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Microsoft Word - 【広報課確認】 _プレス原稿(最終版)_東大医科研 河岡先生_miClear

なお本研究は 東京大学 米国ウィスコンシン大学 国立感染症研究所 米国スクリプス研 究所 米国農務省 ニュージーランドオークランド大学 日本中央競馬会が共同で行ったもの です 本研究成果は 日本医療研究開発機構 (AMED) 新興 再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 文部科学省新学術領

ルス薬の開発の基盤となる重要な発見です 本研究は 京都府立医科大学 大阪大学 エジプト国 Damanhour 大学 国際医療福祉 大学病院 中部大学と共同研究で行ったものです 2 研究内容 < 研究の背景と経緯 > H5N1 高病原性鳥インフルエンザウイルスは 1996 年頃中国で出現し 現在までに

論文題目  腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析

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Microsoft Word 「ERATO河岡先生(東大)」原稿(確定版:解禁あり)-1

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報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効

図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル

の感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産

Microsoft PowerPoint - 資料6-1_高橋委員(公開用修正).pptx

く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM

RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果

Research 2 Vol.81, No.12013

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学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )

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( 図 ) IP3 と IRBIT( アービット ) が IP3 受容体に競合して結合する様子

第51回日本小児感染症学会総会・学術集会 採択結果演題一覧

研究の背景 B 型肝炎ウイルスの持続感染者は日本国内で 万人と推定されています また, B 型肝炎ウイルスの持続感染は, 肝硬変, 肝がんへと進行していくことが懸念されます このウイルスは細胞へ感染後,cccDNA と呼ばれる環状二本鎖 DNA( 5) を作ります 感染細胞ではこの

の活性化が背景となるヒト悪性腫瘍の治療薬開発につながる 図4 研究である 研究内容 私たちは図3に示すようなyeast two hybrid 法を用いて AKT分子に結合する細胞内分子のスクリーニングを行った この結果 これまで機能の分からなかったプロトオンコジン TCL1がAKTと結合し多量体を形

Microsoft Word - 【最終】リリース様式別紙2_河岡エボラ _2 - ak-1-1-2

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難病 です これまでの研究により この病気の原因には免疫を担当する細胞 腸内細菌などに加えて 腸上皮 が密接に関わり 腸上皮 が本来持つ機能や炎症への応答が大事な役割を担っていることが分かっています また 腸上皮 が適切な再生を全うすることが治療を行う上で極めて重要であることも分かっています しかし

るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導

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解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を

前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

資料 4-3 新興 再興感染症の克服に向けた研究環境整備 大阪大学微生物病研究所飯田哲也 長崎大学熱帯医学研究所金子修

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統合失調症発症に強い影響を及ぼす遺伝子変異を,神経発達関連遺伝子のNDE1内に同定した

1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ

DVDを見た後で、次の問いに答えてください

妊娠認識および胎盤形成時のウシ子宮におけるI型IFNシグナル調節機構に関する研究 [全文の要約]

計画研究 年度 腸管出血性大腸菌を中心とした腸管感染菌の病原性ゲノム基盤の 解明と臨床応用 林 哲也 1) 小椋 義俊 1) 大岡 唯祐 2) 1) 宮崎大学フロンティア科学実験総合センター 戸邉 亨 3) 2) 宮崎大学医学部 飯田 哲也 4) 桑原 知巳 5) 3) 大阪大学

Microsoft Word - 最終:【広報課】Dectin-2発表資料0519.doc

報道発表資料 2006 年 6 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 アレルギー反応を制御する新たなメカニズムを発見 - 謎の免疫細胞 記憶型 T 細胞 がアレルギー反応に必須 - ポイント アレルギー発症の細胞を可視化する緑色蛍光マウスの開発により解明 分化 発生等で重要なノッチ分子への情報伝達

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1. 背景血小板上の受容体 CLEC-2 と ある種のがん細胞の表面に発現するタンパク質 ポドプラニン やマムシ毒 ロドサイチン が結合すると 血小板が活性化され 血液が凝固します ( 図 1) ポドプラニンは O- 結合型糖鎖が結合した糖タンパク質であり CLEC-2 受容体との結合にはその糖鎖が

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

3.2013/14シーズンのインフルエンザアップデート(12/25現在)

今後の展開現在でも 自己免疫疾患の発症機構については不明な点が多くあります 今回の発見により 今後自己免疫疾患の発症機構の理解が大きく前進すると共に 今まで見過ごされてきたイントロン残存の重要性が 生体反応の様々な局面で明らかにされることが期待されます 図 1 Jmjd6 欠損型の胸腺をヌードマウス

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別紙 < 研究の背景と経緯 > 自閉症は 全人口の約 2% が罹患する非常に頻度の高い神経発達障害です 近年 クロマチンリモデ リング因子 ( 5) である CHD8 が自閉症の原因遺伝子として同定され 大変注目を集めています ( 図 1) 本研究グループは これまでに CHD8 遺伝子変異を持つ

糖鎖の新しい機能を発見:補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する

第 88 回日本感染症学会学術講演会第 62 回日本化学療法学会総会合同学会採択演題一覧 ( 一般演題ポスター ) 登録番号 発表形式 セッション名 日にち 時間 部屋名 NO. 発表順 一般演題 ( ポスター ) 尿路 骨盤 性器感染症 1 6 月 18 日 14:10-14:50 ア

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研究の詳細な説明 1. 背景細菌 ウイルス ワクチンなどの抗原が人の体内に入るとリンパ組織の中で胚中心が形成されます メモリー B 細胞は胚中心に存在する胚中心 B 細胞から誘導されてくること知られています しかし その誘導の仕組みについてはよくわかっておらず その仕組みの解明は重要な課題として残っ

のと期待されます 本研究成果は 2011 年 4 月 5 日 ( 英国時間 ) に英国オンライン科学雑誌 Nature Communications で公開されます また 本研究成果は JST 戦略的創造研究推進事業チーム型研究 (CREST) の研究領域 アレルギー疾患 自己免疫疾患などの発症機構

Microsoft Word 河岡H18終了報告書 冊子用p80.DOC

博士学位論文審査報告書

研究成果報告書

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans

「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続」の一部改正について

法医学問題「想定問答」(記者会見後:平成15年  月  日)

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( 続紙 1 ) 京都大学 博士 ( 薬学 ) 氏名 大西正俊 論文題目 出血性脳障害におけるミクログリアおよびMAPキナーゼ経路の役割に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 脳内出血は 高血圧などの原因により脳血管が破綻し 脳実質へ出血した病態をいう 漏出する血液中の種々の因子の中でも 血液凝固に関

研究の詳細な説明 1. 背景病原微生物は 様々なタンパク質を作ることにより宿主の生体防御システムに対抗しています その分子メカニズムの一つとして病原微生物のタンパク質分解酵素が宿主の抗体を切断 分解することが知られております 抗体が切断 分解されると宿主は病原微生物を排除することが出来なくなります

平成24年7月x日

卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10

様式 F-19 科学研究費助成事業 ( 学術研究助成基金助成金 ) 研究成果報告書 平成 25 年 5 月 15 日現在 機関番号 :32612 研究種目 : 若手研究 (B) 研究期間 :2011~2012 課題番号 : 研究課題名 ( 和文 ) プリオンタンパクの小胞輸送に関与す

Microsoft PowerPoint - 2_(廣瀬宗孝).ppt

詳細を明らかにするとともに ウイルスの病原性に関する研究も アジアで流行中のH5N1 鳥インフルエンザウイルスならびにその他のウイルスについても展開する予定である インフルエンザウイルス ゲノムのパッケージング シグナルの知見に基づくインフルエンザワクチンならびにワクチンベクターの開発 1. 次世代

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「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続」の一部改正について

結果 この CRE サイトには転写因子 c-jun, ATF2 が結合することが明らかになった また これら の転写因子は炎症性サイトカイン TNFα で刺激したヒト正常肝細胞でも活性化し YTHDC2 の転写 に寄与していることが示唆された ( 参考論文 (A), 1; Tanabe et al.

2017 年 12 月 15 日 報道機関各位 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科国立大学法人九州大学生体防御医学研究所国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒト胎盤幹細胞の樹立に世界で初めて成功 - 生殖医療 再生医療への貢献が期待 - 研究のポイント 注 胎盤幹細胞 (TS 細胞 ) 1 は

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関係があると報告もされており 卵巣明細胞腺癌において PI3K 経路は非常に重要であると考えられる PI3K 経路が活性化すると mtor ならびに HIF-1αが活性化することが知られている HIF-1αは様々な癌種における薬理学的な標的の一つであるが 卵巣癌においても同様である そこで 本研究で

第6号-2/8)最前線(大矢)

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核内受容体遺伝子の分子生物学

報道関係者各位 平成 26 年 1 月 20 日 国立大学法人筑波大学 動脈硬化の進行を促進するたんぱく質を発見 研究成果のポイント 1. 日本人の死因の第 2 位と第 4 位である心疾患 脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化である 2. 酸化されたコレステロールを取り込んだマクロファージが大量に血

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記載例 : ウイルス マウス ( 感染実験 ) ( 注 )Web システム上で承認された実験計画の変更申請については 様式 A 中央の これまでの変更 申請を選択し 承認番号を入力すると過去の申請内容が反映されます さきに内容を呼び出してから入力を始めてください 加齢医学研究所 分野東北太郎教授 組

イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ

胞運命が背側に運命変換することを見いだしました ( 図 1-1) この成果は IP3-Ca 2+ シグナルが腹側のシグナルとして働くことを示すもので 研究チームの粂昭苑研究員によって米国の科学雑誌 サイエンス に発表されました (Kume et al., 1997) この結果によって 初期胚には背腹

Microsoft Word - ③鈴木先生 完成.doc

があるため 一ヶ月以上の間隔をおいて単品投与することが基本である そこで 呼吸器疾患を引き起こすパラインフルエンザウイルスの感染防御抗原を発現する組み換えインフルエンザウイルスを作製することによりウイルス性呼吸器疾患に対する多価生ワクチンの開発を試みた インフルエンザウイルスのNAは感染防御にはそれ

生物時計の安定性の秘密を解明

人工知能補足_池村

図 Mincle シグナルのマクロファージでの働き

Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス

論文の内容の要旨

発表内容 1. 背景感染症や自己免疫疾患は免疫系が強く関与している病気であり その進行にはT 細胞が重要な役割を担っています リンパ球の一種であるT 細胞には 様々な種類の分化したT 細胞が存在しています その中で インターロイキン (IL)-17 産生性 T 細胞 (Th17 細胞 ) は免疫反応

るマウスを解析したところ XCR1 陽性樹状細胞欠失マウスと同様に 腸管 T 細胞の減少が認められました さらに XCL1 の発現が 脾臓やリンパ節の T 細胞に比較して 腸管組織の T 細胞において高いこと そして 腸管内で T 細胞と XCR1 陽性樹状細胞が密に相互作用していることも明らかにな

遺伝子治療用ベクターの定義と適用範囲

Peroxisome Proliferator-Activated Receptor a (PPARa)アゴニストの薬理作用メカニズムの解明

汎発性膿疱性乾癬のうちインターロイキン 36 受容体拮抗因子欠損症の病態の解明と治療法の開発について ポイント 厚生労働省の難治性疾患克服事業における臨床調査研究対象疾患 指定難病の 1 つである汎発性膿疱性乾癬のうち 尋常性乾癬を併発しないものはインターロイキン 36 1 受容体拮抗因子欠損症 (

報道発表資料 2007 年 8 月 1 日 独立行政法人理化学研究所 マイクロ RNA によるタンパク質合成阻害の仕組みを解明 - mrna の翻訳が抑制される過程を試験管内で再現することに成功 - ポイント マイクロ RNA が翻訳の開始段階を阻害 標的 mrna の尻尾 ポリ A テール を短縮

平成24年7月x日

Transcription:

6th Negative Strand Virus-Japan Symposium Okinawa /2017.1.16(Mon)-1.18(Wed) Program Monday / January 16 15:00-15:10 Opening Remarks/ 河岡義裕 東京大学医科学研究所 ウイルス感染と宿主応答の分子基盤 Ⅰ 座長 : 福山聡 / 東京大学医科学研究所 15:10-15:26 SFTS ウイルス NSs タンパク質による IFN 抑制機構の解析 森山美優 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター 審査対象者 15:26-15:42 ダニ媒介性フレボウイルスの非構造タンパク質 NSs の宿主応答回避能と病原性の相関 笠島和 北海道大学大学院獣医学研究科 審査対象者 15:42-15:58 内在性ボルナウイルス様エレメント由来非コード RNA はヒストン mrna の 3 末端プロセシングを介してボルナウイルス感染を抑制する 小嶋将平 京都大学ウイルス 再生医科学研究所 RNA ウイルス分野 審査対象者 15:58-16:10 Coffee Break ポスター発表 / 第 1 部 16:10-16:13 インフルエンザウイルスゲノム vrnp の核内移行制御機構の解明 安東友美 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:13-16:16 A role for host protein TRIM28 in influenza A virus replication Huapeng Feng 東京大学医科学研究所 審査対象者

16:16-16:19 RCN1 ノックアウトマウスにおける抗インフルエンザ効果の検証 三竹博道 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:19-16:22 Identification of host factors involved in the genome packaging of influenza A virus by using quantitative microscopy I-Hsuan Jessica Wang 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:22-16:25 7 分節 A 型インフルエンザウイルスのゲノムパッケージング機構 中津寿実保 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:25-16:28 Epitope analysis of influenza B viral HA protein using human monoclonal antibodies Priyanka Soni 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:28-16:31 A 型インフルエンザウイルス蛋白質 PA-X の蛋白質発現抑制活性に重要な宿主遺伝子の探索 大石康平 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:31-16:34 インドネシアにおける高病原性 H5N1 鳥インフルエンザウイルスの解析 今村剛朗 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:34-16:37 A(H1N1)pdm09 インフルエンザウイルスの抗原性解析 安原敦洋 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:37-16:40 H3N2 季節性インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼの性状変化について 髙田光輔 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:40-16:43 ヒト型レセプターを認識するのに必要なアミノ酸変異が鳥インフルエンザウイルス HA 蛋白質の安定性に及ぼす影響 牛島倫太郎 東京大学医科学研究所 審査対象者

16:43-16:46 A 型インフルエンザウイルスのヒト肺上皮細胞における増殖に関与する GDP Dissociation Inhibitor2 の解析 加藤紗理 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:46-16:49 近年の H3N2 ヒト分離株を用いたマウス馴化 H3N2 インフルエンザウイルス作製の試み 椎葉洋之 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:49-16:52 Functional Analysis of Host Factors Involved in Influenza A Virus Replication in Human Lung Epithelial Cells Li-Chen Kuo 東京大学医科学研究所 審査対象者 16:52-17:05 Coffee Break 17:05-17:55 ポスター閲覧 17:55 研究室紹介 etc 18:30 合同懇談会 ( 羽衣西の間 )

Tuesday / January 17 ウイルス感染と宿主応答の分子基盤 Ⅱ 座長: 野田岳志 / 京都大学ウイルス 再生医科学研究所 9:15-9:31 インフルエンザウイルス性肺炎病巣における炎症性細胞の役割 仲尾朋美 東京大学医科学研究所 審査対象者 9:31-9:47 2 光子励起顕微鏡を用いたインフルエンザウイルス感染マウスにおける肺の生体イメージングの試み 植木紘史 東京大学医科学研究所 審査対象者 9:47-10:03 インフルエンザウイルス感染マウスの肺由来エクソソーム内 microrna の機能解析 前村忠 東京大学医科学研究所 審査対象者 10:03-10:19 エボラウイルスによる病原性発現機構の解析 森山美優 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター 審査対象者 10:19-10:30 Coffee Break ウイルス感染メカニズムの分子基盤 座長: 朝長啓造 / 京都大学ウイルス 再生医科学研究所 10:30-10:46 エボラウイルスの抗体依存性感染増強現象における Fc 受容体下流のシグナル伝達経路 古山若呼 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 審査対象者 10:46-11:02 糖鎖受容体を介したムンプスウイルス細胞侵入メカニズムの構造生物学的 ウイルス学的解析 橋口隆生 九州大学

11:02-11:18 季節性インフルエンザウイルスの腸管感染とそのメカニズムについて 中屋隆明 京都府立医科大学 11:18-11:30 Coffee Break インフルエンザに対する新規薬剤 治療抗体の開発 座長: 髙田礼人 / 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 11:30-11:46 抗インフルエンザ薬創薬の標的となる宿主因子の同定 山下誠 東京大学医科学研究所 11:46-12:02 ヘマグルチニンを標的としたインフルエンザ阻害能を有する糖修飾ペプチドの開発 藤原由梨奈 慶応義塾大学 審査対象者 12:02-12:18 全ての A 型インフルエンザウイルスの HA 蛋白質を認識するヒトモノクローナル抗体クローン 1 の増殖阻害機構の解析 山吉誠也 東京大学医科学研究所 12:18-13:45 Lunch ポスター発表 / 第 2 部 13:45-13:48 麻疹ウイルス H タンパクの 5 つの主要な抗原エピトープ 竹田誠 国立感染症研究所 13:48-13:51 A 型インフルエンザウイルスの増殖に関与する宿主蛋白質の探索 三枚橋秀平 東京大学医科学研究所 審査対象者

13:51-13:54 ヒト肺上皮細胞におけるインフルエンザウイルスの増殖に関わる宿主因子の探索 古澤夢梨 東京大学医科学研究所 審査対象者 13:54-13:57 新規アミノ酸配列解析手法を用いた A 型インフルエンザウイルスの糖タンパク質 HA の分類 変異および配列予測 秋元麻友美 立教大学 審査対象者 13:57-14:00 シアル酸模倣ペプチドを修飾したダイヤモンド電極によるインフルエンザウイルスの高感度検出法の開発 氏江美智子 慶応義塾大学 審査対象者 14:00-14:03 糖鎖模倣ペプチドと H5 亜型ヘマグルチニンの相互作用解析 吉川栞 慶応義塾大学 審査対象者 14:03-14:06 糖鎖プライマー法で得られたオリゴ糖を固定化した糖修飾微粒子によるインフルエンザウイルスの検出 河野里砂 慶応義塾大学 審査対象者 14:06-14:09 CTL を誘導する経鼻免疫法の開発 森山美優 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター 審査対象者 14:09-14:12 Analysis of structural elements in influenza virus mrna using Atomic Force Microscopy imaging GILMORE Jamie Lynn 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 審査対象者 14:12-14:15 A double mutation in polymerase L gene enables adaptation of parrot bornavirus-4 to mammalian cell line Bea Clarise Garcia 京都大学ウイルス 再生医科学研究所 RNA ウイルス分野 審査対象者

14:15-14:18 ボルナウイルス G タンパク質を介したウイルスの感染症の評価 酒井まどか 京都大学ウイルス 再生医科学研究所 RNA ウイルス分野 審査対象者 14:18-14:21 高病原性 H5N1 鳥インフルエンザウイルス感染の重症化には感染初期の転写因子活性抑制が関与する 村本裕紀子 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 審査対象者 14:21-14:24 既存薬ライブラリーを用いた新規抗インフルエンザ薬の探索 神道慶子 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 審査対象者 14:24-14:27 ラッサウイルス感染を中和するモノクロ ナル抗体の作出 武長徹 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 審査対象者 14:27-14:40 Coffee Break 14:40-15:30 ポスター閲覧 15:30-15:40 Coffee Break ウイルスタンパク質の計算科学的解析 構造解析 座長: 五十嵐学 / 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 15:40-15:56 高精度第一原理計算およびバイオインフォマティックス手法を基盤とした計算ウイルス学の可能性 常盤広明 立教大学 15:56-16:12 新規アミノ酸配列解析手法を用いたモルビリウイルスの宿主特異性の理論的解析松尾直也 立教大学 審査対象者

16:12-16:28 エボラウイルス ヌクレオキャプシドの中核構造 杉田征彦 OIST 審査対象者 16:28-16:40 Coffee Break インフルエンザウイルスのゲノムパッケージング機構 座長: 一戸猛志 / 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター 16:40-16:56 インフルエンザウイルスのゲノムパッケージングにおけるゲノム分節間相互作用の解析 宮本翔 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 審査対象者 16:56-17:12 高速原子間力顕微鏡を用いたインフルエンザウイルスのゲノム転写 複製機構の解明 中野雅博 京都大学ウイルス 再生医科学研究所微細構造ウイルス学 17:12-17:25 再構成 vrnp 複合体を用いた A 型インフルエンザウイルスゲノム分節間相互作用の評価 百瀬文隆 北里大学 17:25 集合写真撮影 / 審査用紙回収 18:00 合同懇談会 ( 和琉ダイニングあんのん )

Wednesday / January 18 季節性インフルエンザ流行株の性状解析 ワクチン 座長: 今井正樹 / 東京大学医科学研究所 9:15-9:31 季節性インフルエンザの動向 ~ 地方衛生研究所のウイルスラボの役割 ~ 川上千春 横浜市衛生研究所 9:31-9:47 日本国内で検出された A(H1N1)pdm09 二重耐性変異ウイルスの性状解析 高下恵美 国立感染症研究所 9:47-10:03 鶏卵分離埼玉株 NA で特徴的に認められたアミノ酸置換 桑原朋子 国立感染症研究所 10:03-10:15 Coffee Break ウイルスおよび宿主タンパク質の構造 機能解析, 新規ウイルス検出法 座長: 藤井豊 / 香川大学 10:15-10:31 シアル酸模倣ペプチドによるインフルエンザウイルス検出 松原輝彦 慶応義塾大学 10:31-10:47 核内アクチンによるボルナ病ウイルスの RNP の機能制御機構の解明 平井悠哉 大阪歯科大学 10:47-11:03 狂犬病ウイルスの病原性における P 蛋白質アイソフォームの重要性 伊藤直人 岐阜大学 11:03-11:16 牛パラインフルエンザウイルス3 型 M タンパク質の機能解析 竹内薫 筑波大学 11:16-11:35 受賞者発表 &Closing Remarks/ 河岡義裕 東京大学医科学研究所