一般名 : オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 警告
はじめに ( 適正使用に関するお願い )4 治療スケジュール6 投与に際しての注意事項 7 7 8 8 9 1 1 11 12 13 14 15 重大な副作用とその対策 18 18 28 32 34 36 4 42 44 45 参考資料 5 付録 55 55 55 61 62 63 64 71 3
1 はじめに4
5 はじめに1
2 治療スケジュール6 対象患者の選択インフォームドコンセント投与準備 アーゼラ点滴静注液の投与 経過観察注意すべき副作用投与準備投与中の注意全投与完了後の注意 投与患者の選択 P.9 投与前検査 P.1 患者 その家族への説明と同意取得 P.1 調製方法と注意 P.11 前投与例 P.14 投与時の注意 P.12 投与スケジュール例 P.13 投与中および投与終了後の注意事項 P.15 重大な副作用とその対策 P.18 投与中および投与終了後の注意事項 P.15 重大な副作用とその対策 P.18
投 与に 際 7 しての注意事項3
3. 3 投与に際しての注意事項8 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子
9 投与に際しての注意事項3
3. 問診 一般状態の観察 血液学的検査 3 投与に際しての注意事項1 血液生化学的検査 リンパ球表面マーカー検査 * 免疫学的検査 尿検査 心機能検査 肺機能検査 肝炎ウイルス検査
本剤投与回数 ( 用量 ) 使用する製剤 ( 容量 ) バイアル数 ( 容量 ) 必要な希釈液量 ( 生理食塩液 ) 総量 回目 () ~ 回目 () 注意 : 11 投与に際しての注意事項3
3. 3 投与に際しての注意事項12 本剤と適合性が確認された材質を使用した容器および医療機器 製品例 医療機器 材質 材質メーカー名製品名 * 材質メーカー名製品名
投与 例 1 回 () 回 3mg2 回目以降 2mg 回目 で投与 回目の投与 45 4 間 1 回 2mg 12 回目 で投与 投与 1 2 3 4 5 6 7 8 投与 全 12 回投与 1 週 1 週 1 週 1 週 1 週 1 週 1 週 7 通常の投与 本剤 ( 3mg) 投与 1 回目 本剤 ( 2mg) 投与 2 回目以降 * 軽度 中等度の infusion reaction 例 : 中断時 (2mL/ 時 ) の半分の速度 (1mL/ 時 ) で再開 12 ml/ 時 25 ml/ 時.5 25 ml/ 時 5 ml/ 時 1 5 ml/ 時 1 ml/ 時 1.5 1 ml/ 時 2 ml/ 時 2 2 ml/ 時 4 ml/ 時 2.5 3 ml/ 時 4 4.5 ( 時間 ).5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 ( 時間 ) 投与時間 *: 直近投与時に重度の副作用 (infusion reaction) が発現しなかった場合 1 ml/ 時 2 ml/ 時 3 ml/ 時 4 ml/ 時 2 2.5 投与時間 3 4 ml/ 時 3.5 4 時間以上投与 再開時の投与 (Infusion reaction 発現による投与中断後 ) 例 )2mL/ 時投与時点で中断した場合 重度の infusion reaction 12mL/ 時で再開 * 12 ml/ 時.5.5 アーゼラ 点滴静注液 1mg 3 ( オファツムマブ ) 25 ml/ 時 1 1 4 週 5 週 5 ml/ 時 1.5 1.5 9 11 4 週 4 週 4 週 23 12 4 週 4 週 4 週 24 ( 週 ) 経過期間 1 ml/ 時 2 2 ml/ 時 2.5 1 3 ml/ 時 アーゼラ 点滴静注液 1mg 2 ( オファツムマブ ) 3 ( 時間 ) 3 4 ml/ 時 3.5 11 4 12 4.5 時間以上投与 4.5 ( 時間 ) *: 投与 1 回目の投与速度と同様 に た infusion reaction 発現時の投与 の 61 に し 13 投与に際しての注意事項3
3. 3 投与に際しての注意事項14 前投与薬剤 ( 投与経路 ) 2.5 1 2 3 4 5 ( 時間 ) *: 医師判断 本剤投与 1 回目本剤投与 2 回目本剤投与 3~12 回目 副腎皮質ホルモン剤( 静脈内 ) 解熱鎮痛剤( 経口 ) 抗ヒスタミン剤( 静脈内 経口 ) アーゼラ 点滴静注液 (3mg) 本剤投与回数 回目 3mg 2 回目 2mg 3~2 回目 2mg 副腎皮質ホルモン剤 ( 静脈内 ) * 解熱鎮痛剤 ( 経口 ) *2 抗ヒスタミン剤 ( 静脈内 経口 ) *3 *:*: *: : 投与前.5~2 時間 4.5 時間以上 4 時間以上 解熱鎮痛剤( 経口 ) 抗ヒスタミン剤( 静脈内 経口 ) 副腎皮質ホルモン剤( 静脈内 ) * アーゼラ 点滴静注液 (2mg)
Infusion reaction 投 15 PML B 与に際しての注意事項3
3. 3 投与に際しての注意事項16
17 投与に際しての注意事項3
Infusion reaction 4 重大な副作用とその対策18 * 副作用名 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) * () 全 (%) (%) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) * ( うち日本人症例 :) 全 (%) (%) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) * () 全 (%) (%)
国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 * 副作用名 全 (%) (%) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) * 副作用名 全 (%) 全症例 : (%) 日本人症例 : 全 (%) 重(%) 大な副作用とその対19 策4
4. 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) 発現率 % 以上 * 有害事象名 全 * (%) * 有害事象名 全 * (%) 4 重大な副作用とその対策2 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) Infusion reaction 発現率 (%) 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 Cohort 1(5mg) Cohort 2(1mg) 1 2 3 4 5 6 7 8 本剤投与回数 N 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 全 Grade 発現例数 3 3 1 1 全 Grade 発現率 1%1% 33% 33% Grade 3 以上発現例数 Grade 3 以上発現率
日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 1 Infusion reaction 発現率 (%) 9 8 7 6 5 4 3 2 1 全 Grade Grade 3 以上 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) Infusion reaction 発現率 (%) 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 N 全 Grade 発現例数全 Grade 発現率 Grade 3 以上発現例数 Grade 3 以上発現率 N 223 216 全 Grade 発現例数全 Grade 発現率 Grade 3 以上発現例数 Grade 3 以上発現率 95 43% 4 2% 68 31% 4 2% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 本剤投与回数 1 1 1% 7% 1% 1 2 3 4 5 6 1 2 2% 1 7 1 1 1 1 3 3% 1 2 2% 本剤投与回数 全 Grade Grade 3 以上 7 8 9 1 11 12 214 21 25 24 22 2 172 152 127 113 27 21 2 18 23 14 19 14 24 7 13% 1% 1% 9% 11% 7% 11% 9% 19% 6% 3 1 1 2 2 1% <1% 1% 1% 2% 1 1 1 1 1 1% 9 21 重大な副作用とその対策4
4. 4 重大な副作用とその対策22
本剤 回目および 回目投与前 本剤 回目以降投与前 国内臨床試験で使用された前投与薬剤例 重大な副作用とその対 23 海外臨床試験で用いられた前投与方法 発現時に使用される薬剤等 呼吸器症状 ( 呼吸困難 喘鳴等 ) に対して 循環器症状 ( 血圧低下等 ) に対して 策4
4. 発現時の速度調節方法 4 重大な副作用とその対策24 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 )
海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) 25 重大な副作用とその対策4
4. rea 発現時の重症度別対応 Infusion reaction 発現 軽度または中等度 (Grade 1/2) 重度 (Grade 3 以上 ) 本剤の投与中断 患者の状態を観察 必要に応じて適切な処置を行う 副腎皮質ホルモン剤 解熱鎮痛剤 抗ヒスタミン剤 昇圧剤の投与 酸素吸入 輸液 等 4 重大な副作用とその対策26 中断時の半分の投与速度で本剤の投与再開 ( 中断時が最低速度の 12mL/ 時の場合 12mL/ 時で投与再開 ) 患者の状態が安定 12mL/ 時で本剤の投与再開 患者の状態を観察しながら 標準的な手順 (13 ページ投与速度参照 ) に従って 医師の判断で投与速度を上げる
27 重大な副作用とその対策4
4. TLS 4 重大な副作用とその対策28 * 副作用名 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) () 全 (%) (%) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) ( うち日本人症例 :) 全 (%) (%) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) () 全 (%) (%) 試験名 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) ( うち日本人症例 :) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) ()
29 重大な副作用とその対策4
4. 発現リスク因子 4 重大な副作用とその対策3
31 重大な副作用とその対策4
4. PML 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 4 重大な副作用とその対策32 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 )
33 重大な副作用とその対策4
4. B 4 重大な副作用とその対策34
免疫抑制 化学療法により発症する 型肝炎対策ガイドライン スクリーニング ( 全例 ) HBs 抗原 注 1) HBs 抗原 (+) 注 2) HBs 抗原 (-) HBe 抗原 HBe 抗体 HBV DNA 定量 HBc 抗体 (+) または HBs 抗体 (+) HBc 抗体 (-) かつHBs 抗体 (-) HBV DNA 定量 HBc 抗体 HBs 抗体 注 4) 通常の対応 注 3) 2 IU/mL (1.3 LogIU/mL) 以上 2 IU/mL (1.3 LogIU/mL) 未満 注 6) 注 6) モニタリング HBV DNA 定量 1 回 /1~3か月 AST/ALT 1 回 /1~3か月 ( 治療内容を考慮して間隔 期間を検討する ) 注 5)a. b. c. 核酸アナログ投与 注 2) 8) 9) 1) 注 7) 2 IU/mL (1.3 LogIU/mL) 以上 2 IU/mL (1.3 LogIU/mL) 未満 35 重大な副作用とその対策4
4. 4 重大な副作用とその対策36 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) *1 副作用名 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) () 全 (%) (%) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) * ( うち日本人症例 :) 全 (%) (%)
海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) * 副作用名 全 (%) (%) 重大な副作用とそ37 の対策4
4. 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) 4 重大な副作用とその対策38 好中球数 ( 中央値 )(/mm 3 ) 5, 4, 3, 2, 1, スクリーニンGroup 治療期間 追跡期間 DR Other BFR Total 2 2 4 6 8 1 12 14 16 18 2 22 24 26 28 3 32 34 36 38 4 42 44 46 48 5 52 被験者数投与開始後期間 ( 週 ) DR 92 95 86 8 82 76 75 62 59 48 39 17 9 BFR 11 112 13 99 1 99 91 8 72 65 51 23 12 Other 16 16 13 14 14 13 13 11 12 12 11 4 1 Total 218 223 22 193 196 188 179 153 143 125 11 44 22
被験者数 血小板数 ( 中央値 )(/mm 3 ) DR BFR Other Total 2, 19, 18, 17, 16, 15, 14, 13, 12, 11, 1, 9, Group 治療期間 追跡期間 DR BFR Other Total スクリーニン 2 2 4 6 8 1 12 14 16 18 2 22 24 26 28 3 32 34 36 38 4 42 44 46 48 5 52 被験者数投与開始後期間 ( 週 ) DR 95 95 87 83 82 77 74 64 57 48 39 17 9 BFR 18 111 13 99 1 11 91 8 72 65 51 23 12 Other 16 16 13 14 14 13 13 11 12 12 11 4 1 被験者数 Total 219 222 23 196 196 191 178 155 141 125 11 44 22 DR 95 95 87 83 82 77 74 64 57 48 39 17 9 BFR 18 111 13 99 1 11 91 8 72 65 51 23 12 Other 16 16 13 14 14 13 13 11 12 12 11 4 1 Total 219 222 23 196 196 191 178 155 141 125 11 44 22 ヘモグロビン ( 中央値 )(g/dl) 15 14 13 12 11 92 95 86 8 82 76 75 62 59 48 39 17 9 11 112 13 99 1 99 91 8 72 65 51 23 12 16 16 13 14 14 13 13 11 12 12 11 4 1 218 223 22 193 196 188 179 153 143 125 11 44 22 スクリーニンGroup 治療期間 追跡期間 DR BFR Other Total 1 2 2 4 6 8 1 12 14 16 18 2 22 24 26 28 3 32 34 36 38 4 42 44 46 48 5 52 被験者数投与開始後期間 ( 週 ) DR 95 95 87 83 82 77 75 64 59 48 39 17 9 BFR 112 112 14 1 11 11 91 8 72 66 51 23 12 Other 16 16 13 14 14 13 13 11 12 12 11 4 1 Total 223 223 24 197 197 191 179 155 143 126 11 44 22 39 重大な副作用とその対策4
4. 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 4 重大な副作用とその対策4 * 副作用名 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) () 全 (%) (%) 全 (%) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 全症例 : (%) 日本人症例 : 全 (%) (%) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) 発現率 以上または が認められた副作用 * 副作用名 全 (%) (%) (%)
日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) * 感染症の発現時期 (%) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) * 感染症の発現時期 (%) 重大 な副 作用とその 感染症発現リスクー海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) の解析よりー 各臨床試験における液性免疫または細胞性免疫に関与する因子の推移を付録 ページに示します 41 対策4
4. 国内第 Ⅰ 相試験 ( 試験 ) 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) 4 重大な副作用とその対策42
43 重大な副作用とその対策4
4. 副作用 発現状況 症状 対処方法等 4 重大な副作用とその対策44 副作用 ( 類薬 ) 発現状況 症状 対処方法等
Q A 安全性評価に用いた臨床試験における対象患者について教えてください Q A 本剤は 以外の 細胞性腫瘍や腫瘍以外の疾患 ( リウマチ等 ) に対して 使用できますか? Q 妊婦 授乳婦に投与できますか? A 5 Q & A Q 希釈調製後 いつまで使用できますか? A 45
5. Q&A Q 本剤投与時にインラインフィルターを使用して投与する必要がありますか? A 本剤と適合性が確認されたフィルターの材質 製品例 * 材質メーカー名製品名 5 Q & A Q 標準的な投与速度から変更することはできますか? A 46
Q 投与時間はどれくらいかかりますか? A 投与回数別の投与時間 5 Q & A Q 本剤は規定された 回の投与を超えて使用できますか? A 47
5. Q&A Q A 本剤は化学療法と併用して使用できますか? Q 本剤投与時はワクチンを接種できますか? A Q 本剤による点滴時の皮膚や皮下組織への影響はありますか? A 5 Q & A Q 本剤投与による心イベントの発現は報告されていますか? A 48
Q 本剤投与による皮膚粘膜症状の発現は報告されていますか? A Q 抗オファツムマブ抗体陽性例は どのくらい報告されていますか? A 5 Q & A 49
v4.jcog CTCAE v4. JCOG 用語 血液およびリンパ系障害 6 参考資料5 胃腸障害 一般 全身障害および投与部位の状態
用語 免疫系障害 感染症および寄生虫症 51 参考資料6
6. 用語 臨床検査 6 参考資料52 神経系障害 代謝および栄養障害 皮膚および皮下組織障害
CLL CLL 版 () ガイドライン 末梢血で リンパ球が 以上 細胞形態 免疫形質 骨髄検査 ( 診断に必須ではないが 治療前に実施が望ましい ) 53 参考資料6
6. TLS ガイドライン ガイドライン 6 参考資料54
OMB111148 副作用名 全 () () 副作用名 全 () () 55 付録7
7. /OMB112758 副作用名 全 () 全症例 () 全 () 日本人症例 () 7 付録56
副作用名 全 () 全症例 () 全 () 日本人症例 () 57 付録7
7. OMB111773 7 付録58 副作用名 全 () () 副作用名 全 () ()
副作用名 全 () 全 () 副作用名 全 () 全 () 59 付録7
7. 7 付録6 副作用名 全 () () 副作用名 全 () ()
infusion reaction 日韓共同第 ⅠⅡ 相試験 ( 試験 ) [ 初回投与時の投与速度 ] [ 回目以降の投与時の投与速度 ] 海外第 Ⅱ 相試験 ( 試験 ) [ 初回および 回目投与時の投与速度 ] [ 回目以降の投与時の投与速度 ( 回目投与時に 以上の有害事象が発現しなかった場合 )] 61 付録7
7. OMB111773 infusion reaction 7 付録62
63 付録7
7. /OMB112758 試験概要 対 象 : 主な患者選択基準 : 投与方法 : 試験デザイン : アーゼラ 点滴静注液 (3mg) アーゼラ 点滴静注液 (2mg) 1 2 3 4 5 6 7 8 12 16 2 24 期間 ( 週 ) 7 付録64 解析期間 : 主要評価項目 : 主な副次評価項目 : 効能又は効果
項目 全患者 () 日本人患者 () 奏効率 ( 主要評価項目 ) 項目 全患者 () 日本人患者 () 65 付録7
7. 効果発現までの期間 ( 副次評価項目 ) ( 副次評価項目 ) 奏効期間 ( 副次評価項目 ) 忍容性 副作用 7 付録66
OMB111773 試験概要 対 象 : 主な患者選択基準 : 投 与 方 法 : 試験デザイン : アーゼラ 点滴静注液 (3mg) アーゼラ 点滴静注液 (2mg) 1 2 3 4 5 6 7 8 12 16 2 24 期間 ( 週 ) 解析期間 : 主要評価項目 : 主な副次評価項目 : 効能又は効果 67 付録7
7. 項目 集団 () 集団 () 集団 () 全患者 () 7 付録68
奏効率 ( 主要評価項目 ) 項目 集団 () 集団 () 集団 () 全患者 () 前治療歴別奏効率 ( サブグループ解析 ) 項目前治療歴 集団 集団 集団 全患者 69 付録7
7. 効果発現までの期間および奏効期間 ( 副次評価項目 ) 項目 集団 () 集団 () 集団 () 全患者 () ( 副次評価項目 ) 項目 集団 () 集団 () 集団 () 全患者 () ( 副次評価項目 ) 項目 集団 () 集団 () 集団 () 全患者 () 7 付録7 副作用
患者数Grade 3/4 1 本剤最終投与後に の好中球減少が発現するまでの期間 最終投与時の投与回数が 1-7 回目の患者 最終投与時の投与回数が 8-12 回目の患者患者数本剤最終投与からの期間 ( 週 ) 2 の好中球減少の持続期間 最終投与時の投与回数が1-7 回目の患者 (G-CSF 製剤投与 -) 最終投与時の投与回数が1-7 回目の患者 (G-CSF 製剤投与 +) 最終投与時の投与回数が8-12 回目の患者 (G-CSF 製剤投与 -) 最終投与時の投与回数が8-12 回目の患者 (G-CSF 製剤投与 +) 持続期間 ( 週 ) 試験 試験 試験 71 付録7
Drug Information 抗悪性腫瘍剤 / ヒト型抗 CD2 モノクローナル抗体 オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 Arzerra for I.V. infusion 生物由来製品 劇薬 処方箋医薬品 ( 注意 - 医師等の処方箋により使用すること ) 警告 1. 本剤の投与は 緊急時に十分に対応できる医療施設において 造血器悪性腫瘍の治療に対して 十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例のみに行うこと また 治療開始に先立ち 患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し 同意を得てから投与を開始すること 2. アナフィラキシー 発熱 悪寒 発疹 疼痛 咳嗽 呼吸困難 気管支痙攣 血圧下降 徐脈 心筋梗塞 肺水腫等の infusion reaction が認められている Infusion reaction は投与回数にかかわらず投与開始後 3 時間以内に多く認められるが それ以降でも発現が報告されている また infusion reaction により本剤の投与を中断後に再開した場合にも infusion reaction が再び認められているので 本剤投 日本標準商品分類番号 874291 1mg 1mg 貯 法 遮光し 凍結を避けて 2~8 で保存 使用期限 包装に表示の使用期限内に使用すること 承認番号 225AMX879 225AMX88 承認年月薬価収載販売開始国際誕生 213 年 3 月 213 年 5 月 213 年 5 月 29 年 1 月 与中はバイタルサイン ( 血圧 脈拍 呼吸数等 ) のモニタリングや自他覚症状の観察を行うとともに 投与後も患者の状態を十分観察すること Infusion reaction があらわれた場合には 本剤の投与を直ちに中止し 適切な処置を行うこと (< 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 2. 重要な基本的注意 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) 3. B 型肝炎ウイルスの再活性化により肝不全に至り死亡した例が報告されている 本剤の治療期間中又は治療終了後は 肝炎の増悪 肝不全が発現するおそれがあるので B 型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること ( 1. 慎重投与 2. 重要な基本的注意 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 組成 性状 効能 効果 用法 用量 品 名 アーゼラ点滴静注液 1mg 品 名 アーゼラ点滴静注液 1mg 容量容量 5mL (1バイアル中) (1バイアル中) 5mL 有 効 成 分 オファツムマブ ( 遺伝子組換え )1mg 有 効 成 分 オファツムマブ ( 遺伝子組換え )1mg 酢酸ナトリウム水和物 34mg 酢酸ナトリウム水和物 34mg エデト酸ナトリウム水和物.95mg エデト酸ナトリウム水和物.95mg 添 加 物 ポリソルベート8 1mg 添 加 物 ポリソルベート8 1mg L-アルギニン 5mg L-アルギニン 5mg その他 添加物としてpH 調節剤及び等張化剤を含有する その他 添加物としてpH 調節剤及び等張化剤を含有する 性 状 無色 ~ 微黄色の澄明又はわずかにたん白質特有の乳白光を呈する液 性 状 無色 ~ 微黄色の澄明又はわずかにたん白質特有の乳白光を呈する液 ph 5.3~5.7 ph 5.3~5.7 浸 透 圧 比 約 1( 生理食塩液に対する比 ) 浸 透 圧 比 約 1( 生理食塩液に対する比 ) 本剤はマウスミエローマ (NS) 細胞を用いて製造される マスターセルバンクの培地成分としてウシ胎児血清を使用している 再発又は難治性の CD2 陽性の慢性リンパ性白血病 通常 成人には週 1 回 オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) として 初回は 3mg 2 回目以降は 2mg を点滴静注し 8 回目まで投与を繰り返す 8 回目の投与 4~5 週後から 4 週間に 1 回 2mg を点滴静注し 12 回目まで投与を繰り返す < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 1. 本剤投与時に発現する infusion reaction( 発熱 発疹 疼痛 咳嗽等 ) を軽減させるために 本剤投与の 3 分から 2 時間前に 抗ヒスタミン剤 解熱鎮痛剤及び副腎皮質ホルモン剤の前投与を行うこと なお 3 回目以降の投与において 副腎皮質ホルモン剤の前投与は 患者の状態により適宜実施すること ( 警告 2. 重要な基本的注意 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) 2. 本剤は生理食塩液を用い希釈後の総量として 1mL となるよう 下記のとおり 用時希釈調製して使用すること ( 8. 適用上の注意 の項参照 ) ⑴ 初回投与時 :3mg/1mL ⑵2 回目以降の投与時 :2mg/1mL 3. 本剤は下記の投与速度で投与すること ⑴ 初回投与時 :12mL/ 時の投与速度で点滴静注を開始し 患者の状態を十分に観察しながら 投与速度を 3 分毎に上げることができるが 投与速度の上限は 4mL/ 時とする 時間 ~3 分 31~6 分 61~9 分 91~12 分 121~15 分 151~18 分 181 分 ~ 投与速度 (ml/ 時 ) 12 25 5 1 2 3 4 < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > フローサイトメトリー法等により検査を行い CD2 抗原が陽性であることが確認された患者に使用すること ⑵2 回目以降の投与時 : 直近の投与時に重度の infusion reaction が発現しなかった場合には 25mL/ 時の投与速度で点滴静注を開始することができる その後 患者の状態を十分に観察しながら 投与速度を 3 分毎に上げることができるが 投与速度の上限は 4mL/ 時とする 時間 ~3 分 31~6 分 61~9 分 91~12 分 121 分 ~ 投与速度 (ml/ 時 ) 25 5 1 2 4 4.Infusion reaction が発現した場合には 直ちに投与を中断すること 投与を再開する場合には 患者の状態が安定した後に 下記のとおり 投与速度を変更すること ⑴ 軽度又は中等度の infusion reaction が発現した場合 : 中断時の半分の投与速度で投与を再開し 患者の状態を十分に観察しながら 前項の投与速度の規定に従い投与速度を上げることができる なお 中断時の投与速度が 12mL/ 時の場合には 12mL/ 時の速度で投与を再開する ⑵ 重度の infusion reaction が発現した場合 : 12mL/ 時の速度で投与を再開し 患者の状態を十分に観察しながら 前項の投与速度の規定に従い投与速度を上げることができる 5. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について 有効性及び安全性は確立していない 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) ⑴ 肺機能障害のある患者又はその既往歴のある患者 投与中又は投与直後に気管支痙攣や低酸素症を伴う急性の呼吸器障害があらわれ 肺機能を悪化させるおそれがある ⑵ 肝炎ウイルスの感染又は既往を有する患者 B 型肝炎ウイルスの再活性化により肝炎があらわれるおそれがある ( 警告 2. 重要な基本的注意 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) ⑶ 心機能障害のある患者又はその既往歴のある患者 投与中又は投与後に不整脈 狭心症等を悪化又は再発させるおそれがある ⑷ 感染症 ( 敗血症 肺炎 ウイルス感染等 ) を合併している患者 免疫抑制作用により病態を悪化させるおそれがある ⑸ 重篤な骨髄機能低下のある患者 好中球減少及び血小板減少を増悪させ重篤化させるおそれがある ⑹ 降圧剤による治療中の患者 本剤投与中に一過性の血圧下降があらわれることがある 2. 重要な基本的注意 ⑴ 本剤点滴静注時の infusion reaction として 発熱 発疹 疼痛 咳嗽等が高頻度に報 告されており 約半数の患者で複数回のinfusion reactionが報告されている また 2 回目以降の投与時に初めてinfusion reactionが発現したとの報告がある 患者の状態を十分に観察し 異常が認められた場合には適切な処置 ( 抗ヒスタミン剤 解熱鎮痛剤 副腎皮質ホルモン剤の投与等 ) を行うとともに 症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること ( 警告 < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) ⑵ 抗ヒスタミン剤 解熱鎮痛剤及び副腎皮質ホルモン剤の前投与を行った患者においても重篤なinfusion reactionが発現したとの報告があるので 患者の状態を十分に観察すること ( 警告 < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) ⑶B 型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者 (HBs 抗原陰性 かつHBc 抗体又はHBs 抗体陽性 ) において 本剤の投与によりB 型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎があらわれることがあるので 本剤投与に先立って肝炎ウイルス感染の有無を確認し 本剤投与前に適切な処置を行うこと 本剤の治療開始後及び治療終了後は 継続して肝機能検査や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど B 型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること ( 警告 1. 慎重投与 及び 4. 副作用 ⑴ 重大な副作用 の項参照 ) 次頁に続く
使 用 上 の 注 意 包 ⑷ 不整脈や狭心症等の心機能障害を合併する患者又はその既往歴のある患者に投与する場合には 投与中又は投与直後に心電図 心エコー等によるモニタリングを行うなど 患者の状態を十分に観察すること ⑸ 咽頭扁桃 口蓋扁桃部位に病巣のある患者で 抗 CD2モノクローナル抗体製剤の投与により 炎症反応に起因する病巣の一過性の腫脹がみられ 病巣腫脹により呼吸困難をきたしたとの報告がある このような症状が発現した場合には 副腎皮質ホルモン剤を投与するなど 適切な処置を行うこと ⑹ 本剤の治療中より末梢血リンパ球の減少があらわれ 治療終了後も持続すること また免疫グロブリンが減少した例が報告されていることなど 免疫抑制作用により細菌やウイルスによる感染症が生じる又は悪化する可能性があるので 患者の状態を十分観察すること 感染症が生じた場合には適切な治療を行うこと 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 生ワクチン又は弱毒生ワクチン 不活化ワクチン 免疫抑制剤 4. 副作用国内第 Ⅰ 相試験 日本及び韓国で実施した第 Ⅰ/Ⅱ 相試験の日本人の評価症例 15 例中全例 (1.%) に臨床検査値異常を含む副作用が報告された その主なものは infusion reaction 15 例 (1.%) 好中球減少 白血球減少各 1 例 (66.7%) 血中乳酸脱水素酵素増加 7 例 (46.7%) であった ( 承認時 ) 海外で実施した第 Ⅱ 相試験の評価症例 223 例中 149 例 (66.8%) に臨床検査値異常を含む副作用が報告された その主なものは infusion reaction 111 例 (49.8%) 感染症 44 例 (19.7%) 好中球減少 34 例 (15.2%) であった ( 承認時 ) 副作用の頻度については 海外で実施した第 Ⅱ 相試験の結果に基づき算出した なお この臨床試験以外から報告された副作用については頻度不明とした ⑴ 重大な副作用 )Infusion reaction(49.8%): アナフィラキシー 発熱 悪寒 発疹 疼痛 咳嗽 呼吸困難 気管支痙攣 血圧下降 徐脈 心筋梗塞 肺水腫等を含むinfusion reactionがあらわれることがあり また海外では死亡に至った例も報告されている 患者の状態を十分に観察し 重篤なinfusion reactionが認められた場合には本剤の投与を直ちに中止し 適切な処置を行うこと ( 警告 < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 及び 2. 重要な基本的注意 の項参照 ) ) 腫瘍崩壊症候群 (.4%): 腫瘍崩壊症候群があらわれることがあるので 血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど 患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置 ( 生理食塩液 高尿酸血症治療剤等の投与 透析等 ) を行うとともに 症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること ) 進行性多巣性白質脳症 (PML)(.4%): 進行性多巣性白質脳症 (PML) があらわれることがあるので 本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察すること 意識障害 認知障害 麻痺症状 ( 片麻痺 四肢麻痺 ) 言語障害等の症状があらわれた場合には MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに 投与を中止し 適切な処置を行うこと )B 型肝炎ウイルスによる劇症肝炎 肝炎の増悪 ( 頻度不明 ):B 型肝炎ウイルスの再活性化による劇症肝炎又は肝炎があらわれることがあるので 肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には 直ちに抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと ( 警告 1. 慎重投与 及び 2. 重要な基本的注意 の項参照 ) ) 肝機能障害 黄疸 (.9%):AST(GOT) ALT(GPT) Al-P ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので 定期的に肝機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 装 承認条件 接種した生ワクチンの原病に基づく症状が発現した場合には適切な処置を行うこと ワクチンの効果を減弱させるおそれがある 発熱などの感染症 ( 細菌及びウイルス等 ) に基づく症状が発現した ワクチン接種に対する応答が不明であり また 生ワクチンによる二次感染が否定できない 過度の免疫抑制作用による感染症誘発の危険性がある 場合には 適切な処置を行うこと **6) 汎血球減少 ( 頻度不明 ) 白血球減少 (2.2%) 好中球減少 ( 発熱性好中球減少症を含む )(15.2%) 貧血 (5.8%) 血小板減少 (1.8%): 重篤な血球減少があらわれることがあり 好中球減少については 本剤の最終投与から 4 週間以上経過して発現する例が報告されている 本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に血液検査を行うなど 患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた **217 年 11 月改訂 *215 年 11 月改訂 場合には休薬等の適切な処置を行うこと ) 感染症 (19.7%): 細菌 真菌 あるいはウイルスによる重篤な感染症 ( 敗血症 肺炎等 ) があらわれることがあるので 本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 間質性肺炎 ( 頻度不明 ): 間質性肺炎があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 心障害 ( 頻度不明 ): 心不全 心筋梗塞 肺水腫 心筋症等があらわれることがあるので これらの症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと アーゼラ点滴静注液 1mg: 5mL 3バイアル アーゼラ点滴静注液 1mg:5mL 1バイアル 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全症例を対象に使用成績調査を実施することに 詳細につきましては製品の添付文書をご覧下さい 使用上の注意の改訂にご留意下さい ) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)( 頻度不明 ): 中毒性表皮壊死融解症等の重篤な皮膚障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察すること 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 腸閉塞 ( 頻度不明 ): 腸閉塞があらわれることがあるので観察を十分に行うこと 異常が認められた場合には本剤の投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 重篤な腎障害 ( 頻度不明 ): 腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察すること 尿量減少 血清クレアチニンやBUNの上昇が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 血圧下降 ( 頻度不明 ): 一過性の血圧下降があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ⑵ 重大な副作用 ( 類薬 ) ) 消化管穿孔 : 抗 CD2モノクローナル抗体製剤を投与された患者で消化管穿孔が報告されている 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ) 可逆性後白質脳症症候群等の脳神経症状 : 抗 CD2モノクローナル抗体製剤を投与された患者で可逆性後白質脳症症候群 ( 症状 : 痙攣発作 頭痛 精神症状 視覚障害 高血圧等 ) が報告されている また 治療終了後 6ヵ月までの間に 失明 難聴等の視聴覚障害 感覚障害 顔面神経麻痺等の脳神経障害が報告されている 患者の状態を十分に観察し このような症状があらわれた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと **⑶その他の副作用副作用の頻度部位別 2% 以上 2% 未満頻度不明過敏症 アナフィラキシー反過敏症 応 ( アナフィラキシーショックを含む ) 循環器 頻脈低血圧 高血圧 動悸 呼 吸 器 咳嗽 咽喉頭疼痛 呼吸困難 アレルギー性鼻炎 気管支痙攣 鼻閉 低酸素症 胸部不快感 消 化 器 下痢 腹痛 悪心 嘔吐 食欲減退 皮 膚 発疹 そう痒症 ほてり 蕁麻疹 潮紅 神経系 頭痛多汗症 サイトカイン放出症全身症状疲労 発熱悪寒 筋肉痛 無力症候群 背部痛 その他 高尿酸血症 末梢性浮腫 回転性めまい 低ナトリウム血症 血中乳酸脱水素酵素増加 総蛋白減少 血中アルブミン減少 血中カリウム減少 5. 高齢者への投与一般に高齢者では生理機能が低下しているので 患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 ⑴ 本剤の妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことを原則とするが やむを得ず投与する場合には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する 本剤を用いた動物での出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験は実施されていないが サルを用いた胚胎児発生に関する試験においてオファツムマブは胎盤を通過することが確認されており 胎児で末梢血 B 細胞数の減少及び脾臓重量の減少が認められている ⑵ 授乳中の投与に関する安全性は確立していないので 授乳婦に投与する場合には授乳を中止させること ヒト IgG は母乳中に移行することが知られている 7. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない ( 使用経験がない ) 8. 適用上の注意 ⑴ 調製時 ) 目視による確認を行い 変色している場合は使用しないこと ) 希釈液として生理食塩液以外は使用しないこと ) 本剤はたん白製剤であるため 振盪しないこと ) 希釈後の液は速やかに使用すること また 使用後の残液は 細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと ⑵ 投与時 ) 本剤の投与は点滴静注のみとし 急速静注 静脈内大量投与はしないこと ) 他剤との混注はしないこと ⑶ 投与速度 ) 初回投与時 :< 用法及び用量に関連する使用上の注意 > の記載に従って 4.5 時間以上かけて投与すること )2 回目以降の投与時 : 直近の投与時に重度の副作用が発現しなかった場合には < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > の記載に従って 4 時間以上かけて投与すること **9. その他の注意臨床試験で抗オファツムマブ抗体の陽性例が報告されている より 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し 本剤の適正使用に必要な措置を講じること * 製造販売 ( 輸入 ) ( 資料請求先 ) 東京都港区虎ノ門 1-23-1 15-6333
Note
ARZ3ZB1(DK_DK) 217 年 11 月作成