上記の目標を達成するため 必要な改善措置等を男女共同参画推進室を中心に各学部等においても具体的に検討し その達成状況を毎年点検する 人文学部 教員公募に際し 雇用機会均等法第 8 条 ( ポジティブ アクション ) への配慮を教員募集要項に記載することを学部内で検討する 女性応募者の増加を図るため

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23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

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働き方の現状と今後の課題

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

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調査結果の概要 調査対象者 723 人 有効回答数 721 人 ( うち女性 179 人 )( 回答率 99.7%) 以下の各問の欄の N は それぞれの問に対する有効回答数 問 1. 国家公務員になろうとした主な理由は何ですか ( 三つ選択 ) 仕事にやりがいがある 公共のために仕事ができる 70

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就職委員会 1 新年度ガイダンスなどで履修指導を行ったが 職業と人生 Ⅲ( 履修者 710 名 履修率 74.8%) 職業と人生 Ⅳ(630 名 67.2%) と昨年度より履修率が 6.5% 低下した 出席率が低いので 3 年生全員に就職ガイダンスの告知ハガキを送付したが 参加者を増やすことは出来な

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青警本務第 号 青警本総推第 号 青警本生企第 号 青警本刑企第 号 青警本交企第 号 青警本備一第 号 平成 2 8 年 3 月 1 8 日 各所属長殿 青森県警察本部長 レピーサポート 職場復帰サポート実施要綱の制定について

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3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

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4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

(2) 予定される行動計画導入方法 ( 問 21 で 2 策定に向けて検討中である と答えた方へ ) 付問 1 一般事業主行動計画は どのような方法で導入する予定ですか ( はいくつでも ) 次世代育成支援対策推進法に基づく 一般事業主行動計画 を策定に向け検討中の事業所で どのような方法で導入する

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6 市町村と連携した就職促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 就職活動の進め方 履歴書の書き方 面接対策 等をテーマにしたセミナーを市町村等実施地区の関係者と協力 連携して実施 ( 県内 15 地区 ) 7 新入社員向け職場定着促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 概ね入社後 1 年の若

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4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

1 9: P.5 P.5,10 P.6 P.7-8 P.10 P.10 P.10 P.3 P.10 P.11 P.11 P.11

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13 第2章 基本目標Ⅲ

平成19年6月

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

首都大学東京

(2) 継続勤務年数の割合平成 25 年度平成 26 年度 ( 単位 : %) 区分職員数勤務継続年数職員数勤務継続年数離職率 年月 年月 離職率 男 全職員 女

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

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Ⅰ男女共同参画組織と行動計画Ⅰ 男女共同参画組織と Ⅱ活動報告男女共同参画に係るアンケート結果報告Ⅳ資料編行動計画 平成 26 年度 1 山形大学男女共同参画基本計画 に関する具体的施策 ( 行動計画 ) について ( 全学 各部局としての対応 ) Ⅰ 目的 山形大学は 男女共同参画基本法 ( 平成 11 年 6 月 23 日法律第 78 号 ) の理念に基づき 男女共 同参画社会実現のために大学が担うべき役割と責任を自覚し 山形大学男女共同参画推進宣言 ( 平 成 21 年 1 月 23 日 ) を発表した 本学の学生及び教職員が性別にかかわらず あらゆる活動において 個性と能力を発揮でき かつ 学業 仕事と生活の調和 ( ワークライフバランス ) を実現すること を目指し 具体的な施策の推進を図っていくため ここに山形大学男女共同参画基本計画 ( 平成 22 年 6 月 9 日策定 )( 以下 基本計画 という ) を定める 報告書 Ⅱ 基本計画基本理念の具体化に向けて 本学の基本方針を次のとおり定める 1 教職員 ( 教員及び職員 ) 等の男女機会均等の実現 格差の是正 2 教育 研究及び就労と家庭生活との両立のための環境作り 3 男女共同参画に関する意見 要望等をくみ上げるシステムの整備 4 男女共同参画への意識改革への促進 5 女性研究者 ( 教員及び後期博士課程学生 ) の裾野拡大 6 男女共同参画推進のための教育 研究の実現 7 男女共同参画に関する学内の調査 分析 統計等の情報提供 8 男女共同参画に取り組む地域社会との連携 Ⅲ 平成 26 年度具体的施策 ( 行動計画 ) 教職員等の男女機会均等の実現 格差の是正 1 女性教員比率の向上全学 雇用機会均等法によると女性の割合が4 割を下回っている場合 男女格差が存在していると判断される 本学においても女性教員比率を引き上げるとともに 格差の是正に努める 女性教員の採用比率を当面 全体として20%( 国立大学協会 の提言) 以上とすることを目標とする 将来的には 女性教員の比率を25% まで引き上げる Ⅲ005

上記の目標を達成するため 必要な改善措置等を男女共同参画推進室を中心に各学部等においても具体的に検討し その達成状況を毎年点検する 人文学部 教員公募に際し 雇用機会均等法第 8 条 ( ポジティブ アクション ) への配慮を教員募集要項に記載することを学部内で検討する 女性応募者の増加を図るため 男女共同参画推進室と連携し ワークライフバランスを充実させるため環境整備の推進を図る 地域教育文化学部 女性教員の採用比率の向上を図るため 引き続き教員公募の採用条件の中に 雇用機会均等法第 8 条 ( 女性労働者に係る措置に関する特例 ) を踏まえ 業績及び人物の評価において優劣をつけがたい場合は女性を採用する旨の記載を明記する 平成 25 年度までの数値目標である女性教員比率 15% については 本学部では既に達成済みであるが (16%) 更に比率を向上させるための方策の検討を行う サバティカル制度の運用の中で 女性教員の利用を促進し 本学部が女性研究者にとって魅力的であることを知らしめ 応募者の増加を図る 理学部 教員公募要領に男女雇用機会均等法等実施の取り組みを明確に記載する 理学部関連学会における 男女共同参画支援事業 の情報収集を続ける 医学部 小児科の協力のもと病院内に病児保育所の設置を検討している ライフスタイルに合わせた勤務態勢とともに 安定した勤務環境を整えるため 短時間常勤職員の制度の弾力的な運用を可能にする このために 助教以上のポジションのポイントを育児中の教員 ( 男女とも ) に分割して利用できるよう大学本部に対して働きかけを続けていく 工学部 引き続き 教員公募にあたっては 雇用機会均等法第 8 条に配慮している旨を公募要項に明記する 毎年女性教員 1 人以上の採用を目指す また 公募の際は年齢バランスと学科バランスも考慮に入れる 運営会議を中心に以下のリクルートを実施する 1. 学会 職務上の人的ネットワークを使って女性教員の候補者を探す事 2. そのための工夫や情報交換を定期的に行う事 3. 他の教員の女性教員の必要性に対する意識改革の方策検討と行動農学部 女性教員比率目標値の半分に満たない状況をふまえた採用計画に努める 平成 27 年度末までに全体目標 (15%) に近づけるよう努力する 附属学校 平成 26 年度以降の教員の採用に当たっては 現在の教員比率を維持し将来的な目標比を達成でき 006

Ⅰ男女共同参画組織と行動計画るよう努める Ⅱ活動報告男女共同参画に係るアンケート結果報告Ⅳ資料編平成 26 年度報告書 勤務時間等の適正化など 女性教員の出産 育児などに対応できる職場環境の改善に努める 基盤教育院 引き続き高い女性教員比率を維持するとともに 将来の定年退職の状況等も見据え 基盤教育院として女性教員の採用に配慮する 2 大学 ( 学部 ) 運営における女性参画の拡大全学 女性職員の人材育成のため 積極的な方策を推進する 女性教職員の管理職比率の向上のため 登用等を積極的に推進する 人文学部 男女共同参画推進室と連携し 男女雇用均等法の周知徹底を図る取り組みを推進する リーフレット 男女共同参画社会ってなんだろう? を活用し 学部運営における男女共同参画の意識向上に努める 地域教育文化学部 男女共同参画推進室と連携して 男女雇用均等法等の周知徹底を図る取り組みを積極的に支援推進していく 女性教職員が広く組織運営に関わる機会を設け より一層活躍する職場の環境作りを推進する 理学部 当該委員会委員 キャリア教育担当教員 女性研究者および一般男性教員もランチミーティングに積極的に参加し女性参画事業の理解を深めるようにする 学部の女性教員はそれぞれ 大学 学部 学科の重要な委員を担当する 医学部 性別による優遇措置はとらないが 管理職として適切な人材を登用することにより 引き続き積極的に女性教員の活用を図っていく 工学部 講演会等を実施することによって 雇用機会均等法の周知徹底を行う 運営会議において定期的に女性教員の意見聴取を行い 学部運営に反映させる 女性教員の 女性教員としての人材育成 のため 新任 5 年以内の教員 ( 企業出身 博士課程出身者 ) に対するメンター制度の導入を図る メンターとなってくれる教員や外部の適当な人物を組織し 女性教員が希望した時にはいつでも相談が受けられる体制づくりを行う ピア メンターを活用するため 女性教員および若い女性研究者の卵たちによる座談会を定期的に開く 農学部 引続き女性職員の人材育成を 長期的な計画のもとで継続的に行う Ⅲ007

附属学校 平成 26 年度以降も 積極的に女性職員の育成を行い女性職員の係長への登用を進める 校長 教頭への女性教員の登用を積極的に推進する 基盤教育院 各教員の負担の公平性や適性に配慮することを前提として 各役職や役割への登用について 引き続き女性教員の積極的な登用を図る 男女共同参画への意識改革の促進 全学 シンポジウムや啓発セミナー 男女共同参画フェスタ等を定期的に開催する 女性研究者ネットワークを構築し 定期的な勉強会等を開催する 学長 学部長と教職員等との懇談会を定期的に開催する ホームページ 男女共同参画ニューズレター メールマガジン等による学内外への情報発信を強化する 人文学部 学長 学部長と教職員等との懇談会 など懇談や研修の場を設け 男性教職員にも参加を促し ワークライフバランスや男女共同参画について学部内の意識改革を促進する 男女共同参画についての男性教職員の意識向上をはかるため リーフレットを活用するとともに 男女共同参画に関連する講演会や研修会 委員会等への男性教職員の積極的参加を促す 地域教育文化学部 引き続き学長 学部長と教職員等との懇談会を実施し 女性教職員の要求や抱える問題等を明確化し 交流を図る 男女共同参画推進室のホームページやメールマガジン ニューズレターの情報閲覧の周知を図る 学部のホームページや広報誌 クリエーション に活動状況を掲載し学部内外への情報発信を強化する 教職員間の協同制 同僚制を強化し 男女共同参画推進の意識を高める メンター制度の積極的な活用を行うため 制度の周知と工夫を図る 理学部 男女共同参画事業に積極的に参加する 学長 学部長と教職員等との懇談会 等を積極的に支援する 育休について正確な情報を提供する等 議論を深め 育休取得希望者 を支援する 医学部 医学部学生を対象に 男女共同参画や女性医師のキャリアアップのための講演会などを開催する 山形県医師会 山形県女性医師ネットワークなどとも連携し 広く啓蒙活動を行う 総合医学教育センター 高度医療人研修センターが中心となって女性医師 看護師の再就職やキャリアアップに関する相談 広報活動を積極的に行う 008

009 報告書平成 26 年度 Ⅱ活動報告Ⅳ資料編Ⅲ男女共同参画に係るアンケート結果報告Ⅰ男女共同参画組織と行動計画工学部 男女共同参画推進ワーキング グループを強化し 研修会やイベントなどを主催できるように努める 運営会議を中心に すべてのマイノリティが働きやすいキャンパス 学びやすいキャンパスを目指すための組織化を図る 男女共同参画推進室の企画事業への職員参加を推進する 農学部 学長 学部長と教職員等との懇談会やランチミーティングを継続して定期的に開催するよう努める 継続して ホームページ 男女共同参画ニューズレター メールマガジン等の学部内への周知 情報発信に努める 継続して ワークライフバランスの調和 に努める 附属学校 全学で企画するシンポジウム 啓発セミナー及び男女共同参画フェスタ等に積極的に参加させ 教職員の意識改革を推進する 基盤教育院 引き続き 全学で企画するシンポジウムや啓発セミナー 男女共同参画フェスタ等に参加を希望する教員が参加できるよう 迅速な情報発信を実施する 小白川キャンパス事務部 引き続き 全学で企画するシンポジウムや啓発セミナー 男女共同参画フェスタ等に参加を希望する職員が参加できるよう配慮する 女性研究者の裾野拡大 全学 専門分野を活かした職業に就いている女性卒業生等を招いた講演会や交流会を 各学部等で定期的に開催する 女子中高生向けのセミナー等を開催する 人文学部 学部生 大学院生を対象とするセミナー等を開催し 専門分野を活かした職業に就いている女性卒業生を招き 講演会や交流会を行う 高校への出張講義やオープンキャンパス等の機会に 研究者として活躍する女性卒業生が多数存在することをアピールする 地域教育文化学部 引き続き オープンキャンパスの際に行う授業や出前授業の際に 女性教員が参加して専門分野で活躍する姿を高校生に話してもらい 本学部の魅力を伝えていく オープンキャンパスの際に 出産 子育て世代の男女教職員の姿をパネル展示する 男女共同参画に関する講習会 院生 学部学生 高校生向けのセミナー等の開催を実施する

理学部 専門分野を活かした職業に就く女性卒業生等を招き 講演会や交流会を開催する 女子中高生向けのセミナー等を開催する 上記の他 女性研究者によるセミナー等を開催する 医学部 医学部をめざす女子中高生は多いが県主催の高校生向け スーパー医進セミナー での講演やオープンキャンパスなどを通して さらに医学部の魅力を伝えていく 上記活動を継続するとともに 臨床に携わっている医師 看護師が研究への道にも進めるように以下を行う 高度医療人研修センターで大学院進学 専門医取得を含めたキャリアアップコースを支援する 専門看護師 認定看護師相談室 にて 研究職を含めた看護師のキャリアアップについての相談を受け付ける 在宅がん緩和看護コース にて より専門的な研究 臨床へ進む人材の育成をする 工学部 若手研究者の育成を目指し 女子学生と各世代の女性研究者とが触れ合う場を定期的に設ける 中学 高校に積極的に女子学生を連れて出前講義などに伺う事を推奨する 広報活動においても 男女共同参画推進を強調する 農学部 女性研究者育成のための講演会を継続して実施し 女子学生の進学率の向上に努める 女子高生に科学実験の体験指導を継続的に行い 農学部系への進学率向上に努める 附属学校 各学部等が開催する講演会や交流会に積極的に参加できる環境を整備するとともに 各学部等の計画の実施に積極的に協力する 基盤教育院 引き続き ウーマン オブ ヤマガタ( 教養セミナー ) を実施する 010

Ⅰ男女共同参画組織と行動計画2 男女共同参画推進委員会委員名簿 Ⅱ活動報告男女共同参画に係るアンケート結果報告Ⅳ資料編平成 26 年度 報告書 所属等 氏 名 備 考 学 長 小山清人 第 1 号委員 理 事 阿部宏慈 第 2 号委員 理事 副学長付きスタッフ 河野銀子 第 3 号委員 人 文 学 部 立松潔第 4 号委員赤倉泉第 5 号委員 地 域 教 育 文 化 学 部 小田隆治第 4 号委員河野銀子第 5 号委員 大西彰正 第 4 号委員 理 学 部 井深章子 第 5 号委員 (4/1~8/31) 天羽優子 第 5 号委員 (9/1~3/31) 医 学 部 細谷たき子第 4 号委員鈴木匡子第 5 号委員 工 学 部 兒玉直樹第 4 号委員八塚京子第 5 号委員 農 学 部 夏賀元康第 4 号委員木村直子第 5 号委員 基 盤 教 育 院 渡辺絵理子 第 6 号委員 総 務 部 長 黒沼 毅 第 7 号委員 企 画 部 長 水井義武 第 8 号委員 保健管理センター所長 冨樫 整 第 9 号委員 参考 1 第 1 号委員学長 2 第 2 号委員学長が指名する理事 3 第 3 号委員男女共同参画を推進する担当理事 副学長付スタッフ 4 第 4 号委員各学部長が推薦する当該学部の副学部長各 1 人 5 第 5 号委員各学部から選出された教授又は准教授の女性教員各 1 人 6 第 6 号委員基盤教育院から選出された教授又は准教授の女性教員 1 人 7 第 7 号委員総務部長 8 第 8 号委員企画部長 9 第 9 号委員その他委員長が必要と認めた者 10 第 5 号及び第 6 号委員の任期は2 年とし 再任を妨げない Ⅲ011

3 男女共同参画推進委員会議事 第 11 回男女共同参画推進委員会議事 平成 26 年 5 月 9 日 ( 金 )11:00~12:00 事務局第 1 会議室 (3 階 )( 医 工 農は各テレビ会議室 ) 議事 Ⅰ 協議事項 1 平成 26 年度事業計画について 資料 1 2 男女共同参画基本計画に関する各部局の年度評価及び計画の見直しについて 資料 2 3 山形大学女性教員比率の推移と今後の対策について 資料 3 参考資料 1 4 男女共同参画に係るアンケート の実施について 資料 4 参考資料 2 3 5 その他 Ⅱ 報告事項 1 平成 26 年度男女共同参画推進委員会委員名簿平成 26 年度男女共同参画推進室員名簿について 資料 5 2 平成 26 年度の各種支援制度について 1 小白川キャンパス保育所及び今後の託児サポーター制度について 資料 6-1 6-2 参考資料 4 2 研究継続支援員制度について 資料 6-3 3 巡回聞き取り相談事業について 資料 6-4 4 学会参加時の保育支援制度について 資料 6-5 5 女性研究者支援メンター制度について 資料 6-6 6 ユビキタス ワーキング システムについて 資料 6-7 7 ノートパソコンの貸出について 資料 6-8 3 各学部 基盤教育院での企画 実施事項について 1 平成 26 年度学長 学部長と教職員等とのWLB 懇談会の開催について 資料 7-1 2 平成 26 年度ランチミーティングの開催について 資料 7-2 3 平成 26 年度裾野拡大セミナー ( 理 工 農学部 ) 企画募集について 資料 7-3 4 次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画 の一部変更について 資料 8 5 平成 26 年度基盤教育 キャリア形成とワーク ライフ バランス ( ウーマン オブ ヤマガタ ) 講師一覧について 資料 9 6 平成 26 年度企画済みの事業について 1 平成 26 年度男女共同参画セミナー 今 世界の女性は の開催について 資料 10-1 2 平成 26 年度男女共同参画フェスタの開催について 資料 10-2 7 その他 012

Ⅰ男女共同参画組織と行動計画4 男女共同参画推進室員及びスタッフ名簿 Ⅱ活動報告男女共同参画に係るアンケート結果報告Ⅳ資料編平成 26 年度 室 員 氏 名 備 考 室 長 阿部宏慈 理事 ( 総務 広報担当 ) 理事 副学長付きスタッフ 河野銀子 地域教育文化学部教授 室員 チーフ コーディネーター 木村松子 男女共同参画推進室准教授 室 員 山本有香 企画部准教授 室 員 黒沼 毅 総務部長 室 員 阿部敏樹 総務部人事課長 室 員 細谷美千枝 総務部労務課長 室 員 柴田俊秀 総務部労務課副課長 室 員 黒沼宏成 男女共同参画推進室事務室長 スタッフ 氏名 備 考 チーフ コーディネーター 木村松子 事 務 室 長 黒沼宏成 事 務 補 佐 員 石澤多貴子 相 談 員 村山恵美子 報告書 室ミーティング議事第 1 回ミーティング平成 26 年 4 月 14 日 ( 月 )15:00~16:00 第 3 会議室 1 平成 26 年度事業計画について 2 山形大学女性教員比率の推移状況と今後の対策について 3 基本計画に関する平成 25 年度評価および計画の見直し ( 各部局 ) について 4 平成 26 年度 学長 学部長と女性研究者との懇談会 の名称について 5 平成 26 年度託児サポーター制度の停止について 6 第 11 回男女共同参画推進委員会について連絡事項 (20 分 ) 1 平成 26 年度山形大学男女共同参画推進委員会委員名簿 室員名簿 2 小白川キャンパス保育所の状況について 3 平成 26 年度各種支援制度について 4 平成 26 年度女性研究者裾野拡大セミナー ( 理系学部 ) 企画募集について 5 平成 26 年度ランチミーティングの開催について 6 平成 26 年度前期基盤教育 キャリア形成とワーク ライフ バランス ( ウーマン オブ ヤマガタ ) 講師一覧 7 平成 26 年度男女共同参画セミナー 今 世界の女性は の開催について 8 平成 26 年度男女共同参画フェスタの開催について Ⅲ013

5 男女共同参画推進室活動記録 4 月 14 日第 1 回男女共同参画推進室ミーティング 4 月 21 日平成 24 年度教員公募への各学部等における応募状況調査開始 4 月 28 日平成 26 年度男女共同参画推進室の巡回相談事業の開始 4 月 30 日ノートパソコン貸出利用者の募集 5 月 9 日男女共同参画推進委員会の開催 5 月 16 日男女共同参画セミナー 今 世界の女性は の開催 6 月 2 日託児サポーター制度 ( 学童一時預かり ) の開始 6 月 16 日 ~ 山形大学男女共同参画フェスタの開催 6 月 19 日第 1 回ランチミーティングの開催 6 月 19 日 ユビキタス ワーキングシステム の利用者募集 6 月 30 日農学部 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 7 日 11 日山形大学男女共同参画推進室ニューズレター ( 第 15 号 ) の発行 7 月 11 日男女共同参画セミナー 仕事と介護の両立のために~ 知っておきたいポイント の開催 7 月 11 日男女共同参画に係るアンケートの依頼 7 月 17 日工学部 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 7 月 30 日基盤教育院 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 8 月 3 日女性研究者裾野拡大セミナー 2014in 農学部 part1 女子高校生のためのランチョンセミナー ~これからのキャリア形成を考える上で~ の開催 8 月 8 日国立大学における男女共同参画の推進に関する調査 ( 第 11 回 ) の回答 8 月 21 日平成 26 年度 後期 研究継続支援員制度 利用者の募集開始 9 月 1 日 女性研究者メンター制度 利用者の募集開始 9 月 1 日理学部 女性研究者裾野拡大セミナー 理学部で何ができるの?~ 女子高校生のための山大理学部案内 ~ の開催 9 月 17 日 ~ 平成 26 年度託児サポーター養成講座の開催 10 月 24 日小白川キャンパス保育所運営委員会の開催 11 月 10 日理学部 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 11 月 25 日女性研究者裾野拡大セミナー 2014in 農学部 part2 企業に聞いてみよう!~ 修士号を得て就職するメリットって!? の開催 12 月 25 日第 2 回ランチミーティングの開催 12 月 13 日理学部 女性研究者裾野拡大セミナー 理学部研究室訪問 の開催 1 月 9 日人文学部 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 1 月 16 日医学部 学長 学部長と教職員等とのワーク ライフ バランス懇談会の開催 2 月 13 日小白川キャンパス図書館に 男女共同参画図書コーナー の設置 2 月 19 日男女共同参画国際シンポジウム グローバル化時代の男女共同参画 の開催 2 月 24 日平成 27 年度 前期 研究継続支援員制度 利用者の募集開始 3 月 30 日山形大学男女共同参画推進室ニューズレター ( 第 16 号 ) の発行 3 月 31 日平成 26 年度男女共同参画推進室報告書の発行 014