(第14回協議会100630)

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本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

第 2 章横断面の構成 2-1 総則 道路の横断面の基本的な考え方 必要とされる交通機能や空間機能に応じて, 構成要素の組合せ と 総幅員 総幅員 双方の観点から検討 必要とされる道路の機能の設定 通行機能 交通機能アクセス機能 滞留機能 環境空間 防災空間 空間機能 収容空間 市街地形成 横断面構

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

板橋区


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寄居町中心市街地活性化基本計画

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東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

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本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

堺市新金岡地区の自転車通行環境整備のアンケート 交通量調査結果について 堺市新金岡地区において 歩行者 自転車利用者が安心して通行できる安全なまちづく り を目指し 自転車通行環境の整備を行いました 自転車通行環境モデル地区において 平成 22 年 ~ 平成 23 年に自転車道 歩道の視覚 分離の整

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無電柱化法第12条運用勉強会資料

(100817)

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用途地域変更の考え方 ( 素案 ) 1 駅 駅前広場 アクセス道路沿道の土地利用の促進 駅 北側沿道 25m 以内及び沿道南側街区を近隣商業地域へ変更 18

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第2章

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

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目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

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2 計画 ( 素案 ) からの主な変更点 1 はじめに頁主な変更点 1 これまでの経緯に 不燃化特区補助制度の指定 地区計画と都市防災不燃化促進事業の導入についての記載を追加 また 大和町中央通り沿道地区は 平成 26 年に不燃化特区補助制度 ( 平成 32 年度まで ) の対象区域に指定されるとと

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防災まちづくりの具体的な方向性を示す 方針 は 防災まちづくりに関するキーワードごとに 以下の12 項目にまとめました 防災まちづくりの方針 防災( 安全 安心 ) 地域コミュニティ ひと 1 多様な世代の交流や地域活動への参加が 防災 減災活動を支えるまち ( 自助 共助の話し合いが活発に行われて

05+説明資料

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

第12回 鶴川駅南側街づくり検討会でのご意見

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議事 1. 開長の開宣言により協議が開 2. 報告事項 (1) 第 5 回懇談について 事務局より, 参考資料 2 に沿って, 第 5 回懇談について報告 3. 検討事項 (1) 実現化の方策について事務局より, 資料 1に沿って, まちづくり方針についての文言修正等説明 <まちづくり方針 > (

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品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)に係る都市計画について

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

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第 3 号様式 ( 第 3 条関係 ) 不燃化推進特定整備地区整備プログラム 品川区 豊町 丁目 二葉 3 4 丁目及び西大井 6 丁目地区 平成 25 年 11 月第 1 回変更認定平成 27 年 10 月第 2 回変更認定平成 29 年 3 月 品川区


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神宮外苑地区計画

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Microsoft PowerPoint まちづくり構想

別記様式第4

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環状第二号線沿道新橋地区街並み再生地区及び街並み再生方針について

世田谷区

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Microsoft PowerPoint - 【最終案】まちなか道路空間手引き_概要版

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~ 都市計画道路予定地の評価 ~ 今回の豆知識では 我々不動産鑑定士が日常の評価業務において良く目にする 都市計画 道路予定地 の評価について取り上げてみたいと思います 1. 都市計画道路とは? 都市計画法では 道路 公園 下水道処理施設等の施設 ( 都市施設 ) のうち必要なものを都市計画に定める

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目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

都市計画図 飯田橋駅西口地区(PDF)

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄

土地の概要 - 1 事例 A 8, m2 正面路線価 150 千円 借地権割合 70% 地区区分 ビル街地区 5.0 m m 地形 (: 計算方法 ) 旗状地 同説明 旗地 敷地延長とも言われる 狭小 奥行長大が適用されることが多い 路線価 ( 千円 ) 奥行補正 狭小 奥行

Transcription:

資料 5 本日の討議事項 : 主要な生活道路 等の整備方針について 1. 検討テーマ 本日の班別討議では 交通の整備方針 ( 案 ) で示した 主要な生活道路 等の整備方針について検討を進めます 対象とする 主要な生活道路 等は 以下の 4 路線とします 1 住工共存地区内の主要な生活道路 ( 路線 A): 班 2 住宅地内の主要な生活道路 ( 路線 C): 班 3 商業地内の主要な生活道路 ( 路線 D): 班 4 商店街地区のモール整備について : 班 2. 主要な生活道路 等についての検討手順 主要な生活道路 等についての検討は 以下の手順で検討します 検討フロー 1 道路イメージの検討 標準幅員のパターンを参考として各路線の幅員構成イメージを検討します 2 道路幅員の確保方策の検 討 現状の道路幅員と照らし合わせ イメージした道路幅員確保の検討を行います 3 ふりかえり どうしても標準幅員が確保できない場合 別の幅員パターンの選択 妥協案の検討を続けます 4 整備にあたって留意すべ き事項の整理 最終的に設定した標準幅員確保のために必要な措置 方策を整理してください 1

3. 道路幅員にかかわる基礎資料 車道幅員について 道路構造令 での 1 車線の標準幅員は 3m です 大型車両の進入が頻繁にある場合などは 4m として計画しますので 双方向通行の場合の車線幅員合計は最低 6m~ 理想 8m が必要となります 歩道幅員について 歩行者空間としては 歩行者がすれ違える ためには 1.5m 歩行者と自転車や車椅子がすれ違えられる ためには 1.75m の幅員が必要です ( 参考資料 : 標準的な歩道幅員のパターン ) 路肩 植樹帯など 車道と歩道の間にゆとりを設ける ( 路肩を設ける ) 場合はさらに 0.5m の確保が必要になります 歩道上に植樹帯を設ける場合はさらに 0.5m の確保が必要になります 2

4. 道路イメージ 幅員確保方策の検討 (1) 住工共存地区内の主要な生活道路 ( 路線 A) について 1 道路イメージの検討 主要な生活道路の計画幅員は 9m~12m としていますが 下記の資料 地域事情を踏まえて路線 A の整備すべき道路幅員とその幅員構成を設定していただきます 設定した幅員構成は模造紙の 1 私たちが考えた幅員構成イメージ に書き込んでください 道路幅員のイメージ 道路幅員にかかわり基礎資料から 路線 A の幅員構成イメージは 以下のパターンが考えられます 最低限の車線幅員と歩行者がすり違えられる歩道確保 9m(3 2+1.5 2) 最低限の車線幅員と歩行者がすり違えられる歩道確保とゆとり 10m(3 2+0.5 2+1.5 2) 最低限の車線幅員と歩行者がすり違えられる歩道確保とゆとりと植栽帯 11m(3 2+0.5 2+0.5 2+1.5 2) 最低限の車線幅員と歩行者と自転車等がすり違えられる歩道確保 9.5m(3 2+1.75 2) 大型車進入を考慮した車線幅員と歩行者がすり違えられる歩道確保 11.0m(4 2+1.5 2) 大型車進入を考慮した車線幅員と歩行者と自転車がすり違えられる歩道確保 11.5m(4 2+1.75 2) 2 標準幅員の確保方策の検討 路線 A の現況幅員は 8.2m~9.5 m です 路線 A について 以下のポイントを踏まえながらイメージした道路幅員の確保方策について協議し 設定した方策 提言については付箋に記入し 模造紙の所定欄に貼り付けてください 道路の幅員イメージを 10m( 車道 + 路肩 + 歩道 ) 程度で捉えた場合 宅地側に片側 0.5m 程度のセットバックで建築してもらうことにより必要な道路空間が確保できます セットバックは建物全体ではなく 1F 部分のみの後退でも歩道空間の確保ができます また セットバックのルールは今後の建替え時に行っていただくようにすれば 幅員確保に時間はかかりますが可能性は高まると考えます セットバックが不可能な狭小宅地が集中する場合は共同化を促進する必要が生じます 3

車両交通について一方通行化を実施して車線幅員を狭め その分宅地側への道路空間拡大を押さえることも考えられます 一方通行の場合の車線の幅員は 4mとることが必要になりますが 1 車線で住みますので 車道 6m 4mで 2m 削減できます 一方通行化を検討する場合 車の動線がスムーズに設定できるか等を検討することが必要になります ( 模造紙イメージ ) 検討テーマ : 住工共存地区内の主要な生活道路の確保方策 班 ( 現況図 ) 1 私たちが考えた幅員構成イメージ ( 手書き ) 路線 A 2 幅員確保のための方策 ( 宅地側に関すること ) 9.7m 9.4 m 8.7 m 8.2 m 2 幅員確保のための方策 ( 車両交通に関すること ) 2 幅員確保のための方策 ( その他の留意事項 ) 4

(2) 住宅地内の主要な生活道路 ( 路線 C) について 1 道路イメージの検討 路線 A の検討と同様の手順で路線 C の整備すべき道路幅員とその幅員構成を設定してください 2 標準幅員の確保方策の検討 路線 A の検討と同様の手順で路線 C のイメージした幅員の確保方策を検討してください なお 路線 C の現況幅員はほとんどが 8.0m ですが 一部 9m 以上の幅員部分もあります 交差点ごとの区間で幅員を変化させることも考えられます ( 模造紙イメージ ) 検討テーマ : 住宅地内の主要な生活道路の確保方策 班 ( 現況図 ) 1 私たちが考えた幅員構成イメージ ( 手書き ) 2 幅員確保方策 ( 車両交通に関すること ) 9.6m 8.0 m 3 幅員確保方策 ( 宅地側に関すること ) 4 その他の留意事項 5

(3) 商業地内の主要な生活道路 ( 路線 D) について 3 道路イメージの検討 路線 D 沿道全体は商業地域の指定がなされており 賑わいのある商店街の形成が必要と考えます 路線 D の北端はハッピーロード大山商店街入口になりますので 考え方として 1 路線 D の駅周辺区間は車両進入を規制したモールとし車両交通はその手前で東西に振り分ける 2 路線 D の川越街道部分から上記のモール部分までを一方通行 1 車線 ( 幅員 4m) とし 片側 2m 程度の歩道を確保する幅員構成とする 3 片側 2mの歩道は人 2 人のすれ違いと自転車 2 台のすれ違いが可能な空間です の案が考えられます この案を基本としながら以下の討議を進めてください 上記の一方通行案の幅員構成でいいかどうかを議論してください 例えば 車道 2 車線とって双方向通行が可能なほうがいいのではないか その場合歩道は片側 1m 程度になるが我慢できるか やはり我慢できないから宅地側で何とか確保しようか? など 意見を出し合いながら 班の幅員構成をまとめてみてください 例えば 以下のパターンがあります 一方通行案で 自転車専用路 1m をとって歩道幅員を 3m 確保する 1m 分は宅地側のセットバックで確保する 車両の双方向通行は確保する 歩道は歩行者 1 人と自転車 1 台がすれ違える程度 (1.7m) を確保し不足分は宅地側で確保する 車両の双方向通行は確保する 歩道は片側 1m で自転車通行を規制する 4 標準幅員の確保方策の検討 1の検討で不足分が発生した場合宅地側での確保となります 基本的な方策は建物のセットバックになります 具体的には 建物の 1 回部分を必要分だけ後退して建てて 2 階部分以上が張り出す形の建物になります このようなルールづくりを進める場合に必要な手立てを提言してください 例えば次のような方策が考えられます ( あくまでも例です ) 1m 程度なら理解を得られるのではないか? 後退した土地を買い上げる 後退した土地を歩行者空間として利用するのだから 後退した部分の路面工事は区の負担 さらに 利用料として固定資産税の免除を行う 5 その他の留意事項 6

その他 留意すべき事項があれば提示してください ( 模造紙イメージ ) 検討テーマ : 商業地内の主要な生活道路の確保方策 班 ( 現況図 ) 1 私たちが考えた幅員構成イメージ ( 手書き ) 2 幅員確保方策 7.2m 8.2m 4 その他の留意事項 7

(4) 商業地区のモール整備について 鉄道立体化によりハッピーロード大山商店街と遊座大山商店街とが連続したモールとなることが考えられます 連続したモール のイメージについて討議し 下記の項目についての意見をまとめてください 一体化後の拠点の配置について 2つの商店街の結節点には駅前広場や駅ビルの整備が提言されており 拠点 として位置づけられますが 一体化後の 長い 商店街全体が活性化するためには 拠点 を追加すべきと考えます これまでの検討では 都住公社跡地を拠点として活用する 都事務所を板橋区税務所に統合し 跡地を拠点として活用する の提案がありました それぞれの拠点をどのように活用するかについて提言してください 例えば 商店街にないレジャー施設 商業以外の集客施設 子育て施設 保育園 幼稚園 文化施設 区民の交流施設 さらに追加する拠点を検討し その位置 内容を提言してください 例えば 補助 26 号線整備により三角地となる川越街道部分の商業施設を共同化 して集客施設とする など 8

( 模造紙イメージ ) 検討テーマ : 商業地区のモール整備について 班 ( 現況図 ) 都住公社跡 都税事務所 9