外来緊急 CT の待ち時間を改善しよう施設名 : 武蔵野赤十字病院部署名 : 放射線科発表者名 : 向山久美子 Ⅰ. はじめに当院のCT 検査の予約枠には限りがある予約枠に入らない時には緊急 CTとして当日オーダーを入力するシステムとなっているしかし緊急 CTのオーダーには緊急を要するも

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あきおはしかわ
5 years ago
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1 外来緊急 CT の待ち時間を改善しよう施設名 : 武蔵野赤十字病院部署名 : 放射線科発表者名 : 向山久美子 Ⅰ. はじめに当院のCT 検査の予約枠には限りがある予約枠に入らない時には緊急 CTとして当日オーダーを入力するシステムとなっているしかし緊急 CTのオーダーには緊急を要するものから撮影後帰宅のものまでありまた待ち時間が明確化されていないため患者様は日待つこともしばしばあるそこで今回緊急 CTの待ち時間を短縮することで患者サービスの向上に向け活動することとした Ⅱ. テーマの選定 NO 問題点 ( 悩み ) 評価評価点重要緊急経済共有実現解決整合合計造影 CTの同意書の運用方法が統一されていない 4 緊急 CTの撮りっぱなしの患者がまだかと怒っている 4 内視鏡の業務量とスタッフの人数が見合っていない 4 患者様が受付票番号票 IDの準備に時間がかかる 9 CT 検査の前処置内容がカルテに記入されていない 6.カテ室前のホールで患者とゴミが同居している Ⅲ. 活動計画計画実施実施項目担当者 H/ H/6 H/7 H/8 H/9 H/0 テーマの選定活動計画の作成現状把握目標設定要因解析対策立案対策実施効果の確認標準化と管理の定着 Ⅲ. 現状把握 A) 緊急 CT 待ち時間に対する医療者側の意識調査期間 : 平成年 6 月 6 日 ~6 月日対象 : 人 / 人中人 / 人中事務職 7 人 /7 人中方法 : アンケート事務職員アンケート回収率回収 00% アンケート回収率 B) 緊急 CT 待ち時間に対する患者側の意識調査回収 00% 期間 : 平成年 6 月 0 日 ~6 月 4 日対象 : 患者 8 人方法 : アンケートアンケート回収率未回収 4% 回収 C) 待ち時間調査期間 : 平成年 6 月 0 日対象 : 患者 8 人活動の概要 () 施設名 ( 武蔵野赤十字病院 () テーマの種別診断治療安全患者サービス / 満足度向上 4 無駄削減能率業務環境質管理システム 6その他. 緊急 CT 撮影後診察処置などがある場合の患者は依頼を受けた時点より時 () 目標 ( 指標と目標値を含む ) 間以内撮影後帰宅患者は時間以内にCT 検査ができるようにする (4) 活動前後の指標の変化 () 活動の種類実施前 ( 平均待ち時間 0 分 ) 実施後 ( 撮影後診察処置がある場合平均分撮影後帰宅の場合平均 78 分 ) * 単位も記載のこと職場単位のグループ活動複数の職場が連携したグループ活動テーマに合せて召集されたチームプロジェクト 4その他 (6) チームの名称プロテクター s (7) 実施期間計 ( ) 週 (8) 所属部門 ( 複数可 ) (9) チームリーダー診療部門支援部門事務部門 4その他名前 ( 斉藤久仁子 ) 所属部署 ( 放射線科 ) 職種 ( ) (0) チームメンバーの人数 4 ( 人 ) () 活動回数 : 今回で ( 無限 ) 回目 () QCストーリー問題解決型課題達成型その他 ( )

2 A) の緊急 CT 待ち時間に対する意識調査 n=/ n=/ 緊急 CT 患者をどの程度待たせてもいいと思いますか?( 具合の悪い場合 ) 4% % % 4% 4% 64% 緊急 CT 患者をどの程度待たせてもよいと思いますか?( 撮影後帰宅の場合 ) 8 7 % 4 % 4 8 4% 6% 4% 4 4% % 自分自身が患者の立場であった場合を想定し同じ質問をしました緊急 CT 患者をどの程度待たせてもいいと思いますか?( 具合の悪い場合 ) 6% 0 % % 質問項目 0 分未満 0 分 ~ 時間未満時間 ~ 時間未満 4 時間 ~ 時間未満時間 ~4 時間未満 69% 9% 緊急 CT 患者をどの程度待たせてもいいと思いますか?( 撮影後帰宅の場合 ) 4% 0 0% 8 0% % 4 % 9 64 時間 ~ 時間未満 7 時間以上 8 予約して帰る 9きちんと説明があれば待つ 0いつまでも待つ予定の患者が終わるまで待つ % % % % 0%

どのくらい待つか分からないが少し待つ午前中なかった 4おおよその時間を説明 4 あった 6% 具体的な時間の説明はなし 74% 6 動揺してあまり覚えていない 7 記入なし 8ベルで呼ぶどのくらい待つと思いましたか? どのくらいの時間なら待てますか?

3 A) の緊急 CT 待ち時間に対する医療者側の意識調査緊急 CT 検査の患者から訴えや問い合わせを受けたことはありますか?( 事務職員 ) ある 00% 訴え問い合わせ内容時間がないのにいつまで待たせるのか何時間待てばいいのか何時に検査ができるのか具合が悪くて来ているのに年寄りをいつまで待たせるのか朝早くから来ているのに何時間も待たされている B) 緊急 CTまちじかんに対する患者側の意識調査 n=49 人数医師クラークから待ち時間どのくらい待つか分からないがかなり待つについて説明はありましたか? どのくらい待つか分からないが少し待つ午前中なかった 4おおよその時間を説明 4 あった 6% 具体的な時間の説明はなし 74% 6 動揺してあまり覚えていない 7 記入なし 8ベルで呼ぶどのくらい待つと思いましたか? どのくらいの時間なら待てますか? 人数人数すぐにできると思った 7 0 分未満 0 0 分未満 0 0 分 ~ 時間未満 0 分 ~ 時間未満時間 ~ 時間未満 4 時間 ~ 時間未満 4 時間 ~ 時間未満時間 ~ 時間未満 7 時間 ~4 時間未満 6 時間 ~4 時間未満 64 時間 ~ 時間未満 0 74 時間 ~ 時間未満 0 7 時間以上 8 時間以上 0 80 分から時間未満 C) 待ち時間調査 4 緊急 CTの依頼を受け CT 室に入るまでの時間人数 0 分未満 8 0 分 ~ 時間未満 6 時間 ~ 時間未満 4 4 時間 ~ 時間未満時間 ~4 時間未満 64 時間 ~ 時間未満 0 7 時間以上 0 時間帯別待ち時間の長さ分 8 時 0 分 ~0 時 9 分 9 時 ~ 時 9 分 4 時 ~6 時 9 分 66 Ⅴ. 現状把握からわかったこと緊急 CT 患者に対する考え方は具合の悪い患者に対しては技師とも優先度は高い撮影後帰宅患者に対してはは早めに撮影が終了することを意識しているが技師は予約患者に重点を置き検査を進めている外来で医療者から緊急 CT の待ち時間の説明をされ患者は待つことを理解しているが受診する患者は高齢者が多くまた具合が悪いため待ち時間は時間が限度である緊急 CT の待ち時間は受付時間が時から時 9 分の間の患者は CT の h る休みをはさむ為時間近く待っている

4 Ⅵ. 目標設定緊急 CT 撮影後診察処置などがある場合の患者は依頼を受けた時点より時間以内に CT 検査ができるようにする緊急 CT 撮影後帰宅の患者は時間以内に CT 検査ができるようにしする Ⅶ. 要因解析 Ⅷ. 対策立案 4

5 依頼用紙の変更 Cr 値報告の流れ < 対策前 > 依頼科が採血後 PCで患者のデーターを確認放射線科受付に連絡事務職員がCT 室にCr 値を伝える < 対策後 > CT 室が依頼時間から時間後にPCでCr 値の値を確認する CT 予約枠番 CT(:00~:0) の運用方法 ( 案 ) :00~:0まで造影 CTを行う (:0までに実施可能な検査のみ) :0~:0まで単純 CTを行う :00~:0まで技師は常時待機しておく :00~:0までは待機しておく :0~:0の造影 CTに関しては需要が多ければ実施を検討する平成年 8 月日放科 QCメンバー一同

6 CT 室技師業務分担表 Ⅹ. 効果の確認 Ⅹ. 効果の確認時間帯別平均待ち時間分約 80 分短縮対策前対策実施後 XI. 目標達成分対策後 Ⅸ. 対策実施 6

XII. 対策実施後の現状把握 ( 無形効果 ) 業務分担をしたことで業務が短縮したと感じますか? どちらとも言えない 0% 無回答 40% n=7/ 時間短縮しない 40% 時間短縮した 0% どちらとも言えない 0% n=/ 時間短縮しない 60% 時間短縮した 0% 業務分担を行ったことで良かったこと悪かったことはありますか?

n=7/ 責任の所在が明確になった役割を意識し安全に業務ができるようになった技師さんが患者呼び込みから行ってくれることが増えた時間がかかる効率が悪くなった n=/ CT 担当でないため分からない 0% しない 0% する 60% しない 0% する 90% 4 緊急 CT 依頼用紙の変更後良かったこと悪かったことはありますか?

7 XII. 対策実施後の現状把握 ( 無形効果 ) 業務分担をしたことで業務が短縮したと感じますか? どちらとも言えない 0% 無回答 40% n=7/ 時間短縮しない 40% 時間短縮した 0% どちらとも言えない 0% n=/ 時間短縮しない 60% 時間短縮した 0% 業務分担を行ったことで良かったこと悪かったことはありますか? 役割が明確になり仕事をしやすくなった役割を意識するようになった患者の呼び入れをするのは負担である XⅢ. 対策実施後の現状把握 ( 波及効果 ) 緊急 CT 依頼用紙の変更後時間を意識するようになりましたか? n=7/ 責任の所在が明確になった役割を意識し安全に業務ができるようになった技師さんが患者呼び込みから行ってくれることが増えた時間がかかる効率が悪くなった n=/ CT 担当でないため分からない 0% しない 0% する 60% しない 0% する 90% 4 緊急 CT 依頼用紙の変更後良かったこと悪かったことはありますか? 依頼用紙が見やすくなった待ち時間が分かりやすくなった判断基準となる情報が増えた緊急 CT の優先順位が決めやすくなった緊急の理由が書いてあるスペースは不要だ XIII. 標準化と管理の定着 Cr 値の確認方法変更後良かったこと悪かったことはありますか? 採血の結果の電話がなくなりCT 室に記入しに行く手間がなくなった Cr 値がでた連絡を検査室に伝え忘れてしまう恐れがなくなった Cr 値の折り返しの電話がなくなり電話の回数も少なくなった電話回数が少なくなり業務がしやすくなった CT 室に記入しに行く手間がなくなり仕事の効率が上がった依頼時間が明確で待たせてはいけないと思う時間を意識するようになった依頼理由が書いてありトリアージしやすくなった書いてある内容が多く見づらいような気がする Cr 値を調べるのが大変である 7

8 緊急 CT の待ち時間の改善対策実施後緊急 CT 患者からの訴え問い合わせはありましたか? 以前よりは訴え問い合わせは減った緊急 CT の申し込みの多い日はどのくらいかかるか何時間も待っているという訴えを受けることはある問い合わせの電話の数は減ったように感じる ⅩⅣ. 標準化と管理の定着 ⅩⅤ. 今後の課題番 CT の :00~:0 の稼働技師の意識の改革 ⅩⅥ. 終わりに武蔵野赤十字病院基本理念. 病む人への愛. 同僚と職場への愛. 地域住民と地域への愛 4. 地球自然命への愛 8

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書類が整理できない ~ 書類書類棚の 5S~ 書類が整理できない岐阜赤十字病院看護部係長会小柳葉子村瀬彩はじめに当院は平成 25 年度より業務 KAIZEN 活動 (QC サークル活動 ) を開始し毎年 20 前後のチームが活動に取り組んでいる看護部係長会も当初から 5S 班を結成し

書類が整理できない ~ 書類書類棚の 5S~ 書類が整理できない岐阜赤十字病院看護部係長会小柳葉子村瀬彩はじめに当院は平成 25 年度より業務 KAIZEN 活動 (QC サークル活動 ) を開始し毎年 20 前後のチームが活動に取り組んでいる看護部係長会も当初から 5S 班を結成し書類が整理できない ~ 書類書類棚の 5S~ 書類が整理できない岐阜赤十字病院看護部係長会小柳葉子村瀬彩はじめに当院は平成 25 年度より業務 KAIZEN 活動 (QC サークル活動 ) を開始し毎年 20 前後のチームが活動に取り組んでいる看護部係長会も当初から 5S 班を結成し部署を超えて改善活動を行っている職場環境の標準化を目指して問題点の洗い出しをする中病棟毎に引き出しの配置が異なる書類棚と書類の多さに着目した