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高齢者住宅施策の現状と今後の方向性

た貸付制度の見直し委員会の報告書が 民間の金融機関が同様のサービスを提供していること 介護保 険制度の充実 行政サービスでは恩恵が特定の個人に偏る点を指摘し 廃止が望ましいという意見が多 数を占めた と報道している 表 1. 武蔵野市福祉資金貸付制度生活費 8 万円 / 月 人 医療費 70 万円

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( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

15. 返済試算額の入手方法 平成 27 年 10 月 21 日現在 融資窓口にお申し出いただくか 当行ホームページのシミュレーション画面で試算できます 最寄りの道銀までお問い合わせください 16. 事務手数料 27,000 円 ( 消費税込み ) の手数料をお支払いただきます 17. その他全額繰

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表紙

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

個信センター概要

マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

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<調査Ⅱ>住宅所有者への老後生活に関する調査

平成 28 年 12 月 国土交通省住宅局

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栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

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地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

成長可能性に関する説明資料

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40%

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平成25年住宅・土地統計調査 集計項目別統計表一覧

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

相模原市住宅基本計画 概要版

3 年ごとの定期借家契約を交わす仕組となっており 利用者は住宅の借り手を自身で探す必要もないことから 中古住宅市場の活性化や空き家問題の解決等の面でも期待されている取組である リバースモーゲージローン 住活スタイル は 住まなくなった家を活用し 充実したセカンドライフ 住みかえライフを送るための個人

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住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

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約 6 倍になると予測されており これら高経年マンションが増えていく中 経年による建物 設備の劣化等に対応するための大規模修繕や改修等の資金不足の問題が深刻化している 今後 良質なマンションを維持していくためにも 特にマンション共用部のリフォームについての支援が急務である (4) 賃貸住宅のリフォー

( 高齢層では単身世帯が増加 ) 高齢化が進む中で高齢者の単身世帯が急増している 65 歳以上の単身世帯は 2000 年の 407 万世帯から 2016 年には 821 万世帯へと倍増している そして単身無職世帯では消費支出が可処分所得を月 4 万円程度上回り 貯蓄の取り崩しにより 生計を立てている

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PowerPoint プレゼンテーション

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

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福岡市居住支援協議会 福岡市居住支援協議会の概要 目 的 住宅困窮者の状況及び民間賃貸住宅市場の動向に関する情報 を共有するとともに, 民間賃貸住宅を活用した住宅困窮者の円滑 入居支援策の効果的な推進を図る 根拠法令 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律 ( 住宅セーフティネット

所得税確定申告セミナー

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

01 公的年金の受給状況

2. 相談 29

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相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

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内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

10月分_合併記念特別プラン集宅ローンチラシ

平成20年 住宅・土地統計調査から見た       美濃加茂

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

215 参考資料

商 品 名

ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10

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2-1 沖縄県の住宅事情 (1) 人口 世帯数及び住宅ストックの状況 1 平成 22 年 ~42 年に人口 2.7% 増 ( 全国 :8.9% 減 ) 世帯数 13.0% 増 ( 全国 :5.9% 減 ) 推計によると 本県は人口 世帯数ともに平成 37 年まで増加する ( 全国では人口 H22 世

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公的な住宅改修制度について

して住宅を捉え 資金をはじめとしたライフプランを提案してきたが 今後は少子高齢化を見据えた対応も必要となる では 超高齢化社会における高齢者の住宅事情はどのようになっているのか (2) 高齢者向け住宅の多様化と課題 少子高齢化に伴い 一人暮らしの高齢者は急増している 前述の 住宅 土地統計調査 によ

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居住面積水準 住生活基本計画 (H28.3 閣議決定 ) において 最低居住面積水準及び誘導居住面積水準を定めている 最低居住面積水準は 健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積の基準である 誘導居住面積水準は 豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要

スライド 1

6 勤続年数が以下の条件を満たす方 1st stage 給与所得者 ~5 年以上 医師 弁護士 公認会計士および税理士を営む方 ~5 年以上 法人役員 個人事業主 親族経営法人勤務者および指定業種 職種に従事している方は対象外 ( 詳しくは窓口にてご確認ください ) 2nd stage 給与所得者

< 賃貸住宅管理業者登録制度 > 国土交通省では 賃貸住宅管理業の適正化を図るため 平成 23 年から任意の登録制度として賃貸住宅管理業者登録制度を実施しています 賃貸住宅管理業者登録制度では サブリースを含む賃貸住宅管理業の遵守すべきルールを設けており 登録業者は このルールを守らなければなりませ

4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

1. 国土交通省土地 建設産業局関係の施策 不動産流通に関する予算要求が拡大 ここ数年 国の住宅 不動産政策において 不動産流通に関する施策が大幅に拡大している 8 月に公表された国土交通省の 2019 年度予算概算要求概要によると 土地 建設産業局における施策は大きく 4 項目あるが 全体の予算額

建設の施工企画 特集 5 長寿命化 維持管理 リニューアル 住宅の長寿命化への取組 国土交通省住宅局住宅生産課 今後の住宅政策においては これまでの つくっては壊す フロー消費型社会から いいものをつくっ て きちんと手入れして 長く大切に使う という ストック重視型への転換を図ってい

要望理由 (1) 政策目的 既存住宅の流通の円滑化を通じ 既存住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化を図る また 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備するとともに 既存住宅の耐震化を促進し 住宅ストックの品質 性能を高め 国民の住生活の向上を目指す (2) 施策の必要性 国民がライフステ

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

お使いみち JA 住宅ローン商品概要 ( 基金協会保証型 KHL 保証型 ) 住宅の新築 増改築 住宅および敷地の購入 マンション購入 中古住宅購入 住宅用土地の購入 (2 年以内に住宅を新築し 居住することが条件です ) 住宅金融支援機構 ( 旧住宅金融公庫 ) 他行住宅ローンの借換え 上記の付帯

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参加者の属性 共通条件 グルー ピング 参加者抽出条件 図表 1 グループインタビュー参加者抽出条件 居住地域 1 都 3 県居住者 ( グループ ) 平均的な金融資産保有者 年代 性別 住宅の種別 同居家族の状況 居住年数 建物の築年数 住宅取得方法 将来の居住意向 保有金融資産 5

相続財産の評価P64~75

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

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四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

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2nd stage 給与所得者 ~2 年以上 医師 弁護士 公認会計士および税理士を営む方 ~1 年以上 法人役員 個人事業主 親族経営法人勤務者 ~ 最低 3 年以上かつ通年決算 3 期以上 公的年金受給者 ~ 公的年金受給実績のある方 3rd stage 給与所得者 ~ 最低 1 年以上 法人役

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

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報道関係者各位 2019 年 2 月 1 日野村不動産アーバンネット株式会社 リリースカテゴリー 都市型コンパクトタウン 都市再生 地方創生グローバルへの取組み不動産テック 働き方改革健康 介護ニーズ社会課題定期報告 レポート 不動産情報サイト ノムコム 住宅購入に関する意識調査 ( 第 16 回

はじめに 研究の背景 既成市街地では木造既存住宅の耐震化のテンポが遅く空き家も増加し巨大地震への備えに懸念が生じている これらには資金問題が深く関わる 地域金融機関は地域密着型金融の機能強化が求められている 研究の目的 意義 地域金融機関の諸課題を踏まえた防災性向上策の検討で実社会に貢献 2013/

マイホームを欠陥から守る

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住宅借入金等特別控除の入力編

2 補助対象住宅について 16 中古住宅の定義は 申請日において新築から 2 年を超えている住宅又は既に人が住んだことがある住宅であり 居住の用に供することを目的として建築した住宅をいいます 17 マンションの定義は 二以上の区分所有者が存する建物で 人の居住の用に供する専有部分のあるものであって

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やさしい税金教室

高齢パンフ2012.indd

2nd stage 給与所得者 ~2 年以上 法人役員 個人事業主 親族経営法人勤務者 ~3 年以上かつ通年決算 3 期以上 公的年金受給者 ~ 公的年金受給実績のある方 3rd stage 給与所得者 ~1 年以上 法人役員 個人事業主 親族経営法人勤務者 ~2 年以上かつ通年決算 2 期以上 8

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資料 6 住替え リバースモーゲージについて 国土交通省住宅局 平成 22 年 8 月 30 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

住宅ストックと居住ニーズのミスマッチ 世帯類型別に見ると 65 歳以上の単身及び夫婦の持家世帯で 100 m2以上の住宅に住んでいる割合は約 57% ( 平成 15 年比 +3ポイント ) 一方 4 人以上家族の持家世帯が100m2未満の住宅に住んでいる割合は約 29% ( 同 ±0ポイント ) 世帯人数の多い世帯と高齢者単身 夫婦世帯が住む住宅の広さにミスマッチが見られる 持家世帯類型別床面積構造 ( 平成 15 年 ) 持家世帯類型別床面積構造 ( 平成 20 年 ) (19.0%) (37.5%) 4 人以上世帯の持家住宅の 29% は 1 00 m2未満 (294 万世帯 ) 5 人以上世帯 4 人世帯 3 人世帯 (19.2%) (35.8%) 4 人以上世帯の持家住宅の 29% は 1 00 m2未満 (275 万世帯 ) 高齢夫婦以外の 2 人世帯 (60.5%) 65 歳以上の単身及び夫婦の持家住宅の 54% は100m2以上 (313 万世帯 ) 高齢夫婦 65 歳以上の単身 (43.9%) (48.0%) 65 歳未満の単身 (62.7%) 65 歳以上の単身及び夫婦の持家住宅の 57% は 100 m2以上 (392 万世帯 ) 0 100 200 300 400 500 600 700 万世帯 ~49 m2 50 m2 ~69 m2 70 m2 ~99 m2 100 m2 ~149 m2 150 m2 ~ 資料 ) 住宅 土地統計調査 総務省 をもとに推計 1

住宅ストックとニーズのミスマッチ ( 東京都と秋田県の比較 ) 東京都では 65 歳以上の単身及び夫婦の持家世帯で 100m2以上の住宅に住んでいる割合は住ん 44.5% 4 人以上家族の持家世帯が100m2未満の住宅に住んでいる割合は43.6% であり 住んでいる住宅の広さにミスマッチが見られる 秋田県では 多人数世帯でも比較的広い住宅に住んでおり 東京都下のような極端なミスマッチは見られないが そのことは 高齢者世帯のほとんどが住む大規模な住宅が 多人数世帯にとっての住み替え先としてさほど魅力がないことを暗示している 持家世帯類型別の床面積構造 ( 平成 20 年 ) 東京都 持家世帯類型別の床面積構造 ( 平成 20 年 ) 秋田県 4 人以上世帯の持家住宅の 43.6% は 1 00 m2未満 (30 万世帯 ) (35.2%) (3.5%) 4 人以上世帯の持家住宅の7.2% は100m2未満 (0.7 万世帯 ) (47.4%) (11.7%) (53.5%) (89.5%) 65 才以上の単身及び夫 65 才以上の単身及び夫婦の持家住宅の婦の持家住宅の 44.5% は100m2以上 82.4% は100m2以上 (26 万世帯 ) (6 万世帯 ) (33.4%) (73.0%) ( 参考 ) 全国ベース :4 人以上世帯の持家住宅の29% は100m2未満 (275 万世帯 ) 資料 ) 住宅 土地統計調査 総務省 をもとに国土交通省推計 :65 才以上の単身及び夫婦の持家住宅の57% は100m2以上 (392 万世帯 ) 2

家計を主に支える者の年齢階級別にみた継続居住の意向 ( 平成 20 年 ) 年代別の継続居住の意向の割合を見ると 39 歳以下では 住み替えたい と 出来れば住み替えたい の割合が比較的高く 75 歳以上では 住み続けたい と できれば住み続けたい が合計で80% 強となっている 資料 ) 平成 20 年住生活総合調査 ( 国土交通省 ) 3

世帯年収 200 万円未満の世帯における家計を主に支える者の年齢階級別住宅の所有の関係 ( 平成 20 年 ) 年齢階級が高くなるほど持ち家率は向上し 65~74 歳で 57.4% 75 歳以上で 70.1% となっている 資料 ) 平成 20 年住宅 土地統計調査 ( 総務省 ) 4

年齢階級別の世帯年収の関係 ( 平成 20 年 ) 世帯年収が 200 万円以下の世帯の割合は 家計を主として支える者が65~69 69 歳で約 23% 70~74 74 歳で約 30% 75 歳以上で約 39% と年齢階級が高くなるほど高まっている 資料 ) 平成 20 年住宅 土地統計調査 ( 総務省 ) P15 に係数表を掲載 5

住み替え 改善の意向 計画のある世帯の住み替え 改善の目的住み替え改善の目的を見ると 快適便利な住宅にするため が 31 2% など質の高い住住み替え 改善の目的を見ると 快適 便利な住宅にするため が 31.2% など 質の高い住環境へのニーズが伺える 住み替え 改善の目的 31.2% 25 0% 30.0% 35.0% 17.3% 16.5% 16.3% 11.5% 11.4% 88% 15.0% 20.0% 25.0% 8.8% 7.7% 7.5% 4.9% 4.0% 3.8% 2.9% 2.0% 1.9% 7.3% 0.0% 5.0% 10.0% 快適高齢子の快適さし安全親まロー就職結婚住宅安全資産立ち家をその適 便利な住宅に齢期にも住みやたすの誕生や成長など適 便利な居住環しあたり不満はない全性の高い住宅にまたは子との同居ン 家賃などるのた職 転職 転勤など婚などによる世帯する宅や庭等の維持管全性の高い居住環産を形成する(不ち退き要求 契約を相続するための他にするためすい住宅や環境にためどに備えるため環境にするためないがよい住宅にためにするため居に対応するため住居費負担を軽減ためどに対応するため帯の分離や独立にるため管理を容易にする環境にするため動産を所有する)期限切れのため 6 にするにしため減すめに対応るためため出典 : 平成 20 年住生活総合調査 ( 国土交通省 ) 住み替え 改善の意向 計画のある世帯 =8,809 千世帯

住み替え 改善の意向 計画のある世帯における住み替え 改善の目的 ( 年齢別 ) 65 歳以上の高齢者世代においては 高齢期にも住みやすい住宅や環境にするため (40.7%) や 安全性の高い住宅にするため (32.1%) という目的が比較的多い 30~39 歳の子育て世代においては 他世代と比較して 子どもの誕生や成長などに備えるため (49.4%) という目的が多い 100% 13% 0.9% 14% 14% 15% 18% 1.9% 1.4% 14% 13% 21% 27% 15% 4.9% 2.1% 2.5% 5.2% 5.6% 5.9% 2.1% 不明 12.0% 1.7% 1.7% 10.6% 6.9% 1.8% 6.6% 2.7% 90% 2.7% 12.6% 9.7% 5.3% 12.9% 6.5% 75 歳以上 17.8% 3.8% 14.1% 80% 86% 8.6% 7.1% 23.0% 21.5% 12.4% 28.7% 12.9% 6.4% 70% 14.1% 13.9% 12.7% 10.7% 65~74 歳 60% 15.0% 60~64 歳 12.9% 12.3% 13.4% 20.7% 10.6% 27.0% 14.5% 50% 7.5% 10.9% 18.3% 8.6% 55~59 歳 14.9% 49.4% 9.1% 40% 19.6% 50~54 54 歳 19.9% 16.9% 18.7% 16.6% 9.5% 32.3% 30% 16.5% 40~49 歳 20% 10% 0% 16.3% 8.0% 快適 便利な住宅にするため 94% 9.4% 8.9% 4.1% 1.1% 高齢期にも住みやすい住宅や環境にするため 16.4% 子どもの誕生や成長などに備えるため 21.6% 9.0% 15.7% 5.1% 14.6% 11.2% 2.5% 快適 便利な居住環さしあたり不満はな安全性の高い住宅 境にするため いがよい住宅にしたいため にするため 18.9% 7.6% 親または子供との同居に対応するため 16.8% ローン 家賃などの住居費負担を軽減するため 41.9% 就職 転職 転勤などに対応するため 19.8% 9.4% 平均 ( 回答割合 ) 30~39 歳 30 歳未満 出典 : 平成 20 年住生活総合調査 ( 国土交通省 ) 7

高齢期における住み替え意向のある世帯における住み替え先として望ましい居住形態 ( 年齢別 ) 高齢期における望ましい住み替え先として 高齢になるほどサービス付きの高齢者向け住宅や有料老人高齢になるほどサホームなどの居住施設の志向割合が大きく 65 歳以上で50% を超えている 資料 ) 平成 20 年住生活総合調査 ( 国土交通省 ) 8

高齢者等の住み替え支援制度 高齢者等の住み替え支援制度高齢者等の所有する戸建て住宅等を広い住宅を必要とする子育て世帯等へ賃貸することを円滑化する制度により 子育て世帯等に広い住生活空間を提供するとともに 高齢者の高齢期の生活に適した住宅への住み替え等を促進 高齢者等の住み替え支援事業のスキーム 高齢者世帯等 借り上げ 借り上げ主体は高齢者の死亡時まで継続して契約 賃料 借上げ主体 ( 一般社団法人等 ) 準備金 ( 賃料差額の一部を留保して 空き家リスクに備える ) 賃貸 ( 定期借家契約を活用 ) 賃料 子育て世帯等へ 異常に空き家が生じた場合のリスクに対する保証 基金 高齢期に適した住宅への住み替え U ターン等による地方への住み替え 国 移住 住みかえ支援機構の事業開始 ( 平成 18 年 10 月 ) からの制度活用実績は 情報会員登録 2,893 件 制度利用申し込み 334 件 入居者決定 192 件 ( 平成 22 年 8 月 19 日現在 ) 9

リバースモーゲージの現状 公的機関 民間金融機関のプランともに徐々にではあるが取組が進んできている リバースモーゲージのプラン例 分類主体利用対象者利用使途担保融資限度額累計 公的 武蔵野市 (S56~) 市内に 1 年以上居住で概ね 65 歳以上 福祉公社の家事援助等サービス利用者 福祉公社の在宅福祉サービス 生活費 医療費 住宅改良費等 マンションは専有面積 50 m2以上 築年数 13 年以内担保評価額の下限なし 土地評価額の 80% 以内 マンションは評価額の 50% 以内 116 (H22.3 末 ) 参考 1 公的 厚生労働省 不動産担保型生活資金貸付制度 (H14~) 65 歳以上 住民税非課税の低所得者 生活資金 戸建住宅のみ土地評価額 1,000 万円以上目安 土地評価額の 70% 程度 800 1 月当たり30 万円以内 (H21.3 末 ) 参考 1 公的 住宅金融支援機構 (H13~) 60 歳以上 ( 高齢者向け返済特例制度 ) 自己所有宅のバリアフリーリフォーム 耐震改修等資金 戸建住宅 マンション担保評価額の下限なし 1,000 万円又はリフォーム工事費の低い額 362 (H22.3 末 ) 参考 2 民間 公的保険 民間金融機関 (H21~) ( 住宅金融支援機構による融資保険 ) 60 歳以上 自己所有宅のリフォーム等資金 戸建住宅 マンション担保評価額の下限設定は任意 1,500 万円 リフォーム工事費又は担保評価額 50% の低い額 4 (H22.3 末 ) 参考 2 民間 A 信託銀行 (H17~) 60~83 歳 三大都市圏エリアの居住者 自由 戸建住宅のみ土地評価額 4,000 万円以上 土地評価額の 50% 260 (H22.3 末 ) 民間 B 銀行 (H17~) 55~80 歳 年収 120 万円以上 営業店から 2 時間以内の圏内 自由 戸建住宅 東京 神奈川 千葉 埼玉のマンション土地評価額 マンション評価額 1,000 万円以上目安 戸建住宅は土地評価額 80%( マンションは 50%) 以内 500 万円以上 1 億円 ( マンションは 5,000 万円 ) 以内 1,617 (H22.3 末 ) 民間 C 銀行 (H21~) 60~85 歳 当面 前橋 高崎両市の居住者 自由 戸建住宅のみ土地評価額の60% 以内 0 担保評価額の下限なし 1 億円以内 (H22.3 末 ) リバースモーゲージの仕組み 高齢者 居住不動産を担保 生活資金等を融資 金融機関 相続人 利用者の死亡時 担保不動産の売却等により返済 10

参考 1 各種リバースモーゲージの概要 福祉資金貸付制度 ( 武蔵野市 ) 福祉公社と在宅福祉サービス契約を締結した者が 市と金銭消費貸借契約をすることにより不動産を担保にした融資が行われ 福祉公社の在宅福祉サービスに要した利用金額を市が融資するもの また 契約者は有償サービス利用料の他に 生活費や医療費 住宅改良費等の融資を受けることができる ( 昭和 56 年度から実施 ) 実施主体武蔵野市 武蔵野市福祉公社武蔵野市福祉公社土地の評価額の 80% 以内 マンション ( ) の評価額の融資限度額 50% 以内 ( 専有面積 50m 2 以上 築年数 13 年以内 ) 市内に1 年以上居住で 概ね65 歳以上 福祉公社の在宅福祉融資対象者サービス等利用者 5% 上限をとして長期プライムレートを参考に設定金利 1.65%( 平成 22 年度 ) 福祉公社の在宅福祉サービス 生活費 (1 人月額 8 万円以内 ) 融資対象医療費 ( 月額 70 万円以内 ) 住宅改良費 (1 件 100 万円程度 ) 等償還期間融資対象者の死亡時まで 福祉公社との契約書を添えて申込金銭消費貸借契約家事援助等給付契約 利用者に代わり貸付金の請求 ローン利用者武蔵野市貸付請求 受領に関する委任武蔵野市福祉公社 サービスの提供 福祉資金の振込 貸付金の支払 (* 連帯保証人は不要 ) 融資額の一括返済 不動産担保型生活資金貸付制度 ( 厚生労働省 ) 低所得の高齢者世帯のうち一定の居住用不動産を有し 将来にわたりその住居に住み続けることを希望する場合に 当該不動産を担保として生活資金を融資することにより その世帯の自立を支援するもの ( 平成 14 年度から実施 ) 実施主体都道府県社会福祉協議会 ( 申込窓口は市町村社会福祉協議会 ) 融資対象者 満 65 歳以上市町村民税の非課税世帯程度の世帯であること 融資限度額 1 月当たり 30 万円以内の額 担保不動産 ( 土地 ) の評価額の 70% 以内 融資対象生活資金償還期間融資対象者の死亡時まで 金利 3% 又は長期フ ライムレートの低い率 (1.60%) H22.4.1 時点 ローン利用者 (* 連帯保証人が必要 ) 定期的に融資 融資額の一括返済 社会福祉協議会 武蔵野市 厚生労働省の資料に基づき 国土交通省住宅局で作成 11

参考 2 各種リバースモーゲージの概要 高齢者向け返済特例制度 ( 住宅金融支援機構 ) 高齢者による持ち家のバリアフリーリフォームや耐震改修 マンション建替え等を支援するため 生存時は毎月利息のみ返済 死亡時に元金を一括返済することにより フローの収入の少ない高齢者が融資を受けられるように 特別な償還方法による融資を行うもの ( 平成 13 年度から実施 ) 実施主体住宅金融支援機構融資限度額 1000 1,000 万円 ( 高齢者居住支援センターの保証が必要 ) 融資対象者 融資対象 満 60 歳以上 リフォーム融資 ハ リアフリーリフォーム 耐震改修 マンション共用部分改良 取得資金 マンション建替え等 債務保証契約 金利 償還期間 2.68%( 耐震改修する場合は 2.48%) H22.8.4 時点 融資対象者の死亡時まで ローン利用者 ( 住宅のバリアフリー化等を行う高齢者 ) (* 連帯保証人は不要 ) リフォーム等資金融資利息は毎月支払 元金は死亡時一括返済 住宅金融支援機構 債務支払 高齢者居住支援センター (( 財 ) 高齢者住宅財団 ) 住宅融資保険制度 ( 住宅金融支援機構 ) 民間金融機関による住宅リフォーム等資金に係るリバースモーゲージを住宅金融支援機構による住宅融資保険制度の対象とするもの ( 平成 21 年度から実施 ) 償還方法は 1 毎月利息のみ返済 死亡時に元金を一括返済 2 死亡時に元利金を一括返済 のいずれかによる 実施主体 融資対象者 資金使途 填補率 住宅金融支援機構 満 60 歳以上 自ら居住する住宅のリフォーム資金 ( 公的家賃保証が付された住宅借上制度を利用する場合は本要件は課さない ) 10 割 1 2 3 1,500 万円以内 保険の対象となる額 ( 要件を全て満たすこと ) リフォーム等工事費の 100% 以内 担保不動産 ( 土地 建物 ) の評価額の 50% 以内 ローン利用者 ( 住宅のバリアフリー化等を行う高齢者 ) リフォーム等資金融資 元金等を死亡時一括返済 民間金融機関 ( 保険契約者 ) 融資保険契約 保険金支払 住宅金融支援機構 12

リバースモーゲージの課題 リバースモーゲージの普及に当たっては 担保割れリスク ( 三大リスク ) 等の課題が存在する 事業者に関するもの 担保割れリスク ( 三大リスク ) が存在する 1 不動産価格下落リスク 2 金利上昇リスク 3 長生きリスク 不動産価格が予想を上回って下落する 金利が予想を上回って上昇し 利息を含利息を含 利用者が予想を上回って長生きするこ ことにより 契約終了前に融資残高が不動産評価額に達してしまうリスク めた融資総額が増加することにより 契約終了前に融資残高が不動産評価額に達してしまうリスク とにより 契約終了前に融資残高が不動産評価額に達してしまうリスク 商品プランに関するもの 担保評価は土地部分に依存する面が大きく 戸建て住宅のみを融資対象とするものが多い ( 建物部分の評価が大部分を占めるマンションは対象外となるケースが多い ) 円滑な担保売却が見込める都市部の住宅に限定される傾向がある 利用者に関するもの 資産はできるだけ子孫に残したい とする高齢者の意識が依然として根強い(55%( 1)) 一般的にリバースモーゲージに対する認知度が低い ( 知っている 25.5%( 2)) 利用者は高齢者が大半であるため 商品情報が複雑で理解しづらい 1 内閣府 平成 18 年度高齢社会白書 2 内閣府 平成 17 年度年次経済財政報告 13

新成長戦略 国土交通省成長戦略 ( リバースモーゲージ関連 ) 新成長戦略 ~ 元気な日本 復活のシナリオ ~ ( 平成 22 年 6 月 18 日閣議決定 )( 抄 ) ~ ストック重視の住宅政策への転換 ~ 2020 年までの目標 中古住宅流通市場 リフォーム市場の規模倍増 耐震性が不十分な住宅割合を 5% に ( 中古住宅の流通市場 リフォーム市場等の環境整備 ) また 住宅を作っては壊す 社会から 良いものを作って きちんと手入れして 長く大切に使う という観点に立ち 1,000 兆円の住宅 土地等実物資産の有効利用を図る必要がある このため 数世代にわたり利用できる長期優良住宅の建設 適切な維持管理 流通に至るシステムを構築するとともに 消費者が安心して適切なリフォームを行える市場環境の整備を図る また 急増する高齢者向けの生活支援サービス 医療 福祉サービスと一体となった住宅の供給を拡大するとともに リバースモーゲージの拡充 活用促進などによる高齢者の資産の有効利用を図る さらに 地域材等を利用した住宅 建築物の供給促進を図る これらを通じて 2020 年までに 中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増させるとともに 良質な住宅ストックの形成を図る 国土交通省成長戦略 ( 平成 22 年 5 月 17 日 )( 抄 ) Ⅲ 住宅 建築投資活性化 ストック再生戦略 2. 急増する高齢者向けの 安心 で 自立可能 な住まいの確保 ~ 少子高齢化の進展を地域の活力創造の転機へ ~ 1) 将来目指す姿 あるべき姿 < 戦略目標 :2020 年目途 > 高齢者人口に対する高齢者向けの住まいの割合を欧米並み (3~5%) とする 2) 課題に対応した政策案早期に実現を目指すもの ( 平成 23 年度概算要求を含む ) 医療 介護などのサービスと一体となった住宅の供給を促進するため 民間事業者等によるサービス付き高齢者賃貸住宅の法律上位置づけを明確化し その供給支援や適切な運営の確保を図る 具体的には 将来にわたって適切なサービスが行われるよう サービス付き高齢者賃貸住宅登録制度等の導入や 事業者に対するファイナンスの確保 ( 高齢者向け賃貸住宅融資など ) 持家からの住替え支援 ( 住替えの際の一時金等へのリバースモーゲージの拡充 ) などを行う 14

( 参考 ) 年齢階級別の世帯年収の関係 ( 平成 20 年 ) 係数表 (P5 の諸元データ ) 年齢 年収 ( 万円 ) 100 未満 100 ~200 200 ~300 300 ~400 400 ~500 500 ~600 600 ~700 700 ~800 800 ~900 900 ~1000 1000 ~1500 1500 ~2000 2000 以上 不詳 総計 49,804,400 (100.0%) 6.1% 11.5% 14.7% 14.2% 11.1% 9.1% 6.5% 5.5% 3.9% 3.5% 5.2% 1.1% 0.7% 6.8% 25 歳未満 1,717,300 (3.4%) 33.5% 29.1% 22.1% 9.7% 2.6% 0.7% 0.4% 0.2% 0.1% 0.1% 0.1% 0.0% 0.0% 1.5% 25~29 歳 2,141,000 (4.3%) 3.2% 9.0% 23.9% 29.3% 17.0% 7.9% 3.4% 1.9% 1.0% 0.6% 0.5% 0.1% 0.0% 0% 2.2% 2% 30~34 歳 3,191,100 (6.4%) 2.3% 5.5% 13.1% 21.9% 21.7% 15.0% 7.8% 4.7% 2.6% 1.7% 1.8% 0.2% 0.1% 1.7% 35~39 歳 3,922,500 (7.9%) 2.3% 5.3% 10.0% 15.5% 17.9% 17.1% 11.1% 7.5% 4.2% 3.0% 3.9% 0.5% 0.3% 1.3% 40~44 歳 3,860,700 (7.8%) 2.1% 5.2% 8.8% 12.0% 13.7% 14.7% 12.1% 10.1% 6.3% 5.0% 7.3% 1.0% 0.5% 1.1% 45~49 歳 3,868,400 (7.8%) 2.3% 5.1% 8.4% 10.4% 11.2% 12.0% 10.9% 10.8% 8.1% 6.8% 10.6% 1.8% 0.9% 0.8% 50~54 54 歳 4,109,900 900 (8.3%) 2.9% 6.1% 8.8% 8% 10.0% 0% 10.0% 0% 10.3% 9.3% 9.7% 8.1% 7.7% 7% 12.6% 2.6% 1.3% 0.7% 55~59 歳 5,289,800 (10.6%) 4.4% 8.0% 10.5% 11.1% 10.1% 9.6% 8.0% 8.3% 7.1% 7.1% 11.3% 2.6% 1.4% 0.6% 60~64 歳 4,915,300 (9.9%) 5.5% 13.2% 16.9% 15.5% 11.8% 9.2% 6.3% 5.1% 3.8% 3.9% 5.5% 1.5% 1.2% 0.6% 65~69 歳 4,409,100 (8.9%) 6.4% 17.0% 22.7% 17.2% 10.8% 7.6% 4.8% 3.6% 2.4% 2.4% 2.9% 0.9% 0.8% 0.5% 70~74 歳 3,681,100 (7.4%) 9.0% 20.8% 24.6% 17.3% 9.1% 5.8% 3.5% 2.5% 1.7% 1.7% 2.0% 0.6% 0.6% 0.6% 75 歳以上 5,506,400, (11.1%) 14.4% 24.8% 23.2% 16.3% 7.4% 4.3% 2.3% 1.7% 1.2% 1.2% 1.5% 0.5% 0.5% 0.7% 不詳 3,191,900 (6.4%) - - - - - - - - - - - - - - 資料 ) 平成 20 年住宅 土地統計調査 ( 総務省 ) 15