活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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からだのかかわりがたくさんあるということが理解できるのではないかと考えた また, 心とからだがどのような仕組みで繋がって影響があるのか理解しつつ,T2 の養護教諭には専門的な部分をより分かりやすく, 実例とともに説明していく また, このことを学ぶことで, 自分の心とからだをコントロールするというこ

保健体育科学習指導案

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

第 4 学年学級活動学習指導案 1 題材名 バランスよく食べよう ( キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食生活の形成 ) 2 題材について (1) 児童の実態 < 男子 11 名 女子 15 名計 26 名 > 本学級は 元気で明るい子どもたちが多い学級である 給食時間は 放送をよく聞いたり

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

評価方法 ディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミング 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 上に示す観点に基づいて 学習のまとまりごとに評価し 学年末に

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 指導日時 : 平成 25 年 11 月 6 日第 3 校時 指導学級 : 第 2 学年 組 名 指導者 : 宮城県古川黎明高等学校教諭千田健二 1 単元名保健 : 社会生活と健康ウ労働と健康 ( 大修館書店 現代保健体育改訂版 ) 2 単元の目標社会生活にお

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給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

(3) 生活習慣を改善するために

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

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Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

保健体育 中1 心身の発達と心の健康

授業のまとめを行い、医療制度や医療保険のしくみ、医療制度を支えていくことの必要性について確認する。感想をワークシートに記

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

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第1学年特別活動(学級活動)学習指導案

Microsoft Word - 社会科

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

(Microsoft Word - \222\206\212w\202R\224N\201i\213g\211\252\201j.doc)

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

た 本来,WHO( 世界保健機関 ) では, セルフメディケーションを 自分自身の健康に責任を 持ち軽度な身体の不調は自分で手当をすること と定義しており, 軽い風邪や熱が出たときに市 販の薬を使って早めに治すこととされてきた しかし, 最近では更に広い意味を含んで捉えられ るようになってきている

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

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第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

給食の時間における食に関する指導事例 ( 中学校第 3 学年 ) 1 主 題 納豆ネバネバで NEVER ザ 生活習慣病! ~ 発酵食品を食べよう ~ 2 関連教科等 単元名 理科 食べられなかったものはどうなるか 3 献立名 セルフ手巻きご飯 ( 麦ご飯 ) 一食納豆 ツナサラダ 焼き海苔 豚汁

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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第2学年1組 家庭科学習指導案

第 3 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 29 年 12 月 5 日 ( 火 ) 5 校時学級 :3 年 2 組場所 : 胎内市立中条中学校 3 年 2 組教室授業者 : 今野雄司 (T1) 大﨑加代子 (T2) 1 単元名 健康な生活と病気の予防イ生活行動 生活習慣と健康 ( エ ) 調和

コラム授業力の向上について食育では 生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性を育んでいきます そのためには 教師の授業力が一つの鍵になることはいうまでもありません そこで どのような授業を行えば 子どもたちに望ましい生活習慣等が定着するのか 小学校 中学校授業評価システムガイドライン ( 平成

Microsoft Word - ☆5章1栄養.doc

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

第 3 学年体育科 ( 保健領域 ) 学習指導案 1 単元名 毎日の生活と健康 平成 28 年 12 月 5 日 ( 月 ) 5 校時 授業者教諭辻征人 (T1) 養護教諭岸本啓子 (T2) 2 単元の目標 健康な生活について関心をもち 学習活動に意欲的に取り組もうとしている ( 関心 意欲 態度

表紙_HP用1

Microsoft Word - 3-1

解答類型

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

PowerPoint プレゼンテーション

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

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人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

名称未設定-1

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

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1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

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(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

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学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

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4 単元の指導計画 ( 全 11 時間 本時 3/11 時間目 ) 次 時 主な学習活動 教師の支援 留意点 1 1 毎日食べている食事に関心をもち 栄養を考えた食事のとり方について考え 日常の食事や使われている食品に関心をもたせる る 2 2 五大栄養素の種類と働きについて理解する 食べ物のゆくえ

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

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Transcription:

第 3 学年組保健体育科学習指導案 指導者 T1 T2 1 単元名健康な生活と病気の予防 ( ア健康の成り立ちと疾病の発生原因, イ生活行動 生活習慣と健康 ) 2 単元の目標 健康な生活と病気の予防について, 資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組むことができるようにする ( 関心 意欲 態度 ) 健康な生活や病気の予防について, 課題の解決を目指して, 知識を活用した学習活動などにより, 科学的に考え, 判断し, それらを表現すことができるようにする ( 思考 判断 ) 健康の保持増進のために必要な生活行動や病気の予防について, 科学的に理解し, 日常生活の課題解決に役立つ知識を身に付けることができるようにする ( 知識 理解 ) 3 指導にあたって ( 在籍 32 人 ) 健康な生活を送るためには, 食事 運動 休養及び睡眠の 3 本柱が大切である その中でも, 食事は生きていくために必要な要素であるとともに, 欠かすことのできないものであり, 良い食生活を送ることが健康の維持増進には重要である 1 日 3 度の食事を決まった時間にとることで生活のリズムも整い, 学校での活動にも力を発揮できると思われる 中学生の時期に食事を中心とした望ましい生活習慣を確立しておくことは, 生活習慣病を予防し, 将来にわたって健康な生活を送るために大切なことである 特に中学生は心身ともに急速な発育発達の時期にあり, 偏った栄養摂取や生活リズムの乱れが健康に大きく影響してくる そのため, 生徒が望ましい食生活を学習し, そして自らの健康を適切に管理し, さらに改善していく思考力 判断力を身に付けることは生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送るために大変重要である 平成 27 年 9 月 2 日実施アンケート調査から実施 32 人質問回答 1 毎日朝食を食べていますか 毎日食べる (20 人 ) ほぼ食べる (10 人 ) ほとんど食べない (1 人 ) 食べない (1 人 ) 2 給食を残さずに食べていますか 毎回食べる (13 人 ) ほぼ食べる (16 人 ) ほとんど食べない (3 人 ) 3 食事のバランスについて考えたことはありますか はい (16 人 ) いいえ (10 人 ) どちらともいえない (6 人 ) 4 自は好き嫌いが多いほうだと思いますか はい (9 人 ) いいえ (16 人 ) どちらともいえない (7 人 ) 嫌いな食べ物はありますか はい (17 人 ) いいえ (1 人 ) アンケートの結果を見ると, 朝食をほとんどの生徒が食べてきているが, 食べないできてしまう生徒も少なくはない また, 自の生活習慣が健康的だと思っている生徒, 食事のバランスについて考えている生徒については少数であった さらに, 好き嫌いがある生徒や嫌いな食べ物があるについては, 多くの生徒があるようであった したがって, 食事と健康について十に考え実践している生徒は多くはないということがこのアンケートから見て取れた そこで, 健康な生活を送るうえでの食事の重要性, 適切な食事量や栄養バランスについては, 生徒自身の生

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることができる環境をつくるようにしたい 4 単元の評価規準 項目単元の評価規準 学習活動に即した評価規準 健康 安全への関心 意欲 態度健康な生活と病気の予防について関心をもち, 学習活動に意欲的に取り組もうとしている 1 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 2 健康な生活と病気の予防について, 課題の解決に向けての話し合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 健康 安全についての思考 判断健康な生活と病気の予防について, 課題の解決を目指して, 知識を活用した学習活動などにより, 科学的に考え, 判断し, それらを表現している 1 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料等で調べたことをもとに課題や解決の方法を見付けたり, 選んだりするなどして, それらを説明している 2 健康な生活と病気の予防について, 学習したことを自たちの生活や事例などと比較したり, 関係を見付けたりするなどして, 筋道を立ててそれらを説明している 健康 安全についての知識 理解健康の成り立ちと病気の発生要因, 生活行動 生活習慣と健康, 感染症の予防, 保健 医療機関や医薬品の有効利用, 個人の健康を守る取り組みについて課題の解決に役立つ基礎的な事項及びそれらと生活の関わりを理解している 1 健康の成り立ちと病気の発生の要因について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 2 食生活と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 3 運動と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 4 休養と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 生活習慣について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 6 生活習慣病の予防について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 指導と評価計画 (6 時間扱い ) 次 1 主なねらい 学習活動 健康の成り立ちと病気の発生原因について考える オリエンテーション 病気の発生原因について知る 中学生に多い疾病について考える 評価計画 関心 意欲 態度 思考 判断 知識 理解 1 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料等で調べたことをもとに課題や解決の方法を見付けたり, 選んだりするなどして, それらを説明している 1 健康の成り立ちと病気の発生の要因について理解したことを言ったり, 書き出したりしている

2 食生活と健康について考える 生きていくために必要な栄養素をバランスの取れた食事からとることを知る 1 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 2 食生活と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 3 運動と健康について考える 適度な運動を日常生活の中に取り入れることはからだの発育を促し生活習慣病や肥満の予防に役立つことについて考える 3 運動と健康について理解したことを言ったり書き出したりしている 4 休養と健康について考える 疲労を感じた時の自覚症状を考え身体的疲労, 肉体的疲労それぞれに適した疲労回復の方法を考える 4 休養と健康について理解したことを言ったり書き出したりしている 生活習慣病について考える 生活習慣病によっておこるさまざまな病気について考える 2 健康な生活と病気の予防について, 学習したことを自たちの生活や事例などと比較したり関係を見付けたりするなどして筋道を立ててそれらを説明している 生活習慣について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 6 生活習慣病の予防について考える 不規則な食生活, 睡眠時間の減少夜型生活など問題の多い生活習慣と生活習慣病の密接な関係を知り, 予防のための方法を考える 2 健康な生活と病気の予防について, 課題の解決に向けての話し合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 2 健康な生活と病気の予防について, 学習したことを自たちの生活や事例などと比較したり関係を見付けたりするなどして筋道を立ててそれらを説明している 6 生活習慣病の予防について理解したことを言ったり, 書き出したりしている

6 研究主題との関連 (1) 保健安全と道徳との関連 保健安全 心身の発育 発達, 病気や異状など自の健康状態を把握し, 健康を保持増進できるようにする 保 (1) 保健体育 ( 知 ) 健康な生活と疾病の予防について理解を深めることができるようにする 保 (4) 健康管理, 食事 道徳 ( 心 ) 望ましい生活習慣を身に付け, 心身の健康の増進を図り, 節度を守り節制に心がけ, 調和のある生活をする 1(1) 望ましい生活習慣 特別活動 ( 実 ) 食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成 級 (2) ケ (2) 研究主題との関連本校体育部会では, 研究主題 心身ともに健康で安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 重点を 心身ともに健康な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 とした 本校の保健安全計画の 心身の発育 発達 病気や異常など健康状態保持増進できるようにする を受けて, 特別活動では, 食育の観点を踏まえた学校給食を望ましい食習慣の形成 という目標で望ましい食事のメニュー作りを行った 道徳では, 心身の健康を維持することを目指して, 望ましい習慣を身に付け, 心身の健康の増進を図り, 節度を守り節制に心がけ調和のある生活をしようとする心をはぐくむ授業を行った 保健体育では 健康な生活と疾病の予防について理解を深めることができるようにする という目標で, 生きていくためには食事が大切であることや, 健康に生活するためには, 望ましい食生活や習慣が必要であることを理解し, 実践していこうとする態度を身に付けさせるために, 本教材を設定した 7 本時の学習 (2/6 時間 ) (1) 本時の目標 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組もうとしている ( 関心 意欲 態度 ) 食生活と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりすることができるようにする ( 知識 理解 ) (2) 本時における研究主題との関連アイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることができる環境をつくるようにしたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行うことにより, 望ましい食生活を学習し, 自らの健康を適切に管理し, 改善していく思考力 判断力を身に付け, 実践することができるようにすることで研究主題に迫りたい (3) 資料 準備 ワークシート パソコン 電子黒板 提示資料 付箋 ボール (4) 展開 研究主題との関連教師の支援時間学習活動評価 T1 T2 1 アイスブレイクをする アイスブレイクをすることにより場を和ませるとともに, 学習活動 2 の司会と書記をきめる

10 2 資料として示されたカップラーメンにどのような工夫をすれば, 食事のバランスがとれるのかグループで考え, 付箋に書き, 発表する 野菜や卵を加える ヨーグルトを加える サラダを作る 3 本時の課題を確認する 健康のために必要な食生活について考えよう 生徒にとって身近な食事から問題点を見に付けることで, 本時のめあてをつかませる 意見は否定せずに, 自由に発表させて付箋に書くように指示をする 2 4 バランスのとれた食事について確認する (1) 給食の献立を利用して代表的な食品をまとめる からだをつくる ( 赤 ) 力や熱になる ( 黄 ) 体の調子を整え ( 緑 ) (2) 1 日に必要なエネギルー量について考る 消費エネルギーと摂取エネルギーのバランス 年齢や個人差によるエネルギー必要量の違い (3) 健康な食生活についてのクイズをグループで考えて発表する 6 本時のまとめを行う 給食の献立に食品群が詳しく載っていることを伝える 黒板に 6 つの食品群とおもな栄養素についてまとめたものを貼っていく 各種運動で消費されるエネルギーを比較することで,1 日に必要なエネルギーには個人差があることに気付かせる また, 基礎代謝量についても説明していく 一人一人の学習状況を確認しながら, 摂取と消費のバランスが崩れると, エネルギーの過不足が起こることに気付かせる 話合いが進まないグループにはヒントを与え, 話合いが進むように支援する 自らの今までの食生活を振り返り, 今回学習したことから, 今後の食生活について考えさせる 給食の献立を利用して,6 つの食品群と栄養素や働きについて説明する 計算の仕方がでないでいる生徒には個別指導を行う 朝食をとることで, 午前中の体温が上昇した状態を維持できることを説明する 健康な生活と病気の予防について, 健康に関する資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組もうとしている ( 観察ワーク ) 食生活と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている ( 観察ワーク )