スライド 1

Similar documents
スライド 1

目次

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

総合交通計画 ( 仮称 ) の策定について 背景 人口減少と超高齢化が同時に進行する中 自動車を使えない県民の移動手段を確保しなければ 経済活動の低迷 人口の流出 財政支出の増加などの問題が深刻化し 持続可能なまちづくりが困難になる恐れがある 平成 年度に実施したパーソントリップ調査の結

Microsoft Word - 概要版.doc

1 はじめに

2

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

目次(案)

地域公共交通確保維持改善事業 事業評価 ( 生活交通ネットワーク計画に基づく事業 ) ( 別紙 1) 資料 3 平成 23 年度 平成 24 年 4 月 23 日 協議会 構成員 上田市公共交通活性化協議会 上田市 上田バス 千曲バス 事業名 補助対象事業者等 事業概要 1 事業実施の適切性 2 目

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

<4D F736F F D BD82C892E CF092CA93B193FC8BF38AD492B28DB895F18D908F B95D2816A5F >

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

コンパクトシティ構想 2つの柱 ( 郊外の開発抑制 + 中心市街地の活性化 ) まちなか住み替え事業 や 家賃補助制度 を行っているが 借りたい人はいるが 貸したい人がいない という状況 コンパクトシティという構想だけでは 民間資本は動かない (= 補助金などのインセンティブが必要 ) 中心市街地活

untitled

Microsoft PowerPoint - 潟上市地域公共交通網形成計画(最終)

<4D F736F F F696E74202D208F E7382C982A882AF82E98CF68BA48CF092CA90AD8DF482CC8EE C982C282A282C42E B8CDD8AB7838

2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

図 1 平成 19 年首都圏地価分布 出所 ) 東急不動産株式会社作成 1963 年以来 毎年定期的に 1 月現在の地価調査を同社が行い その結果をまとめているもの 2

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

Microsoft Word 【詳細版】.doc

PowerPoint プレゼンテーション

8略都市スライド東北(郡山市)全部 [互換モード]

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

資料 1 八王子市交通マスタープラン ( 第 3 次八王子市総合都市交通体系整備計画 )( 素案 ) 意見募集 ( パブリックコメント ) の結果 この度は 市民の皆様から多くのご意見をいただき 誠にありがとうございました つきましては いただいたご意見の要旨と これに対する市の考え方を公表いたしま

Taro-全員協議会【高エネ研南】

4. 基本的な方針太田市が目指す将来像や公共交通が果たすべき役割を踏まえて 以下の4つを計画の基本的な方針とし 太田市にふさわしい公共交通ネットワークの形成を図ります 公共交通の役割取組みの方向性市民の移動手段の確保 おうかがい市バスによる高齢者 障がい者等の通院 買物等の移動手段の確保 学生 生徒

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

計画の目的 多様化する生活交通ニーズへの対応 効率的 効果的な生活交通サービスの構築 山陽小野田市では 生活交通バス路線維持 通学児童定期補助 福祉タクシー券の発行等 上記の施策が行われており 生活交通の確保を図っている 行政負担 サービスの地域間格差 交通活性化計画 生活交通の現状と問題点の把握

(第14回協議会100630)

イ適用税率別の数と税割課税額税割は資本金の額により適用する税率を決めているので 適用税率別に集計することで資本規模による違いがわかります 税割の税率は標準税率 9.7%(12.3%) と制限税率 12.1%(14.7%) の 2 段階です 9.7% の税率は資本金の額が 1 億円以下のや資本金を有し

PowerPoint プレゼンテーション

国土技術政策総合研究所 プロジェクト研究報告

長岡市立地適正化計画概要版目次 1. 立地適正化計画制度の概要... 1 (1) 立地適正化計画策定の背景と目的... 1 (2) 立地適正化計画制度... 1 (3) 立地適正化計画の位置付け... 2 (4) 計画の対象区域... 2 (5) 計画期間 長岡市の現状と将来見通し.

( 様式 -2a 調査概要 ) Ⅰ 調査概要 1 調査名称 : 平成 26 年度神埼市総合都市交通体系調査 2 報告書目次 1. 業務概要 (1) 都市計画道路見直しの必要性 (2) 都市計画道路見直しのスキーム (3) 検討結果の分類 2. 路線の抽出 (1) 都市計画道路の整理 抽出 (2) 検

2 N バスで要件②を満たす系統 1 補助対象地域間幹線バス系統のフィーダー系統 N バスが接続する他市の路線の中において 補助対象地域間幹線系統の指定を受けた 路線は 下記の日進市の路線である 日進市くるりんばす 五色園線 N バスと長久手古戦場駅で接続 上記の路線に接続するN バスの中央循環線

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

スマートICの事業費の基準について

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

私 たちの 工 学 院 ライフ! :05 0 8:00 9:00 1 ipad ipad ipad 9: :05 12:45 14:35 13:05 13:45 15: K1 1 日 おつかれさまでした! また 明 日 が んばろう

資料 1 第 1 号議事 六会地区における予約型乗合タクシーの導入について 1. 実証運行までの経緯と結果 1-1. これまでの経緯六会地区の公共交通利用不便地区の解消に向けた取組については 平成 21 年度に交通不便地区解消検討事業が地域まちづくり事業として決定し 地域が主体となり 市と新たな交通

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

目 次 1 目指すべき方向の策定に当たって 背景 目的 2 山梨県内の公共交通の現状と課題 本県を取り巻く環境 本県のバス交通の現状等 観光客と利用する交通手段等 3 山梨県のバス交通の目指すべき方向 背景と課題 基本的な考え方 基本理念 実現する将来像 基本目標 4 広域的な路線 5 地域内路線

郊外への市街地の拡大により, 鉄道やバス等公共交通のサービスが十分受けられない地域が拡大し, その結果, 車に依存せざるを得ないまちになってきています このため, これからの人口減少時代の到来や急速な少子高齢化の進展などを踏まえ, 新たな郊外開発を抑制し, 公共交通が利用しやすい, まとまりのある市

資料 2 主要渋滞箇所 ( 案 ) の抽出方針について ( 一般道 ) 平成 24 年 8 月 9 日

Microsoft Word - 07_今後の課題.docx

多摩ニュータウン地域再生ガイドライン|第4章 多摩ニュータウンが目指す将来像

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

01_表紙

untitled

スライド 1

<4D F736F F D208A9D96EC8E CB491BA926E88E68CF68BA48CF092CA918D8D C678C7689E62E646F63>

NITAS の基本機能 1. 経路探索条件の設定 (1) 交通モードの設定 交通モードの設定 とは どのような交通手段のネットワークを用いて経路探索を行うかを設定するものです NITASの交通モードは 大きく 人流 ( 旅客移動 ) 物流( 貨物移動 ) に分かれ それぞれのネットワークを用いた経路

<81798E9197BF FCD817A8CF092CA82DC82BF82C382AD82E88D7393AE8C7689E62E786477>

Microsoft Word 交通渋滞(有明アーバン)_181017

かごしまコンパクトなまちづくりプラン ( 立地適正化計画 ) 素案概要版 - 目次 - 1. 立地適正化計画の概要 2 2. 計画策定に係る基本的な考え方 4 3. 居住誘導区域 6 4. 都市機能誘導区域 8 5. 誘導施設 届出制度 目標値の設定 都市機能及び

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

<4D F736F F D E E96914F955D89BF82CC906982DF95FB2E646F63>

計画書

全体の話として 過去の計画策定時からの経緯 位置づけ 狙いを実現するための事業の流れについて今後整理していく必要がある メッツァに向けた事業が素案にあるが 100 万人の来場者がある 福島県では ハワイアンズの規模になるが グランドオープンが再来年度の予定 誰かアクセス交通を考えるのか 足利フラワー

<4E6F2E C196D889AE926E88E62E786477>

<4D F736F F D B836792B28DB8955B817A8DC58F498C8892E8>

<4D F736F F D20345F8E9197BF345F A835E838A F92B28DB88C8B89CA E646F63>

1 見出し1

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

1 見出し1

73,800 円 / m2 幹線道路背後の住宅地域 については 77,600 円 / m2 という結論を得たものであり 幹線道路背後の住宅地域 の土地価格が 幹線道路沿線の商業地域 の土地価格よりも高いという内容であった 既述のとおり 土地価格の算定は 近傍類似の一般の取引事例をもとに算定しているこ

<819A819A94928E E738C7689E F E6169>

a4.dsz

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

第 20 回熊谷市地域公共交通会議会議録 平成 29 年 1 月 26 日 ( 木 )13:30~14:45 熊谷市役所議会棟第 1 委員会室 1. 開会 2. 会長挨拶 3. 議題 (1) ゆうゆうバスのルート変更 ( 要望箇所 ) について 1ゆうゆうバス運行ルート ( 全体図資料 1の1) 事

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

- -

< 別紙 > 羽田空港アクセスを中心とした改正内容について 1. 改正日 土休日ダイヤ :2014 年 11 月 8 日 ( 土 ) 平日ダイヤ :2014 年 11 月 10 日 ( 月 ) 2. 改正内容 平日 土休日共通 品川方面 ~ 羽田空港を結ぶ エアポート快特 をスピードアップします!

騒音・振動の環境基準(要請限度)について

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477>

コンパクト プラス ネットワークの形成 1

神戸市都市空間向上計画基本的な考え方 ( 案 ) に対する市民意見と神戸市の考え方 ( 項目別 ) (1) 計画の必要性 意見の要旨 人口減少対策の 1 つとして コンパクト化は有効だと思う 50 年後も神戸が魅力的なまちで あり続けるためにもこの計画の 取り組みを進めてほしい 計画には反対 必要性

Microsoft Word - 【291220】北千葉構想段階評価書

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

TRY TRY TRY TRY TRY 5

1 見出し1


Transcription:

資料 1 パワーポイント

目次 1. 計画書の目次構成 ( 案 ) 2. これまでの議論 3. 第 3 回分科会の指摘事項と対応 資料 1 4. 地域ごとの公共交通の考え方 資料 2 5. 計画の推進に向けて ( モニタリング指標 ) 資料 3 6. 今後のスケジュール ( 予定 ) 1

1. 計画書の目次構成 ( 案 ) 第 1 章 計画策定にあたって 第 2 章 本市の公共交通の現状と課題 第 3 章 公共交通施策展開の考え方 第 4 章 施策展開 第 5 章 地域ごとの公共交通の考え方 第 6 章 計画の推進に向けて 1 PDCAマネジメントサイクルによる推進 2 モニタリング指標 第 7 章 参考資料 1 検討経過 体制 2 公共交通軸別課題と対応方針 3 交通空白地域 交通不便地域の考え方 4 地域交通事業導入ガイドライン について 5 自家用有償旅客運送 6 公共交通に関する基礎データ ( 路線バス はちバス 地域交通事業 ) 7 公共交通に関する基礎データ ( スクールバス 福祉系交通 ) 8 八王子市地域公共交通活性化協議会 9 用語集 本日の議論 2 2

2. これまでの議論 第 3 回分科会について 公共交通軸別課題と対応方針 : 資料 1 目標設定の考え方について : 資料 2 ( 仮称 ) 八王子市公共交通計画 ( たたき台 ): 資料 3 今後のスケジュール ( 予定 ): 資料 4 第 4 回分科会について 第 3 回分科会の指摘事項と対応〇地域ごとの公共交通の考え方〇計画の推進に向けて ( モニタリング指標 ) 今後のスケジュール ( 予定 ) ( 仮称 ) 八王子市公共交通計画 ( たたき台 ): 別冊資料 2 3

第 3 回分科会の 指摘事項と対応 4

1. 第 3 回分科会の指摘事項と対応 ( その 1) 前回分科会での主な意見 1 モニタリング指標の見直せないか? バスの速達性 定時性が弱点となっているので 具体的な指標や目標値 ( 例えばバスの所要時間等 ) を盛り込むと分かりやすい 2 沿線人口予測できないか? 基幹となる軸の設定は 地域交通ネットワークの点でどのように機能させていくのかが重要である 人の動き 利用実態の変化に合わせてどのように機能を保持していくのか検討が必要 3 タクシーの利用促進のコメント入れてほしい バスに乗れない人も含めて 外出の機会を増進するような公共交通施策 ( タクシー ) を展開してほしい 4 自動車需要削減のコメント見直しできないか? 自動車からバス 鉄道への転換という概念は承知しているが 八王子の地域性を考慮すると 自動車なしというのは考えにくい 5 交通管理者の役割見直しできないか? 渋滞緩和に関して交通管理者による規制だけでは限界があるため 道路整備などの視点もあわせて記述して欲しい 対応方針 所要時間や旅行速度等の目標値の設定は調査体制が整わないため難しい 計画書作成時まで 記載内容を検討する 各公共交通軸ごとに今後人口がどのように変化するかを推計した 本市の人口 高齢化の変化 として整理した 後述する 本計画は バス施策をメインとして整理しているが タクシーについても公共交通計画の中で位置づけている P28( 交通施策 ) P47( 福祉タクシー ) 参照 陣馬街道軸について 自動車需要削減の表現は削除した P80 に反映した 系統制御 の表現は変更する 秋川街道軸の 路上駐車 は八王子駅周辺と明記する 道路拡幅 バスベイ設置については P40 の施策 -6 に追記した 5

1. 第 3 回分科会の指摘事項と対応 ( その 2) 前回分科会での主な意見 6 交通 施策 ( 対応方針 ) について 短期と長期を区別すると分かりやすくなるのではないか 7 公共交通軸の対応 に関する現況のグラフの表現見直せないか? バス乗降人数を断面的に明示すると分かりやすくなるのではないか 8 これまでの取り組みもっとアピールした方がよいのではないか? これまでの取組の成功事例等を写真等で対応方針に盛り込んではどうか 9 計画書の流れをわかりやすく表現した方がよい 各章のキーワードを抽出すると 一つの流れとならない 例えば 4 章では福祉交通というキーワードがあるが 2 章では述べられていない 10 事業の費用負担を明記できないか? 軸の設定は重要だと考える 施策を実行する際には 費用面も出てくるので 関係者とすり合わせをすることで 円滑な事業推進が図られるのではないか 対応方針 短中期 長期に施策を区別する P75 以降の各々の 対応方針 ( 案 ) に反映した バス乗降人員の断面図を追加する P75 以降の公共交通軸別課題と対応方針の バスの状況 において 上下方向別の断面乗車人数を追加 反映した 今後 写真などわかりやすい 事例を追加しアピールできるような表現にしていく 今後 高齢者や福祉に関連する本市の現状を整理していく 費用負担については認識しているが 行政として推進できる可能性がある施策については 計画における意思表示として反映させる 6

7

3. 本市の人口 高齢化の変化 8

3. 本市の人口 高齢化の変化 平成 37 年人口変化率 ( 対平成 27 年 ) ひよどり山トンネル軸 秋川街道軸 陣馬街道軸 高尾街道軸 甲州街道軸 美山通り軸 グリーンヒル通り軸 野猿街道軸 9

3. 本市の人口 高齢化の変化 平成 47 年人口変化率 ( 対平成 27 年 ) ひよどり山トンネル軸 陣馬街道軸 秋川街道軸 高尾街道軸 甲州街道軸 美山通り軸 グリーンヒル通り軸 野猿街道軸 10

3. 本市の人口 高齢化の変化 平成 27 年高齢化率 ひよどり山トンネル軸 秋川街道軸 陣馬街道軸 高尾街道軸 甲州街道軸 美山通り軸 グリーンヒル通り軸 野猿街道軸 11

3. 本市の人口 高齢化の変化 平成 37 年高齢化率 ひよどり山トンネル軸 秋川街道軸 陣馬街道軸 高尾街道軸 甲州街道軸 美山通り軸 グリーンヒル通り軸 野猿街道軸 12

3. 本市の人口 高齢化の変化 平成 47 年高齢化率 ひよどり山トンネル軸 秋川街道軸 陣馬街道軸 高尾街道軸 甲州街道軸 美山通り軸 グリーンヒル通り軸 野猿街道軸 13

地域ごとの公共交通の考え方 14

(1) 地域区分 本市の公共交通の地域特性を鑑み 市域を 6 地域に区分し 以降に各々の地域が抱える課題 対応策を整理する 北部地域 西部地域 中央地域 西南部地域 東南部地域 東部地域 15

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 中央地域 路線バスの現状と課題 対策 ( 案 ) 路線バスの現状 公共交通軸 : ひよどり山軸 1 秋川街道 1 陣馬街道 1 野猿街道 1 甲州街道軸 1 はちバス : 北西部ルート ターミナルとなる八王子駅 京王八王子駅 西八王子駅を起点に 路線バスの本数も多く バスへの依存割合が高い地域である 利便性を高めることが求められているが 甲州街道における朝夕の渋滞などにより定時性が守られていない状況もある 特に バス路線が集中する鉄道駅においては 路線バスの乗継がスムーズに行われるよう 待合空間の整備 バス案内の充実などターミナル性の強化が求められる 課題と対応策 渋滞解消によるバスの定時制 速達性の向上 5 つの公共交通軸の起点であるが 甲州街道 陣馬 秋川街道などでは朝夕の交通渋滞が発生しており バスの定時性 速達性の向上が課題となっていることから 官民共同による渋滞対策を実施していく 起点となる駅のターミナル性の強化 路線の増加 バスの案内システムの充実を図り より使いやすいバス発着場となるようバスのターミナル性強化に向けた整備を進める バスの利用促進施策の推進 公共交通の利便性が高く バスへの依存割合が高い地域で 高齢者も多い地域である バス停のベンチや上屋の設置により バスの利用環境の整備 100 円区間を活用したサイクル & バスライド施策など バス利用促進施策を進める 16

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 西部地域 路線バスの現状と課題 対策 ( 案 ) 課題と対応策 路線バスの現状 公共交通軸 : 秋川街道軸 2 陣馬街道軸 2 高尾街道軸 2 はちバス : 北西部ルート 利便性向上が求められている 八王子駅方面だけでなく 高尾駅や西八王子駅方面への本数が増加し 以前と比べて鉄道駅までの時間が短縮されたが 高尾街道の渋滞等により定時性が守られていない状況もある 山間地域において 人口減少と高齢化が進んでおり 既存の路線バスの採算性が確保できず 廃止となる路線が出てきた 生活の足を維持することが課題となっている バス路線が集中する交通の要衝地においては 路線バスの乗継がスムーズに行われるよう 待合空間の整備 バス案内の充実などターミナル性の強化が求められる 渋滞解消によるバスの定時性 速達性の向上 陣馬 秋川街道などでは朝夕の交通渋滞が発生 バスの定時性 速達性向上が課題 官民共同による渋滞対策を実施していく 地域交通事業による山間地域の移動手段の確保 住宅地および需要が少ない山間地域は 高齢者の移動手段の確保が課題 市が事業費の一部を補助する地域交通事業などを活用し 移動手段を確保していく 高尾駅のターミナル性の強化 本地域のバスの起点となる高尾駅周辺の整備にあわせ 路線増加 バス案内システムの充実を図り より使いやすいバス発着場となるようターミナル性強化に向けた整備の推進 小田野地区における乗継ターミナルとしての整備 バスからバス 自転車からバスへの乗り換えなどの利便性が高い乗継ターミナルとなるよう 商業施設との連携するともにサイクル & バスライド等を推進していく 17

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 西南部地域 路線バスの現状と課題 路線バスの現状 公共交通軸 : 高尾街道軸 1 グリーンヒル寺田軸 はちバス : 西南部ルート 本地域のバス路線は 高尾駅 めじろ台駅を起点とするものが多い一方 JR 横浜線駅へ接続するものが少ない 本地域においても横浜線利用の需要が高まっており アクセスが求められている また 本地域には館が丘団地など大規模な団地が多いが 他の団地と同様高齢化が進んでおり 今後はこれらの住宅団地における移動サービスの確保が求められている 対策 ( 案 ) 課題と対応策 八王子南バイパス開通にあわせた 新たな路線の検討 建設が予定されている 八王子南バイパス開通に伴って高尾方面からめじろ台を経由して 北野方面へのルートなど 新たなニーズが発生する可能性があることから 需要を鑑みながら 新たなバス路線をバス事業者などと協力しながら検討していく 医療センター等のターミナル的な利用の検討 本地域の医療の中心施設である東京医科大学八王子医療センターへは 現在高尾駅からの路線バスが運行しているが 八王子南バイパスに近接していることから バスの乗り継ぎの利便性を上げることで 各方面への移動の利便性を高めるポテンシャルを持っているため ターミナルとしての利用を検討していく 団地などにおける新たな交通の検討 館町団地など高齢化が進んだ団地における輸送に関するニーズは高い バス事業者などと協力しながら需要に対応した弾力的な運行により 地域の利便性向上を検討していく 18

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 北部地域 課題と対応策 路線バスの現状と課題 対策 ( 案 ) 路線バスの現状 公共交通軸 : ひよどり山軸 2 ( 八王子駅から道の駅を経由して戸吹に至る 一部区間 ) はちバス : 北西部ルート 八王子駅起点のバス路線が多く 石川地域においては八高線の西側を南北に通るルートが多く 加住地域は ひよどり山トンネルを経由し滝山街道を東から西に向かうルートと創価大学側から北上するルートのものが多い 近年 大学の移転などに伴い 大規模な路線縮減が行われ その影響でバス路線も減少してしまったため 今後は持続可能性の高い移動サービスが必要 また 本地域には宇津木台団地 みつい台団地など大規模な団地が多いが 他の団地と同様高齢化が進んでおり 今後はこれらの住宅団地における移動サービスの確保が求められている 新たな開発に対応したバス路線の開設検討 石川地域において計画されている大型商業施設 土地区画整理においては 今後八王子駅をはじめとした鉄道駅への接続するバス路線など 新たなニーズが発生する可能性があることから 需要を鑑みながら 新たな路線をバス事業者などと協力しながら検討していく 検討にあたっては 現在運行している はちバス のルートについてもあわせて見直しを行う 東海大学病院等のターミナル的な利用の検討 本地域の医療の中心施設である東海大学病院へは 現在八王子駅からの路線バス及びはちバスが運行しているが 立地的にも日野市に近接していることから バスの乗り継ぎ利便性を向上させることで 各方面への移動の利便性を高めるポテンシャルを持っているため ターミナルとしての利用を検討 団地などにおける新たな交通の検討 宇津木台団地 みつい台団地など高齢化が進んだ団地における輸送に関するニーズは高い バス事業者などと協力しながら需要に対応した弾力的な運行により 地域の利便性向上を検討していく 19

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 東南部地域 課題と対応策 路線バスの現状と課題 対策 ( 案 ) 路線バスの現状 公共交通軸 : 野猿街道軸 2 ( 八王子駅から南大沢駅に至る 野猿街道軸の一部 ) はちバス : 東部ルート 京王線 京王相模原線 JR 横浜線の各駅が半径約 2km の本地域の外周に立地 駅間を結ぶバス路線が地域内の団地等を通る形態が基本 その多くは北野駅 八王子みなみ野駅が起点 北野駅は 野猿街道軸 の経由地となっているが 北野駅周辺は 16 号バイパスとの交差部においては慢性的な渋滞発生個所になっており バスの定時性確保が課題 新たな需要の可能性としては 小比企町周辺で新たな住宅開発がみられ 京王線 横浜線双方へのアクセスが求められている 傾斜地に立地する住宅団地が多く 少子高齢化が進んでいる地域における移動サービスの確保が求められている 北野駅周辺の渋滞解消による バスの定時性の確保 道路管理者 交通管理者 バス事業者と協働し 北野駅周辺の渋滞解消に向けた取組の検討 新設道路開通にあわせた 新たな路線の検討 八王子南 BPの開通に伴う高尾方面から北野方面へのルート また 都市計画道路八 3 4 8の開通に伴い 八王子みなみ野から鑓水を経由して南大沢駅へのルートなど 新たなニーズが発生する可能性があることから 需要を鑑みながら 新たなバス路線をバス事業者などと協力しながら検討していく 由井地域等における新たな需要に対応した 新たなバス路線の検討 京王線沿線在住者や 新たな住宅開発による横浜線へのアクセス需要の増加を背景に 横浜線八王子みなみ野駅への接続バス路線など 需要を鑑みながら 新たなバス路線をバス事業者などと協力し 検討していく 傾斜地の団地などにおける新たな交通の検討 北野台団地 絹ヶ丘団地など傾斜地で高齢化が進んだ団地における輸送に関するニーズは高い バス事業者などと協力しながら需要に対応した弾力的な運行により 地域の利便性向上を検討していく 20

(2) 地域ごとの公共交通の考え方 東部地域 路線バスの現状と課題 対策 ( 案 ) 課題と対応策 路線バスの現状 公共交通軸 : 野猿街道軸 3 ( 八王子駅から南大沢駅に至る 野猿街道軸の一部 ) はちバス : なし バス路線が地域内の多摩ニュータウンをはじめとした団地等を通る形態が基本になっており 南大沢駅 京王堀之内駅を起点としている 新たな需要の可能性としては 鑓水地区周辺や京王堀之内駅周辺における新たな開発がみられ 近隣駅へのアクセスが求められている 八王子駅等へのアクセスがバス路線のみであり 中心市街地への新たなアクセスが求められている 大塚地区 松が谷 南陽台地区など高齢化が進んでいる住宅団地については これらの住宅団地における移動サービスの確保が求められている 南大沢駅へのアクセス利便性の確保 南大沢駅周辺に集積する公共施設へのアクセスとしてのバス路線の運行が重要 特に 今後需要の増加が見込まれる鑓水地区周辺へのサービス等 バス路線等の増便や現行路線のルート変更等を検討していく 新たな開発に対応したバス路線の開設検討 バス利用の不便な地域が存在している多摩ニュータウンの一部地域は 宅地開発により人口が増加している地域であることから 今後 需要を見極めながら新たなバス等の運行を検討が必要 八王子駅へのアクセスの検討 八王子の中心市街地への関心が少ない地域であるが 地域としての一体性や効果的なインフラ投資の観点から スムーズな移動 連携を深めることが有効 新たに開発が進む地域のニーズなどを掘り起し バスだけでなく新たな輸送手段を検討していく 団地などにおける新たな交通の検討 多摩 NT の松が谷等 高齢化が進んだ団地における輸送に関するニーズは高いため バス事業者などと協力しながら需要に対応した弾力的な運行により 地域の利便性向上を検討していく 21

22

公共交通計画で設定するモニタリング指標 ( 案 ) 本計画の進捗状況を評価するために 次のようなモニタリング指標を設定する なお 基本目標 施策との対応の関係から 基本目標間で記載事項が類似しているものもあり モニタリング指標が一部重複しているものがある また 行政による取組のみでは施策評価が困難となる民間主体の施策もある このような状況から 下表のとおり 4 つの指標に統合して 全体を評価する 基本目標 1 区分 モニタリング指標 現状値 (H27) 目標値 ( 例 ) 平成 38 年 基本目標 2 市民評価 1 公共交通の利便性に対する満足度ヒ シ ョン交通マス 63.4% 70% 以上 2 誰もが安全で快適に暮らせるまちに対する満足度ヒ シ ョン交通マス 34.1% 50% 以上 基本目標 3 基本目標 4 成果 取組評価 3バス交通利用者数交通マス 14.1 万人 / 日 15.3 万人 / 日 4 はちバス利用者数 488 人 / 日 540 人 / 日 1 八王子市 市政世論調査 2 八王子市 市政世論調査 3 利用実績データ 京王電鉄バス 京王バス南 神奈川中央交通 西東京バス はちバスの合計 4 利用実績データ ( 交通事業課資料 ) ビジョン 八王子ビジョン 2022 で設定されている指標 交通マス 交通マスタープランで設定されている指標 23

24

今後のスケジュール ( 予定 ) H28 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計画検討 公共交通活性化協議会 公共交通活性化協議会 ( 分科会 ) 計画検討 素案作成 策定 公表 都市経営戦略会議 11/22 素案 ( 付議 ) 都市環境委員会 パブリックコメント 25