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景気後退に伴う時間消費の変化に関するマーケティングデータ

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株式会社インプレス_ ニュースリリース添付資料

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「dカーシェア」、“カーシェア時代におけるクルマの使い方”意識調査を実施

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表紙(A4)

Microsoft PowerPoint - グラフ

自主調査レポート

PowerPoint プレゼンテーション

目次 調査概要調査サマリー 歩きスマホ は危ないと思うか?/ 歩きスマホ をしたことがあるか? 歩きスマホ をしてしまう理由は? 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 歩きスマホ で最も危ないと感じたのはどのようなシーンか

. に対する意識 に肯定的な意識が低下に対する意識について グラフに示す項目についてあてはまるかどうか聞いたところ あてはまる と まああてはまる を合わせてみると を見るのが大好きだ 話題になっている番組は見たいと思う など に肯定的な意識が減少した 一方 好きな番組でも 毎回決まった時間に見るの

景気後退に伴う時間消費の変化に関するマーケティングデータ

違法配信に関する利用実態調査 【2013年版】

調査概要 オンライン動画配信サービスに関するアンケート調査調査概要 調査期間 2017 年 6 月 7 日 ( 水 )~6 月 8 日 ( 木 ) 調査方法 調査対象 Webアンケート 20 歳以上のインターネット利用者 スクリーニング調査 一般消費者 本調査 過去 1 年間に有料のオンライン動画配

FastaskReport0807

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Microsoft Word - 04章 テレビ視聴.doc

報通信の現況 コンテンツ市場の動向 マルチユース市場の内訳をみると 映像系コンテンツ 1 兆 4,243 億円の主な内訳は 地上テレビ番組が 5,074 億円 映画ソフトが 4,884 億円 衛星 CATV 番組が 3,530 億円となっている 音声系コンテンツの内訳は 音楽ソフトであり 1,353

PCでネット動画を見る人は5 割を超え、携帯/スマホでも2 割を超える

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FastaskReport0613

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年

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同時配信実験「試験的提供B」実施結果について

事例から振り返る    調査プロセスの検証

結果の要約 2 日本リサーチセンター (RC) では 全国 歳男 1,200 を対象に 訪問留置のオムニバス調査 (OS) を 毎 定期的に実施しております 本レポートは OS を利 した 主調査 テレビ視聴について の紹介です 主な結果は以下の通りです 1 テレビは依然として 各メディ

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参考資料 第 1 回メディア ソフト研究会参考資料 平成 21 年 11 月 20 日 総務省情報通信政策研究所調査研究部

2013年1月25日

平成 18 年 1 月 デジタル アドバタイジング コンソーシアム株式会社 インターネット動画広告の効果を 複数の動画配信サービスにおいて本格検証! テレビ CM とインターネット動画広告の組み合わせで 15.1% 認知が向上 インターネット動画広告のみでも 12.4% の認知を獲得 など インター

調査概要 P.1 調査手法 : WEBリサーチ 調査期間 : 2014 年 12 月 1 日 ( 月 )~12 月 3 日 ( 水 ) 調査対象 : 首都圏在住の20 歳 ~59 歳 有効回答 : 414 名 内訳 男性 20 代 50 名 女性 20 代 5 30 代 50 名 30 代 54 名

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Microsoft PowerPoint SDBC広報調査リリースv8hp用.pptx

Microsoft Word - 小学生調査(FINAL) _.doc

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2007年3月1日

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Microsoft PowerPoint - SDBCスマートフォンユーザー1000人調査第5回リリース.pptx

調査レポート

PC配信&エンコーダー設定_LINELIVEマニュアル

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

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頻度が増えた時間が増えたインターネットに接触しているすぐに検索してみるようになった気になることがあったら わからないことや気軽に検索するようになっ< 調査結果の詳細 > 1 ネット接触と検索行動が変化 ネット接触の時間と場所が拡大し 検索の回数が増加 屋外検索 の浸透 スマートフォンを使うことで ユ

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景気後退に伴う時間消費の変化に関するマーケティングデータ

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Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

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メディア・ソフトの制作および流通実態に関する調査研究

目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

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違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

PowerPoint プレゼンテーション

平成20年11月11日

調査方法 インターネットユーザーを対象として ファイル交換ソフトの利用実態に関して インタ ーネット上の WEB アンケートサイトを利用してアンケート調査を実施した 実施時期 ( 期間 ) 有効回答数 ( 人 ) 月 13 日 ( 火 )~6 月 18 日 ( 日 ) 18,596 (

Microsoft Word - エコポイントに関する調査 _ver6.doc


報道資料 2007 年 10 月 22 日株式会社インタラクティブ プログラム ガイド株式会社ディーツーコミュニケーションズ KDDI 株式会社株式会社ジャパン モバイルコミュニケーションズ 携帯電話向け向け電子電子番組表サービス番組表サービス G ガイドモバイル が 3 キャリア合計登録登録利用者

注 1: 放送コンテンツ海外輸出額 : 番組放送権 インターネット配信権 ビデオ DVD 化権 フォーマット リメイク権 商品化権等の輸出額 注 2:2004 年度から 2009 年度までは 番組放送権のみの輸出額 2010 年度以降は番組放送権以外の輸出額を含む放送コンテンツ海外輸出額 なお 20

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スマートフォンを利用している女性は 43.2% スマートフォン利用率 マダガラ女子 56.8% スマホ利用者 43.2% 20 代 ~40 代の女性 507 名へインターネット調査を行い 現在使用している携帯電話について聞いたところ 43.2% の女性がスマートフォンを利用している結果であった 昨年

「いい夫婦の日」アンケート結果 2015【プレゼント編】

東海 4 県若年層のスマートフォンネットワーク満足度調査 株式会社角川アスキー総合研究所 調査概要 (1) 調査時期 : 2014 年 12 月 3 日 ~9 日 (2) 調査方法 : ネットアンケート (3) 調査対象 : 東海 4 県在住の15 歳から34 歳までの男女 (4) 有効回答数 :

VOD市場調査結果のwebへの反映方法

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Microsoft PowerPoint ppt

モバイル違法実態調査2008

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

デジタル放送限定企画 テレビ視聴マイレージ「マヨブラポイント」

日本の放送コンテンツ海外輸出額の推移 1 日本の放送コンテンツ海外輸出額は 2010 年度以降 毎年増加を続けており 2015 年度には 億円となっている ( 対前年度比 58.0% 増 2010 年度の約 4.4 倍 ) 対前年度比で インターネット配信権が 146.7% 増と著しく増

IMJG Release

MIAUプレスリリース

(1) 電子書籍 雑誌について 子どもライフスタイル調査 2017 春 電子書籍の閲読の有無女子小 4~6 年生の 44% が電子書籍を読んだことがある 電子書籍 ( 雑誌 コミックスを含む ) を読んだことがあるかどうか尋ねたところ 女子小学生の 29% が電子書籍を 読んだことがあると回答 女子

アスキー総研ニュース

Microsoft Word - ●2014年市場規模リリース_fix2.doc

調査結果のポイント 1 調査結果のポイント 2014 年のメディア ソフト市場の全体像 ( トレンド ) メディア ソフト市場全体は約 11.5 兆円で微増 映像系ソフト市場は増加 音声系ソフト市場 テキスト系ソフト市場は減少 マルチユース市場は微減 市場全体の22% を占める ネットワーク流通市場

VOD市場調査結果のwebへの反映方法

報道資料 2008 年 11 月 25 日株式会社インタラクティブ プログラム ガイド株式会社ディーツーコミュニケーションズ KDDI 株式会社ソフトバンクモバイル株式会社 携帯電話向け電子番組表サービス G ガイドモバイル が 3 キャリア合計登録利用者数 3,000 万人を突破! ~ 快適なテレ


Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

中国語放送の満足度 実態調査 宿泊施設における中国語放送サービス調査 2011 年株式会社大富

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資料 1( 参考 ) 口コミサイト インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果 2018 年 9 月 19 日

Transcription:

テレビ パソコン スマートフォン向けのインターネット動画配信サービスに関するマーケティングデータ 朝日大学マーケティング研究所

調査概要 調査方法 Web アンケート 調査期間 2011 年 8 月 30 日 ( 火 )~8 月 31 日 ( 水 ) 調査対象首都圏在住の 13 歳 ~69 歳男女で 以下の条件にあてはまる人 自宅に地上波デジタル対応のテレビがある ただし テレビをまったく見ない人は除く 有効回答合計 480 名 ( 均等割付 ) 年代 男性 女性 13~19 歳 40 名 40 名 20~29 歳 40 名 40 名 30~39 歳 40 名 40 名 40~49 歳 40 名 40 名 50~59 歳 40 名 40 名 60~69 歳 40 名 40 名 合計 240 名 240 名 参考 : データ放送を利用している割合 1. よく利用している 2. まあ利用している 3. あまり利用していない 4. まったく利用していない 5. この機能 サービスを知らない 全体 (N=480) 8.5 26.0 32.3 22.9 10.2 男性 10 代 4 1 2 1 男性 20 代 1 3 2 2 男性 30 代 4 3 1 男性 40 代 1 2 3 2 男性 50 代 1 2 4 1 男性 60 代 2 3 3 1 女性 10 代 1 2 3 2 女性 20 代 2 3 2 1 女性 30 代 1 1 4 1 1 女性 40 代 1 3 4 1 女性 50 代 2 3 2 2 女性 60 代 2 2 2 2 1

1. テレビのインターネット接続 インターネットに接続できるテレビの認知率は 62.3% 実際に接続しているのは認知者の 24.1%( 全体の 1%) インターネットに接続できるテレビの認知率は全体で 62.3% である 男女とも 10 代の認知率は低い 男性と女性の 40 代以降を見ると 男性は認知度が下がらないが 女性は下がる傾向がある インターネットに接続できるテレビを 知っている とした人のうち 実際にインターネットに接続しているのは LAN ケーブル が 17.4% 無線 LAN が 6.7% で 合わせて 24.1% がテレビをインターネットに接続している これは非認知者も含めた全体の 1% にあたる 利用しているテレビにインターネット接続機能はあるが 接続はしていない とした人に 理由を聞いたところ インターネットはパソコンで充分である とする意見が多かった インターネットに接続できるテレビがあることを知っているか 知っている知らない ( この調査で初めて知った ) 全体 (N=480) 62.3 37.7 男性 10 代 5 4 男性 20 代 6 3 男性 30 代 7 2 男性 40 代 7 3 男性 50 代 7 2 男性 60 代 7 3 女性 10 代 3 6 女性 20 代 7 3 女性 30 代 6 3 女性 40 代 5 4 女性 50 代 5 4 女性 60 代 5 4 インターネットに接続できるテレビを知っている人のみ テレビのインターネット接続対応状況 ( 認知者のみ ) 1. 無線 LAN で接続している 2. LAN ケーブルで接続している 3. 利用しているテレビにインターネット接続機能はあるが 接続はしていない 4. 利用しているテレビにインターネット接続機能はない 5. わからない 全体 (n=299) 6.7 17.4 49.2 22.4 4.3 機能はあるのにインターネットに接続していない理由 利用しているテレビにインターネット接続機能はあるのにインターネットに接続していない理由 ( 自由回答抜粋 ) 男性 18 歳 : パソコンの方が使いやすいので 男性 34 歳 : 接続するのに距離があり めんどくさいので 男性 46 歳 : テレビでインターネットをやる必要性がない 設定が面倒 女性 20 歳 : わざわざテレビでインターネットをする必要性を感じないから 女性 38 歳 : 買った時は接続していたが テレビ用の面白いコンテンツがなく リモコンでの操作もパソコンに比べると使いづらいので接続しなくなった 女性 63 歳 : パソコンや ipad 等で十分だから 2

2. テレビ向けインターネット有料動画配信サービスの認知と利用経験 テレビ向けのインターネット有料動画配信サービスは認知のわりに利用者は少なく 今後の利用意向も低い テレビ向けのインターネット有料動画配信サービスの認知率は 全体で 49.4% である 全体的に男性のほうが高い 女性は 30 代 40 代に認知率のピークがある 利用経験者は サービス認知者の 13.5% である ( 現在 利用している は 7.2%) これは非認知者を含めた全体の 6.7% にあたる 今後の利用意向は とても利用したい (2.1%) まあ利用したい (11.5%) と低い 今後の利用についての自由回答を見ると 低価格化 利便性の向上 コンテンツの充実といった部分に課題があるといえる アクトビラなどのテレビ向けのインターネット有料動画配信サービスがあることを知っているか 知っている知らない ( この調査で初めて知った ) 全体 (N=480) 男性 10 代 男性 20 代 男性 30 代 男性 40 代 男性 50 代 男性 60 代 女性 10 代 女性 20 代 女性 30 代 女性 40 代 女性 50 代 女性 60 代 49.4 4 6 6 6 6 5 2 4 5 5 3 2 50.6 5 3 3 4 4 4 7 5 5 4 6 7 テレビ向けインターネット有料動画配信サービスの利用経験 ( 認知者のみ ) テレビ向けのインターネット有料動画配信サービスを知っている人のみ 1. 現在 利用している 2. 過去に利用していたが 現在は利用していない 3. 利用したことはない 全体 (n=237) 7.2 6.3 86.5 テレビ向けインターネット有料動画配信サービスの今後の利用意向 1. とても利用したい 2. まあ利用したい 3. どちらともいえない 4. あまり利用したくない 5. 利用したくない 全体 (n=480) 2.1 11.5 44.0 20.2 22.3 どうなればテレビ向けのインターネット有料動画配信サービスを利用すると思うか ( 自由回答 ) テレビ向けインターネット有料動画配信サービスの非利用者 男性 31 歳 : 無料で見られるものがあれば 男性 53 歳 : 短時間で録画できたら 男性 62 歳 : それでなければ見れないコンテンツが出てくれば 見るかもしれない 女性 25 歳 :DVD などのソフト化されていない過去の TV 番組の配信 見逃した番組を見返せるようにしてほしい 特にバラエティなどだと好きな俳優やミュージシャンが出ても 見逃すと二度と見られないので是非配信して欲しい 女性 40 歳 : 普通のテレビを観るように スイッチ一つで簡単に操作ができれば利用するかも 3

利用時間画3. パソコン向けインターネット動画配信サービスの利用状況 パソコン向けインターネット動画配信サービスのうち有料のものを利用しているのは全体の 2.9% パソコン向けの有料インターネット動画配信サービスを利用しているのは全体の 2.9% 有料のものは利用していないが無料のものを利用しているのは 64.4% である パソコンで動画を見ない人は 全体では 32.7% で 50 代以降で多い インターネット利用時間別に見ると 有料の動画配信サービスの利用よりも 無料のものの利用に明確な差がある パソコン向けインターネット動画配信サービスの利用状況 1. 有料動画配信サービスを利用している 2. 有料動画配信サービスは利用していないが無料のもの (Youtube など ) は利用している 3. パソコンで動画は見ない 一日 あたりのイン全体 (N=480) 2.9 64.4 32.7 男性 10 代 8 1 男性 20 代 7 2 男性 30 代 7 2 男性 40 代 7 2 男性 50 代 5 4 男性 60 代 4 5 女性 10 代 6 3 女性 20 代 6 3 女性 30 代 7 2 女性 40 代 7 2 女性 50 代 5 4 ターネット女性 60 代 1 時間未満 (n=94) 2 時間くらい (n=107) 3 時間くらい (n=122) 3~4 時間くらい (n=99) 5 時間以上 (n=58) 1.1 3.7 1.6 4.0 5.2 3 48.9 59.8 65.6 74.7 77.6 6 5 36.4 32.8 21.2 17.2 別36.0 ( 参考 ) テレビ向け パソコン向けインターネット有料動画配信サービス利用者の観ている動画のジャンル 60% テレビ向け またはパソコン向けのインターネット有料動画配信サービスの利用者 ( n=25 ) 洋40% 20% 0% 12.0 アジア映画32.0 邦画24.0 海外ドラマ2 2 アジアドラマ国内ドラマ4.0 特撮2 アニメ4 8.0 キッズ向け番組12.0 お笑い バラエティ24.0 音楽12.0 スポーツ2 紀行 ドキュメンタリー8.0 教育 ビジネス12.0 アダルト16.0 その他

アップロードするインターネットネット上(Youtube 等)に動画を撮影して テレビ電話(Skype 等)を利用するスマートフォンに移して閲覧するパソコン等で録画したりダウンロードした動画をワンセグ放送でテレビ番組を観るスマートフォン向けの有料動画配信サービスを利用するあてはまるものがない料動画サイトを閲覧する4. スマートフォンでの動画視聴状況 スマートフォンは 20 代の利用者が最も利用割合が高く スマートフォン利用者の 51.8% は無料動画サイトを利用している 携帯電話 スマートフォンの利用状況は 全体では 携帯電話もスマートフォンも利用している が 4.0% スマートフォンを利用している が 13.3% 合わせて 17.3% がスマートフォン利用者である 男女とも 20 代の利用割合が最も高い スマートフォン利用者の 51.8% は スマートフォンで Youtube などの無料動画サイトを閲覧している スマートフォン向けの有料動画配信サービスの利用は 14.5% である パソコン向けの有料動画配信サービスの利用割合が 2.9% であることと比較すると スマートフォン利用者の消費力の高さが伺える 携帯電話 スマートフォン利用状況 1. 携帯電話もスマートフォンも利用している 2. スマートフォンを利用している 3. 携帯電話を利用している 4. いずれも利用していない 全体 (N=480) 4.0 13.3 76.7 6.0 男性 10 代 1 7 1 男性 20 代 1 2 5 男性 30 代 2 7 男性 40 代 1 7 男性 50 代 1 7 男性 60 代 9 女性 10 代 1 8 女性 20 代 1 2 6 女性 30 代 1 8 女性 40 代 1 8 女性 50 代 8 1 女性 60 代 8 1 スマートフォンで行っていること 75% 50% 51.8 34.9 25% 14.5 10.8 15.7 14.5 8.4 スマートフォン ( 携帯電話との複数台利用含む ) の利用者 ( n=83 ) 無0% 5

データの総括 結果 1 認知は高いが 利用されていないインターネット接続テレビ テレビのインターネット接続対応状況 インターネットに接続できるテレビを知っている人のみインターネットに接続できるテレビの認知 1. 無線 LAN で接続している 2. LAN ケーブルで接続している 3. 利用しているテレビにインターネット接続機能はあるが 接続はしていない 4. 利用しているテレビにインターネット接続機能はない 5. わからない 全体 (n=299) 6.7 17.4 49.2 22.4 4.3 率は全体の 62.3% 実際に接続しているのは認知者の 24.1%( 全体の 1%) 利用しているテレビにインターネット接続機能はあるのに 利用していない人が多い こうした人たちは パソコンと比べたときに テレビでインターネットに接続することの必然性を感じておらず むしろ面倒であると感じている 結果 2 テレビ向けインターネット有料動画配信サービスも認知はされているが 利用意向は低い テレビ向けインターネット有料動画配信サービスの今後の利用意向 1. とても利用したい 2. まあ利用したい 3. どちらともいえない 4. あまり利用したくない 5. 利用したくない 全体 (n=480) 2.1 11.5 44.0 20.2 22.3 テレビ向けのインターネット有料動画配信サービスの認知率は全体の 49.4% 実際に利用しているのはサービス認知者の 7.2%( 全体の 3.5%) サービスとしての利用意向は低い 地上波放送やレンタル DVD などの競合がある中で インターネット配信ならではのウリを作ることが課題である 結果 3 スマートフォンで動画を視聴している人は多い スマートフォンで行っていること ( 抜粋 ) スマートフォン ( 携帯電話との複数台利用含む ) の利用者 (n=83) 75% 51.8 50% 25% 14.5 10.8 0% スマートフォン向けの有料動画配信サービスを利用する 無料動画サイトを閲覧する パソコン等で録画したりダウンロードした動画をスマートフォンに移して閲覧する スマートフォン利用者で スマートフォン向けの有料動画配信サービスを利用している人は 14.5% 一方 無料動画サイトを閲覧している人は 51.8% インターネットを使った有料動画配信サービスは 競合の多いテレビよりも 操作性が良く 個人の持ち物であるスマートフォンを対象にしたほうが普及が早いかもしれない 結果から推測される仮説 地デジ対応テレビの普及によって テレビでのインターネット接続や テレビ向けのインターネット有料動画配信サービスは それぞれ認知を得てきた しかしながら 実際の利用者は少なく 今後の利用意向も低い 今回の調査はネット調査であり パソコン利用者が前提であるが IT リテラシーをある程度持つ者にとっても身近な存在とはいえない テレビ向け有料動画配信は 無料の地上波放送やレンタル DVD といった競合も多く また パソコンで十分 との意識を超えられていない このメディアならではのコンテンツ作りや カラオケ BOX にあるような専用リモコンの開発などで操作性の向上を図るなど 視聴者起点のサービス改善が必要となろう VOD( ビデオオンデマンド ) の利用シーンを考えると 大画面テレビでのファミリー視聴に加え 個室テレビあるいは スマートフォンでのプライベート視聴も想定できる 中でも 操作性が優れ 個人の持ち物であるスマートフォンは 有料動画配信サービスの対象として有望である 一契約で テレビ PC スマートフォンの複数メディアで視聴できるサービスの開発や 端末に合ったコンテンツの供給を行うなど 次世代情報端末への対応を通して消費者に商品価値をアピールしていくべきだろう 6

トピックスリサーチ テレビ パソコン スマートフォン向けのインターネット動画配信サービスに関するマーケティングデータ 発行日 2011 年 10 月 31 日 発行 調査分析 朝日大学マーケティング研究所 460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内 3-21-20 朝日丸の内ビル2F TEL:052-961-4576 お問い合わせ apost@dance.ocn.ne.jp