地域再生計画 1 地域再生計画の名称街なかの新たな賑わいづくりによる地域創生事業 2 地域再生計画の作成主体の名称宇都宮市 3 地域再生計画の区域宇都宮市の区域の一部 ( 中心市街地エリア ) 4 地域再生計画の目標本市では 平成 14 年 ( 2002 年 ) に 中心市街地における概ね30 年先 (2030 年頃 ) を見据えた将来ビジョンを明らかにした 宇都宮市都心部グランドデザイン ( 以下 グランドデザイン という ) を策定し 戦略的 段階的な活性化を推進してきた 平成 22 年 (2010 年 )3 月には グランドデザインの戦略プロジェクトとなる 宇都宮市中心市街地活性化基本計画 ( 第 1 期計画 ) を策定し 衰退する中心市街地の賑わい回復に向けて 市街地再開発事業や賑わい 交流拠点の整備 空き店舗対策に取り組んできた結果 休日の通行量の増加や空き店舗の減少など 賑わいの回復がみられるようになったが 依然として中心市街地における居住人口や事業所数等は減少傾向にあり 平日の通行量も伸び悩んでいる状況にあった ( 居住人口 :H25 8,101 人 H26 7,952 人事業所数 ( 経済センサス より):H21 2,767 事業所 H24 2,548 事業所平日の通行量 :H25 99,428 人 H27 86,425 人 ) これらの課題等を踏まえ 恒常的な賑わいの創出や経済活力の向上に向け 平成 27 年 3 月に 宇都宮市中心市街地活性化基本計画 ( 第 2 期計画 ) を策定し 当該計画において 特に民間主体による活性化事業を幅広く盛り込むなど 官民による更なる連携 協力を図りながら引き続き活性化に取り組んでいるところである 今後は 各種活性化施策 事業の推進を通じ 中心市街地活性化基本計画 に掲げた目標である 宇都宮の顔となり市全体をけん引する活力あふれるまち 街なかならではの魅力と賑わいあふれるまち 誰もが憧れ 住みたい 住み続けたい と思うまち の達成を図り 将来像である 誰もが暮らしやすく活力と賑わいあふれる中心市街地 ~ 宇都宮らしい愉しさとまちの風格をそなえた街なか~ の実現を目指していく - 1 -
数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 中心市街地における新たな賑わいの創出に向け 中心市街地活性化基本計画 ( 第 2 期計画 ) において リーディングエリア として位置付けている オリオン通り における オープンカフェ事業 を核とし 多くの人が集まり 交流する 憩いと安らぎ 活動の場の提供を行う 上記事業との連携を図りながら さらなる賑わいの創出や回遊性の向上を図るため 本市特有の地域資源である 釜川 を活用した宇都宮らしい個性と景観を備えた魅力ある空間の形成を行うとともに 釜川を最大限に活かした多彩な活性化事業を展開していく また ネットワーク型コンパクトシティの中枢にふさわしい 都市拠点 づくりに向け 中心市街地において点在する低 未利用地 ( 平面のコインパーキングや月極駐車場 空き地 空き家 空き店舗等 ) の利活用を行い 商業 業務 居住等の多様な都市機能の集積を図る 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業地方創生推進交付金 ( 内閣府 ): A3007 1 事業主体宇都宮市 2 事業の名称 : 街なかの新たな賑わいづくりによる地域創生事業 3 事業の内容 都心部賑わいづくり事業本市発展の中心である二荒山神社周辺のエリアである センターコア を中心として リーディングエリア である オリオン通り を中心とした賑わいの増強を図るため オープンカフェ事業を核とした新たな賑わいの創出を図る - 2 -
都心部再生事業 親水エリア として中心部を貫流する釜川に着目し 宇都宮らしい個性と魅力づくり 良好な景観形成を進めるため オープンカフェと連携し 当河川を活用した多様な各種事業等を拡充実施するとともに 釜川における景観整備を実施し 新たな賑わい創出や回遊性の向上を図る 中心市街地における土地の有効活用事業中心市街地における低 未利用地の効果的な利活用方策の構築に向けた整理を行い 利活用のためのモデル事業などを実施し 多様な都市機能の集積促進による魅力と賑わいあふれる都市拠点づくりの推進を図る 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 オープンカフェの実施や釜川活用事業の実施に当たっては 関連する事業 ( オリオン市民広場のリニューアルや釜川景観整備事業等 ) との連携により 事業を拡充実施しながら集客力の増強を図ることで 事業主体となるまちづくり推進機構や商店街における参加店舗からの参加料等による収入増が図られ 収益性の高い自立的な事業展開に繋がる 中心市街地の土地の有効活用事業の実施に当たっては 低 未利用地の利活用の実施主体となる民間事業者 ( 地元不動産関係事業者等 ) や土地等の所有者である地権者に対する機運醸成や事業化に直結する実践的な手法を学ぶワークショップ等を通じた民 民による低 未利用地の利活用の促進や 先駆的なモデル事業の実施促進を図ることで 民間事業者等が主体となった自立性のある利活用事業の実現に繋がる 官民協働 中心市街地活性化に資する各種事業について 賑わい創出や経済活力の向上に向け 経済活動の主役となる民間事業者による主体的な取組の推進を図るための基盤づくりや支援を実施するとともに それらを通じ まちづくり推進機構や地元商店街などの民間事業者が主体となった各種事業における収益性等を高めることで 自立的で継続的 発展的な事業展開を可能とする 政策間連携 中心市街地活性化に向けた課題解消に向け 商店街振興 景観形成 土地の有効活用などと政策間の連携を図る - 3 -
その他の先導性 本市の地域資源の活用や多様な都市機能の集積を通じた中心市街地の賑わい 魅力づくりによる市内外からの来街者の増加や交流人口の増加を図ることで 中心市街地の活性化に繋がる 全国でも例のないアーケード商店街におけるオープンカフェの実施が可能となる 地域資源の最大限活用するための釜川の景観整備や活用事業を通じた新たな魅力の創出が可能となる 低 未利用地の利活用による先駆的なモデル事業の実施による土地の有効活用を通じたエリア価値の向上が可能となる 5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 6 評価の方法 時期及び体制 毎年度 KPI の達成状況を総合政策部が取りまとめて 中心市街地の活性化に関する進捗状況の管理や事業の推進に向けた検討を行う組織である 中心市街地活性化協議会 の総会 ( 毎年 7 月 ) において事業効果や実施状況等について検証結果報告を行う また 必要に応じて事業の改善検討等を実施する 検証結果は上記協議会の総会等において公表する 7 交付対象事業に要する経費 1 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 44,500 千円 8 事業実施期間地域再生計画認定の日から 平成 31 年 3 月 31 日 (3ヶ年度) 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援該当なし - 4 -
5-3-2 支援措置によらない独自の取組 (1) 中心商業地出店等促進事業事業概要 : 中心商業地における空き店舗等に出店等した場合に要する費用の一部補助実施主体 : 栃木県宇都宮市事業期間 : 通年 (2) 魅力ある商店街等支援事業事業内容 : 商店街等の魅力を高めることを目的とした販売促進を図るための事業やライトアップ事業 共同施設 ( 街路灯 防犯カメラ等 ) の設置及び維持管理に要する費用の一部補助実施主体 : 栃木県宇都宮市事業期間 : 通年 6 計画期間地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法中心市街地の活性化に関する進捗状況の管理や事業の推進に向けた検討を行う組織である 中心市街地活性化協議会 において 毎年度 事業実施状況や目標達成状況等の評価を行う 評価結果を踏まえ 目標の達成に向けて必要な事業の改善検討等を行う 目標 1 オープンカフェ新規参加店舗数については 事業主体となるまちづくり推進機構や商店街が毎年度の出店実績により把握する 目標 2 オリオン市民広場集客数については 宇都宮市が毎年度の広場利用によるイベント等での参加人数の集計により把握する 目標 3 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) については 宇都宮市及び市内大学による共同研究において 毎年度 平日における通行量を自動測定器により把握する - 5 -
7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の方法 毎年度 中心市街地活性化協議会 における総会等での公表を行う - 6 -