主に 3 自分の体力 運動能力に自信がもてないタイプ 4 技のポイントが理解できず 何をどうしてよいか分からないタイプ の児童への指導として挙げた グループ活動を取り入れる指導について掘り下げてみる 小グループに分かれて活動させることで 具体的なアドバイスをし合えるという長所があると前述した 更に 現行の学習指導要領解説体育編では 器械運動の内容に ペアやグループで動きを組み合わせて演技をしたりすることができるよう配慮する とある 水島は いくつかの集団に分けることによって ある程度児童にまんべんなく目が届くようになるが 同じ技をみんなに行わせるような指導ではなく あくまでも個に応じたものでなければならないと指摘している (8) 更に グループ活動をする際に 各グループがどのような目標をもつかということにも注意しなければならないと述べている こうしたことからも 教師はグループを組む上で学習カードなどを活用し 各集団に合った目標設定を促すことができる力をもたなければならないだろう 教師は授業において傍観者になるのではなく 常に児童の運動に共感し 児童の表情を感じ取る努力が不可欠であると考える 第 5 章まとめ 今後の課題 第 1 節指導案 指導案概要 マット運動には非日常的な動きが多く含まれている それだけに 導入の段階で基礎となる動きや感覚を段階的に確認したり 習得したりできる易しい運動を取り入れることが効果的だと考えた また 学習カードや掲示物を用意することで技の動きをイメージできるようにしたり 児童の実態によっては視聴覚機などを活用し 練習の仕方やポイントを知る機会を用意したりすることも大切だろう 指導に際しては グループ活動を通しての学び合いや 自分で課題を考え 練習の場や練習方法を選択するなどの主体的な学習活動を取り入れ 児童が自分に合った課題解決的な学習を行えるようにしていく 児童は中学年までに基本的な回転技や倒立技に取り組む 高学年では自己の能力に適 16

20 した技を安定してできるようにすることが学習の中心となってくる また 大きな前転 開脚前転 開脚後転 補助倒立 などの発展技にも取り組む その際 易しい場や条件のもとで取り組める学習展開を工夫し すべての児童が運動の楽しさや喜びに触れることができるように工夫する また マット運動の楽しさを広げるために 技能の習得を目指して練習をするだけではなく ペアやグループで動きを合わせて技を発表する時間を設定したり できる技を組み合わせて演技をする活動を取り入れたりするなどの工夫も取り入れる 器械運動系は児童の技能の習得状況に大きな個人差が予想されるため どのように目標を設定し 授業展開の工夫をするのかということを次に述べていく まず目標設定の工夫については 目指す児童の姿を設定し おおむね満足 の状態について共通理解をする その上で児童の技能レベルに応じた指導を心がけていく そこで 1 児童自身が自分の進み具合から本時の目標設定ができるように学習カード等の工夫をし 指導すること 2 技能の習得の段階を明確にし 児童が次にどのような動きを身に付けたらよいかを明確にすること 3グループ学習やペア学習でアドバイスをし合う場合はお互いの目標がわかるように提示したり 学習カードの交換をする等の工夫をしたりすることを 目標を設定するにあたっての工夫として考えた 授業を展開していくうえでの工夫では 段階的な指導では技の完成だけでなく途中の段階ができたことで達成感を味わえるように指導することが重要だと考えた 1まずは児童が技の習得をしやすいように技能の習得状況により 場の工夫や段階的な練習ができるようにすること 2うまくできない時には前の段階に戻れるようにしたり できるようになった時には次の技や発展技にチャレンジしたりできる場を設けるようにすること 3お互いにアドバイスをし合う時間を設定する際は 見るポイントをはっきりさせること 4 目指す技の完成 発展の道筋を示すことによって児童が何を身に付けたら良いのかわかるようにすることを工夫として考えた また 技のやり方の図を提示することで視覚化させ 技の手順がわかるようにすることや デジタルカメラ等の ICT を活用することで体の動きを見るなど 自分の姿勢がどのようになっているかを確認させるという工夫も児童の発達段階に応じて取り入れていく 17

21 第 5 学年体育科学習指導案 1 単元名器械運動 マット運動 2 単元の目標基本的な回転技や倒立技を安定してできるようにするとともに その発展技をできるようにする また それらの技を繰り返したり組み合わせたりすることができるようにする 運動に進んで取り組み 約束を守り助け合って運動をしたり 場や器械 器具の安全に気を配ったりすることができるようにする 自己の能力に適した課題を知り その課題に応じた練習の場や段階を選ぶことができるようにする また 技をつなぐ方法を知り 自分の力に合った技を繰り返したり組み合わせたりすることができるようにする 3 評価規準 ア関心 意欲 態度イ思考 判断ウ運動の技能 単元の評価規準 技を高めたり組み合わせたりする楽しさや喜びに触れることができるよう マット運動に進んで取り 課題の解決の仕方を知るとともに 自分の課題に合った練習の場や方法を選んでいる 繰り返したり組み合わせたりするための自分の力に合った安定した基本的な回転技や倒立 組もうとしている 技をつなぐ方法を知る 技 及びその発展技がで 約束を守り 友達と助け とともに 自分の力に合 きる 合って技の練習をしよう った技を組み合わせて としている いる 器械 器具の準備や片付 けで分担された役割を果 たそうとしている 運動する場を整備した り 器械 器具の安全を保 持したりすることに気を 配ろうとしている 18

22 学習活動に即した評価規準 1 技を高めたり 組み合わせたりする楽しさや喜びに触れることができるよう 進んで運動に取り組もうとしている 2 約束を守り 友達と助け 1 課題解決の仕方を知るとともに 自分の課題に合った練習の方法や場を選んでいる 2 自分が取り組む技のポイントを知り 技がで 1 自分の力に合った安定した基本的な回転技ができる 2 自分の力に合った安定した基本的な倒立技ができる 合って技の練習をしよう きるようにするための としている 運動の行い方を工夫し 3 自分の力に合った回 ている 転技の発展技ができる 3 器械 器具の準備や片付 けで分担された役割を果 4 自分の力に合った倒 たそうとしている 立技の発展技ができる 4 運動する場を整備した 5 自分の力に合った技 り 器械 器具の安全を保 を繰り返したり 組み合 持したりすることに気を わせたりすることがで 配ろうとしている きる 4 単元についてマット運動はボール運動のように勝ち負けを競うなどのゲーム性はないが 技を身に付けたり 新しい技に挑戦したりするときに楽しさや喜びを味わうことのできる運動である また 自分の力に合った技を習得するために目標をもち より美しい動きができるようになったりする楽しさや喜びがある さらに 友達と助け合い教え合って練習を進める中で 個々の課題を明確にしたり課題解決の仕方や場 段階を選んだりする力を高めることもできる しかし 高学年になってくると技をこなしていく他の友達よりも劣っていると感じると練習に取り組むことを避ける児童もでてくる そこで 3 4 年生の時に学んだように自分の力に合った技を練習すること 練習方法がその児童にとって適切か さらに 過度に他の友達と自分を比較していないかということを確認させたい また 発展技や組み合わせ 19

23 技の練習の際には友達とお互いに教え合い 励まし合うことを通じて マット運動の楽し さを感じさせたい 5 教材の関連性 領 域 1 2 年 器械 器具を 使っての運動遊び 3 4 年 器械運動 5.6 年 器械運動 教 色々な方向へ転がる 色々 基本的な回転技や倒立技 技の繰り返し 組み合わ 材 な転がり方をする等の マ せ 発展技 ットを使った遊び 逆さ姿勢などをしたりする 自分に合った練習方法や 基本的な技を安定して行 楽しさを感じる 練習の場を工夫した活動 う組み合わせ技 発展技 の練習の方法などの工夫 20

24 7 指導計画 ( 全 12 時間 ) 時ねらい学習活動評価 ( 評価方法 ) 1 安全面に気を付け 既に習得した技や基本的な技で体を慣らす 1 学習内容の確認 学習の流れ 学習カードの使い方 めあてのもち方 振り返りの仕方 グループ学習の仕方 安全面での注意( 場 服装等 ) 2 準備運動 3 場の準備 4 できる技の確認 前転 後転 壁倒立 腕立て横跳び越し 中学年までに取り組んだ 自分ができる技の確認をする 5 整理運動 6 本時の振り返り 7 片付け ア -34( 観察 ) 21

25 2 3 友達と助け合い 教え合いをしていく中でより自分に合った練習方法を見つけていく 1 学習の流れを知る ア-2( 観察 学 本時の学習内容を伝え 児童が見通しをもてるよ習カード ) うにする 2 準備運動 3 場の準備 4 体慣らしの運動ウ-12( 観察 ) ゆりかご 動物歩き カエルの足打ち 前転がり 後ろ転がり ジャンプ バランス等の動きを行う 5 基本的な回転技に取り組む 安定した前転 安定した後転 中学年で学習したことを再確認できるようにする 易しい場や条件のもとで取り組むことができるようにする 6 基本的な倒立技に取り組む 安定した壁倒立 安定した腕立て横跳び越し 易しい場や条件のもとで取り組むことができるようにする 基本的な技を身に付けた児童に発展技のポイントを紹介し取り組むようにする 7 整理運動 8 本時の振り返り 技能を習得した場合は どうしたら習得できたのか 習得できなかった場合は どこまでできているのかを振り返るようにする よい動きや よい教え合いや学び合いができていた児童を紹介する 9 片付け 22

26 4 5 友達と助け合い 教え合いをしていく中でより自分に合った練習方法を見つけていく 1 学習の流れを知る 2 準備運動 3 場の準備 4 体慣らしの運動 5 回転技に取り組む 大きな前転 開脚前転 開脚後転 6 倒立技の課題別学習に取り組む 補助倒立 側方倒立回転 頭倒立 ブリッジ 易しい場や条件のもとで取り組むことができるようにする 児童が身に付けた技に応じて技の繰り返し 組み合わせに取り組むようにする 7 整理運動 8 本時の振り返り 9 片付け ア-1( 観察 ) イ-1( 観察 学習カード ) ウ-12( 観察 ) 23

27 6 7 8 友達と助け合い 教え合いをしていく中でより自分に合った練習方法を見つけていく 1 学習の流れの確認 2 準備運動 3 場の準備ア-34( 観察 4 体慣らしの運動学習カード ) ゆりかご 動物歩き カエルの足打ち 前転がり ウ-34( 観察 ) 後ろ転がり ジャンプ バランス等の動きを行う 単元の後半部分では 動きの大きさ 時間や回数 用具などを活用して動きのバリエーションを増やしながら質を高めていく 5 回転技の課題別学習に取り組む 6 倒立技の課題別学習に取り組む 教え合いができるように同じ技に取り組む児童同士でグループを組むようにする 易しい場や条件のもとで取り組むことができるようにする 技の繰り返しや組合せの場も設定し取り組むことができるようにする 児童が身に付けた技に応じて更なる発展技のポイントを紹介し取り組むようにする 7 整理運動 8 本時の振り返り 9 片付け 24

28 9 ~ 1 2 習得した技を発表することで 自分の技の上達を感じる 1 学習の流れの確認 2 準備運動 3 場の準備 4 体慣らしの運動 5 選択した技の課題別学習に取り組む 今まで学習した 回転技 倒立技の中から選択 組合せを意識して 組合せに取り入れた技に取り組むようにする 教え合いができるように同じ技に取り組む児童同士でグループを組むようにする 雄大に 美しくすることをめあてとして取り組む ア-12( 観察 ) イ-12( 観察 学習カード ) ウ-345( 観察 ) ようにする 児童の技能の高まりに応じて更なる発展技のポイ ントを紹介し 取り組むようにする 6 技の組み合わせに取り組む グループ内で演技を見合い アドバイスができる ようにする 組み合わせる技は四つ程度とする 身に付けた技が少なく 組み合わせる技が少ない 場合は技を繰り返してもよいことを助言する 技の繰り返しや組み合わせを生かして ペアやグ ループで演技をするなど 児童の学習状況や実態 に応じて学習を計画する 7 整理運動 8 本時の振り返り 9 片付け 25

29 8 本時の学習指導 (2/12) (1) ねらい 自分の能力に適した運動ができる 友達とかかわり合い 互いに声をかけ合って学習する 基本的な技の動き方や技のポイントを知り 自分の力にあっためあてをもつ (2) 本時の展開 導入 展開 整理 学習活動 内容 1 本時の学習内容を確認する 2 準備運動をする 3 体慣らしの運動をする ゆりかご 動物歩き カエルの足打ち 前転がり 後ろ転がり ジャンプ バランス等の動き 4 ポイントの確認 前転 後転 の完成形を知る 前転 後転 のポイントを知る 実際にやってみて自分の力を確かめる 安定した壁倒立 腕立て横跳び越し の完成形を知る 安定した壁倒立 腕立て横跳び越し のポイントを知る めあてを決める 5 それぞれのレベルに合った技に取り組む 6 整理運動 7 本時の学習を振り返る 友達の良かったところを発表する 8 整理運動をする 9 後片付けをする 指導上の留意事項 評価 中学年で学習したことを再確認できるようにする 上手な児童か教師が手本を見せる 場合によっては本時に取り組む技の映像を見せる できない児童を補助する 易しい場や条件のもとで取り組むことができるようにする 児童の現時点での能力を把握する グループの中で上達した児童がいれば発表させる よい動きや よい教え合いや学び合いができていた 児童を紹介する 26

30 9 板書計画 前転 後転 前転のポイント 1 あごを引いて おへそを見るように頭を中にいれる 2 お尻を高くあげた状態で 手で体を支えた姿勢から回る 後転のポイント 1 背中を丸める 2 手を早くつく 3 後ろに倒れた時にお尻を高くあげる 3 後頭部 首 背中 お尻の順に床につ くように回る 10 発展技の技能面で予想されるつまずきとその支援ここでは 基礎的な技を習得した児童が発展的な技に取り組んでいくにあたって 技能面において予想されるつまずきとその支援について 具体的な技をいくつか例にあげて述べていく まず初めに 前転の発展技である跳び前転で予想されるつまずきとして 1 遠くに跳べない 2 腰が大きく開けない 3 足を引きつけてしゃがみ立ちになれないことが考えられる 13の支援としては 跳び箱などの低い台を利用し 台上からの前転を練習することが有効だろう あごを引いて膝を素早くかかえ込む動きの感覚をつかむことができる 加えて 2の支援では いくつか重ねたマットを利用した前転を行うことで足の振り上げる感覚をつかませることができる 次に 後転の発展技である伸膝後転では 1 膝を伸ばしたまま回れない 2 勢いよく回れない 3 膝を伸ばしたまま立つことができないことが挙げられるだろう まず 1の支援ではしゃがんだ姿勢から膝を伸ばして回転を始めるようにさせることで 尻部を遠くに着く感覚をつかませる 23では マットを坂道にし 斜めの勢いを利用して頭の後ろまで足をふるようにさせる また 足が頭を越えたと同時に力強くマットを押すようにさせることで 着地する際に腕を押し出す感覚もつかませる この時に 足と手が近づいたらマットを押して立てるように練習させる マット運動において比較的早い段階で取り組む技の一つとして倒立がある そこで 倒立の発展技についても触れておく 発展技の一つである倒立前転で予想されるつまずきと 27

31 して 1 倒立で静止できない 2 倒立から前転に移れない 3 滑らかに回れないことが挙げられる この 3 つに共通する支援として 補助倒立から回る練習をすることが有効だと考えている 補助倒立で体を伸ばした姿勢を一定時間保つようにしてから 膝と腰の曲げを遅くするように補助者にゆっくり降ろしてもらうことで 感覚をつかむことができる また 回り始めたらあごを引いて 腹部を見るように声掛けをすることで更にスムーズに回転できる 第 2 節今後の課題本研究ではマット運動に対して苦手意識をもつ児童の意欲を高め どのようにしたら積極的にマット運動に取り組むことができるのかということを 児童へのアンケート調査及び現役教師へのインタビューを基に検討した どのような指導法が有効であるかを明確に証明したものではないため 指導法について考察したことがどれ程有効であるかは実際に教育現場で児童の実態に合わせながら実践 検討する必要があるだろう 本研究のはじめに 体の基本的な動きを身に付け 各種の運動の基礎となる動きができるようになっていることが必要だろう としていた しかし マット運動をはじめとする器械運動系が得意であるにも拘わらず ボール運動は苦手である児童もいるだろう 今後は こうしたことが起こる原因を探っていく必要がある また 技の練習に意欲をもって取り組み 努力したにも拘わらず 結果的に技の習得には至らなかった児童への指導や対応についても考えていく必要があるだろう 今回 児童へのアンケート調査では体育全般についての質問も入れたが アンケートの質問の内容を器械運動系やマット運動に絞ったものにすることで より具体的な児童の意見や考えを知ることができただろう また 現役教師へのインタビューについても 授業での時間配分や具体的な技ごとの指導や声かけ 安全指導 学習形態ごとの指導 評価の仕方など 質問内容に幅をもたせることで 更に指導の工夫についての新たな気づきが生まれただろう 今後はより多くの視点から児童への指導の工夫を考え 実践 検証していく必要がある 28

32 おわりに 今回の児童へのアンケート調査では マット運動は嫌いだが体を動かすことが好きだと回答した児童が多くいた マット運動が嫌いな理由として 体が硬いから と体の柔軟性に自信を持てない児童が最も多かったが 恥ずかしいから 痛いから こわいから という理由もあった 技術面での支援を行うのは当然だが 同時に 児童の精神面をサポートする授業の工夫をしていくことでマット運動を好きになってくれる児童が増えるだろう 現役教師へのインタビューでも 楽に技ができる児童ばかりを表に出し過ぎず できるだけ多くの児童をポイントごとに褒めるという工夫をしている意見が目立った 基本的にマット運動をはじめとする器械運動系は個人競技であるが 小グループでの活動を取り入れ 児童同士が応援し合える環境を整えることが 苦手意識のある児童に関しては特に有効的であると考えている現役教師が多くいた そこで マット運動嫌いの指導法として大切なポイントは次の5つであると考えた 1 個に応じた指導をする 2 友達との認め合いを大切にさせる 3 グループ活動を行う 4 動きの感じをつかませる 5 ICT の活用 児童一人ひとりがそれぞれ個性をもっているように 体育の苦手も様々である 児童と向き合い それぞれの児童をよく見つめ 児童理解への努力を惜しんではならない マット運動だけに言えることではないが マット運動を苦手だと感じている児童は 何らかのかたちで教師に助けを求めてきているだろう 教師はその声にいち早く気づき 児童のために動くべきなのだ それは 授業中に声をかけ 小さなことでも褒め 認めてあげることであったり 隣で一緒に技の練習をしてあげることだったりするのだと私は考えている マット運動の授業の中で嬉しかったことの一番は 技ができたこと であったが その他にも 励ましてもらったこと 褒めてもらったこと という回答が多くあった 現役教師へのインタビューでも 前向きな言葉をかけることや 初めからきれいにできなくて良いという指導をすることを心がけている現役教師が多くおり 児童のやる気を効果的に引き出す指導をしていることがわかった また グループに分かれての活動についても 重要性を見逃すことはできない できる 29

33 できない が明確にわかるマット運動では 見栄えや他者との比較による心の葛藤も苦手意識につながっていることは前にも述べた 友達同士で助け合い 励まし合う姿勢づくりに教師がつとめることも重要なポイントである グループに分かれての活動を通して助け合いの場を設けることによって 友達に助けてもらってできるようになった 友達とやると心強い 積極的にできる という意識を児童にもたせていきたい 体育というものは児童の心身の発達に欠くことのできないものである また これから先の心身の健康を保ち 生涯スポーツに取り組んでいくためにも 運動 スポーツは生活に欠かせないものである 器械運動系の領域では非日常的な動きが目立ち できなくても問題ないように思えるかもしれないが 体を思い通りに動かすための基礎であり 様々な運動 スポーツに取り組むにあたって自分の思い通りに体を動かす助けになる 児童が生き生きと学習に取り組んでいけるように 教師は今後も努力し続ける必要があるだろう 引用文献 (1) 文部科学省 (2015) 器械運動指導の手引き (2) 教育委員会 (2010) 教育研究員研究報告書体育 (3) 村山幸永 浅香勝利 峯岸由佳 (2009) 系統的 段階的に技能を身に付けられるマット運動指導の工夫 - 指導内容を明確にした単元計画 技のステップカードの作成と ICTの活用を通して- (4) 田澤トニオ 個性を再発見する器械運動 - 学び方の学習 選択学習を通して- (5) 仲嶋良浩 効果的なことばのあり方について -5 年生のマット運動の事例的分析を通して- (6) 目黒徹 できる楽しさを味わうマット運動の指導の工夫 (7) 佐伯育伸 藤原由弥 小早川善伸 木原成一郎 松尾千秋 (2009) 小 中一貫校における器械運動教材でのカリキュラム開発 (8) 水島宏一 器械運動の指導に関する研究 (9) 松本香奈 久世均 内藤譲 (2009) 小学校体育 器械運動における児童の学習支援方法に関する教材開発 30

34 謝辞論文の作成にあたり まずは論文作成初期からご指導いただいた河野寛講師に感謝の意を示します 更に お忙しい中アンケート調査 インタビューに協力していただきました実習先の小学校の児童の皆さん及び先生方にも感謝の意を示します 卒業研究体育の研究室の皆様にも日常の議論を通じて知識をいただくなど ご協力をいただきました 最後に 大学まで進学させてくれた両親にも深く感謝します 本論文への皆様のご協力に感謝を述べて終わりとさせていただきます 31

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