アクセスと TRI

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のぶのすけさんきち
5 years ago
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1 カテーテル事業の成長戦略テルモ株式会社心臓血管カンパニー

2 アクセスと TRI

3 3/40 アクセスデバイスとはシースガイディングシース診断用ガイドワイヤ診断用カテーテル止血デバイス

4 全てのカテーテル術はアクセスからニューロ肝がん塞栓コイル塞栓腎動脈除神経 etc. 腹部心臓ペリフェラル下肢 4/40

5 5/40 アクセス製品売上は堅調 1,200 1, 万本 / 年診断用ガイドワイヤシース CAGR 14% 10% ノボリ 0 FY06 FY07 FY08 FY09 FY10 FY11 FY12

6 6/40 何故アクセスが重要か (Access Matters) 出血性合併症は深刻な問題術後出血の 7 割は血管アクセス起因余分な医療費 QOL の著しい低下死に至ることも

7 7/40 TRI が世界を変える (Access Changes the World) 多くのスタディで TRI が優位カテーテル術後の出血

8 8/40 TRI は医療費削減にも貢献平均 5~8 万円のコスト削減効果 ( 米国の例 ) 5 万円 100 万症例 = 500 億円!!

9 9/40 TRI = 究極のことづくり齋藤先生 as 福音伝道者 (Evangelist) < 参照 >TV 東京未来世紀ジパングよりデバイス ( ハード ) + トレーニング啓発 ( ソフト ) = 付加価値

10 TRI は将来標準治療になる可能性地域別 TRI 比率 2012 年 25% 18% 欧中 20% 80% USA 20% 日 70% 中東亜 43% 28% [ テルモ内部調べ ] 豪州 35% 中南米 10/40

11 11/40 アクセスでもイノベーション新 TRI シース日欧米で発売開始細径化による低侵襲化臨床における有用性新シース内径同じ従来品従来品太い外径による損傷リスクから細い血管への使用が不可能女性の約 80% で使用可能外径細い血管内壁損傷のリスク低減止血時間短縮新シース外径を細くすることでより細い血管への使用も可能に女性の約 95% で使用可能と推定低侵襲治療の幅を拡大

12 12/40 TRI 戦略の意義と効果 Door Opener トレーニングを通じてドクターをグリップ治療系商品を使ってもらう < 参照 >TV 東京未来世紀ジパングより Strong No.1 のアクセス (TRI) を最大限レバレッジ

13 コロナリー

14/40 コロナリー製品 : 高成長続く 90 80 万本 / 年治療用ガイドワイヤ CAGR 34% 70 60 50

14 14/40 コロナリー製品 : 高成長続く万本 / 年治療用ガイドワイヤ CAGR 34% PTCA バルーン FY06 FY07 FY08 FY09 FY10 FY11 FY12 23%

15 15/40 チャレンジャーとしてのステント戦略総合力が問われる市場多額の治験コスト e.g. 米 2000 例 50 億円日 400 例 10 億円超複数の臨床スタディ = マーケティング営業力が試されるトップ営業マン $$$ 何故こだわるか? 中期目標 : トップグループ入り最大市場のステントは必須ノボリ販売で感じたことプレゼンス / ブランドの向上 KOL との関係強化組織強化

16 16/40 金属成熟化 BVS メインストリームへ 100% BMS 80% 60% 金属 DES 40% BVS( 全分解 ) 20% Source : Dr.Serruys Presentation at EuroPCR2013

17/40 金属 / 全分解に万全の構え 2010 2014 金属ステント ( 成熟化も 3-5 割残る ) Nobori B 社 DES 技術新 DES Ultimaster

17 17/40 金属 / 全分解に万全の構え金属ステント ( 成熟化も 3-5 割残る ) Nobori B 社 DES 技術新 DES Ultimaster 自社技術ノボリの良さは踏襲次々期 DES 新しいコンセプト成熟市場での差別化クローハルリークの入場券収益改善最大市場米国へ挑戦全分解ステント ( 将来標準治療へ ) 全分解 DES 組織能力強化

18 18/40 画像事業で差別化未充足ニーズ : 難症例の治療血栓吸引カテ Nobori Kaname Nobori/Ultimaster OFDI IVUS 急性心筋梗塞の最適治療分岐部病変の治療成績向上 OFDI + BVS 標準治療へ画像とステントのシナジー

19 ペリフェラル

20 20/40 テルモのペリフェラル治療領域展開下肢動脈治療経皮的動脈形成術狭くなった血管を内側から拡張し血流回復を図る塞栓治療肝動脈塞栓術肝臓がんの治療がんに栄養を運ぶ血管を塞ぎ兵糧攻めにする < 参照 > 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス ganjoho.jp より

21 何故下肢に注力するか 100% 80% 60% 40% 20% 5 年後生存率 0% 乳がん大腸がん重度下肢虚血 [ 出所 : REACH registry] Critical Limb Ischemia (CLI 重度下肢虚血 ) は大きな未充足ニーズ米国では 10 万人 / 年以上 21/40

22 22/40 Access Matters( アクセスは重要だ ) しばしば大腿 (femoral) アクセス出来ない手首ないしは足首が選択肢血管アクセス出来ない = カテーテル術出来ない血管アクセス出来ても病変を通過しない = 治せない

23 23/40 下肢領域でもアクセスをレバレッジ TransRadial EndoVascular Intervention PCI と同じ Door Opener 効果期待足首 (tibio-pedal) アクセスキット順次フルライン化 ( 高品質 & 高性能製品 ) ペリは技術成熟度低い点が鍵ステントでも匠のモノ作りで勝負可能 Misago

24 24/40 下肢パイプライン競合比較ハルーン拡張ステント自己拡張ステント薬剤自己拡張ステント PTA ハルーン薬剤コートハルーンサホートカテーテルカイトカテーテルカイトワイヤ Terumo ( 上市予定 ) ( 上市予定 ) J 社 B 社 A 社 BA 社 Cv 社 Ck 社 M 社

25 25/40 塞栓治療事業も同じストーリーアクセスを活かして治療系へ展開 IK (GS) /GW, マイクロカテ (Progreat) 匠の生産技術レバレッジ塞栓ビーズ塞栓コイル

26 26/40 ペリフェラルは下肢動脈治療と塞栓治療の両輪で成長単位 : 億円 350 億円その他塞栓治療億円下肢動脈治療 50 0 FY12 FY16

27 まとめ

28 28/40 基盤 + 先端 : バランスの良いビジネスモデル開発費 DES, Misago, DCB Renal Denervation 等ブランド技術アクセス商品 (TRI)

29 29/40 テルモは真の Only One Solution Provider 患者様により高い安全性と有効性を提供可能アクセス血管病変診断造影画像治療予後画像安全有効有効有効安全安全 TRI に最適な親水性コートシース世界標準のラジフォーカスガイドワイヤー TRI に最適な Ikari 形状カテーテル病変性状を正確に診断する IVUS (VISIWAVE) 生分解ポリマー片面コート DES (Nobori) 血管断面を正確に診断する OFDI (LUNAWAVE)

30 30/40 まとめ Access Changes the World アクセス (TRI) をレバレッジし治療分野を拡販基盤 + 先端のビジネスモデルアクセス診断治療予後 : 真の Solution Provider 全てコミットしてるのはテルモだけ米系大手とは異なる成長戦略テルモアクセスを基盤とした Total Solution の提供により成長米系大手継続した M&A による大市場参入により成長

31 ニューロ ( 脳血管内治療 )

32 32/40 脳血管内手術とは? 詰める動脈瘤 ( 破裂未破裂 AVF 等 ) 拡げる頸動脈狭窄顕在市場顕在市場再開通取り除く脳梗塞潜在市場

33 33/40 グローバル市場疾病別拡げる頸動脈ステント約 1,600 億円再開通血栓除去デバイス血栓溶解剤脳梗塞 9% 狭窄 17% 動静脈奇形 / 瘻 9% 動脈瘤 66% 詰めるコイル液体塞栓剤アシストステント血流改変ステントアシストバルーン

34 非コイル治療デバイス34/40 非コイル治療デバイスが市場を牽引 $ billion グローバルニューロ市場自社調べ

35 35/40 コイルカンパニーから総合ニューロカンパニーへ MV 社の技術土台を活かし非コイルへ早期拡大コイルの実績示す MicroVention 社の開発力ベンチャー気質地の利 ( 南カリフォルニアの医療クラスター ) 物量増やグローバル展開 ( 新興国 ) を見据えた生産体制の構築コスタリカ工場の稼働

36 36/40 ついにコイルで世界 No.1 メーカーに 2012 年度数量ベース C 社 13% 他 9% テルモ 29% ハイドロコイル製品 HydroFrame HydroCoil J 社 23% S 社 26% ( 自社調べ ) HydroFill HydroSoft ベアコイル製品 Complex Cosmos Helical VFC Hypersoft コイルの実績が裏付ける MicroVention 社の開発力

37 37/40 コスタリカ新工場 2013 年 3 月稼動生産能力の強化収益力向上米工場とのすみ分けで技術醸成生産能力安定供給低コスト化を実現米 : 新製品立上げ高機能品少量コスタリカ : 安定大量低コスト竣工式の様子

38 2013/7/18 Terumo Corporation 38/40 総合ニューロカンパニーに向けた製品パイプライン FY13 VFC/Hydrofill コイル Scepter バルーン LVIS アシストステント FRED 血流改変ステント ERIC 脳梗塞血栓除去デバイス CASPER 頸動脈ステント

39 39/40 非コイル治療デバイスで成長 250 単位 : 億円 243 億円その他 200 ステント億円バルーン / マイクロカテ等コイル 0 FY12 FY16

40 40/40 おことわりテルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません様々な要因により実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください実際の業績に影響を与えうる重要な要素にはテルモの事業領域を取り巻く経済情勢為替レートの変動競争状況などがあります

2018年３月期第１四半期　連結決算の概要

2018年３月期第１四半期　連結決算の概要 2018 年 3 月期第 1 四半期連結決算の概要テルモ株式会社代表者代表取締役社長 CEO 佐藤慎次郎問合せ先責任者広報室長大曲昌夫 TEL:03-6742-8550 E-mail:kouhou_terumo01@terumo.co.jp URL:http://www.terumo.co.jp/ 2017 年 8 月 3 日 2018 年 3 期第 1 四半期決算概要テルモ株式会社