質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 欲しいもの と 必要なもの の区別ができる インターネットによる販売を利用している レシートは必ずもらって持ち帰る 家族に購入した商品について報告する (4)

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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Microsoft Word - 社会科

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

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技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

ICTを軸にした小中連携

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

高等学校第 1 学年家庭基礎学習指導案 日時 : 平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 2 校時場所 : 県立学校被服実習室対象 :1 年 2 組 (40 名男子 10 名女子 30 名 ) 指導者 : 佐賀県教育センター所員平野佐矢子 1 題材名 本当にそうなの? ~ 批判的思考と適切


7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

Taro-12事例08.jtd

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

第2学年1組 家庭科学習指導案

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

基礎を育てることを主なねらいとしている 現在 地方自治体を取り巻く状況は 少子高齢化 情報化 グローバル化 経済の変動などによ り急速に変化している また 地方分権を推進する法律がつくられ 各地方自治体は 財政の健全 化や組織の改編 市町村合併等の新しい枠組みづくりに取り組んでいる さらに 子育て支

解答類型

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

愛媛県学力向上5か年計画

○数学科 2年 連立方程式

(3) 題材の系統性 小学校 (7) 身のまわりの物や金銭の計画的な使い方を考え 適切に買い物ができ るようにする 家庭科 ア 物や金銭の使い方を自分の生活とのかかわりで考えること イ 身の回りの物の選び方や買い方を考え 購入することができること 中学校 B (4) 家庭生活と消費 ア 販売方法の特

4.原稿(資料)

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

国語科学習指導案

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H30全国HP

第○学年 ○○科指導計画

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

保健体育科学習指導案

(Microsoft Word - HP\227p\201i\217\274\211i\222\206\201j.doc)

ていく必要がある 本題材はその練習であるので 比べる商品の情報は 5 年生に判断しやすいものを精選し提示するように工夫する これらの学習内容を通して 商品に付いている品質表示や価格 鮮度などに関心をもつ消費者へ育ってほしい さらに 店舗に行かなくても商品を購入できる通信販売やネット販売 カード払いな

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

2、協同的探究学習について

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Taro-指導案 青木.jtd

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

第4学年算数科学習指導案

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中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

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第14章 キャリア教育

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

5 題材の目標 生涯発達の視点から各ライフステージの特徴 課題について理解す 青年期の自立について考え, 男女の協力などについて考え 結婚 家族 家庭の意義や機能などについて理解し, 自の問題として考え 6 題材の評価規準関心 意欲 態度 思考 判断 表現 技能 知識 理解 自自身のことや, 自らし

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

Transcription:

中学校第 2 学年技術 家庭科 ( 家庭分野 ) 学習指導案 期日平成 25 年 10 月 7 日 ( 月 ) 第 5 校時場所水俣市立袋中学校第 2 学年教室指導者教諭中村純子 1 題材名 よりよい消費生活を目指して D 身近な消費生活と環境 (1) イ ( 東京書籍新しい技術 家庭家庭分野 P224~225) 2 題材について (1) 題材観本題材は 中学校学習指導要領の内容 D 身近な消費生活と環境 の項目 (1) イ 販売方法の特徴を知り 生活に必要な物資 サービスの適切な選択 購入及び活用ができること にあたる 私たちの身の回りには商品があふれ 世界中の様々な情報を瞬時に入手できる状況にある 消費者を取り巻く環境は インターネットの普及と同時に大きく変化し 商品の購入や支払い方法も多様化して複雑になってきている 収入を得ていない中学生の消費行動は 家庭の中での限られた行為であるため 大人と比較すると経験は少ない この生活経験の乏しい若者が 高齢者に次いで消費者トラブルの被害者となっている 大人と同じ情報社会の中で生活している中学生にとって 必要な情報を収集し判断する能力を育成することは 自立した消費者を育てることでもあると言える 平成 25 年 6 月 28 日 消費者教育の推進に関する基本的な方針 が閣議決定された この基本方針は 平成 24 年 12 月に施行された 消費者教育の推進に関する法律 に基づき 消費者教育の総合的かつ一体的な推進のための指針として作成されたものである 児童生徒の発達段階に応じた 問題解決学習や批判的思考力に軸足を置いた消費者教育の授業実践が求められている しっかりとした意思決定の力を育てていくことは 生きる力 を育てる上でも重要である この学習を通して 一人ひとりの消費行動が 社会生活にどのような影響を及ぼすか 環境と関連づけて考えさせ 行動指針の作成につなげていきたい (2) 系統観 小学校 家庭科 D(1) イ身近な物の選び方 買い方 中学校 技術 家庭科 ( 家庭分野 ) D(1) 家庭生活と消費ア消費者の基本的な権利と責任イ販売方法の特徴 物資 サービスの選択 購入及び活用 高等学校 家庭基礎 (2) 生活の自立及び消費と環境エ消費生活と生涯を見通した経済の計画 家庭総合 (3) 生活における経済の計画と消費 生活デザイン (2) 消費や環境に配慮したライフスタイルの確立 (3) 生徒観 本学級は 男子 19 人 ( 青嵐学級の 1 人を含む ) 女子 16 人 計 35 人のクラスである 男女の仲が良く 様々な活動に協力して取り組む姿が見られる 学習課題や指示を理解するまでに時間を要する生徒がいるが 周囲の生徒が声をかける場面も多くみられるようになった 家庭科の学習においては 1 年時に食生活 2 年の 1 学期に衣生活 住生活について学習しているが どの内容においても生活経験の乏しさが窺える 家族にしてもらっている生活が当たり前となっており 積極的に家庭での実践を行っている生徒は少ない 消費生活に関するアンケート結果は以下のとおりである ( 単位 : 人 32 人中 ) 質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 家庭で物や金銭の大切さについて話題にする 8 19 3 2 家庭の収支について中学生も知る必要がある 4 15 8 5 商品の選択と購入について 理解している 10 19 3 0 マークや表示を確認して選ぶ事は大事である 10 11 8 3

質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 欲しいもの と 必要なもの の区別ができる 12 17 2 1 インターネットによる販売を利用している 7 4 4 17 レシートは必ずもらって持ち帰る 7 11 5 9 家族に購入した商品について報告する 5 10 10 7 (4) 指導観 中学生に身近な消費生活の事例を多く取り入れることで 意識して生活していなかった実態を明らかにし 消費生活と環境との関係を理解させる グループ学習には 他教科でも活用しているを利用し お互いの考えを文字と言葉による表現で理解し協議できるようにする 配慮を要する生徒については 個別に課題を指示して取り組ませる 毎時間の板書形式を統一し 学習のねらいの明確化と 小テストによる基礎的 基本的学習事項の確認をパターン化して行い 消費者としての自覚を促す 視点 1 思考力 判断力 表現力等の育成 視点 1 本題材では グループ学 習を中心に 単元を通したパフォー マンス課題として 袋中消費者の心 得 6 カ条 と題した 消費行動の指 針を作成させる 商品の選定につい ては 比較検討の視点と 環境との 関連付けの視点で考えさせる 修学 旅行を実践の場面として位置付け 消費行動を体験した後の振り返りま でを一連の学習としてとらえて 思 考力 判断力 表現力等を育成して いく 視点 2 学習評価と指導の改善 視点 2 本題材で習得させた い消費生活に必要な基礎的 基本 的な知識については 授業で示す キーワードを毎時間の小テストで 確認させる この習得した知識の 活用として 身近な買い物で消費 者側と販売者側に分かれてロール プレイングに取り組ませる 動作 と同時に判断の根拠を記述させ 思考の変化を読み取り指導の改善 に繋げる 視点 3 情報活用能力の育成 視点 3 本題材では 実際の 商品を手に取り比較する過程を 重視し 検討させる 商品の 価 格 を伏せて機能性や環境への 影響について判断した後で 価 格を示して再考させる 物資 サービスの情報を多面的に分析 して判断できるように情報活用 の実践力を育てると同時に 情 報社会に参画する態度の育成も 目指す 3 題材の目標と評価規準 ( 参考 : 国立教育政策研究所作成 評価規準の設定例 ) ア自分や家族の消費生活に関心をもち 消費者の基本的な権利と責任について理解すること 題材の目標イ販売方法の特徴について知り 生活に必要な物資 サービスの適切な選択 購入及び活用ができること 生活や技術への関心 意欲 態度 生活を工夫し創造する能力 生活の技能 生活や技術についての知識 理解 1 自分や家族の消費生活について関心をもち 消費の在り方を改善しようとしている 2 身近な販売方法に関心をもち その利点と問題点について考えようとしている 1 収集 整理した情報を活用して物資 サービスの選択 購入及び活用について考え 工夫している 1 物資 サービスの選択 購入及び活用について 必要な情報を収集 整理している 1 消費者の基本的な権利と責任 消費者基本法の趣旨について理解している 2 中学生にかかわりの深い販売方法の特徴について理解している 3 物資 サービスの選択 購入及び活用に関する知識を身に付けている

4 指導 評価の計画 (8 時間扱い本時 8/8) 次時 学習活動 指導上の留意点 三つの視点から 1 1 私たちの消費生活と環境 ( オリエンテーション ) 消費者としての自覚を持とう 2 2 商品の選択と購入について考えよう 3 1 消費者の権利と責任を知ろう 4 3 消費者トラブルを解決する方法を知ろう これまでの消費行動を振り返らせ 消費生活と環境について 学びの意義を自覚させる 視点 1 自分たちの日常生活を 消費者と契約 をキーワードに分類し 大人との違いをグループで協議させる 物資やサービスの例を具体的に示し 販売方法や支払い方法が多様化している実態を把握させる 視点 1 消費行動の失敗例を出し合い 望ましい消費者の在り方を協議し発表させる 視点 3 実物を通した必要な情報の収集 整理が 消費行動の重要な要素であることを理解させる 中学生にも消費者として権利と責任があることを 具体例を示して理解させる 視点 3 [ 消費者の5つの責任 ] については 情報社会に参画する態度と関連付けて 適切な行動について理解させる ロールプレイングを取り入れ 主体的に対処法を学ぶ機会とする 視点 1 3 ロールプレイングの中で 情報活用の視点や公的機関への相談などとも関連付けて 対応を検討させる 視点 2 学習シートを工夫し 思考の過程を可視化して評価する 評価基準 ( 評価方法 ) B 基準 関心 意欲 態度 1( 発表 ) 自分や家族の消費生活について関心をもち 消費の在り方を改善しようとしている 関心 意欲 態度 2( 発表 ) 身近な販売方法に関心をもち その利点と問題点について考えようとしている 技能 1( 学習シート ) 物資 サービスの選択 購入及び活用について必要な情報を収集 整理することができる 知識 理解 2( 学習シート ) 中学生にかかわりの深い販売方法の特徴について理解している 知識 理解 1( 学習シート ) 消費者の基本的な権利と責任 消費者基本法の趣旨について理解している 工夫 創造 1( 発表 学習シート ) 収集 整理した情報を活用して物資 サービスの選択 購入及び活用について考え 工夫している 知識 理解 3( 発表 学習シート ) 物資 サービスの選択 購入及び活用に関する知識を身に付けている 5 1 本時 よりよい消費生活を目指して [ 買い物は投票 ] をキーワードにして 学習ノートの選択や [ 消費者の心得 6 カ条 ] の作成に取り組ませる 視点 1 協同学習を通して個人の思考に揺さぶりをかけ 確かな根拠を持って判断する事や伝える事を意識させる 視点 2 学習シートを工夫し 思考の過程を可視化して評価する 視点 3 意思決定のプロセスにおいては 必要な情報の収集 整理が不可欠な要素であると認識し実践できるようにする 工夫 創造 1( 発表 学習シート ) 学習ノートの選択において 収集 整理した情報を活用して考え 根拠を明らかにして判断している 関心 意欲 態度 1( 学習シート ) 自分や家族の消費生活について関心をもち 消費行動の課題を把握した上で 消費の在り方を改善しようとしている

5 本時の学習 (1) 目標〇学習ノートの選択において 収集 整理した情報を活用して考え 工夫して判断できるようにする ( 生活を工夫し創造する能力 ) 〇自分や家族の消費生活について関心をもち 消費行動の課題を把握した上で 消費の在り方を改善できるようにする ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) (2) 評価基準 工夫 創造 1 ( 発表 学習シート ) (B 基準 ) 学習ノートの選択において 収集 整理した情報を活用して考え 根拠を明らかにして判断している (A 基準 ) 学習ノートの選択において 収集 整理した情報を環境に配慮した消費行動とも関連付けて考え 根拠を明らかにして判断している 関心 意欲 態度 1 ( 学習シート ) (B 基準 ) 自分や家族の消費生活について関心をもち 自らの課題を把握した上で 消費の在り方を改善するために My 宣言 を書いている (A 基準 ) 自分や家族の消費生活について関心をもち 自らの課題を把握した上で 消費の在り方を改善するために 具体的な行動と関連づけて My 宣言 を書いている (3) 展開指導上の留意点及び評価過程学習活動主な発問 指示等 三つの視点から 備考 導入 5 分 1 前時の学習を振り返る 2 本時の学習課題を確認する 前時のキーワードを思い出して 消費者トラブルの対処法を振り返りましょう 前時までのキーワードを示し 本時は学習の総括となる時間であることを意識させる 課題 1 夢への架け橋ノート をみんなで考えて選ぼう 3 数種類のノートにつ [ 買い物は投票 ] をキー 学習活動の概要と時間を指示すいて 比較 検討する ワードに 商品の情報を比る (20 分 ) 較 検討してみましょう 確認テスト 学習シート 教科書 展開 38 分 (1) 自分なりの考えをもつ (2) 班員で互いの判断を出し合い 1 つに絞り込む 言語活動 選択の理由を文章で表現し グループ内で分かりやすく順序立てて説明できるようにする (3) 班別の意見を発表する (4) 価格を含めて再検討し班の意見を 1 つに絞り込む 選択の理由を優先順位をつけて学習シートに書きましょう 班別協議の時は 最も重視した判断理由をに書いて意見交換を行ってください 班員の説明を聞いて 自分の結論 説明に変更や修正がある場合は変更欄に記入しましょう (B 基準に達しない生徒への手だて ) 班の決定を黒板に表示検討の視点で重要視したことを中心し理由を説明して下さい に書かせる ノートの価格を表示します この価格を含めて再度班で検討し 1 つに絞ってみましょう 商品の価格以外の要素で比較 検討して判断させる 視点 2 個人で考えた判断理由やグループ協議後の変更理由を学習シートに書かせて思考の過程を明らかにする 評価 : 工夫 創造 ( 学習シート ) B: 学習ノートの選択において 収集 整理した情報を活用して考え 根拠を明らかにして判断している 価格中心の判断に偏らないように 環境に配慮した消費行動とも関連づけて再検討させる ( 個人 )

(5) 班別の選定理由 変更理由を発表する 4 意思決定のプロセス について知る (3 分 ) (1) 班で考えて発表する (2) 再度検討して発表する 班の最終決定を黒板に掲示して選定の理由を発表してください 意思決定のプロセス に沿って 次の課題に取り組みましょう 5 袋中 2 年消費者の 修学旅行は 消費行動の心得 6カ条 の作成に学習の場です クラスみんついて班で検討する なで消費者の心得を書き (15 分 ) あげましょう 言語活動 消費生活に関連するキーワードを基に その語句や行動の意味を理解して 条文の文章表現ができるようにする まとめた意見を発表しましょう みんなが納得できる内容と表現になっているか再度見直してみましょう 視点 1 協同学習を通して個人の思考に揺さぶりをかけ 確かな根拠を持って判断する事や伝える事を意識させる 意思決定のプロセス について ノート選択の流れを基に説明し 理解させる 課題 2 袋中 2 年消費者の心得 6 カ条 を作ろう これまでの学習を振り返って キーワードを確認しながら班で意見を出し合い考えさせる 視点 3 意思決定のプロセス においては 必要な情報の収集 整理が不可欠な要素であると認識し実践できるようにする 整理 7 分 6 学習のまとめをする 消費者の心得 6カ条 日常の家庭生活は 消費行動の は栞に載せますが 修学旅実践の場であり 主体的に考えて (1) 消費者の心得 6カ条 を学習シートに記入する 行の事前準備についてもこの6カ条に沿って考え実践していきましょう 判断し実行できるようにするためには 行動の振り返りと評価が重要であることを理解させる 学習シート 課題 3 よりよい消費生活を目指して My 宣言 を書こう (2) よりよい消費生活を目指して 自分は何を実践化していくのかまとめる 最後に 自分にとっての最も重要な消費行動のポイントを My 宣言 にまとめましょう 評価 : 関心 意欲 態度 ( 学習シート ) B: 自分や家族の消費生活について関心をもち 自らの課題を把握した上で 消費の在り方を改善するために My 宣言 を書いている