基本方針 基本方針 1 歩きたくなるまちづくり 基本方針 2 活力あるまちづくり 基本方針 3 みんなが主役のまちづくり 基本方針 4 住み続けたいまちづくり 誘客と回遊を促す仕掛けづくり 駅前の拠点づくり 地域資源の活用 上山型温泉クアオルト事業の推進 公衆浴場の魅力向上 個人旅行者に対応した旅行

Similar documents
数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

三原市中心市街地活性化基本計画《概要版》

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

[2] 計画期間の考え方 本基本計画の計画期間は 平成 31 年 (2019)4 月から 主要な事業が完了し 事業 実施の効果が現れると考えられる平成 36 年 (2024)3 月までの 5 年とする [3] 目標達成状況を把握するための指標設定の考え方 中心市街地の目標に対する達成状況を把握するた

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

TRY TRY TRY TRY TRY 5

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

2

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

能代市中心市街地活性化計画

Microsoft Word - 02_.{...i.T.v...j

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

<81798E9197BF FCD817A8CF092CA82DC82BF82C382AD82E88D7393AE8C7689E62E786477>

第 5 章都市機能及び居住を維持 誘導するための施策 1. 施策の方向性当市では 人口減少や高齢化が進んだ 20 年後を見据え対応できるよう 都市機能誘導区域における都市機能の維持 誘導 まちづくりと連携した利便性と快適性の高い持続可能な公共交通の構築 居住誘導区域における生活環境の拡充と人口密度の

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

寄居町中心市街地活性化基本計画

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

スライド 1

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

柏駅西口北地区まちづくり

スライド 1

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

<4D F736F F D E E96914F955D89BF82CC906982DF95FB2E646F63>

東海市中心市街地活性化基本計画について 東海市では 東海市総合計画 や 東海市都市計画マスタープラン において 名鉄太田川駅周辺を本市の都市拠点と定め東海市の顔 玄関口としていくため 土地区画整理事業や連続立体交差事業 ( 鉄道の高架化 ) 市街地再開発事業を進めてきました こうした都市基盤整備事業

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

中心市街地活性化基本計画 フォローアップ実施マニュアル 平成 30 年 3 月 内閣府地方創生推進事務局

中井町緑の基本計画(概要版)

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

<4D F736F F D F193B98B408AD682D682CC938A82B08D9E82DD81458B4C8ED294AD955C976C8EAE81698F4390B3816A2E646F63>

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 目標 地域資源を活用した交流人口の拡大と良好な居住環境を形成するまちづ

第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 政策分野 15 観光 目指す姿 歴史や文化に誇りを持ち 地域の魅力を楽しみ 伝えながら おもてなしの心で来訪者を迎えるまち 着眼点 多様化する観光のニーズに対応するため 本市の観光資源の磨き上げと新たな観光資源の掘り起こしにより 観光地としての魅力向上を図

コンパクトシティ構想 2つの柱 ( 郊外の開発抑制 + 中心市街地の活性化 ) まちなか住み替え事業 や 家賃補助制度 を行っているが 借りたい人はいるが 貸したい人がいない という状況 コンパクトシティという構想だけでは 民間資本は動かない (= 補助金などのインセンティブが必要 ) 中心市街地活

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体


長野市中心市街地活性化基本計画の変更について

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 (2)1 認定と連携したうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 (2)2 認定と連携したうち 認定と連携した重点的な支援措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

能代市中心市街地活性化計画

Microsoft Word - 07甲府商工会議所.doc

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄


渋川市都市計画マスタープラン意見シート

<4D F736F F D208B7B8DE88E E738A58926E8AEE967B8C7689E62095BD90AC E338C8E323993FA95CF8D E6338FCD817A>

第 2 章立地適正化計画の基本方針 第 2 章立地適正化計画の基本方針 1. 沼津市における立地適正化計画の導入について (1) 沼津市における立地適正化計画の活用方針 立地適正化計画は 本市を持続的に発展させるため 居住 と 交流 に一体的に取り組み 将来の目指すべき都市像 * を実現する計画とし

コム書式

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

Microsoft Word - ◆概要版.doc

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

福知山市中心市街地活性化基本計画

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

Microsoft Word - HP用基本構想概要.doc

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

<91E682548FCD5F8AEE967B8D5C917A2E786477>

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

本日のテーマ

茨木市総合計画基本計画 重点プラン修正案 ( 平成 26 年 9 月 16 日 )

Microsoft Word - 09池町通り.doc

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

鹿角花輪駅前広場整備基本計画 平成 28 年 3 月 秋田県鹿角市

a4.dsz

4-(1)-ウ①

<4D F736F F D2088EA8B7B8E738F5A91EE837D E815B B95D2817A>

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

コンパクト プラス ネットワークの形成 1

平成23年度 認定中心市街地活性化基本計画のフォローアップに関する報告書

< B FA48BC690558BBB82CC905682BD82C88E7B8DF493578A4A81698DC58F498CB48D65816A2E786477>

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

(第14回協議会100630)

<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

関経連_事業報告書CS4.indd

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

Taro-全員協議会【高エネ研南】

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

正中心市街地活性化法に基づき社会 経済環境の変化を踏まえ 合併後の静岡市として 1 市 2 地区の新たな基本計画を策定することになりました 特に 清水地区の活性化の取組に当たっては 静岡地区の活性化方針との差別化を図り 清水地区中心市街地が抱える 弱み (= 都市機能 商業機能の低下 居住人口の減少

計画書

大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

<4D F736F F F696E74202D F4390B390E096BE89EF F837C2E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

3章.xdw

<4D F736F F F696E74202D E9197BF33817A959F89AA8CA78ACF8CF590558BBB82C9954B977682C88E7B8DF C4816A F4390B3>

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名愛媛県西条市第 Ⅱ 期中央地区 市町村名地区名面積 140 ha 計画期間平成 21 年度 ~ 平成 25 年度交付期間平成 21 年度 ~ 平成 25 年度 目標大目標 : 元気と賑わいのある交流空間の創造並びに水と共生した快適な居住空間の創造目標 1

Microsoft Word - ■【滑川町総合振興計画】計画書_修正_ _NXPowe

Transcription:

上山市中心市街地活性化基本計画の概要 1 上位計画を踏まえた中心市街地活性化の基本的な方向性 第 7 次上山市振興計画の将来都市像である また来たくなるまちずっと居たいまち ~クアオルトかみのやま~ の実現に向けて 魅力と活力があふれ 快適に暮らせるまちづくりを志向する そのため 魅力と活力あふれるまちづくりの観点からは 商店街の機能充実 上山型温泉クアオルト事業等の地域資源を活用した交流人口の増加と観光消費の拡大につながる施策を展開する また 快適に暮らせるまちづくりの観点では 誰もが利用しやすい公共交通の整備や 安全で快適な住宅環境空間として整備を進める 2 目指す中心市街地像上位計画である 第 7 次上山市振興計画 で目指している都市の将来像の実現に寄与するべく また 前計画によるまちづくりの継続性の観点から 新たな計画においても将来像を継承し 次のとおり設定する また来たくなるまちずっと居たいまち 3 中心市街地活性化の基本方針中心市街地活性化の課題 中心市街地活性化の基本的な方向性と目指す中心市街地像を踏まえて 中心市街地活性化の基本方針を次のように設定する 中心市街地活性化の課題 課題 1 交流人口の拡大 実施事業の整備効果を高める仕組みや周知が不十分 温泉や観光資源の活用により 線的 面的な展開を図る必要 来訪者の満足度を高め 再来訪につなげる必要 課題 2 経済活力の向上 商店街全体の魅力向上に加え 商店街への関心を喚起する取組みが必要 集客施設としてカミンを捉え 周辺商店街へと波及する仕組みを考える必要 イベントによる賑わいを恒常的な賑わいにつなげる必要 上山型温泉クアオルト事業の経済活動への展開が必要 課題 3 市民活動の拡大 市民の意識 行動改革を促す仕掛けが必要 高齢化を背景とした市民活動の低下や 中高生が集える場所不足が顕在化 カミンを生活 交流拠点として再構築し 市民活動の拡大につなげる必要 課題 4 定住人口の確保 高齢化の進行は 地域経済活力やコミュニティ機能の低下に直結 若い世代のまちなか居住を促し 活力増進を図る必要 新たな開発適地がないことから まちなか居住の推進には空き家の利活用が必要 公共交通は その利便性向上とルート等の見直し 改善が必要 上位計画を踏まえた中心市街地活性化の基本的な方向性 目指す中心市街地像 1

基本方針 基本方針 1 歩きたくなるまちづくり 基本方針 2 活力あるまちづくり 基本方針 3 みんなが主役のまちづくり 基本方針 4 住み続けたいまちづくり 誘客と回遊を促す仕掛けづくり 駅前の拠点づくり 地域資源の活用 上山型温泉クアオルト事業の推進 公衆浴場の魅力向上 個人旅行者に対応した旅行商品の造成 情報発信 インバウンド受入環境づくり 来街を促す仕掛けづくり きめ細かい商業の展開 不足業種の立地誘導 空き店舗活用 恒常的な賑わいにつなげる仕掛けづくり 上山型温泉クアオルト事業の経済活動への結びつき強化 多世代の活動拠点としてのカミンの再生整備 市民活動の推進 若い世代の定住促進 空き家などの既存ストックの有効活用 居住環境の向上 交通アクセスの改善 4 計画期間 平成 29 年 12 月から平成 35 年 3 月末まで (5 年 4 か月間 ) 5 計画の区域本計画において設定する中心市街地の区域は 前計画と同様 カミンを中心にした半径約 600m 以内の 歩ける範囲 とし 二つの温泉街 上山城を中心とする歴史 文化資源 羽州街道沿いに南北に延びる商業地を繋いだ約 97ha とする ( 区域図 ) 湯町温泉街 羽州街道 新湯温泉街 上山城 本計画の区域 カミン かみのやま温泉駅 2

6 中心市街地活性化の目標 (1) 目標 主な事業の体系基本方針に基づいて次の目標を設定し 3つの魅力を併せ持った中心市街地の形成を目指すものとする 基本方針 1 歩きたくなるまちづくり 基本方針 2 活力あるまちづくり 基本方針 3 みんなが主役のまちづくり 基本方針 4 住み続けたいまちづくり 中心市街地活性化の目標 目標 1 また来たくなるまち 拠点施設の集客力向上と来街者の回遊促進による交流人口の拡大 目標指標 1 回遊ルートの歩行者通行量 目標 2 活力あふれるまち 活気ある商業の実現と恒常的な賑わいによる経済活力の向上 目標指標 1 商店街の歩行者 自転車通行量 2 新規出店数 目標 3 みんなで創る住みよいまち 市民活動の推進による賑わい創出 既存ストックを有効活用した若い世代の定住促進による定住人口の確保 居住環境整備による快適に暮らせるまちづくり 目標指標 1 市民活動等施設利用者数 2 市全体人口に対する中心市街地人口割合 目標を達成するための事業 ( ハード 15 事業 ソフト 38 事業 新規事業 : 継続事業: 目標達成に寄与する主要事業: ) 十日町通り電柱等移設実施事業 景観形成支援事業 景観形成活動支援事業 駅前整備検討事業 上山城保全整備事業 上山城活性化事業 まつり行事事業 まち歩きマップ作成 活用事業 駅前観光情報 交流施設整備事業 三市連携 DMO 推進事業目 長屋門長屋活用事業標 戦略的な観光プロモーション実施事業 1 上山型温泉クアオルト構想事業 1( まちなかウォーキング推進事業 ) 上山型温泉クアオルト構想事業 2( 旅行商品化推進事業 ) 武家屋敷 旧曽我部家活用事業 山城屋保存 活用事業 地域おこし協力隊活動推進事業 2( シティプロモーション推進事業 ) 地域おこし協力隊活動推進事業 3( 観光誘客推進事業 ) 地域おこし協力隊活動推進事業 4( 茅葺文化保存 継承推進事業 ) 城下町探索ウォークラリー事業 ゆかった手形活用事業 公衆浴場活性化事業 空き店舗等活用事業目 中心市街地賑わい創出支援事業標 2 商店街ツアー実施事業 地域資源活用による商店街活性化事業 3

目標 3 電子マネー付ポイントカード導入推進事業 中心市街地商業活性化アドバイザー活用事業 経営力強化支援事業 上山型温泉クアオルト構想事業 3( 健康ポイント付与事業 ) カミン再生整備事業 6( テナントスペース整備事業 ) 経営革新指導事業 ふれあい休み処整備事業 イルミネーション事業 街路灯統一装飾事業 宅配事業 カミンと商店街の連携による賑わい創出事業 新規創業支援事業 カミン再生整備事業 1( 子育て支援施設整備事業 ) カミン再生整備事業 2( 高齢者サロン整備事業 ) カミン再生整備事業 3( ボランティアサークル活動拠点整備事業 ) カミン再生整備事業 4( 中 高校生勉強 交流スペース整備事業 ) カミン再生整備事業 5( 多世代交流スペース整備事業 ) 図書館 子育て支援施設連携事業 持家住宅建設等事業 市営住宅建て替え事業 地域優良賃貸住宅建設事業 住宅リフォーム等支援事業 空き家バンク活用事業 地域おこし協力隊活動推進事業 1( 移住推進事業 ) 中部地区公民館活用事業 市営バス運行事業 予約制乗合タクシー運行事業 (2) 目標設定の考え方ア 目標 1 また来たくなるまち ( ア ) 基本的考え方 個人 少人数グループ 外国人旅行者に対応した情報発信 観光案内 外国語対応等の受入環境を整備するため駅前観光情報 交流施設を整備するとともに 既存施設の魅力向上により集客を図り交流を促進する また 前計画で整備した回遊ルートを活かし 上山型温泉クアオルト事業や地域資源を活用しながら回遊性を向上させ 交流人口の拡大を図る ( イ ) 目標指標の設定理由 < 回遊ルートの歩行者通行量 ( 平日 + 休日 ) の平均 > 交流人口の動向を測るため 主に観光客を想定した観光施設周辺の回遊ルートにおける平日及び休日の歩行者通行量の合計の平均値を目標指標として設定する 前計画では 市民と観光客の交流促進の観点から休日の歩行者通行量を指標にしていたが 本計画では 観光客の旅行形態が団体旅行から個人 小人数グループ旅行に変化し平日の観光客も増加している状況から 観光客の平日及び休日の動向を注視する また これまでは休日 1 日のみの調査で雨天の影響を受けることがあったが 休日と平日の平均をとることでそのリスクを抑える 4

( ウ ) 目標数値 < 回遊ルートの歩行者通行量 ( 平日 + 休日 ) の平均 > 基準値 : 平成 27 年度目標値 : 平成 34 年度 7%(72 人 ) 増加 1,034 人 1,106 人 ( 測定箇所 : かみのやま温泉駅前 旧ミヨシヤ前 旧トキワ館前 武家屋敷前 ) イ 目標 2 活力あふれるまち ( ア ) 基本的考え方 個店の魅力や認知度を向上させきめ細かい商業を展開するとともに 空き店舗を活用し不足業種を誘導するなど 現在の主な来街者である中高年層の満足度の向上に加え 若い世代の来街を促すために商店街の商業機能を強化する また 上山型温泉クアオルト事業との結びつきを強化し イベントでの賑わいを恒常的な賑わい維持につなげることによって来街者を増加させ 経済活力の向上を図る ( イ ) 目標指標の設定理由 < 商店街の歩行者 自転車通行量 ( 平日 + 休日 ) の平均 > 商店街への来街者の動向を測るため 商店街における平日及び休日の歩行者 自転車通行量の合計の平均値を目標指標として設定する 前計画では 市民と観光客の交流促進の観点から休日の歩行者通行量を指標にしていたが 本計画では商店街での賑わいを測るため 来街者の平日及び休日の動向を注視する 特に 商店街の利用者は平日に医療機関や金融機関を利用する高齢者が多く その動きを見る必要がある また 新たにカミン再生整備や居住施設整備により生活サービスの充実が図られることから 中心市街地での日常的な活動の高まりが考えられる 5

前計画では 歩行者通行量を指標にしていたが 本計画では自転車の通行量も加える 市民アンケートや通行量調査等の結果では 中心市街地の移動手段として徒歩だけでなく自転車を利用する場合も多く カミン再生整備により幅広い年代が集うことから 特に自転車を利用することが多い学生や高齢者の動きを見る必要がある < 中心市街地内の新規出店数 > 商店街の賑わいを創出するためには 飲食店やカフェといった商店街に不足する業種の立地を誘導することで若い世代のニーズに応えるとともに 商店街組織への新規加入者を増加させ組織活性化を図ることが必要であることから 計画期間中の中心市街地内での空き店舗活用などによる新規出店数を目標指標として設定する ( ウ ) 目標数値 < 商店街の歩行者 自転車通行量 ( 平日 + 休日 ) の平均 > 基準値 : 平成 27 年度 1,562 人 7%(109 人 ) 増加 目標値 : 平成 34 年度 1,671 人 ( 測定箇所 : カミン前 やぐら前 石崎 A1 前 矢来三丁目 ) < 中心市街地内の新規出店数 > 基準値 :11 店 ( 平成 24 年度 ~ 平成 28 年度 ) 4 店増加 目標値 :15 店 ( 平成 29 年度 ~ 平成 34 年度 ) ウ 目標 3 みんなで創る住みよいまち ( ア ) 基本的考え方 まちなかの多世代の活動拠点としてのカミン再生整備や既存施設の活用によって市民活動を推進し その活力を中心市街地の賑わい創出に活かす 6

空き家等の既存ストックの有効活用や居住環境整備によって快適に暮らせるまちづくりを進め 若い世代の定住を促進し 定住人口を確保する ( イ ) 目標指標の設定理由 < 市民活動等施設利用者数 > 景観向上に取り組む市民団体の活動が定着し街並みづくりに寄与するなど 市民活動は住み良いまちづくりにつながる また 活動拠点を中心として多様な人々が交流し結びつくことが賑わいの創出につながる そのような市民活動の動向を測るため 年間の市民活動施設利用者数を目標指標として設定する < 市全体人口に対する中心市街地人口割合 > 中心市街地の活性化を図り賑わいを維持していくためには 住みよいまちづくりを進め 中心市街地に一定の割合の人口を確保していく必要がある しかし 市全体 中心市街地どちらにおいても人口減少が進んでおり それを止めることは困難であり 人口の絶対数を増やすのではなく 相対値である市全体人口に対する中心市街地人口割合を目標指標として設定する ( ウ ) 目標数値 < 市民活動等施設利用者数 > 基準値 : 平成 28 年度 38,192 人 約 2 倍 (38,800 人 ) 増加 目標値 : 平成 34 年度 77,000 人 ( 対象施設 : 子育て支援施設 高齢者サロン 中部地区公民館 ) < 市全体人口に対する中心市街地人口割合 > 基準値 : 平成 28 年度 12.71%(3,960 人 ) 0.05% 増加 目標値 : 平成 34 年度 12.76%(3,608 人 ) 7

(3) フォローアップ計画期間の各年度に各事業の進捗状況を確認するとともに 目標指標に係る数値を把握し 目標指標に対して数値目標の算定に用いた事業の効果がどのように表れているかを検証し 状況に応じて事業の改善措置を講じる 8