パソコンで楽チン 電力管理 -3169クランプオンパワーハイテスタ編- 3169の電力測定データを Microsoft Excel へ取り込み グラフ作成の手引き
3169のPCカードデータをExcel Microsoft Excel2000 使用 取り込み手順 1. 測定ファイルが書き込まれている PC カードを PC カードスロットに挿入します 2. Microsoft Excel の [ ファイル ] メニューの [ 開く ] をクリックすると [ ファイルを開く ] ダイアログ ボックスが表示されます 3. [ ファイルの場所 ] ボックスで PC カードが 装着されたドライブ先を選択します 4. [ ファイルの種類 ] ボックスで [ すべてのファ イル (*.*) ] を選択します 5. データの入ったファイルを選択して [ 開く ] をクリックします 3169のデータは [ 69 meas**.csv ] という CSV 形式のファイルで保存されています * データファイルにあらかじめ名前が設定されている場合には [ ファイル名.CSV ] と表示されます
に取り込む操作手順 6. Microsoft Excel のワークシートに 3169 のデータが貼り付けられます 7. セルの幅を適度な幅に変更するとデータが見やすくなります 変更方法を下記に示します Excel データの保存 *PC カードに保存された測定データ (CSV 形式 (*.CSV)) ファイルを Excel で開き CSV 形式で上書き保存すると Excel 上での表示桁数で保存されてしまいます 例 )Excel で 2.04E+02 と 3 桁で表示した場合 実際のデータは 2.0426E+02 と 5 桁であっても そのまま CSV 形式で上書き保存すると 下 2 桁が削除され 2.04E+02 と 3 桁で保存されてしまいます *Excel で開いたデータは Excel 形式 (.xls) で保存してください 1.[ ファイル ] メニューの [ 名前を付けて保存 ] をクリックすると [ ファイル名を付けて保存 ] ダイアログボックスが 表示されます 2.[ ファイルの種類 ] ボックスで [Microsoft Excel ブック (*.xls)] を選択します 3.[ ファイル名 ] ボックスで 任意のファイル名 を入力します
測定されたデータ例 3169 のデータセーブ項目 * 3169 では 次の測定データをPCカードに保存できます 電圧 電流 有効電力 無効電力 皮相電力 力率 周波数 有効電力量 無効電力量 デマンド値 高周波レベル 含有率 位相角 TDHなど測定セーブデータ例 1 測定セーブデータ例 2
指数データの数値変換手順 測定データの見方 ( 指数表示データの読み取り ) 一般的に電力計などで測定された測定値は 指数変換され内部メモリやFD PCカードにデータ保存されます このため プリンタやパソコンでデータをダイレクトに印字 表示すると下記のように表示されます 例 ) 電圧 U1 [V] : 1.05E+02 電流 I1[A] : 2.15E+01 表示されるデータは 次のように表示されています 1.05 E+01 指数部の置数 (10 の 乗 ) を示します 電力 P[W] : 5.96E+04 1.05 は測定値を示します 力率 PF : -9.91E-01 指数表示の換算 上記の指数表示データを一般数値で表示すると E+00 =10 0 =1 E-01 =10-1 =0.1 E+01 =10 1 =10 E-02 =10-2 =0.01 電圧 U1 [V]: 1.05E+02 =1.05 10 2 =105 V E+02 =10 2 =100 E-03 =10-3 =0.001 電流 I1[A]: 2.15E+01 =2.15 10 1 =21.5 A E+03 =10 3 =1,000 電力 P[W] : 5.96E+04 =5.96 10 4 =59.600 W 力率 PF : -9.91E-01 =9.91 10-1 =-0.991 となります 指数データの変換手順 1. 一般数値に変換する範囲を指定します 指数データの入った列またはセルをクリックしたまま 変換するデータ範囲をドラックし指定します 指定した範囲は 黒文字反転します * 列番号をクリックすると 列で指定できます 2. そのままマウスの右ボタンをクリックし メニューを開き [ セルの書式設定 ] をクリックします * セルの書式設定メニューが表示されます 3. 表示形式の [ 分類 ] から [ 標準 ] をクリックします * 標準を選択すると データの持つすべての有効数字が一般数値に変換されます * その他 [ 分類 ] で [ 数値 ] を選択すると 表示桁数等を任意に設定することもできます 4. [OK] をクリックします 指数表示されていたデータが 整数に変換され表示されます
データの編集 不要な表示データを隠す手順 1. 隠したい表示の列番号をクリックします 隣接した列を同時に隠す場合には マウスでドラッ クして列を指定します 2. そのまま マウスの右ボタンをクリックし メニューを表示します 3. メニューの [ 表示しない (H)] をクリックします 隠したい列が非表示となります 隠した表示を戻す手順 1. 非表示の列の左と右の列のセルをクリック & ドラ ックし選択します 2. そのまま マウスの右ボタンをクリックし メニューを表示します 3. メニューの [ 再表示 (U)] をクリックします 隠してあった列が表示されます また 非表示の列間にマウスを合わせ [ ] マークを表示させ実行することもできます
編集した測定データをグラフ化 (No.1) Microsoft Excel 2000 によるグラフ作成手順をご紹介データをグラフ化する手順 * 一日のデマンドグラフ ( デマンド値 消費電力量 ) を作成してみます 1. 測定データをグラフ作成に必要な項目のみに編集します -1. 管理に必要な項目 : 日付 時刻 デマンド値 電力量上記以外の測定データは隠します 2. 画面上部のツールバーから [ グラフ作成 ] アイコンをクリックします *[ グラフウィザード 1/4 グラフの種類 ] が表示されます 3. [ グラフの種類 ] から 縦棒 を選び [ 形式 ] から 集合縦棒 を選びます 4. [ 次へ ] をクリックします *[ グラフウィザード 2/4 グラフの元データ ] が表示 されます 5. グラフ化するデータの範囲を指定します ここでは データ項目 : 時刻 電力値 電力量期間 : 測定開始時刻から 1 日分とします -1. マウスで 時刻 [TIME] の先頭数値セル ( 例 10:30:00) をクリックしたまま 翌日の同時刻までのデータセルを範囲指定します * グラフウィザードにグラフが表示されます -2. データ範囲の [ 系列 ] は 列 をクリックします 6. 次に グラフウィザードの [ 系列 ] をクリックします 系列の設定画面が表示されます -1.[ 系列 (S)] ボックス内の系列 1 が選択 ( 文字反転 ) されていることを確認します -2.[ 名前 (N)] のボックスをクリックします -3. ボックスに デマンド値 と入力します
編集した測定データをグラフ化 (No.2) -4. 続いて ボックス内の系列 2 をクリックします 系列 2 が選択 ( 文字反転 ) されます -5.[ 名前 ] のボックスをクリックします -6. ボックスに 電力量 と入力します 7. [ 次へ ] をクリックします [ グラフウィザード 3/4 グラフオプション ] が表示されます -1.[ グラフとタイトル (T)] に 電力管理グラフ と入力します -2. そのまま 次に [X/ 項目軸 (C)] をクリックします -3. ボックスに 時刻 と入力します -4. そのまま 次に [Y/ 数値軸 (V)] をクリックします -5. ボックスに [W] と電力単位を入力します 8. [ 次へ ] をクリックします [ グラフウィザード 4/4 グラフの作成場所 ] が表示されます -1. グラフの場所で [ 新しいシート ] をクリックし 名前ボックスに グラフ 1 と入力します 9. [ 完了 ] をクリックします 新しいワークシートに グラフが表示されます
グラフ化の手順 (No.3) 10. 電力量の棒グラフ部分をクリックします 11. そのまま マウスの右ボタンをクリックします * メニュー画面が表示されます 12. [ グラフの種類 ] をクリックします *[ グラフに種類 ] ウィザードが表示されます -1. [ 標準 ] メニューの [ グラフの種類 ] から 折れ線 をクリックします [ 形式 ] は マーカの付いた折れ線グラフ を選択します 13. [OK] をクリックします 電力量が折れ線グラフに変更されます 14. 10.~12. の操作と同様に 折れ線グラフをクリックしてメニュー画面を表示します -1. [ データ系列の書式設定 ] をクリックします *[ データ系列の書式設定 ] ウィザードが表示されます -2. [ データ系列の書式設定 ] ウィザードの [ 軸 ] をクリ ックします * 軸の設定画面が表示されます -3. [ 使用する軸 ] から 第 2 軸 ( 上 / 右側 ) をクリック します 15. [OK] をクリックします 右側 縦軸に電力量の数値を表示したグラフが表 示されます
グラフ完成 16. グラフの空白スペース ( グラフエリアと表示 ) を マウスの右ボタンでクリックします * メニュー画面が表示されます 17. [ グラフオプション ] をクリックします *[ グラフオプション ] ウィザードが表示されます -1. [ タイトルとラベル ] をクリックします -2. [Y/ 第 2 数値軸 ](Y)] をクリックします -3. ボックスに [Wh] と電力量単位を入力します 18. [OK] をクリックします * 右縦軸に電力量の単位 [Wh] が表示されます 19. グラフの [ 凡例 ] は マウスでクリックしたまま適当な位置に移動します 20. 軸の単位を表示した数値ラベルをマウスの右ボタンでクリックします * メニュー画面が表示されます -1. [ 軸ラベルの書式設定 ] をクリックします *[ 軸ラベルの書式設定ウィザード ] が表示されます -2. [ 配置 ] をクリックします 配置の設定画面が表示されます -3. [ 方向 ] の 文字列 をクリックしながら 水平に回転させます 21. [OK] をクリックします 単位の軸ラベルが水平に表示されます 22. その他 項目軸や数値軸をマウスで右クリックして [ 軸の書式設定 ] で表示形式など各種変更ができます
PC カード使用時の連続測定可能な日数 PC カード使用時の連続測定可能な日数は! 大容量 (528MB まで ) メモリを効率よく利用可能 測定関係のファイルは 100 個まで 設定ファイルは 10 個まで 大容量カードのオプション化 (9726:128MB 9727:256MB 9728:512MB) 通常測定全項目 ON, 電力量 デマンド ON 時 PC カード 64MB 使用 結線 1P2W 4 1P3W 2 3P3W2M 2 3P3W3M,3P4W 3P4W4I データ項目数 160 180 196 118 122 インターバル時間 1 分 22 日 20 日 18 日 31 日 30 日 2 分 45 日 40 日 37 日 62 日 60 日 5 分 114 日 102 日 94 日 156 日 151 日 10 分 229 日 204 日 188 日 313 日 302 日 15 分 344 日 307 日 282 日 366 日 366 日 30 分 366 日 366 日 366 日 366 日 366 日 60 分 366 日 366 日 366 日 366 日 366 日 通常測定全項目 ON, 電力量 デマンド ON, 高調波全項目 ON 時 PC カード 64MB 使用 結線 1P2W 4 1P3W 2 3P3W2M 2 3P3W3M,3P4W 3P4W4I データ項目数 4536 4076 5556 3530 3534 インターバル時間 :1 分 18 時間 20 時間 15 時間 23 時間 23 時間