平成 31 年度償却資産 ( 固定資産税 ) 申告の手引償却資産申告書の提出期限平成 31 年 1 月 31 日 ( 木 ) 日頃から市税務行政に御理解と御協力を賜り厚く御礼申し上げます固定資産税は土地や家屋のほかに会社や個人で事業をされている方が所有する構築物機械器具備品などの償却

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ゆきしげい
4 years ago
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1 平成 31 年度償却資産 ( 固定資産税 ) 申告の手引償却資産申告書の提出期限平成 31 年 1 月 31 日 ( 木 ) 日頃から市税務行政に御理解と御協力を賜り厚く御礼申し上げます固定資産税は土地や家屋のほかに会社や個人で事業をされている方が所有する構築物機械器具備品などの償却資産 ( 事業用資産 ) についても課税の対象となっており毎年申告しなければならないこととなっております ( 地方税法 383 条 ) つきましてはこの手引を御覧になり申告書等を作成の上御提出くださるようお願い申し上げます目次 1 償却資産とは 1 ⑴ 償却資産の種類と具体例 1 ⑵ 業種別の主な償却資産 1 ⑶ 家屋と償却資産の区分 1 2 申告から課税までのながれ 3 3 償却資産の申告について 4 ⑴ 申告していただく方 4 ⑵ 申告書等の提出先 4 ⑶ 申告書等の提出期限 4 ⑷ 申告の対象となる資産 4 ⑸ 申告の対象とならない資産 5 ⑹ 提出していただく書類 5 4 償却資産の評価額の計算方法について 6 5 不申告又は虚偽の申告について 7 6 調査協力のお願いについて 7 7 申告書等の記入例 8 ⑴ 償却資産申告書 8 ⑵ 種類別明細書 ( 増加資産全資産用 ) 9 ⑶ 種類別明細書 ( 減少資産用 ) 埼玉県新座市野火止一丁目 1 番 1 号新座市役所財政部資産税課家屋係

2 1 償却資産とは 1 償却資産とは固定資産税の対象である償却資産とは土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産でその減価償却額が法人税法又は所得税法の所得の計算上損金又は必要な経費に算入されるもののうちその取得価額が少額である資産その他の政令で定める資産以外のものをいいます ⑴ 償却資産の種類と具体例償却資産の対象となる主な資産の例示です 1 資産の種類構築物構築物建物付属設備 2 機械及び装置主な償却資産舗装路面庭園門堀緑化施設等の外構工事フェンスビニールハウス等受変電設備家屋所有者と異なる賃借人が店舗等に施工した内装等各種製造加工機械工作機械印刷機械土木建設機械 ( ブルドーザークレーン等 ) 農業機械機械式駐車設備等 3 船舶釣舟ボート作業船等 4 航空機飛行機ヘリコプターグライダー等 5 車両及び運搬具 6 工具器具及び備品 ⑵ 業種別の主な償却資産大型特殊自動車 ( 分類番号が 0 00~09 及び 000~ ~99 及び 900~999 のもの ) 等机椅子テレビパソコンコピー機エアコンネオンサイン応接セットレジスター自動販売機各種工具等業種共通小売店飲食店理容美容業クリーニング業医 ( 歯 ) 業駐車場事業工場印刷業建設業鉄工業主な償却資産駐車場設備受変電設備発電設備蓄電設備舗装路面庭園門堀外構外灯ネオンサイン広告塔中央監視装置看板簡易間仕切応接セットロッカーキャビネットエアコンパソコンコピー機レジスター金庫等商品陳列ケース陳列棚陳列台自動販売機冷蔵庫冷凍庫日よけ等接客用家具備品自動販売機厨房設備製氷器カラオケセットテレビ放送設備冷蔵庫冷凍庫日よけ室内装飾品等パーマ器消毒殺菌器サインポール理美容椅子洗面設備タオル蒸器テレビ等洗濯機脱水機乾燥機プレス機ビニール包装設備機等各種医療機器 ( ベッド手術台 X 線装置分娩台心電計電気血圧計保育器脳波測定器 CT 装置 MRI 装置各種検査機器 ) 各種事務機器待合室用いす等柵照明等の電気設備駐車装置 ( 機械設備ターンテーブル ) 駐車場料金精算機白線等旋盤ボール盤プレス機金型洗浄給水設備構内舗装溶接機貯水設備福利厚生設備等各種印刷機活字盤鋳造機裁断機等ブロックゲージポンプポータブル発電機ブルドーザーパワーショベルコンクリートカッターミキサー等旋盤ボール盤スライス盤研削盤鋸盤プレス機剪断機溶接機グラインダー等 ⑶ 家屋と償却資産の区分家屋 ( 建物 ) には電気設備給排水設備衛生設備空調設備運搬設備等の建築設備 ( 家屋と一体となって家屋の効用を高める設備 ) が取り付けられていますが固定資産税においてはそれらを家屋と償却資産に区分して評価しています - 1 -

3 設備等〇家屋と構造上一体となって家屋の効用を高めるもの ( 電気設備給排水設備等 ) 〇独立した機器としての性格の強いもの〇特定の生産又は業務用の設備等 < 家屋と償却資産の区分表 > 家屋と設備等の所有関係同じ場合家屋償却資産異なる場合償却資産償却資産家屋と設備等の所有関係設備等の設備等の分類設備等の内容同じ場合異なる場合種類家屋償却資産家屋償却資産建築工事内装造作等床壁天井仕上店舗造作等工事一式受変電設備設備一式予備電源設備発電機設備蓄電池設備無停電電源設備等中央監視設備設備一式電灯コンセント設備屋外設備一式照明器具設備屋内設備一式電力引込設備引込工事電力配線設備特定の生産又は業務用設備上記以外の設備電話機交換機等の機器電話設備配管配線端子盤等電気設備 LAN 設備設備一式放送拡声設備マイクスピーカーアンプ等の機器配管配線等インターホン設備集合玄関機親機子機等監視カメラ受像機 ( テレビ ) カメラ (ITV) 設備配管配線等避雷設備設備一式火災報知設備設備一式盗難非常通報装設備一式置給排水設備屋外設備引込工事特定の生産又は業務用設備配管高架水槽受水槽ポンプ等局所式給湯設備 ( 電気温水器湯沸器用 ) 給湯設備局所式給湯設備 ( ユニットバス用床暖房用等 ) 給排水中央式給湯設備衛生設備屋外設備引込工事特定の生産又は業務用設備ガス設備屋内の配管等衛生設備設備一式 ( 洗面器大小便器等 ) 消化設備消火器避難器具ホース及びノズルガスボンベ等消火栓設備スプリンクラー設備等空調設備空調設備ルームエアコン ( 壁掛型 ) 特定の生産又は業務用設備上記以外の設備換気設備特定の生産又は業務用設備上記以外の設備自動車管制装置設備一式駐車場設備機械式駐車設備 ( ターンテーブル含む ) 料金精算機駐車券発行機カーゲートフラッパーゲート等運搬設備工場用ベルトコンベアエレベーターエスカレーター小荷物専用昇降機等顧客の求めに応じるサービス設備 ( 飲食店ホテルその他の厨房設備百貨店等 ) 寮病院社員食堂等の厨房設備設備等上記以外の設備洗濯設備冷蔵冷凍倉庫における冷却装置ろ過装置 POSシステム広告塔ネオサイン文字看板袖看板簡易間仕切 ( 衝立 ) 駐輪設備ゴミ処理設備メールボックスカーテンブラインド等外構工事外構工事工事一式 ( 門塀緑化施設等 )

4 2 申告から課税までのながれ (4) 課税台帳の閲覧 (1) 申告書の提出 (2) 価格等の決定及び課税台帳への登録 (3) 課税台帳に登録した旨の公示 (6) 納税通知書の交付 (7) 納期 (5) 審査の申出 (1) 申告書の提出賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在所有している償却資産をその年の1 月 31 日までに資産が所在する市町村に申告してください (2) 価格等の決定及び課税台帳への登録償却資産の価格等は申告及び調査に基づいて決定し償却資産課税台帳に登録します (3) 課税台帳に登録した旨の公示価格等を償却資産課税台帳に登録した旨を市長が公示します (4) 課税台帳の閲覧償却資産課税台帳に登録した価格は資産税課において所有者納税管理人及び代理人等固定資産税の課税に直接関係を有する方へ閲覧に供しています閲覧は価格等を償却資産課税台帳に登録した旨を公示した日から可能となります (5) 審査の申出償却資産課税台帳に登録された価格に不服のある方は納税通知書の交付を受けた日の翌日から起算して3か月以内に固定資産評価審査委員会に審査の申出をすることができますまたこの審査の申出に対する決定になお不服があるときは当該決定に対してのみ取消しの訴えを裁判所に提起することができます (6) 納税通知書の交付下の算式により税額を算出し 5 月上旬に納税通知書を交付します税額 (100 円未満切捨て )= 課税標準額の合計 (1,000 円未満切捨て ) 税率 (1.4%) なお償却資産の課税標準額の合計が 150 万円 ( 免税点 ) 未満の場合は償却資産については課税されないため納税通知書は交付しません (7) 納期通常 4 回の納期 ( 新座市では 5 月 7 月 12 月翌年の2 月 ) に分けて納めていただきます - 3 -

5 3 償却資産の申告について ⑴ 申告していただく方平成 31 年 1 月 1 日現在償却資産を所有されている方ですなお次の方も申告が必要ですア償却資産を他に賃貸している方イ所有権移転外リースの場合償却資産を所有している貸主の方ウ所有権移転リースの場合原則として償却資産を使用している借主の方エ償却資産を共有されている方 ( 各々の持分に応じて個々に申告されるのではなく代表者を決めて共有名義で申告してください ) オ内装造作及び建築設備等を取り付けた賃借人 ( テナント ) 等の方償却資産を所有されていない方は該当資産なしとして申告をお願いしますまた廃業移転合併等ですべての資産が減少した方も減少の申告をお願いします ⑵ 申告書等の提出先新座市役所資産税課に御提出ください郵送でも提出することができます申告書の控えを御希望の場合は切手を貼り付けた返信用封筒を同封してください切手の貼付がない場合は返送しかねますので御了承ください ⑶ 申告書等の提出期限平成 31 年 1 月 31 日 ( 木 ) です期限近くになりますと窓口が混雑しますのでお早めに御提出くださるよう御協力をお願いします ⑷ 申告の対象となる資産平成 31 年 1 月 1 日現在において事業の用に供することができる資産ですなお次のような資産も申告が必要になりますア償却済資産 ( 耐用年数が経過した資産 ) イ建設仮勘定で経理されている資産 ( 建設中の資産 ) ウ簿外資産 ( 帳簿に記載されていない資産 ) エ遊休資産 ( 稼働を休止しているが維持補修が行われている資産 ) オ未稼働資産 ( 完成しているが未だ稼働していない資産 ) カ改良費 ( 資本的支出 : 新たな資産の取得とみなし本体とは区分して取り扱います ) キ福利厚生の用に供するものク使用可能な期間が1 年未満又は取得価額が20 万円未満の償却資産であっても個別に減価償却しているもの - 4 -

6 ケ租税特別措置法の規定による中小企業等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入特例を適用した資産 ⑸ 申告の対象とならない資産次にあげる資産は償却資産の対象にならないので申告の必要はありませんア自動車税軽自動車税の課税対象となるものイ無形固定資産 ( ソフトウェア特許権等 ) ウ繰延資産 ( 創立費開業費開発費等 ) エ平成 10 年 4 月 1 日以後開始の事業年度に取得した償却資産で耐用年数が1 年未満又は取得価額が10 万円未満の資産のうち一時に損金算入しているもの又は必要経費としているもの取得金額が20 万円未満の資産のうち税務会計上 3 年間で一括償却しているものオ平成 20 年 4 月 1 日以降に締結されたリース契約のうち法人税法第 64 条の2 第 1 項又は所得税法第 67 条の2 第 1 項に規定するリース資産で取得価額が20 万円未満のもの参考少額の減価償却資産等の取扱い 30 万円未満 20 万円未満 10 万円未満法人税法第 64 条の 2 第 1 項所得税法第 67 条の 2 第 1 項に規定するリース資産 (20 万円未満 ) 中小企業者等の少額資産特例 ( 租税特別措置法第 28 条の 2 第 67 条の 5 旧租税特別措置法第 67 条の 8 ほか ) 3 年で一括償却 ( 法人税法施行令第 133 条の 2 第 1 項所得税法施行令第 139 条第 1 項 ) 一時に損金算入 ( 法人税法施行令第 133 条所得税法施行令第 138 条 ) 個別に減価償却しているもの課税対象となる資産課税対象とならない資産 ⑹ 提出していただく書類償却資産申告書種類別明細書種類別明細書には前年中の増減分について申告してください資産に増減がない場合には償却資産申告書のみ提出してください本年度初めて申告される場合には種類別明細書も全資産申告をしてください廃業解散等している場合には償却資産申告書の備考欄にその年月日を記入してください電算処理で申告される場合には新座市から送付しました償却資産申告書に記載してある所有者コードを記入してください - 5 -

7 4 償却資産の評価額の計算方法について償却資産の評価は償却資産の取得時期取得価額及び耐用年数に基づき申告していただいた資産について一品ごとに評価額を算出します前年中に取得のもの取得価額前年中取得のものの減価残存率 = 評価額前年前に取得のもの前年度評価額前年前取得のものの減価残存率 = 評価額以後毎年この方法により計算し評価額が取得価額の5% になるまで償却します評価額が取得価額の5% を下回る場合は取得価額の5% の額が評価額となります < 減価残存率表 > 減価残存率減価残存率減価残存率耐用耐用耐用年数年数年数前年中前年前取得のもの取得のもの前年中前年前取得のもの取得のもの前年中前年前取得のもの取得のもの < 計算例 1> 取得金額 230,000 円取得時期平成 30 年 4 月耐用年数 4 年のパソコン平成 31 年度 230,000 円 0.781=179,630 円平成 32 年度 179,630 円 0.562=100,952 円平成 33 年度 100,952 円 0.562= 56,735 円平成 34 年度 56,735 円 0.562= 31,885 円平成 35 年度 31,885 円 0.562= 17,919 円平成 36 年度 17,919 円 0.562= 10,070 円 <11,500 円 ( 取得価額の 5%) 平成 36 年度で算出額が取得価額の 5% より小さくなりますので以降 11,500 円で評価されます - 6 -

8 < 計算例 2> 取得金額 1,500,000 円取得時期平成 30 年 3 月耐用年数 3 年の看板 ( ネオンサイン ) 平成 31 年度 1,500,000 円 0.732=1,098,000 円平成 32 年度 1,098,000 円 0.464= 509,472 円平成 33 年度 509,472 円 0.464= 236,395 円平成 34 年度 236,395 円 0.464= 109,687 円平成 35 年度 109,687 円 0.464= 50,894 円 <75,000 円 ( 取得価額の 5%) < 税額の計算方法 > 課税標準額 (1,000 円未満切り捨て ) 税率 (1.4%) = 税額 (100 円未満切り捨て ) 課税標準額とは市の区域内に所在する資産の価格の合計です (1,000 円未満切り捨て ) また課税標準額が 150 万円未満の場合は課税されません電子申告の御案内申告書の提出は便利な電子申告を御利用ください償却資産の申告については PCdesk( 無料のソフトウェア ) などのeLTAX 対応ソフトウェアを使用して自宅やオフィスなどからインターネット経由で申告手続きを行うことができます eltaxの御利用方法は eltaxヘルプデスクにお問い合わせいただくか eltaxホームページを御覧くださいホームページ : 電話番号 : 上記の電話でつながらない場合は時 ~17 時 ( 土日祝日年末年始 12/29~1/3 は除く ) 5 不申告又は虚偽の申告について正当な理由がなく償却資産の申告をされなかった場合は地方税法第 386 条の規定により過料を科せられることがありますまた虚偽の申告をされますと同法第 385 条の規定により罰金等を科せられることもありますので期限内に正しく申告してください 6 調査協力のお願いについて申告書の受理後償却資産の申告内容が適正であることを確認するために地方税法第 353 条及び第 408 条に基づいて電話でのお問い合わせや資料提供の御依頼実地調査を行っておりますのでその際は御協力をお願いいたしますまた地方税法第 354 条の2に基づき所得税又は法人税に関する書類について閲覧を行うことがあります上記の調査に伴い資産の申告もれ等が判明した場合は申告内容の修正をお願いすることがありますので御了承ください - 7 -

(Microsoft Word - \201y\217d\227v\201z\217\236\213p\216\221\216YQ\201\225A.docx)

$(Microsoft Word - \201y\217d\227v\201z\217\236\213p\216\221\216YQ\201\225A.docx)$ 償却資産に関する Q&A 平成 26 年 1 月 8 日作成 Q.1 わずかな償却資産しかありません申告の必要はありますか償却資産の免税点は 150 万円です課税標準額が 150 万円未満の場合は課税されませんが課税されるかどうかは申告書を基に課税標準額を算出して決定しますので資産の多少にかかわらず申告をお願いします資産の多少にかかわらず申告をお願いします Q.2 耐用年数を経過し減価償却を終えた資産も申告しなければなりませんか