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転職後の活躍を実現するには まず 転職先企業に馴染む ことが重要です そこで 転職支援 のプロである転職コンサルタントに 転職先企業への馴染み について伺いました ミドルが転職先企業に馴染めない よくある失敗例としてもっとも多く挙げられたのは 前職の仕事のやり を持ち込む (66%) という回答でし

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はじめに 個人情報保護法への対策を支援いたします!! 2005 年 4 月 個人情報保護法 全面施行致しました 個人情報が漏洩した場合の管理 責任について民事での損害賠償請求や行政処分などのリスクを追う可能性がござい ます 個人情報を取り扱う企業は いち早く法律への対応が必要になります コラボレーシ

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金融業界の 求人動向 ニーズ 金融業界の有効求人倍率は平成 28 年 3 月の段階で 0.67 リーマンショックで一度ガクンと落ちて そこから回復し ここ 2 年くらいはほぼ横ばいです 他の業界に比べたら有効求人倍率は低めだと思います その理由は 求職者の方が金融業界の中だけで活動されることが多いこ

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厚生労働省告示第六十四号中小企業等経営強化法平成十一年法律第十八号第十二条第一項の規定に基づき職業紹介事業 ( ) 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針を次のように定めたので同条第五項の規定に基づき公 表する平成三十一年三月十四日厚生労働大臣根本匠職業紹介事業 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指

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ミドル 若手の転職者傾向 015 年度ミドルの転職者傾向調査 ミドルの転職者は性格特性では 主体性 コミュニケーション力では 意思伝達力 論理的表現力 が高いミドルの転職者は 主体性 意思伝達力 論理的表現力 競争性 仕事の負荷量 正確かつ着実に進める 論理的に問題を分析する が若手に比べて高い結果

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働き方の現状と今後の課題

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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< その他 > 定年制度自体の廃止をするべき (30 代金融コンサルティング ) 若い人の給与が減少 高齢者の雇用を義務付けるのではなく雇用に機会を増やすべき (50 代メーカー研究開発 ) 7 割が 定年は 65 歳以上が適切 と回答 Q: 定年は何歳が適切だと考えますか? 75 歳 4% 70

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[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

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経理 財務 経理 財務に関する基礎的な専門知識を持 経理 財務に関する専門知識を持ち 部門の方針に基 経理 財務に関する高度な専門知識を持ち ち 上司の指示に基づき事務処理 手続きが づき自らの判断により担当職務を遂行し 改善 改革 自社の経営分析に基づき改善 改革の立案がで で を提案で 店長くん

目次 調査概要 3 調査結果 Ⅰ 中途採用された中高年転職者の実態 1 転職後の環境適応 満足度 4 2 転職時に重視したもの 5 3 転職前後で変化があったもの 6 4 転職後の業種 職種の変化 7 5 採用時の決め手 8 6 転職後の環境適応に役立ったもの 9 Ⅱ 今回開発したマッチング フレー

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目次 1. 会社概要 2. の人材育成施策 2.1 IT スキル標準 (ITSS) の活用 2.2 社内コミュニケーションの活性化 2.3 要員スキルマップの維持運用 2.4 その他の人材育成施策 3. 今後の取り組み 2

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Transcription:

管理部門の転職動向 経理財務 人事 法務 No Content Page 1 経理 財務編 3-5 2 人事編 6-8 3 法務編 9-11

1. 経理 財務に求められる 3 つの能力 経理 財務の人材においては自身の実務スキル UP に加え ご年齢 ポジションに応じた能力を身につけることが年収 UP への近道となります 多くの企業では若手スタッフ / リーダー / マネージャーと役職が上がるごとに年収も UP しますので いかに作業者ではなく管理者へと成長して行くか がキャリアアップ & 年収 UP を考える上でも鍵となります 自社の中で 昇格の機会が無い場合には 転職する事で機会を得るのも一つの選択です では 若手スタッフ / リーダー / マネージャーとレベルアップしていくにつれて 具体的にはどのようなことを期待されるのでしょうか 下記の職階別に応じて求められる事を 是非参考にして頂ければと思います 実務能力 対象 スタッフ 経験できていない仕事に積極的に取り組み職務領域を広げる 積極的に資格取得などに取組み 体系的な知識を得る マネージャー職以上の人の働き方を研究し 可能な限り率先して手伝う マネジメント力 対象 リーダー 部下や後輩の業務の管理 指導を行い 教育研修などに取り組む 業務の効率化 難易度の高い実務の習得などスタッフ以上のパフォーマンスを出す 会社の方向性を理解し 経営層と現場スタッフの潤滑油的役割を担う 経営能力 対象 マネージャー 数字の管理だけでなく 業績アップやコスト削減などの提案が出来る 他部門と協調又は交渉が出来る調整力とネットワークを作る 経営方針 部署の目標や存在意義を決め 実行する( させる )

1. 経理 財務部門の転職マーケットデータ 年代別動向 若手層からリーダー層にかけて有効求人倍率が高めに推移有効求人倍率は2 代が非常に高く 次いで3 代も高い水準にあります また 年代別の求職者平均年収は 45 歳以上を除く各年代で 企業は求職者の現年収よりも高めの年収帯で募集をしている事が伺えます 実務経験に加え 会計系の資格や語学力のある方は特に年収アップを狙いやすいと言えるでしょう 3 代までに明確な強みを身に付ける! 2 代は大手 ~ベンチャー企業まで多様な選択肢があります 実務経験を積みながら会計系の資格 ( 日商簿記 1 2 級 / 公認会計士 / 税理士など ) を取得していくとよいでしょう 一方 35 歳を境に 経験業務 / 在籍企業規模などが問われます また国内企業のグローバル化が進み 語学力が重視されておりますので 強みとなるスキルを3 代までに身に付ける事で 4 代の選択肢が大きく変わります! 3. 年代別有効求人倍率 求人総数求職者総数求人倍率 2 1 万 年代別年収分布 企業提示年収 求職者平均年収 2.5 18 16 8 万 2. 1.5 1..5 14 12 経理 財務部門全体の有効求人倍率 : 1.24 1 8 6 4 2 6 万 4 万 2 万. ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳 万 ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳

1. 経理 財務部門の転職マーケットデータ マーケット動向 各四半期の決算が落ち着く時期に求職者登録数が増加求人数は2 月から5 月にかけて 8 月から1 月にかけて増加する傾向があります また 転職希望者 (= 求職者 ) 数は 決算期前後で増加する傾向があります 早目の転職活動準備で他の候補者との差をつける! 職種柄 動職種の方と閑散期 繁忙期が重なため 自然の流れに身を任せていると転職活動時期も重なってしまう 常に競争率が高い中での活動になります 希望企業から内定を得るためには 活動開始 1ヶ月前には準備を始めましょう! 35 求人マーケット推移 求職者数 求人数 3 25 2 15 1 5 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 /214 年 /214 年 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月

2. 人事に求められる 3 つの能力 人事の方は自身のスキルUPに加え ポジションに応じた能力を身につけることがキャリアアップへの近道となります 特に中堅規模になると内部も組織化される傾向があり 若手スタッフ / リーダー / マネージャーという階層ごとに年収水準が異なります いかに作業者ではなく管理者へと成長して行くか がキャリアアップ & 年収 UP を考える上でも鍵となります では 若手スタッフ / リーダー / マネージャーとレベルアップしていくにつれて 具体的にはどのようなことを期待されるのでしょうか 下記の職階別に求められる能力 やるべきことを 是非参考にして頂ければと思います 実務能力 対象 スタッフ 採用 研修メインの場合 新卒/ 中途の両方の経験を積む 人事労務メインの場合 給与計算及び社会保険手続き両面の知識 経験を積む アウトソーシングに頼り過ぎず 業務全体を把握する マネジメント力 対象 リーダー 特定の領域に限定することなく仕事の幅を広げる 部下や後輩の業務レビューに加え 教育 研修などにも意欲的に取り組む 会社や組織の方向性を理解し 部門全体を捉えていく目線と感覚を身に着け 将来的な管理職を狙うための土台を作る 経営能力 対象 マネージャー 事業拡大 業績安定のための人事制度構築 / 運用 / 企画 / 改善を図る 最新の法改正にアンテナを張りながら情報収集をし 迅速な対応をする 経営目線で組織全体を見渡し 人員計画や人事面の経営課題 ( 採用 配置 育成等 ) に取り組む

2. 人事部門のデータについて 年代別動向 若手からリーダー層にかけて有効求人倍率が高めに推移有効求人倍率は29 歳以下の若年層 3 歳 ~34 歳のリーダー層が高い状況ですが 35 歳を境に有効求人倍率が低下し 4 代以上だと求人数と求職数が逆転します 年代別の求職者平均年収は 45 歳以上を除く各年代で 企業は求職者の現年収よりも高めの年収帯で募集をしている事が伺えます 3 代管理職クラスは競争率隆! 2 代の採用スタッフニーズが非常に高い一方で 3 代中盤以降の管理職クラスの求人は非常に少なく競争率が高い状況です 3 代前半で市場価値を高めるためには 採用 / 労務経験はもちろん 企業独自の人事制度の構築 / 運用など経営的な視点を持つ人事として キャリアの幅を広げておく必要があります 年代別有効求人倍率 年代別年収分布 3. 求人総数求職者総数求人倍率 14 1 万 企業提示年収 求職者平均年収 2.5 12 8 万 2. 1.5 1. 人事 総務部門全体の有効求人倍率 :.86 1 8 6 4 6 万 4 万.5 2 2 万. ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳 万 ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳

2. 人事部門のデータについて マーケット動向 年度の変わり目以外は安定した求職者登録数をキープ求人数は2 月から5 月にかけて 8 月から1 月にかけて増加する傾向があります また 求職者数は長期休暇のある8 月.12 月や 期の変わり目の3 月に減少する傾向があります 焦らず中長期的な活動を! 経歴 スキルに加えて 業界経験 在籍企業規模などのマッチ度が求められることも多く 求人数の割には内定を得づらい傾向があります ご自身の経験の棚卸と求人情報収集を中長期的に行い 総合的にマッチ度が高い企業を選びましょう! 求人マーケット推移 25 求職者数 求人数 18 16 2 14 12 15 1 1 8 6 5 4 2 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 /214 年 /214 年 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月

3. 法務に求められる 3 つの能力 法務の人材においては自身のスキル UP に加え ポジションに応じた能力を身につけることが年収 UP への近道となります 近年若手の方に限らず シニア層の方にも 英文契約書の審査 作成 交渉スキルといった英語力が求められる傾向が強まっています 語学力の有無により 年収にもかなりの違いが生じてくるため 語学力の習得は 法務部員として働いていく方にとっては必須のスキルとなっていくことでしょう また スタッフ / リーダー / マネージャーと役職が上がるごとに年収も UP しますので いかに作業者ではなく管理者へと成長して行くか がキャリアアップ & 年収 UP を考える上でも鍵となります では スタッフ / リーダー / マネージャーとレベルアップしていくにつれて 具体的にはどのようなことを期待されるのでしょうか 下記の職階別に求められる能力 やるべきことを 是非参考にして頂ければと思います 実務能力 対象 スタッフ 契約書の審査 作成 交渉等の法務の基礎となる業務のスキルを身につける 語学力を身につけると同時に 対応可能な法務業務の領域を広げていく 営業部門等の他部門の方々とも積極的に関わり 現場感覚を身につける マネジメント力 対象 リーダー 部下及び後輩の指導育成を通じ チームをまとめていくスキルを身につける 業務プロセスの策定 改善 適切な人員配置により組織体の運営能力を向上させる 会社や組織の方向性を理解し 経営層と現場スタッフの潤滑油的役割を担う 経営能力 対象 マネージャー 法務以外の経理財務 経営企画といった横断的な知識を身につける 顧客及び仕事を自ら開拓していくスキルを身につける 社会情勢や経済情勢の分析を通じ 適切な会社の方向性 目標を設定する能力を磨く

3. 法務部門のデータについて 年代別動向 若手からミドル層にかけてやや高めに有効求人倍率が推移有効求人倍率は29 歳以下の若手層から35~39 歳のミドル層にかけて 微増する傾向があります 一方 4 歳以降については有効求人倍率が低下していく傾向があります また 年代別の求職者平均年収は 2 代 3 代共に企業は求職者の現年収よりも低めの年収帯で募集をしている事が伺えます 早いうちから語学力を高め 幅広い実務経験を積む! 2 代 /3 代では法律知識を身に着け 幅広い業務に対応できるよう実務経験を積みましょう 国内企業のグローバル化に伴い 今や語学力は必須事項となりつつあるため 早いうちから語学力を高めることが重要です また 社内外とのやりとりも多く発生しますのでコミュニケーション能力も大切です 4 代以降の転職は求人が少なくなってきますのでじっくりと慎重に検討する必要があります 年代別有効求人倍率 年代別年収分布 2. 求人総数求職者総数求人倍率 6 1 万 企業提示年収 求職者平均年収 1.8 1.6 5 8 万 1.4 1.2 4 6 万 1. 3.8.6 2 4 万.4.2 1 2 万. ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳 万 ~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~ 歳

3. 法務部門のデータについて マーケット動向 年度の変わり目以外は安定した求職者登録数をキープ求人数は1 月に大幅に増加する傾向が見受けられますが 他の月は緩やかな増減を繰り返し 大きな変化は見受けられません また 求職者数についても 3 月に転職活動が鈍る傾向があるものの 他の月については比較的安定して登録数が推移しています 季節変動は比較的小さい傾向に法務は季節変動があまりありません 最近はコンプライアンス体制を確立するため法務部門を強化する傾向があり 法務の仕事は多岐にわたります ご自分の進みたい方向性をしっかりと見極め 業界研究や語学力 UPなどしっかりと準備をした上で転職活動に臨みましょう! 求人マーケット推移 8 求職者数 求人数 9 7 8 6 7 5 6 4 5 4 3 3 2 2 1 1 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 /214 年 /214 年 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月