MRS_T_IF_1509_08.indb

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添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

2000年7月作成(新様式第1版)

IF 利用の手引きの概要 - 日本病院薬剤師会 - 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯当該医薬品について製薬企業の医薬情報担当者 ( 以下 MR と略す ) 等にインタビューし 当該医薬品の評価を行うのに必要な医薬品情報源として使われていたインタビューフォームを 昭和 63 年日本病院薬剤師

年  月改訂(第 版)

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

年  月改訂(第 版)

2003年7月作成(改訂第2版)

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

IF 利用の手引きの概要 - 日本病院薬剤師会 - 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯当該医薬品について製薬企業の医薬情報担当者 ( 以下 MR と略す ) 等にインタビューし 当該医薬品の評価を行うのに必要な医薬品情報源として使われていたインタビューフォームを 昭和 63 年日本病院薬剤師

I F 利用の手引きの概要 - 日本病院薬剤師会 - 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として医療用医薬品添付文書 ( 以下 添付文書と略す ) がある 医療 現場で医師 薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際には 添付文 書に記

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IF 利用の手引きの概要 - 日本病院薬剤師会 - 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として医療用医薬品添付文書 ( 以下 添付文書と略す ) がある 医療現場で医師 薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適性使用情報を活用する際には 添付文書に記載され

ソフティア点眼液0.02%

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

デルモリチン錠100 IF

ソフティア点眼液0.02%

2005年5月作成(改訂第3版)

フェキソフェナジン塩酸塩錠「ダイト」 インタビューフォーム

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Microsoft Word - 20%50% ブドウ糖IF 2010.2(第1版).doc

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ビスミラー散1%

亜鉛華軟膏「ホエイ」

   年  月改訂(第 版)

ニコキサチン錠200mg

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

年  月改訂(第 版)

該当資料

スチックゼノールA_IF_ pdf

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T_T_IF_1203_06.indb

2003年9月改訂(新様式第1版)       

2003年9月改訂(新様式第1版)       

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dl-メチルエフェドリン塩酸塩散10%「三和」インタビューフォーム

2019 年 3 月改訂 ( 第 5 版 ) 日本標準商品分類番号 :87119 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 2013 に準拠して作成 経口脊髄小脳変性症治療剤 Taltirelin Hydrate Tablets 剤形錠剤 ( 素錠 ) 製剤の規制区分処方箋医薬

フィナステリド錠0.2mg・1mg「SN」

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ラノビス注250㎎・1000㎎

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Microsoft Word - アセチロールCr doc

ラノビス注250㎎・1000㎎ IF

2016 年 6 月改訂 ( 第 5 版 ) 日本標準商品分類番号 : 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 2013 に準拠して作成 抗ヒスタミン剤 日本薬局方クロルフェニラミンマレイン酸塩散クロルフェニラミンマレイン酸塩散 1% 日医工 Chlorpheni

ヒアール点眼液0.1

Microsoft Word - パンテチン錠100mg(IF)361A doc

アスコルビン酸注100mg・500mg・1g「NP」

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カタリンK点眼用0.005%

IF

2013 年 11 月作成 ( 第 1 版 ) 日本標準商品分類番号 医薬品インタビューフォーム日本病院薬剤師会の IF 記載要領 2008 に準拠して作成 パンテチン製剤 パンテチン錠 100mg YD PANTETHINE TABLETS 100mg 剤 形フィルムコーティング錠

ポビドリン®パスタ軟膏

センノシド錠12mg「セイコー」

Microsoft Word - IF68new.DOC

IF

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ツルベミン錠100mg

パンテチン注200mg「イセイ」

ミカメタンクリームIF_ pdf

ソリューゲンF注

Microsoft Word - チモロール点眼液0.25%・0.5%「テイカ」(第8版)IF201404

塩化カリウム「フソー」

ヒアルロン酸Na点眼液 インタビューフォーム

ロカイン注1%、2%

2012 年 3 月改訂 ( 改訂第 3 版 ) 日本標準商品分類番号 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 (1998 年 9 月 ) に準拠して作成 パンテチン製剤 パンテチン錠シオエ 100 Pantethine Tab. SIOE 100 剤 形フィル

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医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

Microsoft Word - VBIF_2006.6_.doc

if_dsp_n15

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記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

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医薬品インタビューフォーム

大塚生食注 インタビューフォーム

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アズレミン配合細粒

ビタミンK1注10㎎・30㎎・50㎎ IF

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パントール注射液100mg・250mg・500mg

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2017 年 5 月改訂 ( 第 13 版 ) 日本標準商品分類番号 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 2013 に準拠して作成 高血圧症 狭心症治療薬 持続性 Ca 拮抗薬 日本薬局方アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠 アムロジピンOD 錠 2.5mg

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

2012 年 6 月改訂 ( 第 8 版 ) 日本標準商品分類番号 : 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 2013 に準拠して作成 神経 筋機能賦活剤 シグマビタン 配合カプセル B25 SHIGMABITAN R COMBINATION CAPSULES

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フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg・60mg「杏林」

カチリ「ホエイ」

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Microsoft Word - MMD配合散IF201212改訂.doc

TRH注0.5mg「タナベ」

Microsoft Word - _IF_アムロジピンOD錠2

2005 年 4 月改訂 ( 第 2 版 ) 日本標準商品分類番号 医薬品インタビューフォーム日本病院薬剤師会の IF 記載要領 (1998 年 9 月 ) に準拠して作成 外皮用殺菌消毒剤 一般名 : ヨードホルム 剤形外用ガーゼ 規格 含量 一般名 製造 輸入承認年月日 薬 価 基

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

Transcription:

2015 年 9 月改訂 ( 改訂第 8 版 ) 日本標準商品分類番号 871339 医薬品インタビューフォーム IF 2013 めまい 平衡障害治療剤日本薬局方ベタヒスチンメシル酸塩錠 剤形 製剤の規制区分 規格 含量 一般名 製造販売承認年月日薬価基準収載 発売年月日 開発 製造販売 ( 輸入 ) 提携 販売会社名 医薬情報担当者の連絡先 問い合わせ窓口 6mg 1 6mg 12mg 1 12mg Betahistine Mesilate 6mg 2001 6 25 2001 9 7 1969 1 1 12mg 1978 1 28 1978 4 1 1978 4 1 hhc 0120 419 497 FAX 03 5229 0720 http://www.eisai.co.jp IF 2009 7 http://www.pmda.go.jp

IF 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯 63 2 IF IF 10 9 3 IF 10 20 9 IF 2008 IF 2008 IF PDF e IF e IF e IF http://www. info.pmda.go.jp/e IF e IF IF 2008 4 IF IF 2013 2.IF とは IF IF IF IFの様式 A4 9

IF IF 2 IFの作成 IF IFIF IF 2013 IF 2013 IF PDF IFの発行 IF 2013 25 10 IF 2013 IF 3.IFの利用にあたって IF 2013PDF IF IF IF MRIF IF IF 4. 利用に際しての留意点 IF IF IF 2013 4

Ⅰ. 概要に関する項目 1 2 Ⅱ. 名称に関する項目 1 1 2 3 2 1 2 3 3 4 5 6 7 Ⅲ. 有効成分に関する項目 1 1 2 3 4 5 6 7 2 3 4 目 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 4 4 Ⅳ. 製剤に関する項目 1 5 1 5 2 5 3 5 4 ph ph 5 2 5 1 5 2 5 3 5 3 5 4 6 5 6 6 6 次 7 6 8 6 9 7 10 7 11 7 12 7 13 7 14 7 Ⅴ. 治療に関する項目 1 8 2 8 3 8 1 8 2 8 3 8 4 8 5 8 1 8 2 8 3 8 4 8 6 9 1 9 2 9 Ⅵ. 薬効薬理に関する項目 1 10 2 10 1 10 2 10 3 10 Ⅶ. 薬物動態に関する項目 1 11 1 11 2 11 3 11 4 11 5 11 6 11 2 12

1 12 2 12 3 12 4 12 5 12 6 12 7 12 3 12 4 12 1 12 2 12 3 12 4 12 5 13 5 14 1 14 2 CYP450 14 3 14 4 14 5 14 6 14 1 14 2 15 3 15 7 15 8 15 Ⅷ. 安全性 ( 使用上の注意等 ) に関する項目 1 16 2 16 3 16 4 16 5 16 6 16 7 16 1 16 2 16 8 17 1 17 2 17 3 17 4 17 5 17 6 18 9 18 10 18 11 18 12 18 13 18 14 18 15 18 16 18 Ⅸ. 非臨床試験に関する項目 1 19 1 19 2 19 3 19 4 19 2 19 1 19 2 20 3 20 4 20 Ⅹ. 管理的事項に関する項目 1 21 2 21 3 21 4 21 1 21 2 21 3 21 5 21 6 21 7 21 8 22 9 22 10 22 11 22 12 22

13 22 14 22 15 23 16 23 17 23 Ⅺ. 文献 1 24 2 24 Ⅻ. 参考資料 1 25 2 25 ⅩⅢ. 備考 26

Ⅰ. 概要に関する項目 1. 開発の経緯 1939 Horton 1941 Walter 2 amine pyridine 1966 1965 2. 製品の治療学的 製剤学的特性 1

Ⅱ. 名称に関する項目 1. 販売名 (1) 和名 6mg 12mg (2) 洋名 Merislon Tablets 6mg Merislon Tablets 12mg (3) 名称の由来 2. 一般名 (1) 和名 ( 命名法 ) JAN (2) 洋名 ( 命名法 ) Betahistine Mesilate JAN (3) ステム 3. 構造式又は示性式 4. 分子式及び分子量 C 8 H 12 N 2 2CH 4 O 3 S 328.41 5. 化学名 ( 命名法 ) N Methyl 2 pyridin 2 ylethylamine dimethanesulfonate IUPAC 6. 慣用名 別名 略号 記号番号 7.CAS 登録番号 5638 76 6 Betahistine 2

Ⅲ. 有効成分に関する項目 1. 物理化学的性質 (1) 外観 性状 (2) 溶解性 10099.5 1g ml 0.3 100 99.5 1.05 1.1 30 33 (3) 吸湿性 2237 (4) 融点 ( 分解点 ) 沸点 凝固点 110 114 (5) 酸塩基解離定数 pka 3.20 9.62 (6) 分配係数 (7) その他の主な示性値 1 2 0.1mol L 1 20000 259 263nm 3 E 1 1cm 261nm 280 4 ph 2.2 1 10 2. 有効成分の各種条件下における安定性 3

Ⅲ. 有効成分に関する項目 3. 有効成分の確認試験法 4. 有効成分の定量法 4

Ⅳ. 製剤に関する項目 1. 剤形 (1) 剤形の区別 外観及び性状 6mg 150 mmmgmm 6.1 84 2.4 12mg 151 mmmgmm 7.1 120 2.7 (2) 製剤の物性 6mg 20N 12mg 29N (3) 識別コード 6mg 150 12mg 151 (4)pH 浸透圧比 粘度 比重 無菌の旨及び安定な ph 域等 2. 製剤の組成 (1) 有効成分 ( 活性成分 ) の含量 6mg 1 6mg 12mg 1 12mg (2) 添加物 6mg 12mg (3) その他 3. 懸濁剤 乳剤の分散性に対する注意 5

Ⅳ. 製剤に関する項目 4. 製剤の各種条件下における安定性 6mg 25 /60 RH PTP 36 36 25 /75 RH 4 40 4 3 4 2 lx 60 60 120 lx hr200w h/m 2 12mg PTP 36 25 /60 RH 36 25 /75 RH 4 40 4 3 4 2 lx 60 60 120 lx hr200w h/m 2 5. 調製法及び溶解後の安定性 6. 他剤との配合変化 ( 物理化学的変化 ) 7. 溶出性 6mg 12mg 50rpm 900mL 37 261nm 15 85 8. 生物学的試験法 6

Ⅳ. 製剤に関する項目 9. 製剤中の有効成分の確認試験法 10. 製剤中の有効成分の定量法 11. 力価 12. 混入する可能性のある夾雑物 22 122 N CH 2 CH 2 NH 2 N CH 2 CHO 1 2 13. 注意が必要な容器 外観が特殊な容器に関する情報 14. その他 7

Ⅴ. 治療に関する項目 1. 効能又は効果 2. 用法及び用量 6mg 1 1 2 1 6 12mg 1 3 12mg 1 1 1 12mg 1 3 1 6 12mg 3. 臨床成績 (1) 臨床データパッケージ (2) 臨床効果 875 (3) 臨床薬理試験 (4) 探索的試験 (5) 検証的試験 1) 無作為化並行用量反応試験 2) 比較試験 6mg 1 2 1 3 2 3) 安全性試験 4) 患者 病態別試験 8

Ⅴ. 治療に関する項目 (6) 治療的使用 1) 使用成績調査 特定使用成績調査 ( 特別調査 ) 製造販売後臨床試験 ( 市販後臨床試験 ) 2) 承認条件として実施予定の内容又は実施した試験の概要 9

Ⅵ. 薬効薬理に関する項目 1. 薬理学的に関連ある化合物又は化合物群 dl 2. 薬理作用 (1) 作用部位 作用機序 (2) 薬効を裏付ける試験成績 1 30 148 2 5.5mL min 100g 8.1mL min 100g 3 70.4mL 100g min 81.4mL 100g min 73.2mL 100g min 84.0mL 100g min (3) 作用発現時間 持続時間 10

60 120 180 240 minⅦ. 薬物動態に関する項目 1. 血中濃度の推移 測定法 (1) 治療上有効な血中濃度 (2) 最高血中濃度到達時間 (3) 臨床試験で確認された血中濃度 10kg 6mg 12mg 240mg 60 90 ng/ml 10 8 6mg 12mg Mean S.E., n 15 6 4 2 メリスロン錠 6mg 及びメリスロン錠 12mg( それぞれベタヒスチンメシル酸塩として 240mg) 経口投与後のビーグル血漿中ベタヒスチンメシル酸塩濃度 (4) 中毒域 (5) 食事 併用薬の影響 (6) 母集団 ( ポピュレーション ) 解析により判明した薬物体内動態変動要因 11

Ⅶ. 薬物動態に関する項目 2. 薬物速度論的パラメータ (1) 解析方法 (2) 吸収速度定数 (3) バイオアベイラビリティ (4) 消失速度定数 (5) クリアランス (6) 分布容積 (7) 血漿蛋白結合率 3. 吸収 4. 分布 (1) 血液 - 脳関門通過性 (2) 血液 - 胎盤関門通過性 (3) 乳汁への移行性 (4) 髄液への移行性 12

Ⅶ. 薬物動態に関する項目 (5) その他の組織への移行性 3 H 60mg kg ラットに 3 H- ベタヒスチンメシル酸塩単回経口投与 24 時間後の臓器内分布 /g tissue 0.67 0.32 0.01 0.00 1.96 0.59 0.03 0.01 3.23 1.21 0.02 0.01 12.07 3.48 0.82 0.12 4.12 2.11 0.09 0.01 4.76 1.34 0.03 0.02 2.42 1.05 0.04 0.01 3.37 2.30 0.83 0.33 8.21 3.45 0.54 0.20 3.57 1.92 0.92 0.42 Mean S.D., n 5 ラットに 3 H- ベタヒスチンメシル酸塩を 5 日間連続経口投与後の臓器内分布 /g tissue 2.59 0.74 0.01 0.00 5.40 2.10 0.02 0.01 3.31 1.50 0.02 0.01 17.85 4.15 0.16 0.07 8.15 3.03 0.02 0.00 5.15 2.11 0.00 0.01 3.12 1.33 0.01 0.01 2.24 1.59 0.12 0.08 17.53 3.77 0.21 0.11 9.01 4.10 0.55 0.27 Mean S.D. 13

Ⅶ. 薬物動態に関する項目 5. 代謝 (1) 代謝部位及び代謝経路 3 H 50mg kg 24 b 2 ph5.0 c a b c PPC n BuOH AcOH H2O 4 1 2 3 H- ベタヒスチンメシル酸塩投与後の尿からの抽出物の ペーパークロマトグラフィー ( ラット ) (2) 代謝に関与する酵素 (CYP450 等 ) の分子種 (3) 初回通過効果の有無及びその割合 (4) 代謝物の活性の有無及び比率 (5) 活性代謝物の速度論的パラメータ 6. 排泄 (1) 排泄部位及び経路 14

Ⅶ. 薬物動態に関する項目 (2) 排泄率 3 H 60mg kg 24 10 30 50 70 Rat no. ラットにおける 3 H- ベタヒスチンメシル酸塩の生体内運命 1 24.8 59.1 7.1 90.9 2 10.3 73.7 5.7 89.9 3 33.0 50.3 8.1 91.4 (3) 排泄速度 7. トランスポーターに関する情報 8. 透析等による除去率 15

Ⅷ. 安全性 ( 使用上の注意等 ) に関する項目 1. 警告内容とその理由 2. 禁忌内容とその理由 ( 原則禁忌を含む ) 3. 効能又は効果に関連する使用上の注意とその理由 4. 用法及び用量に関連する使用上の注意とその理由 5. 慎重投与内容とその理由 1 H 2 2 H 1 3 6. 重要な基本的注意とその理由及び処置方法 7. 相互作用 (1) 併用禁忌とその理由 (2) 併用注意とその理由 16

Ⅷ. 安全性 ( 使用上の注意等 ) に関する項目 8. 副作用 (1) 副作用の概要 2,254 26 1.15 (2) 重大な副作用と初期症状 (3) その他の副作用 0.1 5 (4) 項目別副作用発現頻度及び臨床検査値異常一覧 2,254 26 1.15 10 0.44 3 0.13 3 0.13 副作用の種類別発現状況 183 2,254 26 1.15 29 1.29 20 0.89 10 0.44 3 0.13 2 0.09 2 0.09 2 0.09 1 0.04 1 0.04 1 0.04 3 0.13 3 0.13 5 0.22 1 0.04 4 0.18 1980 6 (5) 基礎疾患 合併症 重症度及び手術の有無等背景別の副作用発現頻度 17

Ⅷ. 安全性 ( 使用上の注意等 ) に関する項目 (6) 薬物アレルギーに対する注意及び試験法 0.1 5 9. 高齢者への投与 10. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 11. 小児等への投与 12. 臨床検査結果に及ぼす影響 13. 過量投与 14. 適用上の注意 PTP PTPPTP 15. その他の注意 16. その他 18

Ⅸ. 非臨床試験に関する項目 1. 薬理試験 (1) 薬効薬理試験 ( Ⅵ. 薬効薬理に関する項目 参照 ) (2) 副次的薬理試験 (3) 安全性薬理試験 1 2 Shay 3 T 1 50 1 100 4 4 1 (4) その他の薬理試験 2. 毒性試験 (1) 単回投与毒性試験 LD 50 mg/kg 6,300 1,630 530 5,000 1,950 505 3,450 952 604 3,030 940 604 1,400 120 22.9 19

Ⅸ. 非臨床試験に関する項目 (2) 反復投与毒性試験 Wistar 13 39 117 350 1,050mg kg 3 Wistar 13 39 117 350mg kg 6 3 6 (3) 生殖発生毒性試験 9 14 200g 50 500 2,000mg kg 2,000mg kg 14 500mg kg 50mg kg ddn 20g 7 2 3 50 500 2,500mg kg 50mg kg 500mg kg 3 2 2,500mg kg 2 500mg kg (4) その他の特殊毒性 20

Ⅹ. 管理的事項に関する項目 1. 規制区分 2. 有効期間又は使用期限 3 3. 貯法 保存条件 4. 薬剤取扱い上の注意点 (1) 薬局での取扱い上の留意点について (2) 薬剤交付時の取扱いについて ( 患者等に留意すべき必須事項等 ). 14 (3) 調剤時の留意点について 5. 承認条件等 6. 包装 6mg 100 PTP500 1,000 PTP 12mg 100 PTP500 1,000 PTP 7. 容器の材質 PTP PTP 21

Ⅹ. 管理的事項に関する項目 8. 同一成分 同効薬 6mg 6mg dl 7.5mg 9. 国際誕生年月日 10. 製造販売承認年月日及び承認番号 6mg 2001 6 25 12mg 1978 1 28 6mg 21300AMZ00492000 12mg 15300AMZ00229000 11. 薬価基準収載年月日 6mg 2001 9 7 12mg 1978 4 1 6mg 6mg 12. 効能又は効果追加 用法及び用量変更追加等の年月日及びその内容 13. 再審査結果 再評価結果公表年月日及びその内容 14. 再審査期間 22

Ⅹ. 管理的事項に関する項目 15. 投薬期間制限医薬品に関する情報 16. 各種コード HOT 13 日本薬局方ベタヒスチンメシル酸塩錠メリスロン錠 6mg PTP 100T 1023541 01 0203 PTP 1000T 1023541 01 0204 1339 005F 1296 610454087 500T 1023541 01 0102 日本薬局方ベタヒスチンメシル酸塩錠メリスロン錠 12mg PTP 100T 1023602 01 0202 PTP 1000T 1023602 01 0201 1339 005F 2128 611160089 500T 1023602 01 0101 17. 保険給付上の注意 23

Ⅺ. 文献 1. 引用文献, 39, 1237 1967 MRS 0028, 22, 650 1968 MRS 0029, 32, 631 1983 MRS 0078, 13, 257 1980 MRS 0066, 6, 139 1978 MRS 0059, 60, 1112 1967 MRS 0009, 78, 1615 1985 MRS 0090 Tomita, M. et alstroke, 9, 382 1978 MRS 0020, 2, 344 1968 MRS 0007 2. その他の参考文献 24

Ⅻ. 参考資料 1. 主な外国での販売状況 2015 2. 海外における臨床支援情報 25

ⅩⅢ. 備考 その他の関連資料 26

CODE DI-I-MR109 2015 年 9 月作成