○数学科 2年 連立方程式

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(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

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第4学年算数科学習指導案

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

国語科学習指導案様式(案)

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

数学○ 学習指導案

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Taro-@いわてスタンダード中数20

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の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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○学部 ○○科 学習指導案

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第 ○ 学 年 ○ ○ 科 学 習 指 導 案

教科書では 同じ割合になっている比は等しい という導入になっているが 2 量の割合は いろいろな表し方ができる という導入に変えている すなわち 2:3 も 4:6 も 6:9 も同じ割合だから等しいという考え方を 2:3 を同じ割合で表すと 4:6 や 6:9 になるという考え方に変えて導入した

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中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

第6学年 算数科学習指導案

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

指導案 5年 算数

本時の展開

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

第5学年  算数科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

★数学学習指導案最終(知的障害)

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

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授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

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代表を表す平均を用いることがあること, 平均だけでなく最大値や最小値, 最頻値などの観点か ら調べることで, 集団の特徴や傾向がかることなど, 資料の調べ方を総括的にまとめていく 第 3 小単元 既習のグラフや表を活用して, 体力テストの結果を統計的な観点で読み取り, 自 たちの体力について特徴や傾

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

【FdData中間期末過去問題】中学数学2年(連立方程式計算/加減法/代入法/係数決定)

ICTを軸にした小中連携

Taro-第1学年 算数科学習指導案

Microsoft Word - 社会科

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平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

英語                                    英-1

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

第 3 学年算数科学習指導案 江戸川区立清新第一小学校しっかり ( 標準 ) コース 3 年授業者齋藤睦美 1. 単元名考える力をのばそう 間の数に目をつけて 2. 単元の目標問題を解決することを通して, 本数と間の数のきまりを見つけることの大切さや関数的な見方のよさに気付く 3. 単元の評価規準ア

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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Transcription:

第 2 学年 A 組 数学科学習指導案 指導者 2 名場所 2 年 A 組教室 1 単元名 連立方程式 2 単元の目標 ( 1 ) 様々な事象について, 連立二元一次方程式を利用することに関心をもち, 意欲的に問題の解決をしようとしている 数学への関心 意欲 態度 ( 2 ) 具体的な事象の中の数量関係をとらえ, 表などを用いて連立二元一次方程式をつくり, 立式した 2 つの式の意味を考えることができる 数学的な見方や考え方 ( 3 ) いろいろな連立二元一次方程式を解くことができる 数学的な技能 ( 4 ) 連立二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意味などを理解する 数量や図形などについての知識 理解 3 単元と生徒 ( 1 ) 単元について本単元で扱う二次方程式は, 学習指導要領には以下のように位置付けられている 第 2 学年 A 数と式 ( 3 ) 連立二元一次方程式について理解し, それを用いて考察することができるようにする ア二元一次方程式とその解の意味を理解すること イ連立二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意味を理解すること ウ簡単な連立二元一次方程式を解くこと及びそれを具体的な場面で活用するこ 小学校算数では, A : B という比の表し方とその意味, 比の値, 及び等しい比の意味と性質を理解してきている 身近な飲み物 ( コーヒー牛乳の比 ) を取り扱うことで, 日常生活の中で比を活用するよさを感じさせるための活動を取り入れている 中学校第 1 学年の一元一次方程式では, 方程式の必要性と意味及び方程式の中の文字や解の意味を理解すること, 等式の性質を基にして, 方程式が解けることを知ること, 簡単な一元一次方程式を解くこと及びそれを具体的な場面で活用することをねらいとしている 中学校第 2 学年の連立二元一次方程式では, 二元一次方程式とその解の意味を理解すること, 連立二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意味を理解すること, 簡単な連立二元一次方程式を解くこと及びそれを具体的な場面で活用することをねらいとしている 連立二元一次方程式の活用場面において, 日常生活と深く関連する問題状況は, 得られた解が問題の答えとして適切であるかどうか調べることが大切である そのためにも具体的な問題について連立二元一次方程式をつくる力が必要である 本単元は, 文字を 1 つ利用して解決することが困難であった問題 ( 速さ, 割合 ) も, 連立二元一次方程式を活用すると解決できることを実感できるものである 第 1 学年では一元一次方程式を, 第 2 学年では, 一元一次方程式との関連を図りながら連立二元一次方程式を, そして第 3 学年では二次方程式を解くことができ, 方程式をこれまでより多くの場面で問題の解決に活用できる これらのことから方程式のよさを理解できる単元であると考える 以上のことから本単元では, 具体的な場面において能率的に問題を解決し, 目的に応じて結果を検討し処理をしたり, 判断したりする力を身につけさせていきたい ( 2 ) 生徒について ( 男子名, 女子名, 計名 ) 省略

( 3 ) 指導について本単元では, 生徒の実態や学習内容に応じて, 課題把握, 自力思考, 集団思考, 内容の定着等の学習活動の配分を工夫したい 連立二元一次方程式の学習の導入では, 一次方程式を立式して解くことができる問題やこれから学習する連立二元一次方程式の問題を準備し, 具体的な場面をイメージして立式して問題を解くことによって連立二元一次方程式について考察していきたい これまで学習してきた一元一次方程式との共通点や相違点をまとめることで, 方程式の関連を意識させたい 連立二元一次方程式の解を求めることについては, 解く過程をノートに細かく記述することを徹底したい この解く過程とは, 2 つの式を等式の性質を利用して文字を 1 つにすること, χ と y のどちらかを求めてから代入してもう一方を求めることである 連立二元一次方程式を活用する場面では, 立式をするための手順である 1 数量を文字を使って表すこと 2 数量の間の関係を見つけ 2 つの方程式をつくること 3 連立二元一次方程式をつくり解を求めること 4 解が問題に適しているか確かめること, この 4 つを確実に定着するようにしたい また, とらえた数量を表や線分図に表して関係を明らかにすること, 1 つの変数より 2 つの変数を用いた方が式に表しやすいという連立二元一次方程式のよさを感じることができるようにしたい 生徒の実態として, レディネステストから問題文に示されている情報を表に整理し, 相等関係にあるものを見出す力が十分でないことが分かった 問題文から 分かっていること や 条件 求めるもの を確認するあつめる活動, 立式した 2 本の式の意味を集団で考えていくみがく活動など, 連立二元一次方程式を活用する場面で本校の研究を通して, ねらいの達成に向けて主体的な学びを促すための学習活動の充実を図りたい 学習した内容が確実に定着しているかを見取るための評価問題を作成し, 次時の導入で前時につまずいた問題について補充していきたい これまでの数学の学習の様子や家庭学習の状況から, 復習の時間には必要に応じて, 習熟度別少人数学習を展開し, 学習内容の定着を図りたい 振り返りの場面では, よりよい振り返りにするために, 2 つの方程式を比べ, 連立二元一次方程式のよさとは何か, 今日の学習で考えがはっきりした場面などの具体的な振り返りの視点を示し, 発表させていきたい

4 単元の指導 評価計画 評価の観点時学習内容評価の規準と方法関考技知 1 バスケットボールの試合で, 方程式に関心をもち, 様々な数を代入したり, 表を用いて方程式 1 人のあげた得点と決めたシュ に表したりして問題を解決しようとしている ートの本数から, 2 点シュート, 観察 発表 3 点シュートの回数を考える 2 2 元 1 次方程式とその解の意 二元一次方程式とその解の意味, 連立二元一次方程式の必要性と 味, 連立方程式の意味, 連立方 意味及びその解の意味を理解している 程式の解の意味, 連立方程式を 解くことの意味を理解する 3 連立方程式の加減法による解 加減法による連立二元一次方程式の解き方を理解している き方を考える 絶対値の等しい係数 がふくまれる連立方程式を解く 4 係数が異なる場合の連立方程 加減法を用いて, 連立二元一次方程式を解くことができる 式を解く 5 代入法で連立方程式を解く 代入法を用いて, 連立二元一次方程式を解くことができる 6 かっこをふくむ連立方程式を かっこをふくむ連立二元一次方程式や, 係数に分数や小数をふく 解く 小数係数, 分数係数をも む連立二元一次方程式を解くことができる つ連立方程式を解く 7 A=B=C の形をした連立方 A=B=C の形をした連立二元一次方程式を解いたり, 連立二元 程式を解く 連立方程式の解の 一次方程式の解の値から方程式の係数を求めたりすることができる 値から方程式の係数を求める 8 具体的な問題を, 連立方程式 問題の中の数量やその関係を文字を用いた式で表し, それを基に を用いて解くときの考え方の手 してつくった連立二元一次方程式を解くことができる 順を考えながら解く 9 具体的な問題を, 連立方程式 具体的な事象の中の数量関係をとらえ, 表などを用いて連立二元 本 を用いて解くときの考え方の手 一次方程式をつくり, 立式した 2つの式の意味を考えることができる 時 順や式の意味を考える 10 速さの問題を, 連立方程式を 利用して解決する 具体的な速さの問題で数量の間の関係を理解し, 連立二元一次方程式をつくることができる 11 割合の問題を, 連立方程式を 利用して解決する 具体的な割合の問題で数量の間の関係を理解し, 連立二元一次方程式をつくることができる 12 単元のまとめをする 連立二元一次方程式を用いて, 問題を解くことができる 章の問題 県の評価単元テスト

5 本時の計画 (1) ねらい具体的な事象の中の数量関係をとらえ, 表などを用いて連立二元一次方程式をつくり, 立式した 2 つの式の意味を考えることができる 数学的な見方や考え方 (2) 学習過程 過程教師の支援 評価 ( 支援 つまずきへの対応 ) ( 時間 ) 学習活動 内容形態教材 資料 TS TA つ 1 問題を把握する 一斉 問題場面が想起しやすいように, 実 問題をすぐに把握することができる問題シート か 際の写真を見せながら問題について ように問題が全員に配付され, ノー 写真 む 考えるようにする トに貼られているかを確認する (4) 見 2 課題を設定する 一斉 課題をつかむことができるように 分 課題をつかむことができるように分 通 かっていること や 条件 求める かっていることや条件はそれぞれ2 す もの を確認する 個あることを伝える (3) 求めるものが2つある問題は, どのようにして解けばよいか 追 3 自力思考をする 個 解決の見通しをもつことができるよ 解決の見通しをもつことができるよ 表シート 究 交流し, 友達の考えを知る グループ うにこれまでの学習から生かすこと うに, ヒントになるつぶやきを拾い, す 全体で発表し合う ペア ができることを確認する 黒板に提示する る 説明のときに考えを分かりやすく伝 項目が書かれた表を準備し, 数値を ( 28) < 比較 検討の内容 > 一斉 えることができるように, ノートに 記入することによって, 連立方程式 文字を2つ使うことのよさ 数値や式の意味を書くように促す を立てられるようにする 2 本の式の意味 式の意味を理解できるように, 連立二元一 文字を2つ使うことのよさを感じる 2 本の式の単位の違い 次方程式の項の下に単位をつけることで, ことができるように, 一元一次方程 立式をするために必要なもの 前時との違いを実感できるようにする 式を用いた解き方を紹介する ま 4 まとめをする 一斉 生徒の言葉から本時の課題や学習活 まとめ以外にキーワードなどをメモ と 動に合ったまとめにするようにする できている生徒を紹介する め 求めたいものが2つある問題は, 求めた る いものをそれぞれχ,yとして数量の関係 具体的な事象の中の数量の関係をとらえ, 連立二元一次方程式をつくる (15) を考え, 連立方程式に表して解けばいい ことができる また, 式の意味について, 具体的な事象をもとに考えることができる 数学的な見方や考え方 評価問題 全員ができたと実感できるように解く手順や項目が書かれている穴埋め式の評価問題を準備する 5 練習問題 評価問題を解く 個 全員ができたと実感できるように穴埋め式の評価問題を準備し, 式の意 〇立式した2つの式の意味を考えるこ学習シートとができるように, 連立二次方程式 味を書くことができるようにする にして解いているか確認する 6 振り返りをする 個 2つの方程式を比べることによって, よりよい振り返りにするために, 具 振り返りシート 一斉 連立二元一次方程式のよさを感じる 体的な振り返りの視点を示す ことができるようにする (3) 本時の視点 ねらいの達成に向けて主体的な学びを促すための 個 で思考 判断するあつめる活動と 集団 でみがく活動の場面の設定の仕方 数学的な思考力を育成する 比較 検討 のあり方はどうであったか

6 板書計画 2 2 0 9 みんながわかって! みんなができて! みんな HAPPY! 学習課題 求めるものが 2 つある問題は, どのようにして解けばよいか 問 題 < みがく > χ + y = 1 0 1 バラとガーベラの本数の合計 ふりかえりの視点 1 本 170 円のバラと1 本 120 円のガ 170χ+120y=1500 2 バラとガーベラの代金の合計 連立方程式のよさと ーベラを合わせて10 本買い, 代金がちょ 1 170-2 は何だろう うど 1500 円の花束を作ります バラと ガーベラはそれぞれ何本になるでしょうか 170χ+170y=1700 -) 170χ+120y=1500 50y=200 χ + 4 = 1 0 < あつめる > y=4 χ = 6 A バラ 6 本, ガーベラ 4 本になる バラガーベラ合計バラガーベラ合計 170χ+120(10-χ)=1500 170χ+1200-120χ=1500 1 本あたり 1 7 0 1 2 0 1 本あたり 1 7 0 1 2 0 5 0 χ = 3 0 0 本数 χ y 1 0 本数 χ 10-χ 1 0 まとめ χ = 6 求めたいものが 2 つある問題は, 求めたい 代金 1 7 0 χ 1 2 0 y 1 5 0 0 代金 1 7 0 χ 120 (10-χ) 1 5 0 0 ものをそれぞれχ, yとして数量の関係を考え, 連立方程式に表して解けばいい