< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

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Taro-6学習指導案(事例①小学校

第14章 キャリア教育

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

国語科学習指導案様式(案)

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

Taro-12事例08.jtd

○ ○ 科 学 習 指 導 案

事例 3 小 中連携を生かし, 確実な技能の習得を目指した事例 題材名はじめてみようソーイング 第 5 学年 C 快適な衣服と住まい (1) イ (3) イウ 1 題材の目標 手縫いによる目的に応じた縫い方について理解し, 適切にできる 製作に必要な用具の安全な使い方が分かる 学んだ技能を生かした小

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

○家庭科 小5 わくわくミシン

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

< 家庭科 > 授業改善に向けて 1 家庭科における主体的 対話的で深い学び ( アクティブ ラーニング ) についてこれまで家庭科では, 実践的 体験的な活動を通して日常生活に必要な基礎的 基本的な知識 技能を身に付けるとともに, それらを活用して身近な生活の課題を解決しようと主体的に学習に取り組

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

(Microsoft Word - \211\271\212y\211\310\201i\340_\226{\224\362\222\271\202Q\201j.docx)

<共通テーマ>

○数学科 2年 連立方程式

○ ○ 科 学 習 指 導 案

第 学年 組 図画工作科学習指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第1学年国語科学習指導案

とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

( 書式 ) 平成 0 年度東京都立練馬特別支援学校年間指導計画 4 ねらい () 作品製作を通して 裁縫道具を安全に使えるようになる () 作る喜びを体験する () 手元を見て活動に取り組める時間を増やす (4) 調理道具を教員と共に正しく使用することができる 時間 使用教科書ら くっく (S プ

3 題材の目標 < 家庭生活への関心 意欲 態度 > 身の回りの整理 整頓に関心をもつことができるようにす ごみを減らす方法や不用品の再利用に関心をもつことができるようにす < 生活を創意工夫する能力 > 自の持ち物の整理 整頓の仕方を工夫することができるようにす ごみを少なくする方法を考えたり 不

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Microsoft Word - 社会科

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<小学校 生活科>

第4学年算数科学習指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

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題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にウ 表したいことに合わせて, 材料や用具の特徴を生かして使うとともに, 表し方を考えて表すこと に重点を置いて設定している 粘土の立ち上がらせ方を工夫し, 切り糸やかきベラなどを用

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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社会科学習指導案

4 題材の指導 評価計画 ( 時間扱い ) 時評価規準数学習活動 関心 意欲 態度工夫 創造技能知識 理解 3 本時 / 衣服と社会生活 衣服と社会生活 目的に応じた着 衣服の社会生活上 とのかかわり とのかかわりに関 用や個性を生かす の機能について理解 心を持ち 時 場 着用について考え してい

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

5 月 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ししゅう実習 裁縫道具 クロス布 ししゅう糸 ししゅう針 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ピンクッション仕上げ ( なみ縫い 綿つめ まつり縫い ) 刺し子の方法について 裁縫道具 わた 名札 上 評価の観点下 評価の方法関心 意欲 態

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Taro-5年研究のまとめ

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

ICTを軸にした小中連携

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

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Taro-【HP用】指導案.jtd

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授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

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( ( ) ) 3 題材の指導計画と評価計画 (1) 指導目標 毎日の食事や使われている食品に関心をもち バランスを考えた食事をしようとする 食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせに関心をもつ ごはんとみそしるに関心をもち 調理することができる (2) 指導計画 5 年 12 時間 6 年 12 時間

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

新潟市立亀田西中学校

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

Ⅱ 思考力思考力 判断力判断力 表現力等表現力等 評価評価のポイント 1 家庭科におけるにおける評価評価の観点観点の考え方 観点家庭科の観点趣旨この観点の評価は 思考 判断 表現 生活を創意工夫する能力 家庭生活について見直し, 身近な生活の課題を見付け, その解決を目指して生活をよりよくするために

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

7 指導と評価計画 次 第一次どのようにできているのかな 時 間 0.5 授 業 の 流 れ 評価規準と評価方法 重要 大切 学習活動 家庭科の 家庭生活への関心 生活を創意 生活の技能 家庭生活について 基礎 基本 意欲 態度 工夫する能力 の知識理解 身近な 布の特徴 布で作ら いろいろ 布を観

○年○組 □□科学習指導略案

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

Transcription:

第 5 学年家庭科学習指導案 場所 児童 指導者 5 年 2 組教室 5 年 2 組 34 名 菅原千佳 1 題材名楽しい小物作りにチャレンジしよう 2 題材のねらい本題材は, 学習指導要領の指導内容 C 快適な衣服と住まい の項目, (3) 生活に役立つ物の製作 を受けて設定したものである 本題材は, 形などを工夫し布を用いて物を製作することを通して, 布や生活に役立つ物の製作に関心をもち, 製作に関する基礎的 基本的な知識及び技能を身に付けることにより, 楽しんで生活の中で裁縫の技能を活用しようとする姿を目指す 3 題材の指導構想 (1) 児童について児童は, 家庭科の学習に興味や関心が高い 児童はこれまでに, はじめてみようクッキング の学習を通して, 基本的な器具や用具の取扱い方の学習や食品をゆでる体験をすることで, 調理に興味をもち始め, 家庭でも実践しようと意欲が高まってきている 学習の導入段階での調査では, 裁縫体験をしている児童の割合は 20% に満たなかった 児童のほとんどが裁縫体験がなく, 家庭においても, 家族が裁縫をしている様子を見たことがない児童もいる そこで, 生活経験や実態, 個人差等を配慮しながら, 製作計画や具体的手順を確認し, 標本の提示などの手立てを工夫し学習を展開していくことで, 裁縫についての関心を高めながら, 製作活動に進んで取り組み, 基本的技能を身に付けられるような学習にしていくことが必要である (2) 題材について本題材は, 主に 手ぬい 楽しい小物作り の 2 つの内容を取り扱っていく学習である 手ぬい の学習では, 布を縫う下準備として, 針に糸を通したり, 糸が抜けないように玉結びをしたりすること, 縫い目がほどけないように縫い終わりに玉どめをすることなどの基本的技能の習得を目指す ここでは, 基本的な用具の取扱い方についても学習し, 安全に気を付けながら学習する態度を身に付けるようにしていく また, ボタン付けや基本的な縫い方の特徴など, 裁縫の基本的な知識や技能を学ぶことによって, 家庭でも実践できるようにしていく 楽しい小物作り の学習では, 既習の手縫いの技能を活用して, 自分の目的に合った楽しい小物作りを計画していくことで, 自分が製作する物への関心をより高めながら, 製作に意欲をもって取り組んだり, 基本的な裁縫の技能を身に付けたりしていけるようにする 本題材は, 初めてとなる裁縫の体験を通して, 手縫いで製作する楽しさや喜びを十分に味わわせることができると共に, 習得した技能を自分の生活の中で活用していくことができ, 楽しみながら できる自分 へと成長していくことができる題材である (3) 指導にあたって指導にあたっては, 裁縫の入門期であることを踏まえ, 児童の負担感を和らげ, 知識や技能を身に付ける喜びを実践的 体験的活動を通して実感できるようにすることで, 家庭生活で実践しようとする態度につなげていきたい

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 ( 小物作りに必要な基本的技能 ) に主体的に関わりながら, 技能習得の必要感をもって学習に取り組んでいけるようにする 縫い方の学習では, 正しい縫い方やきれいな縫い方を理解することができるようにするために, 標本や分解標本, 図などを意図的に提示していく また, 各時間の導入において試し縫いを行い, 標本と試し縫いをしたものとを比較する中で課題を見出すことで, よりきれいな縫い方を目指したいという思いをもつことができるようにする < 自己と 友達 とのつながり> 実践的 体験的な活動を各時間に位置付け, 友達 と共通の活動を通してわかったことや感じたことなどを交流し合うことで, 個の学びをより深め, 小物作りに必要な技能について理解できるようにする そのために, 学び合いの場面では, 標本と自分の縫い方などを比較したり, 友達の考えと関連付けて考えたりすることで, 小物作りに必要な基本的技能のポイントについて理解を深め, それを練習のポイントとして, 正しくきれいな縫い方で練習できるようにしていく また, 練習段階では, ペアやグループで見合う活動を通して互いの技能習得の状況を確かめ合ったり, 教え合ったりすることができるようにする さらに, 作品発表会では, 友達の作品のよさを見付ける場面を設定することで, 互いにできるようになった喜びを味わうことができるようにしていく < 自己と 未来 とのつながり> 学びの記録を毎時間積み重ねていく 裁縫の技能について個人差が大きく出ることが予想されることから, 縫い方のポイントや学習を通してわかったこと, 感想等について記録していくことで, 児童が縫い方を選択したり, 小物作りに取り組んだりする際にテキストとして活用できるようにしていく また, テキストを活用しながら繰り返し練習することで, 基本的技能を確実に身に付け, 達成感を味わえるようにする 本題材の最終段階では, 本題材全体の振り返りの活動を設定する 友達と学び合って得た知識や繰り返し練習することで身に付けた技能, 作品への思いなどを再認識し, できる自分 へ成長したことに気付き, 家庭での実践への意欲をもつことができるようにしていく 4 題材の指導計画 (1) 目標 身の回りの生活に役立つ布を用いた物の製作に関心をもち, いろいろな縫い方で製作する活動に進んで取り組もうとする 家庭生活への関心 意欲 態度 目的に応じた縫い方について考えたり, 工夫したりする 生活を創意工夫する能力 目的に応じてなみ縫いや返し縫い, かがり縫いなどで製作することができる 生活の技能 製作に必要な用具の安全な取扱い, 基本的な手縫いの仕方について理解する 家庭生活についての知識 理解

(2) 評価規準 家庭生活への関心 意欲 態度 生活を創意工夫する能力 生活の技能 家庭生活についての知識 理解 身の回りの生活に役 目的に応じた縫い方 目的に応じてなみ縫 製作に必要な用具 立つ布を用いた物の について考えたり, 自 いや返し縫い, かがり の安全な取扱いにつ 製作に関心をもって 分なりに工夫したり 縫いなどで製作する いて理解している いる している ことができる 玉結び, 玉どめ, な 目的に応じた縫い方 み縫い, 返し縫い, か で製作する活動に進 がり縫いなどの縫い んで取り組もうとし 方について理解して ている いる (3) 指導計画 ( 全 9 時間本時 6/9) 時学習活動及び学習内容評価 1 2 3 4 5 6 ( 本時 ) 7 8 楽しい小物作りとの出会い 楽しい小物の写真や実物を見て, 小物作りのイメージを 膨らませる 学習計画を確認する 作りたい小物のイメージを図に表す 裁縫用具の名前や用途, 安全な取扱いについて知る 玉結び 玉どめ 玉結びや玉どめの目的について考える 玉結びや玉どめの仕方を知る ボタンの付け方 ボタンの特徴について考える ボタンの付け方を知る なみ縫い なみ縫いのポイントを学び合う 本返し縫い 半返し縫い 本返し縫いと半返し縫いのポイントを学び合う かがり縫い かがり縫いのポイントを学び合う 楽しい小物作り 目的に合った縫い方をイメージ図に描き込む 製作の手順を確認する 選択した縫い方で小物作りをする 作りたい小物について考え, イメ ージ図を描こうとしている 関 C(3) ア 玉結びや玉どめの役割や仕方に ついて理解している 知 C(3) イ ボタンの特徴や付け方を理解し ている 知 C(3) イ なみ縫いのポイントを理解して いる 知 C(3) イ 本返し縫いと半返し縫いのポイ ントを理解し, 本返し縫いと半返 し縫いをすることができる 知 技 C(3) イ かがり縫いのポイントを理解 し, かがり縫いをすることができ る 知 技 C(3) イ 基本の縫い方ができる 技 C(3) イ 裁縫用具の安全な取扱いについ て理解している 技 C(3) ウ 目的に合わせて縫い方を選択し ている 創 C(3) イ

9 作品発表会 感想カードに, 感想を書く グループ発表会をする 自分の製作について振り返る 作成したものを見合い, 友達の 作品のよさを見付けようとしてい る 関 C(3) ア 5 本時の指導計画 (1) 目標 かがり縫いの縫い方について, 基本的なポイントを理解し, 均等な間隔や適度な糸の引き方で 縫うことができる 家庭生活についての知識 理解 生活の技能 (2) 評価規準 おおむね満足 努力を要する児童への支援 かがり縫いの基本的なポイントを理解してい かがり縫いのポイントを見付ける場面では, る 家庭生活についての知識 理解 既習の縫い方の共通点に注目させていく 均等な間隔や適度な糸の引き方で縫うことが 布の持ち方や針の動かし方を確認し, ポイン できる 生活の技能 トを確かめながら一緒に練習する (3) 展開段階 学習内容及び学習活動 留意点 手立て< 評価 > 備考 1 本時の学習を確認し, 試しのかがり縫いをする 2 標本と試しのかがり縫いを比較し, 気付いたことを発表する かがり縫いの図を提示し, やり方を説明する 標本と試しのかがり縫いを比較して気付いたことをもとに, 学習課題 小物入れ ( かがり縫い ) かがり縫い ( 図 ) 糸針 ふちがでこぼこしている を設定していく 練習布見 間隔がぐちゃぐちゃだ 糸切りばさみつ 糸がよれている かがり縫い標本め る < 事象 とのつながり> 1 実物の小物入れを提示し, かがり縫いに挑戦する意欲を高める 2 標本を提示し, 標本と自分のかがり縫いを比較して見るように促す 10 分 試しのかがり縫いのでき具合を知り, きれいなかがり縫いを目指したいと いう思いを高めることができる 3 学習課題を把握する きれいなかがりぬいに, チャレ ンジしよう 4 きれいなかがり縫いにするためにどのようにしたらよいか考える (1) かがり縫いのポイントについて話し合う なみ縫いや本返し縫いのポイント を振り返り, 応用できるところはな いか考えるよう促す 学習プリント かがり縫い標本

< 友達 とのつながり> 試しのかがり縫いと標本を比較して見るように促し, きれいなかがり縫いにするためのポイントについて話し合う場を設定する 試しのかがり縫いと標本を比較して見ることで, 均等な間隔で縫うことや適度な糸の引き方で縫うことなどのポイントをとらえることができるようにする 高 め る 同じ間隔で縫う 糸を引っぱり過ぎない 糸がよれないように確かめる (2) 試しのかがり縫いをレベルアップさせるポイントを確認する グループで話し合ったことをもとに, 一斉で交流する場を設定し, かがり縫いのポイントについて理解を深めることができるようにする 話し合いの中で, かがり縫いのよさにつながる発言があれば取り上げる プリントの書き込みの中で, 自分の縫い方をよりきれいにするためのポイントを青色で囲むよう促す 28 分 5 かがり縫いの練習をする 友達 とのつながり 各自で選んだポイントを意識して縫うことができているか, 互いに確かめ合う活動を設定する かがり縫いのポイントを意識して練習し, 試しのかがり縫いよりきれいなかがり縫いをすることができるようにするとともに, 友達の客観的な評価をもとに, かがり縫いに対する自己評価ができるようにする 針 糸 練習布 まとめる 7 分 (1) 個人練習をする かがり縫い 3 分 (2) かがり縫いのでき具合を, ペアで見合う 全体で確認したかがり縫いのポイントを一つずつ確認し, できたことに花丸をつけることで, できるようになった自分 を自覚できるようにする 学習プリント 6 本時の学習を振り返る 学習プリント 未来 とのつながり 1どんなことが分かり, できるようになったか 2どのようにしたら できるようになったのか 3 次は, どんなことをしてみたいか を観点 として, 振り返りをノートに書くよう促す かがり縫いの学び合いや練習を通して分かったことや, できるようになっ たことを自覚できるようにするとともに, それらをどのように活用したいか 見通しをもつことができるようにする

かがり縫いの基本的なポイントを理解している 家庭生活についての知識 理解 均等な間隔や適度な糸の引き方で縫うことができる 生活の技能 ( 観察 発言 学習プリントの記述 ) 7 次時の学習への見通しをもつ 次時は, 縫い方の学習を生かして, 小物作りの具体的な計画を立てることを確認し, 次時への意欲を喚起する