平成23年度事業報告書

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密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

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8 整形外科 骨肉腫 9 脳神経外科 8 0 皮膚科 皮膚腫瘍 初発中枢神経系原発悪性リンパ腫 神経膠腫 脳腫瘍 膠芽腫 頭蓋内原発胚細胞腫 膠芽腫 小児神経膠腫 /4 別紙 5( 臨床試験 治験 )

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

7. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 治療の実施 ( : 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 集学的治療 標準的治療の提供体制 : : グループ指定により対応 ( 地域がん診療病

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TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

各医療機関が専門とするがんに対する診療機能 1. 肺がん 治療の実施 (: 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 当該疾患を専門としている 開胸 胸腔鏡下 定位 小線源治療 1 呼吸器内科 8 2 呼吸器外科 3 3 腫瘍内科 放射線治療科 1 グループ指定を受ける施設との連携 昨年

がん登録実務について

頭頚部がん1部[ ].indd

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 ): 施設 UICC-TNM 分類治療前ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 原発巣切除 ): 施設 UICC-TNM 分類術後病理学的ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 UIC

原発不明がん はじめに がんが最初に発生した場所を 原発部位 その病巣を 原発巣 と呼びます また 原発巣のがん細胞が リンパの流れや血液の流れを介して別の場所に生着した結果つくられる病巣を 転移巣 と呼びます 通常は がんがどこから発生しているのかがはっきりしている場合が多いので その原発部位によ

外来在宅化学療法の実際

前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ

するものであり 分子標的治療薬の 標的 とする分子です 表 : 日本で承認されている分子標的治療薬 薬剤名 ( 商品の名称 ) 一般名 ( 国際的に用いられる名称 ) 分類 主な標的分子 対象となるがん イレッサ ゲフィニチブ 低分子 EGFR 非小細胞肺がん タルセバ エルロチニブ 低分子 EGF

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 ): 施設 UICC-TNM 分類治療前ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 原発巣切除 ): 施設 UICC-TNM 分類術後病理学的ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 UIC

血漿エクソソーム由来microRNAを用いたグリオブラストーマ診断バイオマーカーの探索 [全文の要約]

付表 登録数 : 施設 部位別 総数 1 総数 口腔咽頭 食道 胃 結腸 直腸 ( 大腸 ) 肝臓 胆嚢胆管 膵臓 喉頭 肺 骨軟部 皮膚 乳房 全体

表 1. 罹患数, 罹患割合 (%), 粗罹患率, 年齢調整罹患率および累積罹患率 ; 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く ; 部位別, 性別 B. 上皮内がんを含む 表 2. 年齢階級別罹患数, 罹患割合 (%); 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く B. 上皮内がんを含む 表 3. 年齢

1. 来院経路別件数 非紹介 30 他疾患経過 10 自主受診観察 紹介 20 他施設紹介 合計 患者数 割合 12.1% 15.7% 72.2% 100.0% 27.8% 72.2% 100.0% 来院経路別がん登録患者数 がん患者がどのような経路によって自施設を受診し

平成29年度沖縄県がん登録事業報告 背表紙印字

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佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

付表 登録数 : 施設 部位別 総数 1 総数 口腔咽頭 食道 胃 結腸 直腸 ( 大腸 ) 肝臓 胆嚢胆管 膵臓 喉頭 肺 骨軟部 皮膚 乳房

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

スライド 1

A 2010 年山梨県がん罹患数 ( 全体 )( 件 ) ( 上皮内がんを除く ) 罹患数 ( 全部位 ) 5,6 6 男性 :3,339 女性 :2,327 * 祖父江班モニタリング集計表から作成 * 集計による主ながんを表示

70 頭頸部放射線療法 放射線化学療法

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解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )

大腸癌術前化学療法後切除標本を用いた免疫チェックポイント分子及び癌関連遺伝子異常のプロファイリングの研究 

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer (

院内がん登録集計報告

206 年実施卒後教育プログラム ( 日泌総会 ) 領域等タイトル日時単位 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 8 日泌総会卒後 9 日泌総会卒後 0 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 5 日泌総会卒後 6

部位別 施設名 総数 がん診療連携拠点病院院内がん登録 2014 年集計 口腔咽頭 食道胃結腸直腸大腸肝臓 胆嚢胆管 膵臓喉頭肺 埼玉県立がんセンター 3, さいたま赤十字病院 1,456-2

限局性前立腺がんとは がんが前立腺内にのみ存在するものをいい 周辺組織やリンパ節への局所進展あるいは骨や肺などに遠隔転移があるものは当てはまりません がんの治療において 放射線療法は治療選択肢の1つですが 従来から行われてきた放射線外部照射では周辺臓器への障害を考えると がんを根治する ( 手術と同

小児の難治性白血病を引き起こす MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見 ポイント 小児がんのなかでも 最も頻度が高い急性リンパ性白血病を起こす新たな原因として MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見しました MEF2D-BCL9 融合遺伝子は 治療中に再発する難治性の白血病を引き起こしますが 新しい

熊本市内各がん診療連携拠点病院のがんに対する診療機能 ( 大がん以外のがん ) 2. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : 専門としていないが診療可能ながん : 診療を施していないがん 集学的治療の施 (: 施 /: 未施 ) 2 放射線治療科 6 2 脳神経外科 12 1 整形外科 21 当該疾患を専

外科領域の専門医共通 領域講習の開催一覧 (2018 年 5 月現在 ) ( 現行制度下の外科専門医更新の研修実績としては 一律 1 回あたり 3 単位を算定します ) 開催日 主催学会 講習会名称 開催地 種別 単位 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 特別企画 外科医に求められる医療安全

院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録

目次 1. 地域医療連携パスとは 肝疾患医療連携パスの運用方法について... 3 (1) 特長 (2) 目的 (3) 対象症例 (4) 紹介基準 (5) 肝疾患医療連携パスの種類 (6) 運用 3. 肝疾患医療連携パス... 7 (1) 肝疾患診断医療連携パス ( 医療者用 : 様式

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans

腫瘍センターの稼働実績 ( 平成 29 年 8 月 ) 最終版 H28 年 8 月 H29 年 8 月 H29 年度累 H28 年 8 月 H29 年 8 月 H29 年度累 H28 年 8 月 H98 年 8 月 H29 年度累

1)表紙14年v0

2. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : 診療を実施していないがん ( 診療科ま 医師数 専門として 1 整形外科 2 2 状 績 なし例 : 脊髄腫瘍脊髄腫瘍 治療の実施状況 (: 実施可 /: 実施不可 ) / 昨年の実績 ( あり / なし ) 化学療法体外定位照射 IMRT 小線源治療 あり

腫瘍センターの稼働実績 ( 平成 29 年 9 月 ) 最終版 H28 年 9 月 H29 年 9 月 H29 年度累 H28 年 9 月 H29 年 9 月 H29 年度累 H28 年 9 月 H98 年 9 月 H29 年度累

6 月 25 日胸腺腫 胸腺がん患者の情報交換会 & 勉強会質疑 応答 奥村教授にお聞きしたいこと 奥村教授の話 1 特徴 (1) 胸腺腫 胸腺がん カルチノイドの違いについて 胸腺腫はがんの種類か 病理学的には胸腺腫はがんではなくて正常と区別つかず機能を残したまま腫瘍化したもの 一部 転移するもの

H27栃木県のがんH27.indd

小児がん中央機関からの報告 1 情報提供 ( 院内がん登録 ) 国立がん研究センターがん対策情報センター センター長若尾文彦 1

法医学問題「想定問答」(記者会見後:平成15年  月  日)

Microsoft PowerPoint - 資料3-8_(B理研・古関)拠点B理研古関120613

094 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか んの 1 つです 小細胞肺がんは, 肺がんの約 15% を占めていて, 肺がんの組 織型のなかでは 3 番目に多いものです たばことの関係が強いが 小細胞肺がんは, ほかの組織型と比べて進行が速く転移しやすいため, 手術 可能な時期に発見されることは少

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

1. 部位別登録数年次推移 表は 部位別に登録数の推移を示しました 2015 年の登録数は 1294 件であり 2014 年と比較して 96 件増加しました 部位別の登録数は 多い順に大腸 前立腺 胃 膀胱 肺となりました また 増加件数が多い順に 皮膚で 24 件の増加 次いで膀胱 23 件の増加

地域公開講演会 2007.3.24

日本の方が多い 表 2 は日本の癌罹患数の多い順の第 7 位までの部位とそれに対応する米国の数値と日 米比を示す 赤字と青字の意味は表 1 と同じである 表 2: 部位別の癌罹患数 : 日 米比較日 / 米 0.43 部位 罹患数 ( 日 ) (2002)( 人 ) 罹患数 ( 米 ) 罹患数比日本

< 高知県立幡多けんみん病院 年院内がん登録 ( 詳細 )> 性 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 9~ 総計件数比率 口腔 咽頭食道胃結腸直腸肝臓胆嚢 胆管膵臓喉頭肺骨 軟部皮膚乳房子宮頸部子宮体部卵巣前立腺膀胱腎 他の尿路 女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男

PowerPoint プレゼンテーション

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or

3. 胃がんの診断について胃透視や上部消化管内視鏡検査により病変を検出するとともに病変の範囲や深さを詳細に観察し 内視鏡検査で採取します生検標本を病理組織学的に診断します 拡大内視鏡検査によりさらに詳細に観察したり 超音波内視鏡検査により病変の深さを観察します また 腹部超音波検査や CT 検査など

僕が見た21世紀の 産婦人科医療

長野県がん診療連携拠点病院整備検討委員会機能評価 会議記録(要旨)

EGFR-TKI を使用した場合と第 2 世代 EGFR-TKI を使用した場合とでその後のタグリッソの効果が同等であるかは明らかではありません 両者の間で EGFR 以外の癌に関する遺伝子の状態にも違いが生じている可能性もあります そこで今回私たちは EGFR-TKI に対する耐性獲得時に T79

2. 胃がん 1 2 ( 診療科まで ) 消化器 内分泌代謝内科 0 消化器外科 小児外科 乳腺外科 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 27 8 治療の実施 (: 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の (

70% の患者は 20 歳未満で 30 歳以上の患者はまれです 症状は 病巣部位の間欠的な痛みや腫れが特徴です 間欠的な痛みの場合や 骨盤などに発症し かなり大きくならないと触れにくい場合は 診断が遅れることがあります 時に発熱を伴うこともあります 胸部に発症するとがん性胸水を伴う胸膜浸潤を合併する

北海道医療大学歯学部シラバス

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

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ス化した さらに 正常から上皮性異形成 上皮性異形成から浸潤癌への変化に伴い有意に発現が変化する 15 遺伝子を同定し 報告した [Int J Cancer. 132(3) (2013)] 本研究では 上記データベースから 特に異形成から浸潤癌への移行で重要な役割を果たす可能性がある

水光No49 最終.indd

肝がん 開腹 外科 穿刺療法 肝動脈塞栓術 (TAE) ラジオ波焼灼療法 マイクロ波凝固法 エタノール局所注入療法 放射線療法定位放射線治療 消化器科外科 日本外科学会外科専門医 指導医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 指導医日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会消化器病専

1. ウイルス性肝炎とは ウイルス性肝炎とは 肝炎ウイルスに感染して 肝臓の細胞が壊れていく病気です ウイルスの中で特に肝臓に感染して肝臓の病気を起こすウイルスを肝炎ウイルスとよび 主な肝炎ウイルスには A 型 B 型 C 型 D 型 E 型の 5 種類があります これらのウイルスに感染すると肝細胞

院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

Powered by TCPDF ( Title 造血器腫瘍のリプログラミング治療 Sub Title Reprogramming of hematological malignancies Author 松木, 絵里 (Matsuki, Eri) Publisher P

今日の内容 1. がん対策 ( 山梨県がん対策推進条例及び山梨県がん対策推進計画 ) 2. がんデータ ( 死亡者数 罹患率など ) 3. がん検診

          

1. 研究の名称 : 芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍の分子病理学的研究 2. 研究組織 : 研究責任者 : 埼玉医科大学総合医療センター病理部 准教授 百瀬修二 研究実施者 : 埼玉医科大学総合医療センター病理部 教授 田丸淳一 埼玉医科大学総合医療センター血液内科 助教 田中佑加 基盤施設研究責任者

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

B型肝炎ウイルスのキャリアで免疫抑制・化学療法を受ける患者さんへ

企業等からの資金提供状況報告 ( 平成 29 年 4 月 ~ 平成 30 年 3 月分 ) 1. 受託研究等 (1) 受託研究 総件数 286 件 総額 259,135 千円 (2) 共同研究 総件数 2 件 総額 0 千円 (3) 受託事業 共同事業 総件数 6 件 総額 2,060 千円 2.

炎症 免疫系門クラスター 143 科目クラスター炎症 免疫系クラスター 授業科目名免疫 アレルギー学 実習 専担当者名 責任者廣川誠 分担者植木 重治, 大杉義征 単位数 1 単位 ( 選択 ) 開講時間帯 18:00~21:00 中央検査部カンファレンスルーム 1. 免疫 アレルギー学総論, 細胞

4 受付番号 157 申請者 : リハビリテーション科 同種造血幹細胞移植患者の移植前栄養状態と移植前後の身体機能に関する後方視的検 討 平成 30 年 11 月 20 日 ~ 平成 30 年 12 月 6 日 文書審査により 承認 とした 5 受付番号 158 申請者 : 麻酔科 気管挿管刺激に対

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

背部痛などがあげられる 詳細な問診が大切で 臨床症状を確認し 高い確率で病気を診断できる 一方 全く症状を伴わない無症候性血尿では 無症候性顕微鏡的血尿は 放置しても問題のないことが多いが 無症候性肉眼的血尿では 重大な病気である可能性がある 特に 50 歳以上の方の場合は 膀胱がんの可能性があり

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 神谷綾子 論文審査担当者 主査北川昌伸副査田中真二 石川俊平 論文題目 Prognostic value of tropomyosin-related kinases A, B, and C in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨

科目科目区分 単位数 (1 単位当た りの時間 ) 必修 選択 区分 開講時期 授業形態 病理病態学 専門基礎科目 病気と治療 2 単位 (30 時間 ) 必修 1 年次 通年 講義 演習 科目担当者科目責任者 : 黒田雅彦担当教員 : 井上理恵 佐藤栄一 松本哲哉 長尾俊孝 後藤明彦 河合隆 森安

実地医家のための 甲状腺エコー検査マスター講座

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

博士の学位論文審査結果の要旨

一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検

10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1

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平成 23 年度事業報告書 財団法人東京医大がん研究事業団

目 次 1. がんの予防及び撲滅のために必要な各種の研究 調査事業 P2 ~ P3 2. がんの病態に関する研究 早期診断 治療等に関する研究事業 P3 ~ P4 3. 本事業団施設の無償利用事業 P4 4. がんの研究者に対する研究助成金の交付事業 P5 5. がん特に肺がん 消化器がん検診を中心にした検診事業 P6 6. がんの予防 診療及び治療に関する医師への教育 研修事業 P6 ~ P7 7. がんの専門医養成の教育事業 P7 ~ P8 8. がんに関する知識を普及するための 講演会等の開催事業 P8 ~ P10 9. 会議 P10 ~ P11 1

1. がんの予防及び撲滅のために必要な各種の研究 調査事業 (1) 肺がんの予防 早期発見に関する研究を4 月から3 月に実施した a. 気管支病変の早期発見を目的とした新しい気管支鏡システムの開発 b. 肺がんの発がん過程に関する基礎研究 c. 効率的な肺がん検診の開発 (2) 肺がんの治療に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 低侵襲治療法の開発 b. 肺がんの集学的治療に関する研究 (3) 消化器がんの予防に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a.helicobacter pylori 除菌による胃がんの予防の可能性 - 除菌による萎縮性胃炎の改善と胃がん発生抑制 - b. 慢性活動性胃炎に対するHelicobacter pylori 除菌により未分化型胃がん発生抑制の可能性の研究 c. いわゆる 鳥肌胃炎 と未分化型胃がんとの関連についての研究 d. 拡大内視鏡観察および分光内視鏡 (NBI) を用いたHelicobacter pylori 関連胃炎の診断と発癌の可能性に関する研究 (4) 肝細胞がんに関する研究を4 月から3 月に実施した a. 肝がんに対する定位放射線治療に関する研究 b. 放射線肝障害の定量化に関する研究 (5) 造血器悪性腫瘍の治療に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 慢性骨髄性白血病のチロシンキナーゼ阻害薬の中止基準の策定 b. 脱メチル化薬による造血器悪性腫瘍の治療に関する研究 (6) 頭頸部がんの予防に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 喉頭および口腔白色前癌病変に対するbcl-2 遺伝子とcyclinD 遺伝子発現解析による発がんの予防研究 b. 喫煙 飲酒などのハイリスクグループに対するCGHマイクロアレイによるスクリーニング法の確立 c.hpvの頭頸部癌に対する関与の解析 d. 食品に含まれる頭頸部がん抑制物質の開発 e. 逆流性食道炎と頭頸部がん発生に及ぼす因子の解析 f. 口腔中咽頭前がん病変に対する光線力学的診断法の開発 g. 頭頸部癌に特有なmicroRNAの解析 (7) 頭頸部がんの治療に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 臓器温存 機能保存を目的とした強力な化学放射線療法併用法の開発と安全性の確立 b. 進行がんに対する形態保存を目的としたセルジンガー法による超選択的抗がん剤大量動注治療法の確立 2

c. ハイリスク症例に対する術後化学放射線療法の確立 d. 鼻腔 T/NK 悪性リンパ腫に関する治療法の確立 e. 頭頸部がん病変に対する光線力学的診断法の確立 f. 早期頭頸部がんへの新光感受性物質とダイオードレーザーの組み合わせによる臨床研究 g. がんの治療での摂食障害 嚥下障害に対する機能回復に関する研究 h. 終末期医療に対するベストサポートケアおよびQOLの維持に関する研究 i. マイクロアレー解析により頭頸部癌に特有な遺伝子の蛋白の合成と交代による治療法の開発 j. 頭頸部がん手術におけるダビンチによるロボット手術法の安全性と新術式の確立 以上の事業は 今後 多くの市民の健康と福祉の向上に寄与できるものである 2. がんの病態に関する研究 早期診断 治療等に関する研究事業 (1) 低侵襲治療を可能にする早期肺がんの診断法の開発を4 月から3 月に実施した a. 新しい肺がんのバイオマーカーの研究 b. 次世代気管支鏡システムの開発 (2) 肺がんの質的評価に関する研究を4 月から3 月に実施した a. 糖鎖 プロテオームによるがんの悪性度評価 b. 血液検体を用いたバイオマーカー探索 c. 薬剤耐性に関する遺伝子の探索 d. マイクロRNAによるがんの質的評価 (3) 肺がんに対する個別化医療の研究を4 月から3 月に実施した a.egfr 遺伝子変異の測定法の研究 b. 遺伝子発現に基づく薬剤選択に関する研究 c. タンパク解析による薬剤選択に関する研究 d. マイクロRNA 解析によるがんの質的評価 (4) 消化器がん ( 食道がん, 胃がん, 大腸がん, 肝臓がん, 膵臓がん, 胆道がん ) に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 免疫染色を用いたがん細胞の悪性度に関する研究 b. 内視鏡的粘膜切除における完全切除率向上のための研究 c. 高度進行消化管がん患者の生存期間延長と疼痛緩和に関する研究 d. 委縮過形成性胃炎と癌発生の研究 e. 経鼻内視鏡による胃がんスクリーニングの検討 3

(5)CT 検診車の開発に関する研究を4 月から3 月に実施した a.ct 撮影における被曝低減化に関する研究 (6) 造血器悪性腫瘍の病態解明に関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 造血器悪性腫瘍におけるmicroRNA 発現の臨床的意義 b. 骨髄異形成症候群における遺伝子メチル化機構に関する研究 c. 造血器悪性腫瘍におけるテロメアに関する研究 (7) 頭頸部がんに関する以下の研究を4 月から3 月に実施した a. 光変調画像を利用した咽頭がんの早期発見と治療方法の確立 b. 頭頸部がん遺伝子の同定に関する研究 c. 鼻腔 T/NK 悪性リンパ腫に関する遺伝子解析と発症メカニズムの解明 d. 頭頸部がん病変に対する新光感受性物質とダイオードレーザの組み合わせによる光線力学的診断 治療方法の研究 e. 頭頸部組織への新光感受性物質によるPDTの至適レーザ照射量の研究 f. 胃酸逆流が頭頸部がん発生に関連していることを実証する研究以上の事業は 今後 多くの市民の健康と福祉の向上に寄与できるものである 3. 本事業団の施設の無償利用事業 (1) がんの診断 治療並びに研究に関する機器の無償利用の供与を4 月から3 月に実施した 以上の事業は 超音波診断装置他三点の無償利用の供与をがん研究者に対し実施 対象者の健康と福祉の向上に寄与できた 4

4. がん研究者に対する研究助成金の交付事業 (1) がん研究者に対する研究助成金の交付 ( 平成 23 年 10 月 ) 平成 23 年度がん研究助成金授与候補者募集に対し 12 名より申請を受け 提出された申請書を研究助成金審査委員会において慎重に審査した結果 下記の研究者 12 名に対して研究助成金を交付した 氏名 所属 研 究 題 目 ( 交付金額 ) 1 池田あゆみ 東京医大 精巣腫瘍におけるリンパ行性転移の解析 ( マウス精巣における慢性炎症モ 人体構造学 デルを用いた解析 )(300,000) 2 篠原 広志 東京医大 グリオーマを構成するグリア細胞のニューロンへの分化機構の解明 組織 神経解剖学 (300,000) 3 車 暁芳 東京医大 水溶性フェノキサジンによる腫瘍血管新生と転移抑制のメカニズム 生化学 (300,000) 4 大野慎一郎 東京医大 エクソソームを用いた核酸医薬のドラッグデリバリーシステムの開発 分子病理学 (300,000) 5 大槻 和重 東京医大 マイクロ RNA プロファイリングによる慢性骨髄性白血病におけるグリベッ 内科学第一講座 ク中止例の分子生物学的検討 (300,000) 6 梶原 直央 東京医大 肺癌および縦隔腫瘍に対するロボット支援手術の適応拡大 外科学第一講座 (300,000) 7 原留 享子 東京医大 脈絡膜悪性黒色腫におけるサイトカイン ケモカインの解析とその発現の 眼科 意義 (300,000) 8 河野 通秀 東京医大 口腔扁平上皮癌における VEGF-C D/VEGFR-3 シグナル発現について 口腔外科学 (300,000) 9 永光 雄造 東京医大 子宮悪性腫瘍における血中 microrna の測定の意義 産科婦人科学 (300,000) 10 権藤 立男 東京医大 ホルモン不応性前立腺癌と進行膀胱癌における新規 NF-κB 阻害剤併用抗癌 泌尿器科学 治療戦略の開発 (300,000) 11 齋藤 和博 東京医大 EOB プリモビスト造影拡散強調像における肝血管腫と転移性肝腫瘍の鑑別 放射線医学 (300,000) 12 竹村 晃 茨城医療センター肝腫瘍に対する 水溶性フェノキサジン化合物と 2-deoxy-D-glucose の抗 外科学第四講座 腫瘍効果の検討 (300,000) 5

5. がん特に肺がん 消化器がん検診を中心にした検診事業 (1) 集団検診等を本事業団所在地および東京都内にて 4 月から 3 月に実施した a. 自治体契約集団検診等 21,887 名 ( がん検診含む ) (2) 受診者登録 受診率 検診管理 要精検率 要精検結果 紹介患者の予後調査等検診事業における総合的管理を更に充実させるための検討を4 月から3 月に実施した (3) 検診データバンクの構築に関し 各種検診データ及び画像資料等の蓄積 整理並びに保管等についての検討を4 月から3 月に実施した 6. がんの予防 診療及び治療に関する医師への教育 研修事業 (1) 肺がんを中心に 東京都内の開業医 専門医に対し 次の事業を東京医科大学と共催 a. 胸部 X 線読影会 ( 隔月第 3 月曜日 東京医大病院内 約 40 名 ) 奇数月に開催し X 線読影の基本的な講義と症例提示 議論を行った b. 症例検討会 ( 毎週月曜日 東京医大病院内 約 40 名 ) 治療前カンファランスとキャンサーボードを兼ねた検討会である c. 講演会 ( 東京医大病院内 約 60 名 ) 講演会を下記のごとく行った 開催名 開催日 演者 演題 第 1 回新都心呼吸器外科セミナー 6 月 24 日 広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科教授岡田守人先生 肺区域切除術 第 10 回 Tokyo Photodynamic Therapy in Lung Oncology Meeting 7 月 27 日 Dr. Yei-San Hsieh cancer with pleural metastasis Dr. Shang-Jyh Kao Present Day Lung Cancer in Taiwan (2) その他のがんに関し 医師に対し 次の事業を実施 a. がん治療セミナー日時 : 平成 23 年 6 月 16 日 ( 木 ) 演題 :MDSの治療演者 : 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科附属原爆後障害医療研究施設分子医療部門分子治療研究分野 ( 原研内科 ) 教授宮崎泰司先生 6

b. リンパ腫カンファランス平成 23 年 5 月 12 日 ( 木 ) Diffuse large B cell Lymphoma / Follicular Lymphoma, Grade 2 参加人数 :30 名平成 24 年 2 月 16 日 ( 木 ) T-cell prolymphocytic leukemia / CD5 陽性 DLBCL 参加人数 :30 名 7. がん専門医養成の教育事業 (1) 肺がんの専門医養成のため 東京都内の開業医 専門医に対し 次の事業を東京医科大学と共催 a. 外部の施設より研究者を招聘しての講義を実施講演会を下記のごとく行った 開催名 開催日 演者 演題 第 1 回新都心呼吸器外科セミナー 6 月 24 日 広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科教授岡田守人先生 肺区域切除術 第 10 回 Tokyo Photodynamic Therapy in Lung Oncology Meeting 7 月 27 日 Dr. Yei-San Hsieh cancer with pleural metastasis Dr. Shang-Jyh Kao Present Day Lung Cancer in Taiwan (2) 血液疾患の専門医養成について以下のセミナーを東京医科大学と共催 a. 血液学セミナー第 31 回血液学セミナー講師 : 岡本真一郎氏 ( 慶應義塾大学医学部血液内科教授 ) 演題 : 造血幹細胞移植後の感染症 Management 日時 : 平成 23 年 7 月 7 日 ( 木 ) 第 32 回血液学セミナー講師 : 山口素子氏 ( 三重大学大学院医学研究科血液 腫瘍内科学講師 ) 演題 :NK/T 細胞リンパ腫の治療日時 : 平成 24 年 2 月 23 日 ( 木 ) 7

8. がんに関する正しい知識を普及するための 講演会等の開催事業 (1) 一般市民を対象にした がんの予防等に関する講演会 ( 公開講座 ) の開催 1 講演名 : 東京医大市民公開講座 苦しくないがん治療を目指して ~ 第 1 回がんと診断されたら ~ 開催年月日 : 平成 23 年 5 月 12 日 ( 木 )15:30-19:00 参加人数 :171 名 講師 : 横山智央氏他 ( 東京医科大学病院臨床腫瘍科講師 ) 2 講演名 : 東京医大市民公開講座 今年の夏の海外旅行 ~ 健康対策は万全に ~ 開催年月日 : 平成 23 年 6 月 23 日 ( 木 )15:30-19:00 参加人数 :41 名 講師 : 濱田篤郎氏 ( 東京医科大学病院渡航者医療センター教授 ) 増山茂氏 ( 東京医科大学病院渡航者医療センター兼任教授 ) 3 講演名 : 東京医大市民公開講座 ある日 がん と言われたら ~ 診断 治療 緩和まで 地域でつくるがん診療 ~ 開催年月日 : 平成 23 年 7 月 1 日 ( 金 )17:30-18:30 参加人数 :70 名 講師 : 柏谷優子氏 ( 東京医科大学病院緩和ケア支援室看護師長 ) 品田雄市氏 ( 東京医科大学病院医療福祉相談室係長 ) 4 講演名 : 東京医大市民公開講座 心臓病に負けないために ~ その予防から 治療の最先端まで ~ 開催年月日 : 平成 23 年 8 月 10 日 ( 水 )17:30-18:30 参加人数 :122 名 講師 : 田中信大氏 ( 東京医科大学病院循環器内科准教授 ) 5 講演名 : 東京医大市民公開講座 膵臓がんの診断と治療 肺がん ~ 知っておきたい最新情報 ~ 開催年月日 : 平成 23 年 9 月 14 日 ( 水 )17:30-19:00 参加人数 : 約 128 名 講師 : 糸井隆夫氏 ( 東京医科大学病院消化器内科准教授 ) 8

大平達夫氏 ( 東京医科大学病院呼吸器外科 甲状腺外科准教授 ) 6 講演名 : 東京医大市民公開講座 乳がんになる前に聴いてほしい話 ~ 日本人女性の約 16 人に 1 人が乳がんに!~ 開催年月日 : 平成 23 年 10 月 5 日 ( 水 )17:30-18:30 参加人数 :68 名 講師 : 山田公人氏 ( 東京医科大学病院乳腺科講師 ) 7 講演名 : 東京医大市民公開講座いい皮ふの日 乾癬の最新情報 ~ 新しい治療薬の登場 ~ 開催年月日 : 平成 23 年 11 月 7 日 ( 月 )17:30-18:30 参加人数 :80 名 講師 : 大久保ゆかり氏 ( 東京医科大学病院皮膚科准教授 ) 8 講演名 : 東京医大市民公開講座 足の痛みで悩んでいませんか? ~ 外反母趾の予防と治療 ~ 開催年月日 : 平成 23 年 11 月 24 日 ( 木 )17:30-18:30 参加人数 :57 名 講師 : 小山尊士氏 ( 東京医科大学病院整形外科助教 ) 9 講演名 : 東京医大市民公開講座 今から始める花粉症対策! ~2012 年の動向と予防方法について ~ 開催年月日 : 平成 23 年 12 月 16 日 ( 金 )17:30-18:30 参加人数 :80 名 講師 : 北村剛一氏 ( 東京医科大学病院耳鼻咽喉科講師 ) 10 講演名 : 東京医大市民公開講座 膀胱がん 前立腺がん 腎がんに立ち向かう ~ 泌尿器科がん治療最前線 ~ 開催年月日 : 平成 24 年 2 月 20 日 ( 月 )17:30-18:30 参加人数 :254 名 講師 : 橘政昭氏 ( 東京医科大学病院泌尿器科主任教授 ) 11 講演名 : 東京医大市民公開講座 肩こり 頸部痛の皆さんへ ~ 解消法のウソと常識 ~ 認知症への理解と誤解 開催年月日 : 平成 24 年 3 月 14 日 ( 水 )17:30-19:00 9

参加人数 :228 名講師 : 田中英俊氏 ( 東京医科大学病院整形外科助教 ) 櫻井博文氏 ( 東京医科大学病院老年病科准教授 ) 市民公開講座は 本事業団が東京医科大学および東京医科大学病院と共催し 毎回多くの市 民の方々が参加され がん等の医療情報等を提供することができ 好評を得た 9. 会議 1. 理事会 (1) 平成 23 年 5 月 31 日 ( 火 ) 次の議案を審議 承認した 第 1 号議案平成 22 年度事業報告書 ( 案 ) の審議について第 2 号議案平成 22 年度計算書類の審議について第 3 号議案任期満了に伴う評議員の改選について第 4 号議案次期理事長および常務理事の候補者選出について第 5 号議案新公益法人制度への移行のための今後の検討について (2) 平成 23 年 12 月 19 日 ( 月 ) 次の議案を審議 承認した 第 1 号議案新公益法人制度への移行に伴う公益認定申請について第 2 号議案理事長の選出に関する件について 2. 評議員会 (1) 平成 23 年 5 月 31 日 ( 火 ) 次の議案を審議 承認した 第 1 号議案平成 22 年度事業報告書 ( 案 ) の審議について第 2 号議案平成 22 年度計算書類の審議について第 3 号議案任期満了に伴う役員の改選について第 4 号議案新公益法人制度への移行のための今後の検討について (2) 平成 23 年 12 月 19 日 ( 月 ) 次の議案を審議 承認した 第 1 号議案新公益法人制度への移行に伴う公益認定申請について (3) 平成 24 年 2 月 13 日 ( 月 ) 次の議案を審議 承認した 第 1 号議案理事の選任について 10

3. 委員会 (1) 研究助成金審査委員会 平成 23 年 10 月 4 日 ( 火 ) 議題 : 平成 23 年度がん研究助成金の審査および決定について (2) 経理委員会 平成 23 年 5 月 25 日 ( 金 ) 議題 : 平成 22 年度事業報告書 ( 案 ) の件 平成 22 年度計算書類の件 以上 11