学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

第 1 学年学級活動指導案 平成 28 年 10 月 20 日 ( 木 ) 第 5 校時 1 議題 できるようになったことはっぴょうかいのけいかくをたてよう ( 第 1 学年ア学級や学校における諸問題の解決 ) 2 児童の実態と議題選定の理由本学級の児童は 明るく活発で 休み時間には外で元気に遊んで

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への 集団の一員としての 集団活動や生活についての 関心 意欲 態度 思考 判断 実践 知識 理解 学級の生活上の問題に関心を 楽しい学級生活をつくるため みんなで楽しい学級生活をつ もち, 他の児童と協力して意欲 に話し合い, 自己の役割や

第 2 学年 2 組学級活動 (1) 学習指導案 指導者澤村正太郎 1. 議題 2 年 2 組がもっと元気で楽しくなるクリスマス会をしよう 2. 議題について (1) 学級の実態 ( 男子 15 名女子 9 名計 24 名 ) 本学級の児童は 全体的に仲良く 助け合って学校生活を過ごしている 優しく

1 研究の概要

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2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

解答類型

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

2 政治的教養を育むためのポイント 学級活動として行う集会活動は 休み時間の遊びとは異なります 単に楽しいことをやればよいのではなく めざす学級像の具体化など 目的意識をもてるようにします 何を目標として行うのか 準備から実行 振り返りまでの活動全体を見通して 提案理由 や めあて を考えることがで

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

<小学校 生活科>

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

第 5 学年 1 組学級活動 (1) 指導案 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 第 5 校時 指導者 西山裕二 1 議題 6 年生が卒業しても忘れない ありがとうの会の計画を立てよう 2 議題について (1) 学級の実態 ( 男子 4 名女子 7 名計 11 名 ) 本学級のある更科小

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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第 1 学年 2 組学級活動指導案 平成 26 年 10 月 14 日 ( 火 ) 第 5 校時在籍児童数 34 名 1 議題 えんそくのクラスあそびをきめよう 2 児童の実態と議題選定の理由本学級の児童は 心穏やかで優しく 落ち着いて学校生活を送ることができている 休み時間には 元気に外で遊び 生

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H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

自己紹介をしよう

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

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6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

PowerPoint プレゼンテーション

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(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

20情報【授業】

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

学習評価に関する本県の方針について

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

第(  )学年 国語科「         」年間指導計画

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか


課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

○ ○ 科 学 習 指 導 案

第14章 キャリア教育

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6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

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学級経営講座-6月 ③学級活動の指導

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

Transcription:

第 4 学年学級活動指導案 平成 28 年 10 月 20 日 ( 木 ) 第 5 校時 1 議題 さんとのふれあい集会の計画を立てよう ( 第 4 学年ア学級や学校における諸問題の解決 ) 2 児童の実態と議題選定の理由本学級の児童は 係活動や班活動などを通して男女仲良く学校生活を送っている レク係が主催するハンカチ落としやじゃんけん大会などのイベントにもクラス全員で参加し その準備の段階でも協力して取り組む姿が見られる 係活動では 各係が創意工夫して意欲的に活動を進める反面 活動が長続きしなかったり メンバー同士でトラブルになったりして計画的に進められないこともあった 学級活動については 年度当初にオリエンテーションを行い 話合いの進め方や意見の出し方等の共通理解を図った その後 クラスのキャラクターを考えよう 室内オリンピックをしよう などの議題で学級会を行い 計画委員の司会進行や学級会の意見の出し方や話の聞き方等 望ましい行動を称賛し学級会への意欲化を図った 1 学期と比べ 少しずつであるが 建設的な意見や折衷案が出るようになってきた だが 発言する児童が偏ったり 自分の意見を曲げずに意固地になったりしている児童も見られる 2 学期最初の 室内オリンピックをしよう では どの児童も自分の役割に責任をもって取り組み 笑顔があふれる楽しい思い出をつくることができた 本議題は 10 月 4 日に実施した特別支援学校の児童との交流について さらに親睦を深めたいという思いから提案されたものである 児童はこれまでも毎年 特別支援学校の児童との交流に取り組んできたが自分たちだけの活動になってしまったり積極的に関われなかったりしていた 今年度 1 回目の交流では これまでの反省を踏まえ一緒に楽しもうと 積極的に関わろうとする児童が増えた しかし 相手のことを考えた行動ができず 自分勝手な行動をする児童も見られた これまでの経験を通して 交流をもっと深めていきたい という思いが高まり議題として選定され 学級全員で決定された 交流をする相手のことを考え 話し合うことで思いやりの心を育んでいきたい 3 研究主題との関わり互いのよさを認め よりよい人間関係を築き 学級 学校生活を創造する児童の育成 ~ 学級活動 (1) の充実を通して ~ 学校教育の意義は 生きる力 の育成と確かな学力の定着 望ましい学級集団を通し た個の育成にあると考える それを達成するためには よりよい人間関係を築く力や自ら よりよい生活を創造する力が必要であると考える 児童は 学級集団において 自分の居 場所を学級の中で実感し 友達と共に学級の問題を乗り越えたり 学校行事等の体験活動 をしたりすることで成長していく また 自分と友達のそれぞれのよさを認め 互いに成 長することで学級生活を創造する児童が育成されるであろうと考える そして そうした 望ましい学級集団であれば 自分の気持ちや思いを堂々と表現でき 主体的に学ぶ児童と なると考える - 1 -

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級の生活上の問題に関心をもち 他の児童と協力して意欲的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しい学級生活をつくるために話し合い 自己の役割や集団としてのよりよい方法などについて考え 判断し 協力し合って実践している 集団活動や生活についての知識 理解みんなで楽しい学級生活をつくることの大切さや 学級集団としての意見をまとめる話合い活動の計画的な進め方などについて理解している 5 事前の活動 月日 ( 曜日 ) 10 月 14 日 ( 金 ) 活動の場 活動の主体 昼休み計画委員提案者 活動の内容 提案ポストの提案をもとに議題案を確認し選定する 指導上の留意点 目指す児童の姿 ( 評価の観点 ) 評価方法 議題選定の視点 提案理由の意義を理解して選定できるように助言する ( 議題ポストに提案されていた議題 ) 1 ハロウィンパーティーがしたい 2 4-1 スポーツ大会がしたい 3 さんとのふれあい集会を開きたい 10 月 17 日 ( 月 ) 朝の会全員 議題の決定 計画委員の提案のもと全員で議題を決定する 提案された議題のよさと必要性を称賛する 10 月 18 日 ( 火 ) 10 月 18 日 ( 火 ) 昼休み計画委員提案者 帰りの会 全員 活動計画の作成をする 学級会の進行の仕方を確認する 提案理由の練り上げをする 話合いの柱を決定する 決まっていることを確認する 話合いの柱 提案理由などを背面黒板に記入する 話合いの柱等を伝える 学級会ノートの記入をする 提案理由の練り上げのポイントを示し 提案者の思いを深められるようにする 提案者には みんなが理解 できる提案理由になるように助言する 計画委員会の役割 会の進行の仕方を理解している ( 知識 理解 ) 観察 提案理由に沿った意見の出し方を理解している ( 知識 理解 ) ノート - 2 -

10 月 19 日 ( 水 ) 昼休み計画委員 学級会ノートに書かれた意見を整理し短冊に記入する 話合いの進め方を確認する 出された意見から話合いの見通しがもてるよう助言する 6 本時のねらい 相手に喜んでもらえるような内容について思いやりをもって考えることができる 7 展開 第 9 回学級会計画ノート 10 月 20 日 ( 木 ) 5 時間目 議題 さんとのふれあい集会を開こう 提案理由 10 月 4 日に さんとの交流学習がありました 私たちは 体育で一 緒に体を動かして楽しみました でも クラスの少しの友達しかふれあう 提案者 ( ことができませんでした そこで もっとふれあえる集会を開けば さ ) んに喜んでもらえると思い提案しました 思いやりの心をもって 集会が できれば 4-1はもっと仲のよいクラスになると思います 話合いのめ さんともっとふれあえる集会を考えよう あて 計画委員司会 黒板記録 黒板記録 司会 ノート記録 11 月 15 日 ( 火 )4 時間目 教室で行う 決まっていること 内容を1つ決める ( プログラムの空いているところ ) さんにメッセージカードをプレゼントする 話合いの進行 気をつけること 1 始めの言葉 大きな声ではっきりと言う ( 司会 ) 2 計画委員の紹介 一人ずつ 自分の役割を発表する 今日の目標も合わせて発表する 3 クラスの歌 今月の歌を大きな声で歌う 1 番だけにする 4 議題のかくに 大きな声ではっきりとみんなに聞こえるように言う ( 司会 ) ん 5 提案理由の発表 提案理由をみんなに理解してもらえるようにゆっくりと説明する ( 提案者 ) みんなに提案者の方を向くようにする ( 司会 ) 6 決まっていることの確認 決まっていることが書いてあるボードを指しながら はっきりと言う ( 黒板 ) 7 めあての確認 大きな声ではっきり言う ( 司会 ) 7 先生の話 先生にお願いする 8 話合い話し合うこと 出された意見を事前に短ざくに書いておき 黒板にはっておく 準備するもの 1 どんなゲーム 出された意見を整理しておく をするか (15 分 ) 意見を 比べ合う 段階から話し合うようにする 出された意見にしつ問がある場合は答えてもらう という意見のしつ問に答えられる人はいますか 提案理由をもとによりよい考えにしぼっていく さんのことを思いやりながら内容を考える 話合いがそれたら提案理由を振り返るようにする 決定するときは 反対している人がいるか確かめるようにする 反対の人はいませんか - 3 - 学級会ボード マーカー 短ざく 司会などの札 時計 決定マーク ありがとうマーク 賛成マーク

2 会を盛り上げる工夫はどうするか (10 分 ) 反対している人がいたら 説得する意見や不安を解消できる意見を出してもらうようにする 柱 2 も 比べ合う 段階から話し合うようにする 実際に準備できるかどうかも考えてもらう みんなができるだけ発表できるようにする さんは柱 2 のことについてどう思いますか はじめにどんな役割が必要か出してもらう 全員が何かしらの役割ができるようにする 3 役割分たん 時間があったら決めるようにする 9 決まったこと 分かりやすくまとめて発表する ( ノート記録 ) の確認 10 振り返り 時間があったら 2 人ほど発表してもらう 11 先生の話 先生にお願いする 12 終わりの言葉司会が言う 8 指導上の留意点話合いの順序 1 始めの言葉 2 計画委員の紹介 3 今月の歌 4 議題の確認 5 提案理由の発表 6 決まっていることの確認 7 めあての確認 8 先生の話 9 話合い 1 どんなゲームをするか 2 会を盛り上げる工夫はどうするか 3 役割分担 反対マーク プログラム 指導上の留意点 目指す児童の姿 ( 評価の観点 ) 評価方法 明るい雰囲気で行えるように 笑顔で見守る 事前に 司会 黒板記録 ノート記録それぞれにめあてを言えるように指示をしておく 学級会への意欲を高めるために明るく歌えるようにする 提案者の思いや願いが伝わるよう 事前に学級会ノートに記入し 配付したり 背面黒板に記入したりして学級全体に周知しておく 全員が共通理解できるように 司会が大きな声ではっきりと発表できるよう助言しておく 提案者の思いの補足を行い 本時の目的を明確にする 比べ合う 段階から進められるように準備するよう伝えておく 出しておいた意見に 追加や質問があるか確認するよう助言しておく 出しておいた意見を短冊に要約してまとめておき 黒板に貼っておくことを確認しておく 質問されてもわかりやすく答えられるように助言しておく ( 事前に用意できるものは計画委員に準備するよう助言しておく ) 司会が困っている時や話の方向がそれた場合は 積極的に助言し 話合いの進め方や司会の進め方を共通理解できるようにする 提案理由を意識した発言や建設的な意見 進行を助ける意見を称賛する 発表者が偏らず より多くの児童が発表して話合いに参加できるように 司会に助言する 時間が残り少なくなった場合 まとめる 段階に入り 意見を収束するよう助言する 決定に際しては 安易に多数決にならないように気をつけるとともに採用されなかった意見を出した児童にも確認するように助言する - 4 -

10 11 12 13 決まったこと の確認 振り返り 先生の話 終わりの言 葉 ( 反対意見がないか 忘れずに確認するように事前に伝えておく ) 工夫や内容について 自分の考えを進んで発表しようとしている ( 関心 意欲 態度 ) 観察 友達の意見を参考にして新たな意見や折衷案などを提案していたり 相手を説得する意見を出したりしている ( 思考 判断 実践 ) 観察 ノート記録に大きな声で発表できるように指導しておく 自分自身の学級会への取り組み方 話合いでの友達の建設的な意見等を振りかえらせる 計画委員へのねぎらい 前回からの成長した点 次回への課題を伝えるとともに 実践への期待が高まるような声がけをする 今後の活動に向けての見通しを確認するよう事前に助言しておく 9 事後の活動 日時 児童の活動 指導上の留意点 目指す児童の姿 ( 評価の観点 ) 評価方法 10 月 21 日 ( 金 ) 役割ごとの準備 ~ 11 月 8 日 ( 火 ) 11 月 9 日 ( 水 ) 役割ごとの内容帰りの会の確認 11 月 10 日 ( 木 ) 役割ごとの準備昼休み活動の振り返り 11 月 14 日 ( 火 ) 協力して準備ができるように助言する 帰りの会で役割ごとの活動の内容を確認し 意欲の継続化を図る 工夫していたり 協力している班を取り上げたりして称賛する 楽しい会ができるように最後まで準備できているか確認をする 準備が不十分なグループは 助言を行う 提案理由にもとづいた活動の振り返りを行い お互いのよさや頑張りに気づくことができるようにする 集会のめあてを意識し 友達と協力して実践しようとしている ( 関心 意欲 態度 ) 観察 振り返りカード - 5 -