「理想の女性活躍像調査」~女子学生と女性会社員の女性活躍に対する考え方の違いとは~_損保ジャパン日本興亜

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参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

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平成25年4月26日

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図 1-a 貴社は 働き方改革に向けた取り組みを なっていますか? ( 企業規模別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 50 名 4 46% 6% 名 55% 36% 9% 名 63% 301 名以上 82% 9% 図 2 働き方改革に取り組んでいな

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最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

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電通総研、「若者×働く」調査を実施

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Press Release 仕事に対しては総じて前向きな結果に 仕事への期待 が過去最高で 仕事に対する夢 の有無も昨年より上昇 売り手市場や手厚い内定フォローの影響か調査開始以来減少傾向にあった 仕事への期待 と 仕事に対する夢 の有無について 今年は一転上昇に転じた 仕事への期待がある ( どち

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小川町女性職員活躍推進行動計画 平成 28 年 3 月 31 日小川町長小川町議会議長小川町教育委員会小川町選挙管理委員会小川町農業委員会 小川町における女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画 ( 以下 本計画 という ) は 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ( 平成 27 年

仕事をする上でのモチベーションは 仕事のおもしろさ やりがい があがる一方で 働く上での重視点では 人間関係が良好 長く続けることができる 休みがとれる が上位となり スキルアップなど仕事上の目標よりも 職場環境 や ワークライフバランス を重視する傾向 あなたが現在仕事をする上でモチベーションとな

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◎公表用資料

ポイント

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Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

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世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

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報告事項 女性の職業生活における活躍の推進に関する秋田県教育委員会特定事業主行動計画 ( 第 1 期計画 ) の策定について 教育庁総務課 義務教育課 高校教育課 特別支援教育課 1 趣旨女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ( 平成 27 年法律第 64 号 ) 第 15 条第 1 項の規

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調査の概要 少子高齢化が進む中 わが国経済の持続的発展のために今 国をあげて女性の活躍推進の取組が行なわれています このまま女性正社員の継続就業が進むと 今後 男性同様 女性も長年勤めた会社で定年を迎える人が増えることが見込まれます 現状では 60 代前半の離職者のうち 定年 を理由として離職する男

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対応していくためには 職員一人ひとりの公務に対する意欲と能力を高め 組織をより活性化し 公務の質を高く保つことが求められている そのためには 各職員の能力と勤務実績を的確に評価し その結果を反映した人事管理を推進していくことが重要である 知事部局等においては 平成 28 年 4 月に施行された地方公

ESG データブック : 社会 更新日 社会パフォーマンス報告の指標を集約しています 社会データの集計期間は毎年 (1 ~ 12 月 ) です 各データの集計範囲 : ノーリツ単体 NR 国内グループ会社を含む国内 G 国内外グループ会社を含む NRG 海外グループ会社 海外

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日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

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4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

Transcription:

2018 年 3 月 16 日損害保険ジャパン日本興亜株式会社 理想の女性活躍像調査 ~ 女子と女性の女性活躍に対する考え方の違いとは ~ 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 ( 社長 : 西澤敬二 以下 損保ジャパン日本興亜 ) は 将来の進路として就職を予定している女子と 現在会社に勤務している女性を対象に 理想とする 女性活躍 のイメージについて調査を実施しました その調査結果および専門家からのコメントをご案内します 調査結果のポイント 1.60 代以上まで仕事を続けたいと思っている方の割合は 女性が 6 割近い一方で 女子は 3 割台にとどまり 隔たりが見られる ( 質問 2) 2. 管理職を目指したり起業したいと考える方の割合は 女子が 5 割以上いる一方で 女性は 3 割台にとどまり 管理職志向に隔たりが見られる ( 質問 3) 3. 女性の 5 割以上が 理想の働き方と実際の自身の働き方にギャップがある と感じている ( 質問 8) <アンケート概要 > 調査期間 :2018 年 2 月 6 日 ( 火 )~2 月 9 日 ( 金 ) 調査方法 : インターネット (PC 携帯電話モバイルサイト) 調査対象地域 : 全国 調査対象者 :10~20 代の女子 552 名と 20~60 代の女性 1,104 名 有効回答数 :1,656 名 1

理想の女性活躍像調査 結果 質問 1. お勤めされている / 今後就職される企業であなたが目指す 女性活躍 のイメージは何ですか? ともに約半数の方が 女性活躍 のイメージは 結婚しても仕事を続ける 出産しても仕事を続ける ことと回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 結婚しても仕事を続ける 63.6% 出産しても仕事を続ける 48.2% 定年まで働く管理職として出世する海外で仕事をする大都市圏などの都会で働く 27.7% 28.3% 17.2% 16.5% やりがいのある仕事をしている 46.6% 責任ある仕事を任される自分で企画 立案をしたプロジェクトをリーダーとなって進める男性並みの給料をもらう男女に関係なく扱われるワークライフバランスを実現し 仕事もプライベートもバランスよく働く 32.1% 23.7% 35.1% 43.5% 30.8% だけでなく パラレルワーカーとして活躍するずっと同じ会社で働き続けるビシッとスーツを着て働く高級なアクセサリーやハンドバックを身に付けるふわふわのワンピースなど可愛らしい服装をする気取らない 動きやすいカジュアルな服装で働いている特にない 7.1% 13.8% 9.6% 8.0% 6.7% 21.2% 0.5% 12.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 55.3% 44.5% 33.4% 27.5% 9.6% 7.4% 37.9% 31.7% 16.6% 25.5% 30.3% 31.8% 6.7% 11.5% 5.6% 3.2% 2.8% 15.4% 0.5% 10.3% 質問 2. あなたはいつ頃まで仕事をしたいと思いますか? 60 代まで 70 代まで できる限り一生続けたい と回答した方の合計がが 56.3% となった一方で は 33.4% にとどまった 現在働いている女性の方が長く働き続けたいと考えている 0% 10% 20% 30% 40% 20 代まで 4.9% 30 代まで 40 代まで 50 代まで 60 代まで 11.6% 8.9% 14.3% 16.3% 70 代まで 1.3% できる限り一生続けたい 15.8% なるべく早くやめたい 8.7% わからない 17.9% 0.4% 2 0% 10% 20% 30% 40% 20 代まで 30 代まで 40 代まで 50 代まで 1.4% 5.8% 5.1% 10.8% 60 代まで 27.8% 70 代まで 5.0% できる限り一生続けたい 23.5% なるべく早くやめたいわからない 7.7% 12.9% 0.1%

質問 3. あなたは将来どのぐらいまでキャリアアップしたいと思いますか? 目指す役職にかかわらず の方が管理職志向が強く の 31.2% が 管理職になりたくない と回答 同時にの 44.6% が わからない と回答 社長になりたい役員クラスになりたい部長クラスになりたい課長 リーダークラスになりたい管理職になりたくない自分で起業してみたいわからない 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 4.2% 7.4% 9.4% 12.9% 13.0% 7.2% 44.6% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 2.8% 4.3% 4.6% 9.2% 31.2% 13.0% 34.1% 1.3% 0.8% 質問 4.( 質問 3で 管理職になりたい と回答された方向け ) そう思う理由は何ですか? ともに約 6 割の女性が 自分の可能性を試してみたいから と回答 自分の可能性を試してみたいから 自分にはリーダーシップがあるから 周囲の管理職を見ていると自分にもできそうな気がするから 管理職を目指すよう周囲から勧められるから 女性が管理職になりやすい風潮があるから 自分の可能性を試してみたいから 57.7% 自分にはリーダーシップがあるから 18.9% 周囲の管理職を見ていると自分にもできそうな気がす 12.8% るから 9.3% 管理職を目指すよう周囲から勧められるから 15.9% 女性が管理職になりやすい風潮があるから 63.4% 18.2% 16.3% 8.8% 14.4% 部下の管理 指導に興味があるから 19.4% 部下の管理 指導に興味があるから 12.8% なんとなく 16.7% なんとなく 10.2% 3.1% 3.2% 3

質問 5.( 質問 3 で 管理職になりたくない と回答された方のみ ) そう思う理由は何ですか? ともに 自分は管理職になれる器ではないから という理由が首位 自分にはリーダーシップがないから と考えている女性も 3 割以上 の 2 位は プライベートを充実させたいから という理由となり の考えとはギャップが生じている 自分は管理職になれる器ではないから 59.7% 51.5% プライベートを充実させたいから 45.8% 20.3% 自分にはリーダーシップがないから 34.7% 36.9% 家族がいて時間の制限があると管理職は無理だと思うから 23.6% 27.9% 部下の管理 指導に興味が持てないから 23.6% 3.8% 女性が管理職になりにくい風潮があるから 12.5% 10.8% 管理職を目指すよう周囲から勧められないから 9.7% 25.6% なんとなく 8.3% 2.8% 11.6% 1.2% 質問 6. 女性活躍の観点で企業を選ぶ際に重要な点は何ですか の多くが 有給取得率 や 産休 育児休暇取得人数 を女性活躍の観点で企業選びの際の指標にしている の 3 位は 社員の女性比率 の 3 位は 社員の平均勤続年数 社員の女性比率女性管理職比率社員の平均勤続年数有給取得率産休 育児休暇取得人数フレックスタイム制度の有無テレワーク制度の有無勤務エリアの変更ができる制度の有無一時退職した社員の再雇用制度の有無男性の育児休暇取得率副業の容認理想の働き方をしている女性がいるわからない 34.6% 25.0% 23.2% 17.0% 5.8% 10.9% 16.7% 18.8% 12.9% 28.3% 0.0% 18.5% 49.1% 51.6% 4 21.5% 24.5% 29.1% 37.5% 35.5% 22.5% 9.6% 11.1% 16.6% 10.1% 13.7% 20.6% 0.5% 18.6%

質問 7. 実際のご自身の働き方をどうとらえていますか? ( のみ回答 複数回答可 ) 5 割以上のが 結婚しても仕事を続けている 約 3 割の方が 出産しても仕事を続けている もしくは出産未経験 定年まで働ける見込みだ と回答しています 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 結婚しても仕事を続けている もしくは結婚していない出産しても仕事を続けている もしくは出産未経験定年まで働ける見込みだ気取らない 動きやすいカジュアルな服装で働いている住み慣れた地域限定で働いている ( 全国転勤がない ) 残業があまりなく 趣味や習い事などプライベートの時間を楽しんでいる男女に関係なく扱われている責任ある仕事を任された経験がある男性並みの給料をもらっている管理職についているスーツを着て働いている自分で企画 立案をしたプロジェクトをリーダーとなって進めた経験があるテレワーク ( 在宅勤務 ) を積極的に実施しているふわふわのワンピースなど可愛らしい服装をしているだけでなく パラレルワーカーとして活躍している海外で仕事をしている高級なアクセサリーやハンドバックを身に付けている 32.6% 29.1% 28.3% 26.3% 19.0% 17.9% 16.1% 9.3% 7.3% 5.6% 5.3% 3.9% 2.8% 2.5% 2.3% 2.3% 1.9% 53.6% 質問 8. 理想の働き方と 実際のご自身の働き方にギャップがあると思いますか? ( のみ回答 ) かなりギャップがある (21.8%) 少しギャップがある (32.1%) と答えた方は 53.9% にのぼり 5 割以上のが 理想の働き方と 実際の自身の働き方に ギャップがある と感じていることがわかりました 0.2% わからないまったくギャップはない 14.0% 5.3% かなりギャップがある 21.8% ほとんどギャップはない 26.6% 少しギャップがある 32.1% 5

質問 9. あなたの理想の働き方と 現実の働き方とのギャップを埋めるために 今ご自身に必要だと思うことは何ですか? ( のみ回答 複数回答可 ) 4 割以上の方が お金 と回答 資格 語学力 (35.6%) スキルアップのための勉強をする時間 (28.9%) 仕事を完遂する能力 知識 (25.0%) など 自己啓発が必要と感じている女性が多い 働きやすい職場の雰囲気 (28.4%) 上司からの適切な評価 昇進 (20.8%) 上司 同僚 部下との良好な人間関係 (19.2%) など 職場環境や人間関係の改善を期待する女性も多い 0% 10% 20% 30% 40% 50% お金資格 語学力体力スキルアップのための勉強をする時間働きやすい職場の雰囲気仕事を完遂する能力 知識プライベートの時間上司からの適切な評価 昇進上司 同僚 部下との良好な人間関係自分の能力をいかせる仕事 転職活動責任ある仕事を任されること仕事に役立つ人脈管理職に必要なスキル趣味 習い事思う存分仕事ができる時間何でも話せる友人配偶者の家事協力家族からの精神面での支え異性との出会い 恋人 人生の伴侶仕事を続けることに対する配偶者の理解配偶者の育児参加ロールモデル子供介護との両立支援制度わからない 40.7% 35.6% 35.0% 28.9% 28.4% 25.0% 23.7% 20.8% 19.2% 19.0% 16.0% 15.6% 13.8% 13.6% 12.9% 12.3% 11.6% 10.9% 9.1% 6.9% 6.7% 5.5% 5.2% 5.2% 4.0% 2.4% 6

質問 10. 現在お勤めの企業に対し 今後女性がさらに活躍できるようになるために期待することは何ですか? ( のみ回答 複数回答可 ) 基本給の引き上げ ( ベースアップ ) (53.7%) ボーナスの増額 (38.0%) という経済的な期待が上位を占めた 休暇取得をしやすくしてもらいたい (36.5%) 無駄な業務をなくしてもらいたい (28.0%) サービス残業の根絶 (21.5%) など 業務量と業務時間に関する期待も大きい 適切な人事評価 (30.0%) 能力に合った部署配属 配置転換 (20.6%) 理解のある管理職の教育 育成 (16.6%) など 人事面や職場環境の改善に関する期待も大きい 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 基本給の引き上げ ( ベースアップ ) ボーナスの増額休暇取得をしやすくしてもらいたい適切な人事評価無駄な業務をなくしてもらいたいサービス残業の根絶能力に合った部署配属 配置転換産休 育児休暇を取りやすくしてもらいたい理解のある管理職の教育 育成男女差別 ( ジェンダー バイアス ) の根絶資格取得 スキルアップの研修充実経営陣の意識改革介護休業 休暇を取りやすくしてもらいたいノー残業デーをもうけてもらいたい特にない昇格しやすくしてもらいたいテレワークができるようにする人事制度の改定 職場環境定年の引き上げシフトワークができるようにする人事制度の改定 職場環境男性の育児休暇取得推進メンター制度 ( 教えあい ) の創設総合職への転換制度の創設 38.0% 36.5% 30.0% 28.0% 21.5% 20.6% 18.5% 16.6% 14.9% 14.6% 13.1% 13.0% 12.5% 12.3% 10.5% 9.5% 9.1% 9.1% 8.7% 6.8% 6.0% 0.7% 53.7% 7

質問 11. 昨今言われる 女性活躍 というキーワードに対し あなたはどう感じますか? の約 5 割が ポジティブにとらえている 積極的に進めてほしい 2 割以上が 自分もこの風潮を後押しに活躍したい など に比べポジティブな回答 はに比べ 男性中心の働き方は何も変わっていないと感じる (27.3%) 女性にばかり活躍を求めないでほしい (18.3%) 一部のキャリア志向の人たちの言葉で 自分には関係ない (18.1%) と ネガティブな声がある一方 3 割強のはポジティブにとらえていた ポジティブにとらえている 積極的に進めてほしい 0% 10% 20% 30% 40% 50% 48.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 32.5% 自分もこの風潮を後押しに活躍したい 一部のキャリア志向の人たちの言葉で 自分には関係ない今頃話題になること自体が時代錯誤だと思う男性中心の働き方は何も変わっていないと感じる 女性にばかり活躍を求めないでほしい 管理職を目指すことを押しつけないでほしい 23.7% 11.4% 14.9% 21.9% 10.9% 10.0% 15.6% 18.1% 14.1% 27.3% 18.3% 13.0% 1.3% 1.8% わからない 19.9% 16.0% 8

SOMPOリスケアマネジメント株式会社 CSR 環境事業部長福渡潔のコメント世界に先駆け 人口減少社会に突入し 少子高齢化が進行している日本は 今後 いかにして労働力人口を維持し また生産性やイノベーション力を引き上げていけるかどうかが 持続的な経済成長の最大の課題の一つとなっています この課題を解決するには 働くことを希望する女性が仕事を持つようになるだけでなく 働く女性がその希望に応じ能力を十分に発揮できる多様な働き方を実現できるかが鍵となっています 女性活躍の加速 拡大に向けて 理想の女性活躍像を確立して 女性の就業率が上昇を続けていくことが推奨されています 一方 働く女性は大きく増加し 本調査結果においても 6 割近い女性が 60 代以上まで仕事を続けたい と思っています これに比して 企業等において管理的立場に就く女性の割合は低い状況にある等 女性の力が十分に活かされているとはいえない現実や 女性の 3 割が 管理職になりたくない と思っているという調査結果になっています こうした課題に早急に対処し 女性活躍推進の取組みを着実に前進させるため 平成 28 年 4 月 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ( 平成 27 年法律第 64 号 ) が全面施行され 国および地方公共団体 民間企業等に対し 女性活躍の場の提供主体である事業主として 女性の活躍に関する状況の把握 課題分析 行動計画策定 情報公表を義務付けられました 企業を含めた組織は 女性職員の採用 女性職員の登用 男性職員の育児休業取得 男性職員の配偶者出産休暇および育児参加のための休暇取得 といった項目に加えて 本調査の結果が示す 有給取得率 産休 育休取得人数 ( 取得後の社員の平均勤続年数 ) といった客観的な数値指標に基づき P( 目標 )D( 実行 )C( 評価 )A( 改善 ) サイクルを通じて 働きやすい職場環境を整備することが推奨されます また 理想と現実のギャップを埋め 多様な働き方の制度 女性リーダーを目指す意識改革を推進するために 多様な働き方の各種制度の整備 女性経営塾や階層別の研修の実施 多様な女性活躍のロールモデルの確立 将来のイメージを成熟させるメンター制度を通じたキャリア形成上の課題 悩みをサポートする制度等の地道な対話促進等が推奨されます 以上 9