第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 政策分野 15 観光 目指す姿 歴史や文化に誇りを持ち 地域の魅力を楽しみ 伝えながら おもてなしの心で来訪者を迎えるまち 着眼点 多様化する観光のニーズに対応するため 本市の観光資源の磨き上げと新たな観光資源の掘り起こしにより 観光地としての魅力向上を図

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

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4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

三原市中心市街地活性化基本計画《概要版》

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

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ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

柏駅西口北地区まちづくり

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

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基本方針 基本方針 1 歩きたくなるまちづくり 基本方針 2 活力あるまちづくり 基本方針 3 みんなが主役のまちづくり 基本方針 4 住み続けたいまちづくり 誘客と回遊を促す仕掛けづくり 駅前の拠点づくり 地域資源の活用 上山型温泉クアオルト事業の推進 公衆浴場の魅力向上 個人旅行者に対応した旅行

平成 29 年 1 月 13 日観光庁 カテゴリー Ⅱ 以上の認定外国人観光案内所への支援を開始します 二次募集 ~ 訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進 ~ 観光庁は 平成 29 年 1 月 13 日より JNTO( 日本政府観光局 ) が認定するカテゴリー Ⅱ 以上 ( )

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

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し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

東海市中心市街地活性化基本計画について 東海市では 東海市総合計画 や 東海市都市計画マスタープラン において 名鉄太田川駅周辺を本市の都市拠点と定め東海市の顔 玄関口としていくため 土地区画整理事業や連続立体交差事業 ( 鉄道の高架化 ) 市街地再開発事業を進めてきました こうした都市基盤整備事業

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

福知山市中心市街地活性化基本計画

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市


5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

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平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

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数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

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平成29年度事業計画 _1 (2)

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

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はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

はじめに ( 市長あいさつ )

スライド 1

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

4-(1)-ウ①

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

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が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

2

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速


「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

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岩瀬グローバルタウン構想 d 岩瀬グローバルタウン構想 世界とつながる街 IWASE 世界とつながる街 IWASE 世界で活躍するひとづくり 国際感覚あふれたまちづくり 互いの文化を認め合う地域づくり

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

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沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4


Taro-全員協議会【高エネ研南】

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北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

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観光消費額観光入込客数観光消費額と観光入込客数の推移 ( 億円 ) , ,391 ( 千人 ) 7,000 6, ,845 5,753 6,000 5,500 第 5 章前期基本計0 5

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2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

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基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

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(5) 観光情報センター活動事業 県内の観光情報を内外に提供し 観光客の誘致促進を図る (6) 九州域内対策事業県内観光施設との連携による周遊 再来訪の仕掛け ( 紙媒体でのスタンプラリー レジャーチケットと絡めた企画 ) や WEB を活用した新しい形でのスタンプラリーを展開することで 九州域内か

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

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北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

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Transcription:

基本計画目標2 75 政策目標 2 強みを活かすしごとづくり 政策 4 地域の個性を活かした賑わいと魅力の創出 政政策分野 15 観光 16 中心市街地 商業地域 策

第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 政策分野 15 観光 目指す姿 歴史や文化に誇りを持ち 地域の魅力を楽しみ 伝えながら おもてなしの心で来訪者を迎えるまち 着眼点 多様化する観光のニーズに対応するため 本市の観光資源の磨き上げと新たな観光資源の掘り起こしにより 観光地としての魅力向上を図る必要があります 少子化や若者の都市への流出などで定住人口の減少が進む中 観光誘客による交流人口の拡大は 地域の活力回復と活性化につながるものと期待されています 地域経済や雇用創出などを担う裾野の広い産業として 観光産業の重要性が増しています 原子力発電所事故の影響により 本市の観光産業 特に教育旅行は 深刻な風評被害を受けていることから その回復のため より一層 本市の安全性の発信と教育旅行誘致に取り組む必要があります 訪日外国人の増加を背景に 国は観光立国に向けた取組を政策の柱として位置づけ インバウンド施策を強化しており 本市においても 今後 増加が予想される訪日外国人の誘客に向け 国際観光の強化が求められています 施策 1 地域資源を活用した観光振興 鶴ケ城 飯盛山をはじめとした史跡名勝などの歴史的 文化的資源や猪苗代湖に代表される自然資源 さらには 温泉地やまちなか観光などの様々な地域資源を活用しながら 会津まつり に代表されるまつりやイベントなど あらゆる機会を捉えて観光を振興し 地域の活性化に結び付けていきます ❶ 歴史的 文化的な資源 資産の活用 ❷ 自然資源等の活用 ❸ 温泉地域の活性化 ❹まちなか観光の推進 ❺ 産業観光の推進 ❻ 賑わいの創出 76

基本計画策目標2 政施策 2 誘客宣伝の推進と受入体制の整備 テレビやラジオ ホームページや SNS( ソーシャル ネットワーキング サービス ) など 様々な媒体を活用した観光情報の発信を行うとともに キャラバンや物産展など関係機関等と連携した効果的なプロモーションの実施 フィルムコミッションの推進による本市知名度の向上 さらには 教育旅行やコンベンション誘致などの各種施策の展開により 誘客宣伝を推進します また 観光案内機能等の充実を図りながら 地域全体でおもてなしの向上を図るために市民参加 市民意識の高揚に努め その推進を担う組織の強化に取り組みます 施策 3 ❶ 観光情報発信と誘客活動の推進 ❷ 教育旅行誘致の推進 ❸コンベンションの誘致 ❹ 観光案内機能と便益施設の充実 ❺ 観光客受入れに関わる人材の育成と市民意識の高揚 ❻ 観光推進組織の連携 広域観光 インバウンドの推進 会津 17 市町村が一体となって 仏都会津 を主要テーマとした広域観光を推進し 周遊型の観光誘客を図ります また 外国人の誘客を推進するため 海外向け観光プロモーションの展開や ICTを活用した情報発信 多言語表記等により外国人受入体制の充実を図ります 特に 2020 年東京オリンピック パラリンピックの開催を契機とし これらの取組を推進します ❶ 広域観光の推進 ❷ インバウンドの推進 重要業績評価指標 (KPI) 項目現状値目標値 観光客入込数 ( 年間 ) 3,046 千人 ( 平成 27 年 ) 4,000 千人 ( 平成 38 年 ) 外国人観光客 V 案内所利用者数 ( 年間 ) 9,761 人 ( 平成 27 年 ) 25,000 人 ( 平成 38 年 ) 教育旅行県外来訪校数 ( 年間 ) 566 校 ( 平成 27 年度 ) 820 校 ( 平成 38 年度 ) 77

第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 外国人観光客 V 案内所利用者数 重要業績評価指標 KPI ( 単位 : 人 ) 第 6 次長期総合計画期間 ( 実績値 )( 平成 28 年は目標値 ) 30,000 第 7 次総合計画期間 ( 目標値 ) 25,000 22,666 25,000 19,413 20,333 23,833 20,000 18,000 21,499 15,000 13,690 19,166 17,828 9,739 9,761 15,000 10,000 12,380 6,652 11,070 7,163 5,000 1,686 2,278 3,161 0 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 30 年 31 年 32 年 33 年 34 年 35 年 36 年 37 年 38 年 これまでの取組 地域資源を活用した観光振興 若松城天守閣の赤瓦への葺き替えや天守閣再建 50 周年記念の展示内容リニューアル等 により 本市観光のシンボルである若松城天守閣の魅力向上を図り 歴史観光の推進に努 めました 両温泉街の魅力創出に向けた主体的な取組に対して支援を行い 温泉街の活性化に努め ました まちなか観光推進団体のまちなみ整備や活性化に関する取組を支援するとともに 観光 駐車場の提供を図るなど まちなかへの回遊性を高める取組に努めました 会津まつり の充実や 會津十楽 の支援を通した新たな観光魅力の創出 冬のイベント 開催による冬季観光の推進など 賑わい創出による交流人口の増加に努めました ホタル祭り や かわひがし皆鶴まつり を 合併地域におけるイベントとして継続するこ とにより 地域活力の向上 地域の一体感の醸成を図りました 平成 27 年 5 月に 会津若松市産業資産利活用推進協議会 を設立し 再生可能エネルギー 産業やICT 産業 伝統産業の各種施設をはじめとする様々な 産業資産 について調査及びデータベースの整備を行い 広域連携型産業観光のワンストップ窓口を整備することで 新たな旅行 視察の需要を創出し 交流人口の増加を図りました 誘客宣伝の推進と受入体制の整備 大河ドラマ 八重の桜 の放送やふくしまデスティネーションキャンペーン 天守閣再建 50 周年記念など 機会を捉えた誘客事業に取り組むことで 誘客拡大に努めました 鉄道事業者との連携体制の構築により 首都圏をターゲットとした誘客活動に継続的に取り組みました 鶴ケ城の東口駐車場や公衆トイレ 東山観光駐車場公衆トイレなど観光便益施設を整備し 利便性の向上と受入環境の充実を図りました 市民総ガイド運動の継続 観光ボランティアガイド事業などの充実を図り 市民参加によるおもてなしの向上と魅力ある観光地づくりに取り組みました 78

基本計画広域観光 インバウンドの推進策目標2 政 会津 17 市町村が一丸となって観光プロモーションを推進する 極上の会津プロジェクト協議会 において 仏都会津 などテーマ性のある誘客事業を展開することで 会津全域における周遊型観光 滞在型観光を推進しました 会津 17 市町村で申請した 会津の三十三観音めぐり が日本遺産に認定されました 外国人の誘客推進に向け 多言語の観光パンフレットやホームページの作成 V 案内所の運営などの取組を行うとともに 道路案内標識の英語表記の改善や 観光拠点等におけるWi-Fiの整備など 外国人観光客の受入体制の充実に努めました みなさんの声に応えます 冬期間の観光誘致に取り組むべき との意見について 冬のまつりの充実や既存の企画や催事などの一体的な情報発信を検討していきます 観光客へ思いやりある対応をすべき との意見について 市民総ガイド運動実行委員会を中心とした おもてなし意識の醸成に努めていきます 教育旅行を充実すべき との意見について 安全性の発信と受入地としてのさらなる魅力向上に努めていきます 外国人観光客が多く訪れる会津若松市を目指すべき との意見について 本市の魅力発信や受入体制の整備を進め さらなる外国人誘客に取り組んでいきます 各種団体の全国大会を誘致すべき との意見について 情報発信の強化に努め コンベンション誘致を推進します 外国人観光客が会津若松市を訪れた目的 ( 会津若松市を訪れた外国人観光客アンケート平成 27 年会津若松観光ビューロー実施 ) ( 単位 :%) 60 56 50 30 20 10 自然や環境景観52 50 温泉やお城や露天風呂武家文化等47 街並みやまち歩き旅行の目的 ( 複数回答 ) 40 32 31 ビジネス名所旧跡26 テーマパーク19 18 食事お祭りやイベント風習等伝11 日本の暮統文化らしや8 6 6 6 その他買物芸術鑑賞各種体験手作りや果物狩り等3 3 2 友ス人親戚ドライブ0 ポーツツーリングを訪ねる79

第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 政策分野 16 中心市街地 商業地域 目指す姿 商機能やコミュニティ機能等が充実し 快適で利便性が高い 魅力 活力にあふれるまち 着眼点 人口減少の進行 後継者の不足 郊外型店舗の増加 消費者の購買形態の変化などにより 中心市街地の来街者数の減少に伴う小売業年間商品販売額の減少や空き店舗の残存 空き地 駐車場の増加などがみられ 商店街の活力の再生が求められています 中心市街地においては都市基盤の整備や公共交通機関等の利便性の向上に取り組んでいるものの 居住人口の減少率や高齢化率が市全体と比べ高くなっています まちなかの賑わいづくりに向け 商店街をはじめ市民 地域住民 関係団体等と連携した取組が進められています 施策 1 商店街機能の維持 強化 商店街による買物機能やコミュニティ機能の維持 強化を支援し 魅力あふれる商店街づくりを進めます また アミューズメント機能を含む 人の集まる商業機能の充実に取り組みます ❶ 商店街等による個店の魅力向上と人材育成 環境整備などへの支援 ❷ 空き店舗 空きスペースなどの活用支援と情報の一元化 施策 2 中心市街地の魅力向上 中心市街地活性化基本計画に基づき 中心市街地活性化協議会と連携しながら民間活力の活用や市民との協働により快適で利便性の高い 魅力あふれるまちづくりを推進します ❶ 中心市街地活性化協議会等と連携した中心市街地活性化事業の推進 ❷ 民間活力による商機能や住環境整備への支援 ❸ 協働による地域個性を活かしたまちなみづくり 80

重要業績評価指標 (KPI) 基本計画策目標2 政項目現状値目標値 中心市街地における新規出店者数 9.8 件 13.6 件 ( 平成 23 年度 ~ 平成 27 年度の ( 平成 27 年度 ~ 平成 31 年度の平均新規出店者数 ) 平均新規出店者数 ) 中心市街地の商機能の充実の指標とし 中心市街地活性化基本計画に基づく事業の推進により新規出店を促進します 中心市街地内における歩行者通行量 25,129 人 ( 平成 27 年 ) 27,675 人 ( 平成 31 年 ) 中心市街地の賑わいの指標とし 中心市街地活性化基本計画に基づく事業の推進により来街者の増加を図ります これまでの取組 個性と魅力にあふれた商業空間の整備 商店街等が行う空き店舗対策やイベント等の活性化事業への支援 閉店した大型店テナントの空き店舗への誘致などにより 商店街の魅力向上と商機能再生を図りました 中心市街地の骨格づくり 生涯学習総合センターや歩きやすい歩道の整備により市街地環境の充実を図りました まちなみを活かした地域個性の創出 中心市街地活性化協議会との連携のもと 中心市街地活性化基本計画を策定し 協働による活性化事業の推進を図ってきました 地域住民や商店街 まちづくり団体等との協働により 通りの板塀化や植樹 案内板の設置など地域個性を活かしたまちなみづくりを行いました みなさんの声に応えます 商店街等が行うイベント事業 人材育成事業 環境整備事業などへの支援により 商店街の魅力向上に向けた取組を促進しています 空き店舗等の活用を促進するため 空き店舗や空きスペース等の活用への支援や情報の一元化に向けた取組を行います 商業施設や住環境の整備については 民間活力による整備への支援を行います 81