短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ

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2. 改正の趣旨 背景税制面では 配偶者のパート収入が103 万円を超えても世帯の手取りが逆転しないよう控除額を段階的に減少させる 配偶者特別控除 の導入により 103 万円の壁 は解消されている 他方 企業の配偶者手当の支給基準の援用や心理的な壁として 103 万円の壁 が作用し パート収入を10

平成25年毎月勤労統計調査

1. 改革の方向性 女性の働き方に中立的な制度整備に当たっては 可処分所得の大幅な減少が生じないよう 負担を最小化 負担増減を円滑化するとともに こうした見直しが 負担増の生じる世帯 個人に ベネフィットとして戻ってくる制度改革とすることが不可欠 改革の進め方についての方針を明示し できるものから早

若年者雇用実態調査

厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人

①-1公表資料(本文 P1~9)

第3回税制調査会 総3-2

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 278, , ,036

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26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 262, , ,075

第三章:保育士の就業・就職行動と意識

事業所

被用者保険の被保険者の配偶者の位置付け 被用者保険の被保険者の配偶者が社会保険制度上どのような位置付けになるかは 1 まず 通常の労働者のおおむね 4 分の 3 以上就労している場合は 自ら被用者保険の被保険者となり 2 1 に該当しない年収 130 万円未満の者で 1 に扶養される配偶者が被用者保

結  果  の  概  要

毎月勤労統計調査地方調査の説明 1 調査の目的この調査は 統計法に基づく基幹統計で 常用労働者の給与 出勤日数 労働時間数及び雇用について 東京都における毎月の変動を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象本調査の産業分類は 平成 2 年 10 月改定の日本標準産業分類に基づき 鉱業, 採

女性が働きやすい制度等への見直しについて

図 -33 退職金制度の有無 第 33 表退職金制度の有無とその根拠 ( 事業所数の割合 ) (%) 退職金退職金制度の根拠退職金区分合計制度有労働協約就業規則社内規定その他無回答制度無調査計 (100.0) (3.0) (

資料9

米国の給付建て制度の終了と受給権保護の現状

<本調査研究の要旨>

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厚生労働省発表

1 概況 ( 調査産業計 ) 賃金 労働時間及び雇用の動きについては (1) 現金給与総額が事業所規模 5 人以上で前年比 0.2% 減少 30 人以上で0.4% 増加 (2) 総実労働時間が事業所規模 5 人以上で前年比 0.9% 減少 30 人以上では変化なかった (3) 推計常用労働者数が事業

①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

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第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

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30付属統計表(全体)

28付属統計表(全体)

(2) 男女別の公的年金加入状況平成 22 年 11 月末における 20~59 歳の男子の公的年金加入状況をみると 第 1 号被保険者が 979 万 6 千人 ( 男子人口に対し 29.5%) が 2,262 万 1 千人 ( 同 68.2%) が 11 万 3 千人 ( 同 0.3%) であり (

29付属統計表(全体)

経済センサス活動調査速報

28付属統計表(全体)

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

第2回基礎問題小委員会 礎1-2

健康保険・船員保険          被保険者実態調査報告

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鎌倉市

第 18 表都道府県 産業大分類別 1 人平均月間現金給与額 ( 平成 27 年平均 ) 都道府県 鉱業, 採石業, 砂利採取業建設業製造業 円円円円円円円円円 全国 420, , , , , , , ,716 28

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶


第2回税制調査会 総2-2

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

MR通信H22年1月号

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除額の変遷 1 昭和 49 年産業構造が転換し会社員が急速に増加 ( 働き方が変化 ) する中 (1) 実際の勤務関連経費が給与所得控除を上回っても 当時は特定支出控除 ( 昭和 63 年導入 ) がなく 会社員は実際の勤務関連経費がいくら高くても実額控除できなかった

国民健康保険料の減額・減免等

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目次 1. 被保険者資格の取得要件 ( 総論 ) 問 1 被用者保険の適用拡大の実施により 厚生年金保険 健康保険の被保険者資格の取得要件はどのようになるのか 問 2 施行日以降は 4 分の 3 基準をどのように判断するのか 問 2 の 2 就業規則や雇用契約書等で定められた所定労働時間又は所定労働

第8回税制調査会 総8-2(案とれ)

Ⅰ 事業所に関する集計 1 概況平成 26 年 7 月 1 日現在の本道の事業所数 ( 国及び地方公共団体の事業所を含む 事業内容不詳の事業所を含む ) は 25 万 3,139 事業所 従業者数は 245 万 7,843 人となっており 全国順位は 事業所数 従業者数ともに 東京都 大阪府 愛知県

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

第 9 回社会保障審議会年金部会平成 2 0 年 6 月 1 9 日 資料 1-4 現行制度の仕組み 趣旨 国民年金保険料の免除制度について 現行制度においては 保険料を納付することが経済的に困難な被保険者のために 被保険者からの申請に基づいて 社会保険庁長官が承認したときに保険料の納付義務を免除す

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あえて年収を抑える559万人

留意事項 ( 1) 賃金アップの方法 欄には 賃金の算定方法を下記から選択し記載してください 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 の場合は 1 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 + 臨時に支払われる賃金 の場合は 2 賃金アップの方法 欄において 1の 毎月決まって支払われる賃金 を選

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参考資料1 民間における企業年金・退職金制度の実態

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

平成26年経済センサス‐基礎調査(確報)結果の公表

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

2 東京都産業労働局雇用就業部調 平成 26 年労働組合基礎調査結果 ( 東京都分 ) 発表 労働組合数 組合員数とも減少 労働組合推定組織率は 23.9% ( 組合 ) 1, 8, 6, 4, 2, ( 万人 ) 組合員数

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

第12回税制調査会 総12-1(案とれ)

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税・社会保障等を通じた受益と負担について

調査概要 調査目的 : 調査方法 : 調査対象 : 調査期間 : 兼業 副業に対する企業の意識調査 電話調査法 2,000 社 帝国データバンクが所持している企業データより全国の中小 中堅 大企業をランダム抽出 ( 社員規模は 10 名以上 ) 2017 年 1 月 6 日 ~1 月 27 日 集計

01 公的年金の受給状況

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

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と思えばよい ) と短時間労働者 2) の区別に加えて, 職場での呼称別の設問を追加した いわゆる 正社員 ( 正式には事業所において正社員 正職員とする者 ) と 正社員 正職員以外 ( 正式には常用労働者のうち 正社員 正職員 以外の者 ) である 興味深いのは, それだけでなく雇用期間の定めの

1 なぜ 同一労働同一賃金 が導入されるのか? 総務省統計局労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 30 年 (2018 年 )7~9 月期平均 ( 速報 ) によると 非正規労働者数は 2,118 万人 ( 前年同期比 68 万人増加 ) 正規労働者数は 3,500 万人となっています 役員を除く雇用

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短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢

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平成 31 年 3 月 25 日公表 資料第 号 広島県 Hiroshima Pref. 広島県の賃金, 労働時間及び雇用の動き ( 基幹統計毎月勤労統計調査地方調査結果 ) 平成 31 年 1 月分 ( 速報 ) 調査対象事業所の入替について平成 30 年 1 月分から第一種

第2回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

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Transcription:

資料 5 配偶者控除 配偶者特別控除制度の仕組み ( 所得税 ) 財務省 HP より作成 1 配偶者控除 居住者の配偶者でその居住者と生計と一にするもののうち 年間の給与収入が 103 万円以下の者を有する場合には 38 万円を控除する 2 配偶者特別控除 収入の非課税限度額 103 万円を超えても ( すなわち 独立した納税者となっても ) 年間の給与収入が 141 万円までは 収入に応じて控除が適用されるようになっている 納税者本人の受ける控除額 38 万円 36 31 26 21 16 11 6 3 0 1 配偶者控除 38 万円 ( 給与収入 103 万円以下の配偶者を対象 ) ( 配偶者の給与収入 ) (105 万円未満 ) 103 万円 (110) 最高 38 万円 (115) (120) (125) (130) 2 配偶者特別控除 (135) (140) (141 万円未満 ) 141 万円 配偶者の給与収入 1

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であるか 配偶者ではない 配偶者である 年間収入が 130 万円以上 ( ) と見込まれるか 130 万円以上である 130 万円未満である 厚生年金の被保険者 国民年金の第 1 号被保険者 国民年金の第 3 号被保険者 ( 国民年金の第 2 号被保険者 ) ここでいう 収入 には給与の他 資産所得等 継続して入る収入が含まれる ( 資産所得 事業所得等経費を要するものについては必要経費控除後 ) 2

短時間労働者への健康保険の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 か月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 健康保険の被保険者の配偶者等であるか 配偶者等ではない 配偶者等である 年間収入が 130 万円以上 ( ) と見込まれるか 130 万円以上である 130 万円未満である 健康保険の被保険者 国民健康保険の被保険者 健康保険の被扶養者 3 ここでいう 収入 には給与の他 資産所得等 継続して入る収入が含まれる ( 資産所得 事業所得等経費を要するものについては必要経費控除後 )

パート労働者の雇用保険及び厚生年金保険 健康保険の加入状況 ( 個人調査 ) 雇用保険の加入状況 合計 加入している 71.0 加入していない 27.6 無回答 1.4 男性 59.9 38.2 1.9 女性 73.8 24.9 1.3 厚生年金保険の加入状況 健康保険の加入状況 合計 39.2 26.9 6.0 8.5 19.4 合計 38.2 28.2 13.9 2.2 17.4 男性 33.2 1.6 7.6 25.4 32.2 男性 48.6 3.2 30.2 5.1 12.9 女性 40.6 33.2 5.6 4.4 16.2 女性 35.7 34.5 9.9 1.5 18.5 1 被用者保険に本人が被保険者として加入 2 配偶者が加入 / 家族が加入 12 以外 国民年金の被保険者 / 国民健康保険に加入加入していない無回答 1 被用者保険に本人が被保険者として加入 2 配偶者が加入 / 家族が加入 12 以外 国民年金の被保険者 / 国民健康保険に加入加入していない無回答 4 資料出所 : 短時間労働者実態調査 ( 平成 22 年 )( 労働政策研究 研修機構 )

25.0 調整をしている 20.4 37.9 調整の必要がない 42.6 25.1 関係なく働く 24.0 2.9 その他 2.3 6.2 わからない 8.4 2.9 不明 2.2 調整をしていない 68.9% 調整をしていない 65.9% 就業調整の有無及び就業調整をしている理由 1 就業調整の有無 65.8 39.7 23.2 38.0 4.7 10.6 9.5 4.5 6.2 0.3 47.8 26.5 15.6 36.8 2.6 7.6 5.7 9.3 10.8 0.7 0 10 20 30 40 50 60 70 自分の所得税の非課税限度額( 103万円) を超えると税金を支払わなければならないから一定額を超えると配偶者の税制上の配偶者控除が無くなり 配偶者特別控除が少なくなるから一定額を超えると配偶者の会社の配偶者手当がもらえなくなるから一定額( 130万円) を超えると配偶者の健康保険 厚生年金等の被扶養者からはずれ 自分で加入しなければならなくなるから労働時間が週の所定労働時間20時間以上になると雇用保険に加入しなければならないため正社員の所定労働時間の4分の3以上になると健康保険 厚生年金等に加入しなければならないから会社の都合により雇用保険 厚生年金等の加入要件に該当しないようにしているため現在 支給されている年金の減額率を抑える又は減額を避けるためその他不明(%) H18 H22 就業調整をしている理由資料出所 : パートタイム労働者総合実態調査 ( 平成 18 年 )( 厚生労働省 ) 短時間労働者実態調査 ( 平成 22 年 )( 労働政策研究 研修機構 ) H1 8 H22 5

就業調整の有無及び就業調整をしている理由 2( 男女別 )(H22) 就業調整の有無 26.0 21.2 調整をしている 25.0 38.3 36.3 調整の必要がない 37.9 25.3 23.8 関係なく働く 25.1 2.8 2.9 その他 2.9 5.2 10.2 わからない 6.2 2.3 5.7 無回答 2.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 女性男性合計調整をしていない 68.9% 調整をしていない 63.0% 調整をしていない 66.5% 47.8 26.5 15.6 36.8 2.6 7.6 5.7 9.3 10.8 0.7 10.9 1.6 1.2 5.4 3.5 22.5 9.7 51.9 15.9 0.4 55.3 31.4 18.4 43.2 2.4 4.7 4.7 0.9 9.7 0.8 0 10 20 30 40 50 60 自分の所得税の非課税限度額( 103万円) を超えると税金を支払わなければならないから一定額を超えると配偶者の税制上の配偶者控除が無くなり 配偶者特別控除が少なくなるから一定額を超えると配偶者の会社の配偶者手当がもらえなくなるから一定額( 130万円) を超えると配偶者の健康保険 厚生年金等の被扶養者からはずれ 自分で加入しなければならなくなるから労働時間が週の所定労働時間20時間以上になると雇用保険に加入しなければならないため正社員の所定労働時間の4分の3以上になると健康保険 厚生年金等に加入しなければならないから会社の都合により雇用保険 厚生年金等の加入要件に該当しないようにしているため現在 支給されている年金の減額率を抑える又は減額を避けるためその他無回答(%) 合計男性女性就業調整をしている理由資料出所 : 短時間労働者実態調査 ( 平成 22 年 ) ( 労働政策研究 研修機構 ) 6

諸手当の種類別支給企業数の割合 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 通勤手当など役付手当など家族手当 扶養手当 育児支援手当など技能 技術 ( 資格 ) 手当など住宅手当など精皆勤手当 出勤手当など調整手当など特殊勤務手当など単身赴任手当 別居手当などその他の生活手当 ( 寒冷地手当 食事手当など ) 業績手当など地域手当 勤務地手当など特殊作業手当などその他の手当 46.3 49.8 40.6 44.8 34.2 37.9 29.6 26.1 20.8 24.1 17.7 16.1 15.3 18.2 14.4 17.0 12.3 13.6 11.5 13.1 9.1 13.8 64.8 71.1 80.7 83.8 91.0 91.3 平成 22 年 ( 本社 30 人以上 ) 平成 17 年 ( 注 ) 平成 17 年との比較のために 平成 22 年については 本社に常用労働者が 30 人以上いる企業について集計 7 資料出所 : 就労条件総合調査結果 ( 厚生労働省 )

産業別 家族手当 扶養手当 育児支援手当 の導入率 0 20 40 60 80 100 (%) 調査産業計 65.9 鉱業 採石業 砂利採取業 建設業 68.0 66.6 製造業 76.4 電気 ガス 熱供給 水道業 91.3 情報通信業 73.3 運輸業 郵便業 56.8 卸売業 小売業 69.3 金融業 保険業 55.0 不動産業 物品賃貸業 学術研究 専門 技術サービス業 59.0 61.2 宿泊業 飲食サービス業 生活関連サービス業 娯楽業 53.4 52.7 教育 学習支援業 58.3 医療 福祉 35.6 サービス業 ( 他に分類されないもの ) 49.6 常用労働者 30 人以上規模の企業 8 資料出所 : 就労条件総合調査結果 ( 平成 22 年 )( 厚生労働省 )

産業別 家族手当 扶養手当 育児支援手当 の支給額 ( 労働者 1 人平均 ) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 ( 円 ) 調査産業計 17,835 鉱業 採石業 砂利採取業 建設業 製造業 15,664 17,020 17,860 電気 ガス 熱供給 水道業 39,494 情報通信業 23,740 運輸業 郵便業 卸売業 小売業 16,237 16,464 金融業 保険業 29,153 不動産業 物品賃貸業 学術研究 専門 技術サービス業 18,889 19,292 宿泊業 飲食サービス業生活関連サービス業 娯楽業教育 学習支援業医療 福祉サービス業 ( 他に分類されないもの ) 14,127 14,749 12,710 12,803 14,420 常用労働者 30 人以上規模の企業 9 資料出所 : 就労条件総合調査結果 ( 平成 22 年 )( 厚生労働省 )

家族手当の支給状況 家族手当制度の有無 全体 (n=703) 83.5 16.5 ある ない 賃金総額に占める家族手当の割合 全体 (n=587) 10.6 23.7 25.2 11.1 3.4 2.6 23.5 1% 未満 1~2% 未満 2~3% 未満 3~4% 未満 4~5% 未満 5% 以上無回答 資料出所 : 雇用システムに関するアンケート調査 ( 平成 13 年 )( 内閣府 ) 10

配偶者の収入制限と基準 配偶者手当支給に対する収入制限の有無 全体 (n=587) 61.5 36.6 1.9 あるない無回答 支給制限の基準 78.4 13.9 5.8 1.9 103 万円 130 万円その他無回答 資料出所 : 雇用システムに関するアンケート調査 ( 平成 13 年 )( 内閣府 ) 11

年収と手取り額の関係について 未定稿 ( 単位 : 円 ) 年収 1,000,000 1,030,000 1,290,000 1,300,000 1,400,000 1,600,000 社保の適用社会保険料国民年金国民健康雇用保険料雇保社保 ( 介護保険料除く ) 保険料保険料 所得税 住民税 手取り額 週 20h 未満 - - - - - - 1,000,000 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 6,000 - - - - - 994,000 正社員の4 分の3 以上 6,000 144,468 - - - - 849,532 週 20h 未満 - - - - - 6,500 1,023,500 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 6,180 - - - - 5,700 1,018,120 正社員の4 分の3 以上 6,180 144,468 - - - 4,000 875,352 週 20h 未満 - - - - 13,000 32,500 1,244,500 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 7,740 - - - 12,600 31,600 1,238,060 正社員の4 分の3 以上 7,740 168,552 - - 4,150 14,700 1,094,858 週 20h 未満 - - 180,240 81,584 400 7,200 1,030,576 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 7,800-180,240 81,584-6,500 1,023,876 正社員の4 分の3 以上 7,800 168,552 - - 4,650 15,700 1,103,298 週 20h 未満 - - 180,240 99,420 4,500 15,500 1,100,340 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 8,400-180,240 99,420 4,050 14,500 1,093,390 正社員の4 分の3 以上 8,400 180,804 - - 9,000 24,500 1,177,296 週 20h 未満 - 180,240 114,440 13,750 34,000 1,257,570 週 20h 以上正社員の4 分の3 未満 9,600-180,240 114,440 13,250 33,000 1,249,470 正社員の4 分の3 以上 9,600 205,320 - - 17,750 42,000 1,325,330 所得控除は 基礎控除と社会保険料控除のみを受けるものとして計算 雇用保険料は一般の事業の料率で計算 社会保険料は 健康保険料 4.74%( 全国健康保険協会東京支部 ) と厚生年金保険料 8.029% でそれぞれ計算したものの合計額 ( 本人負担額 ) なお ボーナスなしの前提で計算 国民健康保険料は 対象となる本人だけが国民健康保険に加入するものとして計算 また 4 方式 ( 所得割は旧ただし書方式 ) で賦課されていると仮定し その料率等は 以下の平成 21 年度全国平均値を仮定して計算 所得割率 :7.51% 資産割額:16,252 円 ( 世帯当たり ) 均等割額:26,087 円 ( 被保険者当たり ) 平等割額:25,539 円 ( 世帯当たり ) 注 ) 上記の表は 一定の仮定のもと 短期的な手取り額を形式的に推計したもの 社会保険は 加入し 保険料を納めることで それに応じた給付を受けられるものであり 12 短期的な手取り額の変化のみをとらえて 就業調整に対する影響を正確に分析しきれるものではない

平成 23 年度税制改正大綱 ( 平成 22 年 12 月 16 日 )( 抄 ) 第 2 章各主要課題の平成 23 年度での取組み 2. 個人所得課税 (1) 所得税 2 改革の取組みニ配偶者控除配偶者控除については 夫婦が生活の基本的単位である点を重視する考え方等から その見直しに慎重な意見もありますが 雇用機会均等の理念から 制度が働き方の選択に対してできる限り中立的で公正なものとなるように見直すべきではないか また 配偶者の家事労働には納税者本人にとっての経済的価値があり 配偶者の存在を担税力の減殺要因と捉えることは必ずしも適当ではないのではないか という見直しに積極的な意見があります このような配偶者控除を巡る様々な議論 課税単位の議論 社会経済状況の変化等を踏まえながら 配偶者控除については 平成 24 年度税制改正以降 抜本的に見直す方向で検討します 13

社会保障改革における 安心 3 本柱 について 総理指示 社会保障改革の柱として 国民の安心確保のための最優先項目 ( 安心 3 本柱 ) につい て 検討を進めること 1. 子育て支援強化 ; 子育て支援サーヒ スの増強 幼保一体化 子育て支援のうち 特に現物サービス ( 子育て支援サービス ) に重点 働きたい女性は 全員働けるだけの 子育て基盤の増強や 幼保一体化 の実現 2. 非正規労働者への社会保険 ( 厚年 健保 ) 適用拡大 正規と変わらないのに 非正規で社会保険適用から排除されている人が増加 これは 格差問題にも関係 中小企業の雇用等への影響にも配慮しつつ 適用拡大を図る 3. 制度の縦割りを超えた自己負担 合算上限制度 の導入 制度縦割りでなく 医療 介護 保育 障害制度の自己負担を 総合合算 して上限を 設定する制度導入 医療や介護等の負担が重複している世帯支援 番号導入前提 ( 平成 23 年 5 月 23 日 ) 14