様式第 3 号 ( 第 5 第 6 の 1 第 6 の 2 関係 )( その 1) 開催年月日時 開催場所 警察署協議会会議録 八幡西警察署協議会 平成 28 年 10 月 27 日午後 2 時 00 分から平成 28 年 10 月 27 日午後 4 時 00 分まで 八幡西警察署 3 階大会議室 警察署協議会会長以下 13 名 出席者 警察署 署長 副署長 刑事管理官 総務課長 留置管理課長 生活安全課長 地域課長 刑事第二課長 交通課長 黒崎交番所長 事務局 (2 名 ) 議事概要 会長挨拶 会長が 八幡西署では 夏以降 白バイによる夜間の暴走族取締りを行っていただき感謝している また 9 月に行われた県下けん銃射撃大会では 40 所属中第 4 位という好成績を収められたとのことで 大変頼もしく感じている なお 八幡西警察署設立 30 周年記念行事として 10 月 18 日に開催された市民とのふれあいコンサートは 市民との繋がりが垣間見えた素晴らしいものであった 今後も 40 周年に向けて頑張って欲しい 旨の挨拶をした 署長挨拶要旨 署長が 八幡西署は 今年で設立満 30 周年を迎える関係で 先日は ふれあいコンサートへご出席いただき感謝する 11 月 1 日には 署の記念行事があり 会長と副会長にはまた ご足労をお願いする 八幡西警察署は犯罪件数が減っており これは大変嬉しいことである 先月までの犯罪発生件数は 830 件であり 過去 30 年で最少であった 北九州全体でも 犯罪が一番発生していた平成 14 年時と比べると 4 分の 1 八幡西署では 6 分の 1 以下に抑え込んでおり この調子で年末までいきたいと思っている 今会議の三つの議題については まず 警察活動を支える人的基盤及び県民の信頼の確保に向けた当署の取組みについて総務課長から 暴力団情勢については 先日逮捕したコカインの密輸事件も併せて刑事管理官から説明する また 前回の協議会で意見要望が寄せられた件については担当課長から報告させていただく 旨の挨拶をした 議題 1 警察活動を支える組織基盤の構築 について ( 総務課長 ) 警察活動を支える組織基盤の構築 士気の高揚 積極的な賞揚
非違事案防止対策の推進 精強な警察構築のための現場執行力の強化 良好な職場環境の整備 時代の変化に的確に対応する組織基盤 県民の期待と信頼に応える強い警察の確立に向けた取組みの推進 議題 2 暴力団情勢 について ( 刑事管理官 ) 県内の指定暴力団 特定危険指定暴力団五代目工藤會の現状 工藤會による悪質 卑劣な事件 指針に見る工藤會を取り巻く情勢 検挙 取締り 海外からのコカイン密輸事件 暴力団排除 保護対策 暴力団の壊滅に向けて 議題 3 質疑等 1 前回協議会の質疑を受けて (1) 交通課長 商店街の営業方法について前回の協議会で 店の敷地からはみ出して営業している店があるという意見が出た 八幡西区役所の職員と共に現地を訪れ 口頭での指導 警告を行い 改善が認められるところである 今後は 黒崎警部交番所長から商店街の会長等へモラルアップを働きかけてもらい みんなでマナーを守るよう改善していかなければならないと思っている 幸神歩道橋交差点 ( 時差式信号 ) について前回の協議会で 幸神交差点は 時差式信号のため信号が変わるタイミングが違い 対向が右折し難く危険なので 赤が分かるようなサインを出してほしいとの意見が出たが このようなサインは 事故防止の観点から全国的に例がないものであり 信号は すべてセンサーで交通量等を測って計算することにより 適切な時間を保っているので これからも 対向車が全て停車してから右折して貰うようお願いする 幸神歩道橋交差点 ( 横断歩道 ) について前回の協議会で 歩道橋の下に横断歩道を設置したらどうかという意見が出たが 横断する歩行者が 歩道橋のために設置する柱の死角となり
非常に危険である また 幸神歩道橋交差点は非常に交通量の多い交差点であり 歩道橋により交差点の安全と円滑が保たれている一面もあるため 現在の運用を継続する 管内の一方通行について前回の協議会で 通学路における時間帯一方通行規制をしたらどうかという意見が出たが 一方通行の規制は 原則として その規制を実施することで直接生活に影響のある周辺の地域住民の合意形成が必要であり 地域の総意として要望があれば警察として検討する 一方通行の規制を実施することで通行が不能になった車両等が他の道路に流れ込むことを考慮する必要がある よって 同要件を考慮して判断すると 現時点一方通行の規制はできない 歩車分離式信号の運用について前回の協議会で 管内の歩車分離式信号について 普通の信号にしたらどうかという意見が出た 歩車分離式信号については 地元からの要望を受けて運用を開始しており 歩行者事故が激減する等 歩行者の安全確保に大きく貢献していることから 現在の運用を継続する (2) 生活安全課長 客引き対策について条例に基づき 客の誘引行為等に禁止命令を発出したり 徘徊場所に警察官を配置したりして定期的に対策を行ってきた 特に黒崎中央公園周辺は客引きが多く 店舗が入っているビルの下で客待ちしており 悪影響を与えている 通報時以外にも警察官を導入し 警戒活動等を行っているが 最近では 黒服 だけではなく 私服による客引きも増えている また 生活安全課員だけではなく 他課の警察官と共同で取り締まりを行うなど 取り締まりを強化している このような中 先週 黒崎一丁目に私服の警察官を警戒させていたところ 20 代の客引きが スナックどうですか 等と声を掛けてきたため現行犯逮捕している また その他の対策として 11 月から 黒崎アーケード街において 午後 7 時から 11 時までの間 客引き行為は違法です 等とマイク放送をしていただくようにしている 今後も地元関係者と協力し 客引き排除に向けた取り締まりを徹底して行っていく 質疑 応答 委員から 敷地からはみ出して営業する店が 注意しても直らない状態であるため もう少し強く言ってくれないか 旨の意見があり 署長
から 敷地外にテーブルや椅子を出している店は多々ある 土地の境界線も確認しているが 私有地のところもあり 一律にできないところがある まずは 地域の協会の方にマナーを守る取り組みをして貰うようお願いし 警察としても警告を続けていく 警告に従わなければ 検挙も考えるが この件については何年かかけて取り組む課題であり 長い目で見てほしい 旨の回答があった 委員から 火薬類を取り扱う店が増えている 例えば花火を大量に買ってこれを溜めて圧力鍋に入れて細工をすると相当な殺傷能力がある また 刃物取り扱い店は 刃物を無造作に陳列し容易にケースから出して見せており 特に包丁については簡易的なプラスチックケースに入れただけの状態で販売されているので 危険ではないか 旨の質疑があり 署長が 花火を大量に購入する人物については調べるが 現時点 花火の販売に関しての規制はないのが実状である サバイバルナイフ等の刃物については何度も法改正を重ね規制が厳しくなっているが 包丁については家庭で使う品物であるため今のところ販売の規制はない 旨の回答があった 委員から 我々は お客様の都合に合わせた業務をしており 部署によっては多くの残業もある 早く帰ること についてどのような対策をとっているのか聞きたい 旨の質疑があり 総務課長から 警察もなかなか難しいところであるが 遅出にして時間を調整したり 週に二日定時退庁日を設ける等も行っている 旨の回答があった 委員から 警察も参加している黒崎繁華街魅力づくり推進協議会の協力により完成した あんしん あんぜん黒崎ナイトマップ だが ホテルの宿泊客の方に大変好評である ありがとうございました との御礼があった 委員から 黒崎クロの日 への協力ありがとうございました チケットも完売し クレームもなく 大変好評であった また これについて テレビの取材が入ったのだが どうしても取材の切り口が 9 月 11 日の 暴力団頂上作戦 になってしまう 取材を進めていくと 飲食店の方達は 暴力団に対し 深い傷を負っているのだなと実感したので 警察の方にはその点を分かって欲しい そして 八幡西警察署設立 30 周年おめでとうございます 先日のコンサートも 450 名の方が来場されたということで あと 350 人くらい入るのにもったいないと感じた もっと広く参加して貰えるようになればと思う 最後に 黒崎の街づくりの次の担い手ということで 黒崎 Dakara まちごと寺小屋 と題して 地域づくり人づくりコミュニケーションづくり を行っている 警察にも協力をお願いする 旨の意見があった 委員から 朝 管内の高校の生徒が駐車場に溜まってタバコを吸っている様子をよく見掛ける 自転車乗車時の携帯電話の片手運転も目立つので 学校にも注意してもらいたい 旨の意見があり 署長が 高校
閉会 議事概要 には警察から言っておくが タバコを吸っている少年を見掛けたら 110 番通報してもらってよい 旨の回答があった 委員から 藤田銀天街の道路が 以前は 時間帯によって車が進入禁止になっていたが それが変わり いつでも車が通行できるようになった ここは小学生の通学路であり 危険ではないだろうか また 歩道も狭いため 再度時間帯による進入禁止にするか 歩道を広くするか 小学校に言って通学路から外してもらうかしたほうがいいのではないか との質疑があり 署長が これについては即答できないため調査する 旨の回答があった