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壁等の強さは 各階の張り間方向又はけた行方向につき 令第 46 条第 4 項表 1の軸組の種類の欄に掲げる区分に応じて倍率の欄に掲げる数値に 1.96 を乗じた数値 ( 別表第 2の軸組の種類の欄に掲げる軸組にあっては それぞれ同表の倍率の欄に掲げる数値とする )( 以下 壁強さ倍率 という ) に

第2章 事務処理に関する審査指針

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ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

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さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 4 渡り廊下で接続されている場合の取り扱い 155 第 4 渡り廊下で接続されている場合の 取り扱い

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

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上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

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藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

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第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

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第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

大阪市再開発地区計画にかかる


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別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

目次構成

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[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

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別添資料 地下階の耐震安全性確保の検討方法 大地震動に対する地下階の耐震安全性の検討手法は 以下のとおりとする BQ U > I BQ UN I : 重要度係数で構造体の耐震安全性の分類 Ⅰ 類の場合は.50 Ⅱ 類の場合は.25 Ⅲ 類の場合は.00 とする BQ U : 地下階の保有

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建築基準法第85条第4項の仮設建築物の許可基準

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資料 5-1 防耐火に係る基準 資料の素案 第 1 章総則 ( 設計基準 ) 1.2 用語の定義 主要構造部 : 建築基準法第 2 条第 5 号による 耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 号による 準耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 の 2 号による 防火構造 不燃材料 : 建築基準法

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

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根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

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防災対策を自らの問題 地域の問題として意識して取り組むことが不可欠である 国及び地方公共団体は こうした所有者等の取組をできる限り支援するという観点から 所有者等にとって耐震診断及び耐震改修を行いやすい環境の整備や負担軽減のための制度の構築など必要な施策を講じ 耐震改修の実施の阻害要因となっている課

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

補強コンクリートブロック造の臥梁の有効な幅について Q1 壁式構造関係設計規準集同解説 ( メーソンリー編 ) にある補強コンクリートブロック造設計規準 10 条 臥梁の構造 において, 臥梁の幅は水平支点間距離の 1/20 以上かつ 200mm 以上とするとありますが, 通常ブロックの幅は 150

建築物及びその敷地に関する事項 ( 第二面 ) 1. 地名地番 2. 住居表示 3. 防火地域 防火地域 準防火地域 指定なし 4. その他の区域 地域 地区 街区 5. 道路 イ. 幅員 m ロ. 敷地と接している部分の長さ m 6. 敷地面積 イ. 敷地面積 ( m2 )(1)( ) (2)(

第二号様式

静岡市の耐震対策事業

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178 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 小規模特定用途複合防火対象物 ( 政令別表第 1⒃ 項イに掲げる防火対象物のうち 特定用途に供される部分の床面積の合計が当該部分が存する防火対象物の延べ面積の10 分の1 以下であり かつ 300m2未満であ

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

( 第二面 ) 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 3. 設計者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 4. 備考

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第四十二号様式(第八条の二関係)(A4)

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東京都建築安全条例の見直しの考え方

(2) 届出内容の確認方法について 建築計画内容を確認するために 委員会でチェックしやすい届出の 様式を作成しておくと便利です チェックしやすい様式としてチェックシートがあります 建築協定で定めている建築物に関する基準の項目を一覧表にし 建築主や代理者が建築計画の内容を記入できるものにしましょう 数

- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

Transcription:

建築基準法施行令第 36 条の 2 第五号の 国土交通大臣が指定指定するする建築物建築物を定めるめる件 平成 19 年国土交通省告示第 593 号改正 ) 平成 23 年国土交通省告示第 428 号 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 第 36 条の 2 第五号の規定に基づき その安全性を確かめるために地震力によって地上部分の各階に生ずる水平方向の変形を把握することが必要であるものとして 構造又は規模を限って国土交通大臣が指定する建築物は 次に掲げる建築物 ( 平成 14 年国土交通省告示第 474 号に規定する特定畜舎等建築物を除く ) とする 一地階を除く階数が 3 以下 高さが 13m 以下及び軒の高さが 9m 以下である鉄骨造の建築物であって 次のイからハまでのいずれか ( 薄板軽量形鋼造の建築物及び屋上を自動車の駐車その他これに類する積載荷重の大きな用途に供する建築物にあっては イ又はハ ) に該当するもの以外のもの (2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分のいずれもが次のイからハまでのいずれかに該当するものを除く ) イ 次の (1) から (4) までに該当するもの (1) 架構を構成する柱の相互の間隔が 6m 以下であるもの (2) 延べ面積が 500 m2以内であるもの (3) 令 88 条第 1 項に規定する地震力について標準せん断係数を 0.3 以上とする計算をして令 82 条第一号から第三号までに規定する構造計算をした場合に安全であることが確かめられたもの この場合において 構造耐力上主要な部分のうち冷間成形により加工した角形鋼管 ( 厚さ 6 mm以上のものに限る ) の柱にあっては 令第 88 条第 1 項に規定する地震力によって当該柱に生ずる力の大きさの値にその鋼材の種別並びに柱及びはりの接合部の構造方法に応じて次の表に掲げる数値以上の係数を乗じて得た数値を当該柱に生ずる力の大きさの値としなければならない ただし 特別な調査又は研究の結果に基づき 角形鋼管に構造耐力上支障のある急激な耐力の低下を生ずるおそれのないことが確かめられた場合にあってはこの限りでない 鋼材の種別 柱及びはりの接合部の構造方法 ( い ) ( ろ ) 内ダイアフラム形式 ( ダイ アフラムを落とし込む形 式としたものを除く ) ( い ) 欄に掲げる形式以外 の形式 (1) (2) 日本工業規格 G3466( 一般構造用角形鋼管 ) -2006 に適合する角形鋼管 (1) に掲げる角形鋼管以外の角形鋼管のうち ロール成形その他断面のすべてを冷間成形により加工したもの 1.3 1.4 1.2 1.3

(3) (1) に掲げる角形鋼管以外の角形鋼管のう ち プレス成型その他断面の一部を冷間成 形により加工したもの 1.1 1.2 (4) 水平力を負担する筋かいの軸部が降伏する場合において 当該筋かいの端部及び接合部が破断しないことが確かめられたものロ 次の (1) から (6) までに該当するもの (1) 地階を除く階数が 2 以下であるもの (2) 架構を構成する柱の相互の間隔が 12m 以下であるもの (3) 延べ面積が 500 m2以内 ( 平屋建てのものにあっては 3000 m2以内 ) であるもの (4) イ (3) 及び (4) の規定に適合するもの (5) 令 82 条の 6 第二号ロの規定に適合するもの (6) 構造耐力上主要な部分である柱若しくははり又はこれらの接合部が局部座屈 破断等によって 又は構造耐力上主要な部分である柱の脚部と基礎との接合部がアンカーボルトの破断 基礎の破壊等によって それぞれ構造耐力上支障のある急激な耐力の低下を生ずるおそれのないことが確かめられたものハ 建築基準法施行規則 ( 昭和 25 年建設省令第 40 号 以下 施行細則 という ) 第 1 条の 3 第 1 項第一号ロ (2) の規定に基づき 国土交通大臣があらかじめ安全であると認定した構造の建築物又はその部分二高さが 20m 以下である鉄筋コンクリート造 ( 壁式ラーメン鉄筋コンクリート造 壁式鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート組積造を除く ) 若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物又はこれらの構造を併用する建築物であって 次のイ又はロに該当するもの以外のもの (2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分のいずれもが次のイ又はロに該当するものを除く ) イ 次の (1) 及び (2) に該当するもの (1) 地上部分の各階の耐力壁 ( 平成 19 年国土交通省告示第 594 号第 1 第三号イ (1) に規定する開口周比が 0.4 以下であるものに限る 以下この号において同じ ) 並びに構造耐力上主要な部分である柱及び耐力壁以外の鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造の壁 ( 上端及び下端が構造耐力上主要な部分に緊結されたものに限る ) の水平断面積が次の式に適合するもの ただし 鉄筋鉄骨コンクリート造の柱にあっては 同式中 0.7 とあるのは 1.0 とする Σ2.5αA W + Σ0.7αA C ZWAi この式において α A W A C Z W 及びAi は それぞれ次の数値を表わすものとする α コンクリートの設計基準強度による割り増し係数として 設計基準強度が 1 mm 2 につき 18N 未満の場合にあっては 1.0 1 mm 2 につき 18N 以上の場合にあっては使用するコンクリートの設計基準強度 ( 単位 N/ mm 2 ) を 18 で除した数値の平方根の数値 ( 当該数値が 2 の平方根の数値を超えるときは 2 の平方根の数値 ) A W 当該階の耐力壁のうち計算しようとする方向に設けたものの水平断面積 ( 単位mm 2 )

A C 当該階の構造耐力上主要な部分である柱の水平断面積及び耐力壁以外の鉄筋コンクリート造 又は鉄骨鉄筋コンクリート造の壁 ( 上端及び下端が構造耐力上主要な部分に緊結されたもの に限る ) のうち計算しようとする方向に設けられたものの水平断面積 ( 単位mm 2 ) Z W 令第 88 条第 1 項に規定する Z の数値 令第 88 条第 1 項の規定により地震力を計算する場合における当該階が支える部分の固定 荷重と積載荷重との和 ( 令第 86 条第 2 項ただし書の規定により特定行政庁が指定する多雪 区域においては 更に積雪荷重を加えるものとする )( 単位 N) Ai 令第 88 条第 1 項に規定する当該階に係る Ai の数値 (2) 構造耐力上主要な部分が 地震力によって当該部分に生ずるせん断力として次の式によって計算した設計用せん断力に対して せん断破壊等によって構造耐力上支障のある急激な耐力の低下を生ずるおそれのないことが確かめられたものであること QD = min { QL + nqe,qo + Qy } この式において QD QL n QE QO 及び Qy は それぞれ次の数値を表わすものとする QD 設計用せん断力 ( 単位 N) QL 固定荷重と積載荷重との和 ( 令第 86 条第 2 項ただし書の規定により特定行政庁が指定する多 雪区域においては 更に積雪荷重を加えるものとする 以下この号において 常時荷重 と いう ) によって生ずるせん断力 ただし 柱の場合には零とすることができる ( 単位 N) n 鉄筋コンクリート造にあっては 1.5( 耐力壁にあっては 2.0) 鉄骨鉄筋コンクリート造にあっ ては 1.0 以上の数値 QE 令第 88 条第 1 項の規定により地震力を計算する場合における当該地震力によって生ずるせん 断力 ( 単位 N) QO 柱又ははりにおいて 部材の支持条件を単純支持とした場合に常時荷重によって生ずるせん 断力 ただし 柱の場合には零とすることができる ( 単位 N) Qy 柱又ははりにおいて 部材の両端に曲げ降伏が生じた時のせん断力 ただし 柱の場合には 柱頭に接続するはりの曲げ降伏を考慮した数値とすることができる ( 単位 N) ロ 施行規則第 1 条の 3 第 1 項第一号ロ (2) の規定に基づき 国土交通大臣があらかじめ安全であると認定した構造の建築物又はその部分三木造 組積造 補強コンクリートブロック造及び鉄骨造のうち 2 以上の構造を併用する建築物又はこれらの構造のうち 1 以上の構造と鉄筋コンクリート造若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造とを併用する建築物であって 次のイ又はロに該当するもの以外のもの ( 次号イからハまでのいずれかに該当するものを除く ) イ 2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物以外の建築物であって 次の (1) から (5) までに該当するもの (1) 地階を除く階数が 3 以下であるもの

(2) 高さが 13m 以下で かつ 軒の高さが 9m 以下であるもの (3) 延べ面積が 500 m2以内であるもの (4) 鉄骨造の構造部分を有する階が第一号イ (1) (3) 及び (4) に適合するもの (5) 鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造の構造部分を有する階が前号イに適合するものロ 2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分のいずれもが次の (1) から (6) までのいずれかに該当するもの (1) 高さが 13m 以下で かつ 軒の高さが 9m 以下である木造のもの (2) 地階を除く階数が 3 以下である組積造又は補強コンクリートブロック造のもの (3) 地階を除く階数が 3 以下 高さが 13m 以下及び軒の高さが 9m 以下である鉄骨造のものであって 第一号イからハまでのいずれか ( 薄板軽量形構造のもの及び屋上を自動車の駐車その他これに類する積載荷重の大きな用途に供する物にあっては 同号イ又はハ ) に該当するもの (4) 高さが 13m 以下である鉄筋コンクリート造 ( 壁式ラーメン鉄筋コンクリート造 壁式鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート組積造を除く ) 若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造のもの又はこれらの構造を併用するものであって 前号イ又はロに該当するもの (5) 木造と鉄筋コンクリート造の構造を併用するものであって 前号イ (1) から (9) まで又は次号ロ (1) から (4) までに該当するもの (6) 木造 組積造 補強コンクリートブロック造及び鉄骨造のうち 2 以上の構造を併用するもの又はこれらの構造のうち 1 以上の構造と鉄筋コンコンクリート造若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造とを併用するものであって イ (1) から (5) までに該当するもの四木造と鉄筋コンクリート造の構造を併用する建築物であって 次のイからハまでのいずれかに該当するもの以外のもの ( 前号イ又はロに該当するものを除く ) イ 2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建物以外の建築物であって 次の (1) から (9) までに該当するもの (1) 次の (ⅰ) 又は (ⅱ) に該当するもの (ⅰ) 地階を除く階数が 2 又は 3 であり かつ 1 階部分を鉄筋コンクリート造とし 2 階以上の部分を木造としたもの (ⅱ) 地階を除く階数が 3 であり かつ 1 階及び 2 階部分を鉄筋コンクリート造とし 3 階部分を木造としたもの (2) 高さが 13m 以下で かつ 軒の高さが 9m 以下であるもの (3) 延べ面積が 500 m2以内であるもの (4) 地上部分について 令第 82 条の 2 に適合することが確かめられたもの (5) (1)(ⅰ) に該当するもののうち地階を除く階数が 3 であるものにあっては 2 階及び3 階部分について 令第 82 条の 6 第二号イに適合することが確かめられたもの この場合において 同号イ中 当該建築物 とあるのは 2 階及び3 階部分 と読み替えるものとする (6) (1)(ⅱ) に該当するものにあっては 1 階及び2 階部分について 令第 82 条の 6 第二号イに適合

することが確かめられたもの この場合において 同号イ中 当該建築物 とあるのは 1 階及び 2 階部分 と読み替えるものとする (7) 地上部分について 各階偏心率が令第 82 条の 6 第二号ロに適合することが確かめられたもの (8) 鉄筋コンクリート造の構造部分について 昭和 55 年建設省告示第 1791 号第 3 第一号に定める構造計算を行ったもの (9) 木造の構造部分について 昭和 55 年建設省告示第 1791 号第 1 に定める構造計算を行ったものロ 2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物以外の建築物であって 次の (1) から (4) までに該当するもの (1) 地階を除く階数が 2 であり かつ 1 階部分を鉄筋コンクリート造とし 2 階部分を木造としたもの (2) イ (2) (4) 及び (7) から (9) までに該当するもの (3) 延べ面積が 3000 m2以内であるもの (4) 2 階部分の令第 88 条第 1 項に規定する地震力について 標準せん断係数を 0.3 以上 ( 同項ただし書の区域内における木造のもの ( 令第 46 条第 2 項第一号に掲げる基準に適合するものを除く ) にあっては 0.45 以上 ) とする計算をし 当該地震力によって令第 82 条第一号から第三号までに規定する構造計算をした場合に安全であることが確かめられたもの又は特別な調査若しくは研究の結果に基づき当該建築物の振動特性を適切に考慮し 安全上支障のないことが確かめられたものハ 2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分のいずれもが次の (1) から (3) までのいずれかに該当するもの (1) 高さが 13m 以下で かつ 軒の高さが 9m 以下である木造のもの (2) 高さが 13 以下である鉄筋コンクリート造 ( 壁式ラーメン鉄筋コンクリート造 壁式鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート組積造を除く ) のものであって 第二号イ又はロに該当するもの (3) 木造と鉄筋コンクリート造の構造を併用するものであって イ (1) から (9) まで又はロ (1) から (4) までに該当するもの五構造耐力上主要な部分である床版又は屋根版にデッキプレート版を用いた部分以外の部分 ( 建築物の高さ及び軒の高さについては当該屋根版を含む 以下同じ ) が次のイからヘまでのいずれかに該当するもの以外のもの (2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分 ( デッキプレート版を用いた部分以外の部分に限る ) のいずれもが次のイからヘまでのいずれかに該当するものを除く ) イ 高さが 13m 以下で かつ 軒の高さが 9m 以下である木造のものロ 地階を除く階数が 3 以下である組積造又は補強コンクリートブロック造のものハ 地階を除く階数が 3 以下 高さが 13m 以下及び軒の高さが 9m 以下である鉄骨造のものであって第一号イ又はロ ( 薄板軽量形鋼造のもの及び屋上を自動車の駐車その他これに類する積載荷重の大きな用途に供するものにあっては イ ) に該当するもの

ニ 高さが 20m 以下である鉄筋コンクリート造 ( 壁式ラーメン鉄筋コンクリート造 壁式鉄筋コンクリ ート造及び鉄筋コンクリート組積造を除く ) 若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造のもの又はこれらの 構造を併用するものであって 第二号イに該当するもの ホ 木造 組積造 補強コンクリートブロック造及び鉄骨造のうち 2 以上の構造を併用するもの又は これらの構造のうち 1 以上の構造と鉄筋コンクリート造若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造とを併用 するものであって 第三号イ (1) から (5) までに該当するもの ヘ 木造と鉄筋コンクリート造の構造を併用するものであって 前号イ (1) から (9) まで又は前号ロ (1) から (4) までに該当するもの 六構造耐力上主要な部分である床版又は屋根版に軽量気泡コンクリートパネルを用いた建築物であって 軽量気泡コンクリートパネルを用いた部分以外の部分 ( 建築物の高さ及び軒の高さについては当該 屋根版を含む 以下同じ ) が前号イ若しくはハ又はホ ( 木造と鉄骨造の構造を併用するものに限る ) に該当するもの以外のもの (2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えな い構造方法のみで接している建築物であって 当該建築物の部分のいずれもが次のイ又はロに該当する 建築物を除く ) イ 軽量気泡コンクリートパネルを用いたものであって 軽量気泡コンクリートパネルを用いた部分以 外の部分が前号イ若しくはハ又はホ ( 木造と鉄骨造の構造を併用するものに限る ) に該当する もの ロ 前号イからヘまでのいずれかに該当するもの 七屋根版にシステムトラスを用いた建築物であって 屋根版以外の部分 ( 建築物の高さ及び軒の高さに ついては当該屋根版を含む 以下同じ ) が第五号イからヘまでのいずれかに該当するもの以外のもの (2 以上の部分がエキスパンションジョイントその他の相互に応力を伝えない構造方法のみで接し ている建築物であって 当該建築物の部分 ( 屋根版以外の部分に限る ) のいずれもが第五号イから ヘまでのいずれかに該当する建築物を除く ) 八平成 14 年国土交通省告示第 666 号に規定規定するする骨組膜構造骨組膜構造の建築物建築物であってであって 次のイ又はロに該当該当す るもの以外以外のもの (2 以上の部分部分がエキスがエキスパンションジョイントそのパンションジョイントその他の相互相互に応力応力を伝えないえない構造 方法のみでのみで接しているしている建築物建築物であってであって 当該建築物当該建築物の部分部分のいずれもがのいずれもが次のイ又はロに該当該当するする建築 物を除く ) イ 次の (1) 及び (2) に該当該当するもの (1) 平成 14 年国土交通省告示第 666 号第 1 第 2 項第一号ロ (1) から (3) までに規定規定するする構造方法構造方法に 該当するもの (2) 骨組の方法方法が第五号第五号イからからヘまでのいずれかにまでのいずれかに該当該当するもの ロ 平成 14 年国土交通省告示第 666 号第 5 第 1 項各号及び第 2 項からから第 6 項まで ( 第 4 項を除く ) に 規定するする構造計算構造計算によってによって構造耐力上安構造耐力上安全であることがであることが確かめられたもの