5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

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5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

(1)

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

1 自己存在感児童の生活体験や生活環境の実態 興味 関心を把握し 他教科との関連を踏まえて 様々な視点から取り組めるように課題提示の工夫を行う 2 共感的人間関係話し合いや発表会のときには 相手を大切にした聞き方と発表の仕方ができるように意識させ 支持的雰囲気の中で学び合わせる また 自分との違いや

国語科学習指導案様式(案)

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

第1学年国語科学習指導案

ように話す順序を考えて発表原稿をまとめ, 発表カードの大枠を完成させる ここで, 発表カードの内容をより充実させるために, 再度, ペアで発表カードを聞き合い, 質問し合う活動を通して, 発表原稿の付け加えを行い, 発表カードを完成させる 次に, 発表の練習に取り組む 発表練習に取り組む前に, 相手

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

第 1 学年 1 組国語科学習指導案単元名 : オリジナルじゃんけんであそぼう じゃんけんやさんをひらこう 男子 14 名女子 16 名計 30 名 指導者渡部英里単元について 本単元は, 小学校学習指導要領国語科第 1 学年及び第 2 学年, A 話すこと 聞くこと の指導事項 イ相手に応じて,

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

解答類型

【授業 1】

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

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Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

(Microsoft Word -

いろいろな衣装を知ろう

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

自己紹介をしよう

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

社会科学習指導案

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

国語科学習指導案

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

Taro-4年 総合 指導案(最終)

3 児童の実態 1 年生の時から比べるとみんなの前で話すことは慣れてきているものの 声が小さか ったり 語尾がはっきりしなかったりする子がいる また 自分の考えや思いを伝えると きに 順序よく話すことや大事なことを落とさずに話すことがうまくできない子が目立つ 国語を中心に 話型のワークシートを使って

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

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具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

第4学年算数科学習指導案

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

第○学年 ○○科指導計画

児童はこれまでに これは何でしょう (1 年下 ) で ものの特徴を聞き手に分かり やすく説明したり その特徴を落とさないようにしながら聞いたりする学習や 問題が分 かるように はっきりした発音で話す学習をしてきている だが それらを意識はしてい ても十分身に付いているとは言い難い 日々の学習の中で

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

Taro-★w

<小学校 生活科>

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

○数学科 2年 連立方程式

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

グリーン家の人々

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

Transcription:

研究主題 考え 伝え 学び合う児童の育成 ~ 言語活動の充実を通して ~ 低学年分科会の目指す児童像 自分の思いや考えを伝えようとする子 第 1 学年国語科学習指導案 1 単元名ただしくつたえる 教材名だいじなことをれんらくしよう 平成 26 年 12 月 10 日 ( 水 ) 5 校時 指ヶ谷小学校 1 年 2 組 19 名 指導者峰村亜津早 2 単元の目標 身近なことなどについて 大事なことを落とさないように話したり聞いたりする 3 評価規準 国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力 言語についての知識 理解 技能 未就学児を招待して調べたことを連絡しながら学校案内をしようとしている 必要なことを落とさず聞いたり連絡したりし, 相手に応じた言葉遣いで話している 大事なことを語句のまとまりとしてとらえ, メモに書いている 4 児童の実態本学級の児童は 日直の朝のスピーチや授業時の発表の経験から 友達の発表を相手の方を向いてよい姿勢で聞こうとする姿勢が身についている また 発表に対する質問も積極的にし 相手のことをもっと知りたいという児童が多く見受けられる しかしながら 人前に立つと緊張して声が小さくなってしまったり 友達に助けを求めたりする児童も1 割程度いる 自分のことを話したり 相手の話を聞いたりする経験はあるが 相手から聞いた話を誰かに伝えるという経験がないため 大事なことを落とさずに聞くということを繰り返し指導し それを正確に伝えるという経験を持たせることが必要である メモを書いたり メモをもとに話型に沿って話したりする活動は11 月に メモをつかってしょうかいしよう で学習しているが 発表に関しての学習は まだ十分にされていない また 書くことが好きな児童は多いが 話すことに関しては苦手意識をもっている児童がいるため 年長さんに学こうをしょうかいしよう というめあてを設定し 相手意識をもって取り組めるようにした この単元を通して 話すことの楽しさを感じてもらいたい 1

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児を案内する 本教材で大切にしたい点は以下の 4 点である 1 点目は 単元のすべてを通して園児に学校を紹介するという目的意識をもたせるということ 2 点目は 目上の人に対する話し方や聞き方の習得 3 点目は 大事なことを落とさずに台本に組み込み 分かりやすく伝えようとすること 4 点目は お互いの紹介を聞き合い 良かった点や改善点を伝え 発展させていくことである 本時は 特に 4 点目に重きを置いて取り組んでいく場面である 話型に気をつけ 自分の考えをしっかりと相手に伝えられるようにしたい (2) 学習指導要領の目標と内容 A 話すこと 聞くこと (1) 目標相手に応じ 身近なことなどについて 事柄の順序を考えながら話す能力 大事なことを落とさないように聞く能力 話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに 進んで話したり聞いたりしようとする態度を育てる (2) 内容イ相手に応じて 話す事柄を順序立て 丁寧な言葉と普通の言葉の違いに気を付けて話すこと ウ姿勢や口形 声の大きさや速さなどに注意して はっきりとした発音で話すこと エ大事なことを落とさないようにしながら 興味をもって聞くこと オ互いの話を集中して聞き 話題に沿って話し合うこと 6 研究主題に迫る手立て (1) 身につけさせたい力 大事なことを落とさずに 分かりやすい言葉で伝える力 (2) そのための手だて 1 単元全体に見通しを持って学習に取り組ませる 学校紹介をするために 何を調べなければいけないか考えることで 知っていることだけでなく 聞いてこよう 教えてもらおう という主体的な活動に結びつく 2 園児に学校を紹介したり 教職員にインタビューしたりすることによって相手意識を持たせる 相手が園児ということで よりわかりやすい言葉や話し方を選択しようとする また インタビューを教職員にすることを通して 目上の人への言葉遣いや 相手の気持ちに配慮した話し方を学ばせたい 3 継続的な指導 2 学期のはじめから 話し方 聞き方の話型 はなしかた ききかたのあいうえお を教室に掲示し 教科を越えて継続的に指導をしてきた 2

4 学習形態の工夫一人一人が 話す 聞く 活動に参加できるように 一人でインタビューに行った後にグループでそれぞれが伝え 互いの情報を共有する さらに他のグループとの伝え合いによって学習をさらに深める 5 連絡メモ の活用連絡メモを活用することで 無意識になりがちな話す活動を意識化する そのことで 教職員に対するインタビューや園児への学校紹介を円滑に行うことができるようになる (3) 言語活動の充実 単元の学習を通して重視したい言語活動は 伝え合いによる考えの発展 と 大事なことを落とさ ずに相手の立場に立って わかりやすい言葉を用いて伝える ということである 7 学習指導計画 ( 全 12 時間 ) つかむ 時ねらい 学習活動 1 2 連絡の仕方や方 法を知る インタビューを するための 約 束のとり方を知 る メモを取る練習 をする 本文を読んで 単元の学習の流れをつかむ 園児に学校紹介をするためには どんな準備 が必要か考え 計画を立てる 学校の中で紹介する場所を決める 教職員にインタビューをするための約束の 取り方について考える メモを取る上で落としてはいけない大事な ことを確認する 話を聞いて 大事なことを落とさないようメ モする練習をする 支援 評価 評価項目 ( 評価方法 ) 連絡する時に大事なことを短い言葉でまとめる 目上の人に対しての連絡の仕方を考えることができる メモを取る上で大事なことを事前に抑えておく 大事なことを落とさずにメモすることができる 質問したい内容 学校を紹介する上で落としてはいけない質 学校を紹介するにあたっ を考える 問について確認する て 質問しておかなければな 質問する場所について 質問したい項目を 3 らないことを事前に抑えてお 中 3 つ考える 質問する時の話し方を考える く 知りたいことの中で学校紹 インタビューの台本を作成し 練習する 介にふさわしい質問を考える ことができたか それぞれが聞き インタビューをする上で大切なことを確認 目上の人に対する言葉遣い に行く場所に行 する など 連絡の仕方について確 4 って 聞きながらメモをとって メモをするときに落としてはいけないことについて確認する 認する 聞いたことの中から 大事 くる グループごとにインタビューに行き 聞いた なことをメモすることができ ことをメモしてくる ている 3

5 それぞれが聞い 自分がインタビューをして聞いてきたこと 一人一人が話し合い活動に 6 てきたことを知 らせ合う を 同じグループの友達に知らせる さらにくわしく知りたいことや疑問に思っ 参加できるように 少人数グループにする たことがあれば話し合う 聞いてきたことの中から 園児が知りたいと感じる内容 はどのようなものなのか考え ることができる 聞いてきたこと 園児が 知りたい内容がどのようなものなの 伝える内容に関して 相手 をもとに 園児 か考えながら 伝える内容を決める に合った数や長さになるよう に伝える内容を に声をかける 決める 園児が学校のどの場所につ いて知りたいかという案内さ れる側の視点や 自分たちが どこを案内してあげたいかと いう自分たちの思いの両方を 踏まえて決めることができて いる 分かりやすい話 話し方のよい例 悪い例を聞き 分かりやす 実際に分かりにくい話し方 し方について考 い話し方がどのようなものなのかを知る ( 早口や下を向いて話すな える 園児に対して どのような話し方をしたらよ ど ) を見せ 分かりやすい話 いかを話し合う し方と比較することで 分か 7 りやすい話し方について考えやすくする 分かりやすい話し方につい て 相手の立場にたって考え ることができている ( 話し合い活動 発表 ) 園児に紹介する 園児に分かりやすいような言葉を選択し 話 園児に対する言葉にはどの ときの台本作り す事柄を順序立てて 台本を作成する ようなものがふさわしいか考 をする 〇自分の話す場所を決める えられるようにする 8 〇練習する 相手にあった言葉遣いを選 択し 分かりやすい発表台本 を作ることができている ペアグループを 友達の発表について よい点やもっと分かり お互いによい点やもっと分 9 ( 本時 ) 作り お互いの発表の仕方についてアドバイスをしあう やすくするために必要なことをメモしながら聞く ペアでアドバイスをしあい 互いの発表がより良いものになるようにする かりやすくするために必要なことを挙げられるようにヒントカードを掲示しておく 発表を聞き よい所やもっ と発表を分かりやすくするた 4

めに必要なことをアドバイス できている アドバイスをも 友達からもらったアドバイスをもとに 台本 言葉だけでなく 話し方に とに台本を見直 を見直す ついても意識して練習するよ したり 紹介の 友達からもらったアドバイスをもとに 話し うに声をかける 練習をする 方を中心に紹介の練習をする アドバイスをもとにわかり 10 やすい台本に仕上げている 園児に学校を紹 園児に分かりやすく学校を紹介する 練習したことが生かせるよ 介する う 紹介する前に教室で練習 させる 11 学校紹介の場で 相手にあ った言葉遣いや話し方で紹介 することができる ( 学校紹介 ) 園児に学校紹介 園児に学校紹介をした後に 友達と感想を交 初めての経験なので 多く をした感想を発 流させる の児童が発表できるように交 まとめる 12 表する 流形式にする 学校紹介についての感想を自分なりに持ち 友達と交流 することができている 8 本時の指導 (9/12) (1) 本時のねらい 話す 聞く能力 園児に分かりやすい学校紹介の仕方について話し合う (2) 展開 導入 学習活動 主な学習活動と内容 予想される児童の反応 単元の目標を振り返る 前時の学習を振り返り 本時の学習のめあてを確認する 支援 評価 評価項目 ( 評価方法 ) 相手意識をもたせることにより 学習への意欲付けを図る 年ちょうさんによくわかるしょうかいのめい人になろう 展開 展 分かりやすい話し方を意識しながら 自分の台本を読む どのようなことを意識したらよいか黒板に掲示しておく 開 ペアで台本を読む 発表を聞いて アドバイスをすることができるように ワークシートに観 5

点を示しておく まとめ 年長さんに分かりやすい発表にするために アドバイスをしあう よかったところ 大きな口ではっきり言えていたのがよかったです みじかいことばでかんたんに話せていたのがよかったです もっとわかりやすくなるためのアドバイス 相手の目を見ないで話していたので もっと相手の目を見て話した方がよいと思います 声が小さかったので 大きな声で話せるともっとよいと思います < 指導事項 > 姿勢や口の開け方 声の大きさや速さなどに注意して はっきりとした発音で話すこと 友達のアドバイスを聞いて 気を付けたいことやがんばりたいことをワークシートに記入する 友達のアドバイスを聞いて 気をつけたいことやがんばりたいことを発表する 声が小さかったことが分かったので 今度は大きな声で話したいです 紙をずっと見ていたので 相手の目を見て話せるようにしたいです 分かりやすい話し方の観点に基づいてアドバイスができるように声をかける アドバイスを伝えるための話型を掲示しておく 発表を聞き よい点やもっと分かりやすくするためのアドバイスを伝えることができている 次時の台本の見直しに生かすことがために気を付けたいことなどを具体的に書くよう声をかける 次時への意欲付けを図る 9 板書計画 アドバイスのしかた はっぴょうのばしょ わかりやすいはなしかた になろう 年ちょうさんに よくわか めあて 年ちょうさんに 学こうしょ る はっぴょうの うかいをしよう めい人 6