Microsoft PowerPoint _SIG-KST.pptx

Similar documents
プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~

Microsoft PowerPoint - CoBRA法の概要r1.pptx

生産ライン・設備機器メーカー双方の課題をIoTで解決!

DumpsKing Latest exam dumps & reliable dumps VCE & valid certification king

PowerPoint プレゼンテーション


プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 )

過去問セミナーTM

プロダクトオーナー研修についてのご紹介

<89C88CA B28DB88C8B89CA955C8F4390B394C E786C73782E786C73>

変更の影響範囲を特定するための 「標準調査プロセス」の提案 2014年ソフトウェア品質管理研究会(30SQiP-A)

<4D F736F F F696E74202D A B837D836C CA48F435F >

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

PowerPoint プレゼンテーション

テストの自動化を見極める

非営利組織の経営

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

Présentation PowerPoint

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

Bカリキュラムモデル簡易版Ver.5.0

TCS_AI_STUDY_PART201_PRINT_170426_fhj

短納期開発現場への XDDP 導入手法

PowerPoint プレゼンテーション

ビッグデータ分析を高速化する 分散処理技術を開発 日本電気株式会社

1. 営業改革への取り組みポイント 1. 営業現場の実態 ~As is 2. 営業現場の見える化 ~To Be( あるべき姿 ) 3. 営業現場の見える化への取り組み ~What to do( 何をすべきか ) 4. 営業現場の見える化への取り組み ~How to do( どのようにすべきか ) 2

宇宙機搭載ソフトウエア開発のアセスメント

<4D F736F F F696E74202D20658BCE91D38FD089EE8E9197BF81698AAE915394C5816A2E707074>

レジリエンスの取り組みに 関わるディスカッション

Microsoft Word - lec_student-chp3_1-representative

未来教育 1 プロジェクト学習とポートフォリオ 文部科学省採択事業 確かな学力の育成に係る実践的調査研究 課題解決能力の獲得を可能とするプロジェクト学習とポートフォリオ教員研修プログラムの開発 コーチング指導による コンピテンシー育成 を目指して 報告書 (H22) より シンクタンク未来教育ビジョ

国内における労働人口減少の問題 出典 : 国立社会保障 人口

<4D F736F F F696E74202D FA8C6F B938C8FD888EA95948FE38FEA8AE98BC6817A81758A4F8D91906C97AF8A7790B682CC8DCC977082C693FA967B8CEA945C97CD82C98AD682B782E992B28DB881768C8B89CA838C837C815B83678DC58F4994C52E70707

スキル領域 職種 : マーケティング スキル領域と MK 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

Microsoft PowerPoint - 12_08_Hanioka_san_PDCA.pptx

スポーツ紀要小峯・小粥・稲垣(校了).indd

授業計画書

ポートフォリオ分析レポート 2018/1/12 調査名 患者満足度調査 ( 病院 - 入院 ) KPI 7. 家族や知人に当院を紹介したいと思いますか 対象集団 施設名大阪みなと中央病院 分析対象 入院環境について (1) 人数 77 名男性 37 名女性 30 名 A B C D E F G H

jphc_outcome_d_014.indd

Water Sunshine

Microsoft PowerPoint - 教材サンプル1&2.ppt

【NEM】発表資料(web掲載用).pptx

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx

スライド 1

スマートフォン委員会 (仮)導入構築WG 2010年活動

Microsoft PowerPoint - Personal Software Process (PSP)の実施の定着化

Oracle Business Rules

スライド 1

スライド 1

IPSJ SIG Technical Report Vol.2013-IS-126 No /12/ CIO Examination of Strategic Decision Making for System Planning Phase Yukio Amagai

内部統制ガイドラインについて 資料

オペレーション メテオ       魅力性テスト チーム

組織内CSIRT構築の実作業

JISQ 原案(本体)

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt

障害者職業総合センター職業センター支援マニュアルNo.8 『発達障害者のワークシステム・サポートプログラム発達障害者のための問題解決技能トレーニング』

2016 年 03 月 01 日 サンプル株式会社本社事業場エイギョウブ ジョウホウタロウ様 _SPL ltpaper ストレスチェックキット個人用レポート 裏面のストレスレーダーもお読み下さい ストレスチェック総合 あなたのストレスの状況は

成績評価を「学習のための評価」に

<4D F736F F F696E74202D2091E6368FCD5F95F18D908B7982D D815B >

Microsoft PowerPoint - M1001_1_ ppt [互換モード]

PowerPoint プレゼンテーション

2


271124【議運】レジュメ


untitled


Taro12-第4回意見募集結果(改訂

14号A4indd





平成16年度外務省事後評価実施計画策定について

テスト設計コンテスト

PowerPoint プレゼンテーション

簿記教育における習熟度別クラス編成 簿記教育における習熟度別クラス編成 濱田峰子 要旨 近年 学生の多様化に伴い きめ細やかな個別対応や対話型授業が可能な少人数の習熟度別クラス編成の重要性が増している そのため 本学では入学時にプレイスメントテストを実施し 国語 数学 英語の 3 教科については習熟

Microsoft PowerPoint - 配布用資料.ppt

Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx

布に従う しかし サイコロが均質でなく偏っていて の出る確率がひとつひとつ異なっているならば 二項分布でなくなる そこで このような場合に の出る確率が同じであるサイコロをもっている対象者をひとつのグループにまとめてしまえば このグループの中では回数分布は二項分布になる 全グループの合計の分布を求め

Microsoft Word - N1222_Risk_in_ (和訳案).docx

目次 1. 会社紹介 2. 小規模ソフトウェア開発のプロセス改善 3. 改善後の開発現場に現れてきた気になる傾向 4. 小集団改善活動 5. 当社が考える小規模開発 1/20

目次 1. 会社概要 2. はじめに ( アブストラクト ) 3. 事例紹介 1( 比較表作成システム再構築 ) 4. 事例紹介 2( 契約事務基幹系システム再構築 ) 5. 事例紹介 3( 経理システム再構築 ) 6. 事例紹介 4( 事故対応システム再構築 ) 2

経営戦略研究_1.indb

ソリューション営業の戦略 ~ プロジェクトは提案から始まっている ~ アンケート ソリューション営業 を実現する人材の育成上の課題 セミナー受講者に対し ソリューション営業 の導入状況や ソリューション営業 を実践する人材の育成上の課題を アンケート形式で伺いました 本セミナーの出席者は ソリューシ

Microsoft PowerPoint - FormsUpgrade_Tune.ppt

実習指導に携わる病棟看護師の思い ‐ クリニカルラダーのレベル別にみた語りの分析 ‐

一般枠 広島県協議会 やってみたい が生まれるメンタルスタビリティーロボット 委員長 : 高本晃司 プロジェクトコーディネーター : ニーズ森山由香シーズ坊岡正之

表 回答科目数と回答数 前期 後期 通年 ( 合計 ) 科目数 回答数 科目数 回答数 科目数 回答数 外国語 ( 英語 ) 120 / 133 3,263 / 4, / 152 3,051 / 4, / 285 6,314 / 8,426 外国語 ( 英語以

1 BCM BCM BCM BCM BCM BCMS

営業活動 人それぞれ 暗黙知 Aさんの商談手順 Cさんの商談手順 Bさんの商談手順 できる営業 が受注するために 必ずやっている基本動作 体系的に整理 営業活動プロセス できる営業 のノウハウを見える化 形式知 2

18-47_お知らせ(広告ぬき).indd

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント

JapanCert 専門 IT 認証試験問題集提供者 1 年で無料進級することに提供する

PowerPoint プレゼンテーション

技術士総合監理部門.indd

Sol-017 BPMSとの連携 _ppt [互換モード]

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

Transcription:

シミュレーションを活用した業務プロセス改革における組織の問題要因の可視化手法の確立 米原章浩鈴木陽一郎 株式会社 日本海洋科学

シミュレーションを活用した業務改革の利点 場当たり的に とりあえずやってみる 業務改善活動では無駄が多く実効性も低い 費用幾らかかる? 使ったの? 比較他に良い対策はないの? 時間いつ終わるの? とりあえず やってみよう! 効果効果が事前で途中で見えない 根拠目的と対策の因果関係が不明確 疲弊色々やってみたけど

シミュレーションを活用した業務改革の利点 シミュレーション型業務改革には従来型とは違った利点がある シミュレーションの 3 つの効能 1 定量的予測が可能 2 目的と対策の因果関係明確 3 低コストで短時間 対策を講じた際の予測が事前に定量的に分かる 他の対策案との比較が容易 効果も事前に予測可能 何故この対策を行うのか? といった 改革推進の根拠が明確 あれもこれも ではなく 最も効果的な対策を打つことが出来る 費用負担と時間的負担が軽い ( 結果 疲弊感もあまりない )

シミュレーションアプローチの問題点 定性的である人間 組織の行動をパラメータとして定量化 実測によるデータの収集が困難 煩雑 詳細な分析が必ずしも正確な結果を導くとは限らない モデル パラメータが複雑になると理解が難しい 分析まひ症候群に陥る可能性も

問題点へのソリューション できるだけ簡単なパラメータ設定の手法の確立 アンケートやインタビューなど コミュニケーションを重視 迅速に分析が可能 コミュニケーションを通じた 情報の明快な共有が可能 現場への負担少なく 改革プロジェクトへの反発軽減

PMC Process Management Consulting タスクフロー シミュレーションを活用して 無駄なく改善 改革サイクルをまわして行く タスク.9 実行計画策定 終了 / 開始 タスク.1 事前調査 タスク.8 対策案実証分析タスク.7 対策案シミュレーション PMC* タスクフロー タスク.2 方針策定タスク.3 現状可視化 タスク.6 対策案可視化 * PMC: Process Management Consulting タスク.5 現状リスク分析 タスク.4 現状シミュレーション

ケーススタディー概要 対象 : 通関業者 S 通関部門 6 名マネージャー 1 名 現状 : 課題 : 繁忙期には超過勤務で対応ベテランが頻繁に異動し混乱 今後の需要増を見越して 現在のチーム編成で無理なく対応したい マネージャー a b c d e f 主に 業務 に従事 主に 業務 B に従事

現状プロセスマッピング ワークショップを行い 実際の業務に即したプロセスマッピングを作成する

主要タスクの決定 類似タスクをグルーピングし 主要作業タスクを設定する 業務 業務 B a b c d e f タスク 1 タスク 10 タスク 15 タスク 2 タスク 11 タスク 14 END タスク 3 タスク 12 タスク 4 タスク 15 タスク 13 タスク 5 タスク 6 タスク 14 END タスク 18 END タスク 7 タスク 8 タスク 9 タスク 16 タスク 17 END タスク 18 END

組織の振る舞いに関するパラメータ決定 アンケートとインタビューにより 組織の特性パラメータを決定する 作業タスクの処理順番は? 1) 先入れ先出し 2) 後入れ先出し 3) 優先順位順 20 % 40 % 40 % 質問発生時の対処の判断は? 異なる種類の仕事が入ってきた場合の優先順位は? 1) 自分で対処 2) 上司や同僚に聞く 30 % 70% 1) 作業タスク 2) コミュニケー 3) 意思決定 ション 60 % 20 % 20 % 組織特性パラメータ ( 一部 )

作業タスクの難易度設定 1 人でその作業タスクを行えると感じるレベルを 標準技能レベル と定義する 作業タスクごとの 標準技能レベル到達までの平均年数

作業タスクの特性 優先度の高いタスクは難易度が低い 難易度の高いタスクは標準作業工数が大きい 優先度 150 高 100 中 50 低 0 18 15 11 10 17 16 14 グラフタイトル 7 2 1 6 3 17 : 0.10h 0 低 50 中 100 高 難易度 150 13 12 バブル大きさ =1 処理あたりの標準作業工数 8 4 9 5 タスク番号 : 標準工数 [h] 9 : 3.08h 5 : 2.59h 18 : 2.0h 13 : 1.01h 8 : 1.00h 4 : 0.72h 11 : 0.5h 7 : 0.52h 3 : 0.44h 12 : 0.38h 16 : 0.3h 10 : 0.25h 15 : 0.19h 6 : 0.18h 1 : 0.18h 14 : 0.15h 2 : 0.11h 作業難易度 - 優先度 - 作業工数 多次元マップ

技能レベルの違いと作業速度の関係 1 作業タスクによって チーム内での作業スピードのばらつきに違いがある 処理スピード倍率 5 4.5 4 3.5 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 中央値を基準とした 各タスクの個人による作業スピードのばらつき範囲 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112131415161718 中央値より速い中央値より遅い タスク番号 タスク難易度 作業タスクごとの チーム内での作業スピードのばらつき度合い 低 中高

技能レベルの違いと作業速度の関係 2 熟練は標準に比べて 作業タスクによっては 4 倍以上スピードが速いものもある 標準に対する 熟練の作業スピードばらつき ( 標準者と熟練者比較 ) 作業スピード倍率 6 5 4 3 2 1 0 バブル大きさ =1 処理あたりの標準作業工数 18 15 10 14 2 7 11 17 1 3 6 16 17 : 0.10h 0 低 50 中 100 高 150 難易度 13 12 5 9 8 4 タスク番号 : 標準工数 9 : 3.08h 5 : 2.59h 18 : 2.0h 13 : 1.01h 8 : 1.00h 4 : 0.72h 11 : 0.5h 7 : 0.52h 3 : 0.44h 12 : 0.38h 16 : 0.3h 10 : 0.25h 15 : 0.19h 6 : 0.18h 1 : 0.18h 14 : 0.15h 2 : 0.11h 作業難易度 - 作業スピード - 作業工数 多次元マップ

シミュレーションの実行 PMT* シミュレーションモデル 昨年の作業量をもとに 繁忙期のインプットを作成 2 つのシミュレーションシナリオを用意シナリオ 1. 全員の技能レベルが標準シナリオ 2. 全員の技能レベルが熟達

シミュレーション結果作業時間削減効果 1 熟練は標準に比べて 作業タスクによっては 4 倍以上スピードが速いものもある タスクごとの実作業時間合計 [h] 150 100 50 0 バブル大きさ =1 処理あたりの標準作業工数 18 15 技能レベル全員標準 16 10 1 6 17 2 11 3 7 0 50 100 150 12 13 低中高 8 4 5 9 タスクごとのタスク番号 : 標準工数 [h] 実作業時間合計 [h] 難易度 150 100 50 技能レベルの違いによる 作業タスクごとの実作業時間の合計値の変化 0 バブル大きさ =1 処理あたりの標準作業工数 技能レベル全員熟練 16 : 0.3h 18 16 10 : 0.25h 15 : 0.19h 10 4 1 9 6 : 0.18h 6 13 1 : 0.18h 17 2 7 14 : 0.15h 11 5 3 2 : 0.11h 15 17 : 0.10h 0 低 50 中 100 高 150 難易度 12 8 タスク番号 : 標準工数 [h] 9 : 3.08h 5 : 2.59h 18 : 2.0h 13 : 1.01h 8 : 1.00h 4 : 0.72h 11 : 0.5h 7 : 0.52h 3 : 0.44h 12 : 0.38h

0 20 40 60 80 100 120 140 160 8 4 14 9 12 B 14 B 5 6 1 10 B 2 B 13 B 16 3 17 7 11 B 15 15 B 18 18 B グラフタイトル 1 技能レベル 標準 の場合の実作業時間合計 2 技能レベル 熟練 の場合の実作業時間合計 1-2= 期待改善効果タスクごとの実作業時間合計 [h] タスク番号低中高作業難易度シミュレーション結果作業時間削減効果 2 技能レベルの違いによる 作業タスクごとの実作業時間の期待改善効果作業時間が大きい 難易度が高いタスクのほうが 期待改善効果が大きい傾向がある

シミュレーション結果 業務別期待改善効果 業務によって 技能レベル向上による改善効果に差がある 業務 業務 B シナリオ1 全員標準 1 565 時間 350 時間 シナリオ2 全員熟達 2 443 時間 324 時間 期待改善効果 1-2 122 時間 26 時間 期待改善効率 (1-2)/1 21.6 % 7.4 % 業務 業務 B a b c d e f タスク 1 タスク 10 タスク 15 タスク 2 タスク 11 タスク 14 END タスク 3 タスク 12 タスク 4 タスク 15 タスク 13 タスク 5 タスク 6 タスク 14 END タスク 18 END タスク 7 タスク 8 タスク 9 タスク 16 タスク 17 END タスク 18 END

実行可能で効果的な改善案の策定 技能向上の可能性 1 特別な適正が必要か? 2 努力やトレーニングで実現可能か? 3 実現可能であれば どんな方法が効率的か? (4 特別な資格が必要か?) 技能向上の方法 1 熟練者からの OJT により 集中して技能を習熟 2 他チームから技能を持ったを異動させる 3 外部研修にて集中的に技能を習得 4 技能を持ったをそのタスクに専念させる

対策案のシミュレーションから計画実行へ 実現可能な対策案の優先順位を策定 再度シミュレーションを行い期待改善効果の確認 対策案実行へ

まとめ ~ 簡易なパラメータ設定手法の効果 効果 短期間でシミュレーションモデルの作成とパラメータの設定がおこなえた パラメータ設定はコミュニケーションが中心となるため チームのプロジェクトへの参加意識も増加した チームの参加意識が増したことにより シミュレーション後の対策案の具体的な提案を引き出すことができた

まとめ ~ 簡易なパラメータ設定手法の課題 課題 アンケートやインタビューからの数値は主観的 インタビューの対象が少ないと 回答した数値のばらつきが大きく影響する 経験年数と技能レベルに必ずしも相関があるとは限らない 主観的な数値と 実測値とを比較することにより 意識と現実のギャップを明らかにすることができるかもしれない

ご清聴ありがとうございました 株式会社 日本海洋科学 PMC 業務改善グループ 担当 : 米原 鈴木 Tel: 044 548 9132 Mail: pmc@yms.co.jp HP: www.jms inc.jp/pmc