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しょうぶちとく
7 years ago
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1 平成 19 年新潟県中越沖地震における新潟県災害対策本部地図作成班の活動京都大学生存基盤科学研究ユニット京都大学防災研究所林春男浦川豪 The Activity of mapping team, disaster management headquarter, Niigata Prefecture at Niigata-ken Chuetsuoki Earthquake

2 情報 ( 地図 ) による状況認識統一のための取り組み 2004 年 3 月 13 日自治体では毎年大小規模は異なるものの様々な事案の対応を行っている 2004 年 3 月 18 日その際実務者は時々刻々変化する状況を即時に地図化することが難しいという 2004 年 3 3 月日ことを体験しているがその時その場で簡易にアナログ処理しているだけである新潟県中越地震復旧復興 GISプロジェクト年鳥インフルエンザ感染 GIS 防災情報ボランティア

3 新潟県中越沖地震及び被害の概要 2007 年 7 月 16 日 10 時 13 分 M6.8 最大震度 : 震度 6 強震源の深さ :17km 人的被害死者 :11 名 ( 柏崎市 10 名刈羽村 1 名 ) 重軽傷者:2,314 名 ) 住家被害全壊 :1,244 棟大規模半壊 :824 棟半壊 :4,423 棟一部損壊 :34,001 棟 ( 柏崎市 ) 全壊 :1,034 棟大規模半壊 :643 棟半壊 :3,506 棟一部損壊 :22,234 棟気象庁 HP 新潟県 HP 10 月 15 日現在

4 新潟県中越沖地震及び被害の概要

5 地図作成班 EMC Emergency Mapping Center

6 地図作成班 (EMC) 設立の経緯地震発生の翌朝に開かれた新潟県災害対策本部会議の席上で泉田知事から災害対応の状況をわかりやすく地図化できないかという要請が出されそれに応じるかたちで産官学民からなる新潟県中越沖地震災害対応支援 GIS チームが編成された 19 日からデジタル地図の作成を本格的に開始し 8 月 10 日に活動を終了するまでの 23 日間におよそ 200 種類の主題図を作成したデジタル地図作成を通して災害対策本部での状況認識の統一を支援するというわが国の災害対策史上で初めての試みとなった EMC 活動の概要 NHK おはようにっぽん ( 関東甲信越 )

7 地図作成班 (EMC) のミッション被災地自治体の災害対策本部において - 災害対策本部等に入る様々な内容形式の情報を - 災害対応業務の展開速度に対応して - 迅速に電子地図化し - 被災地での効果的な災害対応と早期復興の実現に貢献することをミッションとして活動した

8 生データ (FAX 等 ) 市町村等深夜に県に届く情報資料 Information 中間ファイル (Excel) 県職員朝 9 時前後までに整理デジタル地図を利用した地図 EMC 9 時 40 分までに地図作成情報 Intelligence 本部会議資料

9 情報資料 Information ** 情報資料の処理手順受信者情報適時性信頼性正確性ぬけもれおち *** 評価者利用できない利用できる対策本部内掲示真偽検証 OK 状況分析ユニットチーフ以上対応指示情報 Intelligence ** ** WB 報告様式 ** 地図化情報収集 Information * 文書管理 ID 採番時刻印発信者

10 EMC での地図作成フロー地図作成の手順は非常に単純である時間的な制約の中での地図作成は以下に単純に効率的に情報を処理するかがキーとなるエクセル ( データベース作成 ) は職員が行うことで単純なデータ入力は EMC では行わないこととしたエクセルデータの作成エクセルデータのアドレスマッチングポイント ( 点 ) データ作成図形データの作成エクセルデータの作成図形データとエクセルデータの結合ポイント ( 点 ) ライン ( 線 ) ポリゴン ( 面 ) データの作成地図作成 ( 表現 )

11 EMC 活動時系列 7 月 18 日 ( 水 ): 災害対策本部近くの第 4 倉庫を確保し準備開始 7 月 19 日 ( 木 ): EMC 始動 ( 全ての機能が第 4 倉庫に集中 ) かなり過酷な作業環境であった 7 月 20 日 ( 金 ): 職員会館教養室 6 に地図作成機能を移転庁内 LAN にて地図データの共有開始 7 月 21 日 ( 土 ): 定期配信地図開始 7 月 22 日 ( 日 ): 地図作成工場のデータ格納の仕組み確立 7 月 23 日 ( 月 ): 災害対策本部会議が午前 1 回に縮小定期配信地図作成効率化のためのミーティング PC1 台 A3プリンタ1 台 ( にいがたGIS 協議会 ) PC6 台追加 ( 新潟大学 ) 住宅地図数値地図 MapCall 衛生画像等 ( にいがたGIS 協議会等 ) 内線電話開通プロッター利用開始 ( 治山課 ) 被災前のデジタルオルソ県が消耗品の一部を負担被災前空中写真 ( 紙 ) 各種管内図 ( 印刷 ) ADSL 開通 A0 プロッター

12 EMC 活動時系列ー続 7 月 27 日 ( 金 ): ノートPC3 台追加航空写真 8 月 1 日 ( 水 ): 災害対策本部会議が不定期開催 8 月 3 日 ( 木 ): 県災害対策本部側と林教授及び関係者にて EMCの今後 ( 撤退 ) について議論 8 月 6 日 ( 月 ): EMCの活動と代表的な地図をポスター掲示 8 月 10 日 ( 金 ): EMCの活動終結 8 月 16 日 ( 木 ): 知事とEMC 関係者によるクロージングセレモニー

13 EMC( 地図作成班 ) の体制参画した組織 ( データやハード提供等も含む ) 団体にいがた GIS 協議会株式会社オリス金井度量衡株式会社株式会社キタック株式会社中央グループ株式会社ナカノアイシステム株式会社 BSN アイネットエヌティティデータジーシーインクリメントピー株式会社くびき野 GIS 協同組合武藤工業株式会社日本加除出版株式会社株式会社刊広社日本アイビーエム株式会社東芝情報機器株式会社 GIS 防災情報ボランティアネットワーク地域安全学会 ESRIジャパン株式会社株式会社パスコ研究機関京都大学防災研究所京都大学生存基盤科学研究ユニット新潟大学災害復興科学センター名古屋大学災害対策室横浜国立大学安心安全の科学研究教育センター

14 災害対策本部災害対策本部倉庫 4 地図作成班受付相談 PC3 台 A3 プリンターシュレッタ職員会館 2 階地図作成班地図作成工場確固とした場所を構えることで災害対応実務者の認識が高まった情報 ( 地図等 ) を提供したい組織の窓口となり地図作成に関する様々な情報を一元管理することができたプロッタ PC3 台ノート PC 3 台バックアップ設備

15 EMC の活動拠点 ( 倉庫 4)

16 EMC の活動拠点 ( 地図作成工場 )

17 地図作成班の主な役割災害対策本部の参画者間で状況認識の統一を図るための地図作成知事及び災害対策本部における班長の状況認識の統一を図り対応方針を議論決定するための地図作成災害対策本部班各課各関係機関が実施する個別な災害対応業務を支援するための地図作成災害対策本部の本部班原課の災害対応業務を効果的に進めるために利用される地図作成

18 地図作成の優先順位 1) 災害対策本部会議で要請されたもの特に先見の明のある本部班長 ( 衛生廃棄物班長牧野氏 ) とは深くコミュニケーションを図り通水復旧図が毎日更新されることで他の職員の意識も変化した高 2) 本部班から要請されたもの 3) 各課または関連機関から要請されたもの低

19 EMC の成果物 EMC では以下の種別の地図を作成することができた 1. 災害対策本部会議で被害状況復旧状況対応状況を把握するための地図毎日最新の情報に更新する地図 ( 定期更新地図 ) スポット的に必要な地図 2. 本部班の災害対応業務を支援するための地図 3. 各課の業務を支援するための地図 4. 自衛隊警察等各関係機関の災害対応業務を支援するための地図

20 GIS は災害対応に役に立つと多くの人が思っていたにすぎなかった日本ではじめてどのような組織がどのような用途で利用したのかが明らかになった作成された主題図の種類 /7/19 14:25 青木警備第二課警察派遣部隊用地図警察の派遣部隊が円滑に活動するために柏崎市内の交番等の拠点を示した地図 JPEG A4, A /7/19 済 /7/19 鈴木二佐陸上自衛隊 12B 司令部エアコン配置計画地図 3 坂井 2007/7/20 8:30 済サンプルを提供 039 で対応 /7/19 皆川智障害福祉課避難所マップ, 施設分布図災害弱者を支援するために柏崎市内の福祉関係施設を示した地図紙 A3 坂井 2007/7/19 19:30 済 MC 対応代表図のみ収録 /7/19 高橋都市政策課敷地崩壊レベル坂井未必要なデータが足りない /7/19 若杉秘書課柏崎刈羽広域地図 /7/19 17:10 米山農林水産農地対策班国向け災害報告状況把握のために柏崎刈羽を広域で網羅した地図国に対して災害状況を報告するために市町村毎の最大震度の分布状況を示した地図紙 A3 5 坂井 2007/7/20 11:45 済 MC 対応紙, PDF A1 1 山本 2007/7/23 19:00 済必要なデータが足りない /7/19 17:30 平岡福祉保険課交通情報マップ紙 A /7/19 キャンセル /7/20 9:00 南波哲夫衛生廃棄物班住宅地図サンプル紙 A3 5 岡田 2007/7/20 10:00 済 MC 対応 /7/20 9:00 南波哲夫衛生廃棄物班柏崎市地区別全壊棟数マップ紙 A3 5 岡田 2007/7/20 9:45 済 003 と同一ファイル /7/20 10:00 山崎保健福祉課避難所マップ紙 A3 1 星野 2007/7/20 10:10 済 MC 対応 /7/20 小山光生土木部都市局都市政策課 1/25,000 地形図紙 A0 2 岡田 2007/7/20 15:25 済ベースマップ出力のみ /7/20 藤田研日刊新津工業新聞キャンセル想定外利用のため /7/20 波多野孝医薬国保課避難所マップ紙 A0 1 星野キャンセル翌日に処理 (ID:44) /7/20 13:15 本間俊栄衛生廃棄物班給水復旧地図ライフラインの再建のために柏崎市刈羽村の避難所分布と上水道の供給エリアを重ねた地図紙 A3 1 藤春 2007/7/20 16:00 定 /7/20 14:05 今井一誠下水道課市町村毎の図状況把握のために市町村毎の概要を示した地図紙 A3 星野 2007/7/20 14:05 済 MC 対応代表図のみ収録 /7/20 田嶋児童家庭課ブレスマップ紙 A3 1 星野 2007/7/20 14:00 済 MC 対応 /7/20 15:00 倉田貴史奈良県全壊地図, 避難所奈良県の視察団に提供した全壊建物棟数を地区別に集計した地図と避難所分布と上水道の供給エリアを重ねた地図紙 A3 1 星野 2007/7/20 16:00 済サンプルとして /7/20 16:00 樺沢尚産業政策課町字別被害判定図紙, PDF A4, A3 キャンセル 37 にて解決 /7/20 16:20 今井水道課被災周辺図状況把握のために被災地周辺を網羅した地図 JPEG 岡田 2007/7/20 済 /7/20 16:50 西田治彦和歌山県防災企画課全壊地図, 避難所紙 A3 岡田 2007/7/20 16:50 済 033 と同一ファイル /7/20 18:00 樺沢尚産業政策課町字別被害判定図紙 A0,A2 1 岡田 2007/7/20 20:15 済 MC 対応 /7/20 19:20 高橋危機対策課要援護者避難計画地図浦川キャンセル必要なデータが足りない /7/20 19:45 鈴木二佐陸上自衛隊 12B 司令部エアコン配置計画地図エアコンの配置計画立案のために避難所の分布を示した地図紙 A3 山本 2007/7/20 22:30 済 MC 対応代表図のみ収録 /7/20 19:30 圓山広報班 PDF マップ生成 ( 給水復旧地区 ) PDF 藤春キャンセル出力テンプレート未決定 /7/21 8:30 牧野保健医療保険部柏崎市内ローラーヒアリング柏崎市内でのヒアリング調査を円滑に進めるための分割地図紙 A3 1 木村 2007/7/22 14:00 済出力枚数は 1,000 枚以上代表図のみ収録

21 災害対策本部会議定期更新地図通水復旧図 ( 全体版 ) 通水復旧図等主なものが新潟県の HP で紹介されている

23 7 月 20 日 ( 活動開始 3 日後 ) 泉田知事が報道陣に地図を利用して説明ほぼ我々の成功への道が見えた

24 各関係機関のための地図海上保安庁欲しいスケールの欲しい地区でのベースマップの利用が発災直後は多かった

25 災害対応における基盤図の役割新潟県 EMC で利用したベースマップ等 ID 提供企業品名形式等成果物 ( 主題図 ) の配信背景地図のみの配信庁内 LAN インターネット庁内 LAN インターネット 1 中央グループ Mapcall Standard 2007 <Ver H19_L1> 住所検索システム ( 画像データのみ ) 個別に相談 ( 広域地図は画像データで可 ) ( 表札データを含むものは不可 ) ( 画像データのみ ) ( 個別に相談 ) 2 中央グループ Beath Digital-Map 2007 住宅地図デジタル地図 ( 画像データのみ ) 個別に相談 ( 広域地図は画像データで可 ) ( 表札データを含むものは不可 ) ( 画像データのみ ) ( 個別に相談 ) 3 国土地理院 1/25000 数値地図デジタル地図 4 国土地理院被災後柏崎市デジタルオルソオルソ画像 5 日本加除出版日本行政区画便覧データファイル表データ ( 町丁目データ ) コード順の住所マスター加除コードは含まず 6 刊広社住宅明細地図紙地図 ( 画像データのみ ) ( 画像データのみ ) 7 刊広社住宅明細地図 ( 地籍版 ) 紙地図 ( 画像データのみ ) ( 画像データのみ ) 14 インクリメントピー ipc 地図データデジタル地図 ( 画像データのみ ) ( 画像データのみ ) ( 画像データのみ ) 個別に相談 21 ナカノアイシステムデジタルオルソデータ ( 被災前 ) オルソ画像主題図無し主題図無し ( 画像データのみ ) 個別に相談 22 エヌティティデータジーシー二次元衛星画像オルソ画像 ( 画像データのみ ) ( 画像データのみ ) ( 元画像 (Geotiff 形式 ) のコピーは不可 ) 23 キタック土砂崩壊地図 33 ナカノアイシステムオリスナカノオリス航空写真データ & 写真オルソ画像 - -

26 交番と仮設住宅の距離

27 EMC を運用するための機能 EMC の運用指揮調整浦川 ( 京大 ) 広報担当安全担当松下 ( 新潟県 ) 浦川 ( 京大 ) 連絡調整担当田村 ( 新潟大 ) 事案処理部門 / 地図作成 ( にいがた GIS 協議会 ) 情報作戦部門 ( 京大浦川 ) 資源管理部門 ( 新潟大田村 + にいがた GIS 坂井 ) 庶務部門 ( 新潟大田村 + にいがた GIS 坂井 )

28 1 2 EMC を運用する地図を作成する組織内の調整を図る県との調整を図る人的物的資源を調達管理する経費を精算する

29 地図作成のための機能全体の指揮者 EMC の調整指揮 ( 京大浦川 ) 受付者相談者申請者との相談地図出力の内容の確認仮地図をもとに申請者への内容確認地図の最終受け渡し ( にいがたGIS 協議会の熟練した人株式会社パスコ ) にいがたGIS 協議会の組織を統制するための責任者も設置地図作成者地図作成者の進捗状況の管理 ( 地図作成管理者 : 京大藤春 ) と地図作成 ( にいがたGIS 協議会 )

30 災害対応業務を支援する地図を作成する受付相談担当者地図作成の相談を受ける受付相談担当者申請を受け付ける受付相談担当者受け付内容を地図作成者に伝える地図作成者地図を作成し仮地図を出力する受付相談担当者仮地図をもとに申請者に確認する地図作成者地図履歴を登録し地図を出力する受付相談担当者地図を受け渡す

31 地図作成共有発信までのプロセスの確立作成依頼者整理券地図化したいデータの提供 ( できる限り電子データで ) 地図作成班 (EMC) ( 中越沖地震災害対策支援 GIS チーム ) 1 地図作成災対本部西回廊 2 階 ( 第 4 倉庫 ) 地図作成工場 DB 蓄積 2 災害対策本部が依頼したデータバックアップバックアップ詳細な地図 3 共有広域の地図位置情報付航空写真庁内 LAN 共有ドライブ (P:) メール添付で現地本部へも送信作成依頼者中越沖地震 GIS データフォルダ 4 発信県現地対策本部 ( 柏崎市役所 ) 広報班担当班に確認後新潟県 HP にて地図配信地図作成班にも通知マスコミ県対策本部各所属 P ドライブが使用可能な単独庁舎以外の所属から利用可能です

32 地図と申請内容の紐付けユニーク ID 定期配信未処理処理

33 迅速な地図作成のためのプロセス確立チェック票の作成 : 出力後地図のチェック用シートの作成業務手順マニュアルの整備 : ミスや手戻りをなくすため

34 2 データの蓄積様々な地図作成者が容易に参画できる仕組みづくりルートディレクトリ仕事種類別のフォルダ分け主題ごとのフォルダ分け日にちごとのフォルダ分け作業内容ごとのフォルダ分けファイル構成 - シンプルかつ誰にでも把握しやすい仕事過程のデータがフォルダ内に残るよう工夫 ( 運用ルールとセット )

35 EMC の最終成果活動期間 2007 年 7 月 19 日から 8 月 10 日 (23 日間 ) 作成した地図受付総計 :187 枚地図作成総計 :185 枚 ( 更新や修正も含む ) 8 月 10 日活動終了時人延べ人数 :275 人モノ約 3 千 2 百万程度無償提供した地図データ貸与されたハードウエアも定価で購入したとしての換算

36 地図作成数 /18 7/20 7/22 7/24 7/26 7/28 7/30 8/1 8/3 8/5 8/7 8/9 日付図 : 日別の地図作成数

37 まとめ知事からは災害対策本部の標準装備とすべきとの認識が示される等災害対応におけるデジタル地図作成の有効性を証明することができたデジタル地図の作成には多分野にわたる高度な専門性を必要とするそうした技術やノウハウをすべての地方自治体が有することは現実的にはきわめて可能性が低い地図作成班が必要とするタレントを全国規模で集め被災地からの要請に応じて現地に赴きデジタル地図の作成を通して効果的な災害対応の実現を支援する地図作成チーム (Emergency Mapping Team:EMT) を全国規模で整備する必要がある参考 : 医療分野の DMAT や救急救命分野での緊急消防援助隊国都道府県 EMC 市町村 EMC の相互運用

38 今後の展開にいがた GIS 協議会新潟県における成功事例一般化 ( 標準化 ) 新潟県 EMC 運用マニュアル地元の民間企業等からなる GIS コミュニティ京都大学防災研究所生存基盤科学研究ユニット被災地新潟大学災害復興科学センター被災自治体 EMC 活動を経験した大学の研究者等被災地地元の大学

39 ありがとうございました! 浦川豪京都大学生存基盤科学研究ユニット助手博士 ( 工学 ) 京都府宇治市五ヶ庄 Tel: Fax: go_urakawa@iss.iae.kyoto-u.ac.jp

Microsoft PowerPoint - 16_首都直下EMC浦川0227.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 16_首都直下EMC浦川0227.ppt [互換モード] 平成 20 年度第 1 回成果発表会状況認識の統一のための Emergency Mapping Center 活動京都大学生存基盤科学研究ユニット助教浦川豪 2009.02.27 研究の背景従来型の危機対応時の情報処理すべてがAd hocに作られる ( 体制システムデータ ) 何のために情報処理をするかが不明確災害発生被害推定システム情報の空白期情報処理混乱した状況認識対応のまずさ