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北海道の人口動向 3 社会増減 5 万 -5 人 - 転入数 転出数 転入超過数の推移 北海道 半世紀にわたり道外への転出超過が続いており その主な要因は若年者の進学 就職に伴

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

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4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

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Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

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第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

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北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

北見市総合計画.indd

スライド 1

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

静岡県の産業成長戦略

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

01 【北海道】

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

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第6次延岡市長期総合計画校了.indd

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目 次 はじめに 1 Ⅰ せたな町の人口動向分析 1 1 総人口の推移と将来推計 2 年齢 3 区別人口の推移 3 出生 死亡数 転入 転出数の推移 4 5 歳年齢階級別人口の推移 5 年齢階級別の人口移動の長期的動向 6 年齢階級別の産業大分類別就業者数 7 地域別の人口移動の状況 8 合計特殊出

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

01 報道資料1

パターン 2 出生率 : と同様 移動率 :2015 年以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) ( 人 ) 2,800 2,600 との比較 ( 総人口 ) 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,925 とパターン 2 の差 H72(2060)

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

三朝町まち・ひと・しごと創生総合戦略 (概要版)

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

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Microsoft Word - ■【滑川町総合振興計画】計画書_修正_ _NXPowe

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

地方への多様な支援と 切れ目 のない施策の展開 国の長期ビジョン :2060 年に 1 億人程度の人口を確保する中長期展望を提示 国の総合戦略 :2015~2019 年度 (5 か年 ) の政策目標 施策を策定 地方人口ビジョン : 各地域の人口動向や将来人口推計の分析や中長期の将来展望を提示 地方

4-(1)-ウ①

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資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

第2節 茨木市の現況

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

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計画の今後の方向性

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

北秋田市人口ビジョン ( 素案 ) 平成 27 年 6 月 北秋田市

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

( このページは白紙です )

岡山市人口ビジョン

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況


安曇野市の人口の現状分析 (地方人口ビジョン参考資料)

17日南市277_0324

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

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将来人口の試算ケース 独自の純社会移動率 = の場合 この資料は 島田市の将来における人口について 以下の 8 ケースで試算を行ったものです 基本的に から まで 5 年ごとの国勢調査による人口をベースとし ています ( 外国人を含む ) 以下の試算は いずれも独自の 純社会移動なし で行っています

第 1 部 施策編 4

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

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持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

2013年7月3日

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

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唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

平成29年版高齢社会白書(全体版)

スライド タイトルなし

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

目次 はじめに 燕市人口ビジョンの全体構成 概要... 2 (1) 人口の現状分析...2 (2) 目指すべき将来の方向性... 2 (3) 人口の将来展望 人口の現状分析... 4 (1) 人口動向分析... 4 (2) 将来人口の推計と分析...14

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

表紙

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

TRY TRY TRY TRY TRY 5

目次 Ⅰ 岡山県の人口の現状と分析 1 1. 人口動向分析 1 (1) 人口の推移と将来の見通し (2) 出生 死亡 ( 自然増減 ) と転入 転出 ( 社会増減 ) 2. 自然減 ( 出生者数低下 ) の要因 3 (1) 非婚化 晩婚化の進行 (2) 合計特殊出生率の推移 3. 社会減 ( 転出超

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

1. 北海道 ( 医師数データ集 )(218 年版 ) 目次 北海道 南渡島医療圏 南檜山医療圏 北渡島檜山医療圏 札幌医療圏 後志医療圏 南空知医療圏 中空知医療圏 北空知医

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

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「北海道における外国人観光客の消費動向と今後の誘致の課題」

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1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

筑紫野市人口ビジョン

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

平成30年度県政世論調査

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

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平成 27 年 6 月 29 日 北海道上川総合振興局

目次 北海道の取組 2 北海道人口ビジョン 骨子( 概要 ) 3 北海道創生総合戦略 骨子( 概要 ) 16 ~ 重点戦略 17 ~ 基本戦略 20 上川総合振興局の取組 23 振興局別の重点的な推進方向 ( 上川 ) 案 24 参考 上川管内市町村の取組状況 26 2015/6/29 上川総合振興局 1

北海道の取組 人口減少 高齢化を見据えた対応について 課題を整理し 関連施策の効果的な推進につなげるため 以下の取組を実施 庁内ワーキングチームの設置 (H26.4.25) 有識者会議の設置 (H26.8.21) 知事をトップとする 対策本部 の設置 (H26.10.23) 全庁的組織 人口減少問題対策室 の設置 (H26.11.1) 総合的な取組指針 本道における人口減少問題に対する取組指針 のとりまとめ (H27.3.17) 北海道人口ビジョン 骨子 ( 案 ) 及び北海道創生総合戦略 骨子 ( 案 ) の取りまとめ (H27.5.26) 人口減少問題対策室 を 人口減少問題対策局 に改組 (H27.6.1) 2015/6/29 上川総合振興局 2

1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 1 年齢 3 区分別人口の推移と将来推計 600 500 人口のピーク平成 10(1998) 年 550.6 推計値 400 419.0 人口 ( 万人 ) 300 200 100 高齢者人口が年少人口を逆転 348.2 135.8 212.9 170.7 308.2 148.0 138.6 65.7 35.3 23.4 0 総人口 0~14 歳 15~64 歳 65 歳以上 出典 :2010 年まで 総務省 国勢調査 2010 年 ~2060 年 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 に基づき 北海道総合政策部人口減少問題対策室で推計 2015/6/29 上川総合振興局 3

1960 1962 1964 1966 1968 1970 1972 1974 1976 1978 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 2 自然増減 ( 出産 死亡 ) の推移 (ⅰ) 出生数 死亡数の推移 12 10 8 死亡数が出生数を逆転 ( 万人 ) 6 4 2 0 出典 : 厚生労働省 人口動態統計 出生 死亡 2015/6/29 上川総合振興局 4

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 2 自然増減 ( 出産 死亡 ) の推移 (ⅰ) 出生数 合計特殊出生率の推移 1.6 45,000 1.4 1.2 1 1.29 1.19 1.26 1.15 1.37 1.37 1.32 1.34 1.18 1.19 1.20 1.19 1.39 1.39 1.41 1.26 1.25 1.26 本道の出生率は全国平均より低く推移 1.43 1.28 44,000 43,000 42,000 41,000 0.8 44,020 40,000 0.6 0.4 0.2 41,420 42,204 41,546 41,071 40,165 40,158 39,292 38,684 38,190 39,000 38,000 37,000 36,000 0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 出生数 ( 北海道 ) 合計特殊出生率 ( 全国 ) 合計特殊出生率 ( 北海道 ) 35,000 2015/6/29 上川総合振興局 5

1960 1962 1964 1966 1968 1970 1972 1974 1976 1978 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 3 社会増減 ( 転入 転出 ) の推移 16 14 12 10 ( 万人 ) 8 6 4 2 0 出典 : 総務省 住民基本台帳人口移動報告 転出 転入 2015/6/29 上川総合振興局 6

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 4 年齢階級別の人口移動の状況 4000 ( 人 ) 2000 60~64 歳, 720 90 歳以上 85~89 歳 0-2000 60~64 歳, 589 15~19 歳, -1200 15~19 歳, -1774 60~64 歳, 682 60~64 歳, 526 15~19 歳, -1338 15~19 歳, -1275 80~84 歳 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 -4000 20~24 歳, -4997 20~24 歳, -4321 20~24 歳, -4733 20~24 歳, -4938 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 -6000-8000 25~29 歳, -1264 25~29 歳, -428 25~29 歳, -1056 25~29 歳, -1146 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 -10000 2010 年全体 -8,637 2011 年全体 -2,482 2012 年全体 -6,745 2013 年全体 -8,154 0~4 歳 出典 : 総務省 住民基本台帳人口移動報告 2015/6/29 上川総合振興局 7

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 5 地域ブロック別の人口移動の状況 ( 人 ) 2000 東北圏,2285 0-2000 -4000-6000 東京圏, -7143 東京圏, -3572 東京圏, -4907 東京圏, -6374 九州 沖縄四国中国関西中部東京圏北関東東北 -8000-10000 2010 年全体 -8,637 2011 年全体 -2,482 2012 年全体 -6,745 2013 年全体 -8,154 出典 : 総務省 住民基本台帳人口移動報告 2015/6/29 上川総合振興局 8

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (1) 時系列による人口動向分析 6 振興局別の道内転出入の状況 (H25 年 1~12 月 ) 40,000 30,000 転入転出転入ー転出 20,000 12,461 10,000 0-2,742-1,640-530 -726-836 -380-602 -467-789 -1,734-343 -1,166-506 -10,000-20,000-30,000 空知 石狩 後志 胆振 日高 渡島 檜山 上川 留萌 宗谷 オホー ツク 出典 : 北海道総合政策部 住民基本台帳人口移動報告 (H25.1~12) 十勝釧路根室 2015/6/29 上川総合振興局 9

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 1 人口動向分析 (2) 年齢階級別の人口移動分析 1 性別 年齢階級別の人口移動の最近の状況 5000 0 純移動数 ( 人 ) -5000-10000 男性 女性 -15000-20000 -17477-25000 出典 : 北海道総合政策部 住民基本台帳人口移動報告 (H25.1~12) 2015/6/29 上川総合振興局 10

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 2 将来人口の推計と分析 (1) 将来人口推計 1 総人口推計 600.0 550.0 550.6 500.0 450.0 400.0 419.0 406.9 社人研準拠推計 350.0 300.0 日本創成会議準拠推計 308.2 288.6 250.0 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 2015/6/29 上川総合振興局 11

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 2 将来人口の推計と分析 (2) 将来人口に及ぼす自然増減 社会増減の影響度の分析 1 総人口分析 600 (ⅰ) 自然増減の仮定を設定した場合のシミュレーション ( 万人 ) 550 550.6 シミュレーション 2 500 487.3 シミュレーション 1 450 455.2 432.3 400 350 社会増減の仮定は社人研準拠推計とする シミュレーション 1 合計特殊出生率が 2030 年までに 1.8 2040 年までに 2.07( 人口置換水準 ) まで上昇したとした場合のシミュレーションシミュレーション 2 合計特殊出生率が直ちに (2015 年に ) 2.07 まで上昇したとした場合のシミュレーション 419.0 社人研準拠推計 384.7 308.2 300 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 2015/6/29 上川総合振興局 12

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 2 将来人口の推計と分析 (2) 将来人口に及ぼす自然増減 社会増減の影響度の分析 1 総人口分析 (ⅰ) 自然増減 社会増減の仮定を設定した場合のシミュレーション 600 550 550.6 500 シミュレーション 3 465.4 シミュレーション 1 450 455.2 441.4 400 350 自然増減の仮定はシミュレーション 1 とする シミュレーション 3 社会増減については 社人研準拠推計の純移動率を基に 2016 年以降 直ちに年少人口及び生産年齢人口の社会減が均衡 (=0) した場合のシミュレーション 419.0 シミュレーション4 401.4 384.7 358.0 シミュレーション 4 社会増減については 日本創成会議準拠推計の純移動率とした場合のシミュレーション 社人研準拠推計 308.2 300 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 2015/6/29 上川総合振興局 13

1970 年 1975 年 1980 年 1985 年 1990 年 1995 年 2000 年 2005 年 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 2065 年 2070 年 2075 年 2080 年 2085 年 2090 年 2095 年 2100 年 2105 年 2110 年 2115 年 2120 年 2125 年 2130 年 2135 年 2140 年 2145 年 2150 年 2155 年 2160 年 北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 2 将来人口の推計と分析 (2) 将来人口に及ぼす自然増減 社会増減の影響度の分析 1 超長期推計 600 (ⅰ) 総人口の推計 500 400 550.6 465.4 441.4 419.0 455.2 401.4 384.7 358.0 シミュレーション3 シミュレーション1 332.2 302.6 300 308.2 303.2 200 250.4 シミュレーション 4 264.8 196.4 100 社人研準拠推計 119.6 0 2015/6/29 上川総合振興局 14

北海道人口ビジョン 骨子 ( 概要 ) 2 将来人口の推計と分析 (2) 将来人口に及ぼす自然増減 社会増減の影響度の分析 1 超長期推計 50.0% (ⅱ) 高齢者人口比率の変化 45.0% 42.5% 社人研準拠推計 45.9% 40.0% 39.1% 38.0% シミュレーション 4 35.0% 37.3% シミュレーション 1 30.0% 25.0% 24.7% シミュレーション 3 29.2% 28.1% 27.7% 20.0% 2015/6/29 上川総合振興局 15

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) 重点戦略 道産食品輸出 1,000 億円戦略 外国人観光客 300 万人戦略 北海道グローバル人財育成戦略 北の住まいる戦略 北海道型地域自律圏戦略 基本戦略 人口減少に関する基本認識を共有する 食や観光をはじめとする力強い産業と雇用の場をつくる 子どもを生み育てたいという希望をかなえる 住み続けたいと思える生活環境を整える 北海道らしさを活かして人を呼び込み 呼び戻す 多様性を活かし 北海道らしい連携により地域を形づくる 札幌圏への人口集中に対応する 2015/6/16 上川総合振興局 16

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 重点戦略 (1) 道産食品輸出 1,000 億円戦略 ASEAN 諸国等における購買力の増加や北海道の食に対する関心の高まりという好機を確実に捉え 道内各地の資源を活かし 海外需要の積極的な取り込みを図ることにより 道産食品の輸出額について 2013 年の 576 億円から 1,000 億円への増加を目指す 国別 品目ごとの 輸出拡大戦略 の策定 製品開発や販路拡大に向けた人材の育成 官民連携により北海道ブランドの浸透や交流を活発化する ASEAN プロジェクト の推進 現地の社会的課題の解決を通じた企業参入の促進など ロシア極東地域との経済交流の推進など (2) 外国人観光客 300 万人戦略 世界においては 国際観光客数が増加を続けており 道内各地の魅力を活かし 海外からの観光客の誘客による交流人口の拡大を図ることにより 海外の成長力を取り込むため 訪日外国人来道者数について 2013 年度の 115 万人から 2020 年の東京オリンピック パラリンピックをターゲットに 300 万人への増加を目指す 北海道観光のくにづくり行動計画 及び 北海道外国人観光客来訪促進計画 の見直し 国際航空路線の誘致や空港機能強化 おもてなし力 の向上など受入体制づくり 道内各地域の取組と一体となった多彩なツーリズムの展開 新幹線開業効果の最大化など 2015/6/16 上川総合振興局 17

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 重点戦略 (3) 北海道グローバル人材育成戦略 グローバル化の一層の進展が予想される中 本道の活力ある未来を切り拓いていくため 開拓の歴史や風土が培ってきたフロンティア精神を活かし 国際的な視野を持ち 地域や社会に貢献できる人材を育成する 道民 事業者等との連携による若者の留学支援や世界で活躍できる多様な人材の育成 ICT を活用して青少年が海外と交流する場づくり 留学生などが地域課題の解決に貢献し 出身国との架け橋となるような海外人材の養成など (4) 北の住まいる戦略 本道が有する豊かな自然や優れた生活環境を活かしながら 広域分散型の地域構造に適した持続可能なまちづくりを行うことにより 誰もが心豊かに安心して暮らし続け 道外から多くの人々を呼び込むことができる地域を目指す 多世代 多機能の生活サービス支援を担う 小さな拠点づくり まちなかへの居住や各種機能の集約促進 買い物や通院 見守りを支援する仕組みづくりと 生活の足 の確保 移住定住の促進に向けた就労や住まいなどの総合的な相談対応 Iターン Uターンの推進 空き家情報バンク のあり方なども含めた空き家等対策に関する取組方針の策定など 2015/6/16 上川総合振興局 18

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 重点戦略 (5) 北海道型地域自律圏戦略 広域分散型の地域構造を有し 小規模市町村が多い本道において 人口減少が進む中にあっても地域の活力を維持し 様々なサービスを提供するとともに 地域の特性や優位性を活かし 創意と主体性に基づいて地域づくりの取組を展開するため 多様な連携を重層的に広げていく 道も参画する北海道独自の市町村連携制度の推進 複数市町村による地域資源を活かした産業創出 地域活性化 道外自治体との連携の促進など 2015/6/16 上川総合振興局 19

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 基本戦略 (1) 人口減少に関する基本認識を共有する 基本的方向 本道における人口減少の現状や見通し 課題などを踏まえ 危機をどうチャンスに変えていくかといった考え方に立って 人口減少問題に的確かつ冷静に対応していくことの必要性と取組の方向について 市町村はもとより 幅広く道民の方々と認識を共有し 対応を将来に先送りすることなく 戦略的な取組を推進する (2) 食や観光をはじめとする力強い産業と雇用の場をつくる 数値目標 道産食品輸出額 :1,000 億円 (H30) 外国人の来道者数 :300 万人 (H32) 基本的方向 人々が地域に定着するためには 地域経済の活性化を図り 多様な人材が自らの能力を十分に発揮し 生活の糧となる安定的な所得が得られる就業の場を確保することが必要である このため 本道が優位性を持つ農林水産業をはじめ 地域の資源を活かした食や観光 ものづくりなどの地域産業 さらには健康 医療 環境 エネルギーといった成長分野について 需要動向や市場の変化などにも適切に対応し 必要な人材の育成を図るとともに 域内循環の向上や 北海道の魅力 強みの発信による域外需要の取り込み拡大や企業誘致の推進などにより 地域の産業の競争力強化を目指す こうした取組により 雇用機会を拡大し 女性や若者 高齢者などが活躍できる全員参加型社会の実現と 技術や技能を持つ人材の受け皿づくりを推進する 主な施策 ( 具体の施策それぞれに KPI を設定 ) 1 地域を支える農林水産業の成長産業化 2 地域資源を活かした食関連産業の振興 3 世界が憧れる観光立国北海道の実現 4 高い付加価値を生み出すものづくり産業の振興 5 域内循環型ビジネスの育成 拡大 6 中小 小規模企業の競争力の強化 7 北海道の強みを活かした企業誘致 8 市場規模やニーズの変化などに応じた産業の創造 9 多彩な人材の活躍推進 担い手対策 2015/6/29 上川総合振興局 20

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 基本戦略 (3) 子どもを生み育てたいという希望をかなえる 数値目標 合計特殊出生率 : 全国平均との乖離を縮小し 全国水準まで引き上げる (H31) (H25 現在 : 全国 1.43 道 1.28) 基本的方向 人口の自然減の対応に向けては 出生率の向上が重要であり 結婚や出産が個人の意思に基づくものであることを基本としつつ 結婚し 安心して子どもを生み育てたいと思う方々の希望をかなえることを目標とし 子どもは本道の将来を担う大切な存在であるとの共通の認識に立って 結婚から出産 子育てにわたる切れ目のない対策を推進する 主な施策 ( 具体の施策それぞれに KPI を設定 ) 1 未婚化 晩婚化への対応 2 地域特性に応じた子育て支援の充実 3 仕事と子育てを両立できる職場環境づくり 4 子どもの安全 安心の確保 (4) 住み続けたいと思える生活環境を整える 数値目標 できれば今と同じ市町村に住んでいたい と考える人の割合を増加させる (H31) (H26 現在 :76.2%) 基本的方向 住民の方々が地域で安心して暮らすためには 必要なサービスができるだけ身近に提供されるなど そこに住み続けたいと思える生活 定住の環境づくりが大切であり 低下するコミュニティ機能の再構築を図るとともに IT の積極的な活用など 医療 福祉をはじめ 買い物や教育環境 地域交通の確保 災害等の対応といった 様々な分野におけるサービス機能の確保に向けた取組を推進する 主な施策 ( 具体の施策それぞれに KPI を設定 ) 1 協働によるまちづくりとコミュニティの再構築 2 安心を支える医療 福祉サービスの確保 3 買い物の利便性の確保 4 地域や未来を担う人づくり 5 地域における交通ネットワークの確保 6 防災 防犯など暮らしの安全 安心の確保 2015/6/29 上川総合振興局 21

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 基本戦略 (5) 北海道らしさを活かして人を呼び込み 呼び戻す 数値目標 (~ 検討中 ~) 基本的方向 他地域からの人口の流入促進や地域の活性化を図るためには 地域への積極的な人の呼び込み 転出者の呼び戻しが必要であり 観光振興等による交流人口の拡大や企業誘致 I ターン U ターンを含む移住 定住の促進策などを推進する 主な施策 ( 具体の施策それぞれに KPI を設定 ) 1 交流人口の拡大 2 独自の歴史 文化の発信 3 北海道の強みを活かした企業誘致 ( 再掲 ) 4 居住環境の魅力を活かした移住 定住の促進 (6) 多様性を活かし 北海道らしい連携により地域を形づくる 数値目標 定住自立圏及び定住自立圏に準じた圏域の数 ( 検討中 ) 基本的方向 地域において子どもを生み育て 住み続けていく上で 産業政策や医療 福祉などの行政サービスが持続的に提供され 就業の場や生活 定住環境が確保されることが必要であり そのため 横断的 総合的な視点に立って 地域の多様な魅力づくりを進めるとともに それぞれの地域の実情や特性に応じて 自治体間の広域的な連携を促進する 主な施策 ( 具体の施策それぞれに KPI を設定 ) 1 多様な強みを持つ地域づくり 地域別の重点的な推進方向 地域 ( 振興局 ) ごとに 基本方針 主な施策 等を記載 2 自治体の広域的な連携 2015/6/29 上川総合振興局 22

上川総合振興局の取り組み 森林資源 の活用 エネルギーの地産地消 関連産業の創出 森林の適正管理 など 魅力ある地域づくり情報発信 交流人口の拡大 観光 の振興 地域資源の磨き上げ( 北部 大雪山 ) 観光資源のプロモーション 地域ガイドの育成など 産業 ( 働く場 ) の創出 食産業 の振興 そばのプロモーション 地域限定食材 メニューの提供 食品加工 6 次化の推進など 定住人口の拡大 2015/6/29 上川総合振興局 23

振興局別の重点的な推進方向 ( 上川 ) 案 基本的方向 米や野菜など多種多様な農産物が豊富に生産される農業や 全道一の森林面積を擁する森林資源など 地域が有する豊かな資源を活かした基幹産業の振興や 大雪山など特色ある自然や多彩な食 旭川空港の機能などを活かした観光の推進により 地域の魅力を高め 雇用創出や交流人口の拡大を図る 主な施策 魅力ある地域資源を活かした上川地域への来訪促進天塩川 大雪山など特色ある自然や芸術文化などをテーマとした地域の魅力発信や 旭川空港国際航空路線の維持 拡大に向けた取組 食 や 食文化 をテーマとしたツーリズムの推進などにより交流人口の増加を図る 多種多様な農産物や豊富な森林資源など地域の強みを活かした農林業の振興農業の省力化 高収益化の推進 林業での林地未利用材を有効活用した木質バイオマス安定供給の促進や道産材家具利用拡大の促進などにより農林業の活性化 高付加価値化を図る 人口減少社会を見据えた地域産業の担い手 後継者の確保 育成地域全体を支える産業 ( 農業 林業 商工業 ) の担い手 後継者を確保 育成するため 地域において 農業研修受入農家向けの研修会や高校生の農林業体験 研修の実施 中小企業の事業承継に係る相談会の実施など 産業別の課題に応じた取組の推進などにより雇用拡大を図る 地域戦略プロジェクト 交流人口拡大 道北地域交流人口拡大推進事業 5,083 千円 食 や 食文化 を観光資源とするフードツーリズム推進事業 3,908 千円 地域を支える産業の振興と担い手 後継者対策 持続可能型上川農業確立推進事業 1,641 千円 地域森林資源利用推進プロジェクト事業 2,950 千円 かみかわ地域産業担い手対策事業 4,698 千円 2015/6/29 上川総合振興局 24

北海道創生総合戦略 骨子 ( 概要 ) ~ 基本戦略 (7) 札幌圏への人口の集中に対応する 基本的方向 本道の人口減少問題への対応に当たり 多くの人口を有する札幌市への人口集中に伴う様々な課題への対策は欠かせないものであり 札幌市における出生率の向上や札幌の都市機能を活用した地域の産業振興 さらには 若年層の道外流出の抑制等について 札幌市との協議の場などを通じ 課題認識を共有し 取組を進める 主な施策 札幌市における出生率の向上 札幌市の都市機能を活用した地域の活性化 首都圏への人口流出の抑制 今後 検討を進め 7 月には素案 10 月には成案を策定予定 2015/6/29 上川総合振興局 25

参考 上川管内市町村の取組状況 (H27.6.29 現在 ) 総合戦略等の策定時期 推進組織の整備状況 3 月末, 5 団体 9 月末, 4 団体 検討中, 9 団体 整備済み, 7 団体 12 月末, 5 団体 10 月末, 9 団体 準備中, 7 団体 2015/6/29 上川総合振興局 26