ミリモル毎リットル mmol/l マイクロジーメンス毎センチメートル µs/cm 度 ( 角度 ) 5. 質量百分率を示すには % の記号を用いる 液体又は気体 100mL 中の物質量 (g) を示すには w/v% の記号を用いる 物質 100g 中の物質量 (ml) を示すには v/w% の記号を

Similar documents
A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

平成27年度 前期日程 化学 解答例

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ

高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う

Word Pro - matome_7_酸と塩基.lwp

酢酸エチルの合成

日本食品成分表分析マニュアル第4章

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル

Microsoft Word - 酸塩基

フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)

キレート滴定

PowerPoint プレゼンテーション

CERT化学2013前期_問題

プレスハム及びソーセージのでん粉含有率 (2014) プレスハム及びソーセージのでん粉含有率測定手順書 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1. 適用範囲 この測定方法は 日本農林規格に定めるプレスハム及びソーセージに適用する 2. 測定方法の概要試料 5 g から水酸化カリウムエタノール溶液

オキサゾリジノン系合成抗菌剤リネゾリド点滴静注液 リネゾリド注射液 配合変化表リネゾリド点滴静注液 組成 性状 1. 組成 本剤は 1 バッグ中 (300mL) に次の成分を含有 有効成分 添加物 リネゾリド 600mg ブドウ糖 g クエン酸ナトリウム水和物 クエン酸水和物 ph 調節

PowerPoint プレゼンテーション

< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH -

注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある

▲ 電離平衡

photolab 6x00 / 7x00 バーコードのない測定項目 バーコードのない測定項目 使用できる測定法 これらの測定項目の分析仕様は 付録 4 に記載されています ここでは 使用方法は カラム 5 の測定法番号を使用して手動で選択します 測定法の選択方法の説明は 光度計の機能説明の 測定法の

第16改正日本薬局方

3

イオン化傾向 イオン化傾向 1 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イ

第3類危険物の物質別詳細 練習問題

例題 1 表は, 分圧 Pa, 温度 0 および 20 において, 水 1.00L に溶解する二酸化炭素と 窒素の物質量を表している 二酸化炭素窒素 mol mol mol mol 温度, 圧力, 体積を変えられる容器を用意し,

ポリソルベート 80

豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹

2017 年度一般入試前期 A 日程 ( 1 月 23 日実施 ) 化学問題 (63 ページ 74 ページ ) 問題は大問 Ⅰ Ⅳ までありますが 一部 他科目との共通問題となっています 大問 Ⅰ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 Ⅰ と共通の問題です 大問 Ⅱ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問

ラベプラゾールナトリウム錠 10mg サンド の加速試験における安定性 保存条件 :40±1 75±5%RH 保存期間 :6 ヵ月 保存形態 :PTP 包装 アルミニウム袋入り 乾燥剤入り 測定項目 規格値 イニシャル 6 ヵ月後 確 定性反応 赤橙色を呈する 認 試 289nm~293nmに吸収の

1 次の問い ( 問 1~ 問 5) に答えよ (23 点 ) 問 1 次の単位変換のうち, 正しいもののみをすべて含む組み合わせは どれか マーク式解答欄 1 (a) 1.0 kg = mg (b) 1.0 dl = ml (c) 1.0 g/cm 3 = 1.

- 2 - 二前号に掲げるもの以外のポリ塩化ビフェニル廃棄物及びポリ塩化ビフェニル使用製品別表第二の第一に定める方法

<連載講座>アルマイト従事者のためのやさしい化学(XVII)--まとめと問題 (1)

土壌溶出量試験(簡易分析)


pdf エンドトキシン試験法

生化学実験に用いる単位と量 単位 濃度 1:SI 基本単位 SI 基本単位 ( メートル法単位系に基づく国際単位系 SI) を表 1.1 に示す 参考 :SI=Le Systeme International d'unites 表 4.1 SI 基本単位 物理量名称記号 長さ メートル m 質量 キ

よくある指摘事項(2)

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

木村の理論化学小ネタ 液体と液体の混合物 ( 二成分系 ) の気液平衡 はじめに 純物質 A( 液体 ) と純物質 B( 液体 ) が存在し, 分子 A の間に働く力 分子 B の間に働く力 分子 A と分子 B の間に働く力 のとき, A

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株

(Microsoft Word \203r\203^\203~\203\223\230_\225\266)

 

水分 0.5% 以下であること 同左 灰分 0.03% 以下であること 同左 着色度 0.05 以下であること 0.10 以下であること 質濁度 0.03 以下であること 0.06 以下であること 原 材 料 でん粉以外のものを使用していない 同左 こと 添加物使用していないこと 同左 内容量表示重

Taro-bussitu_T1

化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ

Xamテスト作成用テンプレート

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 9 6. 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外

Taro-22 No19 大網中(中和と塩

Taro-試験法新旧

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の

次亜塩素酸水

酒類総合研究所標準分析法 遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正

醸造酢の全窒素分測定方法 ( ケルダール法 塩入奥田式蒸留 ) 手順書 1. 適用範囲 この方法は日本農林規格に定める醸造酢に適用する 2. 測定方法の概要 試料をケルダールフラスコに取り 電熱式分解台で分解した後 アンモニアを塩入 奥 田式蒸留装置等で水蒸気蒸留しビュレットを用いて滴定する 3.

PowerPoint プレゼンテーション

分析化学講義資料 ( 容量分析 ) 林譲 (Lin, Rang) 容量分析概要容量分析法 (volumetric analysis) は滴定分析法 (titrimetric analysis) とも呼ばれている この方法は, フラスコ中の試料液の成分とビュレットに入れた濃度既知の標準液 (stand

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )

土壌含有量試験(簡易分析)

4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

競技の流れ 発泡入浴剤は, 炭酸水素ナトリウム ( 重曹 ) とクエン酸という物質を固めて作られている これを水に溶かすと, 水中で両者が反応して二酸化炭素が発生する この発泡は, 血行を良くする働きがあると考えられている 今日の実験は, 発泡入浴剤に関係する次の 3 テーマからなる 時間配分 (1

カールフィッシャー法と濃度計算問題

Microsoft Word - H29統合版.doc

jhs-science1_05-02ans

<4D F736F F F696E74202D A E90B6979D89C8816B91E63195AA96EC816C82DC82C682DF8D758DC03189BB8A7795CF89BB82C68CB48E AA8E E9197BF2E >

木村の理論化学小ネタ 熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安

キレート滴定2014

調査研究「教科等で考える異校種間の連携の工夫」〔理科〕


品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ

ISOSPIN Blood & Plasma DNA

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 粉砕時の安定性 8 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外 の変化を認める 評価基準 外

中学 1 年理科まとめ講座 第 1 分野 1. 身のまわりの物質 物質のすがた 水溶液 状態変化 基本の解説と問題 講師 : 仲谷のぼる 1 (C)2013 Prisola International Inc.

2004 年度センター化学 ⅠB p1 第 1 問問 1 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH 3 である 1 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO 2, ヨウ素 I 2, ナフタレン 2 3 c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6

馬ロタウイルス感染症 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1622 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した馬ロタウイルス (A 群 G3 型 ) を同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を不活化し アジュバント


目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 ( 湿度 ) 8 6. 分割時の安定性 ( 光 ) 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で

<4D F736F F D2093FA D95BD90E690B68EF68BC681458E7793B188C42E646F63>

DVIOUT-酸と塩

2014 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 H

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

留意点 指導面 物質量について物質を扱うとき, 体積や質量で表すことが多い しかし, 化学変化は, 物質の構成粒子が切り離されたり, 結合したりすることによっておこるため, 粒子の個数で表した方が都合がよい 一方, 物質の構成粒子は非常に小さく,1 個ずつ数えることはできない また, 私たちが日常取

Taro-化学3 酸塩基 最新版

一例として 樹脂材料についてEN71-3に規定されている溶出試験手順を示す 1 測定試料を 100 mg 以上採取する 2 測定試料をその 50 倍の質量で 温度が (37±2) の 0.07mol/L 塩酸水溶液と混合する 3 混合物には光が当たらないように留意し (37 ±2) で 1 時間 連

2011年度 化学1(物理学科)

(Microsoft Word - Q35Jfin_\211\374\202Q_.doc)

後期化学_01_濃度

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定

木村の化学重要問題集 01 解答編解説補充 H S H HS ( 第 1 電離平衡 ) HS H S ( 第 電離平衡 ) そこで溶液を中性または塩基性にすることにより, つまり [ H ] を小さくすることにより, 上の電離平衡を右に片寄らせ,[ S ] を大きくする 193. 陽イオン分析 配位

<4D F736F F F696E74202D208D918E8E91CE8DF481698E5F89968AEE816A F38DFC97702E707074>

SO の場合 Leis の酸塩基説 ( 非プロトン性溶媒までも摘要可 一般化 ) B + B の化学反応の酸と塩基 SO + + SO SO + + SO 酸 塩基 酸 塩基 SO は酸にも塩基にもなっている 酸の強さ 酸が強い = 塩基へプロトンを供与する能力が大きい 強酸 ( 優れたプロトン供与

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

<4D F736F F D F B F934890C3928D D67836F F81754E CF93AE8E8E8CB12E444F43>

Transcription:

A 通則 1. 添加物の適否は 別に規定するもののほか 通則 一般試験法 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし 性状の項目の固体の形状は 参考に供するもので 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を示す ただし 成分規格 保存基準各条の表題 製造基準及び使用基準ではこれを付けない 3. 物質名の次に ( ) で分子式又は組成式を付けたものは 化学的純物質を意味する 原子量は 2010 年原子量表 ( 日本化学会 ) による 分子量は 小数第 2 位までとし 第 3 位を四捨五入する 単位及び記号 4. 主な計量の単位は 次の記号を用いる メートル m センチメートル cm ミリメートル mm マイクロメートル µm ナノメートル nm キログラム kg グラム g ミリグラム mg マイクログラム µg ナノグラム ng セルシウス度 モル mol ミリモル mmol 平方センチメートル cm 2 リットル L ミリリットル ml マイクロリットル µl メガヘルツ MHz 毎センチメートル cm -1 ニュートン N キロパスカル kpa パスカル Pa パスカル秒 Pa s ミリパスカル秒 mpa s 平方ミリメートル毎秒 mm 2 /s モル毎リットル mol/l - 1 -

ミリモル毎リットル mmol/l マイクロジーメンス毎センチメートル µs/cm 度 ( 角度 ) 5. 質量百分率を示すには % の記号を用いる 液体又は気体 100mL 中の物質量 (g) を示すには w/v% の記号を用いる 物質 100g 中の物質量 (ml) を示すには v/w% の記号を用いる 液体又は気体 100mL 中の物質量 (ml) を示すには vol% の記号を用いる ただし 百分率における固体の物質量 (g) は 別に規定するもののほか 無水物として算定した量を表す 6. 添加物の力価を示す場合には 成分規格 保存基準各条に規定する単位を用いる 7. 温度の表示は セルシウス法を用い アラビア数字の右に を付けて示す また 試験操作において温度を整数で示す場合の許容範囲は 通例 指定した温度の ±1 又は ±5% のいずれか大きい方とする ただし 温度の保持に装置を用いる場合には 装置の設定温度とし その装置の温度調節精度を許容するものとする 試 験 8. 規定の方法に代わる方法で それが規定の方法以上の精度のある場合には その方法を用いることができる ただし その結果について疑いのある場合には 規定の方法で最終の判定を行う 9. 成分規格 保存基準各条等における試験は 別に規定するもののほか 成分規格 保存基準各条等の規定に基づき 一般試験法中のそれぞれ対応する試験法により行う 10. 試験において 規定された値 ( 以下 規格値 という ) と試験によって得られた値 ( 以下 実測値 という ) との比較によって適否の判定を行う場合には 実測値は規格値より 1 桁下まで求め その多く求めた 1 桁について四捨五入し 規格値と比較することにより判定を行う 規格値を a~b と記載したものは a 以上 b 以下であることを示す 11. 試験に用いる水は 別に規定するもののほか 食品製造用水を超ろ過 ( 逆浸透 限外ろ過 ) イオン交換 蒸留又はそれらの組み合わせにより精製した水であり 精製した後 速やかに用いる ただし 適当な容器に入れ 微生物や化学物質による汚染の抑制が図られる場合 一定期間保存したものを用いてもよい 12. 標準温度は 20 常温は 15~25 室温は 1~30 微温は 30~40 とする 冷所は 別に規定するもののほか 1~15 の場所とする 冷水は 10 以下 微温湯は 30~40 温湯は 60~70 熱湯は約 100 の水とする 加温するとは 別に規定するもののほか 60~70 に熱することである 13. 試験室の温度は 別に規定するもののほか 15~30 とする 試験操作において 直ちに とあるのは 通例 前の操作の終了から 30 秒以内に次の操作を開始することをいう 14. 加熱した溶媒又は熱溶媒とは その溶媒の沸点付近の温度に熱したものをいい 加温した溶媒又は温溶媒とは 別に規定するもののほか 60~70 に熱したものをいう 15. 水浴上で加熱する とは 沸騰している水浴上で加熱することをいい 水浴の代わりに約 100 の蒸気浴を用いることができる また 水浴中で加熱する とは 別に規定するもののほか 沸騰している水浴の中に容器を入れて加熱することをいう 還流冷却器を付けて加熱する とは 別に規定するもののほか その溶媒を沸騰させて 溶媒を還流させることをいう また 冷後 とは 加熱又は加温されたものが試験室の温度まで下がった後をいう 16. 液量が滴数で示される場合には 20 において水 20 滴を滴加するとき その質量が 0.90~1.10g - 2 -

となるような器具を用いる 17. 減圧は 別に規定するもののほか 2.0kPa 以下とする 18. デシケーターの乾燥剤は 別に規定するもののほか シリカゲルとする 19. 液性を酸性 アルカリ性又は中性として示した場合には 別に規定するもののほか リトマス紙を用いて試験する また 微酸性 弱酸性 強酸性 微アルカリ性 弱アルカリ性 強アルカリ性等と記載したものは ph 試験紙等を用いて試験した場合の酸性又はアルカリ性の程度の概略を示すものであって そのpHの範囲は次による また 液性をpHで示す場合には 一般試験法のpH 測定法を用いる phの範囲強酸性 3 未満弱酸性 3 以上 5 未満微酸性 5 以上 6.5 未満微アルカリ性 7.5 以上 9 未満弱アルカリ性 9 以上 11 未満強アルカリ性 11 以上 20. 溶質名の次に溶液と記載し 特にその溶媒名を示さないものは水溶液を示す 21.1mol/L 塩酸 硫酸 (1 10) 50vol% エタノール等液状の試薬名に単に濃度を表示したものは 別に規定するもののほか 水を用いて希釈したものを示す 22. 溶液の濃度を (1 5) (1 100) 等と記載したものは 固形の物質 1g 又は液状の物質 1 mlを溶媒に溶かして全量をそれぞれ5ml 100mL 等とする割合を示す また 混液を (10:1) (5:3:1) 等と記載したものは 液状の物質の10 容量と1 容量の混液 5 容量と3 容量と1 容量の混液等を示す 23. 質量を単に 量る と記載した場合の採取量は 記載された数値の次の桁で四捨五入した値が その数値になる量をいう 例えば 1gとは0.5~1.4g 1.0gとは0.95~1.04g 1.00gとは0.995~1.004gを量ることを意味する 24. 質量を 精密に量る とは 規格値の桁数を考慮して必要な桁数まで読みとることをいう 通例 0.1mgまで読みとる場合には化学はかり 10µgまで読みとる場合にはセミミクロ化学はかり 1µgまで読みとる場合にはミクロ化学はかりを用いる 25. 定量等に供する試料の採取量に 約 を付けたものは 記載された量の ±10% の範囲をいう 26. 容量を 正確に量る とは 別に規定するもののほか ホールピペット ビュレット又はこれらと同程度以上の精度のある体積計を用いて計量することをいう また 正確に100mLとする 等と記載した場合には 別に規定するもののほか メスフラスコを用いることをいう 27. 白色と記載したものは 白色又はほとんど白色であることを示し 無色と記載したものは 無色又はほとんど無色であることを示す 色調を試験するには 別に規定するもののほか 試料が固体の場合には その1~3gを時計皿等にとり 白色を背景として観察する また 試料が液体の場合には 試料を内径約 15mmの無色の試験管に入れ 液層を約 30mmとし 白色を背景として上方及び側方から観察する 液体の試料の蛍光を観察するには 黒色の背景を用いる 28. においがない旨記載したものは においがないか又はほとんどにおいがないことを示す においの試験は 別に規定するもののほか 固体の試料の場合には 約 1g 液体の試料の場合には 1-3 -

mlをビーカーにとって行う においの強いもの又は刺激性のあるものの試験は 必要に応じて 希釈したり ろ紙片を用いてもよい 29. 溶解性を示す用語は次による 溶解性は 別に規定するもののほか 固形物の場合には 粉末とした後 溶媒中に入れ 20±5 で5 分ごとに強く30 秒間振り混ぜるとき 30 分以内に溶ける度合をいう 用語溶質 1g 又は1mLを溶かすに要する溶媒量極めて溶けやすい 1mL 未満溶けやすい 1mL 以上 10mL 未満やや溶けやすい 10mL 以上 30mL 未満やや溶けにくい 30mL 以上 100mL 未満溶けにくい 100mL 以上 1000mL 未満極めて溶けにくい 1000mL 以上 10L 未満ほとんど溶けない 10L 以上 30. ろ過は 別に規定するもののほか ろ紙を用いて行う 31. 確認試験は 添加物中に含有されている主成分等を その特性に基づいて確認するために必要な試験である 32. 確認試験は 別に規定するもののほか 通例 規定された液 2~5mLを量り 内径 8.0~18mmの試験管内で行う 33. 確認試験の項目等において 例えば 炭酸塩の反応を呈する ナトリウム塩の反応を呈する と記載した場合には 一般試験法の項の定性反応試験法中に記載した炭酸塩 ナトリウム塩の試験を行うとき 規定された反応を呈することをいう 34. 純度試験は 添加物中の混在物の試験であり 通例 混在を予想される物質の種類及びその量の限度を規定する 35. 溶状を見るには 別に規定するもののほか 試料を溶媒中に入れ 30 秒 ~5 分間振り混ぜた後 観察する 溶状において 澄明 ほとんど澄明 わずかに微濁 微濁又は混濁と記載したものは 一般試験法の溶状試験法により判断する 36. 濁らないと記載したものは その液の澄明度が変化しないことを意味する 37. ネスラー管は 内径 20mm 外径 24mm 底から栓の下面までの距離 20cmの無色のガラス製共栓平底試験管で 5mLごとに50mLまで目盛りを付けたものを用いる なお 各管の目盛りの高さの差は 2mm 以下とする 38. 乾燥又は強熱するとき 恒量とは 別に規定するもののほか 引き続き更に1 時間乾燥又は強熱ひょうするとき 前後の秤量差が前回に量った乾燥物又は強熱した残留物の質量の0.1% 以下であるこひょうとを示す ただし 秤量差が 化学はかりを用いたとき0.5mg 以下 セミミクロ化学はかりを用いたとき50µg 以下 ミクロ化学はかりを用いたとき5µg 以下の場合には 無視し得る量とし 恒量とみなす 39. 定量法は 添加物の成分含量又は力価を測定する方法である 成分規格 保存基準各条中に記載した成分含量又は力価の限度は 定量法で得た値の限度を示すものであり 特にその上限を示さない場合には 101.0% を上限とする 40. 試料について単に乾燥し又は強熱しと記載した場合の乾燥又は強熱条件は その成分規格 保存 - 4 -

基準各条の乾燥減量又は強熱減量の項目とそれぞれ同じ条件であることを示す また 本品を乾燥したもの とは その成分規格 保存基準各条の乾燥減量の項と同じ条件で乾燥したもの 本品を乾燥物換算したもの とは その成分規格 保存基準各条の乾燥減量の項で得られた値に従って換算したもの 本品を無水物換算したもの とは その成分規格 保存基準各条の水分の項で得られた値に従って換算したものを意味する 容 器 41. 密封容器とは 通常の取扱い又は貯蔵の間に空気又はその他のガスが侵入しないように内容物を保護する容器をいう 42. 遮光した容器とは 光の透過を防ぐ容器又は光の透過を防ぐ包装を施した容器をいう - 5 -