平成20年2月

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平成20年度の税制改正により、地域間の税源偏在を是正するため、消費税を含む税体系の抜本的な改革が行われるまでの間の暫定的措置として、法人事業税の一部を分離し、地方法人特別税及び地方法人特別譲与税が創設されました

Q1 法人事業税の負担変動の軽減措置とは どのような制度ですか? A. 平成 27 年度税制改正により導入された 外形標準課税の拡大 ( 所得割の税率引き下げ及び付加価値割 資本割の税率引き上げ ) によって生じる税負担の変動の影響を緩和する措置で 付加価値額が一定以下の法人を対象に税負担の増加につ

08

目県民 均等割標準 (1) 資本の金額又は出資金額が 50 億円を超える年額 200,000 円均等割 (2) 資本の金額又は出資金額が標準 10 億円を超え50 億円以下 (1) 資本の金額又は出資金額がの 1 億円を超える年額 20,0

法人税 faq

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

平成23年度税制改正の主要項目

4. 附加価値への試みと挫折 現行事業税へ昭和 24 年 (1949 年 ) 第一次シャウプ勧告事業税の課税標準について 原料等 他の事業から購入したものの価値に その企業が附加したところの額である とし 課税標準を事業の所得によるのではなく 附加価値を採用すべきである旨勧告昭和 25 年 (194

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

Microsoft Word - zeisyou6記載の手引.doc

Microsoft Word - zeisyou9記載の手引.doc

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

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[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

平成19年度分から

9 試験研究費の額に係る法人税額の特別控除額 2 10 還付法人税額等の控除額 3 11 退職年金等積立金に係る法人税額 4 12 課税標準となる法人税額又は個別帰属法人税額及びその法人税割額 の5の欄 ) リース特別控除取戻税額( 別表 1(2) の5の欄又は別表 1(3)

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

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11 市町村民税の申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中問 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1) 又は (2) に係る修正申告の場合は 修正中間 又は 修正

第 6 号様式記載の手引 H この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間

15 18 定率減税の縮減 (15% 控除 7.5% 控除 (2 万円上限 )) 資本金等の額 ( 税法に規定する資本金等の額又は連結個別資本金等の額 ) が 50 億円超 800,000 円 10 億円超 50 億円以下 540,000 円 1 億円超 10 億円以下 130,000 円 1 千万

Microsoft Word - 全部.doc

準用する政令第 6 条の 25 第 1 号に定める金額 11 市町村民税の 申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中間 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1)

PowerPoint プレゼンテーション

第 20 号様式の記載について 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 堺市長に 1 通 ( 提出用及び入力用 ) を提

第 20 号様式記載の手引 この申告書の用途等 () この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法以外の法が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 事務所又は事業所 ( 以下 事務所等 といいます ) 所在地の

平成19年度税制改正.xls


所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

(2) 法人事業税の課税状況 普所通得課法税人分(外形対象法人分を除く)イ事業税額等の状況 区 分割法人 分 本県本店分他県本店分 県内法人 小計 A 特別法人 B 公益法人等 C 人格なき社団等 D 清算法人 E 特定信託 F 法人課税信託 G 計 H A+B+C+D+E+F+G 事業年度数 確定

Microsoft Word - 個人住民税について

02_(案の2①)概要資料(不均一)

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

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平成30年3月決算における税務上の留意事項

[2] 財務上の影響 自己株式を 取得 した場合には 通常の有価証券の Ⅰ. 株主資本 ように資産に計上することはせず 株主との間の資本取 1. 資本金 引と考え その取得原価をもって純資産の部の株主資本 2. 資本剰余金 (1) 資本準備金 から控除します そのため 貸借対照表上の表示は金額 (2

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

Q3. 資本金 500 万円で豊中市内の従業員が 60 人の法人です 均等割の金額を教えてください 豊中市の税率 ( 市町村によって違います ) 資本金等の額 * 従業者数 ( 豊中市内 ) 税額 ( 年額 ) * 50 億円超 10 億超 ~50 億円以下 1 億超 ~10 億円以下 1 千万超

第 6 号様式記載の手引 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間申告は その税額が予定

法人税 faq

欄 記載のしかた 留意事項 9 期末現在の資本金の額又は出資金の額 ( 解散日現在の資本金の額又は出資金の額 ) 期末 ( 中間申告の場合にあっては その計算期間の末日 ) 現在又は解散日現在における資本金の額又は出資金の額を記載します 資本金の額又は出資金の額は 法人税の明細書 ( 別表 5(1)

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試験研究費 9,, 7,, Check7 14,, 14,, Check8 7,, 2,, 14,, 6,, 6,, 税務弘報

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡

Microsoft Word - メルマガQ&A(23.8.1問2)利益剰余金の資本組入(父確認中)

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

妙高市 税に関するWEBページ

障害者控除 26 万円 ( 特別障害者は30 万円 控除対象配偶者又は扶養親族が特別障害者で かつ同居している場合は3 万円 ) 寡婦 ( 寡夫 ) 控除 26 万円 ( 扶養親族である子があり かつ 前年所得が00 万円以下の寡婦は30 万円 ) 勤労学生控除 26 万円 配偶者控除 配偶者特別控

公益法人の寄附金税制について

(0830時点)PR版

税効果会計シリーズ(3)_法定実効税率

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

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平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置

第20号様式記載の手引

期末現在の資本金等の額 次に掲げる法人の区分ごとに それぞれ次に定める金額を記載します (1) 連結申告法人以外の法人 ((3) に掲げる法人を除きます ) 法第 292 条第 1 項第 4 号の 5 イに定める額 (2) 連結申告法人 ((3) に掲げる法人を除きます ) 法第 292 条第 1

第20号様式記載の手引

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人であった法人は 記載しないでください また 千葉市内に恒久的施設を有する外国法人は 記載しないでください ア別表 1(1) を提出する法人 別表 1(1) の 10 の欄の金額 ( ただし 別表 1(1) の 10 の欄の上段に記載された金額 ( 使途秘匿金の支出の額の 40% 相当額 ) がある

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

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法人の減価償却制度の改正に関するQ&A

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

(100分の9.7)

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

法人市民税に関するQ&A

新・NPO法人申請マニュアル.pwd

目 次 セットアップ前に 1 税制改正の概要 2 プログラムの変更内容 3 改正別表 7 別表一 ( 一 ) 平成 26 年 10 月 1 日以後開始事業年度分 9 別表一 ( 二 ) 平成 26 年 10 月 1 日以後開始事業年度分 21

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

平成18年度地方税制改正(案)について

欄記載のしかた留意事項 6 代表者自署押印 及び 経理責任者自署押印 この申告書の作成時における法人の業務を主宰している者及び経理の責任者 ( 外国法人にあっては この法律の施行地にある資産若しくは事業の管理又は経営の責任者及び経理の責任者 ) が自署し 押印します 2 以上の都道府県に事務所等を有

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

H27記載の手引(溶込版)

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

はしがき 配偶者控除 と 配偶者特別控除 は 昭和 36 年と昭和 62 年の税制改正で導入された歴史ある制度です ここ数年 配偶者控除の改正について様々な議論が行われてきましたが 平成 29 年度税制改正において 就業調整を意識しなくて済む仕組みを構築する観点から配偶者控除と配偶者特別控除の見直し

(100分の9.7)

税制について

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労働基準法が改正されます

Transcription:

富山県 平成 27 年 4 月 1 日以後 平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の法人県民 法人事業の等について 平成 28 年度制改正では 平成 27 年度制改正に引き続き 成長志向の法人改革の一環として 法人事業の外形標準課の拡大等を中心に 所要の見直しを行う措置が講じられています また 法人県民均等割について 水と緑の森づくりの一部引上げが平成 29 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用されます これらの改正を踏まえた 平成 27 年 4 月 1 日以後 平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度分の法人県民 法人事業及び地方法人特別の等は以下のとおりです 法人事業及び地方法人特別の改正等 (H28 制改正関係 ) 外形標準課の拡大に伴い 対象法人の法人事業及び地方法人特別のが改正されています 外形標準課の拡大により負担増となる法人のうち 事業規模が一定以下の法人について 3 年間 負担増を軽減する措置が設けられています (1) 法人事業の改正 収入割 法人 ( 事業 ) の種類 資本金 1 億円超の普通法人 ( 外形対象法人 ) 資本金 1 億円以下の普通法人等 ( 外形対象外法人 ) 特別法人協同組合 信用金庫 医療法人など 収入金額課法人電気 カ ス供給業 保険業 ( 生命 損害 少額短期保険業 ) 課標準 ( 額を算出する基礎となるもの ) H26.10.1 以後に H27.4.1 以後に H28.4.1 以後に開始する事業年度開始する事業年度開始する事業年度 年 400 万円以下の所得年 400 万円超 ~ 年 800 万円以下の所得年 800 万円超の所得及び清算所得 1.5% 2.9% 3.2% 4.3% 1.6% 2.3% 3.1% 0.3% 0.5% 0.7% 軽減不適用法人 2.9% 4.3% 3.1% 0.7% 年 400 万円以下の所得 2.7% 3.4% 年 400 万円超 ~ 年 800 万円以下の所得 4.0% 5.1% 年 800 万円超の所得及び清算所得 5.3% 6.7% 軽減不適用法人 5.3% 6.7% 年 400 万円以下の所得年 400 万円超の所得及び清算所得 2.7% 3.6% 3.4% 4.6% 軽減不適用法人 3.6% 4.6% 収入金額 0.7% 0.9% 付加価値割 資本割 資本金 1 億円超の普通法人 ( 外形対象法人 ) 付加価値額 0.48% 0.72% 1.2% 資本金等の額 0.2% 0.3% 0.5% (2) 地方法人特別の改正 区 分 H26.10.1 以後に開始する事業年度 H27.4.1 以後に開始する事業年度 H28.4.1 以後に開始する事業年度 外形対象法人 148.0% 67.4% 93.5% 414.2% 外形対象外法人 81.0% 43.2% 収入割 81.0% 43.2%

法人県民法人割のの引下げ (H26 制改正関係 ) 平成 26 年 10 月 1 日以後に開始する事業年度から 法人割のが引き下げられています 引下げ分は地方法人 ( 国 ) として国に納めます ( 注 1) 富山県における県民法人割の 区 分 資本金の額又は出資金の額が1 億円を超える法人及び保険業法の相互会社 法人額が年 1,000 万円を超える法人 上記以外の法人 ( 中小法人に対する不均一課 ) 平成 26 年 9 月 30 日までに 開始する事業年度 ( 注 1) 法人割については 標準に +0.8% の超過課を実施 適用 : 昭和 50 年 12 月 1 日 ~ 平成 32 年 3 月 31 日までの各事業年度 目的 : 社会福祉の充実 教育文化 スポーツの振興等 平成 26 年 10 月 1 日以後に 開始する事業年度 5.8% 4.0% 5.0% 3.2% 法人県民均等割の区分の基準である 資本金等の額 の見直し (H27 制改正関係 ) 平成 13 年 4 月 1 日から平成 18 年 4 月 30 日までの間に 減資 ( 金銭その他の資産を交付したものを除く ) による欠損の填補を行った場合及び資本準備金の減少による資本の欠損の填補を行った場合 欠損の填補に充てた金額を控除する 平成 18 年 5 月 1 日以後に 剰余金による損失の填補を行った場合 損失の填補に充てた金額を控除する この場合の控除額は 資本金の額又は資本準備金の額を減少し その他資本剰余金として計上してから一年以内に損失の填補に充てた金額に限る 平成 22 年 4 月 1 日以後 利益準備金又はその他利益剰余金による無償増資を行った場合 その増資額を加算する 上記調整後の資本金等の額が 資本金と資本準備金の額の合算額に満たない場合 資本金等の額は 資本金及び資本準備金の合算額とします 上記の改正は 平成 27 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用されます 富山県における県民均等割の 資本金等の額 標準 H29.3.31 までに開始する事業年度 額 H29.4.1 以後に開始する事業年度 1 千万円以下等の法人等 20,000 円 21,000 円とやまの森を県民全体で 1 千万円超 ~1 億円以下 50,000 円 52,500 円守り育て 次世代に引き継いでいくための財源を 水 1 億円超 ~10 億円以下 130,000 円 136,500 円と緑の森づくり として 10 億円超 ~50 億円以下 540,000 円 567,000 円 580,500 円法人県民均等割に 1,000 円 ~100,000 円を加算し 50 億円超 ~100 億円以下 860,000 円 880,000 円 800,000 円申告納付していただきます ( 注 2) 100 億円超 ~ 880,000 円 900,000 円 ( 注 2) 水と緑の森づくりの課期間 : 平成 19 年 4 月 1 日 ~ 平成 34 年 3 月 31 日の 15 年間に開始する事業年度分 額の一部引上げ : 平成 29 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から 資本金等の額 10 億円超の法人について 額が引き上げられます 法人に係る県民利子割の廃止 (H25 制改正関係 ) 平成 28 年 1 月 1 日以後に支払いを受ける利子等について 法人に係る利子割は廃止されています 備 考 お問い合わせ先 富山県総合県事務所課第一課事業第一班 076-444-4504 富山県経営管理部務課 076-444-3178

平成 28 年度制改正等について ( 法人事業 地方法人特別 法人県民 ) 制改正の概要 1 外形標準課対象法人の改正平成 28 年度制改正では 外形標準課の拡大に伴い 対象法人の法人事業並びに地方法人特別のが改正されました 2 外形標準課の拡大に伴う負担軽減措置の拡充平成 27 年度制改正で創設された負担変動の軽減措置が 平成 28 年度制改正により拡充されました 3 地方創生応援制 ( 企業版ふるさと納 ) の創設地方創生事業に対する県外企業からの寄附について 法人事業等から額控除できる措置が創設されました 4 その他の改正事項 法人県民法人割の改正 ( 平成 31 年 10 月 1 日以後に開始する事業年度から ) 地方法人特別の廃止及び法人事業の復元 ( 平成 31 年 10 月 1 日以後に開始する事業年度から ) 5 水と緑の森づくりの改正平成 33 年度まで 5 年間延長するとともに 一定規模以上の法人についてはが引き上げられます 1 外形標準課対象法人の改正 区分 法人事業の改正 課標準 ( 額を算出する基礎となるもの ) H26.10.1 から H27.3.31 までに開始する事業年度 H27.4.1 から H28.3.31 までに開始する事業年度 H28.4.1 以後に開始する事業年度 年 400 万円以下の所得年 400 万円超 ~ 年 800 万円以下の所得年 800 万円超の所得及び清算所得 1.5% 2.9% 3.2% 4.3% 1.6% 2.3% 3.1% 0.3% 0.5% 0.7% 軽減不適用法人 2.9% 4.3% 3.1% 0.7% 付加価値割 資本割 付加価値額 0.48% 0.72% 1.2% 資本金等の額 0.2% 0.3% 0.5% 地方法人特別の改正 区 分 H26.10.1 から H27.3.31 までに開始する事業年度 H27.4.1 から H28.3.31 までに開始する事業年度 H28.4.1 以後に開始する事業年度 148.0% 67.4% 93.5% 414.2%

2 外形標準課の拡大に伴う負担軽減措置の拡充 平成 27 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日までに開始する事業年度に限り 外形標準課の拡大により負担増となる法人 ( 資本金 1 億円超の普通法人 ) のうち 以下の 1 及び 2 の要件を満たす場合には 当該負担増となる額の一定額を法人事業から控除できます < 要件 > 1 調整後付加価値額 ( 1) < 40 億円 2 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日までに開始する事業年度平成 27 年 3 月 31 日現在のを適用した事業額 ( 2) < 基準法人事業額 ( 3) 平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日までに開始する事業年度平成 28 年 3 月 31 日現在のを適用した事業額 ( 2) < 基準法人事業額 ( 3) 1 付加価値額 12 事業年度の月数 (1 月に満たない場合は 1 月とする ) 2 当該事業年度の付加価値額 資本金等の額 所得 ( 関係都道府県に分割された後の金額 1,000 円未満切捨て ) に それぞれ平成 27 年 3 月 31 日 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 現在のを乗じた金額 (100 円未満切捨て ) の合計額 3 当該事業年度の付加価値割 資本割 の合計額 < 控除額の計算 > 以下の算式により算定した金額を法人事業から控除します 調整後付加価値額控除額 (100 円未満切上げ ) 130 億円以下 ( 3-2) 一定割合 ( 4) 230 億円超 40 億円未満 ( 3-2) 一定割合 ( 4) (40 億円 - 調整後付加価値額 ) 10 億円 4 負担増の額に乗じる割合 下記期間に開始する事業年度 割合 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで 1/2 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで 3/4 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで 1/2 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで 1/4 < 例 > 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に開始する事業年度の場合 当該事業年度の課標準 付加価値額 資本金等の額 所得 前年度末の = 当該事業年度 資本割 の = 0.7% 0.5% 1.2% 資本割付加価値割 3.1% 0.3% 0.72% 付加価値割 負担増の 3/4( ~ 0) を控除 上記算式の前年度末のは 平成 28 年 3 月 31 日現在 のとなります < 留意事項 > 仮決算による中間申告については 適用対象となりません

3 地方創生応援制 ( 企業版ふるさと納 ) の創設 地方公共団体が行う地方創生事業に対して寄附を行った場合に 従来からの寄附金額の損金算入措置に加え その寄附金額の一部を 支出した事業年度の法人事業額 法人住民法人割額及び法人額から控除できます < 要件 > 1 青色申告書を提出している法人 2 地域再生法の一部を改正する法律の施行日 (H28.4.20) から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 地方公共団体が行う 地方創生を推進する一定の事業に対して寄附金を支出していること 3 寄附金額が 10 万円以上であること 4 主たる事務所が立地する地方公共団体への寄附は対象外 < 控除額の計算 > 1 控除額 法人事業寄附金額の 10% 法人住民寄附金額の 20%( 道府県 5% 市町村 15%) 平成 31 年 10 月 1 日以後に開始する事業年度は 道府県 2.9% 市町村 17.1% 寄附金額の 20% のうち法人住民で控除しきれなかった分を法人で控除 ( 寄付金額の 10% が限度 ) 2 控除上限額 法人事業法人事業額の 20%( 平成 31 年 10 月 1 日以後開始事業年度は 15%) 法人住民法人住民法人割額の 20% 法人法人額の 5% 法人 事業 住民 損金算入 ( 約 3 割 ) ( 従来からの控除措置 ) 寄附金額 事業 住民 法人 10% 20% 地方創生応援制の控除 (3 割 ) 法人の自己負担 ( 約 4 割 ) < 留意事項 > 2 以上の都道府県又は 2 以上の市町村に事務所を有する法人は 課標準の分割基準により各都道府県又は市町村ごとの控除額を算出します

4 その他の改正事項 平成 31 年 10 月 1 日以後に開始する事業年度から 法人県民法人割のが引き下げられ 地方交付原資化がさらに進められるとともに 地方法人特別が廃止され 法人事業に復元されます については 県のあらましをご確認ください 5 水と緑の森づくりの改正 森づくりに係る県民の均等割の特例の期限を延長 ( 平成 34 年 3 月 31 日までの間に開始する事業年度 ) するとともに 法人のに加算する額が以下のとおり改正されます ( 詳細は 水と緑の森づくり をご確認ください ) 資本金等の額 現行 改正後 ( 平成 29 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用 ) 1 千万円以下等の法人等 1,000 円同左 1 千万超 ~1 億円以下 2,500 円同左 1 億円超 ~10 億円以下 6,500 円同左 10 億円超 ~50 億円以下 27,000 円 40,500 円 50 億円超 ~100 億円以下 60,000 円 80,000 円 100 億円超 80,000 円 100,000 円