平成 27 年第 19 回渋谷区教育委員会定例会会議録 1 開会日時 平成 27 年 7 月 2 日 ( 木 ) 午前 10 時 00 分 2 閉会日時 平成 27 年 7 月 2 日 ( 木 ) 午前 10 時 30 分 3 場 所 渋谷区役所 4 階教育委員会室 4 出席者 ( 委員 ) 教育長森富子委員山本正旺委員坂本眞理子 委員小野ヒサ子 委員山本堯士 委員福田博多 ( 事務局職員 ) 教育振興部長兼生涯学習 スポーツ振興部長 児玉史郎 庶務課長 伴 秀樹 学務課長 高橋由紀 指導室長 田中康雄 教育センター所長 下村孝子 生涯学習振興課長兼スポーツ振興課長 富井一慶 中央図書館長 田山宗昭 ( 書記 ) 鈴木弘之津吹寿之 5 会議の概要別紙のとおり -1-
報告 (1) 合同学校説明会について [ 資料 1: 合同学校説明会 の開催について ] (2) 放課後クラブの運営状況について [ 資料 2: 放課後クラブの運営状況 ] その他 (1) 教育委員会管理職の人事異動について (2) O157 の感染報告 -2-
議事運営等 平成 27 年第 19 回教育委員会定例会を開会 議事録署名に小野委員を指名 教育長報告要旨 7 月 1 日 定例校長会 園長会が松濤美術館地下 2 階会議室で行われた 長谷 部区長 山本堯士委員 坂本眞理子委員に出席いただいた 報告 1 合同学校説明会について -- 説明要旨 ---------------------------------------------------------- ( 別紙資料 1に基づき学務課長が説明 ) 区民から信頼され選ばれる学校づくりを図ることを目的として 学校選択希望制を実施している 合同学校説明会は 新入生の学校選択にあたり 各学校の特色をアピールすることにより どのような学校なのかを理解してもらうために 小学校 中学校がそれぞれ合同で行う説明会である 各学校の持ち時間は 15 分であり それぞれの教育目標や教育活動の説明を各学校が工夫をこらして行うものである 日程については 小学校が9 月 5 日 午前の部が9 時 25 分から12 時 10 分まで 会場はケアコミュニティ 美竹の丘で行い 対象校は千駄谷 鳩森 神宮前 神南 常磐松 猿楽 長谷戸 広尾 臨川 加計塚の10 校である 午後の部が13 時 25 分から15 時 40 分 会場は幡ヶ谷区民会館で行い 対象校は西原 上原 富谷 中幡 笹塚 幡代 代々木山谷 渋谷本町学園の8 校である 中学校は8 月 29 日 9 時 25 分から11 時 50 分まで 会場は千駄ヶ谷区民会館で行い 全中学校が対象となる 各会場とも 個別相談コーナー を設ける予定である また 小学校については 各会場とも 放課後クラブ相談コーナー を設ける予定である 昨年度の参加数は 小学校が976 人で前年度比 77 人の増 中学校は351 人で 前年度比 36 人の増で 合計は1,327 人である 今年度も有意義な合同説明会になればと考えている -- 質疑応答 ---------------------------------------------------------- なし -- 議事結果 ---------------------------------------------------------- 了承する -3-
報告 2 放課後クラブの運営状況について -- 説明要旨 ---------------------------------------------------------- ( 別紙資料 2に基づき学務課長が説明 ) 平成 27 年 5 月 1 日付の在籍数は合計で5,610 人 各学年の放課後クラブ登録児童人数は1 年生が1,001 人 2 年生が901 人 3 年生が805 人 4 年生が523 人 5 年生が337 人 6 年生が205 人である 登録率は1 年生が97.6% 2 年生が93.3% 3 年生が82.6% 4 年生が62. 4% 5 年生が37.5% 6 年生が22.8% である 昨年度と同様に 学年が上がると登録率が減少する傾向が見られる 全体の登録者数は3,772 人で そのうちB 会員が2,258 人である 前年度比は 全体の登録者数が 196 人の増 B 会員については177 人の増である 特別支援の児童数は3 8 人で 前年度比 3 人の増である 他校登録児童数は122 人で 前年度比 4 人の減である 全体の登録率は67.2% で 前年度比 1.5% の増である 次に 4 月の平均利用者数は平日が1,355 人で 前年度比 97 人の増である 土曜日が142 人で 前年度比 4 人の増 春休みの4 月 1 日から5 日が9 58 人で 前年度比 43 人の増である 指導員配置数は 平日 150 人で 昨年度と同数である -- 質疑応答 ---------------------------------------------------------- ( 小野委員 ) 放課後クラブはドッジボール 暗記など各学校で取り組んでいるものが異なり それぞれに特徴がある 教育委員会の中で登録者数や利用者数の報告は受けているが 各放課後クラブでどのような取り組みを行っているのか中身の報告もしていただきたい ( 教育長 ) 富谷小学校の放課後クラブは ドッジボールが強く 3 年連続で優勝している どの放課後クラブも何か特徴を持っている 今後調べて報告したいと思う ( 坂本委員 ) 他校登録というのは私立に通学している子供もいるのか その学区内に住む子供も希望により受け入れている 私立や国立に通学する子 供もいる -4-
( 山本正旺委員 ) 各学校で登録率に差がある事が気になる この差はどういう原因なのか把握し ているか 最も登録率が高い鳩森小学校の放課後クラブは 地元の住民 PTAの方を中心に立ち上げた際 協力いただいた経緯がある その影響から鳩森小学校の登録率は92.9% となっている 低い学校については 詳細な分析は行っていないが 各地域の特性がある 例えば 神南小学校は他の学区域から通学する子供が多いので その事が原因の一つに上げられると思う ( 山本正旺委員 ) 登録率が上昇するための努力はしているのか 入学時の学校説明会で放課後クラブの案内は行っているが 各家庭の事情が様々である 習い事や学習塾に通わせている家庭 祖父母と一緒に住んでいる家庭は登録していない ただ 今後も学校説明会や合同説明会で放課後クラブの案内は行っていきたい ( 山本正旺委員 ) 説明は魅力ある内容を打ち出してほしい また 児童の在籍数と登録率の因果関係はあるのか 鳩森小学校は在籍数が98 人と少ないが 登録数が91 人で登録率は92.9% である 在籍数の少ない方が結束力は高いということなのか 上原小学校 神宮前小学校は在籍数も多いが登録率も高い 一概に在籍数が少 ないと登録率が高いという分析には至っていないが 今後分析していきたい ( 教育振興部長 ) 登録率は 高学年になると低い傾向にある それは各家庭の教育の考え方により 習い事 学習塾に通うようになることが反映していると思う 各学校の高学年における登録率の傾向が どのような影響を及ぼしているのかは改めて調査して報告したい ( 坂本委員 ) -5-
学校で引きこもり 不登校になった児童に放課後クラブが積極的に関わってい くことはしないのか ( 教育振興部長 ) 引きこもり 不登校は学校教育本来の課題である 放課後クラブは 例えば 引きこもり 不登校になった児童に学校長と連携をせずに接することはない 放課後クラブは各学校の教育方針 指導方針に従って運営されると理解いただきたい ( 教育長 ) 普段 学校に来ることができないが 放課後クラブには来られるという子供が たまにいるので その場合は学校長と連携を取りながら接している学校もある ( 山本堯士委員 ) B 会員の児童は 放課後クラブから19 時で帰宅するということだが 企業は繁忙期があり その時間でも両親がいない場合があると思う そのような児童が帰宅後にどういった過ごし方をしているのか 非行に走ったりしていないか ( 教育長 ) 放課後クラブは誰かが迎えに来ることが原則であり それは定着している 保護者以外で迎えに来る人の中で一番多いのは 祖父母 次にベビーシッターである 全ての放課後クラブではないが 19 時以降に迎えに来る人がベビーシッターの場合があり 19 時以降に子供を預かりお風呂まで入れ 勉強まで見る私塾などもある 区全体としてどのような傾向にあるのかは調査しているところなので 分かり次第報告する ( 福田委員 ) 利用率 人数が増えるということは 怪我のリスクが高まることに繋がる 指 導員を配置する際 その事を是非配慮してほしい 委託業者との契約内容の中に指導員の配置人数についても含まれている 事故 のないように配慮していく -- 議事結果 ---------------------------------------------------------- 了承する -6-
その他 (1) 教育委員会管理職の人事異動について -- 説明要旨 ---------------------------------------------------------- ( 庶務課長 ) 平成 27 年 7 月 1 日付けで 森田副参事 ( 生涯学習担当 ) が 福祉部副参事 ( 社会福祉協議会派遣 ) へ異動となった (2)O157の感染報告 -- 説明要旨 ---------------------------------------------------------- 笹塚小学校の児童 1 名がO157と診断された 7 月 1 日時点で2 次感染者なしとの報告があり 終息した -- 質疑応答 ------------------------------------------------------------ ( 小野委員 ) いつ発症したのか 6 月 22 日に発症しO157と診断された 7 月 1 日に本人は退院して自宅療養している 学校には6 月 30 日 7 月 1 日に保健所職員が訪問し 健康観察 聞き取りを行い 欠席の児童 下痢 嘔吐の症状がある児童はいないことを確認した ( 福田委員 ) どこで発症したのか 当該児童は6 月 18 日からお腹の調子が悪かったようである 6 月 22 日に東京医大に行き 受診したところ入院となった その後 6 月 26 日に検査結果が出て O157であることが判明した 7 月 1 日に本人は退院しており その時点で2 次感染者がいなかったため終息に至った 議事終了閉会 -7-
上記記載の記録について相違ないことを認め ここに署名する 教育長森富子 委員 小野ヒサ子 -8-