1/11 ページ 上川の自然 (8 月 ) 上川に見られるいろいろな草花や昆虫をしょうかいします ( 文 写真森田副校長 ) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 8/31 ニジゴミムシダマシ NO.144 にじのような色が輝いています 正しくは ニジゴミムシダマシではなく 少し長めの体をしているので ナガニジゴミムシダマシといいます ニジというのは 写真でもわかるように虹色 ( にじいろ ) をしているからです ゴミムシダマシとは ゴミムシ科に似た形をした虫がいるからです ゴミムシというのは 今ではオサムシ科で 飛ぶよりも歩く方が早い虫たちで オサムシやマイマイカブリなどほとんとが肉食です このニジゴミムシダマシは くさった木やかれた木を食べます 体長は 1cm もありません 虹色に光るのは タマムシやモルフォチョウなどと同じ構造色のためだといわれています 8/30 ニラ NO.143 畑から逃げ出したニラ このニラの花は 畑から逃げ出して野生状態でさいていたものです ニラはユリ科植物で 6 枚の花びらをもっています すっきりとした白い花はとてもステキで ルーペで見るとまたまたきれいです ニラはネギと同じ仲間で 学名をアリウムといい アリシンという物質がふくまれています このアリシンというのは ネギのあのかおりのもとであり 抗菌作用があります 春の野に出るノビルも同じくネギの仲間です ニラのにおいがきらいという人もいるかもしれませんが とても体によい野菜なのでたくさん食べましょう 写真の右上にはセセリチョウもいます 8/29 アオバハゴロモ NO.142 天人のあおい羽衣 ( はごろも ) 羽衣 ( はごろも ) とは 天人が着て空を飛ぶといわれるうすい衣 ( ころもー着物のこと ) のことです いろいろな虫がいますが とてもよい名前をいただいた虫だと思います このハゴロモという虫は 上川の自然の NO.121 でも紹介していますが 幼虫時代には 白い糸のようなろうのようなものを出すとてもかわった虫で 初めて見た時にはびっくりしました このアオバハゴロモの青とは緑色という意味でしょう また この虫の前羽の外べりはうすいベニ色をしています ルーペでそのベニ色を見た時には その美しさにハッとしました 8/28 クズ NO.141 あまいかおりが風にのって
2/11 ページ 8 月下旬になると 吹く風もどこか秋めいてきます 風とともにどこからかあまいかおりがしてきました 見上げるとクズの赤むらさき色の花がさいていました 赤むらさき色といっても 花の中心には黄色の部分もあります これは 密標 ( みっぴょう ) といって 虫たちにミツのありかを示すものです 花は下からさきはじめ だんだんと上の花がさくようになっています クズは昔から秋の七草として親しまれてきましたが 自分で秋の七草を決めるのも楽しいでしょう また 上川の地域に見られるものだけで 秋の七草を選ぶなどして植物に親しむのも楽しいことです 8/27 クスサン? ではなくヤママユガです NO.140 ヤママユガ科のガ 正しい種の名前は ヤママユガです この仲間は同じ種類でもいろいろなちがいがあるそうです 教えていただきありがとうございました その他 まちがいがあった場合にはご連絡ください ガはたくさんの種類がありますが このガはヤママユガ科のガであることはまちがいないでしょう どれも大型のものが多く 大きな羽をもっていますが 飛ぶのは上手ではないそうです この仲間はどれも口が退化してしまい あとが残っているだけのものが多いそうです 日本で一番大きなガで 沖縄の与那国島にいるヨナグニサンはこの仲間です 8/26 コアオハナムグリ NO.139 コガネムシ科の虫 よく似た種類でアオハナムグリにくらべると少し小さい感じです この仲間は名前のとおり花にもぐり 花粉やミツを食べます 中には 樹液をなめるものもいます 幼虫は 土の中にいて 落ち葉やかれた草などを食べています 体の色は白で ひふの表面には たくさんのひだがあります 背中にはたくさんの短い毛があり ひだと毛を使って腹を上に向け歩きます センニンソウのところにいるのをパチリと撮影しました このコガネムシの仲間は どれもヒゲの先がハブラシのようになっていて 足のすねには トゲトゲのれつがたくさんあります 8/25 ヒヨドリバナ NO.138 鳥のヒヨドリとの関係は? ヒヨドリバナの名前の由来を調べたところ ヒヨドリが鳴くころに花がさくという説明がありましたが どうもいいかげんな名前のつけ方のようです ヒヨドリは季節に関係なく鳴くのに 秋の七草のフジバカマという花がありますが なかなか野生では見ることができない植物です フジバカマによく似ていて どこにでも見られるものが このヒヨ
3/11 ページ ドリバナです この花は 5~6 この花が一つのかたまりにようになって咲いています 花がさくと ヒゲのようなものをだしますが これは めしべの先が二つに割れたものです 細かい所も観察してみましょう 8/24 センニンソウ NO.137 せんにんとは 仙人 のこと 植物の名前には それぞれ意味がありますが この植物のせんにんとは 千人 ではなく 仙人 という意味です では どこが仙人なのでしょうか それは 今はわかりません この植物は今は花ですが しばらくすると 実がなります この実にこまかい毛がいっぱいついていて それが 仙人のひげのようなので この名前になりました この植物は つる植物で たくさんの花をさかせます 一つ一つの花は小さくても たくさん集まってさくと それはそれは見事です また この白いたくさんの花は 虫たちにわかりやすいでしょうね 8/23 クロムヨウラン NO.136 天合峰は自然の宝の山 植物はふつうは 緑の葉っぱが光を受けて養分をつくりますが このクロムヨウランは他のものに寄生して養分をとるので 全体的に黒く 葉っぱもない変わった植物です この植物は大変めずらしい植物で どこにでもあるというものではありません 天合峰というのは 秋川街道の南にある山で 釜の沢やその他いろいろな所から登れる山で自然いっぱいのすばらしい所です この写真ではあまりはっきりしていませんが 花がつぼみのようです この写真を撮る時に 蚊 ( カ ) がまわりに集まり それはそれは 大変な思いをして撮った写真です 8/22 クサギ NO.135 葉っぱをちぎると くさい木 植物の観察をする時に 五感を使うことが大切です 特に 葉っぱをちぎってにおいをかぐというの経験は とても印象に残るものです さて この写真の葉っぱはどんなにおい いろいろなにおいについて すきとかきらいとかは 人によってもちがうものですが このクサギだけは だれがにおいをかいでも くさい木なので クサギ ( 臭い
4/11 ページ 木 ) となりました 葉っぱはよくないにおいですが 花はとてもきれいで においもあり クロアゲハなどが よくミツをすいに来ています チョウのながい口 ( 口吻という ) はストローのようなのでよいのでしょう 8/21 マツモムシ NO.134 水の中にいる昆虫 水性昆虫 いままでにいろいろな昆虫の紹介をしてきましたが 水の中で生活する昆虫を水性昆虫といいます アメンボやタガメ ゲンゴウロウなどがいます 写真はマツモムシという虫です マツモムシは後足が長く大きく 水面におなかをむけて泳ぎます この写真は 5 年生の田んぼの所で撮ったもので幼虫です 他にもミズムシというとてもおもしろい虫もいました くわしくのまたの機会に 昆虫の 昆 とは たくさんという意味があります また 虫 とは 哺乳類 ( ほにゅうるい ) 以外の動物をさしていったそうです ですから トカゲやオタマジャクシも虫と考えていた時代もありました 8/20 イヌゴマ NO.133 ゴマとはちがう植物です ゴマというのは インドやエジプトなどでとれるゴマ科植物です このイヌゴマは 湿地に生えるもので 種がゴマににているからこのような名前がつきました イヌとはにせものという意味もあります きのうは 茎が三角形のカヤツリグサ科植物でしたが 今日は茎が四角形のシソ科植物です シソ科には ミントやハッカ シソ セージ ラベンダーなどにおいの植物がたくさんあります 上川の自然で紹介した植物のうち 7 のヒメオドリコソウ 34 のラショウモンカズラ 61 のタツナミソウ 118 のアキノタムラソウなどはすべて茎が四角いシソ科植物です 8/19 サンカクイ NO.132 これが本当のサンカクイ 7 月の上川の自然の NO93 で紹介したカンガレイという植物とこんがらがってしまいましたが これが本当のサンカクイです まあ どちらもそれほど大きな差はありません 学校うらにいっぱいあります 自然に生えているものを採集することをすべて悪いことだという意見にはどうも賛成できません 理科 科学の観察というものは 実際に手にとりじっくりと見るこ
5/11 ページ とが基本だからです めずらしい植物をとりすぎるのはどうかと思いますが サンカクイのようにたくさんあるものは少しくらい自分で手にもち いろいろといじってみましょう 三角の茎があるなんてサプライズですよ 8/18 ヒメウラナミジャノメ NO.131 うらの波の美しさをよく見てください 大きなチョウでもないし それほど はっきりとした色あいもなく 美しいとはいえませんが それでもウラの波の様子をよく見てください なかなかきれいなもように見えませんか 八王子の駅近くでこのチョウを見ようと思うとなかなかむずかしいようです ススキやイネ科の植物が食草なので それらの植物があるところではふつうに見ることができます 学校裏ならいつでもいます 飛ぶ力があまりないのでしょうか 少し飛んではすぐに花に休んでいることがあります どうやら 丸っぽい羽のチョウというのは あまり早くは飛べないようです 8/17 オトコエシ NO.130 オミナエシの仲間のオトコエシ 秋の七草といえば ハギ ススキ クズ ナデシコ フジバカナ オミナエシ キキョウです オミナエシは黄色の花ですが このオトコエシは白い花をさかせます どちらも花のつき方やさき方はにています オミナエシは最近では 野原にあまり見られなくなり 大変貴重なものですが オトコエシはふつうの野山に行けば いくらでも見ることができます オミナエシは女郎花と漢字で書き 女性を表すのでしょうか とてもきれいです それに対して オトコエシは 見栄えは普通ですが 花のにおいがあまりよくありません 実際かいでみてください 8/16 ヤブラン NO.129 ランという名前がついていてもユリの仲間 ヤブランというのは 葉っぱが 6 枚 おしべ 6 こでユリ科の植物です どうしてランという名前がついたのかいろいろ調べてみたのですがわかりませんでした だれか知っていたら教えてください ヤブに多くさいていますが 日なたにもあります むらさき色の小さな花がたくさんさいている姿はなかなかのものです 夏の花でもけっこうお気に入りの花です
6/11 ページ 花の後にできる丸いものはなんでしょうか 種でしょうか 実でしょうか 両方をきちんと区別できますか 枝豆の 3 つくらい入っているのが実で 一つずつ口に入れるものが種です ヤブランはうすい実の皮がやぶれてしまい 種子がそのままなります 8/15 オオシオカラトンボ NO.128 シオカラトンボににています シオカラトンボによくにていますが やや青みがかった体をしていて 羽のもとが黒くなっています ともにメスは黄色でムギワラトンボともよばれています トンボが歩いているのを見たことがありますか トンボは歩くのはとてもにがてで飛ぶことがとても上手です 4 枚の羽を全部使うからうまいんです 他のセミやガやハチなども 4 枚使いますが 前後の羽がいっしょに動くしくみになっています トンボは足の先に感覚のある毛がついていて それが胸の筋肉とつながっており 羽を動かすスイッチにもなっているんです 足がふれたとたんに羽の動きが止まるからよーくみてごらん 8/14 イオウイロハシリグモ NO.127 クモは昆虫ではありません 昆虫は足が 6 本で体のつくりは 頭 胸 腹からできていますが クモは足が 8 本あり 頭と胸がいっしょになっているのがとくちょうです また 目が 8 こあるのもおもしろいですね クモは植物を食べるのではなく すべて肉食です 日本には毒グモはいないので安心してください また アミをはるクモもいれば アミをまったくはらないクモもいるそうです このクモは硫黄色をしていて 走り回ってえさを見つけるのでイオウイロハシリグモといいます このクモをおどかしてみると なんと 水の中にもぐってしまいました それを見てとてもおどろいてしまいました 8/13 ミソハギ NO.126 学校うらの谷戸にたくさんさいています お盆のころにさくので 盆花ともいいます 小さな花ですが こい紅紫色の花はよく目立ちます 高さは 1m くらいあるので 遠くからでもわかります 水辺にさく花ですが このごろは その水辺がたいへん少なくなりました 水辺といっても川にはあまりみられません 動植物にとって湿地という場所はとても貴重なところでもあります
7/11 ページ この花を手にとってじっくりと見てください おしべ めしべがそれぞれ 長い 中くらい 短いといろいろあります めしべが長いとおしべは中と短になり 中めしべだと長 短おしべになり 短めしべだと長 中おしべになり 自分以外の花粉をもらうようにできています 8/12 キンミズヒキ NO.125 黄色の小さな花がたくさんさきます とてもかわいい黄色の花がたくさんさきます よくみると 5 枚の花びらです バラ科はほとんどが 5 枚 アブラナ科やケシ科やアカバナ科は 4 枚の花びらです ユリ科などは 3 枚 6 枚が多いようです 黄色を金色に見立てのでしょう ミズヒキとは タデ科の植物の細長い花のまとまりににているのでこの名前になったのでしょう 名前にはそれぞれ 何かしらの理由があるようです この植物は下から順番にさきはじめます ぜひさきおわった実を見てください カギのようなトゲがたくさんついています このトゲは種を遠くへ運ばれるのに役立つようです 8/11 ガマ NO.124 フランクフルトソーセージのようです とてもかわった形をしている花で おしべとめしべしかありません 上におばな 下のソーセージのような所がめばなで 30 万もの種ができます めばながたくさんあるというのもかわった植物です 穂のようになっている所を蒲矛 ( ガマホコ ) といい これが かまぼこ の語源になりました 昔 かまぼこはちくわのような形でした うなぎも丸いままくしにさして焼いたそうです だから蒲焼といいます 因幡の白ウサギがくるまったのはふわふわになった白い綿穂 昔はフトンにいれたそうです だからふとんは布団ともかきますが蒲団という漢字もあります 8/10 ヒダサンショウウオ NO.123 流れのきれいな川にいます このサンショウウオは 渓流 ( けいりゅう ) というきれいな川にしかいないサンショウウオです 今熊山の奥の沢で見つけたものです その沢は行くのがちょっとたいへんな所です 場所は秘密です 学校うらの谷戸にはトウキョウサンショウウオがいますが ヒダサンショウウオも見られる上川はすごい所です ヒダサンショウウオは この近くでは 恩方や小津
8/11 ページ などで見られるくらいです 写真は幼生といって子どもですが 成体になると 1 5cm くらいになるそうです まだ見たことはありませんが そのうちいつかお目にかかりたいです 8/9 キツネノカミソリ NO.122 ヒガンバナの仲間です このキツネノカミソリは川口川にさいていたものです 上川にも必ず咲いていると思います 見つけたら副校長先生に教えてください 赤い花がむれなしてさいている姿は目をみはります ヒガンバナの仲間でよく似ていますが さく時期がキツネノカミソリのほうが約一ヶ月早いようです 花のさく季節には葉っぱがありません 葉っぱは春先からでて夏には花だけがニョキニョキと出てきます ヒガンバナは畑やお墓に多いようですが キツネノカミソリはあちこちの野原や河原でみかけます そのわけは またくわしくお話しします 楢原小学校の近くに キツネノカミソリの群生地があり見事です 8/8 ハゴロモの幼虫 NO.121 タンポポの綿毛と思ったら ある時 草むらに綿毛が見えて それがとつぜん飛びはねました へんな虫だなと思ってとりそこね それからしばらくたってから 写真にとることができました 綿毛みたいだが 動くから虫にちがいない 図鑑などでよくよく調べてみると ハゴロモ科というカメムシの仲間であることがわかりました この仲間は幼虫時代にロウのような真っ白な毛をもっているちょっとかわった虫でした ウスバハゴロモとか アミガサハゴロモとか名前がついていましたが どちらかは分かりません この仲間 成虫になると羽がはえますが 羽で羽ばたかず 飛びはねるだけ 幼虫もへんだけど成虫もへんです 8/7 コナギ NO.120 水田の雑草ですが 昔から水田の雑草として きらわれていたそうですが 青い花はなかなかきれいです 体育館うらの谷戸で見つけた時には その美しさにハッとしました 草をかきわけかきわけ探してみましょう よくにた仲間にミズアオイという植物があり それが古くはナギとよばれ 一回り小さいので コナギという名前になりました 花の大きさは 2cm くらいあります
9/11 ページ 金魚ばちや池などに入れる水草で 外国からきたものでホテイアオイというものがありますが その仲間でもあります ホテイアオイはウオーターヒヤシンスともよばれています 8/6 トラカミキリの仲間 NO.119 何かによくにていませんか? カミキリムシの中で 黄色と黒のトラもようのカミキリをトラカミキリといいます この仲間は数十種類もいて どれもハチのようなもようです この虫の正式名はヨツスジトラカミキリです スズメバチそっくりのトラカミキリの仲間は ハチににることによって自分の身を守っているのでしょう もちろんハチのようにさすことはないので心配いりません 心配いらないといっても カミキリムシの仲間なので ペンチのようなあごをもっているので注意してください このトラカミキリもビニル袋をやぶり脱出しようとしていました 8/5 アキノタムラソウ NO.118 花の形をよく見てください 名前に秋がつくアキノタムラソウです やっと夏らしくなったと思ったら 野の花はもう秋のようです といっても この植物は 7 月下旬から咲き始めます 同じタムラソウの仲間で 春のタムラソウと夏のタムラソウもありますが どちらもこの上川あたりでは見ることができません どれもシソ科の植物なので 茎は四角です さわってみて確かめよう シソ科の花はとてもかわった形をしています サルビアもシソ科なので よく思い出してください サクラやキク アサガオともちがった形です 難しい言葉で唇形花 ( しんけいか ) といいます 8/4 オモダカ NO.117 水田の雑草といわれています 学校裏の谷戸の田んぼに白い花があれば ほとんどがオモダカです 葉っぱの形が人の顔 = 面 ( おも ) ににているので 面高がオモダカになりました 雑草とはいえ なかなかきれいな花です オモダカによくにているもので クワイがあります クワイは中国からきたもので お正月のおせち料理などで食べたりします クワイのほうがオモダカよりも 2~3
10/11 ページ 倍くらい大きいです 花をよく見ると 2 種類の花があります オバナとメバナです オバナには おしべがよく目立ち 花全体の上のほうにあります これは 花粉がこばれてメバナにつきやすくするためでしょう 8/3 ウマオイ NO.116 いろいろなバッタの仲間 バッタの仲間には いわゆるバッタの仲間 キリギリスの仲間 コオロギの仲間がいます バッタの仲間は触覚が短く 草を食べます キリギリス コオロギの仲間は肉食性か雑食性です NO111 のミヤマフキバッタはバッタの仲間なので触覚が短いので 確認してみてください また このウマオイというキリギリスの仲間は スイッチョンとなき 草やぶなどにいます これらバッタなどの昆虫の仲間の耳はどこにあるでしょうか? 探してみてください 目の近くにあるのかな あれあれ? ないぞ! これらの虫たちの耳は足の根もとにあるんです 8/2 ユウガギク NO.115 野にさくキクなので野菊といいます ユウガギクというのは 秋にいろいろとさく野菊の仲間です まだ 本格的な夏が始まったばかりだというのに 野は秋に向かっているのでしょうか アキノタムラソウという花もさき始めています このユウガギクも上川口小学校うらの谷戸で撮影したものです まだ花の数は少ないようですが これからどんどんとさき続けていくでしょう 楽しみにしていてください 秋の野菊には シロヨメナ ノコンギク シラヤマギク リュウノウギクなど いろいろありますが もっとも早く花をさかせるのは ユウガギクです 8/1 イワタバコ NO.114 岩場にすずやかにさいています 今熊山にある金剛の滝付近にたくさんのイワタバコがさいています 岩場にあり 葉っぱがタバコの葉ににているので この名前がついたそうです この写真は 7 月下旬に撮影したものです ちょうど今ごろはたくさんの花がさいていることでしょう どこにでもある植物ではありません このような貴重な花が見られる上川はすばらしい所です
11/11 ページ 梅雨もあけて本格的な夏になりました 涼 ( りょう ) を求めて滝を見に行くのもいいですね マイナスイオンがたっぷりで それはそれは すずしくてとてもいい所です