. 現状把握 調査期間 平成 6 年 7 月 日 ~8 月 日 調査対象 -6 病棟看護師 9 名 (QC メンバー 4 名を除く ) 調査内容 ) 病棟看護師に S に対する知識 理解度についてアンケート調査する ) 病棟の整理 整頓の現状を調査する 調査方法及び分析方法 ) 病棟看護師に対し S

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パソコンカートの整理整頓が出来る ~ パソコンカートから使用済み物品をなくそう ~ さかいたかこ 福井赤十字病院 -6 病棟坂井昂子. テーマの選定当病棟は 循環器科 消化器科の混合病棟であり クルニカルパス使用 緊急入院患者の入退院が多い そのため 看護師の業務は多忙となり 物品の出し入れや後片付けが煩雑になりやすい 以前の患者満足度調査や患者からの声で パソコンカートの使い方が汚いと指摘されていた また 平成 6 年度の看護部の戦略目標として 安全な看護 業務の効率 が掲げられている そこで今回私たちは S 活動を通して パソコンカートの整理整頓を徹底することで 感染防止 業務の効率化が図れると考え このテーマを選定した テーマの選定表 : 点 : 点 : 点 テーマの選定 重要性 緊急性 現実性 取り組み易さ 得点 看護師の時間外業務が多い 9 パソコンカートの整理整頓が出来ていない 時間外の指示受けが多い 7 検査 治療が多く搬送の出し入れが多い 8. 活動計画計画 : 実施 : 会合 : 月 6 月 7 月 8 月 9 月 月 月 月 月担当. テーマの選定 前田. 現状把握 6 田本. 要因の解析 4 佐藤 4. 対策立案と実施 6 坂井. 効果の確認 4 前田 6. 標準化 4 田本 7. 反省と今後の計画 4 佐藤 8. 発表の準備 坂井 テーマ表 テーマ パソコンカートの整理整頓が出来る サークル名 カートお片付けし隊 取り組み内容 品質 安全 能率 4コスト モラル 6CS 部署 -6 病棟 アドバイザー 西川順子 リーダー 前田照美 メンバー 田本聡子佐藤真衣坂井昂子 H6..6 作成者 T.M

. 現状把握 調査期間 平成 6 年 7 月 日 ~8 月 日 調査対象 -6 病棟看護師 9 名 (QC メンバー 4 名を除く ) 調査内容 ) 病棟看護師に S に対する知識 理解度についてアンケート調査する ) 病棟の整理 整頓の現状を調査する 調査方法及び分析方法 ) 病棟看護師に対し S の 整理 整頓 清掃 4 清潔 しつけについて 独自に作成したアンケートを実施し グラフ化した 尚 アンケート内容は 個人 と 病棟全体 に分けて 同様の内容を調査した 回答は 4 段階評定 (: 全くあてはまらない : ややあてはまらない : ややあてはまる 4: 全くあてはまる ) として 点数化し平均値を算出した ( 図 ) ) パソコンカートの使用状況を QC メンバーが 週間毎日定時に定点観察を実施し パソコンカートの 段目に置かれた不適切だと考える物品の個数を種類別にカウントした ( 図 4) 調査結果 図 :S の内容を知っているか図 :S を意識して仕事をしているか S の内容を知っているか 人 (%) S を意識して仕事をしているか 4 人 (%) 人 (74%) 項目 ~4 項目 項目 人 (%) 4 人 (48%) はい いいえ 図 : 看護師のカート取り扱いに関する意識調査 カート取り扱いに関する意識調査 N:9 4 ( 点 )..48.7.7.4.9.89.8.74.6.7.67.7.6..78.. 病棟個人 図 4: パソコンカート 段目の違反件数 ( 件 ) 9 7 8 カート 段目の違反件数 N: 9 94 9 96 97 98 99 9 87 84 78 7 6 4 9 8 6 4 ご陰使点使使使使食使使薬使使汚血点ラ使使 み洗用滴用用用用札用用カ用用染糖滴ク用用 袋ボ済ト済済済済トみレみみみみル点イオタ C 弾 済済レ済済シ測チツ済済みみンみみー定ェ浣みみア薬ダ酸経ツ器ッ腸針ヘ 滴 ムオ S 性 イ杯ー素管 クセ パ ツルセ包ッ帯ト スノン コ食ル一ベ式ン 表ット ロック % 9% 8% 7% 6% % 4% % % % % ) 図 より アンケートの結果 S の内容を全て回答出来ている看護師は 名 (74%) であった 図 より S を意識して仕事をしている看護師は 4 名 (48%) と半数以下であった 図 より 個人 は平均. 以上.7 であったが 病棟全体 は平均.48 以上.78 であり 病棟全体の S 活動が出来ていないという結果であった パソコンカートの 段目の不潔物品の後片付けが出来ているかという設問に注目すると 個人 も 病棟全体 も一番低い結果であった ) 図 4 より パソコンカートの使用状況として パソコンカートの 段目に本来は不潔な物品を置くことになっているが 現状は食札や血糖測定器など清潔なものまで置かれており 何人もの患者の使用済みの点滴やオムツ 衣類などを積み上げて乗せて 清潔なものと不潔なものが混在していた

4. 目標設定 何を いつまでに どのように パソコンカートの 段目に置かれる違反件数 ( 使用済み物品 ) を 平成 6 年 月末までに 6% 以下 (7 件 ) にする 根拠 : 調査結果より パソコンカートの 段目には清潔 不潔な物品が混在しており 違反件数の中で使用済み物品が置かれていた割合が全体の 9.7% であった パソコンカートの扱い方が徹底されれば この 9.7% ( 約 94%) をなくすことが出来ると考え この目標値に設定した H6.8. 作成者 S.T. 要因の解析 6. 主要因の検証 主要因検証結果結果採否 S に関する意識が低い -6 病棟看護師に S に対する意識調査とは別に設問したアンケート調査を実施 ( 複数回答あり ) 何故 S を意識して仕事が出来ないかという内容でアンケートを実施したところ 忙しい 6% 時間がなく後片付けが後回しになる 6% 汚くても気にならない 8% という項目が上位を占めていた アンケート調査結果 ( 病棟看護師 9 名 ) 忙しい後回しになる汚くても気にならない物が多い S の意味が曖昧で理解出来ない片付ける場所が少ない 人 人 人 人 人 9 8 7 採用 清潔 不潔の区別が出来ない 写真撮影で調査 -6 病棟看護師にアンケート調査を実施 パソコンカートの 段目には 清潔 不潔物品が混在して積み重ねて乗せ込んでおり 後片付けがされていなかった アンケート結果より パソコンカートの 段目に使用済みの物品を置いたままラウンドしている看護師は 9% だった 採用 H6.8.8 作成者 M.S

7. 対策 立案効 パソコンカ トの 段目に使用済み物品を乗せないために 第 段階第 段階第 段階 清潔 不潔の区別が できるようになる カートが常に整理整 頓できた状態にする 看護師個人の 意識づけを行う 収納場所から カートまでの 動線を短くする カートの使い方 の定義づけを 行う カートを 安全 清潔に 保つ 勉強会を開催する S の標語を提示する 使用済み入れ BOX の 配置を変える 不要な物を処分して 収納環境を整える 病棟内の S の定期点検 カート使用についての マニュアル作成 カート使用状況の 定期点検 カートにスキットクロ ス セーフティ BOX を設 置して毎日清掃する 使用したものは患者毎 に片付ける S: 整理 整頓 清掃 果 実現性 取組易さ 点 数 判 定 対 策 8 4 8 7 7 8 6 7 9 9 7 8 9 9 評価基準 : : 点 : 点 : 点 8. 対策実施 対策何をなぜ誰がいつどこでどうする カートの使い方を 統一するために QC メンハ ーが 9 月中に病棟で カートの使い方をマニュアル化して看護師に周知する カートの清潔を 維持するために QC メンハ ーが 9 月中に病棟で カート毎にスキットクロスを設置して 使用前後に清拭するように呼びかける 使用済みのもので 看護師が感染しないように QC メンハ ーが 月中に病棟で 使用した物品は 患者毎にその都度片付けるように呼びかける 4 S の内容を 理解し実践できるために QC メンハ ーが 9 月中に病棟で 勉強会を開催して 看護師の意識向上につなげる S を 意識して仕事できるように QC メンハ ーが 9 月中に病棟で 標語内容を考えて パソコンに標語シールを貼付し 看護師に周知する 6 不要な物品を処分できるように QC メンハ ーが 月中に病棟で 7 使用済み ( オムツ CS セット類 ) 入れ BOX までの 動線を短くするために 看護助手が 月中に病棟で 8 カートを清潔に扱えるように QC メンハ ーが 月中に病棟で 9 病棟内の収納場所を S の状態で維持できるように 病棟内の環境を整えてスペースを確保する 日中のみ西側廊下の中央部に使用済み入れ BOX を置く 看護師のカート使用状況について点検表を用いて点検する QC メンハ ーが 月中に病棟で掃除チェック表を用いてチェックする H6.9. 作成者 T S 9. 効果の確認 調査期間 平成 6 年 月 日 ~ 月 日 調査対象 -6 病棟看護師 名 (QC メンバー 4 名を除く ) 調査方法 前回と同様に 独自に作成した S に関連したアンケートを実施 パソコンカートの使用状況を QC メンバーが 週間毎日定時に定点観察を行った

調査結果 図 ( )S の内容を知っているか S の内容を知っているか ( 前 ) S の内容を知ってるか ( 後 ) 4 人 (%) 人 (%) 人 (74%) 項目 ~4 項目 項目 人 (6%) 9 人 (94%) 項目 ~4 項目 項目 図 ( )S を意識して仕事をしているか S に対する意識が高まった!! S を意識して仕事をしているか ( 前 ) S を意識して仕事をしているか ( 後 ) 人 (%) 4 人 (48%) はい いいえ 人 % はい いいえ 図 ( ) 看護師のカート取り扱いに関する意識調査 ( 点 ) 4..6 N: 前 9 後.84.68.6..4.9..6.7.9.4.7.89.8.67.7 カート取り扱いに関する意識調査 ( 個人 ) カート取り扱いに関する意識調査 ( 病棟 ) ( 点 ) 4.48.96...74.6.74.7..4.4.6..78 N: 前 9 後.6.6.. 図 4( ): パソコンカート 段目の違反件数 前 後 前 後 有形効果として 看護師の意識が上がった! ( 件 ) カート 段目の違反件数 ( 対策前 ) 9 7 8 84 87 99 94 9 96 97 98 99 78 6 7 4 N: 9 8 6 4 ご陰使点使使使使食使使薬使使汚血点ラ使使 み洗用滴用用用用札用用カ用用染糖滴ク用用 袋ボ済ト済済済済トみレみみみみル点イオタ C 弾 済済レ済済シ測チツ済済みみンみみー定ェ浣みみア薬ダ酸経ツ器ッ腸針ヘ 滴 ムオ S 性 イ杯ー素管 クセ パ ツルセ包ッ帯ト スノン コ食ル一ベ式ン 表ット ロック % 9% 8% 7% 6% % 4% % % % % ( 件 ) カート 段目の違反件数 ( 対策後 ) 目標達成! N: 違反件数 件 (9.7 4.%) 段目に置かれる物が少なくなった! 使点汚使ラご陰使使使使使食使薬使使使血点 用滴染用クみ洗用用用用用札用カ用用用糖滴 済ト済ツ袋ボ済済済済済済レ済済済測チみレシーみ浣トみみみみみみンみみみ定ェ ヘイツ針腸 ル点オタ C 弾 アダ薬酸経器ッ パ セ 滴ムオ S 性 イー杯素管 ク ロック ット ツルセ包ッ帯ト スノン コ食ル一ベ式ン 表

有形効果 パソコンカートの 段目の違反件数が 件から 件に減少した ( 図 4) パソコンカートの使用基準をマニュアル化し 看護師に働きかけたことで習慣化されるようになった 定点観察の中でも 調査前に多かった 項目について下記のような結果になった 使用済みの CS セットの衣類入れやオムツ BOX を新たに設置しなくても その都度患者 病室ごとに片付けることが出来ている カート取り扱いに関する意識調査でも 個人 病棟全体ともにポイントが上昇し ( 図 ) 病棟看護師の S に対する意識が高まった ( 図 と図 ) ごみ ごみ袋 件 件 陰洗ボトル 件 件 使用済み点滴 7 件 件 無形効 今回の QC 活動を通して メンバーのスキルアップと成長を高めることが出来た ( 図 ) その都度 使用した物品を片付けるようになったため 看護師や医師などからパソコンカートの使い方が綺麗になったと言われるようになった 図 : チームの成長度 問題意識 4 QC 手法 4 4. 4.... 4積極性 果 チームワーク 改善力 改善前 改善後 波及効果 パソコンカートだけでなく 病棟全体の整理整頓 不要物品の廃棄を行うことが出来た ( クリニカルパス用紙や説明用紙の引き出し棚 点滴在庫棚 オムツ置きなどの器材庫 ) アンプルピッカーの動線がすっきりしたと言われるようになった スキットクロスをパソコンカートに設置し持ち歩くようになったこと 業務内容の見直しがあったことで ベッドサイドの環境整備を毎日実施出来るようになった また 処置前後などもその都度使用し 感染管理の意識も高まった H6.. 作成者 T.M. 標準化と管理の定着 標準化 管理 教育 何をなぜ誰がいつどこでどうする パソコンカートの使い方を使用済み物品を パソコンカートの整理整頓を正しいパソコンカートの使用が S についての意識をパソコンカートの使い方を 統一するために QC メンバーが 9 月に 病棟内で パソコンカート使用基準のマニュアルを作成した パソコンカートに 看護師各自が 患者 病棟内で 使用済み物品を その都度 置かないように ラウンド 後片付けするように徹底した するために 毎に 維持するために 看護師各自が 各勤務帯 病棟内で パソコンカートの物品点検 終了時に 補充を行う 継続できるように 師長 係長が 毎年 4 月 病棟内で 担当者を指名し S 活動を継 に 続できるように管理する 高めるために 勤務異動者の教 勤務異動 病棟内で S についての資料を用い 育係が 時に て指導する 周知徹底するために 勤務異動者の教育係が 勤務異動時に 病棟内で パソコンカートの使い方マニュアルについて説明する H6.. 作成者 S.T

. 反省 ステップ 良かった点 反省点 テーマの選定 理由 今年度の看護部の戦略目標である 安全な看護 業務の効率化 に沿った取り組みが出来た また パソコンカートの使い方を S 活動を通して意識化 実践させる取り組みが出来たことで 以前より問題であった病棟内の整理整頓にも繋げることが出来た 当初は 病棟全体の整理整頓という大きなテーマで取り組もうと考えていたため パソコンカートに焦点を絞るまでに期間を要した 現状把握 目標設定 要因解析 対策立案と実施 効果の確認 標準化と管理の定着 パソコンカートの使用状況を定点観察することで 現状 ( 悪さ加減 ) を把握し数字化することが出来た また 細かい内容で個人にアンケートすることで 個人の S の理解度 意識の薄さを改めて知ることが出来た QC メンバー全員で幾度となく話し合うことで 統一した理解を深めることが出来た パソコンカートのマニュアル化と S の浸透を病棟看護師に積極的に働きかけ 実践に繋げる事が出来た 朝のミーティングや業務カンファレンスなどで 毎日 看護師へ S について働きかけたため 期待される効果が得られた また 病棟各所の整理整頓のなかで 収納棚の置き位置変換 不要物品の見直しや破棄することで 病棟内の空きスペースが広がり 業務の効率化につながった パソコンカートの使い方と標準化が出来たことで 看護師に浸透し実践出来ている アンケートを自作したため 内容構成に期間を要し また 目標設定がなかなか決まらなかった 患者へのアンケート ( 名 ) を実施しているが 参考となるデータは得られなかった 主要因の抽出とフィッシュボーン図を作成するのに時間を要した 前段階までに期間を要してしまい 実施期間が短くなってしまった アンケート内容からのデータ抽出が不十分であるため もっと吟味して抽出すると違った見解も得られた可能性がある パソコンカートの物品の後片付けや補充が十分に出来ていなかったため 引き続き働きかける必要がある 日勤帯では正しいパソコンカートの使い方が維持出来ているが 夜勤帯では維持できていないため 今後の課題となった H6..7 作成者 M.S. まとめ今回私たちは S 活動を通して パソコンカートの 段目から使用済み物品をなくすことを目標に QC 活動を行い パソコンカートの使い方を標準化することが出来た QC 活動に取り組むことが初めてであった 4 人のメンバーが 意見を出し合うことでチームワークもとれ QC 手法等の習得に繋がり メンバー 人 人が成長することが出来た 更に活動を行う中で パソコンカートだけでなく 病棟内の整理整頓に努めることで 以前に比べると病棟看護師の S に対する意識が定着してきた 今回の活動は 日勤帯に着目して行っていたため 今後は夜勤帯も同様に正しくパソコンカートを使用できるように活動を継続していき 病棟全体で取り組めるように努めていきたい