もくじ 固定資産税制度のあらまし 1 市町村の財政と固定資産税 2 固定資産税とは (1) 固定資産税を納める人 ( 納税義務者 ) (2) 税額算定のあらまし Q&A 固定資産の評価替えとは 7 Q&A Q&A Q&A 年の中途で土地の売買があった場合は 10 年の始めに家屋を取り

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1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

市税のしおり2016表紙再3

所得税確定申告セミナー

Microsoft Word - H30 市税のしおり最終版

目 次 1 固定資産税と固定資産税評価 1 1 固定資産税とは 1 2 固定資産税の課税のしくみ 2 (1) 固定資産税を納める人 ( 納税義務者 ) 2 (2) 税額の計算 2 2 固定資産税評価のあらまし 1 固定資産税評価の意義 2 固定資産税評価によって求める価格とは 3 固定資産の価格を求

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

す ) 5 地区 地域内の各筆の評価 ( 一画地の宅地ごとに評価額を算出します < 土地に対する課税 > (1) 評価のしくみ固定資産評価基準によって 地目別に定められた評価方法により評価します 平成 6 年度の評価替えから 宅地の評価は 地価公示価格の 7 割を目途に均衡化 適正化が図られています

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

(3) 評価替え土地と家屋については, 原則として, 基準年度 (3 年ごと ) に評価替えを行い, 賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在の価格を固定資産課税台帳に登録します 第 2 年度と第 3 年度は, 新たな評価を行わないで, 基準年度の価格をそのまま据え置きます ( 平成 30 年度が基準年

法関係法人税法関係 zeimu QA テーマ分類別索引 法人税

固定資産税等の概要及び税収動向等 3-1

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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H29パンフ「新築増築された皆様へ」

⑷ 納税猶予の打ち切り P. 49 Q. 納税猶予の対象の農地を売却する場合 納税猶予が打ち切られてしまうのですか ⑸ 市町村合併と納税猶予 P. 54 Q.B 町が平成 3 年 1 月 1 日現在特定市であるA 市に合併される場合 旧 B 町の農地等は生産緑地の指定を受けていないと納税猶予の特例は

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

やさしい税金教室

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固定資産の価格は 国が示す基準で評価します 固定資産の評価は 国が示す 固定資産評価基準 によって行うこととされています ( 固定資産評価基準は 総務大臣が告示します ) これにより 評価した価格 ( 評価額 ) は 毎年 3 月 31 日までに市町村長が決定します 平成 30 年度の価格 ( 評価

平成16年版 真島のわかる社労士

固定資産税の課税のしくみ < 評価額と課税標準額と税額の推移 > ( 土地編 ) 課税標準額 評価額 税 額 なぜ, 地価が下落しているのに, 土地の固定資産税が上昇するの!? 2 なぜ, 平成 6 年評価額が急激に上昇したの!? 3 < 公的土地評価相互の均衡と適正化 > < 地価公示価格の一定割

固定資産税のあらまし2016

補償の流れ 1 説明会 関係者の皆様に事業の目的 計画の概要などの説明をします 2 境界確認 用地測量土地所有者や隣接地権者の方に立会いをいただき 土地の境界を確認していただき 取得する土地の面積を確定するための測量を行います 通常 秩父市では専門の測量会社に委託して実施します 3 建物などの調査移

p43-48 (不動産取得税)

税額の計算方法 課税標準額 税率 (1.4%) 土地 家屋価格等縦覧帳簿には 所在地番 地目 ( 構造 ) 地積( 建床面積 ) 評価額等が記載されており 町内の他の土地又は家屋の価格等を比較することが出来るようになっています この土地 家屋価格等縦覧帳簿は 毎年 4 月 1 日から当該年度の最初の

スライド 1

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

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住宅借入金等特別控除の入力編

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

『知っておきたい 不動産所有コストの中身と抑えるコツ』

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

○H30条例19-1

もくじ 固定資産税制度のあらまし 1 市町村の財政と固定資産税 2 固定資産税とは (1) 固定資産税を納める人 ( 納税義務者 ) (2) 税額算定のあらまし Q&A 固定資産の評価替えとは 7 Q&A Q&A Q&A 課税のしくみ 年の中途で土地の売買があった場合は 10 年の始

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

平成 平成31 年度 31年度 固定資産税のしおり

等調整都市計画税額が 当該商業地等に係る当該年度分の都市計画税の課税標準となるべき価格に 10 分の 6 を乗じて得た額 ( 当該商業地等が当該年度分の固定資産税について法第 349 条の 3( 第 20 項を除く ) 又は法附則第 15 条から第 15 条の 3 までの規定の適用を受ける商業地等で

* 大規模の償却資産とは 一の納税義務者が所有する償却資産で その価額の合計額が市町村の人口段階に応じて法定されている金額を超えるものをいう (6) 賦課期日との関係 固定資産税においては 賦課期日の現況により課税要件が確定することとされている したがって 当該年度の賦課期日において 固定資産が所在

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3 住宅及び住宅用土地にかかる軽減措置 住宅の取得に対する特例控除 ( 不動産の価格 - 控除額 ) 税率 ( 住宅 :3%) = 税 額 (P1の 2) ( 4の( 表 1)) スタート 取得した住宅は 新築住宅 ( をご覧下さい ) 新築ですか? 中古ですか? 中古住宅 ( をご覧下さい ) 控

私たちの市税

住宅借入金等特別控除の入力編

4. 土地 住宅用建物に係る不動産取得税の特例の延長土地や住宅に対する投資を促進し 都市や地域の活力を高める観点から 土地及び住宅用建物に係る軽減税率 3%( 本則 4%) 及び宅地評価土地の取得に係る不動産取得税の課税標準の特例 ( 固定資産税評価額の 1/2) の適用期限 ( 平成 27 年 3

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

住宅ローンアドバイザー会報 12 月号 住宅購入後にかかる税金にはどんなものがある? 質問住宅を購入しようと思っていますが 負担しきれないほどの税金を負担することにならないか心配です 住宅購入後に必要となる税金を教えてください 回答住宅購入後にかかる税金には 固定資産税 都市計画税があります 固定資

第 5 章 N

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

第1回基礎問題小委員会  礎1-6

が消費税の課税対象となります 土地や建物を売った場合の譲渡所得の税金計算のしくみ 譲渡所得の計算のあらまし 個人が 土地や建物を売却し 利益 ( 譲渡益 ) が生じた場合には その利益に対して所得税と住民税がかかります この課税対象となる利益のことを 税法上 譲渡所得 ( 金額 ) と呼んでいます

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

事業用資産の買換え等 用資産を譲渡し あらた 中小企業 適用実積の 8 の場合の課税の特例措 に事業用資産を取得し 割以上が地方関連であ 置の延長 ( 法人税等 ) た場合 譲渡した事業用 り 中小企業の設備投資 29.4~32.3 資産の譲渡益について 等の促進による生産性 80%( 一部 75%

Microsoft PowerPoint マスタ.pptx

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

課税標準の特例 住宅用地は 税負担を軽減するため課税標準の特例が設けられています 小規模住宅用地は 200 m2以下の住宅用 一般住宅用地は 200 m2を超える部分 ( ただし家屋の床面積の 10 倍を限度とします 商業地等の非住宅用地は 税負担の調整により 課税標準の額は評価額の 70% が限度

はじめに

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17

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

Q3 家屋の評価額が変わっていないのはなぜですか 家屋の評価額は 評価の時点において 全く同一の建物を同じ場所に新築した場合に必要とされる建築費 ( 再建築価格といいます ) に 経過年数による減価を考慮して求めることとなっています この評価額は 3 年ごとに見直し ( 評価替えといいます ) ます

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

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目 次 最近における相続税の課税割合 負担割合及び税収の推移 1 地価公示価格指数と基礎控除(58 年 =100) の推移 2 最近における相続税の税率構造の推移 3 小規模宅地等の課税の特例の推移 4 相続税負担の推移( 東京都区部のケース ) 5 ( 補足資料 ) 相続税の概要 6 相続税の仕組

私たちの市税

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

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承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

図表 1 消費税率引上げに伴う住宅着工の影響 ( 平成 9 年 ) 1995( 平成 7) 年度 1996( 平成 8) 年度 1997( 平成 9) 年度 (4 月 1 日に消費税 (5%) 導入 ) 1998( 平成 10) 年度 住宅着工戸数 前年からの増減 1,485 万戸 - 1,630

平成23年度税制改正の主要項目

だ証明書の様式になっております 建物所在証明書 の様式は, 当ホームページからダウンロードすることができます Q3 警戒区域設定指示等の対象区域 特定避難勧奨地点に所在する建物の被災代替建物を取得する場合, 震災特例法の免税措置が受けられますか 特定避難勧奨地点 は, 警戒区域設定指示等の対象区域に

販売用不動産の時価評価の基準(案)と論点

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相続財産の評価P64~75

税幅を 1% ずつ小刻みに引き上げるべきであるといった意見も浮上しており 予定通り引上げが実施されるかは 不透明な状況です Q 消費税増税で住宅取得時の税負担は どのくらい増加しますか A そもそも住宅購入にかかる消費税は 土地にはかからず新築物件なら建物部分のみです 仮に図表 1の モデル のよう

定にかかわらず 当該都市計画税額とする 5 住宅用地のうち当該住宅用地の当該年度の負担水準が 0.8 以上のものに係る平成 21 年度から平成 23 年度までの各年度分の都市計画税の額は 第 2 項の規定にかかわらず 当該住宅用地に係る当該年度分の都市計画税額が 当該住宅用地の当該年度分の都市計画税

審 査 請 求 事 務 取 扱 要 領

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○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

土地 建物の譲渡に伴う課税 所得税 住民税 譲渡所得の計算個人が不動産を譲渡した場合には 出た利益 ( 譲渡所得 ) に対して所得税と住民税が課税されます 課税譲渡所得 = 譲渡収入金額 - 取得費 ( 1)- 譲渡費用 ( 2)- 特別控除額 1 取得費 : 譲渡した不動産の取得に要した費用 購入

ブライダル都市高砂は 新婚世帯 子育て世帯の 定住を歓迎します! 高砂市

所沢市告示第   号

住宅税制について

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

04-1 固定資産税

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平成 28 年度 固定資産税のしおり

もくじ 固定資産税制度のあらまし 1 市町村の財政と固定資産税 2 固定資産税とは (1) 固定資産税を納める人 ( 納税義務者 ) (2) 税額算定のあらまし 2 4 4 5 Q&A 固定資産の評価替えとは 7 Q&A Q&A Q&A 年の中途で土地の売買があった場合は 10 年の始めに家屋を取り壊した場合は 10 固定資産税 ( 土地 ) が急に高くなったのですが 11 課税のしくみ 1 土地に対する課税 12 (1) 評価のしくみ 12 (2) 住宅用地に対する課税標準の特例 16 (3) 宅地の税負担の調整措置 18 (4) 宅地の税額の求め方 20 Q&A Q&A 地価が下がっているのに土地の税額が上がるのは 22 負担水準のばらつきの原因 24 (5) 農地に対する課税 26 (6) 宅地 農地以外の土地に対する課税 29 2 家屋に対する課税 30 (1) 評価のしくみ 30 (2) 新築住宅に対する減額措置 31

税 った してい い る 税 る してい い る る いて る 税 る ししてる る 税 税 し 税 税 いていて 市 税 し る税

資産 財 資産 市 事を行 た のお金の を 政 いい を を び す には た した 市 に る市 税の や都 市 の行 事に して る 金 どの市 定の の 事 る 税の る地 税 借 金 る地 など り す 1,1 固定資産税 市 民税 市 税 の の 税 の, 平成 26 年度 地 税 金 1,00 地 譲与税,03 使用 13,1 金 負 金, 地 税, 金 1,0,,30 土,0, 産業 13,3 1,1 1,3 のは 成 の 市 す 都 した市 税相 及びした金 は含 てい の 合計 しない場合 りす 2 の 10,133, 地 3, 平成 26 年度 民 1,03

固定資産税は市 税の約 1 を 市 民税 に 等 な行政 を する市 の 政を える 税 し て な を たしてい す 市 た 税,0 都市計画税 1,3 の,3 固定資産税, 市 民税, 償却資産 1, 資産 土地 33,0 家屋 3, 都 都 3 区に って した市 税 含 てい す 固定資産税には市 金は含 てい の 合計 しない場合 り す 3

資産 固定資産税は 11( 課 いい す ) に 土地 家屋 償却資産 ( を して 固定資産 いい す ) を所 している人 の固定資産の を に 定 た税 を の固定資産の所 する市 ( 都の特別区の場合は都 ) に る税金 す 税 る 税 固定資産税を る人は して固定資産の所 す には の おり す 税 して ている 税 して ている 税 して ている た し 所 して登記 ( 登録 ) ている人 課 に している場合等には 課 の土地 家屋を に所 している人 ( 相続人等 ) 税 なり す なお 償却資産の 所 権 取 に る のに いては して所 る 税 なり す 4

税 し 固定資産税は の な 税 定 税 に す し し 税 し し は を して い し は を して い 3 税 した 税 税 し し は を して い 納税通知書 5

資産 評価 価 固定資産の は 定 た固定資産 に いて行 市 の を 定し の を に課税 を 定し す の にして 定 た や課税 は 固定資産課税 に登録 す 価 資産 評価 一 評価 土地 家屋に いては して (3) に えを行い 課 (11) の を固定資産課税 に登録し す 及び は たな を行 ない の を の え す ( 成 は す ) た し 又は において たに固定資産税の課税 なった土地又は家屋 土地の地 の 家屋の などに って の に る ない土地又は家屋に いては たに を行い を 定し す 価 土地のは 上記の に のを3 え す 成 成 において地 のり をえ はない は のを行いす 資産 価 価 償却資産の所 には 11 の償却資産の を 131 に していた す に し の を 定し す 固定資産課税 に登録 ている 等の事 は 固定資産税の課税の なるた 1 の の の 固定資産課税 を に作成 る土地 等 ( 所 地 地 地積 記 ) 家屋 等 ( 所 家屋 床面積 記 ) に り 土地又は家屋の 税 の に 市 ( 都の特別区及び政令指定都市の区の区 ) の ての土地又は家屋の を いた ける になってい す ( 市 に って 場所 なり すの 市 の 等を にして い ) 6

資産 評価 固定資産の え は す A 固定資産税は 固定資産の すな な時 を課税 して課税 るのす した って えを行い のをに課税を行 いえす なの土地 家屋に いてをす は には事 上不 る や 課税事 のをり 税 をにえる る 等 土地 家屋にいては して3をえ す 3にをす ていす (のは 成 30 す ) の えは のにおける資産 の 動にし な のたにす作業 る いえす なお 土地のにいては 成 成 において地 の り をえ ない は なにり を する なっていす 7

して 固定資産課税 に登録 た 課税 なり す し し 住 用地の に課税 の特 用 る場合や 土地に いて税負 の 用 る場合は 課税 は り 定 す 住 用地の課税 の特 に いては 1 以 を 土地の 税負 の に いては 1 以 を して い 市 の区 に 人 所 する土地 家屋 償却資産の の課税 の金 に たない場合には 固定資産税は課税 () 都特別区や政令指定都市に っては 特別区や行政区 に免税 を 用し す 固定資産税の税 は 市 の 定 る てい す 市 税 を定 る場合に る の ている税 税 は す し し 市 政上 のの る は 税 は なる税 を定 る す 8

3 固定資産税は 税 書に って市 税 に し税 市 の 定 た ( は ) に けて 税する なり す 税 の ( 税 書 ) 税 書に 記 た に 税 税 書には 課税 税 税 における の場所の に税金を しな った場合の や 税 書の に不 る場合の の 等 記 てい す 9

は 成 11 に 所 地の売買契約を し 成 3 には買 の所 権 登記を した 成 の固定資産税はに課税 す A 成 の固定資産税は なたに課税 す 地 税 の 定にり 土地にいては 課 (11) 登記 に所 して登記 ている人にしの固定資産税を課税する になっている す 成 10 に取り した家屋に いて 成 の固定資産税の課税 なってい す な し A 固定資産税は 11( 課 ) に所 している固定資産を課税 し のの るにいて課税 す した って 成 10 に取り た家屋 11 にはしていた 成 の固定資産税の課税 なる のす 10

資産 は ( 成 10) に住 を し した 土地に いては ( 成 ) 税 に なってい す な し A 土地の上に 定 をたす住 る 住 用地にする課税 の特 用 税 す し し 住 の やの住 しての用 をする 特 の 用 る になるたす 住 用地にする課税 の特 のにいては (1 を い ) 11

し 固定資産 に って 売買 をに 定した 売買 をして 地 別に定 たにりしす 地 は 地 及び ( て 地 いい す ) 地 場 びに 地をいい す 固定資産税の 上の地 は 登記 上の地 に りな の の 11( 課 ) の の地 に り す 地 ( 市 地 地 の場合 ) の 業地や住 地など利用 に て区 し を の や 等 の などを して に区 地 ( 行 口 等 な の ) の 定 地 都 地 及び 定 の 用 な の の 成 の え 地の は 地 等の を に を ってい す の の の の の 画地の 地 に を し す 画地は して の 地 す 利用 に って 以上の 地を合 たり の を って 画地 し す 12

そ標準 の いて は 市 地などにおいて に け た の り には のにするな 地の1m 2 たりの をいいす なのは 地にいての地 や 定 等をにして のののは の なのをにして やの 等にて す 地の ( ) は のをにして の 地の ( 行 口 など ) に て す いて 地 は 市 の の する地 に の な に した な 地をいい す 路 の他の街13

地 (のの 地 の場合 ) の のする地区 に 地を 定し のな時 ( 地 等の を ) に して を し す 地 の のする地区 に な を 定し の な時 ( の 定のなる売買 に 地 地 しての 等 に相 するをした) にして をしす たし 市 区 地や 地等 の 用許 を受けた 地等に いては する 地等のをしてた 成 を した に って しす 場 地等の 売買 やの土地のに 等にりし す 課税上の面積 ( 地積 ) は して登記 に登記 ている地積に り す 14

税 の に土地の に する を ていた た に の なる て てい す た 地の所 に いて てい す 番号 - 1 丁目 700000 1300000A ( 380000 m 2 ) 1370000A 660000 600000 230000 260000 50000 番 210000 行 10000 160000 170000 300000 20000 150000 280000 210000 50000 50000 10000 用 地区区 ていない地 ( の の 地 の場合 ) に いては に えて な 地の 1m 2 たりの てい す 資産 は の 等の を してい す 地 m 15

る 税 住 用地は の税負 を特に する の面積の に って 住 用地 住 用地に けて特 用 す 00m 2 以 の住 用地 (00m 2 を超える場合は住 たり 00m 2 の ) を 住 用地 いい す 住 用地の課税 に いては の す る特 り す 住 用地以 の住 用地を 住 用地 いいす たえ 300m 2 の住 用地 ( 建住 の 地 ) 00m 2 住 用地 りの 100m 2 住 用地 なり す 住 用地の課税 にいては のする 特 り す 住 用地には のり す るの 地の用にて いる土地 の土地の( たし家屋の床面積の10) るの 地の用に ている土地 の土地の面積( たし家屋の床面積の10) に 定の(1 のをして い ) を て得た面積に相 する土地 住 の 地の用に ている土地 は の住 を し 又は の 用を たすた に使用 ている 画地をいい す した って 課 (11) において たに住 の建 定 ている土地 るいは住 建 る土地は 住 の 地 は た し の 家屋に る家屋 建 り 定の を たす る土地に いては 所 の 請に 住 用地 して取り なり す 16

た 住 に り した場合 の建物 物の用に ていない土地は ( に たる の指 等 行 た場合には 等 3) に り 住 用地 して取り す 特 の なる 住 用地 の面積は 家屋の 地の用に て いる土地の面積に の住 用地の を て す 用 住 10 以 の 用住 の1 以上 の1 0 の1 以上 10 の1 以上 の1 0 地上 以上の 建 の1 以上 の3 0 物 る 用住 の3 以上 10 成 課 において 家等 の に する特別 に 等の を受けた 特定 家等 の 地の用に する土地に いて 住 用地特 の する てい す 住 の 屋建の家屋 り す の 地面積は 00m 2 家屋の床面積は 0m 2 す 住 用地の取 いはどの になり す 一般 事 の家屋は 用住 り の床面積の10 (0m 2 10) を して住 用地 るの の場合は 00m 2 住 用地 なり す の 住 用地の特 用 るのは1に00m 2 なるた 00m 2 (00m 2 ) 住 用地 なり りの 300m 2 (00m 2 00m 2 ) 住 用地 なりす 17

税 年度の 以 課税の の か の 準 年度の 額 前年度課税標準額の 税 のれ い 準のい 税 下 準の低いか 税 準の のい れ れ 準の 準の 度 い の 下 のの の 下のの 課 年度か 年度 のい 年度のれ れ い 評価 の に って す 評価 18

税 税 A 税 A した る A 税 A A A A る A 税 19

税 税 (0) 業地等の 地 は 住 用地以 の 地や 地以 の土地の の土地 している 地の に して 定 る土地 ( 地 土地 いい す ) の をいい す た し A し て 税 いて 税 税 A 税 税 A 税 A A A A ( たし 上記 () にり計 した の0 を上 る場合はの0 の 0 をる場合はA の0の課税 なり す ) 税 A る A 税 の に 1 又は 13 を た ( 以 し す ) 00 以 の 住 用地は 1 00 を超える 住 用地は 13 なり す た し B 税 る 税 税 B ( た し 上記に り計 した 0 を る場合には 0 の課税 なり す ) 20

(地価公示価格等 7割 資産税価格(固定評価 税 る 額)) 税 B る い い 税 B 税 B B る B 21

価 地 しているのに 税 上 るのはお しいの はない し A 土地にる固定資産税は に上 した場合 って 税負 の上 はるやなのになる 課税 を にする負 てい す 地 する 税負 上 する土地は の課税 にて の課税 いた 負 にりの課税 にけたにるのす した って 課税の のやむを得ない のえ す なお 成 成 にいては 地 のり をえ ない は をする ており 地 の にに る なってい す 22

業地等の負 に る税 の 定 税 税 税 税 る 税 る 税 ( 課税 税 1) ( 成 ) ( 成 ) 23

負 のをするたの税負 の ているの す な 土地 の負 の たのす A 成 に のをるた 地のを に地 等の をする え 行 した 市 に したの 地の の上 合に る になり した のえに って税負 しない にするた な に課税 を上 る負 した の 課税 のになる に 地ののの上 のいの 課税 の上 のいはな えにる の上 った土地 ど負 ( にする 課税 の 合 ) いい した いる 負 の なった けす に 成 以 に地 のり 地 のい土地 すな 負 のなる った土地 ど負 なる い した 地 のは土地 地 に なっていしたの 負 の するをた しした の に の負 のは 成 のえ以 の市 の の のの地 のの に り す 課税の の は をる け する り のたの 成 ていす 24

市 た 税 0 3 成 3 1 1 町 0 3 成 3 1 1 25

る 税 地はのに区 及び課税 ( 税負 のなど ) にいて 地等 はなるていす (に いては 1 をして い ) 評価 一般 地 地課税 一般 地 2 地に た課税 地 2 地 課税 地は 市 区 地や 用許 を受けた 地などを いた の す 地にいては 負 の区 に たな な税負 の てい す 税 税 ( 地 の負 ) 1 地を 地 して利用する場合における売買 を して 市 区 地 する 地の に する 0 00 00 0 10 10 10 110 26

市 市 区 地は 市 区 の 地 産 地地区の指定を受けた のなどを いた の す した って 市 区 に る 地 って 産 地地区の指定を受けた 地 地 の 課税 なり す 市 のの 課税 い 額 の 額 課税標準額 税 のい れ 市 市 市 都市 の特定市 に る市 区 地 ( 特定市 区 地 ) は して に 3 の 1 を た 課税 なり す の 特定市 区 地の な税 の は の おり す 都市 の特定市 は 都の特別区 都市 ( 都 ) に る政令指定都市及び 成市 地 地 などに所 する市をいい す 27

市 税 税 税 税 税 の に 13 を た ( 以 し す ) た し 税 る 税 税 た たに特定市 区 地 なり 課税の の なった のに いては上記 に って の に り し す 税 (C の に る ) ( た し 上記に り計 した 0 を る場合には 0 の 課税 なり す ) 税 税 0 0 0 0 28

る 税 の の地 の な に いては 1 の おり す の の地 以 に る 地 の のを は の 又は の い い になり す 税 税 た し に り 定した 0 た し 地 地等の に の の 地 地等 の て する ない す に いては の を す す に いて 税 税 税 税 を 税 る場合には 0 の 地 の土地及び の の地 の土地に いては 業地等の 地 の税負 の す 地に する税負 の なり す する 及び市 地 の の 上 の の る の を の 地 地等の に して の 業地等の 税 に いては1 29 以 を の に っ いい の 地 用 して い

し 固定資産 に って 建 を に し す 建 の なった家屋 の のを の時 において の場所に する した場合に る建 す 家屋の建 の の に って る の に る を した の す 家屋にいては (3) にえ 行 す ( のは 成 30 す ) 家屋 10 家屋 10 た し 上記 に り たのを超える場合には 上 る な の にえ す ( なお 又は 等 る家屋に いては をして す ) 建 は の え の 3 の建 物 の 動を した す は 成 の えの に用い た の す 30

家屋は して () 課税 になり すの に税 を て税 を す 税 税 税 る た住 にいては 定 固定資産税 す 成 のの 用 はのおり す た ( なお 用住 にいては 住 の 合 の1 以上ののに す ) 用住 や 用住 のにいては1 をして い 0m 2 ( 建以 の 家住 に っては 0m 2 ) 以上 0m 2 以 譲 など区 所 家屋の床面積に いては の床面積 した 用 の床面積 定し す なお などに いて に区画 た に区 所 家屋に た 定し す る の なるのは た住 用の家屋の 住 して用い ている ( 住 ) け り 用住 における 事 所 などは なり なお 住 して用い ている の床面積 10m 2 の のは の に 10m 2 を超える のは 10m 2 に相 する になり す る 上記の に相 する固定資産税 の す る 住 3 (3 建以上の 住 等は) 住 (3 建以上の 住 等は) 書の市 の 31

の な 用住 を し した 成 の家屋に る 固定資産税 はい になり す 建 建 時 成 床面積 10m 2 ( 住 100m 2 0m 2 ) 成 1,000,000 (1m 2 たり,000) A 受け す 住 合 100 10 なお の 合 の 1 を超える は受け 1 床面積 0m 2 100m 2 0m 2 ( 税 は 1 して計 し す ) る 成 の固定資産税 ( 30 31 を い ) 32

成 課税 の住 は の に り の 1 の の 用 な なり す 成 1 成 11 に た の住 成 1 成 311 に た 3 建以上の 住 等 住 に いては 住 の 以 に の な固定資産税の り す る しい 市町村 税 た い い の なるのは固定資産税の す ( 都市計画税の は り ) 土地に いての は り い の 用を受け るのは 1 に 1 の す い の の の 用は た し 事の 事の は 用して 用を受ける す 33

資産 は 成 に住 を し した 成 税 に なってい す な し A の住 にしては 定のにたるは たに固定資産税 課税 るなった 3(3 建以上の 住 等にいては 定のにたるは たに固定資産税 課税 る なった ) に り 税 の1 にす なたの場合は 成 にいては税 の1 に ており の 用 した に り の税 に ったた す (30 31 を い ) 34

評価 の は に建 た の す してい のに ないのはお しいの はない し A 家屋のは のなった家屋 ののを えの時 において の場所にするした場合にる建 すな 建 に 家屋の建 ののに って るのにる 等をしたを てす たし ののを超える場合は のにえす 建 のい家屋のにいては に建 の上 続 えてている って をした って 以 えているをるにはいた ないいったりす ( 家屋ののにいては30をい ) 35

資産 固定資産 に って 取得 を して 取得 の に る の () を して し す る や 人 場や などを している人 の事業のた に用いる る 等をいい す の を し す 物 ( など ) 及び ( など ) 及び ( 特 動 など ) ( 定 いす など ) などの事業用資産 す い 土 地 建 物 償却資産 使用 1 の資産 取得 10 万 の資産 人税 等の 定に り 時に 金 た の ( い る 償却資産 ) 取得 0 万 の資産 人税 等の 定に り 3 して 等償却する の ( い る 償却資産 ) 動 税及び 動 税の なる の の場合 って 別の資産 の 用 に り の 償却を行っている のは課税の なり す 36

税 取得 た 取得 取得 た () たし () にり た ( 取得 100 ) り い場合は ( 取得 ) にり たをし す 100 償却資産は して 課税 になり すの に税 を て税 を す 税 税 税 37

固定資産税における償却資産の 償却の は して定 す 取得 して 税の取 いす して 用 ( 令 ) にている 用 に て 定 ていす 資産 国税 取 い 税 取 い 事業 ( 課 ) 建物 びに 成 1 以 に取得をする建物 及び 物以 の の資産は 定 定 の 定 を した場合 成 1 以 に取得 た資産は 定 (00 定 ) を 用 成 11 成 331 に取得 た資産は 定 (0 定 ) を 用 成 1331 以 に取得 た資産は 定 を 用 の資産は定 税の 定 使用する償却 を 固定資産 別 1 用 に るに 定 取得 償却 償却 (1) り 税 り 得税 税 り し し り (1) 取得 の 100 の 区 合 区 38

資産 している 地に 場 り す ど の市 に償却資産のをす いのし A 償却資産の は 償却資産 所 する市 行 になってい すの 場 所 する市 に 別 に していた になり す 資産 動していない償却資産 の るの し A 動を している い る 資産 って の に な や 行 ており い 動して事業の用に する る のに いては 償却資産 して の になり す 39

に り した住 の 地 ( 住 用地 ) に いては 成 の特 はど なり す A 成 成 33 地を住 用地 なし 住 用地にする課税 の特 用 す 書等 に いては 市 におた い に り 住 用地の特 住 なし ( した家屋の 地 ) 住 建 ていな て の 課 において市 る場合住 用地 なす 住 用地の所 等 住 用地の 土地を取得した場合 特 はど なり す A 住 用地の 土地を 成 33331 の に取得した場合 土地の 住 用地相 に いて 取得 3 土地を住 用地 なし 住 用地に する課税 の特 用 す 書等 に いては 市 におた い に り 住 用地の特 住 なし ( 住 用地の 土地 ) 成 33331の に取得した場合 住 の建 ていなて 土地取得 3 住 用地 なす 40

に り した家屋 ( 家屋 ) の所 等 家屋に る家屋 ( 家屋 ) を取得 又は した場合の固定資産税の特 はど なり す A 成 33331 のに取得し 又は した場合には 家屋にる税 の 家屋の床面積相 に いて の1 の 3 の1 す 書等 にいては 市 におた い に り 家屋の特 家屋の床面積相 を ( 家屋の取得 ) 家屋の税 家屋の床面積 家屋の床面積 資産 に り した償却資産 ( 償却資産 ) の所 等 償却資産に る償却資産 ( 償却資産 ) を取得 又は した場合の固定資産税の特 はど なり す A 成 31331 の に 定の 地 において取得又は した場合には の の固定資産税の課税 に いては の の 1 用 す 書等 に いては 市 におた い に り 償却資産の特 定の 地 ( 用 た市 の区 ) において取得又はした場合 ( 償却資産の取得 ) 41

資産 価 固定資産課税 に登録 た に いて不 る 税 は 市 に ている固定資産 に を し る る なってい す の の 固定資産課税 に登録 た 固定資産 に して不 な の る る 固定資産課税 に登録 た 税 る なり す ( た し 土地の場合は税負 の を ているた て 税 に ない場合 り す ) 税 いて して い い した 資産 評価 ー ー 市町村 市町村 税 市町村 た し る いて る る いい たし る いて した いい る る 市町村 税 税 た して 市町村 税 市町村 税 税 て した 税 た たし 得 い る して る た 取 税 る った った 取 る る 税 るた ったる市町村 42

価 る る る る る る る る る いて た 税 税 る る る る る る いて た 税 税 る る る る 1 地 の 家屋の 等に ってのにる ない 市 る場合など 土地にいて に地 のり をえ ない 市 る場合 にいては の にいてはの は 43

資産 価 に は 固定資産課税 を し した の土地 家屋の り す ど す い し A 固定資産税のにいて お りになりたい場合には お に市 の税 の 口におた い た 固定資産課税 に登録 ているにいて不 る場合には 税 書のを受けた3(0) 固定資産 にして のをするす なお 固定資産 にするにいては 3 を い ( 行政不 等のにい 成 1 の0 3にした ) 44

ど 税 書を受け取り した の に いて り す す い し A 税 書のにる場合には 市 の税 の 口におた い なお 税 書のにいて不 る場合は の 課 定 った を った( 税 書のを受けた) の して3 以 に 市 にして 請 をする す たし 固定資産のにいて不 る場合は 市 にする不 のてはな 固定資産 にするのなりすの してい ( 税 書のにいては をして い ) 45

資産 税 は 固定資産税 1 ( 税 ) し す 課税 の ( り て ) にいては 以 のは 計 の 上 土地 家屋 に行ってい す には 税 のすての固定資産 ( 土地 家屋 償却資産 ) を合 したのに って行 す なお どの を行 にいては の 税 計 を にして い ( 土地の税負 成 及び はな に上 は 課税 なる ) 土地 ( 家屋の 地 10m ) 土地のすて 住 用地の課税 の特 (1) の 用を受けす 成 の課税,, 成 の,, 成 の,, 成 の 2,, 家屋 ( 成 11 建 建 ( 用住 ) 床面積 100m ) 成 の,, 成 の,, 区 成 2 土地, 成 2 成 2 成 2,,2,2 ( な に上 )( な に上 ) ( 課税 ) 家屋 計 (100 り て ),2,,, 2,2 22, 2, 2,2 2, 22, 2, 2,2 46

,,, ()2 の の課税 ( ) を し す,,,, (2)2 の課税 に () の (2 の の課税 ) の を えた を し す,,,,,, ()() の (2) の を し い の (2) の 2 の課税 なり す ()2 の固定資産税,,, 課税 () 住 用地特 (1) 住 用地 の課税 ()2 の の課税 ( ) を し す,,,, (2)2 の課税 に () の (2 の の課税 ) の を えた を し す,,,,,, ()() の(2) のをし いの (2) の2の課税 なりす,,,, (りて ) 以下のいずれか低い額 1 本来の課税標準額 A 2 前年度課税標準額 + A ()2の固定資産税,,,2 ()2 の の課税 () を し す 2,,,, (2)2 の課税 に () の (2 の の課税 ) の を えた を し す,,,,,2, ()() の(2) のをし いの () の2の課税 なりす,,,, (りて ) ()2 の固定資産税,,,2 課税 のは にはすての固定資産を合 した のに って行 す,,,2,,, 47 2 上記 のA0 を る場合は A0

( 土地の税負 成 2え 成 2 2なる ) 土地 ( 家屋の 地 10m 2 ) 成 の課税,22, 成 の,, 成 の,, 成 の 2,, 家屋 ( 成 11 建 建 () 床面積 0m 2 ) 成 の 成 の 2,2, 2,, 区 成 2 土地,2, 成 2 成 2 成 2,2,,2,,22, ( え ) () () 家屋 計 2, 2,2 2,2 2,2,,,2,2,,2,, (100り て ),,,2,,,,,,22,,2, ()2 の は,, (2)2 の課税 を 2 の し す,22,,, ()(2) の 合 以上 以 なるの 2 の課税 は 2 になり す,22, ()2 の固定資産税,22,,2, 48

課税 () 業地等の 地 ()2 の は,, (2)2 の課税 を 2 の し す,22,,, 2 ()(2) の 合 を上 っているの 2 の課税 は の し す,,,, ()2 の固定資産税,,,2, 0 に 税負 を上 る場合は ()2 の は 2,, (2)2 の課税 を 2 の し す,, 2,, ()(2) の 合 を上 っているの 2 の課税 は の し す 2,,,,,, ( り て ) ()2 の固定資産税,,,22, 2 課税 2を る場合は2 課税 の は にはす ての固定資産を合 した の に って行 す 2,2, 2, 2,, 2,2 49

ンシ ン 資産 固定資産税はどの はの な 譲 ( 地の所 権 ) の 区画を住 して所 してい す の場合 す 成 の になり す 家屋 建 ( 建 時 成 310 の0) 用 て 住用 床面積 1,00m 100m 2 2 用 300m 2 成 10,000,000 所 する 区画のの床面積 0m 2 地 地積,000m 2 成 の課税 3,000,000 成 300,000,000 成 の課税 3,00,000 記 のいい 成 の課税 なりす 成 のの課税 300,000,00010,000,000 住 用地の特 成 の課税 にをえた 3,000,000 (0,000,000)3,00,000 なお 3,00,0000,000,000010,000,000 なっていすの 成 の課税 は のになりす 地に る の の 合 10 50

A 譲 等の区 所 家屋の 地の用にている土地 ( 用土地 いいす ) 区 所 ( 譲 等の ) にている土地に る固定資産税は 区 所 して 税 を負 ていす 定のをたしている 用土地にいては 以 の固定資産税 の 税 課 ない なってい す の場合 して 区 所 は 地 に る固定資産税 を 地にするの 合に てした をする になり す ( 税 は1して計 し す ) (し は 市 の税 の 口 おた い ) の固定資産税 家屋にる固定資産税 住 の 受け す ( 30 31 を い ) 用住 床面積 0m 2 0m 2 300m 2 0m 2 る 2 地に る固定資産税 ( ) の家屋に る固定資産税 m 2 0m 2 100m 2 ( 地 の固定資産税 ) () ( 用 の ) ( の 合 )( の固定資産税 ) す 成 の固定資産税 て 51

して る 税 税 税 て る る る 税 て い 税 税 市町村 ている税 税 い 税 税 いて て した って 52

税 税 て い い る 税 て い 税 税 市町村 ている税 税 い 税 税 いて て した って 53

資産 税 税 していた して 税 いて (1 以 を い ) 及び 地の所 てい す ( を い ) 土地 等 ( 所 地 地 地積 記 す ) 家屋 等 ( 所 家屋 床面積 記 す ) に り 土地又は家屋の 税 の 市 ( 都の特別区及び政令指定都市の区の区 ) の ての土地又は家屋の を る になってい す た の 10 又は の の の のい い 以 の の なってい す 税 の事 を記 した課税 書の 定 ており す 土地 所 地 地 地積 課税 家屋 所 家屋 床面積 課税 税 ての市 税 の や の の ( 借地 借家人など ) の に て する固定資産に いての固定資産課税 の る になってい す 税 ての市 税 の や の の ( 借地 借家人など ) の に て する固定資産に いての固定資産課税 の記 事 の 書の 行を受ける る になってい す 54

都市計画税は 都市計画事業又は土地区画 事業に する 用に てるた に 税 して課税 る の す 市 都市計画 の に する事業及び市 地 事業をいい す 都市計画 は に る す 1 ( 都市 場 動 等 ) 地 ( 地 場 等 ) 3 上 物 場 却場 の の 又は 等 税 る 都市計画 にる都市計画区 の して市 区 に所 する土地及び家屋 す の 記の区 に所 する土地及び家屋にいて 都市計画税 課税 るりす (1) 市 区 の 特別の事 る区 って 定 た区 () 都市計画の区 区 定 ていない ( 行 ていない ) 都市計画区 って 定 た区 税 土地又は家屋の所 す 税 課税 税 ( 税 は03 を上 して 市 の 定 る ていす ) 税 住 用地にる課税 の特 ていす 住 用地 (00m 2 以 の住 用地 ) の3 の1 住 用地 ( 住 用地以 の住 用地 ) の3 の 固定資産税 の負 に てな な税負 の をてい す 固定資産税の課税 なる す 税 固定資産税に いて免税 の のは 都市計画税は り 税 固定資産税 て ていた になってい す 55

国 税 道府県税 市町村税 取得した時 不動産取得税 ( 土地又は家屋を取得した場合 ) 相続税 ( 土地や建物などを相続した場合 ) 贈与税 ( 土地や建物などの贈与を受けた場合 ) 登録免許税 ( 土地や建物を登記する時 ) 印紙税 ( 土地や建物の売買契約書 請負契約書を作成した時 ) 持っている時 固定資産税 ( 土地 家屋及び償却資産 ) 都市計画税 ( 土地及び家屋 ) 事業所税 (1,000m 2 を超える事業所床面積を使用 ( 借りている時を含む ) して事業を行っている場合 都の特別区 政令指定都市及び人口 30 万人以上の市等において課税 ) 貸した時 売った時 不動産所得に 所得税 住民税権利金 ( 譲渡所得 不動産所得 ) に 所得税 住民税譲渡所得に 所得税 住民税売買契約書に 印紙税 56

編集 発行 一般財団法人資産評価システム研究センター http://www.recpas.or.jp( 評価センターホームページ ) http://www.chikamap.jp( 全国地価マップ ) 105-0001 東京都港区虎ノ門三丁目 4 番 10 号 TEL.03(5404)7781 FAX.03(5404)2631