! 目次 第 1 章 Excel の特徴... 1 第 2 章エクセルの起動と終了... 3 2-1.Excel の起動... 3 2-2.Excel の終了... 4 第 3 章エクセル画面構成を覚えよう... 6 第 4 章 Excel の基本操作... 7 4-1 セルに文字や数値の入力する... 7 4-2 練習 スケジュール帳 の作成...13 サンプル...15 第 5 章 Excel 家計簿の作成...16 5-1 テーブルを作成する...16 5-2 表を作成してみよう...22 5-3 簡単な計算式をいれてみよう...23 Excel のヒント...25...27
第 1 章 Excel の特徴 表計算ソフト 表を簡単に作ることができる データを入力するだけで見 やすい表ができる 集計表の計算がすぐにできる データを取りまとめて集計 できる データを簡単にグラフにできる 入力したデータをもとに グラフを作成できる 1
データベースの管理ができる ( 住所録など ) データの並べ替えや 検索ができる 計算処理が楽になる 計算を自動化したり 条件を設定して処理 を自動化できる この講座では 表計算ソフトの Excel を使って 実際にスケジュール帳や簡単な家計簿を作成し て Excel の学習をします 2
第 2 章エクセルの起動と終了 2-1.Excel の起動 Microsoft Office Microsoft Office Excel2007 の順にクリックすると Excel が起動する スタート メニュー すべてのプログラム に マウスポインタを合わせる スタートを クリック Excel が起動したことを確認する 3
2-2.Excel の終了 1 タイトルバーの [ 閉じる ] ボタンをクリックしてアクティブなブックを終了することができます タイトルバー 閉じ る をクリックして 終了する 2 複数のブックを開いている時は [Shift] キーを押しながら [ 閉じる ] ボタンをクリックすることで まとめて終了することができます 3 終了時に ブックが変更されている時は 保存するかどうかを聞くダイアログボッ クスが表示されます 4
4 ファイルタブをクリックして 終了をクリックする 4 Excel アイコンから終了する 5
第 3 章エクセル画面構成を覚えよう (1) 下図を参考にしてエクセルの構成を知ろう 2 タブ Excel の機能が目的別に 7 つのタブで分類されている 1 タイトルバー 作業中のファイル名やソフトウエア の名前が表示される 3 リボン操作に必要なボタンが作業の種類ごとに分類されたタブごとに表示される表示される クイックアクセ スツールバー Office ボタン 5 アクティブセル 6 フイルハンドルここをドラッグするとセルの内容をコピーすることができる 4 数式バー 9 列番号 7 マウスポインタ 10 スクロールバー 8 行番号 ここをクリックするとシートが表示される 11 シート見出しブックに入っている各シートの名前が表示される 13 ズームライダ 12 ステータスバー選択された操作やボタンの説明 現在の作業状態などが表示される 6
第 4 章 Excel の基本操作 4-1 セルに文字や数値の入力する Excel で行う最初の作業は 1つひとつのセルに文字や数値などのデータを入力したり それらをもとに計算式入力することです セルデータはこの一つのセルの中に入力され 文字や数値 数式などを入力できる 1 セルに文字を入れる セル A1 がアクティブになったら W と入力します W と入力できたら Windows と入 力して 確定 Enter キーを押します Windows と入力して 確定 Enter キーを押すと アクティブセルが下に移 動します 続けて数字を入力します 2 セルに数字を入力する 7
3 入力した文字を削除する 削除したいセルをクリックし Delete キーを押します 4 日本語を入力する 入力モードを A から あ に 切り替える 入力中の文字が表示される 数式バーにも入力中の文字が表 示される 入力中の文字が確定される 確定するには Enter キーを押す 8
5 日付や時刻を入力する 直接入力に切り替えます B4 のセルに 4/1 と 入力する B4 のセルに 4/1 と入力して確定 するとセルは 下に移動します A5 のセルに 9:00 と入力して確定 します 言語バーが A と表示されて いることを確認してから入力します 6 連続したデータを入力する 引き続き 4 月第 1 週目の予定表を作成します + フィルハンドルにマウスポイントを当てて 1 週間分 ドラッグ します 4 月 1 日 ~4 月 7 日まで連続でデータが入力されました A5 のセル 9:00 も上と同じ方法で 9:00 ~ 18:00 まで連続データを入 れてみましょう 9
7 B5 に曜日を入れます B5 のセルをアクティブし 4/1 と入力します 4/1 のセルを選択します 次に ホーム の セル のグループから セルの書式設定 をクリックすると セルの書式設定のダイアログボックスが表示されます 表示形式 ユーザ設定 をクリックし 種類 の場所に aaa と入力して OK をクリックすると 曜日に変更されます B5 をアクティブしオートフィルを使って 1 週間の曜日を入れます 8 予定表に入力する 2013 年 4 月予定表 セルの結合 第 1 週 9:00 10:00 4 月 1 日 4 月 2 日 4 月 3 日 4 月 4 日 4 月 5 日 4 月 6 日 4 月 7 日オートフィルで曜日を入れ月 みなとみらい船の撮影 1 つのセルの中で改行する場合は Alt + Enter を押すと 2 行目にカーソルがついて文字を入力することができます 11:00 12:00 は やじるし と入力します 13:00 14:00 G13 をコピーし B14 に貼り付けるには G13 15:00 をアクティブ ホーム タブの コピー をクリックし て B14 をアクティブしておきます 16:00 次に ホーム タブの 貼り付けを クリックします 来客 17:00 来客 18:00 10
9 入力した文字を修正するには 1 A2 のセルをアクティブします 2 アクティブしたセルの中でダブルクリックをする 3 セルの中のデーターの後ろにカーソルが表示される ( 編集モード変わったことを確認します ) 4 内容を修正し Enter キーを押して確定します カーソルがセルの中に表示されている間は確定されていませんもう一度 Enter キーを押します 参考 (F2 キーを押して行うことができます ) 10 入力した文字を削除するには 1 A2 のセルをアクティブします 2 Delete キーを押す 3 数字が削除されたことを確認します 4 複数のセルを削除するには セル A1 にマウスポインタを合わせてセル A2 までドラッグする 5 Delete キーを押す 6 複数のセルが削除されたことを確認します 11 セルをコピーするには 1 コピーしたいセルを選択します ここでは A2 のセル 123 をコピーします 2 ホーム タブの コピー をクリックします 3 貼り付けたいセル A3 をアクティブします 4 ホーム タブの 貼り付け をクリックします 5 A3 のセルに A2 の 123 がコピーされました コピー をクリック 貼り付け をクリック 11
12 新しい行を増やすには 1 行を挿入する位置を確認する 2 ここでは A5 をアクティブして 行 5 の上に行を挿入します 3 行 5 の上にマウスポインタを当てると黒い矢印が表示され5 行目全体が選択されました 4 ホーム タブの 挿入 をクリックすると 行が挿入されます 13 余分な列を削除するには 1 削除する列を選択するここでは B の列を削除します 2B 列の上にマウスポインタを当てると黒い矢印が表示され B 列全体が選択されました 2 ホーム タブの 削除 をクリックし セルの削除 をクリックすると 列が削除されました 12
4-2 練習 スケジュール帳 の作成 連続データの作成 を使ってスケジュール表を作ろう! 1 エクセルを起動します 2 Sheet1 をだし B3 に 2013 年と入力します 3 B4 に月を入力します 4 B6 に 日付 列幅は 10.0 C6 に 曜日 列幅は 9.0 D6 に スケジュール 列幅は 60.0 と入力します 5すべての行の高さを 25.0 に変更します A1 の上で右クリックして行の高さをクリックします 5 B6 から D37 を選んで ホーム タブの 罫線 をクリックし 格子 をクリック 7 連続データの作成 をします (1 か月分の日付を簡単に入れる ) 1 B7 をアクティブし 3/1 と入力すると B7 のセルに 3 月 1 日 と入ります 2リボンの ホーム タブの 編集 グループで フイル ボタンの 連続データの作成 をクリックします 連続データ のダイアログが表示します 3 範囲 欄は 列 を選択 種類 欄は 日付 を選択し 増加単位 欄は 日 になっている事を確認します 停止値 欄に 4/30 と入力して OK ボタンを押します (1 年分を作成したいときは 停止値 欄に 12/31 と入力します ) 4/30 13
4 C6 の欄に曜日を表示させる場合 1. C7 に 4/1 と日付を入力し このセルを選択して ホーム タブの 数値 をクリックし セルの書式設定 のダイアログボックスを表示させます 2. 表示形式 タブを選び 分類 欄から ユーザ定義 を選択し 種類 の欄に aaa と入力し OK ボタンをクリックします ( aaaa と入力した場合は 月曜日 と表示します) 月 と表示されたセルの枠の右下にある ( フィルハンドル ) をダブルクリックすると曜日が一瞬で入力されます 5 B6 C6 D6 土 日 に好みの色やフォントの色 サイズを変更します 7ワードアートを使って Monthly Schedule を入力し 好みの 図 やクリップアートのイラスト等を挿入します 8スケジュール帳が出来たら ドキュメント ここでは PCJune に 名前を付けて保存 をします 14
サンプル 2013 4 日付曜日スケジュール 4 月 1 日月 4 月 2 日火 4 月 3 日水 4 月 4 日木 4 月 5 日金 4 月 6 日土 4 月 7 日日 4 月 8 日月 4 月 9 日火 4 月 10 日水 4 月 11 日木 4 月 12 日金 4 月 13 日土 4 月 14 日日 4 月 15 日月 4 月 16 日火 4 月 17 日水 4 月 18 日木 4 月 19 日金 4 月 20 日土 4 月 21 日日 4 月 22 日月 4 月 23 日火 4 月 24 日水 4 月 25 日木 4 月 26 日金 4 月 27 日土 4 月 28 日日 4 月 29 日月 4 月 30 日火 15
第 5 章 Excel 家計簿の作成 この講座では簡単な家計簿のテンプレートを使って家計簿を作成します まず はじめに お小遣い帳作成 で練習します 5-1 テーブルを作成する Excel を使用すると データまたはデータ見出しをセルに入力し テーブルのデザインと色パターンを提供されているものから選択できます メニューを選択するだけで 魅力的なテーブルを作成できます データを含むテーブルを作成し お小遣い帳を作成してみましょう 1. 家計簿で必要な " 日付 " " 内容 " などの見出しを 各セルに入力します 2. 入力した見出しの行から始めて テーブルを作成するセルの範囲をドラッグして選択 します ここでは セル "A1" からセル "A20" までをテーブルにします 16
3.[ 挿入 ] タブの [ テーブル ] で [ テーブル ] をクリックします 4. テーブルの作成 ] ダイアログボックスが表示されます [ 先頭行をテーブルの見出しとして使用する ] チェックボックスをオンにして [OK] をクリックします 17
5. 選択したセル範囲がテーブルに変換されます 手順 1 のデータを含むセルは 見出し行のスタイルに変更されます 6. 家計簿にデータを入力します 18
エクセルでは セルを設定して 入力する数値などを決まった書式で表示することができます ここでは お小遣い帳として作成した表の各セルについて 書式を用途別に設定してみましょう 1セルには 書式を設定することができます 2セルに文字や数字を入力すると 設定されている書式で表示されます たとえば 書式を 短い日付形式 に設定しておくと 4/1/13 と入力すると そのまま 4/1/13 と入力されます 4 月 1 日 という日付で表示したい場合は セルの書式設定 から変更します ( 下図参考 ) 1. 日付 の列を選択します 2.[ ホーム ] タブの [ セル ] で [ 書式 ] から [ セ ルの書式設定 ] をクリックします セルの書式設定 のダイアログボックスから 表示形式 タブをクリック ユーザ設定 m 月 d 日 を選択すると 上の図のような日付が表示される 19
3 入力されている数字が 短い日付形式から月日で表示されます 4. 列を挿入したい場合 1 B の上で 右クリック 挿入 をクリックします 2 曜日を連続データで 曜日を入れます 連続データ の作成方法は P13 を参照 20
4. 食費 ~ その他 の範囲をドラッグして選択します 20130425Excel で家計簿を作ろう 食費 ~ その他 には 支出金額を入力するため 書式は 通貨 を設定します 5.[ ホーム ] タブの [ 数値 ] で [ 表示書式 ] か ら [ 通貨 ] をクリックします 6. 入力されている数字に円記号 ( ) が付い て表示されます 21
エクセルでは セルに入力されている内容を使って計算式を作成し その結果をほかのセルに表示することができます ここでは お小遣い帳を作成するために 支出の分類ごとの合計金額を計算する計算式を作成してみましょう 5-2 表を作成してみよう ここでは 計算式をいれるための表を作成するところから始めましょう 1. 食費 交際費 など お小遣い帳と同じ見出しを 各セルに入力します 2. 入力した見出しの行を先頭として 表を作成します 3. 合計金額を表示するセルの書式を [ 通貨 ] に設定します 22
5-3 簡単な計算式をいれてみよう 各支出の合計が自動計算されるように計算式をいれてみましょう ここでは お小遣い帳に入力された各日の支出を 種類ごとに合計し その結果を表示します 1. 計算式を入れたいセルを選択します ここでは 食費 のセルをクリックします 2.[ 数式 ] タブの [ 関数ライブラリ ] から [ オート SUM] をクリックします 3. 食費 のセルに数式が表示されます 自動的に計算の範囲が認識されます この例では 食費の列の連続する列 2 つまでが 認識されています 23
4. 元の表の 食費 の列をドラッグして選択します 20130425Excel で家計簿を作ろう 5. 食費 のセルに数式が表示されます 6.Enter キーを押します 計算結果が表示されます 24
7. 同様に 他の項目にも " オート SUM" を使って計算式をいれてみましょう Excel のヒント (1) SUM とはエクセルには セルに入力された値を活用するための " 関数 " が用意されています 計算式をいれるための関数や 選択した範囲内での最大値や平均値を出すための関数 選択した範囲に特定の文字がいくつ入っているのかを数える関数などがあります "SUM" は 選択した範囲内の数値の合計を出すための関数です (2) 数式とはワークシートの値を計算する等式のことです 数式は 等号 (=) で始まります たとえば 次の数式は 2 と 3 を乗算し その結果に 5 を加算します =5+2*3 ( 例 ) =5+2*3 の計算をしてみましょう 1A1 のセルに 5 B1 のセルに 2 C1 のセルに 3 を入力します 2D1 のセルに = を入れマウスで A1 をクリック次にマウスで + をクリック次に B1 * C1 をクリックして Enter キーを押すと D1 のセルに合計が表示される 25
(3) 算術演算子 次に挙げる算術演算子は 加算 減算 乗算などの基本的な計算を実行し 数値を組み 合わせて 計算結果として数値を返します 算術演算子内容使用例 + ( 正符号 ) 加算 3+3 - ( 負符号 ) 減算 負の数 3-1 -1 * ( アスタリスク ) 乗算 3*3 / ( スラッシュ ) 除算 3/3 % ( パーセント記号 ) パーセンテージ 20% ^ ( キャレット ) べき算 3^2 26
(1) シート見出しの表示と ワークシートの挿入 この三角をクリックすると次のシートが表示されます (2) シートの コピー と 名前の変更 作成したシートをコピーしたり移動することができます ここでは 作成した 小遣い帳 のコピー方法を説明します 1 小遣い帳の上で右クリック 移動またはコピー コピーを作成する にチェックを入れて OK をクリックします 小遣い帳(2) として コピーができる 右クリック Sheet2 の名前の変更をするには Sheet2 の上で右クリックすると Sheet2 が黒く反転します 名前の変更 をします 27
(3)Excel では 作成中のシートの 行の高さ や 列幅 を変更することができます 手順 1 行の高さ を変更するには 最初にシート全体を選択する 1 の上で右クリックして 行の高さ を変更する ここをクリック するとシート全 部が選択されま 行の高さを 25.0 と入力する 2 列幅 を変更するには 最初にシート全体を選択する 列の幅を 15.0 と 入力する ここをクリックするとシート全部が選択されます A の上で右クリックして 列の幅 を変更する 28