個 人 県 均 等 割 所 得 割 県 へ 払 い 込 ま れ ま す 9 こ の 金 は 個 人 の 市 町 村 と あ わ せ て 住 と よ ば れ 市 町 村 で 賦 課 徴 収 し 県 住の方が その居住している県の行う行政 教育 土木 衛生等 に要 する経費を広く負担していただくものです 納める人 所得控除一覧表 控除項目 1 月 1 日現在 雑損控除 ①県内に住所のある人 均等割と所得割を納めます ②県内に事務所 事業所又は家屋敷を 医療費控除 持っている人でその所在する市町村に 住所がない人 社会保険料控除 均等割を納めます 控除金額 ① 損失額保険等の補てん額 総所得金額等合計額 1/10 ②災害関連支出の金額5万 ①②のうち いずれか多い方の金額 医療費保険等の補てん額 10万又は総所得金額等 の合計額 5/100のいずれか低い額 最高 200 万が限度 小規模企業共済等掛金控除 ①新生命保険料 ②介護医療保険料又は ③新個人年金保険料 平成24年1月1日以降に契約締結したもの 納める額 均等割 2,000 市町村 3,500 森林環境 P17 500 が含まれています また平成35年度まで 東日本大震災の発生 を受け実施する防災のための財源を確保す るため 均等割に500 市町村500 が含まれています 生命保険料控除 所得割前 年 の 所 得 金 額 か ら 各 種 控 除を行い 4% 市町村 6% の額を納めます 12,000まで 12,000を超え 32,000まで 1/2+6,000 32,000を超える場合 1/4+14,000 各28,000が限度 ④旧生命保険料又は⑤旧個人年金保険料 15,000まで 15,000を超え 40,000まで 1/2+7,500 40,000を超える場合 1/4+17,500 各35,000が限度 ① 又は④ と③ 又は⑤ と② あわせて70,000が限度 ①地震保険料 1/2 25,000が限度 ②長期損害保険料 平成18年12月31日までに契約締結したもの 申告 地震保険料控除 申告期限は翌年 3 月 15 日で 個人の市 町村と一緒に行います なお 前 年の所得が給与所得のみで年末調整が 障害者控除 済んでいる場合 または所得の確定 寡婦 夫 控除 申告書を提出した場合には必要ありま 勤労学生控除 せん 納 5,000まで 5,000を超える場合 1/2+2,500 10,000が限度 ①と② あわせて25,000が限度 26万 特別障害者は30万 同居特別障害者は53万 26万 扶養親族である子を有し 所得金額が500万以 下である寡婦 30万 26万 配偶者控除 33万 老人配偶者は38万 配偶者特別控除 控除対象配偶者に該当しない配偶者のうち イ 合計所得金額が45万未満である者33万 ロ 合計所得金額が45万以上75万未満の者 38万 合計所得金額38万 ハ 合計所得金額が75万以上76万未満の者3万 給与所得者は 6 月から翌年 5 月の 12 回 に分けて毎月の給料から源泉徴収 天 引 き さ れ ま す 12 13 ペ ー ジ を 参 照 65 歳以上の公的年金受給者は 公 的年金から特別徴収 天引き されま 扶養控除 す 公的年金の所得に対する住の み その他の人は 市町村から送付さ れる納通知書により 原則として 6 8 基礎控除 10 1 月の 4 期に分けて納めます 扶養親族1人につき33万 16歳未満を除く ①年齢19歳以上23歳未満の扶養親族 特定扶養親族 については45万 老人扶養親族 について ②年齢70歳以上の扶養親族 は 本人又はその配偶者の直系尊属で同居している人 同居老親等 は 45万 その他の人は38万 33万
計算してみましょう あなたの個人住はいくらになりますか 高知市に住む T さんの場合 サラリーマン 家 族 族 妻 パートタイム労働者 家庭内家事労働者 収入 収入120万 所得 120万-65万 55万 子 子供 人 人 大学生 高校生 中学生 小学生 収 入入 万 社 社会保険料 会保険料 万 新生命保険料 生命保険料 万 地 地震保険料 震保険料 6,000 こたえは こたえは 5,, 収入金額 給与の場合は 収入に応じて給与所得控除があります 収入金額 5,, 給与の場合は 収入に応じて給与所得控除があります 給与の収入金額の合計額 5, まで 給与の収入金額の合計額 5 5, まで18, 1, 1, 5 1 8,, 1,, 3,, 4,, 7, 3, 8, 4, 7, 7, 8, 8, 3, 5 7,, 3,,, 5, 8, 3,5, 給与所得の金額 社会保険料控除 35 は所得に おける人的 給与所得の金額 社会保険料控除 35 は所得に おける人的 収入金額 5,, 収入金額 5, 新生命保険料控除 8 生命保険料控除 35 7,, 7, 7, 地震保険料控除 3 7 4, 7, A 4 収入金額 74, 4 AA A 4 4 7 18, 千未満 収入金額 端数切捨 54, 4 A A A 4 4 7 8 18, 千未満 端数切捨 A 4 8 5 4,,, 3,,,,, 5,, 1 11,999,999 5 7,,,,,,,, 2,,以上 収入金額 2,300,000 5 7, 所得金額3,4, ー 所得控除37 7, 所得金額ー所得控除,83,, 8, 地震保険料控除 1 配偶者特別控除 1 配偶者控除 33 38 特定 1人分 45 3 扶養控除 38 扶養控除1人分 33 基礎控除 33 38 基礎控除 33 38 人的控除の合計額 人的控除の合計額 所得における人的 1 所得における人的 1 13 4 差額 差額合計課所得金額が200万を超える場合は 15 人的 控除の差額 230,000 から 200万を控除した 合計課所得金額が を超える場合は 合計課所得金額 89,000 を控除した金額の5 人的控除の差額 15 から 万を控除し を額から控除する た合計課所得金額 83 を控除した金額の5 を額から控除する 3 8 5 7 5 県 8 市4 3 15 83 5 3 35 均等割 県 市 所得割 県1 34 市 1 県 2,089,000 4-2,820 80,700 百未満切捨 百未満切捨 市 2,089,000 6-4,230 121,100 合計 県 82,700 市 124,600 個人住は 207,3になります 10
額控除 各種の控除 ( 所得控除 ) を行った後の課所得の額に 率を乗じて一旦計算された額 ( 所得割 ) から 差し引かれるもの ( 額控除 ) があります 項目内容 所得と住では 配偶者控除や扶養控除等の人的控除の額に差があり 課所得の額が異なるため 源移譲によって所得と住をあわせた負担が増えないように控除するものです 寄附金額控除地方公共団体等に寄附を行った場合に 一定額が控除されます ( 寄附金 -2,000 ) 4%( 市町村 6%) 務署へ確定申告することで 所得と住の両方の控除を受けることができます 所得では所得控除になりますが 住では県と市町村で対象が異なる場合があるため 額控除になります 1. 地方公共団体に対する寄附金 ( いわゆる ふるさと納 )( 注 1) 2. 高知県共同募金会及び日本赤十字社高知県支部に対する寄附金 3. 県が条例で指定した寄附金 ( 注 2) 注 1: いわゆる ふるさと納 は 上記以外に特例があります 注 2: 市町村が条例で指定している場合は 市町村でも控除されます 配当控除株主等が受け取った配当は 企業側で課された後の利益 ( 所得 ) から分配されるので 法人と所得の二重課とならないよう 既に課された部分を控除するものです 住宅借入金等特別額控除 ( 住宅ローン控除 ) 住宅ローン控除は もともと所得で行われていたものですが 源移譲により所得で控除しきれない額を住で控除するようになったものです 平成 11 年から平成 18 年までに入居した方の場合所得の住宅ローン控除を受けている方で 所得から控除しきれなかった額がある場合には 翌年度の住から控除されます ( 申告は不要です ) 平成 19 年 20 年に入居した方の場合所得の控除期間を選択できるようにしているため 住での控除の制度はありません 平成 21 年から平成 33 年 12 月 31 日までに入居した方の場合所得で控除しきれなかった額がある場合には 翌年度の住から控除されます ( 申告は不要です ) 外国額控除外国で生じた所得に その国の所得や住に相当する金を課された場合 二重課の解消のため行われる控除です 配当割額 株式等譲渡所得割額の控除 源泉徴収 ( 特別徴収 ) 済みの配当所得 株式等譲渡所得を申告した場合に 他の所得と合算して所得割を課するとともに 二重課にならないように 配当割額 株式等譲渡所得割額を控除します 11
給与所得者の個人住の特別徴収について ( 高知県内で従業員をお雇いの事業主の皆様へ ) 個人住の特別徴収とは? 給与支払者 ( 雇い主 ) が 給与所得者 ( 従業員等 ) に給与を支払うときに その給与から所得を源泉徴収 ( 天引き ) して国へ納めるのと同じように 個人住 ( 市町村と県 ) を天引きして その従業員等に代わって市町村へ納めていただく制度です 従業員等 には 給与所得となる役員報酬を得ている役員や青色事業専従者も含まれます この住を天引きして 従業員等に代わって市町村へ納めることを 特別徴収 といい 特別徴収する義務がある雇い主を 特別徴収義務者 といいます 個人の県は 市町村と併せて 従業員等の住所地の市町村へ納めていただき 市町村から県へ払い込まれます 前年中に給与所得があり かつ 今年 4 月 1 日現在 給与を支払うべき従業員等について 所得法 の規定により所得を源泉徴収する義務のある雇い主の皆さんは 地方法及び市町村条例の規定 により個人住の特別徴収義務者となります 個人住特別徴収の事務は? 1 月末までに提出していただいた給与支払報告書などに基づいて 市町村が額を計算し 5 月末までに特別徴収額決定通知書が送られてきますので その額を 6 月 ~ 翌年 5 月の毎月 給料から天引きして 給料日の翌月 10 日までに 市町村へ納めていただきます 個人住特別徴収の流れ 従業員等事業所市町村役場 1 給与支払報告書 2 額を計算提出 ( 翌年 1 月 31 日まで ) 4 特別徴収額を通知 (5 月 31 日まで ) 5 給与から住を天引き (6 月 ~ 翌年 5 月 ) 3 特別徴収額を通知 (5 月 31 日まで ) 6 住を納入 ( 給料日の翌月 10 日まで ) 12
個人住の特別徴収に関する疑問にお答えします 特別徴収は 新しい制度なの? F 個人住の特別徴収義務は 従来から地方法や市町村条例に規定されています 所得の源泉徴収事務に比べて よく知られていないためか 完全には実施されていない実態がありますが 従業員等の納の利便性を向上させることのできる制度です 小規模な会社で 専任の事務員もいません 面倒な事務は困ります F 個人住の特別徴収は 事業所の規模にかかわらず 雇い主の皆さんの社会的義務として地方法等に定められたものです 所得の源泉徴収は 天引きする額を雇い主の皆さんが計算しなければなりませんが 個人住は 天引きする額を市町村が計算して あらかじめ雇い主の皆さんへ通知し その額を毎月の給与から天引きして納めていただくだけで済みますので 所得の源泉徴収に比べると事務の負担は軽くなっています なお 従業員等が常時 10 人未満の事業所の場合は 市町村長の承認を受ければ 年 12 回の納期が年 2 回で済む制度もあります 給与の手取額が少なくなると 従業員等から苦情が出ます 本人の希望で普通徴収を選べないのですか? F 普通徴収は 従業員等が 市町村から送られてきた納付書を持って 自分で金融機関等の窓口へ行き 金を納める制度です 雇い主が特別徴収義務者の場合 従業員等が普通徴収を選ぶことはできないことになっています 確かに給料日の手取額は少なくなりますが その額は 最終的に 従業員等がご自分で住として納めなければならない金額です 特別徴収の場合は 毎月の給与 ( 年 12 回 ) からの天引きですので 従業員等にとって 原則 4 回の普通徴収と比べ 1 回当たりの納付額が少なくて済みます また 特別徴収の場合は 従業員等が わざわざ金融機関等で納める手間が不要ですし 納め忘れによる督促手数料や延滞金がかかる心配もありません 新たに特別徴収を行う場合の手続きは? F 市町村へ給与支払報告書を提出する期限である1 月 31 日までに 市町村役場住担当課へ御連絡ください それを受けて5 月 31 日までに 市町村から特別徴収額の通知がありますので 6 月から翌年 5 月までの給与支払時に 特別徴収額を天引きして 市町村へ納めていただくことになります 詳細は 従業員等の住所地の市町村役場住担当課へお問い合わせください 個人住の特別徴収に関する具体的な手続等については 従業員等の住所地の市町村役場住担当課へお問い合わせください 13