リーディング スキルフォーラム AI 時代に求められる読解 市教育委員会 1 市が 指すのは すべての 徒が 中学校卒業段階で 教科書を正しく読める ようにすること 2 1
市の概要 東京都に隣接する交通 便の街 30 歳代の 育て世帯が多い活 ある街 約 13 万 8 千 ( 平成 29 年 7 現在 ) 平均年齢 40.2 歳 ( 平成 29 年 1 現在 ) 学校 12 校 中学校 6 校 児童数約 8,000 徒数約 3,300 栃木県 群馬県 戸田市 (18.17 km2 ) 埼玉県 茨城県 東京都 神奈川県 千葉県 3 平成 29 年度全国学力 学習状況調査結果 戸田市 小学校 6 年生 中学校 3 年生 戸田市 全国上位県全国埼玉県戸田市 全国上位県全国埼玉県 A 77 80 74.8 75 78 82 77.4 76 国語 B 58 64 57.5 57 73 78 72.2 72 算数 数学 A 80 84 78.6 76 68 68 64.6 63 B 47 50 45.9 45 51 52 48.1 48 4 2
しかし とだっ が 変化が激しく将来の予測が困難な時代に 分の を切り拓くためには 5 とだっ に に付けさせたい能 人工知能 (AI) では代替できない能力 人工知能 (AI) を使いこなす能力 汎 的スキル 各教科で学んだ を実社会の様々な場 で活 できる能 21 世紀型スキル 批判的思考 問題解決 企画 コミュニケーションスキル プレゼンテーションスキル 認知スキル 粘り強さ やり抜く 協調性 制 6 3
市教育改 プログラム 産官学 の知のリソースの活 超スマート社会(Society5.0), IoT, 第 4 次産業 命 の到来変化が激しく将来の予測が困難な時代にあっても 分の を切り拓き よりよい社会を創り出していくことができる とだっ の育成 ( 育てたい資質 能力ルーブリック 認知スキルの育成 指導用ルーブリック 21 世紀型スキルの育成 児童生徒自己評価用ルーブリック汎 的スキルの育成 ) 知能では代替できない能 の育成 知能を活 できる能 の育成 ( 育てたい資質 能力ルーブリック 指導用ルーブリック 児童生徒自己評価用ルーブリック 指導 のある教職員の育成 市版 Intel(R) Teach Program (intel,career LINKとの連携 ) 初任者研修 異動者研修 臨任者研修 TFJフェロー ( 教師 ) 研修の活 (Teach FOR JAPANとの連携 ) 市センター研修との相互研修 市教育フェスティバル最先端の教育課題に対応した講師招聘 ( 全教職員対象 ) H29 国情研新井紀 CoREF 機構 始 市 教育センター研修 夏季休業 を中 に合計 25の講座の開講 教育センター研究員による 主的な研修 ( 中 92 名の教員が 主テーマに基づき放課後等で研修 ) Cloud システムを活 した教員研修指導案等の共有 学び合い (Z 会 スプリックスとの連携 ) 新しい学びの創造 協調学習の推進 ( 東 CoREF との連携 ) リーディング スキルの育成 ( 国 情報学研究所との共同研究 ) カリキュラム マネジメント学び合う管理職学校間ピアレビューの実施 社会に開かれた教育課程の実現 部科学省委託事業を通した校内研修等の活性化 1 アクティブ ラーニングの視点からの学習 指導 法の改善ための事業 2 外部専 機関と連携した英語指導 向上事業 3 教員の養成 採 研修の 体的改 推進事業 4 コミュニティ スクール導 等促進事業 ICT 機器を活 した教育の推進 (Google RECRUIT Benesse 等との連携 ) 英語教育の充実低学年 10h 中 学年 70h 英検 3 級全額補助 ( 全中 3 ) 主体的 対話的で深い学び ( アクティブ ラーニング ) による不断の授業改善 官 コンソーシアムへの参画 ( 未来の学びコンソーシアム ) 部科学省 経済産業省 総務省事務局 :ICT CONNECT 21 プログラミング教育の推進 < 中 貫カリキュラムの作成 > プログラミング教育研究校の指定 (intel,benesse, みんなのコード, Sony Global Education, Google,Microsoft 等との連携 ) エビデンスに基づく教育施策の推進県学 学習状況調査 (IRT) 等の活 ( 慶應 学 国 教育政策研究所との連携 ) 教科テストと合科型テストの活 (Benesse との連携 ) 家庭学習等の充実 放課後 期休業中の学習塾連携 タブレットPCによる家庭学習 援 ( 凸版印刷 RECRUIT JUST SYSTEMS との連携 ) ソーシャル メディアによる不登校学習 援 (Z 会 RECRUITとの連携 ) 総合的な学習の時間の改善 経済教育の推進 市経済教育マイスターの育成経済教育研究校の指定 (CEEジャパン 学院 学との連携 ) 7 市 PEER プログラムの開発 グローバル化や情報化が進む変化が激しい未来社会の中で き抜いていく をとだっ に に付けさせるため 単なる知識の詰め込みではなく 産官学 との連携により 問題解決能 や思考 コミュニケーション能 等の 21 世紀型スキル 汎 的スキル 認知スキル を 中 貫した教育プログラムによって育成します PEER とは 仲間 や つめる ことを意味し 中学校がそれぞれに教育活動を うのではなく 中学校 9 年間の学びと育ちの連続性を重視する観点から お互いを 仲間 として つめ合う ことが肝要との思いを込めています 平成 32 年度から 学校に導 されるプログラミング教育にベネッセ インテル Google Microsoft 等の企業と連携し 全国に先駆けて取り組んでいます 低学年からでも体感的に学べるロボットを活 し 学年では本格的なコード によるプログラミングも通じて プログラミング的思考 と呼ばれる論理的に考える を育みます 特区認可を受けて 学校 1 年 から英語教育を展開しています 全 中学校には外国語指導助 (ALT) が常駐し 常的な異 化コミュニケーションの機会にも恵まれています また 学院 学と連携して教員の英語指導 向上にも努め 中 9 年間の英語学習の総まとめ として英検の資格取得を推進 ( 費 の全額助成 曜 の特別対策講座 ) しています 難解な経済学や経営学とは異なって 社会の仕組み や 経済の働き について 近な題材を通して体験的に学び よりよい き について考えるものです 般社団法 CEE ジャパンと連携し 経済教育の本場 国から 学教授を招くなど 児童 徒に 考える習慣 を に付けさせ 質の い選択ができる を育みます ロボットは東 に れるか? で有名な国 情報学研究所の新井紀 教授と連携し リーディング スキル ( 基礎的な読む ) についての調査 研究を進めています リーディング スキルと学 との関係についての分析を進め それらを効果的に向上させる指導法の開発など 汎 的スキルである読解 を めていきます 8 4
1 市における RST 受検状況について 9 1 ー 1 受検の動機について 21 世紀型スキル 汎 的スキル 認知スキル の 3 つのスキルを あらゆる教育活動を通して育成していく RS は これらの 3 つのスキルを える基礎的なスキルになるものと考える < 教育活動の例 > アクティブ ラーニングの視点からの授業 タブレット PC や様々な ICT 機器を活 して意 交換や討論をしたり プレゼンテーションしたりする授業 10 5
1-2 受検状況について 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 学校 6 年 未実施 975 名 1226 名 中学校 1 年 未実施 945 名 1107 名 中学校 2 年 203 名 807 名 1076 名 中学校 3 年 144 名 801 名 1115 名 市では 学校 6 年 中学校 1 3 学年で実施 平成 27 年度は 各中学校 1クラスを抽出して実施 平成 28 年度は 各 中学校複数クラスを抽出して実施 平成 29 年度は 全ての児童 徒が受検している 11 2 RS 向上に向けた 市の取り組み 12 6
2-1 RS 向上に向けた取り組み 1 研究員による問題作成を通した研修 Reading Skill Test 問題作成研修会 参加者 ( センター研究員 : 自主的な勉強会 ) H27 約 50 名 H28 約 90 名参加 13 2-2 RS 向上に向けた取り組み 2 学 調査の誤答分析を通した授業設計 リーディング スキル 向上のための授業づくり研修会 国 情報学研究所菅原真悟先 による結果分析 各種学 調査 ( 国語 社会 算数 数学 理科 ) の誤答分析 誤答の原因を RS の観点から考察 14 7
2-3 RS 向上に向けた取り組み 3 H28 の RST 結果分析 受検結果 ( 係り受けと推論 ) と学 調査結果をグラフ化 供たちの実態から RS 向上の 掛かりを探る 学 テストの数値 い RS が い 15 RS 向上のための取り組みの成果と 学 向上との関係をエビデンスに 基づいて明らかにできないか 16 8
3 埼 県学 学習状況調査 を活 した研究 検証 17 3-1 RST と学 調査とを紐付け 県学 調査と紐付けた経年変化を考察 埼 県学 学習状況調査 とは? 学習した内容がしっかりと に付いているか という今までの 調査の視点に の学 がどれだけ伸びているのか という新たな視点を加えた調査 ( 特 :IRT+ パネル ) 1 年間の学 の伸びを数値化 学 4 年 中学 3 年 まで各学年で実施 ( 国語 算数 数学 英語 ) 毎年 4 に実施 ( 平成 27 年 ) 18 9
エビデンスに基づく教育施策の推進 楽しく わかり のばす授業の充実のために 埼 県学 学習状況調査 (IRT+ パネル ) 等と教員質問紙調査等の分析結果の活 ( 慶應 学 国 教育政策研究所との連携 ) どのような 指導 法が 成果を上げたのか 教職員 質問紙 調査 県学 学習状況調査学習 略と の学 の伸びを把握 成果と課題の把握 教員の指導の相関関係の分析 授業改善補充学習 新たな教育計画の策定及び実施 19 3-2 RST と学 調査とを紐付け 県学 調査と紐付けた経年変化を考察 教員に向けた指導法に関する質問紙調査 どのような授業 ( 指導法の 夫 ) が 効果的に学 RS 向上につながるかを調査する RST の結果 県学調の結果 紐付け 教員質問紙調査 20 10