藤井 博敏

Similar documents
本田泉・12月・小1・生活

<小学校 生活科>

解答類型

<小学校 生活科>

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

<小学校 生活科>

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

社会科学習指導案

国語科学習指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

<4D F736F F D20819A8AAE90AC814089CD93E08FAC8A778D5A814090B68A8889C88E7793B188C42E646F6378>

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

4 研究主題との関連 自分を見つめ 友達の思いを大切にする子供の育成 道徳授業の充実を通して 研究主題に迫るために 4 年生では子供たちの目指すべき児童像を 自分の思いを見つめる子 友達の思いに気付く子とした また 目指すべき具体的な児童像を 資料の世界観に浸り 登場人物に自分を重ねながら登場人物の

単元名 算数第 2 学年安芸太田町立加計小学校指導者田尾佐智恵 かけ算 (2) ( 九九をつくろう ) 本単元で育成する資質 能力 伝え合う力 1 日時平成 29 年 1 月 19 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 2 学年男子 7 名女子 15 名計 22 名 3 単元名 かけ算(2) 九九をつ

3 児童の意識の流れ 友達の名前をおぼえよう みんなであそぼう 3 友達と名前カード を交換したよ 初めて お話できた 子がいるよ 友達が増えたよ 学校に行くのが楽しいな 他のクラスの子ともお友達になりたいな 握手すると心が あったかくなるね 学校たんけんをしよう 9 校長先生の お部屋があったよ

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

自己紹介をしよう

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

国語科学習指導案様式(案)

イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

Taro-4年 総合 指導案(最終)

第(  )学年 国語科「         」年間指導計画

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第4学年算数科学習指導案

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

社会科学習指導案

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

Taro-12事例08.jtd

【授業 1】

(1)

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

<小学校 生活科>

う来なかった 翌々日の月曜日 あきらは じゅんに いいよ と返事をもらったのに どうしてこなかったのか と詰め寄った それに対して じゅんからは いいよ って 断ったじゃないか という返事が返ってきた という内容である ここでは 文字だけで思いを伝える難しさと 相手の立場をよく考えて情報を発信する大

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

第○学年 ○○科指導計画

単元の目標及び内容について 学習方法に関すること 多くの人々に喜んでもらえる活動にしたいという願いをもち, 主体的に栽培活動に取り組む 課題発見力 天候や生育状況等の必要な情報を収集したり, 情報を関連付けたりしながら, 収穫量を増やすために考え, 栽培活動に生すことができる 課題追究 情報活用力

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

< F31322D C8E825693FA8A778F4B8E7793B188C42E6A7464>

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

<4D F736F F D208FAC8A778D5A8D918CEA816992B794F6816A2E646F6378>

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

Microsoft Word - (1)㇢㕕㕄夌é†−ã†³éłƒä¼ı㇙ㆊ㇋ㆃ㕓

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

Microsoft Word - 社会科

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

Taro-5年研究のまとめ

< F2D8FAC90B68A E58C608FAC81458DB293A1292E6A7464>

6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

小学校理科の観察,実験の手引き 第3学年A(1) 物と重さ

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

○数学科 2年 連立方程式

学習評価に関する本県の方針について

<4D F736F F D A778D5A95DB8C9291CC88E789C881408E7793B188C42E646F63>

(Microsoft Word -

<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63>

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

第 学年 図画工作科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

第1学年国語科学習指導案

や友達のよさに気付かせたい また, 気付いたことが今後の成長にどのように生かしていけるのかを 考えさせたい 単元の目標 身近な材料を使って, 工夫して動くおもちゃをつくることに関心をもち, 遊びを工夫して, みんなで楽しく遊ぼうとしている 生活への関心 意欲 態度 身近にある材料を使って, 動くおも

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

< F2D81758E968C8F81458E968CCC96688E7E >

< F2D34944E90B682CC8EC A926E8FAC816A2E6A7464>

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

ICTを軸にした小中連携

Transcription:

生活第 1 学年神石高原町立三和小学校指導者久長美紀 単元名 にこにこいっぱいだいさくせん! 本単元で育成する資質 能力 探究力 思考力 判断力 表現力 1 日時平成 29 年 9 月 14 日 ( 木 ) 2 学年第 1 学年 22 名 3 単元観本単元は学習指導要領生活科の内容 (2) を受けて設定した単元である (2) 家庭生活を支えている家族のことや自分でできることなどについて考え, 自分の役割を積極的に果たすとともに, 規則正しく健康に気を付けて生活することができるようにする 児童にとって, 家族はかけがえのない存在であり, 家庭はすべての活動の拠点である しかしながら, とても身近な存在であるがゆえに, 家族にしてもらっていることがあたりまえで, そのありがたさや大切さを感じたり, 家族の一員として自分でできることに気付いたりすることはあまりないと思われる 本単元では, にこにこ をキーワードに, にこにこ 探しから始める まず家庭で自分が にこにこ するときはどんな時か思い出し, にこにこ が増えるとうれしいことに気付かせる 次に, 家族の にこにこ を見付け, それを自分の にこにこ と関連付けていくことで家族のやさしさや思い, 大切さに気付かせていく そして, 家族の にこにこ のために自分でできることを見つけ, 実際に活動する場を設定する 最後に, 活動を振り返り, 家族のよさに気付き感謝の気持ちを国語科の書く活動とつながりをもたせながら表現したり, 報告会に向けて絵やジェスチャーなどで表現したりするとともに, 役割を果たすことができるようになった自分に気付かせることのできる単元である また, 今後の自分の生活について考え, 家族の一員としての自覚をもって生活することができると考える 4 児童観 省略する 児童の実態を把握するために質問紙調査を行った ( 児童 22 名 ) 資質能力 質問紙調査内容 レディネステスト とてもそう思う 結果 ( 人数 ) ややそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 探究力 思考力判断力表現力 地域貢献力 授業を受けるとき, なぜだろう やってみたい と思っています 授業では, 自分の考えを進んで伝えています 友だちや, 地域の人が悩んでいたら助けてあげたり, 応援したいと思います

5 指導観指導にあたっては, 以下の工夫を行う (1) 主体的 対話的で深い学びに向けた指導の工夫 自分で自分や家族の にこにこ を探したり, にこにこだいさくせん を実行したりする 一人一人の気付きを交流する場を繰り返し設定することで, 自分の思いや気付きを自覚するとともに, 友だちの思いや気付きを共有し, 新たなめあてをもち取り組むことで, 気付きの質を高めていく (2) 振り返り場面の指導の工夫 家族と一緒にしていることや, してもらっていることを振り返り, 家族のことや自分でできることについて考え, 家族のために役に立つ喜びと自信を体感させる 家族からのメッセージをもらい, 振り返りの手助けとする (3) 児童の実態に合わせた指導の工夫 互いに話をしたり聞いたりする場面を繰り返し設定し, 話すことに慣れるとともに, 相手のつたえたいことを聴こうとする気持ちをもたせる 同じような活動を繰り返し行うことにより, 活動に慣れながら, 児童が少しずつ気付きを増やしていけるようにする

6 単元で育てたい資質 能力及び本単元の目標と評価規準 (1) 目標 生活への関心 意欲 態度活動や体験についての思考 表現身近な環境や自分についての気付き 家庭での生活や家族のことについて, 興味 関心をもって取り組み, 自分にできる役割を積極的に果たすとともに, 規則正しく健康に気を付けて生活しようとすることができる (2) 評価規準 家族のことや自分でできることを考え, 実践したことをまとめたり表現したりできる 家庭生活は, 家族の温かさや家族の仕事によって支えられていることや, 自分も家族の一員として役に立っていることに気付くことができる 生活への関心 意欲 態度 活動や体験についての思考 表現 身近な環境や自分についての気付き 家族のことや家庭での自分の生活を見つめようとしている 1 家族のために自分でできることをしようとしている 2 家族の一員として, 継続的に自分の役割を果たそうとしている 3 家庭生活を振り返り, 家族のことや自分のことについて考えている 4 自分でできることや家族が喜ぶことを見付け, 家庭生活が楽しくなるように工夫している 5 家庭生活をよりよくするために取り組んできたことを振り返ったり, 交流したりしている 6 家庭における自分の生活を見直している 7 自分でできることや自分の役割があることに気付いている 8 家庭生活には, それぞれの果たしている仕事や役割があることに気付いている 9 家族の大切さや自分が家族によって支えられていることに気付いている 10 自分も家族の一員として役に立っていることに気付いている 11 7 単元計画 (12 時間 ) 次学習活動児童の思考の流れ 1 課題設定 (1) にこにこ するのはどうしてか考える 情報収集 整理分析 (3) 自分や家族の にこにこ について調べて交流する ( 本時 4/12) みんな にこにこ しているな どうして にこにこ しているのかな うれしいからかな 自分が にこにこ しているのは, どんな時かな 弟と遊ぶとき, 楽しいよ 家族が にこにこ しているのは, どんな時かな お手伝いをした時, お母さんがにこにこになるよね おじいさんは肩たたきをすると喜んでくれるよ 家族の にこにこ について分かったことや思ったことを伝えたい 友達が調べたことも聞いてみたいな 評価関思気 評価規準 資質 能力 ( 評価方法 ) にこにこ している様子に関心をもち, どうして にこにこ しているのかを考えている 4( 行動観察 発言 にこにこカード ) 家族のことや家庭での自分の生活を見つめようとしている 1 ( 行動観察 発言 にこにこカード ) 家族が にこにこ している時はどんな時か興味をもち, 進んで調べようとしている 探究力 家庭生活を振り返り, 家族のことや自分のことについて考えている 4 ( 行動観察 発言 にこにこカード ) 自分でできることや自分の役割があることに気付いている 8 ( 行動観察 発言 にこにこカード )

2 実行 整理分析 (4) にこにこだいさくせん を実行する 3 実行 (1) もっとにこにこだいさくせん を実行する パフォーマンス課題まとめ 創造 表現 (3) もっとにこにこだいさくせん の報告書をかいて報告する にこにこだいさくせん の計画を立てよう にこにこだいさくせん をしよう ( 家での活動 ) にこにこだいさくせん について報告し合おう 別の にこにこだいさくせん がしたいな 2 回目の計画を立てよう 2 回目の にこにこだいさくせん をしよう ( 家での活動 ) 2 回目の にこにこだいさくせん について報告し合おう もっと にこにこだいさくせん をしたいな もっと にこにこだいさくせん の計画を立てよう もっと にこにこだいさくせん をしよう ( 家での活動 ) もっと にこにこだいさくせん について報告し合おう これまでの活動を振り返ってカードにかこう にこにこだいさくせん の報告会をしよう 家族のために自分でできることをしようとしている 2 ( 行動観察 作戦カード ) 1 回目の にこにこだいさくせん について様子や感じたことを報告しようとしている ( 発言 作戦カード ) 6 自分でできることや家族が喜ぶことを見付け, 家庭生活が楽しくなるように工夫している 5 ( 行動観察 作戦カード ) 家庭生活には, それぞれの果たしている仕事や役割があることに気付いている 9 ( 発言 作戦カード ) 家族の一員として, 継続的に自分の役割を果たそうとしている 3 ( 行動観察 発言 作戦カード ) 家庭生活をよりよくするために取り組んできたことを振り返ったり, 交流したりしている 6 ( 行動観察 発言 作戦カード ) 家族の大切さや自分が家族によって支えられていることに気付いている 10 ( 行動観察 発言 作戦カード ) 家庭における自分の生活を見直している ( 行動観察 発言 カード ) 7 自分も家族の一員として役に立っていることに気付いている 11 ( 行動観察 発言 カード ) 自分が考え取り組んできたことについて振り返り報告している 思考力 判断力 表現力 8 パフォーマンス課題 もっと にこにこ を増やすために, もっとにこにこだいさくせん をしました もっとにこにこだい さくせん のことを振り返って, 参観日の時, 友だちの家の人にもわかるようカードにかきましょう 9 パフォーマンスの評価基準 (ICE ルーブリック ) I C E

評価基準 家庭における自分の生活を見直している 家庭における自分の生活を見直し, 自分も家族の一員として役に立っていることに気付いている 家庭における自分の生活を見直し, 自分も家族の一員として役に立っていることに気付き, 家族が喜ぶことをめざして取り組もうとしている 反応例 わたしは, お風呂掃除をしました わたしは, お風呂掃除をしました お母さんがありがとうと言ってくれました おばあちゃんも気持ちがいいねと言ってくれたからうれしかったです わたしは, お風呂掃除をしました お母さんがありがとうと言ってくれました おばあちゃんも気持ちがいいねと言ってくれたからうれしかったです 友だちがお風呂の床もごしごしするといいと言っていたから, やってみたいです これからも続けたいです

10 本時の展開 (1) 本時の目標家族の にこにこ について分かったことや思ったことを交流することを通して, 自分でできることや自分の役割があることに気付くことができる (2) 準備物にこにこカード, にこにこやさん の手順カード (3) 本時の展開 学習活動 つかむ 2 分 さぐる 15 分 ねりあう 20 分 主な発問と児童の反応予想 1 家での取材活動の様子を思い出す T: 家の人の にこにこ 集めをしましたね たくさんの にこにこ を集めることができましたか C: たくさんあったよ C: いっぱいあるよって話をしてくれたよ 2 課題を確認し, 取材してきたことを交流する T: 家の人はどんなときに にこにこ されるのでしょうね 家の人の にこにこ はどんなときかな? < にこにこやさん の約束 > 店の人 : にこにこやさん は, お客さんがよくわかるように, ゆっくり丁寧に話す お客さん : お話を最後まで聞いてから自分が思ったことを伝える 時間いっぱいよく聞いて, お気に入りの にこにこ を見つける * にこにこやさん タイム C: わたしのお父さんは, わたしが弟の面倒を見ていたら, にこにこ になります ぼくのお母さんも妹の面倒を見ていたら にこにこ になるよ C: ぼくのお母さんは, 時間割を自分でしたとき にこにこ になります ぼくのお母さんも にこにこ して かっこいい 1 年生だね と言ってくれるよ C: わたしがお風呂掃除をしたら, お母さんが にこにこ して ありがとう 助かるな と言ってくれます お風呂掃除ができるんだね C: おばあちゃんは肩たたきをすると にこにこ して ありがとう と言ってくれます うちのおじいちゃんも喜んでくれたよ 3 取材して分かったことを全員で確認し合う T: 友だちからどんな にこにこ を買いましたか また, どうしてその にこにこ を買ったのか発表しましょう 指導上の留意点 児童への支援 家庭で取材したときの様子を想起させ, 学習への意欲をもたせる T: まずは にこにこやさん を開いて, みんなの家の人の にこにこ のお話を聞き合いましょう < にこにこやさん のやり方 > にこにこやさん の手順や 1おとなりさんと にこにこやさん になる順番を決める 約束について, 視覚的にわか 2おとなりさんと にこにこやさん の練習をする るよう提示しながら説明す 3 にこにこやさん 開店 (1 回目 2 回目 ) る 店の回り方を示しておき, その順に店を移動するようにする 話をきちんと聞けていない児童には, 約束を意識して行動するよう促す 全員のカードを貼ることで, にこにこ がいっぱいあることを感じられるようにす 評価基準 ( 評価方法 )

ふりかえり 8 分 * お手伝いをする C: タオルたたみをすると, にこにこ して 助かるよ と言ってくれます T: お手伝いをしてもらうと, 家の人はどうして にこにこ になるのかな C: 家の仕事が早く終わるからうれしいのだと思います C: お母さんの仕事が減って楽になるからだと思います * 自分のことを自分でする C: 家に帰ってすぐに宿題をして時間割をしたら, さすが 1 年生だね と にこにこ 顔でほめてくれました C: おもちゃの片づけを自分でがんばっていたら, お母さんが にこにこ になります T: みんなが宿題や時間割を自分でしたり, 後片付けをきちんとすると にこにこ になるのかな C: 小学生になったと思ってうれしいのだと思います * 楽しくなることをする C: おじいちゃんやおばあちゃんの肩たたきをしたら にこにこ になりました C: 妹と弟の面倒を見ていたら にこにこ になりました T: 家の人はどうして にこにこ になったのでしょう C: やさしいことをしたらうれしくなるのだと思います C: 家族が一緒だと楽しいからだと思います 4 授業のふりかえりをし, 次時への意欲をもつ T: 家族の にこにこ がたくさんあるとうれしいですね 家族 の にこにこ をもっと増やすにはどうしたらよいでしょう C: にこにこ がいっぱいになることをいっぱいすればいいと思います T: では, にこにこだいさくせん をしましょう どんなことをしたいのか, どうしてなのか, カードに書きましょう T: 次の時間は, にこにこだいさくせん の計画を立てましょう (4) 板書計画 る 児童の意見を, 複数発表させ, 次の 3 つのグループに分けてカードを貼り, まとめる * お手伝いをする * 自分のことを自分でする * 楽しくなることをする 家族が喜ぶ理由を問うことで, 家族の様子を思い浮かべながら家族の喜びについて深く考えさせる にこにこ が増えるとうれしい気持ちや楽しい気持ちになることから, もっと にこにこ を増やしたいという心境になるようにする 子どもからのネーミングがあれば, それを優先し, 自分事としてとらえやすくする 身近な環境や自分についての気付き A 自分でできることや自分の役割があることに気付くとともに, 友だちのよさに気付いている B 自分でできることや自分の役割があることに気付いている ( 行動観察 発言 振り返りカード ) 9 がつ 14 にち 家の人の にこにこ はどんなときかな? にこにこだいさくせんをしよう! おてつだいをするじぶんのことをじぶんでするたのしくなることをする ( にこにこカードを貼る ) ( にこにこカードを貼る ) ( にこにこカードを貼る )