36 パロキセチン錠 20mg JG 日本ジェネリック 37 パロキセチン錠 20mg KN 小林化工 38 パロキセチン錠 20mg KO 寿製薬 39 パロキセチン錠 20mg KOG 日本薬品工業 40 パロキセチン錠 20mg NP ニプロ 41 パロキセチン錠 20mg TCK 辰巳化学

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医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 第 2 版 ( 初版 ) 有効成分 クエチアピンフマル酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 クエチアピン錠 25mg AA あすか製薬 後発医薬品 2 クエチアピン錠 25mg DSEP 第一三共エスファ 3

37 シロスタゾールOD 錠 50mg ケミファ 日本薬品工業 38 シロスタゾールOD 錠 50mg JG ダイト 39 シロスタゾールOD 錠 50mg マイラン マイラン製薬 40 シロスタゾールOD 錠 50mg トーワ 東和薬品 41 シロスタゾールOD 錠 50mg ツルハラ 鶴原製薬

36 モサプリドクエン酸塩錠 5mg TSU 鶴原製薬 37 モサプリドクエン酸塩錠 5mg YD 陽進堂 38 モサプリドクエン酸塩錠 5mg ZE 全星薬品工業 39 モサプリドクエン酸塩錠 5mg アメル 共和薬品工業 40 モサプリドクエン酸塩錠 5mg イセイ コーアイセイ 41 モサプリ

品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 36 ロサルヒド配合錠 HD DK 大興製薬 37 ロサルヒド配合錠 HD EP 第一三共エスファ 38 ロサルヒド配合錠 HD FFP 富士フイルムファーマ 39 ロサルヒド配合錠 HD KO 寿製

36 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg YD 陽進堂 37 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg ZE 全星薬品工業 38 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg アメル 共和薬品工業 39 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg 杏林 キョーリンリメディオ 40 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30m

37 モンテルカスト錠 5mg DSEP 第一三共エスファ 38 モンテルカスト錠 5mg EE エルメッドエーザイ 39 モンテルカスト錠 5mg KN 小林化工 40 モンテルカスト錠 5mg KO 寿製薬 41 モンテルカスト錠 5mg SN シオノケミカル 42 モンテルカスト錠 5mg T

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分クリンダマイシンリン酸エステル 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 原薬の安定水 性 1) 液性 (ph) 1

36 ピタバスタチンCa 錠 2mg 杏林 キョーリンリメディオ 37 ピタバスタチンCa 錠 2mg ケミファ 日本ケミファ 38 ピタバスタチンCa 錠 2mg サワイ 沢井製薬 39 ピタバスタチンCa 錠 2mg サンド サンド 40 ピタバスタチンCa 錠 2mg 三和 三和化学研究所 4

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )

36 ドネペジル塩酸塩錠 5mg アメル 共和薬品工業 37 ドネペジル塩酸塩錠 5mg オーハラ 大原薬品工業 38 ドネペジル塩酸塩錠 5mg 科研 シオノケミカル 39 ドネペジル塩酸塩錠 5mg 杏林 キョーリンリメディオ 40 ドネペジル塩酸塩錠 5mg ケミファ 日本ケミファ 41 ドネ

光 試験区分保存条件保存期間保存形態結果 苛酷試験 光 白色蛍光灯 120 万 lux hr ハ ラフィルムで 覆ったカ ラ ス容器 照射された表面の黄色への着色 並びに水分及び溶液の色の増加 膜透過性 その他 試験項目 : 外観 類縁物質 水分 定量 溶液の色 * ph * 旋光度 * IR スペ

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 溶出 検査 1 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg CH 長生堂製薬 * 2 シュランダー錠 25mg 鶴原製薬 * 3 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg TYK 武田テバ薬品 * 4 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg タイヨー 武田テバファーマ

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 第 2 版 ( 初版 ) 有効成分 アカルボース 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 アカルボース錠 50mg BMD ビオメディクス 後発医薬品 2 アカルボース錠 50mg JG 日本ジェネリック 3 アカルボー

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

2 有効成分名 添付文書及び審査報告書に基づき記載する 3 品目名 ( 後発医薬品 ) 添付文書及び審査報告書のほか薬価基準収載品目リストにより記載する 複数の品目がある場合は 個別医薬品コード (YJ コード ) 順に番号を振り 記載する ( 複数規格があっても 全規格まとめて YJ コード順とす

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g サワイ 沢井製薬 # 2 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g タイヨー 武田テバファーマ # 3 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g ファイザマイラン製薬 # ー 4 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g MEEK

性 1) 液性 (ph) なし光なしその他 膜透過性 なし BCS Biowaiver option なし 薬効分類 131 眼科用剤 規格単位 0.1%5mL1 瓶 0.3%0.4mL1 個 0.3%5mL1 瓶 2

日本医師会に寄せられる後発医薬品への意見 1 平成 27 年 3 月 29 日第 134 回日本医師会臨時代議員会に提出された質問 ( 抜粋 ) 後発医薬品 ( ジェネリック ) 使用は本当に医療費削減効果が あるのか? 厚生労働省は医療費のうち薬剤費の削減のためジェネリック医薬品の使用促進を進めて

2 2) 保存条件 保存期間 保存形態 結果 蛍光灯下 2000Lux 1 ヵ月 ( 約 140 万 Lux hr) ガラス容器 密封 極限粘度の低下傾向がみられた その他の項目については変化なし その他 1 1) 試験 保存条件 保存期間 / 保存形態 結果 総光照射量 長期保存試験 5 14 ヵ

目次 はじめに 1 1. 検査方法 1 (1) 検査対象品目 1 (2) 検査方法 2 2. 検査結果の概要 2 3. まとめ 3 4. 協力機関 4 5. これまでの結果の推移 ( 参考 ) 4 表 1. 及び検査結果のまとめ 5 表 2. 検査結果詳細 6

目次

3mg1 錠 (OD) 続き 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ニプロ ニプロ - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg 明治 MeijiSeika - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ヨシトミ ニプロESファーマ - 6mg1 錠 (OD) エビリファイOD 錠 6mg 大塚 12

3mg1 錠 (OD) 続き 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ニプロ ニプロ - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg 明治 MeijiSeika - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ヨシトミ ニプロESファーマ - 6mg1 錠 (OD) エビリファイOD 錠 6mg 大塚 12


眼科用剤一覧表:1.抗菌薬

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 粉砕時の安定性 8 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外 の変化を認める 評価基準 外

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 9 6. 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外

3mg1 錠 (OD) 続き 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ニプロ ニプロ - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg 明治 MeijiSeika - 後発 アリピプラゾールOD 錠 3mg ヨシトミ ニプロESファーマ - 6mg1 錠 (OD) エビリファイOD 錠 6mg 大塚 12

<4D F736F F D2093FA96F AD91E D86>

2003

<4D F736F F D F B F934890C3928D D67836F F81754E CF93AE8E8E8CB12E444F43>

保医発 第 1 号平成 2 8 年 1 2 月 8 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 使

2003

(2012\224N12\214\21614\223\372\215\220\216\246-Ver41.xls)

Microsoft Word - 資料7-1_表、図_.doc

本体

2.5mg1 錠 続き 後発 オロパタジン塩酸塩錠 2.5mg 明治 MeijiSeika - 後発 オロパタジン塩酸塩錠 2.5mg KO 寿 - 後発 オロパタジン塩酸塩錠 2.5mg KOG 興和 = 興和ジェネリック - 5mg1 錠 アレロック錠 5 協和発酵キリン 1 後発 オロパタジン


<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>

(決)H28表紙、目次

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 ( 湿度 ) 8 6. 分割時の安定性 ( 光 ) 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で

日医発第147号(保27)

ジ 4) には, 適合する公的溶出試験の種類が製品ごとに掲載されており, 参考とした. 対象とする製品のうち, 口腔内崩壊錠については公的溶出試験の設定がないため, 各々の医薬品製造販売承認書の規定に従って溶出試験を行った. 表 1 溶出規格 表示量 規定時間 溶出率 溶出性 a 5mg 30 分

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

2. 診療報酬において加算等の算定対象となる 後発医薬品のある先発医薬品 については 別紙 3のとおりとし 別紙 4に示す 後発医薬品のある先発医薬品 については 平成 28 年度薬価改定において その薬価が後発医薬品の薬価よりも低くなっている又は後発医薬品の薬価と同額となっているため 平成 28

スライド 1

ラベプラゾールナトリウム錠 10mg サンド の加速試験における安定性 保存条件 :40±1 75±5%RH 保存期間 :6 ヵ月 保存形態 :PTP 包装 アルミニウム袋入り 乾燥剤入り 測定項目 規格値 イニシャル 6 ヵ月後 確 定性反応 赤橙色を呈する 認 試 289nm~293nmに吸収の

眼科用剤一覧表:5.抗アレルギー薬

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

記 1. 薬価基準の一部改正に伴う留意事項について今回の改正は 薬事法に基づき承認され 薬価基準への収載希望があった いわゆる後発医薬品等 521 品目 ( 内用薬 390 品目 注射薬 99 品目及び外用薬 32 品目 ) が薬価基準の別表に第 12 部追補 (8) として収載されたことによるもの

よくある指摘事項(2)

QbDを用いた新薬申請の審査とGMP適合性調査 -現状及び課題-

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表紙、目次

薬食審査発第 号

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<82525F A B E786C7378>

内用薬 F1085 ロフラゼプ酸エチル 1mg1 錠 ジメトックス錠 1 日医工 8.00 内用薬 F1123 ロフラゼプ酸エチル 1mg1 錠 ロフラゼプ酸エチル錠 1mg サワイ 沢井製薬 8.00 内用薬 F2014 ロフラゼプ酸エチル 2mg1 錠

本体

<82525F A B E786C7378>

標 準 コード 一 覧 医 科 窓 口 処 理 情 報 について 品 名 欄 に 記 載 した 窓 口 処 理 情 報 処 15X-XXX:XXXXXX 薬 剤 は 算 定 アシストソフトにおいて 必 要 な 情 報 です 当 ソフトをご 利 用 でないお 客 様 は 登 録 する 必 要 はありま

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ICH Q4B Annex12

オキサゾリジノン系合成抗菌剤リネゾリド点滴静注液 リネゾリド注射液 配合変化表リネゾリド点滴静注液 組成 性状 1. 組成 本剤は 1 バッグ中 (300mL) に次の成分を含有 有効成分 添加物 リネゾリド 600mg ブドウ糖 g クエン酸ナトリウム水和物 クエン酸水和物 ph 調節

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

<4D F736F F F696E74202D20362D AE98BC689F1939A C5817A FE394BC8AFA D44418CE394AD88E396F A926B B835E2E707074>

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

<4D F736F F D2093FA96F AD91E D86>

法第 14 条第 10 項の規定に基づく承認事項の軽微変更に係る届出 ( 以下 軽微変更届出 という ) を行わせること その際 軽微変更届出書の 備考 欄に 平成 29 年 12 月 1 日薬生薬審発 1201 第 3 号 第十七改正日本薬局方第一追補の制定に伴う医薬品製造販売承認申請等の取扱いに

取扱卸業者 記号 業者名 連絡先 所在地 A アルフレッサ株式会社 熊谷市問屋町 G 埼京東和薬品株式会社 熊谷市本石 M 株式会社メディセオ 熊谷市銀座 S 株式会社スズケン 048-

標準コード一覧 平成 26 年 12 月 11 日にレセプト電算処理システム医薬品マスターに追加された商品名コードを新設しました 医科 窓口処理情報 について品名欄に記載した窓口処理情報処 15X-XXX:XXXXXX 薬剤 は 算定アシストソフトにおいて必要な情報です 当ソフトをご利用でないお客様

シプロフロキサシン

ビタマル配合錠 PTP 1000 錠 扶桑薬品 14 ビタミン剤 14 ビタダン配合錠 PTP 1000 錠 沢井製薬 15 造血薬 抗アレルギー薬 副腎皮質ステロイド 17 フェロ グラデュメット錠 105 mg PTP 100 錠 アボットジャパン プランルカストカプセル

記 1. 薬価基準の一部改正に伴う留意事項について今回の改正は 医薬品 医療機器等法に基づき承認され 薬価基準への収載希望があったいわゆる後発医薬品等 547 品目 ( 内用薬 378 品目 117 品目及び外用薬 52 品目 ) が薬価基準の別表に第 17 部追補 (13) として収載されたことに

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

本資料は 厚生労働省保険局が運用している 診療報酬情報提供サービス 及び 社会保険診療報酬支払基金 で案内されている情報をもとに作成しています お知らせ ( 薬 )0 1 7 平成 26 年 12 月 11 日 医薬品マスターの改定について 今般 平成 26 年 12 月 11 日付け厚生労働省告示

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF31332D355F88E396F E397C38B408AED918D8D878B408D5C8CE394AD88E396F A926B8EF395748FF38BB52E B8CDD8AB B83685D>

内 アシクロビルシロップ8% タカタ ml 後 Q3045 後 発 内 アシクロビル 顆 粒 40% タカタ g 後 D1202 後 発 内 アジスロマイシンカプセル 小 児 用 100

平成 30 年 8 月 10 日 リポバス錠 5, 10, 20 アトーゼット配合錠 LD, MSD 株式会社 HD 競合品目 1 クレストール錠 クレストールOD 錠 アストラゼネカ 競合品目 2 リピトール錠 アステラス製薬 競合品目 3 リバロ錠 リバロOD 錠 興和 自社製品を除いた同効品で

標準コード一覧 平成 26 年 6 月 20 日にレセプト電算処理システム医薬品マスターに追加された商品名コードを新設しました 医科 窓口処理情報 について品名欄に記載した窓口処理情報 処 15X-XXX:XXXXXX 薬剤 は 算定アシストソフトにおいて必要な情報です 算定アシストソフトをご利用の


Microsoft Word - DI 後発品変更 (外部)

Microsoft Word - HP原本更新お知らせ doc

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薬価基準収載医薬品コード レセプト電算処理システム用コード HOT コード一覧 薬価基準収載医薬品コード (YJ コード ) レセプト電算処理システム用コード HOT コード包装 ブロチゾラム錠 0.25mg ヨシトミ F1037

Taro-03-通知.jtd

SW-0778_配合変化試験成績

傍線部分は改正部 分改改正正前( ) 後別表 別表 第 1 部 ~ 第 13 部 ( 略 ) 第 1 部 ~ 第 13 部 ( 略 ) ( あ ) 品名規格単位薬価 アセトアミノフェン錠 500mg マルイシ 500mg1 錠 9.20 アトモキセチンカプセル 5mg サワイ 5mg1 カプセル 1

<4D F736F F D208E9197BF342D312D B858C608B7A F18D908F912E646F63>

<4D F736F F F696E74202D20312E B A4A8DC382CC8C6F88DC82C68A E707074>

シプロフロキサシン

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プロピベリン塩酸塩塩酸プロピベリン錠 10 KN ( 小林化工 ) プロピベリン塩酸塩塩酸プロピベリン錠 20 KN ( 小林化工 ) リルマザホン塩酸塩水和物 リルマザホン塩酸塩水和物 塩酸ベニジピン錠 2 MEEK 塩酸ベニジピン錠 4 MEEK 塩酸ベニジピン錠 8 MEEK 塩酸リルマザホン

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

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医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2017.12.22 初版 有効成分 パロキセチン塩酸塩水和物 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 パロキセチン錠 10mg AA あすか製薬 後発医薬品 2 パロキセチン錠 10mg DK 大興製薬 3 パロキセチン錠 10mg DSEP 第一三共エスファ 4 パロキセチン錠 10mg EE エルメッドエーザイ 5 パロキセチン錠 10mg F 富士製薬工業 6 パロキセチン錠 10mg FFP 富士フイルムファーマ 7 パロキセチン錠 10mg JG 日本ジェネリック 8 パロキセチン錠 10mg KN 小林化工 9 パロキセチン錠 10mg KO 寿製薬 10 パロキセチン錠 10mg KOG 日本薬品工業 11 パロキセチン錠 10mg NP ニプロ 12 パロキセチン錠 10mg TCK 辰巳化学 13 パロキセチン錠 10mg TSU 鶴原製薬 14 パロキセチン錠 10mg YD 陽進堂 15 パロキセチン錠 10mg アメル 共和薬品工業 16 パロキセチン錠 10mg オーハラ 大原薬品工業 17 パロキセチン錠 10mg 科研 ダイト 18 パロキセチン錠 10mg ケミファ 日本ケミファ 19 パロキセチン錠 10mg サワイ 沢井製薬 20 パロキセチン錠 10mg サンド サンド 21 パロキセチン錠 10mg タカタ 高田製薬 22 パロキセチン錠 10mg タナベ ニプロESファーマ 23 パロキセチン錠 10mg トーワ 東和薬品 24 パロキセチン錠 10mg 日医工 日医工 25 パロキセチン錠 10mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) 26 パロキセチン錠 10mg ファイザー ファイザー 27 パロキセチン錠 10mg 明治 Meiji Seik a ファルマ 28 パロキセチン錠 10mg テバ 武田テバファーマ 29 パロキセチン錠 10mg アスペン アスペンジャパン 30 パロキセチン錠 20mg AA あすか製薬 31 パロキセチン錠 20mg DK 大興製薬 32 パロキセチン錠 20mg DSEP 第一三共エスファ 33 パロキセチン錠 20mg EE エルメッドエーザイ 34 パロキセチン錠 20mg F 富士製薬工業 35 パロキセチン錠 20mg FFP 富士フイルムファーマ 1

36 パロキセチン錠 20mg JG 日本ジェネリック 37 パロキセチン錠 20mg KN 小林化工 38 パロキセチン錠 20mg KO 寿製薬 39 パロキセチン錠 20mg KOG 日本薬品工業 40 パロキセチン錠 20mg NP ニプロ 41 パロキセチン錠 20mg TCK 辰巳化学 42 パロキセチン錠 20mg TSU 鶴原製薬 43 パロキセチン錠 20mg YD 陽進堂 44 パロキセチン錠 20mg アメル 共和薬品工業 45 パロキセチン錠 20mg オーハラ 大原薬品工業 46 パロキセチン錠 20mg 科研 ダイト 47 パロキセチン錠 20mg ケミファ 日本ケミファ 48 パロキセチン錠 20mg サワイ 沢井製薬 49 パロキセチン錠 20mg サンド サンド 50 パロキセチン錠 20mg タカタ 高田製薬 51 パロキセチン錠 20mg タナベ ニプロESファーマ 52 パロキセチン錠 20mg トーワ 東和薬品 53 パロキセチン錠 20mg 日医工 日医工 54 パロキセチン錠 20mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) 55 パロキセチン錠 20mg ファイザー ファイザー 56 パロキセチン錠 20mg 明治 Meiji Seik a ファルマ 57 パロキセチン錠 20mg テバ 武田テバファーマ 58 パロキセチン錠 20mg アスペン アスペンジャパン 59 パロキセチン錠 5mg AA あすか製薬 60 パロキセチン錠 5mg DK 大興製薬 61 パロキセチン錠 5mg DSEP 第一三共エスファ 62 パロキセチン錠 5mg F 富士製薬工業 63 パロキセチン錠 5mg FFP 富士フイルムファーマ 64 パロキセチン錠 5mg KOG 日本薬品工業 65 パロキセチン錠 5mg NP ニプロ 66 パロキセチン錠 5mg TCK 辰巳化学 67 パロキセチン錠 5mg TSU 鶴原製薬 68 パロキセチン錠 5mg YD 陽進堂 69 パロキセチン錠 5mg アメル 共和薬品工業 70 パロキセチン錠 5mg ケミファ 日本ケミファ 71 パロキセチン錠 5mg サワイ 沢井製薬 72 パロキセチン錠 5mg サンド サンド 73 パロキセチン錠 5mg タカタ 高田製薬 74 パロキセチン錠 5mg タナベ ニプロESファーマ 2

75 パロキセチン錠 5mg トーワ 東和薬品 76 パロキセチン錠 5mg 日医工 日医工 77 パロキセチン錠 5mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) 78 パロキセチン錠 5mg ファイザー ファイザー 79 パロキセチン錠 5mg 明治 Meiji Seik a ファルマ 80 パロキセチン錠 5mg JG 日本ジェネリック 81 パロキセチン錠 5mg 科研 ダイト 82 パロキセチン錠 5mg EE エルメッドエーザイ 83 パロキセチン錠 5mg KN 小林化工 84 パロキセチン錠 5mg KO 寿製薬 85 パロキセチン錠 5mg オーハラ 大原薬品工業 86 パロキセチン錠 5mg テバ 武田テバファーマ 87 パロキセチン錠 5mg アスペン アスペンジャパン 88 パロキセチンOD 錠 10mg トーワ 東和薬品 89 パロキセチンOD 錠 20mg トーワ 東和薬品 90 パロキセチンOD 錠 5mg トーワ 東和薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 パキシル錠 10mg グラクソ スミスクライ 先発医薬品 ン 2 パキシル錠 20mg グラクソ スミスクライン 3 パキシル錠 5mg グラクソ スミスクライン 効能 効果 http://www.bbdb.jp 用法 用量 http://www.bbdb.jp 添加物 http://www.bbdb.jp 1) 解離定数 pka: 約 9.9(50% ジメチルスルホキシド溶液中 ) 1) 溶解度 (n=3) 1) 水に対する溶解度溶けにくい ( 本品 1g を溶かすのに要する溶媒量 :500mL) (20±5 ) 2) 各種 phに対する溶解度 3

原薬の安 定性 1) 水 なし 液性 (ph) なし 光 苛酷試験 保存条件 保存形態 保存期間 結果 白色蛍光灯 ( 約 ガラス製シャーレ 60 万 120 万及び 変化は認められず *1 25 約 1,000Lux) 180 万 Lux hr *2 安定であった 試験項目 : 性状 確認試験 旋光度 純度試験 水分 定量 *1 ガラス製シャーレ : 無色透明のガラス製シャーレに本品を均一に薄く広げ 無色透明の塩化ビニ ル樹脂製ラップで覆う *2 積算照度 その他 保存条件 保存形態 保存期間 結果 苛酷試験 温度湿度 60 25 /90%RH 褐色ガラス瓶 ( 密栓 ) 褐色ガラス瓶 ( 開栓 ) 1 2 及び 3 ヵ月 1 2 及び 3 ヵ月 変化は認められず安定であった 長期保存試験 25 (±2 ) 褐色ガラス瓶 ( 密栓 ) 3 6 9 12 18 24 30 及び36ヵ月 加速試験 40 (±1 )/75% (±5%)RH 褐色ガラス瓶 ( 密栓 ) 1 3 及び 6 ヵ月 試験項目 : 性状 確認試験 旋光度 純度試験 水分 定量 膜透過性 なし BCS Biowaiver option なし 薬効分類 117 精神神経用剤 規格単位 5mg1 錠 10mg1 錠 20mg1 錠 4

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 溶出 1 パロキセチン錠 10mg AA あすか製薬 No.9 2 パロキセチン錠 10mg DK 大興製薬 No.3 3 パロキセチン錠 10mg DSEP 第一三共エスファ No.29 4 パロキセチン錠 10mg EE エルメッドエーザイ No.25 5 パロキセチン錠 10mg F 富士製薬工業 No.28 6 パロキセチン錠 10mg FFP 富士フイルムファーマ No.4 7 パロキセチン錠 10mg JG 日本ジェネリック No.19 8 パロキセチン錠 10mg KN 小林化工 No.16 9 パロキセチン錠 10mg KO 寿製薬 No.20 10 パロキセチン錠 10mg KOG 日本薬品工業 No.26 11 パロキセチン錠 10mg NP ニプロ No.18 12 パロキセチン錠 10mg TCK 辰巳化学 No.2 13 パロキセチン錠 10mg TSU 鶴原製薬 No.21 14 パロキセチン錠 10mg YD 陽進堂 No.8 15 パロキセチン錠 10mg アメル 共和薬品工業 No.24 16 パロキセチン錠 10mg オーハラ 大原薬品工業 No.13 17 パロキセチン錠 10mg 科研 ダイト No.10 18 パロキセチン錠 10mg ケミファ 日本ケミファ No.17 19 パロキセチン錠 10mg サワイ 沢井製薬 No.22 20 パロキセチン錠 10mg サンド サンド No.27 21 パロキセチン錠 10mg タカタ 高田製薬 No.23 22 パロキセチン錠 10mg タナベ ニプロESファーマ No.5 23 パロキセチン錠 10mg トーワ 東和薬品 No.11 24 パロキセチン錠 10mg 日医工 日医工 No.12 25 パロキセチン錠 10mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) No.7 26 パロキセチン錠 10mg ファイザー ファイザー No.6 27 パロキセチン錠 10mg 明治 Meiji Seik No.15 a ファルマ 28 パロキセチン錠 10mg テバ 武田テバファーマ 29 パロキセチン錠 10mg アスペン アスペンジャパン 30 パロキセチン錠 20mg AA あすか製薬 31 パロキセチン錠 20mg DK 大興製薬 32 パロキセチン錠 20mg DSEP 第一三共エスファ 33 パロキセチン錠 20mg EE エルメッドエーザイ 34 パロキセチン錠 20mg F 富士製薬工業 35 パロキセチン錠 20mg FFP 富士フイルムファーマ 36 パロキセチン錠 20mg JG 日本ジェネリック 37 パロキセチン錠 20mg KN 小林化工 検査 5

38 パロキセチン錠 20mg KO 寿製薬 39 パロキセチン錠 20mg KOG 日本薬品工業 40 パロキセチン錠 20mg NP ニプロ 41 パロキセチン錠 20mg TCK 辰巳化学 42 パロキセチン錠 20mg TSU 鶴原製薬 43 パロキセチン錠 20mg YD 陽進堂 44 パロキセチン錠 20mg アメル 共和薬品工業 45 パロキセチン錠 20mg オーハラ 大原薬品工業 46 パロキセチン錠 20mg 科研 ダイト 47 パロキセチン錠 20mg ケミファ 日本ケミファ 48 パロキセチン錠 20mg サワイ 沢井製薬 49 パロキセチン錠 20mg サンド サンド 50 パロキセチン錠 20mg タカタ 高田製薬 51 パロキセチン錠 20mg タナベ ニプロESファーマ 52 パロキセチン錠 20mg トーワ 東和薬品 53 パロキセチン錠 20mg 日医工 日医工 54 パロキセチン錠 20mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) 55 パロキセチン錠 20mg ファイザー ファイザー 56 パロキセチン錠 20mg 明治 Meiji Seik a ファルマ 57 パロキセチン錠 20mg テバ 武田テバファーマ 58 パロキセチン錠 20mg アスペン アスペンジャパン 59 パロキセチン錠 5mg AA あすか製薬 60 パロキセチン錠 5mg DK 大興製薬 61 パロキセチン錠 5mg DSEP 第一三共エスファ 62 パロキセチン錠 5mg F 富士製薬工業 63 パロキセチン錠 5mg FFP 富士フイルムファーマ 64 パロキセチン錠 5mg KOG 日本薬品工業 65 パロキセチン錠 5mg NP ニプロ 66 パロキセチン錠 5mg TCK 辰巳化学 67 パロキセチン錠 5mg TSU 鶴原製薬 68 パロキセチン錠 5mg YD 陽進堂 69 パロキセチン錠 5mg アメル 共和薬品工業 70 パロキセチン錠 5mg ケミファ 日本ケミファ 71 パロキセチン錠 5mg サワイ 沢井製薬 72 パロキセチン錠 5mg サンド サンド 73 パロキセチン錠 5mg タカタ 高田製薬 74 パロキセチン錠 5mg タナベ ニプロESファーマ 75 パロキセチン錠 5mg トーワ 東和薬品 76 パロキセチン錠 5mg 日医工 日医工 77 パロキセチン錠 5mg 日新 日新製薬 ( 山形 ) 6

78 パロキセチン錠 5mg ファイザー ファイザー 79 パロキセチン錠 5mg 明治 Meiji Seik a ファルマ 80 パロキセチン錠 5mg JG 日本ジェネリック 81 パロキセチン錠 5mg 科研 ダイト 82 パロキセチン錠 5mg EE エルメッドエーザイ 83 パロキセチン錠 5mg KN 小林化工 84 パロキセチン錠 5mg KO 寿製薬 85 パロキセチン錠 5mg オーハラ 大原薬品工業 86 パロキセチン錠 5mg テバ 武田テバファーマ 87 パロキセチン錠 5mg アスペン アスペンジャパン 88 パロキセチンOD 錠 10mg トーワ 東和薬品 89 パロキセチンOD 錠 20mg トーワ 東和薬品 90 パロキセチンOD 錠 5mg トーワ 東和薬品 注 ) BE は 生物学的同等性(BE) 試験結果を示し 印がついているものは本情報集にデータを掲載している 29 パロキセチン錠 10mg アスペン 58 パロキセチン錠 20mg アスペン 製剤名は 87 パロキセチン錠 5mg アスペン 先発医薬品の承認申請資料を用いて承認を得ている後発医薬品であるため 生物学的同等性 (BE) 試験は実施していない 8~23ページ 注 ) 品質再評価 の項目に 印がついているものは 品質再評価結果通知が発出されている品目である 空欄となっているものは 品質再評価指定以降に承認された品目等である なお 参考として 品質再評価の際の先発医薬品の溶出曲線測定例を本情報集に掲載している 24 ページ 注 ) 溶出 は ジェネリック医薬品品質情報検討会での溶出試験結果を示し 上記表中に番号の記載があるものは 試験を実施した品目である ( 上記表中の番号は 本情報集に掲載された溶出試験結果中の番号と対応している ) 全品目で空欄となっている場合は 溶出試験未実施である 一部が空欄となっている場合は 当該試験実施以降に承認された品目等である 25~29 ページ 注 ) 検査 は 後発医薬品品質確保対策事業検査結果を示し 上記表中に 印がついているものは検査を実施した品目である 全品目で空欄となっている場合は 検査未実施である 一部が空欄となっている場合は 当該検査実施以降に承認された品目等である 30ページ 注 ) あすか製薬 大興製薬 第一三共エスファ エルメッドエーザイ 富士製薬工業 富士フイルムファーマ 小林化工 日本薬品工業 ニプロ 辰巳化学 陽進堂 日本ケミファ サンド ニプロ ES ファーマ 日新製薬 ( 山形 ) ファイザーの錠 10mg 及び錠 20mg は 承認時において他社と共同開発されたものである あすか製薬 大興製薬 第一三共エスファ 富士製薬工業 富士フイルムファーマ 日本薬品工業 ニプロ 辰巳化学 陽進堂 日本ケミファ 沢井製薬 サンド ニプロ ES ファーマ 東和薬品 日医工 日新製薬 ( 山形 ) ファイザー エルメッドエーザイ 小林化工の錠 5mg は 承認時において他社と共同開発されたものである ( 医薬品審査管理課調査による ) 7

生物学的同等性 (BE) 試験結果 1 2 3 4 5 6 8

7 8 9 パロキセチン錠 10mg KO は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日付薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 20mg KO を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 10 11 12 9

13 パロキセチン錠 10mg TSU は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 24 年 2 月 29 日薬食審査発 0229 第 10 号 ) に基づき パロキセチン錠 20mg TSU を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 14 15 16 17 18 10

19 20 21 パロキセチン錠 10mg タカタ はパロキセチン錠 20mg タカタ と含量が異なる製剤として開発されたことから 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき 溶出挙動をパロキセチン錠 20mg タカタ と比較したところ同等と判断され 両剤は生物学的に同等とみなされた 22 23 24 11

25 26 27 28 29 パロキセチン錠 10mg アスペン は 先発医薬品の申請資料を用いて承認を得ている後発医薬品であるため 生物学的同等性 (BE) 試験は実施していない 30 12

31 32 33 34 35 36 13

37 38 39 40 41 42 14

43 44 45 46 47 48 15

49 50 51 52 53 54 16

55 56 57 58 パロキセチン錠 20mg アスペン は 先発医薬品の申請資料を用いて承認を得ている後発医薬品であるため 生物学的同等性 (BE) 試験は実施していない 59 パロキセチン錠 5mg AA は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg AA を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 60 パロキセチン錠 5mg DK は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg DK を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 17

61 パロキセチン錠 5mg DSEP は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg DSEP を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 62 パロキセチン錠 5mg F は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき パロキセチン錠 10mg F を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 63 パロキセチン錠 5mg FFP は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg FFP を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 64 パロキセチン錠 5mg KOG は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき パロキセチンとして10mgを含有する製剤を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 65 パロキセチン錠 5mg NP は 後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン 及び 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg NP を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 66 パロキセチン錠 5mg TCK は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg TCK を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 18

67 パロキセチン錠 5mg TSU は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 24 年 2 月 29 日薬食審査発 0229 第 10 号 ) に基づき パロキセチン錠 20mg TSU を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 68 パロキセチン錠 5mg YD は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg YD を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 69 パロキセチン錠 5mg アメル について 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg アメル を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 70 パロキセチン錠 5mg ケミファ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき パロキセチンとして 10mg を含有する製剤を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 71 72 パロキセチン錠 5mg サワイ は 含量が異なる経口パロキセチン錠 5mg サンド は 含量が異なる経口固固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づ形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年き パロキセチン錠 10mg NP を標準製剤としたとき 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロ溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた キセチン錠 10mg サンド を標準製剤としたとき 溶 ( インタビューフォームより ) 出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 19

73 パロキセチン錠 5mg タカタ はパロキセチン錠 20mg タカタ と含量が異なる製剤として開発されたことから 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき 溶出挙動をパロキセチン錠 20mg タカタ と比較したところ同等と判断され 両剤は生物学的に同等とみなされた 74 パロキセチン錠 5mg タナベ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日付薬食審査発第 1124004 号 ) に基づきパロキセチン錠 10mg タナベ を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 75 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 )( 以下 ガイドライン ) に従い ヒトでの生物学的同等性が確認されたパロキセチン錠 10mgを標準製剤として溶出試験を行い 生物学的同等性試験とした 溶出挙動が同等と判定され パロキセチン錠 5mg トーワ と 標準製剤は生物学的に同等であるとみなされた ( インタビューフォームより ) 76 パロキセチン錠 5mg 日医工 は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチンとして10mgを含有する製剤を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 77 パロキセチン錠 5mg 日新 は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg 日新 を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 78 パロキセチン錠 5mg ファイザー は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 12 年 2 月 14 日医薬審第 64 号 平成 18 年 11 月 24 日一部改正 ) に基づき パロキセチン錠 10mg ファイザー を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 20

79 80 パロキセチン錠 5mg JG は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号別紙 2) に基づき パロキセチン錠 10mg JG を標準製剤とした溶出試験の結果 溶出挙動は同等と判定され 生物学的に同等とみなされた 81 パロキセチン錠 5mg 科研 は パロキセチン錠 10mg 科研 と含量が異なる製剤として開発されたことから 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき 溶出挙動を比較したところ同等と判断され 両剤は生物学的に同等とみなされた 82 パロキセチン錠 5mg EE は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき パロキセチン錠 10mg EE を標準製剤としたとき 溶出挙動が同等と判定され 生物学的に同等とみなされた 83 パロキセチン錠 5mg KN は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき パロキセチン錠 10mg KN を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 84 パロキセチン錠 5mg KO は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日付薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン錠 20mg KO を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 21

85 パロキセチン錠 5mg オーハラ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 平成 19 年 5 月 30 日審査管理課事務連絡 ) に基づき パロキセチン錠 10mg オーハラ を標準製剤としたとき 溶出挙動が同等と判断され 生物学的に同等とみなされた 86 パロキセチン錠 5mg テバ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 24 年 2 月 29 日薬食審査発 0229 第 10 号 ) に基づき パロキセチン錠 10mg テバ を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 87 パロキセチン錠 5mg アスペン は 先発医薬品の申請資料を用いて承認を得ている後発医薬品であるため 生物学的同等性 (BE) 試験は実施していない 88 22

89 90 パロキセチン OD 錠 5mg トーワ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき パロキセチン OD 錠 10mg トーワ を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 23

品質再評価 ( 医療用医薬品品質情報 ( オレンジブック )) なし 24

溶出試験結果 ( ジェネリック医薬品品質情報検討会 ) 2) 製剤 No 製品名 製造販売元 ロット番号使用期限備考 グラクソ スミスクライ No.1 パキシル錠 10mg ン 12047 2015.12 先発医薬品 No.2 パロキセチン錠 10mg TCK 辰巳化学 XDDE 2015.04 No.3 パロキセチン錠 10mg DK 大興製薬 AT01 2015.06 No.4 パロキセチン錠 10mg FFP 救急薬品工業 25201 2015.02 承継し 製造販売元変更 No.5 パロキセチン錠 10mg タナベ 田辺三菱製薬 U003A 2015.06 承継し 製造販売元変更 No.6 パロキセチン錠 10mg ファイザー ファイザー 12DA107A 2015.06 No.7 パロキセチン錠 10mg 日新 日新製薬 019021 2015.08 No.8 パロキセチン錠 10mg YD 陽進堂 YFO-1 2014.09 No.9 パロキセチン錠 10mg AA あすか Actavis 製薬 D001A 2015.02 製造販売元変更 No.10 パロキセチン錠 10mg 科研 ダイト 1500321 2015.02 No.11 パロキセチン錠 10mg トーワ 東和薬品 B008 2015.09 No.12 パロキセチン錠 10mg 日医工 日医工 EI1101 2015.05 No.13 パロキセチン錠 10mg オーハラ 大原薬品工業 DE04 2015.03 No.14 パロキセチン錠 10mg マイラン マイラン製薬 M005DU5 2015.05 承認整理済み No.15 パロキセチン錠 10mg 明治 Meiji Seika ファルマ PXTH 1014 2015.12 No.16 パロキセチン錠 10mg KN 小林化工 T2JU02 2015.03 No.17 パロキセチン錠 10mg ケミファ 日本ケミファ 0012 2015.05 No.18 パロキセチン錠 10mg NP ニプロファーマ 12M072 2015.08 承継し 製造販売元変更 No.19 パロキセチン錠 10mg JG 日本ジェネリック 111240 2014.10 No.20 パロキセチン錠 10mg KO 寿製薬 E30P 2015.04 No.21 パロキセチン錠 10mg TSU 鶴原製薬 201 2015.04 No.22 パロキセチン錠 10mg サワイ 沢井製薬 12502 2015.07 No.23 パロキセチン錠 10mg タカタ 高田製薬 M111317 2015.01 No.24 パロキセチン錠 10mg アメル 共和薬品工業 1301 2016.04 No.25 パロキセチン錠 10mg EE エルメッドエーザイ T2JW02 2015.04 No.26 パロキセチン錠 10mg KOG 日本薬品工業 13207 2015.04 No.27 パロキセチン錠 10mg サンド サンド BA11C 2014.12 No.28 パロキセチン錠 10mg F 富士製薬工業 AA12A 2015.01 No.29 パロキセチン錠 10mg DSEP 第一三共エスファ B7A0007 2015.04 25

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各試験液における溶出曲線を図 21~28に示した 図 21~24は製剤 No.1~No.15 図 25~28は製剤 No.1 および No.16~No.29の溶出曲線である 試験対象製剤のうち 製剤 No.20,21,23は 含量追加により承認されたものであり 申請時に先発品との溶出挙動の類似性確認は行なわれていない そのため 溶出挙動の類似性の判定の対象外とした パロキセチン塩酸塩錠 10mgについて 製剤 No.20( 下記薬局方追補の施行以前に製造 ) は承認時の溶出規格 ( 溶出試験第 1 液を試験液として 毎分 60 回転で試験を行なうとき 45 分で 75% 以上 ) を満たしていた 他の製剤については 溶出試験第 1 液を試験液として 毎分 50 回転で試験を行なうとき 45 分で 80% 以上とする公的溶出規格 ( 第十六改正日本薬局方第二追補 : 平成 26 年 2 月 26 日施行 ) に適合した 溶出曲線を比較したところ ph1.2の試験液においては 製剤 No.11,12,18,19,27,29 が 先発製剤の溶出曲線と類似の範囲になかった ( 図 21 図 25) また ph6.8 および水を試験液としたときは製剤 No.13( 図 23 図 24) が それぞれ先発製剤より溶出が遅い傾向にあり 類似性の範囲外であった パロキセチン塩酸塩錠では 承認申請時に BE 試験にて同等性が確認されたが 溶出性については標準製剤との類似性がなかった製剤が複数あった 上記の製剤のうち これに該当する No.11,13,18,19,27,29 については 溶出挙動に関するメーカーへの問い合わせは行なわないこととした 類似性の範囲外と判定した製剤 No.12(pH1.2) について メーカーに問い合わせたところ メーカー実施の溶出試験においても当該ロットの参考品の溶出挙動が類似性の範囲から外れていることが確認された 今後は溶出挙動の再確認と スケールアップ時の変化を考慮した製造条件の見直しを行ない 溶出挙動の改善を行なうとのことであった < 改善検討状況 > (1) 平成 28 年 3 月時点 ( 第 16 回ジェネリック医薬品品質情報検討会 3) 報告 ) (2) 検討未完了の製剤のその後の検討状況 ( 企業報告より ) 本剤の溶出挙動が水を除く全ての液性で立ち上がりが早い傾向が見られ 特に ph1.2 において同等性の範囲を逸脱するため 造粒工程における作業順序の見直しを行い 溶出のすばやい立ち上がりを制御いたしました 溶出の立ち上がりを制御した製剤の溶出挙動を次のグラフに示します また 改善後の当該ロットは既に市場出荷をいたしております 28

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後発医薬品品質確保対策事業検査結果 なし 30

分析法( 溶出試験 ) 4) 錠が適用対象 OD 錠は適用対象外 パロキセチン塩酸塩錠 Paroxetine Hydrochloride Tablets 溶出性 6.10 試験液に溶出試験第 1 液 900mL を用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行うとき,5mg 錠及び 10mg 錠の 45 分間の溶出率は 80% 以上であり,20mg 錠の45 分間の溶出率は 75% 以上である. 本品 1 個をとり, 試験を開始し, 規定された時間に溶出液 20mL 以上をとり, 孔径 0.45μm 以下のメンブランフィルターでろ過する. 初めのろ液 10mL を除き, 次のろ液 VmL を正確に量り,1mL 中にパロキセチン (C 19 H 20 FNO 3 ) 約 5.6μg を含む液となるように試験液に溶かし, 正確に V ml とし, 試料溶液とする. 別にパロキセチン塩酸塩標準品 ( 別途 パロキセチン塩酸塩水和物 と同様の方法で水分 2.48 を測定しておく) 約 11mg を精密に量り, 試験液に溶かし, 正確に 100mL とする. この液 3mL を正確に量り, 試験液を加えて正確に 50mL とし, 標準溶液とする. 試料溶液及び標準溶液 25μLずつを正確にとり, 次の条件で液体クロマトグラフィー 2.01 により試験を行い, それぞれの液のパロキセチンのピーク面積 A T 及び A S を測定する. パロキセチン (C 19 H 20 FNO 3 ) の表示量に対する溶出率 (%) =M S A T /A S V'/V 1/C 54 0.900 M S : 脱水物に換算したパロキセチン塩酸塩標準品の秤取量 (mg) C:1 錠中のパロキセチン (C 19 H 20 FNO 3 ) の表示量 (mg) 試験条件定量法の試験条件を準用する. システム適合性システムの性能 : 標準溶液 25μLにつき, 上記の条件で操作するとき, パロキセチンのピークの理論段数及びシンメトリー係数は, それぞれ 5000 段以上,2.0 以下である. システムの再現性 : 標準溶液 25μLにつき, 上記の条件で試験を 6 回繰り返すとき, パロキセチンのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. 31

関連情報 なし 引用情報 1) パキシル錠 5mg/10mg/20mg( 製造販売元 : グラクソ スミスクライン株式会社 ) 医薬品インタビューフォーム (2016 年 11 月改訂 第 19 版 ) 2) 第 13 回ジェネリック医薬品品質情報検討会資料 13-1 3) 第 16 回ジェネリック医薬品品質情報検討会資料 16-4 4) 第十七改正日本薬局方 ( 平成 28 年 3 月 7 日厚生労働省告示 64 号 ) 32