NPO 法条例指定制度のお知らせ及び活動状況アンケートのお願い 平成 23 年の税制改正により 都道府県又は市区町村が条例で NPO 法を個別に指定することにより その指定された NPO 法への寄附金を 個住民税の寄付金控除の対象とすることができるようになりました そこで 奈良市及び奈良県においては NPO 法に対する寄附を促進する環境の整備を図るとともに 自立した活動を行う NPO 法を支援するため 市民税の税額控除の対象となる寄附金を受け入れる NPO 法を指定する制度の導入を検討しています この制度の導入にあたっては どのような基準で NPO 法を指定するのか ということが重要なポイントとなります まずは その基準の検討にあたり 奈良市内に事務所を置く NPO 法の状況を把握するため 奈良市と奈良県が共同で別添のアンケートを実施することとなりましたので ご協力をお願いいたします NPO 法条例指定制度のイメージ 寄附 奈良市 奈良県の条例で指定した NPO 奈法条例で指定良市市 奈民個住民税の税額控除良奈良市指定 : 寄附者の個市民税から県( 寄付金額 -2,000 円 ) 6% の税額控除奈良県指定 : 寄附者の個県民税から ( 寄附金額 -2.000 円 ) 4% の税額控除 制度が導入されると 条例で指定されたNPO 法は 1 住民からの寄附を受けやすくなります 奈良市又は奈良県の条例指定を受けたNPO 法に寄附をした市民が確定申告又は住民税の申告を行うと 個市民税又は個県民税 ( 奈良市 奈良県双方の指定を受けたNPO 法への寄附は個市民税 個県民税双方 ) が軽減されるため 寄附促進につながります 2 認定 NPO 法になるための要の一つである パブリックサポートテスト (PST) をクリアすることができます ( 認定 NPO 法になると さらに大きな税制優遇が受けられます 認定 NPO 法の説明は別紙をご覧ください ) 3 条例指定を受けた後も定期的に更新手続が必要となります ( 更新までの期間については条例等で定められます ) 市民は 奈良市の条例で指定されたNPO 法に寄附をすると 寄附金額から 2,000 円を引いた額の 6% が 個市民税から税額控除されます なお 当該 NPO 法が 奈良県の条例でも指定されている場合 さらに4% が 個県民税から税額控除されます
NPO 法活動状況等アンケート ( 案 ) 下記のアンケートにご協力をお願いいたします ( 右の に数字をご記入ください ) ご協力いただいた結果については 奈良市及び奈良県における指定制度の検討資料として使用させていただきます 1. (1) あなたの団体は 法の設立 ( 設立登記の日 ) から何年になりますか? 年 (2) あなたの団体の正会員 ( 議決権をもつ会員 ) は何おられますか? 10 220 未満 320 以上 450 以上 ~50 未満 ~100 未 6200 以上 ~500 未 7500 以上 5100 以上 ~200 未 (3)(2) の回答の中で奈良市内の在住の方の割合はどれくらいですか? 120% 未満 220% 以上 ~50% 未満 350% 以上 ~80% 未満 480% 以上 (4) また 年会費はいくらですか? 正会員 ( 個 ) 正会員 ( 団体 ) 賛助会員 ( 個 ) 賛助会員 ( 団体 ) 円円円 ( 一口 ) 円 ( 一口 ) 2. 3. あなたの団体の前事業年度における総事業費 ( 管理費は除く ) に占める特定非営利活動に係る事業費 の割合はどれくらいですか? 特定非営利活動に係る事業とは 特定非営利活動促進法の別表に掲げる20 分野に該当する活動に係る事業であって 不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とするものをいい 収益 ( いわゆる資金集め ) を目的とした事業や会員の相互扶助のための事業は除きます 150% 未満 250% 以上 ~60% 未満 360% 以上 ~70% 未満 470% 以上 ~80% 未満 580% 以上 あなたの団体の前事業年度における経常収入金額のうち寄附金等収入金額 の占める割合はどれくらいですか? 寄附金等収入金額には 対価性のない賛助会費やサポーター会費などは含めるものとしますが 正会費は含まないものとします ただし 匿名の寄附金や 1 あたりの合計が1,000 円未満の寄附金は除きます ( 次の設問における 寄附金等 の解釈についても同様とします ) 10% 25% 未満 35% 以上 ~10% 未満 410% 以上 ~15% 未満 515% 以上 ~20% 未満 620% 以上 4. あなたの団体が前事業年度において受けた寄附金等のうち A. 寄附金等の総額が 1,000 円以上 3,000 円未満の寄附者 B.3,000 円以上の寄附者はそれぞれ何おられましたか? A.1,000 円以上 3,000 円未満の寄附者 10 220 未満 680 以上 ~100 未満 7100 以上 320 以上 ~40 未満 440 以上 ~60 未満 560 以上 ~80 未満 B.3,000 円以上の寄附者 10 220 未満 680 以上 ~100 未満 7100 以上 320 以上 ~40 未満 440 以上 ~60 未満 560 以上 ~80 未満 裏面にもご協力ください
5. 6. (1) 前事業年度において あなたの団体の活動に従事した無償ボランティアの延べ数は何くらいでしたか? 無償のボランティアには 交通費等の実費程度を支給しているものも含むものとします 10 220 未満 320 以上 440 以上 560 以上 ~40 未満 ~60 未満 ~80 未満 680 以上 ~100 未満 7100 以上 8 把握していない (2) (1) の回答数のうち 氏名及び住所を把握している無償ボランティアの数を上記 (1) の選択肢 1~8からお選びください あなたの団体は 前事業年度において 企業や行政 ( 国 地方公共団体 ) 等と協働して事業を行った実績はありますか? 1ある 2ない 1 ある を選んだ方は 前事業年度に協働事業を行った数をお書きください 行政 上記以外 7. あなたの団体は 前事業年度において 企業や行政 ( 国 地方公共団体 ) 等から助成金や補助金等を受けた実績はありますか? 1 ある 2 ない 1ある を選んだ方にお聞きします 前事業年度に助成金や補助金等を受けた数は何ですか? 行政 上記以外 また その合計金額はいくらですか? 行政 上記以外 円 円 8. あなたの団体は 前事業年度において 会員以外も参加できるイベントやセミナーを開催しましたか? 1はい 2いいえ 1 はい を選んだ方にお聞きします 前事業年度に開催したイベント等の参加者数 ( 延べ数 ) をお書きください また その開催回数は何回ですか? 回 9. (1) あなたの団体は 団体の活動内容や活動実績などをホームページなどインターネット上で公開していますか? 1 している (2)-1 (1) で 1 している を選ばれた団体は そのホームページなどに実績報告書や決算書を公開していますか? 1 している 2 していない 2 していない (2)-2 そのホームページをどれくらいの頻度で更新していますか? 1 ほぼ毎日 2 週 1~2 回 3 月 1~2 回 4 年に数回 5 ほとんど更新していない 10. (1) 平成 23 年の税制改革により NPO 法に対する寄附優遇税制が拡大されましたが この内容をご存知ですか? 1 はい 2 いいえ (2) NPO 法条例指定制度 が実施されれば 指定団体となるために申請しようと思われますか? 1 はい 2 いいえ
11. NPO 法条例指定制度 に関して ご意見があればお書きください ここからは 認定 NPO 法に関するお尋ねです 別紙資料 認定 NPO 法の概要について をご覧の上ご回答ください 12. 条例指定団体となることで 認定 NPO 法への8 要のうち 1のPST 要をクリアすることができますが あなたの団体は 認定 NPO 法の申請をしたいと考えておられますか 1はい ( 条例指定団体となった後 認定 NPO 法の申請をしたい ) 13. 14. 2 はい ( 条例指定以外の PST 要で認定 NPO 法の申請をしたい ) 3 いいえ 3いいえ を選んだ方にお聞きします 認定 NPO 法の申請をされない理由は何ですか (4の場合は( ) に記入してください ) 1 他の要を 2 必要性を感じ 3 申請手続が 4その他 クリアできない ない よくわからない ( ) あなたの団体の活動の中で 会員だけが利用できる活動 ( サービスの提供 行事等の開催 会誌の発行等 ) は活動全体のどのくらいの割合を占めますか 120% 未満 220% 以上 ~30% 未満 330% 以上 ~40% 未満 440% 以上 ~50% 未満 550% 以上 あなたの団体の活動の中で 特定の物や団体 地域のみ便益が及ぶ活動は活動全体のど のくらいの割合を占めますか 120% 未満 220% 以上 ~30% 未満 330% 以上 ~40% 未満 440% 以上 ~50% 未満 550% 以上 15. あなたの団体の役員総数をお答えください 下記の例 ) を参考にあなたの団体の役員に関してお答えください (1) 役員のうち最も数が多い役員の親族等のグループの数をお答えください (2) 役員のうち最も数が多い特定の法の役員等及びその親族等のグループの数をお答えください 例 ) NPO 法の役員 (12 名 ) 15の回答欄に記入 この場合 2 の数を (1) に 3 の数を (2) にお答えください 親族のグループ (3 名 ) 1 親族のグループ (5 名 ) 2 別の法の役員とその親族 (2 名 ) 3 16. あなたの団体の経理について該当する番号をお答えください 1 公認会計士もしくは監査法の監査を受けている 2 青色申告と同様の帳簿 ( 仕訳帳 総勘定元帳等 ) を保存している 3 該当なし 17. 18. あなたの団体の事業報告書等の提出状況をお答えください 1 毎年期日までに提出し 2 毎年提出しているが期ている日を遅れている 3 提出していない年がある 差し支えなければ あなたの団体の名称をお教えください ( 無記名も可能です ) 奈 良 市 市民活動部 協働推進課 奈良市二条大路南一丁目 1-1 TEL 0742-34-5193 FAX 0742-34-5194 アンケートにご協力ありがとうございました 奈良県くらし創造部協働推進課奈良市登大路町 30 TEL 0742-27-8715 FAX 0742-27-6139 認定 NPO 法関係のお問い合わせは県へお願いします
認定 NPO 法の概要について N P O 法のうち 法等で定められた要を満たしているものとして県の認定を受けた NPO 法を 認定 NPO 法 といいます 認定 N P O 法は 寄附金に関する税制上の優遇措置を受けられるというメリットがありますが 一方で報告書の提出や 情報の公開などで新たな義務も生じます また 認定を受けた後も 5 年ごとに同様の要に基づく更新手続が必要となります 認定 NPO 法となるための要 1 パブリックサポートテスト ( PST) に適合すること (1~3のいずれかに該当 ) 1 総収入に占める寄附金収入の割合が5 分の1 以上であること 2 3,000 円以上の寄附金を100 以上から受けること 3 事務所所在地の自治体の条例で個別指定を受けていること ( 条例指定団体 ) 2 事業活動において 共益的な活動の占める割合が 50% 未満であること 3 運営組織及び経理が適切であること 4 事業活動の内容が適切であること 5 情報公開を適切に行っていること 6 事業報告書等を所轄庁に提出していること 7 法令違反 不正の行為 公益に反する事実等がないこと 8 設立の日から 1 年を超える期間が経過していること注 )1 ~ 8 の基準を満たしていても 欠格事由に該当する N P O 法は認定を受けることができません 認定 N P O 法のメリット 1 認定 NPO 法に寄附をした個や法は 税制上の優遇措置が受けられます 2 認定 N P O 法が収益事業から収益事業外の特定非営利活動に係る事業に支出した金額を寄附金と見なして一定の損金算入が認められます 認定 N P O 法の義務等 1 事業年度ごとに県へ提出しなければならない書類が N P O 法よりも多く 詳細な内容となります 2 法に指定された書類を事務所に備え置き 公開することが求められます 3 継続して認定 N P O 法の認定を受けるためには 5 年ごとに更新手続が必要となります 4 常に基準をクリアできる内容の会計書類の作成等が求められます
認定 NPO 法への寄附者が受けられる税制上の優遇措置 < 個の寄附者 > 所得税 所得控除又は税額控除を選択 所得控除 特定寄付金の合計額 寄付金は 総所得金額等の40% を限度 [ 寄付金 -2,000 円 ] まで所得控除 税額控除 [ 寄付金 - 2,000 円 ] の 40% 相当額の税額控除 ( 所得税額の25% 相当額が限度 ) 住民税 税額控除 ( 個県民税 ) 寄付金は 総所得金額の30% を ( 所得割 ) 限度 控除額 =[ 寄付金 -2,000 円 ] 4% 県又は市町村が 税額控除 ( 個市町村民税 ) 寄付金は 総所得金額の30% 条例で指定して を限度 いるときに適用 控除額 =[ 寄付金 -2,000 円 ] 6% されます < 法の寄附者 > 法税地方税法住民税 法税割法事業税 認定 NPO 法に対する寄附金は一般寄付金とは別枠で損金参入できます 限度額 ( 資本金等の額の0.25%+ 所得の金額の5.0) 1/2 法税の取扱が反映されることとなります 認定 NPO 法が受けられる優遇措置 みなし寄附金制度 認定 NPO 法が収益事業の資産から特定非営利活動に係る事業 に支出した金額は その収益事業に係る寄附金の額と見なされ 一定の範囲内で損金算入が可能 認定 NPO 法制度に関する問い合わせ先奈良県くらし創造部協働推進課ボランティア NPO 係 ( 徳丸 北村 ) TEL 0742-27-8715 FAX 0742-27-6139