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平成 31 年 1 月 17 日東北経済産業局 管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 ( 平成 30 年 11 月分 ) ~ 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している ~ 鉱工業生産 : 個人消費 : 住宅着工 : 公共投資 : 設備投資 : 持ち直しの動きとなっている足踏み状態とな

富山県金融経済クォータリー(2018年秋)

( 平成 31 年 1 月判断 ) 平成 31 年 1 月 財務省北陸財務局 富山財務事務所 富山市丸の内 1 丁目 5 番 13 号 ( 富山丸の内合同庁舎 5 階 ) TEL(076) ( 財務課直通 )

最近の県内経済情勢は 回復しつつある 前回 (30 年 4 判断 ) 前回比較 今回 (30 年 7 判断 ) 総括判断回復しつつある 回復しつつある 総括判断の要点 個人消費は 百貨店 スーパーで底堅いものとなっており コンビニエンスストアで堅調となっているほか ドラッグストア販売で前年を上回って

富山県金融経済クォータリー(2018年夏)

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

October vol

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 27 年 1 月 15 日 < 管内の経済動向 > ~26 年 11 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 緩やかな持ち直し傾向にあるものの 一部に弱い動きがみられる 鉱工業生産 : 生産は一進一退で推移している 個人消費 : 持ち直し傾向にある

(2) 住宅投資 住宅投資は 横ばい圏内で推移している 新設住宅着工戸数の内訳をみると 持家は 増加に転じてきている 貸家 や分譲は 水準を切り下げている (3) 設備投資設備投資は 受注や収益の好調を背景に水準を切り上げている 建設投資の先行指標である建築着工床面積 ( 非居住用 ) は 振れがあ

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断して


< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに改善 緩やかに改善 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 生産緩やかな上昇傾向 ( ) 2 か月 個人消費足踏み状態 緩やかな持ち直しの動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 18 か月ぶり ) 設備投

1. 総論 総括判断 都内経済は 回復している 項目前回 ( 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断回復している 回復している ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 1 月判断以降 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判断している ( 判断の要点 ) 個人消費

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 28 年 8 月 12 日 < 管内の経済動向 > ~28 年 6 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している 鉱工業生産 : 生産は一進一退となっている 個住 人宅 消着 費 : 個人消費は足踏

九経マンスリー ( 平成 3 年 2 月 ) 平成 3 年 4 月 12 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続のマイナス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が

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1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 平成

1. 総論 総括判断 県内経済は 回復しつつある 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 回復しつつある ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 29 年 1 月判断以降 3 年 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 7 月豪雨の影響を受けたものの 全体では緩やかに回復している 項目前回 ( 平成 7 月判断 ) 今回 ( 平成 1 月判断 ) 総括判断 平成 7 月豪雨前は 緩やかに回復していたが 現時点では まずは豪雨による地域への影響全体について十分に把握する必要があ

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 18 か月 生産高水準で推移 9 か月 個人消費緩やかに持ち直し 持ち直し ( ) 1 か月 ( 上方修正は 1 か月ぶり ) 設備投資増加 5 か月 公共投資持ち直しの動き 堅調 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の

令和元年 7 月 22 日 北陸地域の総合経済動向 ~ 一部に弱い動きがみられるものの 改善している ~ 経済概況 令和元年 5 月指標を中心として 鉱工業生産指数は 高水準で推移しているものの 一部に弱い動きがみられる 個人消費は 持ち直している 設備投資は 高水準で横ばいとなっている 住宅投資は

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 22 か月 生産高水準で推移 13 か月 個人消費持ち直し 5 か月 設備投資増加 9 か月 公共投資一服感増加の動き ( ) 1 か月 住宅投資一進一退の動き 7 か月 貿易輸出 輸入とも前年を上回る - 雇 用 着実に改善しており 労働需給の引き締

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 2 か月 生産高水準で推移 11 か月 個人消費持ち直し 3 か月 設備投資増加 7 か月 公共投資堅調 一服感 ( ) 1 か月 ( 下方修正は 14 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の動き 5 か月 貿 易 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回る 輸

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 16 か月 生産高水準で推移 7 か月 個人消費緩やかに持ち直し 9 か月 設備投資増加 3 か月 公共投資持ち直しの動き 6 か月 住宅投資弱含み 一進一退の動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 34 か月ぶり ) 貿易輸出 輸入ともに前年を上回る

関西の景気動向 2013 年 5 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直している 輸出は 円安が進み 米国経済も回復基調をたどるなど 環境が

東京都の経済情勢報告 平成 31 年 1 月 30 日 財務省関東財務局 東京財務事務所 掲載した経済指標等については速報値を含む

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Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 全国 18 年度計画 全

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 17 か月 生産高水準で推移 8 か月 個人消費緩やかに持ち直し 1 か月 設備投資増加 4 か月 公共投資持ち直しの動き 7 か月 住宅投資一進一退の動き 2 か月 貿 易輸出 輸入ともに前年を上回る 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回 る - 雇

3003金融経済概観

九経マンスリー ( 平成 29 年 11 月 ) 平成 3 年 1 月 16 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は13 か月連続のプラス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

2911金融経済概観

関西経済レポート (2019 年 9 月 ) 令和元年 (2019 年 )9 月 30 日 ~ 輸出減少が継続 インバウンド消費はプラスの伸びを維持 ~ 足元の経済情勢と当面の見通し 関西経済は輸出 生産が斑模様であるが 内需が下支えとなり底堅く推移している 企業部門では 輸出は中国経済の減速等によ

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九経マンスリー ( 平成 3 年 8 月 ) 平成 3 年 1 月 1 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 総じて弱い動き 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) ( 単位 :%) 16 年度 17 年度 18 年度 実績 実績 実績 計画 29

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復している 項目前回 (3 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 4 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 緩やかに回復している 前回比較 ( 注 )3 年 4 月判断は 前回 1 月

九経マンスリー ( 平成 3 年 9 月 ) 平成 3 年 11 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続の増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する

九経マンスリー ( 平成 3 年 7 月 ) 平成 3 年 9 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの減少 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必

関西の景気動向 2013 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直しのペースがひところと比べて鈍化している 輸出 ( 円ベース )

管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している 全 国 景気は 一部に改善の遅れ もみられるが 緩やかな回 復基調が続いている 景気は 緩やかな回復

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 17 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 18 年度計画 全産業 3.9

道南金融経済概況2018年7月(2018年7月2日公表分)

管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 平成 年 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直しているものの 足 下に北海道胆振東部地震の 影響がみられる 北海道胆振東部地震の影響により 一部に弱さがみられる 北海道

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

P6において修正が入りました H P7において修正が入りました H 管内の経済動向 平成31年2月 12月のデータを中心に 管内経済は 改善している 今月のポイント 生産活動は 化学工業 除 医薬品 をはじめ10業種で低下したことから 3か月ぶりの低下となった 個人消費は

金融経済概観2909

1. 最近の札幌経済の概況 平成 26 年 7 月 - 平成 26 年 8 月の統計データをもとに 札幌経済の概況を総括しています (1) 札幌の経済概況 (3) 参考 ( 他機関の概況判断 ) 最近の札幌経済は 緩やかな持ち直し基調にあるものの 一部に弱い動きが全国の動向みられます 項目 内閣府

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個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売上高 スーパー売上高は全店ベース 既存店ベース 年度の個人消費関連では 前年度比 前年同月比 ともに前年度を上回る 百貨店売上高は前年度を上回る スーパー売上高 全店ベース ( 前年百貨店売上額 度比.8% 増 ) は 新規出店効果などにより 食料品 (

グラフで見る関西経済

各商品の動きについて 新規出店を含めた全店ベースの前年比でみると 衣料品の減少と飲食料品の増加がここ数年のトレンドとして定着しており 7 年も衣料品は減少し 飲食料品は増加した 衣料品が減少傾向にあるのは 販売形態の多様化により 購入先として衣料品専門店や通販 インターネットショッピングなどの選択肢

2. 個別部門の動向 : 家計部門 愛知県経済の現状と見通し 218/8 個人消費持ち直しの兆し 個人消費は 持ち直しの兆し 個人消費の動向を支出側からみると 6 月の消費支出 ( 勤労者世帯 名古屋市 ) は 前年比 3.3% と 2 か月ぶりに減少 ( 図表 1) 費目別にみると 授業料などの教

実体経済 物価 (1) 現状判断 関連統計の動き 生産 輸出 増加している 増加している 鉱工業生産は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は小幅ながら前月比減少した 業種別にみると 輸送機械は 自動車部品を中心に緩やかに増加している 電子部品 デバイス はん用 生産用機械 (

管内経済は、緩やかに回復している (平成18年7月分以降7か月連続)

道南金融経済概況30年11月(2018年11月6日公表分)

大阪経済の情勢(本文)

県内経済は 緩やかに持ち直している なお 足下では 自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 総括判断 前回 ( 7-9 月 ) 持ち直しつつある 今回 ( 1-12 月 ) 緩やかに持ち直している 前回比較 足下の動き自動車向けなどの受注の

₂ 県内景況 鉱工業生産指数 ( 徳島県 全国 ) (20 年 = 0 季節調整済指数 ) 徳島県 ( 月 ) 徳島県の 月 ( 速報値 ) の鉱工業生産指数は 1.3( 季節調整済 ) で前月比 4.% 低下 原指数は0.5で前年比 6.0% 低下となった 季節調整済指数の内訳を見る

2907金融経済概観

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統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

道南金融経済概況2018年9月(2018年9月7日公表分).docx

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1 概 況

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平成10年7月8日

三重県経済の現状と見通し0806.xls

2. 個別部門の動向 : 家計部門 愛知県経済の現状と見通し 218/12 個人消費持ち直し 個人消費は 持ち直し 個人消費の動向を支出側からみると 1 月の消費支出 ( 勤労者世帯 名古屋市 ) は 前年比 11.9% と 3 か月りの減少 ( 図表 1) 前年よりも日曜日が 1 日少なかったこと

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道南金融経済概況2018年10月(2018年10月1日公表分)

2. 個別部門の動向 : 家計部門 愛知県経済の現状と見通し 218/11 個人消費持ち直し 個人消費は 持ち直し 個人消費の動向を支出側からみると 9 月の消費支出 ( 勤労者世帯 名古屋市 ) は 前年比 +26.8% と 2 か月連続の増加 ( 図表 1) 被服及び履物 ( 同 2.8%) は

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概況2011年12月

2. 個別部門の動向 : 家計部門 愛知県経済の現状と見通し 218/5 個人消費持ち直しの兆し 個人消費は 持ち直しの兆し 個人消費の動向を支出側からみると 3 月の消費支出 ( 勤労者世帯 名古屋市 ) は 前年比 33.1% と 2 か月連続で減少 ( 図表 1) 費目別にみると 光熱 水道

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平成28年平均 山形市消費者物価指数

2. 個別部門の動向 : 家計部門 愛知県経済の現状と見通し 218/9 個人消費持ち直しの兆し 個人消費は 持ち直しの兆し 個人消費の動向を支出側からみると 7 月の消費支出 ( 勤労者世帯 名古屋市 ) は 前年比 5.4% と 2 か月連続で減少 ( 図表 1) 夏のボーナス増加を受けて自動車

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関西の景気動向 2016 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 総じてみれば足踏み状態が続いている 鉱工業生産は横ばい程度の推移にとどま

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Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

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企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 9 月調査 ) 2008 年 10 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら

②H2904 県内の雇用情勢(完成1)

Transcription:

trends 経済動向 地方経済天気図 9 月 全国地方銀行協会 持ち直しの動きが広がる 天気マーク 晴 晴一部曇 曇 曇一部雨 雨 北海道 個人消費 設備投資は持ち直し 輸出はやや弱含み 東北 甲信越 生産活動は上向き 住宅建築は足許減少ないし弱含み 北陸 個人消費は緩やかな持ち直し 生産活動はやや弱含み 東海 設備投資は持ち直しの動き 生産活動は回復に向けた動き 近畿 九州 輸出 生産活動は回復に向けた動きないし持ち直し 住宅建築は足許減少ないしやや弱含み 中国 設備投資 生産活動は持ち直し 輸出は足許減少 関東 個人消費 輸出は持ち直し 公共工事は足許減少 四国 個人消費 設備投資は持ち直し 輸出は足許減少 沖縄 個人消費は好調を持続 台風により観光は好調な動きが一服 12 やまぐち経済月報 2018.10

山口県内経済の動き 県内景気は緩やかに回復している 現状 生産活動は 西日本豪雨の影響で 輸送機械の生産水準が大幅に低下し 全体でも大きく落ち込んだものの 足元では堅調に推移している また 設備投資が活発な状況にあ る 個人消費は 乗用車新車販売台数等が前年を上回るなど 総じて底堅く推移しており 県内景気は緩やかな回復が続いている 先行き 県内景気は緩やかに回復するとみられるが 米国の貿易政策及び金融政策の動向などが懸念材料となっている 注目点 1 米国の貿易政策及び金融政策の行方 2 人手不足が企業経営に及ぼす影響 3 西日本豪雨の影響 景況判断 方向 コメント 生産活動 設備投資 西日本豪雨の影響で輸送機械の生産水準が大幅に低下し 全体の生産指数は前月比で 1 割超低下 (7 月 ) 但し 足元では堅調に推移 度の投資計画額は 3 年連続のプラス ( 当研究所が今年 に実施した 企業経営 設備投資動向調査 による ) 輸 出 防府港の自動車等が増加した一方 下関港の半導体等製造装置等が減少し 全体でも 2 ヶ月連続のマイナス ( ) 個人消費 公共工事 住宅建築 百貨店 スーパー販売額 乗用車新車販売台数 ドラッグストア販売額等がプラス ( ) 公共工事請負金額は 国 県 市町からの発注がいずれも減少し 全体でも 5 ヶ月ぶりのマイナス ( ) 持家 貸家が減少した一方 分譲マンションの着工が増加し 全体でも 3 ヶ月連続のプラス ( ) 雇用情勢有効求人倍率が 27 年ぶりの高水準で推移 ( ) 倒産件数が 2 ヶ月連続のプラス 負債総額が 3 ヶ月ぶりのプラス ( ) 観光猛暑の影響等から主要観光施設の利用者 宿泊者数は低迷 ( ) * 景況判断 は 現在の水準を 5 段階の天気マーク ( 晴 晴一部曇 曇 曇一部雨 雨 ) で表示 方向 は 前月からの基調としての変化方向 ( 好転 不変 悪化 ) 好転 悪化における実線の矢印は 天気マークの変化を伴うもの 点線は天気マークが変化しないもの やまぐち経済月報 2018.10 13

9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 企業部trends < 主要経済指標の動き >( 前年同月との比較 ) 2017 年 通関実績 ( 輸出 ) 鉱工業生産指数 門公共工事請負金額 所定外労働時間 ( 製造業 ) 家百貨店 スーパー販売額 計部乗用車新車販売台数 門新設住宅着工戸数 その他 有効求人倍率 企業倒産件数 - - 〇 : 好転 : 悪化 -: 横ばい * 鉱工業生産指数は原指数 所定外労働時間は事業所規模 5 人以上 百貨店 スーパー販売額は全店舗 乗用車新車販売台数は軽乗用車含む 有効求人倍率は原数値 1 貿易 輸出額は 2 ヶ月連続のマイナス 輸出額 ( : 8.8%) は 2 ヶ月連続のマイナス 下関港の韓国 中国向け半導体等製造装置が大幅なマイナス 一方 徳山港の英国向け鉄道用車両 防府港の米国 西欧向けを中心とする自動車等が増加 一方 輸入額 ( : 同 +34.7%) は 5 ヶ月連続のプラス 宇部港の原油 粗油 徳山港の揮発油等が増加 なお 貿易バランス ( 輸出額 - 輸入額 )( :+ 292 億円 ) は 53 ヶ月連続の出超 通関貿易額 ( 輸出 輸入額 ) の推移 通関貿易額 ( ) ( 単位 : 億円 %) 輸出額 輸入額 下 関 459 35.5 192 11.3 宇 部 93 +13.0 437 +52.9 徳 山 402 +2.6 426 +48.2 防 府 439 +13.2 67 +5.2 岩 国 155 +24.9 134 +66.1 合 計 1,551 8.8 1,258 +34.7 ( 資料 ) 財務省 14 やまぐち経済月報 2018.10

2 生産 西日本豪雨の影響で鉱工業生産指数が大幅に低下 鉱工業生産指数 ( 季節調整値 )(7 月 : 前月比 12.6%) は 3 ヶ月ぶりの前月比マイナス 西日本豪雨の影響で自動車の生産が落ち込んだ輸送機械の低下が大きく寄与 出荷指数 ( 同 )(7 月 : 同 12.0%) は 5 ヶ月ぶりの前月比マイナス 在庫指数 ( 同 )(7 月 : 同 0.5%) はほぼ横這いで推移 鉱工業指数の推移 鉱工業指数 ( 7 月 1-7 月平均 ) ( 単位 : 指数 %) 7 月 1-7 月 生産 出荷 在庫 山口県 91.6 3.9 97.2 +1.7 全国 102.3 +2.2 103.0 +2.1 山口県 87.8 6.7 92.8 0.3 全国 99.8 +1.2 101.0 +1.7 山口県 108.6 +9.2 109.8 +6.7 全国 111.2 +2.8 111.7 +2.3 ( 資料 ) 山口県総合企画部統計分析課 経済産業省 * 指数は季節調整値 は原数値 (2010 年 = 100) 業種別に指数 ( 季節調整値 2010 年 =100) の推移をみると 西日本豪雨の影響で自動車の生産が一時休止した影響で 輸送機械の指数が前月比で 3 割超低下 但し 足元の自動車の生産は SUV や新型乗用車が好調に推移 また 化学の指数が 2 ヶ月連続で低下 医薬品等の生産水準が低下 その他 一部企業の定期修理の影響もあって 鉄鋼 石油製品の指数が前月比で 1 割近く低下 一方 窯業 土石の指数は 110 を上回る水準に上昇 鉱工業生産指数の推移 ( 業種別 ) 鉱工業生産指数 ( 業種別 : 7 月 1-7 月平均 ) ( 単位 : 指数 %) 7 月 1-7 月 鉄鋼 88.2 15.1 99.9 2.5 輸送機械 73.0 22.8 91.7 +6.8 窯業 土石 110.6 +5.5 109.6 +1.1 化学 98.3 +4.0 98.7 +1.3 石油製品 78.8 4.3 78.1 9.5 ( 資料 ) 山口県総合企画部統計分析課 * 指数は季節調整値 は原数値 (2010 年 = 100) やまぐち経済月報 2018.10 15

trends 3 消費 百貨店 スーパー販売額等がプラス 百貨店 スーパー販売額 ( : +0.2%) は 5 ヶ月ぶりのプラス 飲料等の夏物商品の販売が好調だったスーパーがプラス 商品別にみると 衣料品 ( 同 4.8%) が 9 ヶ月連続のマイナス 猛暑や台風の影響で来店客数が減少したことから百貨店等で販売が不振 その他 家庭用品 ( 同 8.9%) 身の回り品 ( 同 1.6%) もマイナス 一方 猛暑で夏物商品が好調だったほか 相場高となった野菜の売上が増加し 飲食料品 ( 同 + 2.4%) が 2 ヶ月連続のプラス 百貨店 スーパー販売額の推移 百貨店 スーパー販売額 ( 1-累計 ) ( 単位 : 億円 %) 1- 衣 料 品 14 4.8 134 5.6 身の回り品 5 1.6 36 4.3 飲食料品 99 +2.4 728 +0.0 家庭用品 3 8.9 27 8.7 そ の 他 15 6.0 117 3.1 合 計 136 +0.2 1,042 1.5 ( 資料 ) 中国経済産業局 * 全店舗 乗用車新車販売台数 ( 軽乗用車含む )( : +1.6%) は 2 ヶ月連続のプラス 小型車 ( 同 2.6%) 軽乗用車 ( 同 0.3%) が前年割れとなった一方 普通車 ( 同 +9.5%) がプラス 猛暑で夏物商品が好調で ドラッグストア販売額 ( : 同 +1.5%) コンビニエンスストア販売額 ( : 同 +1.4%) がプラス 一方 ホームセンター販売額 ( : 同 4.1%) 家電量販店販売額 ( : 同 4.9%) がマイナス 乗用車新車販売台数 ( 1-累計 ) ( 単位 : 百台 %) 乗用車新車販売台数の推移 1- 普通車 13 +9.5 120 1.3 乗用車 小型車 13 2.6 129 7.1 軽乗用車 18 0.3 181 +3.0 合計 44 +1.6 430 1.4 ( 資料 ) 日本自動車販売協会連合会 全国軽自動車協会連合会 専門量販店等販売額 ( 1-累計 ) ( 単位 : 億円 %) 1- 家電量販店 31 4.9 255 +0.2 ホームセンター 29 4.1 233 2.9 ドラッグストア 64 +1.5 488 +2.9 コンビニエンスストア 111 +1.4 800 +0.7 ( 資料 ) 経済産業省 16 やまぐち経済月報 2018.10

4 建 設 公共工事が前年割れとなった一方 住宅建築がプラス 公共工事請負金額 ( : 26.6%) は 5 ヶ月ぶりのマイナス 発注者別では 国 ( 同 48.1%) 県 ( 同 19.5%) 市町 ( 同 36.7%) からの発注がいずれも前年割れ 請負総額 2 億円以上の大型工事は 件数が 6 件 ( 同 6 件 ) 対象額が約 16 億円 ( 同 32 億円 ) で 67.1% 減少 公共工事請負金額の推移 公共工事請負金額 ( 18 年度累計 ) ( 単位 : 億円 %) 2018 年度 国 15 48.1 180 +1.7 独立行政法人等 9 3.3 倍 126 +0.5 県 49 19.5 228 +3.9 市町 36 36.7 431 +25.1 その他の公共的団体 1 2.2 倍 9 36.6 合計 111 26.6 973 +10.6 ( 資料 ) 西日本建設業保証 *度は 18 年 4~ 新設住宅着工戸数 ( : +10.9%) は 3 ヶ月連続のプラス 利用関係別では 持家 ( 同 18.9%) 貸家 ( 同 13.4%) が前年割れとなった一方 マンションの着工の集中した分譲 ( 同 2.6 倍 ) が大幅なプラス 都市別にみると マンションの着工があった山口市 ( +91.8%) や貸家の着工が大幅に増加した下関市 ( 同 + 80.3%) 等がプラス 新設住宅着工戸数の推移 新設住宅着工戸数 ( 1-累計 ) ( 単位 : 戸 %) 1- 持家 257 18.9 2,250 2.0 貸家 201 13.4 1,829 +2.1 給与 3 +50.0 94 7.8 倍 分譲 262 2.6 倍 1,092 +45.2 マンション 210 5.8 倍 516 +60.7 合計 723 +10.9 5,265 +8.5 ( 資料 ) 国土交通省 * 給与は社宅や官舎等 やまぐち経済月報 2018.10 17

trends 5 雇用 有効求人倍率が 27 年ぶりの高水準で推移 有効求人倍率 ( : 前月比 + 0.04 ポイント 季節調整値 ) は 1.59 倍と 2 ヶ月ぶりに前月を上回り 27 年ぶりの高水準 新規求人数 ( : +8.1% パートを含む原数値 ) は 2 ヶ月連続のプラス 医療 福祉や建設業等が増加 職安別の有効求人倍率 ( パートを含む原数値 ) をみると 山口が 1.77 倍で最も高く 介護サービス等で求人が増加 一方 柳井が 1.35 倍で最も低い水準 有効求人倍率 ( 有効求人数 有効求職者数 ) の推移 有効求人倍率 ( ) ( 単位 : 倍 ポイント ) 山口 1.77 +0.19 徳山 1.42 0.19 下関 1.62 +0.01 下松 1.52 +0.35 宇部 1.71 +0.25 岩国 1.54 +0.03 防府 1.53 +0.20 柳井 1.35 ±0.00 萩 1.71 +0.18 全県 1.59 +0.11 ( 資料 ) 厚生労働省山口労働局 * 数値及びは原数値 ( 全県の数値は季節調整値 ) 実質賃金 (7 月 : 3.5% 全業種 事業所規模 5 人以上 ) は 15 ヶ月連続のマイナス ( 名目賃金 : 同 2.4%) 所定外労働時間 (7 月 : 同 1.0% 同上 ) は 製造業等で増加した一方 卸売業 小売業等で減少し 全体では 3 ヶ月連続のマイナス 常用雇用 (7 月 : 同 0.9% 同上 ) は 医療 福祉等で減少し 全体でも 2 ヶ月連続のマイナス 実質賃金 所定外労働時間 常用雇用指数の推移 ( ) 実質 ( 名目 ) 賃金 所定外労働時間 常用雇用指数 ( 7 月 18 年 1-7 月平均 ) ( 単位 : 指数 %) 7 月 1-7 月 名目賃金 97.2 2.4 96.5 2.9 実質賃金 95.8 3.5 95.2 4.1 所定外労働時間 92.9 1.0 97.5 1.2 常用雇用 103.3 0.9 103.1 +0.1 ( 資料 ) 山口県総合企画部統計分析課 * 全業種 事業所規模 5 人以上名目 実質賃金はきまって支給する給与 18 やまぐち経済月報 2018.10

6 倒産 負債総額が 3 ヶ月ぶりのプラス 企業倒産 ( ) は 件数が 11 件 ( 前月比 +5 件 +5 件 ) で 2 ヶ月連続のプラス 負債総額が 4 億 5 千万円 ( 前月比 +1 億 8 千万円 +3 億 3 千万円 ) で 3 ヶ月ぶりのプラス 業種は 建設業が 5 件 サービス業が 4 件 卸売業 小売業が各 1 件 主因は販売不振が 10 件 経営者の病気 死亡が 1 件 代位弁済 ( ) は 件数 ( 2.0 倍 ) 金額 ( 同 3.0 倍 ) がいずれもプラス 企業倒産件数 負債総額の推移 企業倒産件数 負債総額 ( 1-累計 ) ( 単位 : 件 億円 %) 1- 件数 11 +83.3 56 +51.4 負債総額 5 3.8 倍 31 1.0 ( 資料 ) 帝国データバンク 代位弁済件数 金額 ( 18 年度累計 ) ( 単位 : 件 億円 %) 2018 年度 件数 32 2.0 倍 136 +34.7 金額 4 3.0 倍 14 +77.8 ( 資料 ) 山口県信用保証協会 * 度は 18 年 4 ~ 7 物価 生鮮食品を除く総合指数は 20 ヶ月連続のプラス 消費者物価指数 ( 生鮮食品除く )( : +0.9%) は 20 ヶ月連続のプラス 費目別では 電気代 ガス代等の値上がりした 光熱 水道 ( 同 + 4.0%) 自動車等関係費 ( ガソリンほか ) 等の値上がりした 交通 通信 ( 同 +1.7%) が上昇を続けるなど 10 費目中 6 費目がプラス 消費者物価指数 ( 山口市 ) の推移 消費者物価指数 ( 1-平均 ) ( 単位 : 指数 %) 1- 食料 104.0 +2.1 103.1 +1.4 光熱 水道 103.3 +4.0 101.9 +4.1 被服及び履物 101.8 +2.3 102.5 +1.1 交通 通信 100.4 +1.7 99.7 +1.7 教養娯楽 102.7 +1.7 100.9 +0.8 生鮮食品除く総合 101.6 +0.9 101.1 +0.9 ( 資料 ) 総務省 * 2015 年 =100 やまぐち経済月報 2018.10 19

trends 8 観光 猛暑の影響等から主要観光施設の利用者 宿泊者数は低迷 主要観光施設利用者 宿泊者数 ( ) をみると 猛暑の影響に加えて 昨年よりも休日が 1 日少なかったこともあって 海響館の入館者数 ( 5.4%) 錦帯橋の渡橋者数 ( 同 27.8%) 秋芳洞の入洞者数 ( 同 4.1%) 松陰神社の入込客数 ( 同 8.1%) がいずれもマイナス また 温泉地の宿泊者数をみると 湯田温泉の宿泊者数 ( 同 6.8%) は 前年に実施された音楽イベントが 7 月に前倒しで実施されたこと等から県外客が減少 湯本温泉の宿泊者数 ( 同 6.8%) も 2 ヶ月連続のマイナス 観光施設利用者数 ( 1-累計 ) ( 単位 : 人 %) 1- 海響館 112,996 5.4 439,179 4.8 錦帯橋 53,206 27.8 392,430 14.2 秋芳洞 88,518 4.1 326,259 5.8 旅館の宿泊者数 ( 1-累計 ) ( 単位 : 人 %) 1- 湯田温泉 46,407 6.8 289,060 +1.1 湯本温泉 20,404 6.8 130,339 7.2 ( 資料 ) 山口県総合企画部統計分析課 * 温泉旅館組合加盟旅館の宿泊者数 ( 修学旅行生を含む ) 松陰神社 43,565 8.1 296,410 6.7 ( 資料 ) 山口県総合企画部統計分析課 萩市商工観光部観光課 トピックス 宿泊者数 ( 速報値 ) は昨年 7 月から 13 ヶ月連続のマイナス 国土交通省 ( 観光庁 ) の宿泊旅行統計調査によると 山口県における今年 7 月の延べ宿泊者数 ( 速報値ベース ) は 約 30 万 4 千人で 14.4% 減少 ( 全国 : 3.0%) と 13 ヶ月連続のマイナス 西日本豪雨の影響で宿泊キャンセルが相次いだこともあってマイナス幅を大きく拡大 一方 同月の外国人の延べ宿泊者数は 約 9 千人で同 14.7% 増加 ( 全国 :+14.4%) と 2 ヶ月連続のプラス 山口県内宿泊施設の延べ宿泊者数の推移 延べ宿泊者数 ( 7 月 1-7 月累計 ) ( 単位 : 人 %) 7 月 1-7 月 延べ宿泊者数 304,480 14.4 2,229,380 9.1 うち外国人 8,670 +14.7 62,250 6.7 ( 資料 ) 国土交通省 * 7 月の宿泊施設数は合計 452 20 やまぐち経済月報 2018.10