05.神奈川局資料施策編300323

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Microsoft Word - H29 結果概要

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

Microsoft PowerPoint - 2の(別紙2)雇用形態に関わらない公正な待遇の確保【佐賀局版】

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

Microsoft PowerPoint - 9月末公表(栃木県正社員転換・待遇改善実現プラン)

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

(詳細版)精神障害者雇用促進キャンペーンリーフレット

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

共通事項 1 キャリアアップ 管理者情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 奨励金対象労働者数 ( 全労働者数 ) 9 企業規模 ( 該当

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書 記入例

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

中小企業子育て支援助成金 子育て支援を行う中小企業に対する支援の充実のため 育児休業取得者 短時間勤務制度の適用者が初めて出た中小企業事業主 ( 従業員 100 人以下 ) に助成金を支給する ( 平成 18 年度から 5 年間の特別措置 ) 支給要件 中小企業事業主 ( 従業員 100 人以下 )

7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

2 取組実績 ( 選択した取組事項について記入すること ) (1) 労働時間等設定改善委員会の設置等労使の話し合いの機会の整備 ( 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第 7 条第 2 項の規定による衛生委員会のみなしを含む ) 労働時間等設定改善委員会などの設置の有無 名称 話し合いの機会の頻

11月は『職業能力開発促進月間

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

(1) はじめに 何故この 3 点のみご案内させていただくのかと申しますと 他の要件と比較し導入がしやすい点にあります 非正規労働者の職業訓練や賃金テーブルの見直し 法定外の健康診断制度は導入する敷居が若干高く また それらは一度制度として導入してしまうと助成金の申請期間が過ぎた後も通常続けざるを得

Microsoft Word - 改訂 H28 H27施行状況記者発表(リード文)

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

別添


07体制届留意事項(就労継続支援A型)

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 平拒31å¹´ï¼fl朋"报仟ㆂå�ºçŽº0401第25å‘·ã…»éł⁄åš⁄玺0401第39å‘·ã•„å½fi隢ㆮå−´å…“掇éŒfi対ç�Œã†®å–·ä½fiçı—攨镲ㆫㆤ㆗ㆦã•

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

( 注 ) 女性活躍推進法に基づく認定企業 ( 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主 ) 法に基づき行動計画の策定 届出を行った企業のうち 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は 都道府県労働局への申請により 厚生労働大臣の認定を受けることができます 1 段階目について

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Ⅱ.1 ワーク ライフ バランス施策の定義と類型 (1) ワーク ライフ バランス施策とは work-life balance 1 (2) ワーク ライフ バランス施策の類型

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

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平成 31 年度予算案 の概要について 平成 30 年 12 月 人材開発統括官

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平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

育児のための両立支援制度 制度の概要 ( イメージ ) 出生 1 歳 1 歳 6か月 3 歳就学 パパ ママ育休プラス 1 歳 6 か月延長 ( 子の年齢 ) ⑴ 育児休業 Ⅰ Ⅱ 努力義務 ⑵ 短時間勤務制度 ⑶ 所定外労働の免除 努力義務 努力義務 ⑷ 子の看護休暇 ⑸ 法定時間外労働の制限 ⑹

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル


第 3 働き方改革 の推進などを通じた労働環境の整備 生産性の向上 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間労働の是正 人材育成の強化 人材確保対策の推進 地方創生の推進及び労働者が安全で健康に働くことができる職場づくりなどにより 労働環境の整備 生産性の向上を図る 1 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間

様式第1号 職場定着支援計画

Microsoft Word - ①(様式第1号)キャリアアップ計画書

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

この冊子を手に取っている皆さんへ

資料1 短時間労働者への私学共済の適用拡大について

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

第22回規制改革会議 資料3

4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

この冊子を手に取っている皆さんへ

目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

改正労働基準法

対応していくためには 職員一人ひとりの公務に対する意欲と能力を高め 組織をより活性化し 公務の質を高く保つことが求められている そのためには 各職員の能力と勤務実績を的確に評価し その結果を反映した人事管理を推進していくことが重要である 知事部局等においては 平成 28 年 4 月に施行された地方公

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ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働 者

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

福利厚生基本計画

内閣府令本文

働き方改革推進の基本方針 平成 29 年 9 月 22 日 一般社団法人日本建設業連合会 政府は 平成 29 年 3 月 28 日に 働き方改革実行計画 を策定した 本計画では 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 賃金引上げと労働生産性向上 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是

市報2016年3月号-10

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

 

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

Let s ゆとり! キャンペーン好事例 実施期間 : 平成 30 年 9 月 1 日 ~11 月 30 日 参加事業所数 :249 事業所 PickUp! 参加してどんな効果があったの? ゆとりキャンペーン参加事業所の事例紹介 宣言内容 県内一斉 ノー残業デー に参加します 毎月第 2 第 4 水

労働時間の適正な把握のために.indd

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

Microsoft PowerPoint - 雇用保険法等の一部を改正する法律案 改正内容

女性の活躍推進の意義と課題 意 義 課題 少子高齢化で生産年齢人口が減少 労働力人口の増加 海外を含む企業間競争の中で 性別に関わらず優秀な人材の確保が必要 埋もれている優秀な人材の確保 少子化と生産年齢人口の減少が進む中で 女性の活躍の推進は喫緊の課題 女性の労働力率は 第 1 子出産を機に 6

第 1 部 施策編 4

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滋賀県内企業動向調査 2018 年 月期特別項目結果 2019 年 1 月 滋賀銀行のシンクタンクである しがぎん経済文化センター ( 大津市 取締役社長中川浩 ) は 滋賀県内企業動向調査 (2018 年 月期 ) のなかで 特別項目 : 働き方改革 ~ 年次有給休暇の取得

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

求職者と企業を繋ぐ支援ツールであるジョブ カードが 在職者 学生にも使いやすくなりました ジョブ カードは キャリア プランシート 職務経歴シート 職業能力証明シート で構成されており キャリアコンサルティング ( P23) 等の相談のもと生涯を通じた キャリア プランニング ( 職業生活設計 )

我が国の女性の活躍推進に向けて

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

025 of 訪問介護員のための魅力ある就労環境づくり

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Transcription:

平成 29 年度版 働き方改革 の実現に向けて ~ すべての人が活き活きと働くかながわ を目指して ~ 施策編 神奈川労働局

1 働き方改革 とは 2 働き方改革に取り組むメリット 目次 3 雇用管理制度と 働きやすさ 働きがい との関係 ( イメージ ) 4 働き方改革に取り組むポイント 5 働き方改革の推進と長時間労働の是正 6 具体的な取組の例 7 時間外労働の抑制等について 8 労働時間等設定改善法及び労働時間等見直しガイドラインの概要 9 働き方 休み方改善コンサルタント活用のご案内 10 職場意識改善助成金 11 女性の活躍推進及び仕事と家庭の両立支援対策の推進に関する主な施策 1 12 女性の活躍推進及び仕事と家庭の両立支援対策の推進に関する主な施策 2 13 両立支援等助成金 14 若者ステップアッププログラム 15 労働局 ハローワーク等による障害者雇用促進のための主な施策 16 障害者の法定雇用率引き上げ及び精神 発達障害者しごとサポーター養成講座 17 高齢者の雇用促進について 18 事業場における治療と職業生活の両立支援 1 19 事業場における治療と職業生活の両立支援 2 20 同一労働同一賃金の実現に向けた非正規雇用労働者の待遇改善 21 働き方 休み方改善ポータルサイト を利用して働き方改革を進めてみませんか 22 国の処遇改善 人材育成支援策 23 各種優良認定表彰制度 ( ユースエール えるぼし くるみん 安全衛生優良企業表彰制度 )

日本経済再生に向けて 最大のチャレンジは働き方改革である 働き方 は 暮らし方 そのものであり 働き方改革は 日本の企業文化 日本人のライフスタイル 日本の働くということに対する考え方そのものに手を付けていく改革である 多くの人が 働き方改革を進めていくことは 人々のワーク ライフ バランスにとっても 生産性にとっても好ましいと認識しながら これまでトータルな形で本格的改革に着手することができてこなかった その変革には社会を変えるエネルギーが必要である 働き方改革実現会議の概要 働き方改革実現会議 働き方改革実行計画の概要 一億総活躍社会をひらく最大のチャレンジである 働き方改革 について その実行計画の策定等に係る審議を実施 議長代理 : 内閣総理大臣 議長代理 : 働き方改革担当大臣 厚生労働大臣 構成員 : 副総理兼財務大臣 官房長官 経済再生担当大臣兼内閣府特命担当大臣 ( 経済財政政策 ) 文部科学大臣 経済産業大臣 国土交通大臣 他有識者 15 名 第 1 回を平成 28 年 9 月 27 日に開催し 第 10 回目の平成 29 年 3 月 28 日に働き方改革実行計画を決定 働き方改革実行計画構成 働き方改革 とは 1. 働く人の視点に立った働き方改革の意義 2. 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 3. 賃金引き上げと労働生産性向上 4. 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是正 5. 柔軟な働き方がしやすい環境整備 6. 女性 若者の人材育成など活躍しやすい環境整備 7. 病気と治療と仕事の両立 8. 子育て 介護等と仕事の両立 障害者の就労 9. 雇用吸収力 付加価値の高い産業への転職 再就職支援 10. 誰にでもチャンスのある教育環境の整備 11. 高齢者の就業促進 12. 外国人材の受入れ 13.10 年先の未来を見据えたロードマップ 1

働き方改革に取り組むメリット 基本的な背景 少子高齢化による労働力人口の減少 人手不足の現状 (2065 年には総人口が 9,000 万人を割り込み 高齢化率は 38% 台の水準になると推計 ) アベノミクス 一億総活躍の目指すもの 女性 高齢者等の活躍促進 女性 高齢者等の労働力化の制約要因をなくす必要 ( ) 長時間かつ硬直的な労働時間 ( 正規雇用 ) 低賃金と不安定な雇用 ( 非正規雇用 ) 等 全ての労働者 ( 非正規労働者 女性 高齢者 若者 治療中の人 障害者など ) にとって 働きやすく働きがいのある職場 ( 魅力ある職場 ) をつくること 働きやすく働きがいのある職場では 労働者の意欲の向上 労働者の職場定着 企業の業績アップが期待できる 働き方改革 は 魅力ある職場づくり の実現による企業の人手不足解消のチャンス 中小企業 小規模事業者こそ 生産性 経営力の伸びしろ大 2

働きがい働く価値がある 働きやすさ働く苦労 障壁が小雇用管理制度等と 働きやすさ 働きがい との関係 ( イメージ ) 雇用管理制度等 ( 事業主によってコントロール可能 ) 労働者個人の特性 職場環境 ( 出典 ) 厚生労働省 職場の働きやすさ 働きがいに関する調査報 告書 ( 平成 25 年度 ) 労働者の意識 雇用管理の結果 評価 処遇制度 人材育成制度 能力 プロセス 成果に対する納得性のある ( 客観的 公平 透明な ) 評価労働に見あった処遇希望に応じた配置 労働能力の向上を図ることができる自己啓発が支援されている 自己の役割 貢献 価値を確認できる 正当に評価される 労働者の意欲 業務管理 組織管理 何でも言える風土 改善改革の風土経営情報に関与 会社のビジョン共有責任ある仕事を任せ裁量性高い達成感のある仕事 自己の成長実感 会社の将来性と自己の将来展望がある 人間関係管理 上司や同僚との適切な人間関係円滑なコミュニケーション上司が気軽に話せる社員が互いに思いやりをもつ 会社への帰属意識 連帯感 0000 パフォーマンス 福利厚生 労働条件 ( 労働時間 休日 ) 特に女性が重視するポイント! 仕事以外で恩恵を受けられる 労働時間が適度である 会社 上司との間に信頼関係がある 人間関係のストレス大きくない さい労働環境職務満足感 ( 安全管理 精神衛生 ) 身体 精神の健康を守れる仕事と家庭の仕事と家庭を両立させやすい両立支援制度 上図では 雇用管理制度等 職場環境 労働者の意識 としているが 雇用管理制度等 が直接的に 労働者の意識 に影響を及ぼしていることも想定される 労働者の定着率 3

働き方改革に取り組むポイント なぜ 働き方改革 に取り組むのか 事業の継続的発展 ( 優秀な人材を確保し 企業間競争で生き残る ) のため どういう手順で取り組むか (1) トップの方針の明確化 発信 働き方改革は 経営課題 なので トップの判断が必要 方針を定めたら社内に発信 管理職を含む社内全体に周知 (2) 現状把握 課題の整理 法令遵守状況を確認 働き方 休み方改善指標による診断 労働時間 年休取得状況などのデータのほか 社内アンケート等で職場環境の問題点を把握 (3) 目標と取組 実施 長時間労働の抑制 生産性向上( 業務の効率化 ) 柔軟な働き方 年次有給休暇の取得促進 仕事と生活の両立支援 女性の活躍推進 (4) 進捗状況の把握 改善 定期的に進捗状況を把握し 問題点があれば見直し改善 4

働き方改革の推進と長時間労働の是正 ( 背景 ) 長時間労働に起因する 脳 心臓疾患 精神障害 の労災認定件数の高止まり ワーク ライフ バランス ( 仕事と生活の調和 ) の重要性に対する気運の高まり 長時間労働が日本の産業経済の 生産性 を低下させているという認識の広がり 長時間労働の是正が 働き方改革 の重要な柱として位置づけ 1 時間外労働の上限規制法案の概要 原則 1 月 =45 時間 1 年 =360 時間 * 現在の限度基準 ( 厚生労働大臣による告示 ) と同じ 特例 1 月 =100 時間未満 ( 時間外労働と休日労働を合算した時間 ) 2~6 か月の平均 =80 時間 ( 時間外労働と休日労働を合算した時間 ) 1 年 =720 時間 ( 時間外労働時間 ) 1 月 45 時間を超える回数は 1 年に半分以下とすること 2 様々な観点からの長時間労働是正に向けた取組 勤務間インターバル制度の導入の推進 働き方 の見直しによる労働時間の削減と計画的年次有給休暇取得の促進 取引条件の改善に向けた取組の推進 ( 建設事業 自動車運転事業 IT 産業など ) 専門職の不足分野における人材育成 確保に向けた取組 ( 医療分野など ) 3 多様な働き方を推進する環境等の整備 長時間労働とならない政策を講じた上での在宅勤務やテレワークの促進に向けた環境整備 病気の治療と仕事の両立の推進に向けた環境整備 ( トライアングル型サポート体制の構築など ) 働き方 や労働法制に関する労働者や学生の理解の促進 5

具体的に取り組む場合の例として考えられる主なもの 1 長時間労働の抑制 具体的な取組の例 労働時間を減らす ノー残業デー 全館一斉消灯 システムをシャットダウン 時以降の残業禁止 時以降の残業は社長承認制 労働時間管理の IT 化 柔軟な働き方 日々の始業終業時刻を決められる フレックスタイム制 残業を翌日の始業前に行う 朝型勤務 通勤時間や出張からの帰社時間を有効活用できる テレワーク 業務の効率化を図る 業務の棚卸しにより優先順位をつける 会議の効率化( 出席者見直し 1 時間厳守 資料の簡素化や事前配付等 ) 資料の簡素化 定型化 業務マニュアルの作成 ノウハウの共有化 多能工化 業務量の平準化 人員の再配分 2 年次有給休暇の取得促進 土日に続けて年休を取得 プラスワン休暇 計画的付与制度 期初に年休取得予定日を登録 土日と祝日の谷間となる平日の年休取得を奨励 半日単位や時間単位での年休取得 年休取得状況の把握 3 仕事と生活の両立支援 育児目的休暇 短時間勤務制度 フレックスタイム制 テレワーク 育児や介護に関する社内制度の周知 介護離職防止のため 節目の社員(40 歳 50 歳など ) に介護制度等に関する基礎知識を周知 4 女性の活躍推進 管理職候補を選定し 集中的に育成 意識改革のため 女性社員や管理職に対する研修 6

時間外労働の抑制等について 適切な労働時間で働き ほどよく休暇を取得することは 仕事に対する社員の意識やモチベーションを高めるとともに 業務効率の向上にプラスの効果が期待されます 社員の能力がより発揮されやすい環境を整備することは 企業全体としての生産性を向上させ 収益の拡大ひいては企業の成長 発展につなげることができます 他方 長時間労働や休暇が取れない生活が常態化すれば メンタルヘルスに影響を及ぼす可能性が高くなり 生産性は低下します また 離職リスクの上昇や 企業イメージの低下など さまざまな問題を生じさせることになります 社員のために そして企業経営の観点からも 時間外労働の抑制等が求められています 脳 心臓疾患の発症前 1 か月間におおむね 100 時間または発症前 2 か月間ないし 6 か月間にわたって 1 か月当たりおおむね 80 時間を超える時間外労働が認められる場合は 業務と発症との関連性が強いとの医学的知見 時間外労働等に関する現行の制度について (1) 労働時間の適正な把握使用者には労働時間を適正に把握する責務があり 厚生労働省では 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン を定めている 当該ガイドラインでは タイムカードや IC カードなどの客観的な記録を基礎として労働者の始業 終業時刻を確認し記録することなどを定めている (2) 時間外労働又は休日労働をさせようとする場合労働時間については 労働基準法により原則として 1 日 8 時間 1 週 40 時間以内と定められ これを超えて時間外労働又は休日労働をさせようとする場合は 同法第 36 条による労使協定を締結し 行政官庁に届け出ることが義務付けられており 時間外労働の上限については 1 週 15 時間 1 ヵ月 45 時間などの限度基準が告示により定められている 但し 臨時的に限度基準を超えて時間外労働をさせる特別の事情が予想される場合は 労使協定に特別条項を定めることができる 働き方改革実行計画 における今後の対応の方向性いわゆる 36 協定でも超えることができない罰則付きの時間外労働の上限規制を導入するとともに さらに長時間労働を是正するため 企業文化や取引慣行の見直しを推進する これにより 労働参加と労働生産性の向上を図るとともに 働く方の健康を確保しつつワーク ライフ バランスを改善し 長時間労働を自慢する社会を変えていく 週間就業時間 60 時間以上の雇用者の割合 ( 平成 24 年 ) 全国国 19.6% 神奈川県 10.3% 全国 44 位 総務省 平成 24 年就業構造基本調査 年次有給休暇の取得状況 ( 平成 28 年 ) 全国国 50.95% 神奈川県 55.03% 全国 3 位 中小企業団体中央会 平成 29 年度中小企業労働事情実態調査 政府目標 5% 政府目標 70% 7

労働時間等設定改善法及び労働時間等見直しガイドラインの概要 労働時間等の設定の改善 労働時間 始業 終業の時刻 休日数 年次有給休暇の日数や時節等の労働時間等に関する事項の設定を労働者の健康と生活に配慮するとともに 多様な働き方に対応したものへ改善すること 事業主は 労働時間等の設定の改善を図るため 必要な措置を講ずるよう努めなければならない 国は 事業主等に対し援助等を行うとともに 必要な施策を総合的かつ効果的に推進するよう努めなければならない 労働時間等設定改善指針の策定 事業主等が労働時間等の設定を改善するという努力義務に適切に対処できるよう 具体的取組を進める上で参考となる事項を掲げるもの 労働時間等設定改善委員会 労使間の話合いの機会を整備するため労働時間等設定改善委員会を設置 一定の要件を充たす委員会には 労使協定代替効果 届出免除といった労働基準法の適用の特例 労働時間等設定改善実施計画 労働時間等見直しガイドライン ( 労働時間等設定改善指針 ) のポイント 1 基本的な考え方 (1) 労働時間等の見直しを含めた仕事と生活の調和の実現に向けた取組は 少子化の流れを変え 人口減少課でも多様な人材が仕事に就けるようにし 我が国の社会を持続可能で確かなものとするために必要な取組であるとともに 企業の活力や競争力の源泉である有能な人材の確保 育成 定着の可能性を高めるもの (2) 経営者自ら主導して 職場風土改革のための意識改革等に努めることが重要 (3) 仕事と生活の調和推進のための行動指針 で定められた社会全体の目標の内容も踏まえ 各企業の実情に応じて仕事と生活の調和の実現に向けて計画的に取り組むことが必要 ( 社会全体の目標値 ) 週労働時間 60 時間以上の雇用者の割合を 2020 年までに 5 割減 ( 社会全体の目標値 ) 年次有給休暇取得率を 2020 年までに 70% に引き上げる など 2 仕事と生活の調和の実現のために重要な取組 (1) 労使間の話合いの機会の整備 労働時間等設定改善委員会をはじめとする労使間の話合いの機会の整備等 (2) 年次有給休暇を取得しやすい環境の整備 取得の呼びかけ等による取得しやすい雰囲気づくり 計画的な年次有給休暇の取得 年次有給休暇の取得状況を確認する制度の導入 取得率の目標設定の検討等 (3) 所定外労働の削減 ノー残業デー ノー残業ウィーク の導入 拡充 長時間労働の抑制 ( 長時間労働が恒常的なものにならないようにする等 ) 等 2 以上の事業主が共同して作成し 大臣承認を受けた場合 計画内容の独禁法違反の有無を関係大臣が公正取引委員会と調整 (4) 労働者各人の健康と生活への配慮 特に健康の保持に努める必要があると認められる労働者 育児 介護を行っている労働者 単身赴任中の労働者 自発的な職業能力開発を行う労働者等への配慮 8

働き方 休み方改善コンサルタント活用のご案内 働き方 休み方改善コンサルタントが無料でご相談に応じます 神奈川労働局では 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法に基づき 労働時間や休日に関する改善 年次有給休暇の取得促進など 労働時間等の設定改善に取り組んでいます また 雇用環境 均等部に 働き方 休み方改善コンサルタント ( 以下 コンサルタント といいます ) を配置し 労働時間の削減や年次有給休暇の取得促進等 事業場ごとの実情に応じた労務管理等について個別訪問によりアドバイスを行っております 1 以下のような相談は コンサルタントにご相談ください (1) 労働時間の削減に関すること (2) 変形労働時間制 フレックスタイム制など労働時間制度に関すること (3) 休日の設定に関すること (4) 年次有給休暇の計画的付与等 年次有給休暇取得促進に関すること (5) 労務管理等に関する研修会の講師派遣など 2 コンサルタントの利用について (1) コンサルタントは専門的な知識 豊富な経験を有する社会保険労務士等が選任されておりますので 事業場の実情に即したアドバイスが可能です (2) ご希望に応じてコンサルタントが個別に事業場を訪問しアドバイスや資料提供を行います ( 無料です ) (3) コンサルタントの個別訪問は労働基準監督署が行う立入調査ではありませんので お気軽にご利用ください ( 秘密は厳守いたします ) (4) コンサルタントの個別訪問によるアドバイス等をご希望される場合は 申込書をFAXまたは郵送にて下記あて先までお申し込みください 問合せ 申込先 神奈川労働局雇用環境 均等部指導課働き方 休み方改善コンサルタント電話 045-211-7380 FAX 045-211-7381 231-8434 横浜市中区北仲通 5-57 横浜第 2 合同庁舎 13 階 9

職場意識改善助成金 職場意識改善助成金 ( 平成 29 年度 ) こんな企業に 労働時間や年休取得など労働環境をよりよくするための取組をしようと考えている中小企業事業主 職場環境改善コース 対象 前年度の年次有給休暇の年間平均取得日数が 13 日以下かつ月間平均所定外労働時間数が 10 時間以上の事業主 取組 労働時間等の設定の改善を行い 年次有給休暇の取得促進や所定外労働の削減に取り組む ( 成果目標 : 年休を 4 日以上増加かつ所定外労働時間を 5 時間以上削減 ) 助成額 いずれも達成助成率 4 分の 3( 上限 100 万円 ) どちらか一方を達成助成率 8 分の 5( 上限 83 万円 ) いずれも未達成助成率 2 分の 1( 上限 67 万円 ) 勤務間インターバル導入コース 対象 現在勤務間インターバル制度を導入していないが これから勤務間インターバル制度を導入しようとする事業主 取組 労働時間等の設定の改善を行い 勤務間インターバル制度を導入する 助成額 9 時間以上 11 時間未満 11 時間以上 新規導入助成率 4 分の 3( 上限 40 万円 ) 上限 50 万円 対象拡大助成率 4 分の 3( 上限 20 万円 ) 上限 25 万円 時間延長助成率 4 分の 3( 上限 20 万円 ) 上限 25 万円 所定労働時間短縮コース 対象 労働基準法の特例として法定労働時間が週 44 時間の事業場 ( 特例措置対象事業場 ) かつ 所定労働時間が週 40 時間を超え 週 44 時間以下の事業場を有する事業主 取組 労働時間等の設定の改善を行い 週所定労働時間を 2 時間以上短縮して 40 時間以下とする 助成額 助成率 4 分の 3( 上限 50 万円 ) 時間外労働上限設定コース 対象 限度基準を超える内容の時間外 休日労働に関する協定 ( 特別条項 ) を締結している事業場を有する事業主 取組 労働時間等の設定の改善を行い 限度基準以下の上限設定とする 助成額 助成率 4 分の 3( 上限 50 万円 ) テレワークコース 対象 テレワークを新規に導入する事業主 取組 労働時間等の設定の改善を行い テレワークを導入し かつ 労働者にテレワークを利用させる 助成額 達成助成率 4 分の 3 未達成助成率 2 分の 1 いずれも 1 名当たり 1 企業当たりの上限額あり テレワークコースに関しては テレワーク相談センター (0120-91-6479) へ 職場意識改善助成金に関するお問い合わせは神奈川労働局雇用環境 均等部企画課 (045-211-7357) へ ここに記載されている事項以外にも詳細な要件があります 実際の支給申請に当たっては 交付要綱 支給要領や申請マニュアルをご確認の上 ご対応ください 厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/ koyou_roudou/roudoukijun/jikan/index.html 10

女性の活躍推進及び仕事と家庭の両立支援対策の推進に関する主な施策 1 神奈川県における25 歳 ~44 歳の育児をしている女性の有業率は41.1% と全国 (52.4%) より下回っている セクシュアルハラスメント 妊娠 出産 育児休業等を理由とする不利益取扱いやハラスメントに関する相談が多い ( 平成 28 年度 1,354 件 ) 施策に関する数値目標 ( 全国 ) 希望出生率 1.8 介護離職ゼロ の実現を目指す 第 1 子出産前後の女性の就業継続率目標 55%(2020 年 ) 現状 53.1%(2015 年 ) 男性の育児休業取得率目標 13%(2020 年 ) 現状 2.65%(2015 年 ) 介護休業取得率の現状 3.2% 介護離職者の現状年間約 10 万人 (2012 年 ) セクハラ防止に取り組んでいる企業目標 100% 現状 59.2% 男女の均等な機会及び待遇の確保対策 1 男女雇用機会均等法及び関係法令の履行確保 妊娠 出産 育児休業等に関するハラスメント防止対策に関する周知及び指導 男女雇用機会均等法に基づく報告徴収 積極的な指導等による法の履行確保 総合的ハラスメント対策の推進 職場におけるセクシュアルハラスメント 妊娠 出産 育児休業等を理由とする不利益取扱いやハラスメントに関する未然防止の徹底 集団説明会の開催 ハラスメント対応特別相談窓口の設置 ( 平成 29 年 11 月 1 日 ~ 平成 29 年 12 月 28 日 ) 2 ポジティブ アクションに取り組む事業主に対する支援 女性活躍推進法の実効性の確保 1 一般事業主行動計画の策定促進 認定制度の周知 報告徴収の実施による行動計画の進捗状況の把握及び助言 女性活躍推進法に基づく えるぼし 認定について 認定基準の周知及び取組促進 2 助成金等の活用による中小企業の取組の促進 300 人以下の中小企業に対する女性活躍推進に向けた取組の周知 啓発 両立支援等助成金 ( 女性活躍加速化コース ) の活用促進 11

女性の活躍推進及び仕事と家庭の両立支援対策の推進に関する主な施策 2 仕事と家庭の両立支援対策の推進 1 改正育児 介護休業法の確実な履行確保 改正育児 介護休業法の周知徹底及び規定の整備指導 イクメンプロジェクト 広報資料を活用した男性の育児休業の取得促進 2 両立支援に取り組む事業主に対する支援 女性の活躍 両立支援総合サイト テレワーク活用の好事例集 介護離職を予防するための両立支援対応モデル 等の周知 両立支援等助成金 の活用促進 次世代育成支援対策の推進 一般事業主行動計画の策定促進 認定制度の周知 次世代育成支援対策推進法に基づく くるみん プラチナくるみん 認定についてあらたな認定基準の周知及び取組促進 パートタイム労働対策の推進及び非正規労働対策に関する主な施策 パートタイム労働対策の推進 1 パートタイム労働法の履行確保 2 パートタイム労働者の均等 均衡待遇の確保等に取り組む事業主への支援 パート労働者活躍企業診断 宣言サイト の活用職務分析 職務評価の導入促進 パート労働ポータルサイトによる情報提供 3 短時間正社員制度の導入 定着促進 非正規雇用労働者の正社員転換 待遇改善の推進 1 平成 28 年度から 32 年度までの 5 年計画として策定した 神奈川県正社員転換 待遇改善実現地域プラン に基づく取組の推進 2 同一労働 同一賃金の実現等に向けて設置した 神奈川働き方改革推進支援センター を活用した個別相談援助の実施 3 キャリアアップ助成金の活用促進 12

出生時両立支援コース 対象 過去 3 年間に育児休業 ( 連続 14 日以上 中小企業は連続 5 日以上 ) を取得した男性労働者がいない事業主で 男性の育児休業取得を支援する事業主 要件 男性が育児休業を取得しやすい職場風土作りの取組を行い 男性労働者が連続 14 日以上 ( 中小企業は連続 5 日以上 ) の育児休業を取得した場合 助成額 中小企業中小企業以外 育休 1 人目 育休 2 人目以降 再雇用者評価処遇コース 57 万円 <72 万円 > 28.5 万円 <36 万円 > 14.25 万円 <18 万円 > 対象 妊娠 出産 育児又は介護を理由として退職した者の再就業を支援する事業主 要件 妊娠 出産 育児又は介護を理由として退職した者が就業可能となったときに復職できる再雇用制度を導入し 希望する者を採用した場合 助成額 中小企業中小企業以外 再雇用 1 人目 再雇用 2~5 人目 女性活躍加速化コース 38 万円 <48 万円 > 28.5 万円 <36 万円 > 28.5 万円 <36 万円 > 19 万円 <24 万円 > 対象 女性の活躍推進に取り組む事業主 要件 女性活躍推進法に基づき 自社の女性の活躍に関する数値目標及び数値目標達成に向けた取組目標を盛り込んだ 行動計画 を策定し 目標を達成した場合 助成額 ( 各コース 1 企業 1 回限り ) 中小企業 ( 注 1) 中小企業以外 加速化 Aコース 取組目標達成時 28.5 万円 <36 万円 > - 加速化 Nコース 数値目標達成時 28.5 万円 <36 万円 > - 両立支援等助成金 女性管理職比率が基準値以上に上昇 47.5 万円 <60 万円 > 28.5 万円 <36 万円 > 育児休業等支援コース 対象 労働者の育児休業取得と職場復帰を支援する中小企業事業主 Ⅰ 育休取得時 職場復帰時 要件 育休復帰支援プラン を作成し プランに沿って労働者に育児休業を取得させて原職等に復帰させた場合 助成額 育休取得時 28.5 万円 <36 万円 > 職場復帰時 育休取得者の職場支援の取組をした場合 支給対象労働者 1 人当たり 支給対象労働者が有期契約労働者の場合 28.5 万円 <36 万円 > 19 万円 <24 万円 > 職場復帰時 に加算して支給 Ⅱ 代替要員確保時 対象 労働者の育児休業取得と職場復帰を支援する中小企業事業主 要件 育児休業取得者の代替要員を確保し 休業取得者を原職等に復帰させた場合 助成額 介護離職防止支援コース 47.5 万円 <60 万円 > 9.5 万円 <12 万円 > 加算 対象 労働者の介護と仕事の両立を支援する事業主 要件 介護支援プラン を作成し プランに沿って労働者に介護休業を取得させて原職等に復帰させた場合 又は介護制度を利用させた場合 助成額 中小企業中小企業以外 介護休業の利用 介護制度の利用 57 万円 <72 万円 > 28.5 万円 <36 万円 > 事業所内保育施設コース 38 万円 <48 万円 > 19 万円 <24 万円 > ( 平成 29 年度 ) 対象 労働者の育児と仕事の両立を支援する事業主 要件 労働者のための保育施設の設置 運営等を行う事業主 事業主団体 企業主導型保育事業 ( 内閣府 ) の実施期間中は 新規受付を停止中 新規設置の場合 内閣府にお問い合わせください 13

若者ステップアッププログラム ハローワークにおけるフリーター等の正規雇用化に向けた支援 フリーター等支援事業 就職氷河期世代等正社員就職実現プラン を含む ユースエール認定制度 キャリアアップ助成金 各種助成金制度等の助成制度等の活用による就職支援 トライアル雇用制度対象者のうち 45 歳未満の者 ジョブカフェにおけるきめ細かな就職支援の実施 地域若者サポートステーションとの連携による就職支援 若者への職業能力開発機会の提供 公的職業訓練制度 ジョブ カード制度 14

労働局 ハローワーク等による障害者雇用促進のための主な施策 障害者の雇用の促進を図るため 障害者雇用率制度に基づく事業主への雇用率達成指導や 障害特性等に応じたきめ細かな職業相談 職業紹介の実施 障害者雇用納付金制度の運用に加え 次のような雇用支援策を実施することにより 障害者本人や障害者を雇用する事業主を支援する 1 トライアル雇用 により相互理解を促進し 障害者の早期就職の実現や雇用機会を創出 ( 障害者トライアル雇用事業 ) 障害者を一定期間試行雇用することにより 適性や業務遂行可能性を見極め 相互理解を深めること等を通じて 障害者雇用を推進する 2 職場適応援助者 ( ジョブコーチ ) による支援知的障害者や精神障害者など職場での適応に課題を有する障害者に対して職場適応援助者 ( ジョブコーチ ) を事業所に派遣し きめ細かな人的支援を行うことにより 職場での課題を改善し 職場定着を図る 6 企業における障害者雇用についての理解促進及び職場実習の総合的かつ効率的な推進を図り 障害者雇用を促進 ( 福祉 教育 医療から雇用への移行推進事業 ) 企業 障害者 就労支援機関 特別支援学校等の一般雇用に対する不安感を払拭し 障害者本人やその保護者 就労支援機関 特別支援学校 医療機関の職員等と企業との相互理解を深めるために 就労支援に関するセミナーや先進的取組を行う企業の見学会を実施する また 企業内での職場実習を一層推進する事業 3 就業面と生活面における一体的な支援 ( 障害者就業 生活支援センター事業 ) 障害者の職業生活における自立を図るため 身近な地域において雇用 保健 福祉 教育等の地域の関係機関のネットワークを形成し 就業面と生活面にわたる一体的な支援を行う 4 障害者の態様に応じた多様な委託訓練企業 社会福祉法人 NPO 法人 民間教育訓練機関等の地域の多様な委託訓練先を開拓し 様々な障害の態様に応じた公共職業訓練を実施する 5 関係機関の チーム支援 による 福祉的就労から一般雇用への移行の促進 ( チーム支援事業 ) 就職を希望する障害者に対し ハローワークを中心に 就労支援機関や医療機関等の関係者からなる 障害者就労支援チーム による 就職の準備段階から職場定着までの一連の支援を実施する 7 障害特性に応じた就労支援 ( 精神科医療機関とハローワークとの連携モデル事業 ) 精神科医療機関とハローワークとの連携モデル事業をハローワーク横浜にて実施する ( 精神障害者雇用トータルサポーターによる支援 ) 求職者本人に対するカウンセリングや就職に向けた準備プログラムを実施するとともに 企業に対して精神障害者の雇用に関する意識啓発などの業務を実施する ( 難病相談 支援センターと連携した就労支援 ) ハローワーク横浜とハローワーク厚木に難病患者就職サポーターを配置し 難病相談支援センターと連携しながら 就職を希望する難病患者に対する就労支援や雇用継続等の支援を行う 15

障害者の法定雇用率引き上げ及び精神 発達障害者しごとサポーター養成講座 事業主のみなさまへ 平成 30 年 4 月 1 日から障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わります 障害者が地域の一員として共に暮らし 共に働く ことを当たり前にするため すべての事業主に は 法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する義務があります 精神 発達障害者しごとサポーターを養成しませんか? 職場の中で 精神障害 発達障害のある方々を温かく見守り 支援する応援者 である精神 発達障害者しごとサポーターを養成しませんか? 平成 30 年 4 月 1 日から 障害者雇用義務の対象として これまでの身体障害者 知的障害者に精神障 害者が加わり あわせて法定雇用率も変わります 障害者の雇用により 以下のことが期待されます 共生社会の実現 労働力の確保 生産性の向上 障害に関係なく 意欲や能力に応じて 誰もが職業を通して社会参加できる 共生社会 の実現につながります 障害者の できること に目を向け 活躍の場を提供することで 企業にとっても貴重な労働力の確保につながります 障害者がその能力を発揮できるよう職場環境を改善することで 他の従業員にとっても安全で働きやすい職場環境が整えられます 法定雇用率が 平成 30 年 4 月 1 日から以下のように変わります 事業主区分 法定雇用率 現行平成 30 年 4 月 1 日以降 民間企業 2.0% 2.2% 国 地方公共団体等 2.3% 2.5% 都道府県等の教育委員会 2.2% 2.4% 今回の変更に伴い 障害者雇用義務の民間企業の範囲が 従業員 50 人以上から 45.5 人以上に変わります あわせて 精神障害者である短時間労働者の算定方法が変わります 精神 発達障害者しごとサポーター養成講座の概要 内 容 : 精神疾患( 発達障害を含む ) の種類 精神 発達障害の ( 予 定 ) 特性 共に働く上でのポイント ( コミュニケーション方法 ) 等について メリット : 精神 発達障害についての基礎知識や一緒に働くために必要な配慮などを短時間で学ぶことができます 講座時間 : 90~120 分程度 ( 講義 75 分 質疑応答 15~45 分程度 ) を予定 受講対象 : 企業に雇用されている方であれば どなたでも受講可能です 今現在 障害のある方と一緒に働いているかどうか等は問いません 講座の開催日程は 都道府県労働局職業安定部職業対策課にお問い合わせください 受講された方には 精神 発達障害者しごとサポーターグッズ を進呈予定です ( 数に限りがあります ) 事業所への出前講座もあります ハローワークから講師が事業所に出向きます また 精神 発達障害者の雇用でお困りのことがあれば 精神保健福祉士や臨床心理士の有資格者などに相談できます 精神障害者の職場定着を促進するため 法定雇用率制度や障害者雇用納付金制度において 精神障害者である短時間労働者 ( ) に関する算定方法を 以下のように見直します 精神障害者である短時間労働者であって 雇入れから3 年以内の方又は精神障害者保健福祉手帳取得から3 年以内の方 かつ 雇用率算定方法 対象者 1 人につき 0.5 1 平成 35 年 3 月 31 日までに 雇い入れられ 精神障害者保健福祉手帳を取得した方 1 週間の所定労働時間が 20 時間以上 30 時間未満である方です 左記の条件を満たしていても対象にならない場合もあります 詳細は ハローワークにお尋ねください しごとサポーターポータルサイトを開設しました 受講者の声をはじめ 幅広い情報をご覧いただけます しごとサポーター 検索 厚生労働省のホームページにQ&Aを掲載しております http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192051.html 厚生労働省 神奈川労働局 ハローワーク 16

高齢者の雇用促進について 全人口に占める 65 歳以上人口の割合は上昇を続け 2016 年には 27.3% に達しています 更に 2065 年には 38.4% と 4 割に達する見込みです 中長期的には労働者の減少も見込まれていることから 高齢者が長年培った知識 経験を充分に活かし 意欲と能力のある限り年齢にかかわりなく働くことができる社会の実現が求められています 生涯現役社会の実現に向けて 平成 29 年 6 月時点で 高年齢者雇用安定法による高年齢者雇用確保措置を実施している企業の割合は 99.7% 希望者全員が 65 歳以上まで働ける企業の割合は 75.2% となっています その多くが継続雇用制度の導入によるものであり 65 歳以上の定年引上げ または定年制の廃止による措置を講じている企業は 20.1% と低調に推移している状況です 一方で 高齢者は 7 割近くが 65 歳を超えても働きたいと答えています 平成 29 年 高年齢者の雇用状況 集計結果 ( 神奈川労働局 ) 2012 年の高齢者雇用安定法の改正により 65 歳までの雇用機会は確保されてきましたが 高齢化が進む中 65 歳以上の定年延長や継続雇用制度の導入によって 高齢者の方が安心して働くことができるよう 社内制度を整備していただき 働く意欲ある高齢者を戦力として活用いただくことができる社会にしていくことが求められています 17

がん 脳卒中などの疾病を抱える従業員に対して 適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い 治療と仕事が両立できるようにするため 職場における取組などをまとめた企業向けの ガイドライン を公表 ( 平成 28 年 2 月 23 日 ) 平成 28 年度までに参考資料としてがん 脳卒中 肝疾患に関する留意事項をまとめた 今後 その他の疾患についても順次作成していく予定 概要 事業場における治療と職業生活の両立支援 1 治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 1 1 治療と仕事の両立支援のため企業が取り組むべき環境整備 研修等による両立支援に関する意識啓発当事者やその同僚となりうる全ての労働者や管理職に対して研修等を通じて意識啓発 相談窓口の明確化等労働者が安心して相談 申出を行える相談窓口及び情報の取扱い等を明確化 休暇 勤務制度の整備短時間の治療が定期的に繰り返される場合等に対応できる休暇 勤務制度を検討 導入 休暇制度 時間単位の年次有給休暇 傷病休暇 病気休暇 時間単位の年次有給休暇がある企業割合 :16.2%( 平成 27 年 ) 病気休暇制度がある企業割合 :22.4%( 平成 25 年 ) 勤務制度 短時間勤務制度 在宅勤務 ( テレワーク ) 時差出勤制度 試し出勤制度 短時間勤務制度を導入している企業割合 :14.8%( 平成 26 年 ) 在宅勤務 ( テレワーク ) を導入している企業割合 :11.5% ( 平成 26 年 ) 18

治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 2 2 個別の両立支援の進め方 事業場における治療と職業生活の両立支援 2 業務内容等 1 労働者が事業者へ申出 労働者から 主治医に対して 業務内容等を記載した書面を提供 それを参考に主治医が 症状 就業の可否 作業転換等の望ましい就業上の措置 配慮事項を記載した意見書を作成 労働者が 主治医の意見書を事業者に提出 主治医 意見書 労働者 2 事業者が産業医等の意見を聴取 両立支援プラン 意見書提出 3 事業者が就業上の措置等を決定 実施 事業者は 主治医 産業医等の意見を勘案し 労働者の意見も聴取した上で 就業の可否 就業上の措置 ( 作業転換等 ) 治療への配慮 ( 通院時間の確保等 ) の内容を決定 実施 両立支援プラン の作成が望ましい 作成 会 社 19

同一労働同一賃金の実現に向けた非正規雇用労働者の待遇改善 非正規雇用労働者については 正規雇用と比べ 雇用が不安定 賃金が低い 能力開発の機会が少ない等の課題があり 雇用の安定や処遇の改善を図ることが重要である 正規雇用労働者と非正規雇用労働者 ( パートタイム労働者 有期雇用労働者 派遣労働者 ) の均等 均衡待遇や正社員転換に取り組む事業主への支援を行う必要がある 具体的対策 1 非正規雇用労働者の正社員転換 待遇改善 1 神奈川働き方改革推進支援センターの活用促進 2 地方自治体と連携した 神奈川県正社員転換 待遇改善実現地域プラン の推進 3 正社員化や処遇改善を実施した事業主を支援する キャリアアップ助成金 の活用促進 4 雇用均等指導員による均等 均衡待遇に関する相談支援 2 フリーター等の正社員就職の支援 1 横浜わかものハローワークにおいて正社員実現のためのセミナー等の開催 2 ハローワーク等を利用して就職した者を中心とした職場定着支援の実施 3 各種助成金を活用した企業に対する雇入れ支援等の実施 3 派遣労働者の就業機会確保及び就業条件の確保対策の推進 4 雇用関係助成金の活用による企業の生産性向上地域の関係機関や事業主団体及び金融機関とも連携し 事業主に対して制度の積極的な活用を促し 企業の生産性向上の取組を支援する ハローワークのフリーター等の就職件数 25,000 19,672 19,812 20,000 19,026 17,991 16,462 15,133 15,000 11,213 10,000 5,000 0 20

厚生労働省では 企業の皆さまが社員の働き方 休み方の改善に向けた検討を行う際に活用できる 働き方 休み方改善ポータルサイト を開設しました サイトでは 専用指標によって企業診断ができる 働き方 休み方改善指標 や 企業における取組事例 などを掲載しています 社員が自らの働き方 休み方を振り返るための診断も行えます 長時間労働や休暇が取れない生活が常態化すれば 社員のメンタルヘルスに影響を及ぼす可能性が高くなり 生産性が低下します また 企業としては 離職リスクの上昇や イメージの低下など さまざまな問題が生じることになります 社員のために そして企業経営の観点からも 長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進が求められています 1 働き方 休み方改善ポータルサイト を利用して働き方改革を進めてみませんか 働き方改革ツールを提供します 2 専用指標による企業診断ができます 3 診断結果に基づき対策を提案します 5 企業の取組事例を詳しく紹介します 4 提案内容に関連した取組を実施している企業の取組概要を紹介します 働き方 休み方改善ポータルサイト http://work-holiday.mhlw.go.jp ( 平成 27 年 1 月 30 日開設 ) 21

国の処遇改善 人材育成 人材確保支援策 1 人材育成全般の 基盤を整備したい ハロートレーニング ハロートレーニング は 公的職業訓練の愛称です! 2 人材を 採用したい ジョブ カード トライアル雇用助成金 特定求職者雇用開発助成金 3 従業員を 育成したい 人材開発支援助成金 キャリアアップ助成金 職場定着助成金 4 従業員の 処遇を改善したい 業務改善助成金 両立支援等助成金ポジティブアクション 5 女性の活躍を推進したい 受動喫煙防止対策助成金 6 自己啓発に取り組む 従業員を支援したい 教育訓練給付金一般教育訓練給付金専門実践教育訓練給付金 22

各種優良認定表彰制度 ユースエール 認定企業 若者の採用 育成に積極的で 若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業 ( 常時雇用する労働者が 300 人以下 ) を若者雇用促進法に基づき厚生労働大臣が認定する制度 認定企業のメリット ユースエール認定企業 常時雇用する労働者が 300 人以下の事業主 4 つの支援内容 1 ハローワークなどで重点的 PR を実施 若者雇用促進総合サイト に認定企業として掲載 ( 下記参照 ) 2 ユースエール認定企業限定の就職面接会などへの参加が可能 3 自社の商品 広告などに認定マークの使用が可能 4 若者の採用 育成を支援する関係助成金の加算措置 その他 認定基準や制度の詳細については 厚生労働省のホームページを参照してください http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000100266.html 公共調達における加点評価及び日本政策金融公庫による低利融資の対象となる場合があります キャリアアップ助成金等の加算支給の対象となります ユースエール えるぼし くるみん認定安全衛生優良企業表彰制度等 等 女性の活躍を推進する企業 えるぼし 認定企業 採用 継続就業 労働時間等の働き方 管理職比率 多様なキャリアコースについて 女性の活躍推進に関する取組状況が優良な企業として 厚生労働大臣が認定する制度 <1 段階目 > <2 段階目 > <3 段階目 > 女性活躍推進法に基づく えるぼし認定企業 が公共調達で有利になります! 子育てサポートを行っている くるみん 認定企業 女性の育児休業取得率が高く 男性も育児休業等を取得している 長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進の取組を行っているなどの子育てサポートの取組が行われている企業として 厚生労働大臣が認定する制度 次世代育成支援対策推進法に基づく くるみん認定企業 が公共調達で有利になります! 均等 両立推進企業表彰制度 女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取組 又は 仕事と育児 介護との両立支援のための取組 について 他の模範ともいうべき取組を推進している企業を表彰し これを広く国民に周知することにより 上記のような職場環境の整備の促進に資する制度です 厚生労働大臣最優良賞 厚生労働大臣優良賞 労働時間や休日に関する改善 年次有給休暇の取得促進など 労働時間等の設定改善について 事業場ごとの実情に応じた労務管理等 電話や個別訪問により 働き方休み方コンサルタント がサポートします! 認定企業は ユースエール えるぼし くるみん のマークを商品や求人広告等に使用することができ 魅力ある職場づくりに 取り組んでいる企業であることをアピールできます! 安全衛生優良企業制度労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み 高い安全衛生水準を維持 改善しているとして 厚生労働省から認定を受ける制度です この認定を受けるためには 過去 3 年間労働安全衛生関係の重大な法違反がないなどの基本事項に加え 労働者の健康保持増進対策 メンタルヘルス対策 過重労働防止対策 安全管理など 幅広い分野で積極的な取組を行っていることが求められます 23