study のデータベースを使用した このデータベースには 2010 年 1 月から 2011 年 12 月に PCI を施行された 1918 人が登録された 研究の目的から考えて PCI 中にショックとなった症例は除外した 複数回 PCI を施行された場合は初回の PCI のみをデータとして用いた

Size: px
Start display at page:

Download "study のデータベースを使用した このデータベースには 2010 年 1 月から 2011 年 12 月に PCI を施行された 1918 人が登録された 研究の目的から考えて PCI 中にショックとなった症例は除外した 複数回 PCI を施行された場合は初回の PCI のみをデータとして用いた"

Transcription

1 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小西裕二 論文審査担当者 主査荒井裕国 副査小川佳宏 下門顯太郎 論文題目 Comparison of outcomes after everolimus-eluting stent implantation in diabetic versus non-diabetic patients in the Tokyo-MD PCI study ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 糖尿病の内 特に治療にインスリンを使用している糖尿病は 第一世代の drug-eluting stent (DES) を用いた percutaneous coronary intervention (PCI) 後の心血管イベント発生のリスク因子であることが知られている しかし 第二世代の DES である everolimus-eluting stent (EES) 留置後の成績に対する糖尿病の影響はあまり知られていない 本研究ではインスリンを使用している糖尿病群 (insulin requiring diabetics: IRDM) とインスリンを使用していない糖尿病群 (non-insulin requiring diabetics: NIRDM) の両者と非糖尿病群間で EES 留置後の成績について比較した All-comer の多施設共同観察研究である Tokyo-MD PCI study のデータベースを元に 199 人の IRDM 575 人の NIRDM 1092 人の非糖尿病群のデータを解析した 主要エンドポイントは全死亡と心筋梗塞と脳梗塞の複合である major adverse cardiovascular events (MACE) と target lesion revascularization (TLR) とした IRDM は非糖尿病群と比較して有意に TLR の発生が多かった MACE に関しては有意差がみられなかった NIRDM は非糖尿病群と比較して MACE も TLR も有意差はみられなかった < 諸言 > 糖尿病は PCI 後のステント内再狭窄やステント血栓症などの有害事象の強力な予測因子である Sirolimus-eluting stent (SES) 等の第一世代の DES を用いた研究では血糖コントロールにインスリンを用いている糖尿病患者は 非糖尿病患者だけでなくインスリンを用いていない糖尿病患者と比較しても PCI 後の心血管イベントが多いことが報告されている 第二世代の DES である EES は第一世代の DES と比較して PCI 後の生命予後を含む成績が良いことが分かっている しかし 糖尿病患者に対して EES 留置後の中期から長期の成績については十分に評価されていない この研究の目的は EES を使用した PCI 後の成績について IRDM と NIRDM の両方に関して非糖尿病群と比較することである < 方法 > この研究は医師主導 22 施設を含む多施設 連続症例を対象にした観察研究である Tokyo-MD PCI - 1 -

2 study のデータベースを使用した このデータベースには 2010 年 1 月から 2011 年 12 月に PCI を施行された 1918 人が登録された 研究の目的から考えて PCI 中にショックとなった症例は除外した 複数回 PCI を施行された場合は初回の PCI のみをデータとして用いた 糖尿病の罹患歴が不明な症例と PCI 施行時に悪性腫瘍を有する症例は除外した 最終的に 1866 症例が解析の対象となった 主要エンドポイントは全死亡と心筋梗塞と脳梗塞の複合である MACE と TLR とした PCI 施行時とその後の臨床データ 冠動脈造影のデータ PCI の手技上の情報は各施設の担当の医師によって医療情報から収集された フォローの冠動脈造影とその際に治療を行うかどうかは各医師の決定に委ねられた 死亡 心筋梗塞 脳梗塞の判定は各施設に委ねられた 糖尿病は経口血糖降下薬もしくはインスリンの使用 または薬物治療を受けていないが空腹時血糖が 126 以上または OGTT2 時間値もしくは随時血糖が 200 以上 HbA1c が 6.5 以上の患者 高血圧 脂質異常症 喫煙 家族歴などは血液検査結果や問診で得られた Stent thrombosis (ST) は definite と probable を併せたものとした MACE は全死亡 心筋梗塞 脳梗塞の複合とした < 結果 > 1866 症例の内 774 人が糖尿病群で 1092 人が非糖尿病群であった 糖尿病群の内 199 人が IRDM で 575 人が NIRDM であった IRDM は非糖尿病群と比較して腎機能障害 末梢動脈疾患の有病率が高かった また 三枝病変や高度石灰化病変が多かった NIRDM は非糖尿病群と比較して腎機能障害が多かった IRDM と違って NIRDM は非糖尿病群と比較して高血圧 脂質異常症の有病率が高かった イメージングデバイスの使用率は 95.4% であった フォローの冠動脈造影の施行率は 77.4% であった 平均観察期間は 日で最長の観察期間は 1785 日であった 3 年時点での MACE の発生率は非糖尿病群 IRDM NIRDM でそれぞれ 10.9% 18.2% 12.6% であった TLR の発生はそれぞれ 4.9% 16.4% 7.8% であった MACE と心筋梗塞については IRDM は非糖尿病群と比較して有意に多かった (HR は 1.97 と 3.17) NIRDM は非糖尿病群と差はみられなかった 多変量解析では IRDM は MACE に関して非糖尿病群との差はなかった (HR は 1.18) 心筋梗塞については HR2.30 で有意に多かった TLR については IRDM と NIRDM いずれも非糖尿病群より多かった (HR は 3.43 と 1.65) 多変量解析において IRDM は HR1.92 で非糖尿病群より多かったが NIRDM は非糖尿病群と統計学的有意差はみられなかった (HR は 0.06) ステント血栓症の発生については IRDM と NIRDM のいずれも非糖尿病群と差は無かった 多変量解析において脂質異常症が存在しないこと 人工透析 人工透析をしていない慢性腎臓病 左室収縮能低下 末梢動脈疾患 冠動脈バイパス手術の既往 三枝病変 高度石灰化病変 イメージングデバイスの不使用が MACE の発生予測因子となった また インスリンを使用している糖尿病 人工透析をしていない慢性腎臓病 再狭窄病変 慢性完全閉塞病変 入口部病変が TLR の発生予測因子となった < 考察 > MACE TLR について インスリンを使用している糖尿病群は非糖尿病群より有意に多かった - 2 -

3 また TLR に関しては多変量解析においても有意に多かった 一方 NIRDM は MACE 心筋梗塞 TLR のいずれに関しても非糖尿病と差は無かった また ST については IRDM も NIRDM も非糖尿病群と差は無かった DES はステント内再狭窄を防ぎ TLR を減少させてきた さらに いくつかの研究では DES は糖尿病の有無に関わらず TLR を減少させてきた しかし 第一世代の DES である SES を留置された糖尿病患者は非糖尿病患者と比べて心血管イベント発生率が高いということが分かっている この傾向は IRDM において顕著である 同様に zotarolimus-eluting stent (ZES) を使用した場合においても IRDM は非糖尿病群より死亡と TLR が多い 我々の EES を用いた研究では IRDM は非糖尿病群より TLR において有意に多かった それらは SES と ZES の成績と一致している しかし 非糖尿病群と NIRDM における TLR の発生は SES や ZES を使用した研究と比べて少なかった SES を用いた研究では非糖尿病群 IRDM NIRDM で 2 年の TLR 発生はそれぞれ 8.1% 11.3% 18.0% であった ZES を用いた研究では 7.1% 8.0% 13.7% であった 我々の EES を用いた研究では 4.2% 7.1% 13.0% であった 本研究では複雑病変が多く フォローの CAG 施行率が 77.4% と非常に高いにも関わらず TLR の発生が少なかった j-cypher registry では TLR の発生は IRDM NIRDM 両方とも非糖尿病群より有意に多かった 本研究では NIRDM は p 値が 0.06 と低い値ではあるが 非糖尿病群と統計学的な有意差が無かった 我々はこの結果から NIRDM に対する EES 留置は 三年の期間においては妥当であると考える 反対に 本研究では IRDM は TLR の有意な発生因子となった その理由としてエベロリムスとインスリン間の不適合性にあるのかもしれない 本研究では IRDM は人工透析を要する慢性腎臓病や末梢動脈疾患などの併存疾患がより多かった 約 25% もの IRDM が人工透析を行っており それとは対照的に非糖尿病群や NIRDM には 4-5% しかいなかった IRDM は TLR の独立した予測因子であったが MACE 発生の独立した予測因子ではなかった また 透析患者を除外してサブ解析を施行したところ MACE と TLR いずれにおいても IRDM と非糖尿病群に差は認められなかった DES の進歩に関わらず 糖尿病患者の EES 留置後の成績は非糖尿病患者に比べて悪い 本研究では三枝病変を有する糖尿病患者が多く含まれている それらの患者については 冠動脈バイパス手術を行うべきかもしれない < 結論 > All-comer の多施設共同観察研究で NIRDM と非糖尿病群は MACE と TLR の発生において差を認めなかった しかし IRDM は非糖尿病群と比べて TLR の発生で有意に多かった - 3 -

4 論文審査の要旨および担当者 報告番号甲第 4898 号小西裕二 論文審査担当者 主査荒井裕国 副査小川佳宏 下門顯太郎 論文審査の要旨 1. 論文内容本論文は Tokyo-MD PCI study における糖尿病群と非糖尿病群間のエベロリムス溶出性ステント留置後の成績の比較についての論文である 2. 論文審査 1) 研究目的の先駆性 独創性第一世代の drug-eluting stent (DES) を用いた percutaneous coronary intervention (PCI) においては インスリンを使用している糖尿病が心血管イベント発生のリスク因子であることが知られている しかし 第二世代の DES である everolimus-eluting stent (EES) 留置後の成績に対する糖尿病の影響はあまり知られていない 申請者らは 多施設共同観察研究によって EES 留置後における心血管イベントと糖尿病との関連について解析を行っており その着眼点は評価に値するものである 2) 社会的意義本研究で得られた主な結果は以下の通りである 1. インスリン使用糖尿病群は 非糖尿病群と比較して有意に再血行再建率が高かったが 主要心血管イベントでは有意差がみられなかった 2. インスリン非使用糖尿病群は 非糖尿病群と比較して再血行再建率も主要心血管イベントも有意差はみられなかった 以上のように申請者は 第 2 世代の DES の予後においても 糖尿病のインスリン使用の有無が関与していることを明らかにしている これは今後の治療選択において臨床的に極めて有用な研究成果であると言える 3) 研究方法 倫理観研究では All-comer の多施設共同観察研究である Tokyo-MD PCI study のデータベースを元に 199 人のインスリン使用糖尿病群 575 人のインスリン非使用糖尿病群 1092 人の非糖尿病群と 極めて多数の対象症例のデータを解析しており 本研究が極めて周到な準備の上に行われてきたことが窺える 4) 考察 今後の発展性更に申請者は 透析患者を除外したサブ解析も施行しており 再血行再建率と主要心血管イベントのいずれにおいてもインスリン使用糖尿病群と非糖尿病群に差を認めなかったと考察している 腎障害の有無が糖尿病症例における PCI の予後に関与することが示唆され 今後の研究に更 ( 1 )

5 に発展することが期待された 3. その他特になし 4. 審査結果以上を踏まえ 本論文は博士 ( 医学 ) の学位を申請するのに十分な価値のあるものと認められた ( 2 )

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer (

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer ( 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > Insulin-like growth factor ( 以下 IGF)

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > platelet derived growth factor (PDGF 血小板由来成長因子)-C,

More information

わが国における糖尿病と合併症発症の病態と実態糖尿病では 高血糖状態が慢性的に継続するため 細小血管が障害され 腎臓 網膜 神経などの臓器に障害が起こります 糖尿病性の腎症 網膜症 神経障害の3つを 糖尿病の三大合併症といいます 糖尿病腎症は進行すると腎不全に至り 透析を余儀なくされますが 糖尿病腎症

わが国における糖尿病と合併症発症の病態と実態糖尿病では 高血糖状態が慢性的に継続するため 細小血管が障害され 腎臓 網膜 神経などの臓器に障害が起こります 糖尿病性の腎症 網膜症 神経障害の3つを 糖尿病の三大合併症といいます 糖尿病腎症は進行すると腎不全に至り 透析を余儀なくされますが 糖尿病腎症 2009 年 4 月 27 日放送 糖尿病診療における早期からの厳格血糖コントロールの重要性 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内科教授門脇孝先生 平成 19 年糖尿病実態調査わが国では 生活習慣の欧米化により糖尿病患者の数が急増しており 2007 年度の糖尿病実態調査では 糖尿病が強く疑われる方は 890 万人 糖尿病の可能性が否定できない方は 1,320 万人と推定されました 両者を合計すると

More information

H29_第40集_大和証券_研究業績_C本文_p indd

H29_第40集_大和証券_研究業績_C本文_p indd 慢性腎臓病 (CKD) における危険因子としての食後高血糖の検討 独立行政法人国立病院機構千葉東病院臨床研究部 糖尿病研究室長関直人 はじめに 1. 研究の背景慢性腎臓病 (CKD) は 動脈硬化 腎機能低下 末期腎不全 心血管イベントなどの危険因子であることが報告されている (1) 一方で食後高血糖もまた 動脈硬化 心血管イベントの危険因子であることが報告されている (2) 食後高血糖の検出には持続血糖モニタリング

More information

満 ) 測定系はすでに自動化されている これまで GA を用いた研究は 日本 中華人民共和国 (PRC) および米国で実施され GA 値が糖尿病の診断に有用という結果が日本とアメリカで報告された 本研究ではその普遍性を追求するため 台湾人での検討を行った 同時に台湾における GA の基準範囲を新規に

満 ) 測定系はすでに自動化されている これまで GA を用いた研究は 日本 中華人民共和国 (PRC) および米国で実施され GA 値が糖尿病の診断に有用という結果が日本とアメリカで報告された 本研究ではその普遍性を追求するため 台湾人での検討を行った 同時に台湾における GA の基準範囲を新規に 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 許博文 論文審査担当者 主査小川佳宏 副査沢辺元司 下門顯太郎 論文題目 A Comparison of Glycated Albumin and Glycosylated Hemoglobin for the Screening of Diabetes Mellitus in Taiwan ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > グリコアルブミン (GA) は

More information

心房細動1章[ ].indd

心房細動1章[ ].indd 1 心房細動は, 循環器医のみならず一般臨床医も遭遇することの多い不整脈で, 明らかな基礎疾患を持たない例にも発症し, その有病率は加齢とともに増加する. 動悸などにより QOL が低下するのみならず, しばしば心機能低下, 血栓塞栓症を引き起こす原因となり, 日常診療上最も重要な不整脈のひとつである. 1 [A] 米国の一般人口における心房細動の有病率については,4 つの疫学調査をまとめた Feinberg

More information

( 様式乙 8) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 米田博 藤原眞也 副査副査 教授教授 黒岩敏彦千原精志郎 副査 教授 佐浦隆一 主論文題名 Anhedonia in Japanese patients with Parkinson s disease ( 日本人パー

( 様式乙 8) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 米田博 藤原眞也 副査副査 教授教授 黒岩敏彦千原精志郎 副査 教授 佐浦隆一 主論文題名 Anhedonia in Japanese patients with Parkinson s disease ( 日本人パー ( 様式乙 8) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 米田博 藤原眞也 副査副査 黒岩敏彦千原精志郎 副査 佐浦隆一 主論文題名 Anhedonia in Japanese patients with Parkinson s disease ( 日本人パーキンソン病患者における幸福感の喪失 ) 学位論文内容の要旨 目的 パーキンソン病 (PD) において 気分障害は非運動症状の中でも重要なものであり

More information

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial ( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial Hyperglycemia-Induced Pathological Changes Induced by Intermittent

More information

ARCTIC-Interruption

ARCTIC-Interruption ジャーナルクラブ DES 留置後の DAPT 投与期間 Lancet 2014; 384: 1577 85 東京ベイ 浦安市川医療センター 洛和会 病院 PGY5 安冨義親 本 の論 DES の歴史 1993 年 BMS が使 開始 BMS の問題点 : 再狭窄 (30%) NEJM339:1672-1678,1998 管平滑筋細胞の増殖による新 内膜形成が原因 増殖抑制する免疫抑制剤を溶出するステントが開発

More information

12 氏 名 こし越 じ路 のぶ暢 お生 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 甲第 629 号平成 26 年 3 月 5 日学位規則第 4 条第 1 項 ( 内科学 ( 心臓 血管 )) 学位論文題目 Hypouricemic effects of angiotensin receptor blockers in high risk hypertension patients

More information

学位論文審査結果報告書

学位論文審査結果報告書 氏 名 荒川聡美 学位の種類 博士 ( 健康科学 ) 学位記番号 甲第 5 号 学位授与年月日 平成 27 年 3 月 31 日 学位授与の要件 学位規則第 3 条第 2 項該当 学位論文題目 The factors that affect exercise therapy for patients with type 2 diabetes in Japan: a nationwide survey

More information

現況解析2 [081027].indd

現況解析2 [081027].indd ビタミン D 製剤使用量と予後 はじめに 2005 年末調査の現況報告において 透析前血清カルシウム濃度 透析前血清リン濃度が望ましい値の範囲内にあった週 3 回の血液透析患者のみを対象に 各種リン吸着薬そしてビタミンD 製剤と生命予後との関係を報告した この報告では ビタミンD 製剤の使用の有無と生命予後との関係が解析されたのみであった そこで 今回の解析では 各種ビタミンD 製剤の使用量と予後との関係を解析した

More information

Microsoft Word - 44-第4編頭紙.doc

Microsoft Word - 44-第4編頭紙.doc 別紙 2 レセプト分析対象病名等一覧 ( 優先順 ) 疾病と治療疾患名 ICD10 コード点数コード 1 糖尿病糖尿病 E11~E14 2 インスリン療法インスリン在宅自己注射指導管理料点数コード レセ電算コード C101 3 高血圧症 高血圧症 I10 本態性高血圧症 I10 4 高脂血症 高脂血症 E785 高 HDL 血症 E780 高 LDL 血症 E780 高トリグリセライド血症 E781

More information

50% であり (iii) 明らかな心臓弁膜症や収縮性心膜炎を認めない (ESC 2012 ガイドライン ) とする HFrEF は (i)framingham 診断基準を満たす心不全症状や検査所見があり (ii) は EF<50% とした 対象は亀田総合病院に 年までに初回発症

50% であり (iii) 明らかな心臓弁膜症や収縮性心膜炎を認めない (ESC 2012 ガイドライン ) とする HFrEF は (i)framingham 診断基準を満たす心不全症状や検査所見があり (ii) は EF<50% とした 対象は亀田総合病院に 年までに初回発症 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 瀬戸口雅彦 論文審査担当者 主査古川哲史副査下門顕太郎 林丈晴 論文題目 Risk factors for rehospitalization in heart failure with preserved ejection fraction compared with reduced ejection fraction ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 駆出性の保持された心不全

More information

東邦大学学術リポジトリ タイトル別タイトル作成者 ( 著者 ) 公開者 Epstein Barr virus infection and var 1 in synovial tissues of rheumatoid 関節リウマチ滑膜組織における Epstein Barr ウイルス感染症と Epst

東邦大学学術リポジトリ タイトル別タイトル作成者 ( 著者 ) 公開者 Epstein Barr virus infection and var 1 in synovial tissues of rheumatoid 関節リウマチ滑膜組織における Epstein Barr ウイルス感染症と Epst 東邦大学学術リポジトリ タイトル別タイトル作成者 ( 著者 ) 公開者 Epstein Barr virus infection and var 1 in synovial tissues of rheumatoid 関節リウマチ滑膜組織における Epstein Barr ウイルス感染症と Epstein Barr nuclear antigen 1 の変異増岡, 正太郎東邦大学 発行日 2019.03.13

More information

目 次 1. はじめに 2. 臨床研究とは 3. 研究の目的 意義 4. 研究の対象と方法 5. 研究への自由意志参加 同意取消しの自由 6. 研究責任者 組織 7. 研究の場所 期間 8. 研究試料と情報の取り扱い 9. 研究結果の扱い 10. 研究資金源 11. 利益相反 12. 研究参加者の負

目 次 1. はじめに 2. 臨床研究とは 3. 研究の目的 意義 4. 研究の対象と方法 5. 研究への自由意志参加 同意取消しの自由 6. 研究責任者 組織 7. 研究の場所 期間 8. 研究試料と情報の取り扱い 9. 研究結果の扱い 10. 研究資金源 11. 利益相反 12. 研究参加者の負 患者さんへ 同意説明文書 (MODEL U-SES Study) 目 次 1. はじめに 2. 臨床研究とは 3. 研究の目的 意義 4. 研究の対象と方法 5. 研究への自由意志参加 同意取消しの自由 6. 研究責任者 組織 7. 研究の場所 期間 8. 研究試料と情報の取り扱い 9. 研究結果の扱い 10. 研究資金源 11. 利益相反 12. 研究参加者の負担や支払いの有無 13. 被る可能性のある個人の利益

More information

HOSPEQ 2015 PCI治療の現状と未来

HOSPEQ 2015 PCI治療の現状と未来 日本の PCI 治療の現状と未来 2015 年 8 月 21 日日本医疗器械科技协会第 2 カテーテル部会宮道雅也 1 本日の内容 PCI 治療とは 1 心疾患の日本での現状 2 病気と治療方法 日本の PCI 治療の進歩 1 PCI 治療の歴史 2 慢性完全閉塞 (CTO) への挑戦 日本から世界へ 1 日本からのドクター海外普及活動意義 2 中国での今後の展望 2 PCI 治療とは PCI (Percutaneous

More information

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会 第 3 章保健指導対象者の選定と階層化 (1) 保健指導対象者の選定と階層化の基準 1) 基本的考え方生活習慣病の予防を期待できる内臓脂肪症候群 ( メタボリックシンドローム ) の選定及び階層化や 生活習慣病の有病者 予備群を適切に減少させることができたかを的確に評価するために 保健指導対象者の選定及び階層化の標準的な数値基準が必要となる 2) 具体的な選定 階層化の基準 1 内臓脂肪型肥満を伴う場合の選定内臓脂肪蓄積の程度を判定するため

More information

15 氏 名 し志 だ田 よう陽 すけ介 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 甲第 632 号平成 26 年 3 月 5 日学位規則第 4 条第 1 項 ( 腫瘍外科学 ) 学位論文題目 Clinicopathological features of serrate

15 氏 名 し志 だ田 よう陽 すけ介 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 甲第 632 号平成 26 年 3 月 5 日学位規則第 4 条第 1 項 ( 腫瘍外科学 ) 学位論文題目 Clinicopathological features of serrate 15 氏 名 し志 だ田 よう陽 すけ介 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 甲第 632 号平成 26 年 3 月 5 日学位規則第 4 条第 1 項 ( 腫瘍外科学 ) 学位論文題目 Clinicopathological features of serrated adenocarcinoma defined by Mäkinen in Dukes B colorectal

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり, 高齢者の人口は全人口の約 25% を占め, 介護の問題なども含め, 高齢化は深刻な問題である. 平均寿命の延伸とともに,100

More information

られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規

られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規 論文の内容の要旨 論文題目アンジオテンシン受容体拮抗薬テルミサルタンの メタボリックシンドロームに対する効果の検討 指導教員門脇孝教授 東京大学大学院医学系研究科 平成 19 年 4 月入学 医学博士課程 内科学専攻 氏名廣瀬理沙 要旨 背景 目的 わが国の死因の第二位と第三位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を引き起こす基盤となる病態として 過剰なエネルギー摂取と運動不足などの生活習慣により内臓脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満を中心に

More information

機能分類や左室駆出率, 脳性ナトリウム利尿ペプチド (Brain Natriuretic peptide, BNP) などの心不全重症度とは独立した死亡や入院の予測因子であることが多くの研究で示されているものの, このような関連が示されなかったものもある. これらは, 抑うつと心不全重症度との密接な

機能分類や左室駆出率, 脳性ナトリウム利尿ペプチド (Brain Natriuretic peptide, BNP) などの心不全重症度とは独立した死亡や入院の予測因子であることが多くの研究で示されているものの, このような関連が示されなかったものもある. これらは, 抑うつと心不全重症度との密接な 論文の内容の要旨 論文題目 慢性心不全患者に対する心不全増悪予防のための支援プログラムの開発に関する研究 指導教員 數間恵子教授 東京大学大学院医学系研究科平成 19 年 4 月進学博士後期課程健康科学 看護学専攻氏名加藤尚子 本邦の慢性心不全患者数は約 100 万人と推計されており, その数は今後も増加することが見込まれている. 心不全患者の再入院率は高く, 本邦では退院後 1 年以内に約 3 分の

More information

Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc

Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc 2 糖尿病の症状がは っきりしている人 尿糖が出ると多尿となり 身体から水分が失われ 口渇 多飲などが現れます ブドウ糖が利用されないため 自分自身の身体(筋肉や脂肪)を少しずつ使い始めるので 疲れ やすくなり 食べているのにやせてきます 3 昏睡状態で緊急入院 する人 著しい高血糖を伴う脱水症や血液が酸性になること(ケトアシドーシス)により 頭痛 吐き気 腹痛などが出現し すみやかに治療しなければ数日のうちに昏睡状態に陥ります

More information

博士学位申請論文内容の要旨

博士学位申請論文内容の要旨 氏 名 こばやしひろまさ小林広昌 学位の種類 博士 ( 医学 ) 報 告 番 号 甲第 1733 号 学位授与の日付 平成 30 年 9 月 13 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 ( 課程博士 ) Clinicopathological and genetic characteristics associated with brain metastases from lung

More information

26 氏 名 た田 なか中 せい精 いち一 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 乙第 751 号平成 28 年 2 月 22 日学位規則第 4 条第 2 項 学位論文題目 Add-on treatment with teneligliptin ameliorates glucose fluctuations and improves glycemic control

More information

Microsoft Word 高尿酸血症痛風の治療ガイドライン第3版主な変更点_最終

Microsoft Word 高尿酸血症痛風の治療ガイドライン第3版主な変更点_最終 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン改訂第 3 版発刊のお知らせ この度 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン改訂第 3 版 (2019 年改訂 ) を発刊いたしましたのでお知らせいたします 本ガイドラインは1996 年の初版 2002 年の改訂第 2 版を経て 最新のエビデンスをもとに改訂されたものです 高尿酸血症は痛風との関わりで話題になることが多いですが 現在では高血圧や糖尿病 肥満などの生活習慣病

More information

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M 図 1 調査前年 1 年間の ART 実施周期数別施設数 図 4 ART 治療周期数別自己注射の導入施設数と導入率 図 2 自己注射の導入施設数と導入率 図 5 施設の自己注射の使用目的 図 3 導入していない理由 図 6 製剤種類別自己注射の導入施設数と施設率 図 7 リコンビナント FSH を自己注射された症例の治療成績は, 通院による注射症例と比較し, 差があるか 図 10 リコンビナント FSH

More information

ただ太っているだけではメタボリックシンドロームとは呼びません 脂肪細胞はアディポネクチンなどの善玉因子と TNF-αや IL-6 などという悪玉因子を分泌します 内臓肥満になる と 内臓の脂肪細胞から悪玉因子がたくさんでてきてしまい インスリン抵抗性につながり高血糖をもたらします さらに脂質異常症

ただ太っているだけではメタボリックシンドロームとは呼びません 脂肪細胞はアディポネクチンなどの善玉因子と TNF-αや IL-6 などという悪玉因子を分泌します 内臓肥満になる と 内臓の脂肪細胞から悪玉因子がたくさんでてきてしまい インスリン抵抗性につながり高血糖をもたらします さらに脂質異常症 糖尿病ってなに メタボってなに メタボリックシンドロームってなに メタボ という言葉は テレビや新聞 インターネットで良く見かけると思います メタボは メタボリックシンドロームの略で 内臓脂肪が多くて糖尿病をはじめとする生活習慣病になりやすく 心臓病や脳などの血管の病気につながりやすい状況をいいます 具体的には糖尿病の境界型や 高血圧 脂質異常症 肥満などは 糖尿病の発症や心臓や血管の病気につながりや

More information

ルグリセロールと脂肪酸に分解され吸収される それらは腸上皮細胞に吸収されたのちに再び中性脂肪へと生合成されカイロミクロンとなる DGAT1 は腸管で脂質の再合成 吸収に関与していることから DGAT1 KO マウスで認められているフェノタイプが腸 DGAT1 欠如に由来していることが考えられる 実際

ルグリセロールと脂肪酸に分解され吸収される それらは腸上皮細胞に吸収されたのちに再び中性脂肪へと生合成されカイロミクロンとなる DGAT1 は腸管で脂質の再合成 吸収に関与していることから DGAT1 KO マウスで認められているフェノタイプが腸 DGAT1 欠如に由来していることが考えられる 実際 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 津田直人 論文審査担当者 主査下門顕太郎副査吉田雅幸横関博雄 論文題目 Intestine-Targeted DGAT1 Inhibition Improves Obesity and Insulin Resistance without Skin Aberrations in Mice ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > Diacylglycerol O-acyltransferase

More information

時間がかかる.DOSS は妥当性が検証されておらず, 更に評価に嚥下造影検査が必要である. FOSS や NOMS は信頼性と妥当性が評価されていない.FOIS は 7 段階からなる観察による評価尺度で, 患者に負担が無く信頼性や妥当性も検証されている. 日本では Food Intake LEVEL

時間がかかる.DOSS は妥当性が検証されておらず, 更に評価に嚥下造影検査が必要である. FOSS や NOMS は信頼性と妥当性が評価されていない.FOIS は 7 段階からなる観察による評価尺度で, 患者に負担が無く信頼性や妥当性も検証されている. 日本では Food Intake LEVEL 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 國枝顕二郎 論文審査担当者 主査三宅智 副査杉原泉 角田篤信 論文題目 Reliability and Validity of a Tool to Measure the Severity of Dysphagia: The Food Intake LEVEL Scale ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 背景 : 緩和ケア患者で, 嚥下障害はよくある障害で苦痛を伴う症状の一つであり,

More information

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans ( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 大道正英 髙橋優子 副査副査 岡 田 仁 克 辻 求 副査 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent transforming growth factor- binding protein-4 is downregulated in breast

More information

肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より

肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より 平成 20 年 10 月 30 日 ( 木 ) 第 19 回上越地域職域健診懇談会 特定保健指導対象者を減少させるために 肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より 危険因子が重なるほど脳卒中

More information

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件 保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a mur

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a mur 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a murine model of rheumatoid arthritis ( 論文内容の要旨 ) < 要旨

More information

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 患者背景同意取得時から試験開始までの状況について記入 性別 男 女 年齢生年月日 歳 西暦年月日 身長. cm 体重. kg 腹囲. cm 糖尿病罹病期間 西暦年月 ~ 現在 喫煙 合併症 あり なし飲酒 あり

More information

子として同定され 前立腺癌をはじめとした癌細胞や不死化細胞で著しい発現低下が認められ 癌抑制遺伝子として発見された Dkk-3 は前立腺癌以外にも膵臓癌 乳癌 子宮内膜癌 大腸癌 脳腫瘍 子宮頸癌など様々な癌で発現が低下し 癌抑制遺伝子としてアポトーシス促進的に働くと考えられている 先行研究では ヒ

子として同定され 前立腺癌をはじめとした癌細胞や不死化細胞で著しい発現低下が認められ 癌抑制遺伝子として発見された Dkk-3 は前立腺癌以外にも膵臓癌 乳癌 子宮内膜癌 大腸癌 脳腫瘍 子宮頸癌など様々な癌で発現が低下し 癌抑制遺伝子としてアポトーシス促進的に働くと考えられている 先行研究では ヒ 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 髙田愛子 論文審査担当者 主査北川昌伸副査山岡昇司 清水重臣 論文題目 Dkk-3 induces apoptosis through mitochondrial and Fas death receptor pathways in human mucinous ovarian cancer cells ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > Wnt シグナルの阻害因子

More information

インプラント周囲炎を惹起してから 1 ヶ月毎に 4 ヶ月間 放射線学的周囲骨レベル probing depth clinical attachment level modified gingival index を測定した 実験 2: インプラント周囲炎の進行状況の評価結紮線によってインプラント周囲

インプラント周囲炎を惹起してから 1 ヶ月毎に 4 ヶ月間 放射線学的周囲骨レベル probing depth clinical attachment level modified gingival index を測定した 実験 2: インプラント周囲炎の進行状況の評価結紮線によってインプラント周囲 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 MADI Marwa Ibrahim Khalil Ibrahim 論文審査担当者 主査和泉雄一 副査山口朗寺島達夫 論文題目 The Influence of different implant surface modifications on peri-implantitis progression and treatment ( 論文内容の要旨 ) ( 緒言

More information

課題名

課題名 急性期重度嚥下障害患者に対する完全側臥位法の有効性 研究責任者氏名長尾恭史 岡崎市民病院リハビリテーション室 副主任 共同研究者脳神経内科小林靖歯科口腔外科長尾徹看護局西嶋久美子 西暦 2017 年 6 月 15 日版数 1 目次 1. 実施計画の経緯 ( 背景 )... 1 2. 目的... 1 3. 研究対象者について... 1 3-1 選択基準... 1 3-2 除外基準... 1 3-3 中止基準...

More information

1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ

1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ ( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 朝日通雄 恒遠啓示 副査副査 瀧内比呂也谷川允彦 副査 勝岡洋治 主論文題名 Topotecan as a molecular targeting agent which blocks the Akt and VEGF cascade in platinum-resistant ovarian cancers ( 白金製剤耐性卵巣癌における

More information

スライド 1

スライド 1 冠動脈疾患と治療 心臓の構造 上行大動脈弓 肺動脈弁 上大静脈 肺動脈幹 卵円窩 肺静脈 右心房三尖弁冠状静脈洞口右心室 左心房僧帽弁腱索乳頭筋 位置 : 胸郭内のほぼ中央 やや左寄りにあり 左右は肺に接し 前方は胸骨後方は食道および大動脈に接しています 大きさ : 握りこぶしよりやや大きく 成人で約 200-300g です 下大静脈 左心室 心室中隔 心臓の構造 ( 冠動脈 ) 心臓をとりまく動脈は

More information

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd インスリン非使用 2 型糖尿病患者における自己血糖測定の血糖コントロールへの影響 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 目黒周 はじめに現在わが国では簡易血糖測定器を用いた自己血糖測定 (Self monitoring of blood glucose 以下 SMBG) はインスリン治療を行っていない糖尿病患者において保険適用になっておらず ほとんど行われていない 非インスリン投与 2 型糖尿病患者におけるSMBGの意義は現在でも一致した見解が得られていないが

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 中谷夏織 論文審査担当者 主査神奈木真理副査鍔田武志 東田修二 論文題目 Cord blood transplantation is associated with rapid B-cell neogenesis compared with BM transpl

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 中谷夏織 論文審査担当者 主査神奈木真理副査鍔田武志 東田修二 論文題目 Cord blood transplantation is associated with rapid B-cell neogenesis compared with BM transpl 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 中谷夏織 論文審査担当者 主査神奈木真理副査鍔田武志 東田修二 論文題目 Cord blood transplantation is associated with rapid B-cell neogenesis compared with BM transplantation ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 造血細胞移植は造血疾患の治療として用いられている

More information

症例_佐藤先生.indd

症例_佐藤先生.indd 症例報告 JNET 7:259-265, 2013 後拡張手技を行わない頚動脈ステント留置術後の過灌流状態においてくも膜下出血とステント閉塞を来した 1 例 Case of Subarachnoid Hemorrhage and In-Stent Occlusion Following Carotid rtery Stenting without Post alloon Dilatation ccompanied

More information

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の [web 版資料 1 患者意見 1] この度 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン の第 3 回の改訂を行うことになり 鋭意取り組んでおります 診療ガイドライン作成に患者 市民の立場からの参加 ( 関与 ) が重要であることが認識され 診療ガイドライン作成では 患者の価値観 希望の一般的傾向 患者間の多様性を反映させる必要があり 何らかの方法で患者 市民の参加 ( 関与 ) に努めるようになってきております

More information

虎ノ門医学セミナー

虎ノ門医学セミナー 2017 年 1 月 5 日放送 高齢者の糖尿病治療の進め方 東京都健康長寿医療センター理事長井藤英喜 わが国は 65 歳以上の高齢者の人口が 26% を超えるという超高齢社会を迎えております 糖尿病は加齢と共に その頻度が増加する疾患です 従いまして 高齢化の進行したわが国では 高齢者糖尿病の患者数 全糖尿病患者にしめる高齢者糖尿病の比率も ともに高くなってきております 2012 年の厚生労働省健康栄養調査結果を用いて各年代の糖尿病患者数を推計しますと

More information

背景 急性大動脈解離は致死的な疾患である. 上行大動脈に解離を伴っている急性大動脈解離 Stanford A 型は発症後の致死率が高く, それ故診断後に緊急手術を施行することが一般的であり, 方針として確立されている. 一方上行大動脈に解離を伴わない急性大動脈解離 Stanford B 型の治療方法

背景 急性大動脈解離は致死的な疾患である. 上行大動脈に解離を伴っている急性大動脈解離 Stanford A 型は発症後の致死率が高く, それ故診断後に緊急手術を施行することが一般的であり, 方針として確立されている. 一方上行大動脈に解離を伴わない急性大動脈解離 Stanford B 型の治療方法 学位論文の要約 Mid-Term Outcomes of Acute Type B Aortic Dissection in Japan Single Center ( 急性大動脈解離 Stanford B 型の早期 遠隔期成績 ) 南智行 横浜市立大学医学研究科 外科治療学教室 ( 指導教員 : 益田宗孝 ) 背景 急性大動脈解離は致死的な疾患である. 上行大動脈に解離を伴っている急性大動脈解離

More information

博士学位申請論文内容の要旨

博士学位申請論文内容の要旨 氏 名 はまのうえのぶや濵之上暢也 学位の種類 博士 ( 医学 ) 報 告 番 号 甲第 1724 号 学位授与の日付 平成 30 年 3 月 15 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 ( 課程博士 ) A higher score on the Aging Males Symptoms scale is 学位論文題目 associated with insulin resistance

More information

Microsoft Word _nakata_prev_med.doc

Microsoft Word _nakata_prev_med.doc 平成 21 年 4 月 15 日筑波大学 メタボリックシンドロームを改善するために必要な 減量目標値を明らかに 発表者筑波大学大学院人間総合科学研究科疾患制御医学専攻助教中田由夫 ( 次世代医療研究開発 教育統合センター JA 茨城県厚生連生活習慣病学寄附講座 ) ポイントこのたび 筑波大学 大学院人間総合科学研究科の研究グループ ( 田中喜代次スポーツ医学専攻教授 中田由夫疾患制御医学専攻助教 )

More information

はじめに PCI 後の 非 心臓 手術は 心臓有害事象が増加するリスクとなる PCI 後の待機的 手術はなるべく延期することが望ましい 2004 年年に薬剤溶出性ステント (DES) が承認され BMS に取って代わり使 用されるようになったが 2 剤の抗 血 小板薬を休薬後に遅発性ステント 血栓症

はじめに PCI 後の 非 心臓 手術は 心臓有害事象が増加するリスクとなる PCI 後の待機的 手術はなるべく延期することが望ましい 2004 年年に薬剤溶出性ステント (DES) が承認され BMS に取って代わり使 用されるようになったが 2 剤の抗 血 小板薬を休薬後に遅発性ステント 血栓症 ステント 入れるなら です BMS DES か? 慈恵 ICU 勉強会 2014/01/21 大森百代 はじめに PCI 後の 非 心臓 手術は 心臓有害事象が増加するリスクとなる PCI 後の待機的 手術はなるべく延期することが望ましい 2004 年年に薬剤溶出性ステント (DES) が承認され BMS に取って代わり使 用されるようになったが 2 剤の抗 血 小板薬を休薬後に遅発性ステント 血栓症が発

More information

‡BUNITE_Studyƒv?ƒgƒR??−iFinal_Ver_−j _docx

‡BUNITE_Studyƒv?ƒgƒR??−iFinal_Ver_−j _docx 調査実施計画書 経口糖尿病治療薬 ( インクレチン関連薬関連薬を含む ) 投与に関する実態調査研究 UNITE Study (Use of a New and Innovative Therapy for diabetes: Evaluation study) 社団法人日本糖尿病協会 第 1.0 版 2010 年 3 月作成 目次 1. 研究の概要 1 2. はじめに 3 3. 調査の目的 3 4.

More information

3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライ

3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライ 3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライディングスケール法 ( 図 2 2) が多用されてきた スライディングスケール法は簡便で ある程度の血糖コントロールは可能である

More information

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島 恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 108-0073 東京都港区三田 1-4-28 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島聰 ( 出席 ) 委員長林茂樹 ( 出席 ) 副委員長 市場みすゞ ( 出席 ) 漆原尚巳 ( 出席

More information

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd 持続血糖測定 (CGM) による平均血糖 血糖変動と血糖コントロール指標の関連 自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門 准教授長坂昌一郎 ( 共同研究者 ) 自治医科大学内分泌代謝学部門 助教出口亜希子 自治医科大学内分泌代謝学部門 研究生槌田武史 筑波大学体育科学系 助教緒形 ( 大下 ) ひとみ 筑波大学体育科学系 教授徳山薫平 はじめに平均血糖の指標であるHbA1cの低下により 糖尿病細小血管合併症は抑制される

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション Clinical Question 2014.8.25 JHOSPITALIST Network 冠動脈ステント留置後の患者に心房細動が起きたら抗血小板薬に抗凝固薬を併用した方がよいのか? 亀田総合病院総合内科小菅理紗 監修佐田竜一 佐藤暁幸 分野 : 循環器テーマ : 治療 引き継ぎ初診外来 ~78 歳男性 ~ いやぁ 新しい先生だからドキドキしちゃうねぇ 血圧 117/68mmHg 脈拍 78

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション の使用例 DPP-4 阻害剤からへの切り替え 57 歳女性糖尿病罹病期間 5 年 主訴 : 体重増加 身長 :165 cm 体重 :70.3 kg B M I:25.8kg/m 2 HbA1c:6.5 % 家族歴 : 無し TG:141mg/dl LDL-C:122mg/dl HDL-C:48mg/dl 尿 Alb 8.3mg/g cre 合併症 : 脂質異常症 DM 治療 :DPP-4 阻害剤 合併症治療薬

More information

糸球体で濾過されたブドウ糖の約 90% を再吸収するトランスポータである SGLT2 阻害薬は 尿糖排泄を促進し インスリン作用とは独立した血糖降下及び体重減少作用を有する これまでに ストレプトゾトシンによりインスリン分泌能を低下させた糖尿病モデルマウスで SGLT2 阻害薬の脂肪肝改善効果が報告

糸球体で濾過されたブドウ糖の約 90% を再吸収するトランスポータである SGLT2 阻害薬は 尿糖排泄を促進し インスリン作用とは独立した血糖降下及び体重減少作用を有する これまでに ストレプトゾトシンによりインスリン分泌能を低下させた糖尿病モデルマウスで SGLT2 阻害薬の脂肪肝改善効果が報告 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小宮力 論文審査担当者 主査下門顕太郎副査内田信一吉田雅幸 論文題目 Ipragliflozin improves hepatic steatosis in obese mice and liver dysfunction in type 2 diabetic patients irrespective of body weight reduction ( 論文内容の要旨

More information

臨床研究実施計画書

臨床研究実施計画書 心臓超音波検査を用いた臨床研究について 御理解 御協力いただける方へ 心エコー図法による心不全患者の予後予測に 関する研究 に関する説明 これは心臓超音波検査の所見の一部を用いた臨床研究への参加についての説明文書です 本臨床研究についてわかりやすく説明しますので 内容を十分ご理解されたうえで 参加するかどうかお決め下さい また ご不明な点などがございましたら遠慮なくご質問下さい 臨床研究代表者 群馬大学医学部附属病院循環器内科

More information

日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 尿 25 病 倍 890 万人 患者数増加率 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100 万人 糖尿病の 可能性が 否定できない人 680 万人 740 万人

日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 尿 25 病 倍 890 万人 患者数増加率 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100 万人 糖尿病の 可能性が 否定できない人 680 万人 740 万人 糖尿病とは? 糖尿病とは ブドウ糖が血液の中に増えすぎてしまう病気です 糖尿病には 1 型と 2 型があり 2 型糖尿病の発症に生活習慣が深くかかわっています 食べ過ぎ 運動不足 日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 35 30 尿 25 病 20 35 倍 890 万人 患者数増加率 15 10 5 0 1 1370 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 神谷綾子 論文審査担当者 主査北川昌伸副査田中真二 石川俊平 論文題目 Prognostic value of tropomyosin-related kinases A, B, and C in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 神谷綾子 論文審査担当者 主査北川昌伸副査田中真二 石川俊平 論文題目 Prognostic value of tropomyosin-related kinases A, B, and C in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 神谷綾子 論文審査担当者 主査北川昌伸副査田中真二 石川俊平 論文題目 Prognostic value of tropomyosin-related kinases A, B, and C in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > Trk 受容体は腫瘍の成長において重要な役割を果たし 癌治療の重要なターゲットと考えられている 我々は胃癌における

More information

U50068.indd

U50068.indd 3 氏 名 あお青 き木 あき顕 こ子 学位の種類学位記番号学位授与の日付学位授与の要件 博士 ( 医学 ) 甲第 647 号平成 27 年 3 月 4 日学位規則第 4 条第 1 項 ( 精神神経科学 ) 学位論文題目 Factors affecting discontinuation of initial treatment with paroxetine in panic disorder and

More information

-3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 歳の割合が多く 次いで 歳 歳の順となっている 男性 女性 総数

-3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 歳の割合が多く 次いで 歳 歳の順となっている 男性 女性 総数 -3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 70-74 歳の割合が多く 次いで 60-64 歳 65-69 歳の順となっている 男性 女性 総数 男性 女性 総数 市町村国人 3,197 3,314 4,258 5,562 9,527 8,548

More information

帝京大学 CVS セミナー スライドの説明 感染性心内膜炎は 心臓の弁膜の感染症である その結果 菌塊が血中を流れ敗血症を引き起こす危険性と 弁膜が破壊され急性の弁膜症による心不全を発症する危険性がある 治療には 内科治療として抗生物質の投与と薬物による心不全コントロールがあり 外科治療として 菌を

帝京大学 CVS セミナー スライドの説明 感染性心内膜炎は 心臓の弁膜の感染症である その結果 菌塊が血中を流れ敗血症を引き起こす危険性と 弁膜が破壊され急性の弁膜症による心不全を発症する危険性がある 治療には 内科治療として抗生物質の投与と薬物による心不全コントロールがあり 外科治療として 菌を スライドの説明 感染性心内膜炎は 心臓の弁膜の感染症である その結果 菌塊が血中を流れ敗血症を引き起こす危険性と 弁膜が破壊され急性の弁膜症による心不全を発症する危険性がある 治療には 内科治療として抗生物質の投与と薬物による心不全コントロールがあり 外科治療として 菌を除去し弁形成や弁置換で弁機能を回復させる方法がある ではどちらの治療が有効なのであろうか これまでの研究をみると ( 関連資料参照

More information

博士の学位論文審査結果の要旨

博士の学位論文審査結果の要旨 博士の学位論文審査結果の要旨 申請者氏名 稲荷均 横浜市立大学大学院医学研究科外科治療学 審査員 主査横浜市立大学大学院医学研究科教授矢尾正祐 副査横浜市立大学大学院医学研究科講師成井一隆 副査横浜市立大学大学院医学研究科講師仙石徹 学位論文 : 転移性乳癌における EZH2 発現の臨床的意義 Expression of enhancer of zeste homolog 2 correlates

More information

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ 第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ子 松本恵美子 山田尚之議題 1. アステラス製薬株式会社の依頼によるリウマチ患者を対象としたASP015K

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 4-0 糖尿病の診断 (1) 糖尿病はインスリンが出にくかったり 効きにくかったりすることにより 一時的で はなく長期間 血糖値が高くなる病気の集まりです したがって糖尿病の診断に は血糖値が高いことの証明が必要になります ここで問題です 問題 ある人の血糖値が 150mg/dl でした この人は糖尿病でしょうか? 正解は 条件によっては糖尿病と診断できる です 血糖値は常に変動しています 食事によって上昇し

More information

A9R284E

A9R284E 第1章 初診時とフォローアップのための アプローチ 本書は 毎日の診療ですぐに役立つ実践的な糖尿病診療ハンドブックを目 指したため 糖尿病の診断 分類 問診など通常の教科書に記載されている 総論的な内容はあえて省略した これらについては ぜひ 糖尿病治療ガイド 2016-2017 日本糖尿病学 会 編 文光堂 をご参照していただきたい また 糖尿病診療におけるエビデンスとその根拠となる論文については

More information

スライド 1

スライド 1 感染と CRP 感染と CRP メニュー 1.Sepsis 1 診断的 価値 Intensive Care Med 2002 2 重症度 3 治療効果 予後判定 判定 Crit Care 2011 Infection 2008 2.ICU Patients 3.VAP Crit Care 2006 Chest 2003 Crit Care Med 2002 Heart & Lung 2011

More information

発表雑誌 PLOS ONE 論文名 Association between oor glycemic control, imaired slee quality, and increased arterial thickening in tye 2 diabetic atients 2 型糖尿病患者

発表雑誌 PLOS ONE 論文名 Association between oor glycemic control, imaired slee quality, and increased arterial thickening in tye 2 diabetic atients 2 型糖尿病患者 プレスリリース 大阪科学 大学記者クラブ御中 2015 年 4 月 10 日 公立大学法人大阪市立大学広報室 E-mail:t-koho@ado.osaka-cu.ac.j 睡眠障害が糖尿病の血糖改善や血管障害防止に 有効な治療ターゲットであることを解明 < 概要 > 大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学の稲葉雅章 ( いなばまさあき ) 教授らのグループは 糖尿病の血糖コントロール悪化で睡眠の質の劣化を伴う睡眠障害が引き起こされること

More information

Microsoft Word _脂質異常症リリースドラフトv11_SHv2 final.docx

Microsoft Word _脂質異常症リリースドラフトv11_SHv2 final.docx 2015 年 1 月 27 日報道関係各位 脂質異常症に関する患者の意識 行動調査(T-CARE Survey Plus) 結果発表 - 糖尿病や高血圧を合併している脂質異常症患者の意識と実態 - 合併症を有する脂質異常症患者の 4 割以上が 自身の脂質異常症の状態を理解していない コレステロール値 の管理目標値を知らない人が 3 割近くも 塩野義製薬株式会社 ( 本社 : 大阪市中央区 代表取締役社長

More information

( 様式甲 5) 氏 名 忌部 尚 ( ふりがな ) ( いんべひさし ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲第 号 学位審査年月日 平成 29 年 1 月 11 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Benifuuki green tea, containin

( 様式甲 5) 氏 名 忌部 尚 ( ふりがな ) ( いんべひさし ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲第 号 学位審査年月日 平成 29 年 1 月 11 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Benifuuki green tea, containin ( 様式甲 5) 氏 名 忌部 尚 ( ふりがな ) ( いんべひさし ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲第 号 学位審査年月日 平成 29 年 1 月 11 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Benifuuki green tea, containing O-methylated 学位論文題名 EGCG, reduces serum low-density

More information

Microsoft PowerPoint - 100826上西説明PPT.ppt

Microsoft PowerPoint - 100826上西説明PPT.ppt 牛乳 乳製品摂取とメタボリックシンドローム に関する横断的研究結果発表 説明資料 2010.8.26 調査 研究概要 1 1. 乳業メーカー 4 社の協力で大規模調査を実施 2 牛乳 乳製品とメタボリックシンドロームとの関係を大規模調査で研究 食生活 生活習慣と健康に関する調査研究 概要 調査対象者 20 代 ~60 代の乳業メーカー ( 日本ミルクコミュニティ 明治乳業 森永乳業 雪印乳業 ) 勤務者および家族

More information

第 80 回福岡徳洲会病院倫理委員会会議の記録の概要 開催日時 : 平成 29 年 12 月 21 日 ( 木 ) 18:00-18:55 開催場所 : 看護部ミーティングルーム 委員の出欠 ( 敬称略 ) 氏名 出欠 氏名 出欠 氏名 出欠 委嘱 田中経一 出 辻本章 出 藤村直美 出 藤野昭宏

第 80 回福岡徳洲会病院倫理委員会会議の記録の概要 開催日時 : 平成 29 年 12 月 21 日 ( 木 ) 18:00-18:55 開催場所 : 看護部ミーティングルーム 委員の出欠 ( 敬称略 ) 氏名 出欠 氏名 出欠 氏名 出欠 委嘱 田中経一 出 辻本章 出 藤村直美 出 藤野昭宏 第 80 回福岡徳洲会病院倫理委員会会議の記録の概要 開催日時 : 平成 29 年 12 月 21 日 ( 木 ) 18:00-18:55 開催場所 : 看護部ミーティングルーム 委員の出欠 ( 敬称略 ) 氏名 出欠 氏名 出欠 氏名 出欠 委嘱 田中経一 出 辻本章 出 藤村直美 出 藤野昭宏 欠 植木とみ子 欠 渕上ふみ子 出 秋枝恵美 出 院内 下村英紀 出 松林直 出 片山雄二 欠 ( 委員長

More information

Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・ 都道府県別医療費に関するレーダーチャート等 ( ) 平成 年度 2 ( 平成 年度 ) 医療費に関するレーダーチャート 全傷病 : 医療費 に関するレーダーチャート ( 男性 ) に関するレーダーチャート ( 女性 ) ( 入院 入院外計 ) 1 1 1 5 5 5 入院 入院外 ( 医療費の比率 ) データ : 協会けんぽ月報年次 : 平成 年度注 : 入院外医療費には調剤分が含まれている データ

More information

2

2 2008 No.236 2 4 5 6 7 9 8 11 10 12 [ ESSAY ] MY HOBBY IS RADIO PROGRAMS PRODUCTION 13 85 81 82 83 84 90 85 86 87 88 90 89 91 92 メタボ対策にもってこい 特定健診 特定健診 異常値を早期発見し 早期治療 へ導くための健診でした 異常値になる前にそのリスク対象者を発見して 生活習慣を改善し健康へ導くための健診です

More information

博士の学位論文審査結果の要旨

博士の学位論文審査結果の要旨 博士の学位論文審査結果の要旨 申請者氏名 小畑聡一朗 横浜市立大学大学院医学研究科生殖生育病態医学 審査員 主査 横浜市立大学大学院医学研究科教授竹内一郎 副査 横浜市立大学大学院医学研究科教授井濱容子 副査 横浜市立大学大学院医学研究科准教授金田朋洋 博士の学位論文審査結果の要旨 Emergent Uterine Artery Embolization Using N-Butyl Cyanoacrylate

More information

3. 冠血行再建術の目的 ( ステートメント 1) 6 4. 冠血行再建術適応決定における内科と外科の協力体制 の重要性 ( ステートメント2) 6 5.PCI の治療効果 ( ステートメント3) 6 6.CABG の治療効果 ( ステートメント4) 7 7. PCI と CABG を比較したランダ

3. 冠血行再建術の目的 ( ステートメント 1) 6 4. 冠血行再建術適応決定における内科と外科の協力体制 の重要性 ( ステートメント2) 6 5.PCI の治療効果 ( ステートメント3) 6 6.CABG の治療効果 ( ステートメント4) 7 7. PCI と CABG を比較したランダ ダイジェスト版 安定冠動脈疾患における待機的 PCI のガイドライン (2011 年改訂版 ) Guidelines for elective percutaneous coronary intervention in patients with stable coronary disease (JCS 2011) 合同研究班参加学会 : 日本循環器学会, 日本冠疾患学会, 日本冠動脈外科学会, 日本胸部外科学会,

More information

Microsoft PowerPoint 古川杉本SASWEB用プレゼン.ppt

Microsoft PowerPoint 古川杉本SASWEB用プレゼン.ppt ロジスティックモデルと ROC AUC 分析を 組み合わせた検査性能の評価と 疫学基本モデル評価方法 古川敏仁 杉本典子株式会社バイオスタティスティカルリサーチ Test Perforance Evaluation in Epideiological Basic Model Using ROC AUC with logistic regression Toshihito Furukawa, Noriko

More information

糖尿病は 初めは無症状で経過しますが 血糖値の高い状態が長く続くと口渇 多飲 多尿 体重減少 倦怠感などの症状がみられます 糖尿病は自覚症状が乏しいので 血糖値がある程度改善すると 通院しなくなる人がいます 血液検査を行わなければ糖尿病の状態を知ることはできないので 自覚症状だけに頼ってはいけません

糖尿病は 初めは無症状で経過しますが 血糖値の高い状態が長く続くと口渇 多飲 多尿 体重減少 倦怠感などの症状がみられます 糖尿病は自覚症状が乏しいので 血糖値がある程度改善すると 通院しなくなる人がいます 血液検査を行わなければ糖尿病の状態を知ることはできないので 自覚症状だけに頼ってはいけません 1. 糖尿病とは糖尿病とは 高血糖状態が長い間続き いろいろな合併症を起こす病気です 血液中のブドウ糖のことを血糖といいます インスリンは 膵臓のランゲルハンス島の β ( ベータ ) 細胞から分泌され 血糖を下げることのできる唯一のホルモンです 膵臓から分泌されたインスリンは 血液中にあふれたブドウ糖を肝臓 筋肉 脂肪組織の細胞の中に取り込み 血糖値を一定に保つように働いています 膵臓の働きが悪くなって

More information

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者 特定健診の 問診回答 の状況に関する調査 平成 26 年 8 月 健康保険組合連合会 IT 推進部データ分析推進グループ 1 / 52 調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人

More information

非透析症例との比較検討 Table 1 Patient characteristics. を行った症例については可能な限り遠隔期追跡冠動脈造影を施行することとした. 遠隔期追跡冠動脈造影未施行の 595 症例の中には,PCI 施行後に再度紹介元の医療施設に転院し, その後遠隔期追跡冠動脈造影を施行し

非透析症例との比較検討 Table 1 Patient characteristics. を行った症例については可能な限り遠隔期追跡冠動脈造影を施行することとした. 遠隔期追跡冠動脈造影未施行の 595 症例の中には,PCI 施行後に再度紹介元の医療施設に転院し, その後遠隔期追跡冠動脈造影を施行し 原著 透析症例におけるシロリムス溶出性ステントの臨床成績 : 非透析症例との比較検討 Clinical Results of Sirolimus-Eluting Stent(SES)for Coronary Artery Stenosis in Dialysis Patients: Compare to Non-Dialysis Patients 武藤光範 * 濱嵜裕司櫻井将之西村英樹近藤武志江角仁志小林洋一

More information

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医 佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生 住所 M T S H 西暦 電話番号 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 家族構成 情報 医療機関名 診療科 住所 電話番号 紹介医 計画策定病院 (A) 連携医療機関 (B) 疾患情報 組織型 遺伝子変異 臨床病期 病理病期 サイズ 手術 有 無 手術日 手術時年齢 手術 有 無 手術日

More information

関係があると報告もされており 卵巣明細胞腺癌において PI3K 経路は非常に重要であると考えられる PI3K 経路が活性化すると mtor ならびに HIF-1αが活性化することが知られている HIF-1αは様々な癌種における薬理学的な標的の一つであるが 卵巣癌においても同様である そこで 本研究で

関係があると報告もされており 卵巣明細胞腺癌において PI3K 経路は非常に重要であると考えられる PI3K 経路が活性化すると mtor ならびに HIF-1αが活性化することが知られている HIF-1αは様々な癌種における薬理学的な標的の一つであるが 卵巣癌においても同様である そこで 本研究で ( 様式甲 5) 氏 名 髙井雅聡 ( ふりがな ) ( たかいまさあき ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 27 年 7 月 8 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Crosstalk between PI3K and Ras pathways via 学位論文題名 Protein Phosphatase 2A in human

More information

11.【最終版】プレスリリース修正  循環器内科泉家

11.【最終版】プレスリリース修正  循環器内科泉家 国立大学法人熊本大学 平成 28 年 4 月 25 日 報道機関各位 年齢 握力 ふくらはぎの太さから 簡便に心臓病の重症化リスクを診断 熊本大学 - 筋肉量の減少を測る サルコペニアスコア を心臓病患者にも適用 - < 概要説明 > 熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科学の尾上喜郎 ( 大学院生 ) 泉家康宏助教らは 筋肉量の減少 ( サルコペニア ) を診断する簡単なテスト が心臓病の重症化リスク評価に有用であることを

More information

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % % 第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 2016 28 1,326 13.6% 2 528 40.0% 172 13.0% 2016 28 134 1.4% 9 10 1995 7 2015 27 14.8 5.5 10 25 75 2040 2015 27 1.4 9 75 PCI PCI 10 DPC 99.9% 98.6% 60 26 流出 クロス表 流出 検索条件 大分類 : 心疾患 年齢区分 :

More information

第 90 回 MSGR トピック : 急性冠症候群 LDL-C Ezetimibe 発表者 : 山田亮太 ( 研修医 ) コメンテーター : 高橋宗一郎 ( 循環器内科 ) 文献 :Ezetimibe Added to Statin Theraphy after Acute Coronary Syn

第 90 回 MSGR トピック : 急性冠症候群 LDL-C Ezetimibe 発表者 : 山田亮太 ( 研修医 ) コメンテーター : 高橋宗一郎 ( 循環器内科 ) 文献 :Ezetimibe Added to Statin Theraphy after Acute Coronary Syn 第 90 回 MSGR トピック : 急性冠症候群 LDL-C Ezetimibe 発表者 : 山田亮太 ( 研修医 ) コメンテーター : 高橋宗一郎 ( 循環器内科 ) 文献 :Ezetimibe Added to Statin Theraphy after Acute Coronary Syndromes Christopher P. Cannon, et al. N Engl J Med 2015;

More information

CCT Website

CCT Website CCT Website C ONTENTS 1 s 1 2 2 3 s 3 4 s 4 s 5 s 6 6 s LMT 7 s Bifurcation 7 s Calcified Lesion 8 CTO 8 9 s s s s Peripheral s Imaging 11 11 12 12 Renal Failure 13 13 9/21 Dr. Suzuki's Comment Complications

More information

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対 6 疾患別死亡の状況 1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対 678 734 747 748 801 794 785 837 863 804 1134.5 1232.8 1283.9 1302.2 1414.9 1420.0 1424.1 1518.4 1571.8 1486.7 結核 2 1 1 2 0 1 1

More information

ス化した さらに 正常から上皮性異形成 上皮性異形成から浸潤癌への変化に伴い有意に発現が変化する 15 遺伝子を同定し 報告した [Int J Cancer. 132(3) (2013)] 本研究では 上記データベースから 特に異形成から浸潤癌への移行で重要な役割を果たす可能性がある

ス化した さらに 正常から上皮性異形成 上皮性異形成から浸潤癌への変化に伴い有意に発現が変化する 15 遺伝子を同定し 報告した [Int J Cancer. 132(3) (2013)] 本研究では 上記データベースから 特に異形成から浸潤癌への移行で重要な役割を果たす可能性がある 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 守谷友二朗 論文審査担当者 主査 : 三浦雅彦副査 : 森山啓司 坂本啓 論文題目 The high-temperature requirement factor A3 (HtrA3) is associated with acquisition of the invasive phenotype in oral squamous cell carcinoma

More information

第4章:施策と目標 2:生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(3)糖尿病(4)COPD

第4章:施策と目標 2:生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(3)糖尿病(4)COPD 4章(3) 糖尿病 第 4 章施策と目標第 糖尿病は すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが悪くなったり 量が少なかったりすることが原因で 血液中のブドウ糖 ( 身体を動かすエネルギー源 ) が正常に利用されず 結果的に血糖値が高くなる病気です 肥満や過食 運動不足などの生活習慣もその原因の一つになります 初期段階では特異な自覚症状もなく 放置すると心筋梗塞や脳梗塞をはじめとする様々な合併症を引き起こします

More information

( 様式甲 5) 氏 名 渡辺綾子 ( ふりがな ) ( わたなべあやこ ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 27 年 7 月 8 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 学位論文題名 Fibrates protect again

( 様式甲 5) 氏 名 渡辺綾子 ( ふりがな ) ( わたなべあやこ ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 27 年 7 月 8 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 学位論文題名 Fibrates protect again ( 様式甲 5) 氏 名 渡辺綾子 ( ふりがな ) ( わたなべあやこ ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 27 年 7 月 8 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 学位論文題名 Fibrates protect against vascular endothelial dysfunction induced by paclitaxel

More information

調査概要 目的 デザイン 調査対象者 国内初の DES の承認 製造販売後の 2005~2007 年の 3 年間に 初回の PCI あるいは CABG が施行された症例の治療実態の把握 治療成績の評価及び治療成績に影響を与える因子の探索 ( 主要評価項目 : ステント血栓症 死亡 心筋梗塞 脳血管障

調査概要 目的 デザイン 調査対象者 国内初の DES の承認 製造販売後の 2005~2007 年の 3 年間に 初回の PCI あるいは CABG が施行された症例の治療実態の把握 治療成績の評価及び治療成績に影響を与える因子の探索 ( 主要評価項目 : ステント血栓症 死亡 心筋梗塞 脳血管障 医療機器の不具合評価体制の構築のための試行調査 冠動脈ステントに関する調査研究 報告書 (PCI 施行患者の 3 年追跡データに関する中間報告 ) 平成 23 年 10 月 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 安全第一部調査分析課 調査概要 目的 デザイン 調査対象者 国内初の DES の承認 製造販売後の 2005~2007 年の 3 年間に 初回の PCI あるいは CABG が施行された症例の治療実態の把握

More information

大規模臨床データベースにおける プロジェクト設計の評価基準

大規模臨床データベースにおける プロジェクト設計の評価基準 JACVSD 2013 年の項目改定に関して 2012 年 10 月 18 日福岡サンパレス JACVSD DM 会議 東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 主な改定内容 1. 項目検討委員会,PCI 合同データベースワーキンググループの意見を参考, 項目の定義や選択肢の修正, 項目の追加, 削除を行った. 2. STS DB(Society of Thoracic Surgeons National

More information

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習 ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点

More information

また リハビリテーションの種類別では 理学療法はいずれの医療圏でも 60% 以上が実施したが 作業療法 言語療法は実施状況に医療圏による差があった 病型別では 脳梗塞の合計(59.9%) 脳内出血 (51.7%) が3 日以内にリハビリテーションを開始した (6) 発症時の合併症や生活習慣 高血圧を

また リハビリテーションの種類別では 理学療法はいずれの医療圏でも 60% 以上が実施したが 作業療法 言語療法は実施状況に医療圏による差があった 病型別では 脳梗塞の合計(59.9%) 脳内出血 (51.7%) が3 日以内にリハビリテーションを開始した (6) 発症時の合併症や生活習慣 高血圧を 栃木県脳卒中発症登録 5 ヵ年の状況 資料 2 1 趣旨栃木県では平成 10 年度から脳卒中発症登録事業として 県内約 30 の医療機関における脳卒中の発症状況を登録し 発症の危険因子や基礎疾患の状況 病型等の発症動向の把握に取り組んでいる 医療機関から保健環境センターに登録されるデータは年間約 4,200 件であり これまでに約 8 万件のデータが同センターに蓄積されている 今回 蓄積データのうち

More information

QOL) を向上させる支援に目を向けることが必要になると考えられる それには統合失調症患者の生活の質に対する思いや考えを理解し, その意向を汲みながら, 具体的な支援を考えなければならない また, そのような背景のもと, 精神医療や精神保健福祉の領域において統合失調症患者の QOL 向上を目的とした

QOL) を向上させる支援に目を向けることが必要になると考えられる それには統合失調症患者の生活の質に対する思いや考えを理解し, その意向を汲みながら, 具体的な支援を考えなければならない また, そのような背景のもと, 精神医療や精神保健福祉の領域において統合失調症患者の QOL 向上を目的とした 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 中村博文 論文審査担当者 主査西川徹副査田上美千佳 高瀬浩造 論文題目 Structural equation model of factors related to quality of life for community-dwelling schizophrenic patients in Japan ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 本研究の目的は,

More information

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備 山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備群の減少など生活習慣病の予防を図るため 特定健診 保健指導の実施を行うこととされている このことから

More information

激増する日本人糖尿病 ( 万人 ) 2,500 糖尿病の可能性が否定できない人 (HbA1c 6.0~6.4) 糖尿病が強く疑われる人 (HbA1c 6.5% 以上 ) 2,210 万人 2,000 1,500 1,000 1,620 万人 1,370 万人 万人 880 万人 +

激増する日本人糖尿病 ( 万人 ) 2,500 糖尿病の可能性が否定できない人 (HbA1c 6.0~6.4) 糖尿病が強く疑われる人 (HbA1c 6.5% 以上 ) 2,210 万人 2,000 1,500 1,000 1,620 万人 1,370 万人 万人 880 万人 + 平成 24 年 9 月 1 日 2012 年度日本臨床検査標準協議会 (JCCLS) 学術集会 HbA1cと糖尿病診療 日常診療における HbA1c 測定 標準化の意義 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内科植木浩二郎 激増する日本人糖尿病 ( 万人 ) 2,500 糖尿病の可能性が否定できない人 (HbA1c 6.0~6.4) 糖尿病が強く疑われる人 (HbA1c 6.5% 以上 ) 2,210

More information

循環器内科・冠疾患集中治療部

循環器内科・冠疾患集中治療部 循環器内科 冠疾患集中治療部 度学会発表 講演会 年月学会名 講演会名開催地筆頭発表者共同発表者演題 TCTAP ソウル Tomoyuki Fukuzawa (best presenter award 受 賞 ) TCTAP ソウル Takahiro Watanabe The timing of occurrence of stent fracture after SES implantation

More information

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF315F817582C782B182C582E0826C C B4C985E82C98AD682B782E98DEC8BC EF92868AD495F18D902E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF315F817582C782B182C582E0826C C B4C985E82C98AD682B782E98DEC8BC EF92868AD495F18D902E B8CDD8AB B83685D> どこでも MY 病院 糖尿病記録に関する作業部会中間報告 資料 1 検討対象とアウトプット 検討対象 Ⅰ どこでも MY 病院 糖尿病記録として取り扱う具体的な情報について どこでも MY 病院 糖尿病記録として取り扱う具体的情報 ( データセット ) について検討 他疾病を考慮したデータセット拡張の検討 Ⅱ どこでも MY 病院 糖尿病記録の具体的利用イメージについて どこでも MY 病院 糖尿病記録がどのように利活用されるかのユースケースの検討

More information