学習指導要領

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学習指導要領 ( イ ) 集合集合と命題に関する基本的な概念を理解し それを事象の考察に活用すること 向丘高校学力スタンダード 三つの集合について 共通部分 和集合を求めることができる また 二つの集合について ド モルガンの法則 を理解する ( 例 ) U ={ n n は 1 桁の自然数 } を

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17-年間授業計画(1年数学).xlsx

6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

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Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

平成 0 年度高校 1 年 ( 中入 ) シラバス予定 授業計画月単元 項目内容時数 10 節三角形への応用数学 Ⅱ 1 章方程式 式と証明 1 節整式 分数式の計算 1 正弦定理 2 余弦定理 三角形の面積 4 空間図形の計量 参 内接円の半径と三角形の面積 発展 ヘロンの公式 1 整式の乗法と因

学習指導要領

学習指導要領

Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

学習指導要領

第 1 問 2 問題のねらい三角形の形状と三角比に関する命題について, その探究過程の会話文を読みながら, 命題の条件を変えるなどして論理的 発展的に考察する問題である 得られた結果を基に批判的に検討し, 概念を広げたり深めたりする力を問う オ焦点化した問題を目的に応じて数学における基本 72.4

中学 1 年生 e ライブラリ数学教材一覧 学校図書 ( 株 ) 中学 1 年 数学 文字式式の計算 項と係数 中学 1 年 数学 次式 中学 1 年 数学 項のまとめ方 中学 1 年 数学 次式の加法 中学 1 年 数学 77

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Σ(72回生用数ⅠA教材NO.16~30).spr

重要例題113

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 [] 人の生徒に数学のテストを行った 次の表 は, その結果である ただし, 表 の数値はすべて正確な値であるとして解答せよ 表 数学のテストの得点 次

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2014年度 千葉大・医系数学

相関係数と偏差ベクトル

平均値 () 次のデータは, ある高校生 7 人が ヵ月にカレーライスを食べた回数 x を調べたものである 0,8,4,6,9,5,7 ( 回 ) このデータの平均値 x を求めよ () 右の表から, テレビをみた時間 x の平均値を求めよ 階級 ( 分 ) 階級値度数 x( 分 ) f( 人 )

2018試行 共通テスト 数学ⅠA 解答例

小笠原高校平成 0 年度年間授業計画教科 : 数学科目 : 数学 A 対象 : 第一学年標準 発単位数 : 教科担当者 : 小池和樹印関圭太印 使用教科書 : 新数学 A( 実教出版 ) 使用教材 : エクセルライト数学 Ⅰ+A( 実教出版 ) ステージノート数学 A( 実教出版 ) 月 集合と要素

都道府県名

< 中 3 分野例題付き公式集 > (1)2 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は偶数 ( 例題 )1~5 までの 5 つの数字を使って 3 ケタの数をつくるとき 2 の倍数は何通りできるか (2)5 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は 5 ( 例題 )1~9 までの 9 個の数字を使って 3

問 題

(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

Taro-@いわてスタンダード中数20

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

都道府県名

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英語                                    英-1

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数学○ 学習指導案

中学 3 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :17 問題数 : 基本 145, 標準 145, 挑戦 145 多項式と単項式の乗法 除法 式の展開 乗法公式などの問題を収録 解説教材 :6 確認問題 :6 単項

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2015-2018年度 2次数学セレクション(整数と数列)解答解説

二等辺三角形の性質 (2) 次の図の の大きさを求めなさい () = P=Q P=R Q 68 R P (2) (3) 五角形 は正五角形 = F 50 F (4) = = (5) === = 80 2 二等辺三角形の頂角の外角を 底角を y で表すとき y を の式で表しなさい y 2-5-2

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

マークシート式問題の モデル問題例の公表に当たって 独立行政法人大学入試センターでは, 大学入学共通テスト における記述式問題の導入及び思考力 判断力 表現力を一層重視したマークシート式問題について, 問題の条件設定や採点基準, 採点体制, 試験時間等の在り方など, 問題の公表に向けた検証を行うため

Ⅱ 平成 28 年度みえスタディ チェックの結果 分析 ( 中学校数学 ) 1 集計結果 (1) 平均正答率及び領域別平均正答率 平均正答率 領域別 数と計算 量と測定 図形 数量関係 第 1 学年第 1 回 61.2% 61.1% 52.7% 46.8% 66.8% 数と式 図形 関数 資料の活用

平成 年 月 7 日 ( 土 第 75 回数学教育実践研究会アスティ 45 ビル F セミナールーム A 札幌医科大学 年 P ab, を正の定数とする 平面上において ( a, を中心とする円 Q 4 C と (, b を中心とする円 C が 原点 O で外接している また P を円 C 上の点と

2011年度 大阪大・理系数学

2017年度 長崎大・医系数学

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2017年度 千葉大・理系数学

20~22.prt

解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(

2018年度 神戸大・理系数学

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< 図形と方程式 > 点間の距離 A x, y, B x, y のとき x y x y : に分ける点 æ ç è A x, y, B x, y のとき 線分 AB を : に分ける点は x x y y, ö ø 注 < のとき外分点 三角形の重心 点 A x, y, B x, y, C x, を頂

2013年度 信州大・医系数学

1999年度 センター試験・数学ⅡB

2018年度 東京大・理系数学

平成 30 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) -3 (-6+4) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

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数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

中2テスト06

2015 年度新中学 3 年数学 春休みの課題 3 年組番氏名

2018年度 筑波大・理系数学

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2018年度 2次数学セレクション(微分と積分)

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

2016年度 広島大・文系数学

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平成 31 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) 3 (-2 2 ) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

2015年度 岡山大・理系数学

テレビ学習メモ 数学 Ⅰ 第 40 回 第 5 章データの分析 相関係数 監修 執筆 湯浅弘一 今回学ぶこと データの分析の最終回 今までの代表値を複合し ながら 2 種類のデータの関係を数値化します 相関係数は 相関がどの程度強いのかを表しています 学習のポイント 12 種類のデータの相関関係を

2017年度 信州大・医系数学

2 数学 (1) 領域別及び評価評価の観点別観点別の平均通過率 1 領域別 数学 A 問題 (%) 年度 平成 23 年度 平成 22 年度 科目 中学校での内容 数と式図形数量関係 数学基礎 数学 Ⅰ 数学基礎

karisuutyuu25 指導カリキュラム(指導語い・表現)一覧表 数学 中学校用

啓林館 / 未来へひろがる数学 1 1 章 正の数 負の数 1 正の数 負の数 1 正負の数 2 正の数 負の数の計算 2 加法と減法 (1) 4 乗法と除法 (1) 2 章 文字の式 1 文字を使った式 8 文字使用のきまり 2 文字式の計算 10 文字式の計算 (1) 3 章 方程式 1 方程式

2011年度 筑波大・理系数学

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公式集 数学 Ⅱ B 頭に入っていますか? 8 和積の公式 A + B A B si A + si B si os A + B A B si A si B os si A + B A B os A + os B os os A + B A B os A os B si si 9 三角関数の合成 si

2014年度 筑波大・理系数学

2016年度 京都大・文系数学

Chap2

2011年度 東京工大・数学

1 次関数 1 次関数の式 1 次の表は, ろうそくを燃やした時間 x 分と残りのろうそくの長さ ycm の関係を表しています 次の問いに答えなさい x( 分 ) y(cm ) (1) 上の表のをうめなさい (2) ろうそくは,5 分間に何 cm 短くなっていく

Microsoft Word - 中2数学解答【一問一答i〜n】.doc.pdf

2014年度 九州大・文系数学

2019年度 千葉大・理系数学

7 命題の仮定 三角形の合同条件 図形の性質を記号で表すこと 41

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1 対 1 対応の演習例題を解いてみた 微分法とその応用 例題 1 極限 微分係数の定義 (2) 関数 f ( x) は任意の実数 x について微分可能なのは明らか f ( 1, f ( 1) ) と ( 1 + h, f ( 1 + h)

竹田式数学 鉄則集

Transcription:

(1) 数と式 ア数と集合 ( ア ) 実数数を実数まで拡張する意義を理解し 簡単な無理数の四則計算をすること 自然数 整数 有理数 無理数の包含関係など 実数 の構成を理解する ( 例 ) 次の空欄に適当な言葉をいれて, 数の集合を表しなさい ア イ 無理数 整数 ウ 無理数の加法及び減法 乗法公式などを利用した計 算ができる また 分母だけが二項である無理数の 分母の有理化ができる ( 例 1) 3 18 7 6 を計算せよ 3 6 を計算せよ ( 例 ) ( 例 3) 1 5 の分母を有理化せよ 3 ( イ ) 集合 集合と命題に関する基本的な概念を理解し それを事象の考察に活用すること 集合に関する基本的な用語 記号や集合の包含関係を理解するとともに ベン図や数直線を活用して 二つの集合について 共通部分 和集合 補集合を求めることができる ( 例 ) 次の二つの集合 A の関係を,, を使って表せ (1) A 1,,3,6, B 1,,3,,10 () C 1,,4,8,8 の正の約数全体の集合 D ( 例 ) 集合 U を 1 から 9 までの自然数の集合とする U の部分集合 A ={,3,5,7}, B ={5,6,7} について, 次の集合を求めよ (1) A B () A B (3) A (4) A B

命題 条件の否定 命題の逆 裏 対偶などの基本事項を理解し 集合 ( 真理集合 ) を用いて 命題の真偽が判断できる また 二つの条件について 必要条件 十分条件 を判断できる ( 例 1) 次の命題の逆を述べよ また その命題の真偽を答えよ なお 偽である場合は反例をあげよ a 3 a 9 ( 例 ) 次の に 必要 十分 のうち 最も適切なものを入れよ n を自然数とするとき n が 4 の正の約数であることは n が 1 の正の約数であるための 条件である 命題の対偶と元の命題の真偽が一致することを理解し 命題の対偶による証明ができる また 背理法が p q を仮定して 矛盾を導き出すことによる証 明法であることを知る ( 例 ) n は整数とする 対偶を利用して, n が 偶数ならば,n は偶数である を証明せよ イ式 ( ア ) 式の展開と因数分解二次の乗法公式及び因数分解の公式の理解を深め 式を多面的にみたり目的に応じて式を適切に変形したりすること ( イ ) 一次不等式不等式の解の意味や不等式の性質について理解し 一次不等式の解を求めたり一次不等式を事象の考察に活用したりすること 二次の乗法公式及び因数分解の公式が活用できる ま た 式の置き換えや一つの文字に着目するなどして 展開 因数分解ができる ( 例 ) 次の問に答えよ (1) ( x 5y)(3x 4y) を展開せよ () x 5x 3 を因数分解せよ (3)x y x y15を因数分解せよ (4) x xy x y を因数分解せよ 数量の大小関係についての条件を不等式で表すことが でき 大小関係を処理する上での基本となる不等式の 性質を理解する ( 例 ) a b のとき, 次の の中に <,>のいずれかの記号を記入せよ (1) a b () a 3 b 3 (3) a b (4) a b

不等式の解の意味を理解するとともに 不等式の性質を利用して 一次不等式や連立不等式を解くことができる また 日常的な簡単な事象について一次不等式や連立不等式を活用できる ( 例 1) 不等式 5x x 4 を解け ( 例 ) 連立不等式 5x 3<3 x 1 x 4 x 1 を解け ( 例 3) 1 個 60 円の品物 A と 1 個 100 円の品物 B を合わせて 50 個買い,100 円の箱に詰めてもらう 品物代と箱代の合計金額を 4000 円以下にするとき, 品物 B は最大で何個買えるか () 図形の計量 ア三角比 ( ア ) 鋭角の三角比鋭角の三角比の意味と相互関係について理解すること 鋭角の三角比の定義を 直角三角形の辺の比と角の大きさとの間の関係として理解し 直角三角形の辺の長さを求めることができるとともに 身近な事象に活用できる ( 例 ) 鉄塔を支えるために,50m のロープを地上の A 地点から鉄塔の先端 B まで張った 先端 B の真下の地点を H とするとき, BAH=40 であった 塔の高さ BH を求めよ 三角比の相互関係を理解し 一つの三角比の値から残 りの三角比の値を求めることができる ( 例 ) C 90 である直角三角形 ABC におい 1 て, cos A のとき, sin A, tan A の値を求 5 めよ ( イ ) 鈍角の三角比三角比を鈍角まで拡張する意義を理解し 鋭角の三角比の値を用いて鈍角の三角比の値を求めること 鈍角の三角比の定義が鋭角の三角比の定義の拡張であ ることを理解する また 180 の三角比について理 解し 鈍角の三角比を求めることができる ( 三角比の表 を活用することも含む )

( 例 ) 次の図を用いて, sin 10, cos 10, tan10 の値を求めよ ( 例 ) 三角比の表を用いて, 次の値を求めよ (1) sin 140 () cos 156 (3) tan 100 三角比の相互関係が 90 θ 180 まで拡張される ことを理解し 一つの三角比の値から残りの三角比の 値を求めることができる ( 例 )0 180 において sin cos, tan の値を求めよ 5 13 のとき ( ウ ) 正弦定理 余弦定理正弦定理や余弦定理について理解し それらを用いて三角形の辺の長さや角の大きさを求めること 三角形の辺と角の間に成り立つ基本的な関係として正弦定理及び余弦定理を理解し 正弦定理や余弦定理を利用して 辺の長さを求めることができる ( 例 ) 次の問に答えよ (1) ABCにおいて, A =45, B =60 b 6 のとき,a を求めよ () ABC において, b 3, c, A =150 のとき,a を求めよ イ図形の計量 三角比を平面図形や空間図形の考察に活用す ること 三角比を利用して 三角形の面積を求めることができ る

( 例 ) 次の図のような ABC において, b =,c =3, A =60 のとき, ABC の面積 S を求めよ (3) 二次関数 ア二次関数とそのグラフ事象から二次関数で表される関係を見いだすこと また 二次関数のグラフの特徴について理解すること 関数の定義を理解し 基本的な事項 ( 定義域 値域 座標平面等 ) を理解するとともに 座標平面上の点の平行移動や 次関数で表される事象を判断できる ( 例 ) 座標平面上の点 A (, 1) を x 軸方向に y 軸方向に-3 だけ平行移動した点の座標を求めよ 対称軸 ( 直線 x p ) や頂点 ( p, q) に着目して 次関数のグラフの特徴を捉えることができ 次関数 y ax bx c を y a( x p) q の形に変形し 次関数のグラフをかくことができる ( 例 1) 次関数 y x x 3 について 次の問 に答えよ (1) y=a( x p) q の形に変形せよ () 頂点の座標と軸の方程式を求めよ (3) 次関数 y x x 3 のグラフをかけ ( 例 ) 次の空欄に適当な数値を記入せよ 頂点が( 1, ) となるように関数 y x を 平行移動した二次関数のグラフ方程式は y = ( x ) である イ二次関数の値の変化 ( ア ) 二次関数の最大 最小二次関数の値の変化について グラフを用いて考察したり最大値や最小値を求めたりすること 次関数のグラフから頂点又は軸を境として 関数の値の増減が変化することを理解し 次関数の最大や最小を考察でき 具体的な事象に活用できる ( 閉区間を含む )

( 例 ) 次の 次関数に最大値 最小値があればそれを求めよ (1) y= ( x ) () y= ( x ) (3) y=x 4x 1 (0 x 3) ( イ ) 二次方程式 二次不等式二次方程式の解と二次関数のグラフとの関係について理解するとともに 数量の関係を二次不等式で表し二次関数のグラフを利用してその解を求めること 次関数のグラフと x 軸との共有点の x 座標は 次方程式の解であることを理解し x 軸との共有点の x 座標を求めることができる ( 例 ) 次の 次関数のグラフと x 軸との共有点の座標を求めよ (1) y= x x 3 () y= x 4x 4 次関数のグラフと x 軸との位置関係により 次不等式の解の意味を理解し 次関数のグラフを活用して x 軸との共有点が 個である場合の 次不等式について解くことができる ( 例 ) 次の 次不等式を解け (1) ( x 1) ( x 4) <0 () x x 0 (4) デ タの分析 アデータの散らばり四分位偏差 分散及び標準偏差等の意味について理解し それらを用いてデータの傾向を把握し 説明する 最小値 四分位数 最大値 四分位範囲 四分位偏差 分散 標準偏差等の用語について理解するとともに データから最小値 第 1 四分位数 第 四分位数 ( 中央 値 ) 第 3 四分位数 最大値を求め これらを基にして 箱ひげ図をかくことができる また 四分位偏差を求 め 複数のデータの散らばりについて比較 説明する ことができる ( 例 ) 次のデータは 10 人の生徒に 100 点満点の数学 英語 国語のテストを行った結果である 最小値, 第 1 四分位数, 第 四分位数, 第 3 四分位数, 最大値の値を求め, 箱ひげ図をかけ また 四分位偏差を用いて, 散らばり具合の大きい順に並べ, その理由を述べよ 数学 :68,35,86,63,30,91,50,63,46,58 英語 :75,65,90,78,5,88,70,75,59,8 国語 :63,60,73,75,58,79,68,70,66,80

イデータの相関散布図や相関係数の意味を理解し それらを用いて二つのデータの相関を把握し説明すること 散布図や相関係数の意味を理解するとともに 二つのデータの相関について説明できる ( 例 ) 下の表は,10 人の生徒に 10 点満点の 種類のテストを行った結果である A,B の得点の相関係数を求めよ またこれらの間にはどのような相関があると考えられるか 生徒番号 1 3 4 5 6 7 8 9 10 テスト テスト