キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 日現在現在の内定状況 10 1 日現在の学生モニターの内定率は90.5% 先調査(9 1 日時点 ) の89.2% から1.3ポイント伸び9 割を超えたが 前年同期 (92.7%) には届かなかった 今期を

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1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが 2018 年卒者の就職活動はどのように展開しているのだろうか 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は31.7 社 前年同期調査 (37.3 社 ) を5.6 社少ない 3 月調査時点では前年をやや上回

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1.6 月 1 日現在の内定状況就職活動スタートから3カ月 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は54.9% 先月調査 (5 月 1 日現在 ) の29.1% から1カ月で25ポイント以上と 大きく伸びた これは前年同時期 (35.1%) を19.8ポイント上回る数字だ 但し 選考解禁時 の実績

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが の就職活動はどのように展開しているのだろうか まず 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.2 社 前年同期調査 (31.7 社 ) を5.5 社下回る 前年との差は先月 (3 月 ) 調査よりも

1. エントリー状況採用広報解禁から2カ月が経過した5 月 1 日時点での就職活動は どのように展開しているだろうか 前回調査 ( 今年 4 月 ) および前年度調査との比較を中心に 全体的な活動状況を確認してみたい まず 一人あたりのエントリー社数の平均は28.5 社 4 月調査の26.2 社から

一般的な学生 & 企業の活動フロー 各選考ステップ例 エントリー 会社説明会 一次選考 筆記試験二次選考 ~ 最終選考内々定 約 30% 4% 2~3 名採用 合計 600~700 名 ( エントリー数目標 ) 約 200 名 ( 目標 ) 約 100 名 ( 目標 ) 約 30 名 ~50 名 (

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1.9 月 1 日現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は91.4% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の88.2% からさらに3.2ポイント伸び 9 割を超えた 昨年は 9 月に調査を実施しなかったため前年同時期比較はできないが 昨年 10 月 1 日時点の内定率 (91.2%)

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1.6 月 1 日現在現在の内定状況 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は65.7% 先月調査(5 月 1 日現在 ) の42.2% から1カ月で23.5ポイント上昇し 2 年連続で6 割を超える高水準となった ただ 5 月調査では前年同期を4.7ポイント上回り内定出しの早期化が目立っていたが

1. 参加したインターンシップの内容 最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認したい まず参加時期を見ると 前年調査に引き続き 2 月 が最も多い ただし 割合は下がり (28.4% 24.9%) 代わりに 8 月 が増えるなど (18.1% 20.8%) 前倒しの傾向が見て取れる

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年卒者の就職就職活動状況 [1] 内定状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者 ( 現大学 4 年生 ) の内定状況を尋ねた 前年度と比較して 高まっている という大学が約 4 割で (37.3%) 低下している (2.8%) を大幅に上回った 前年調査では約半数の大学が 高まっ

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1.9 月 1 日現在現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は89.2% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の85.5% から3.7ポイント上昇し 9 割に近づいた 正式内定日である10 月 1 日を間近に控え 就職戦線は大詰めを迎えている ただ 内定率は7 月以降 前年同期実績を

調査概要 1. 就職観 人のためになる仕事をしたい が 4 年連続増加 (P.1) 学生の就職観についてたずねたところ 楽しく働きたい がトップで 31. 続いて 個人の生活と仕事を両立させたい が 20.6% と 01 年卒以降この 2 項目を重視する傾向が続いている 一方 4 年連続で増加してい

1. 参加したインターンシップの内容最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認しよう まず 参加したプログラム ( 下注 ) を見ると 最も多いのが プロジェクトタイプ 前年より 3.1 ポイント増え 全体の 4 割近くを占める (38.3%) 講義タイプ も 20.6% から 24

調査結果報告書(2)

1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (12.4%) と ビジネスレベル (58.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 7 割を超える (70.4%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有してい

TOPICS 就職観では 楽しく働きたい が不動の 1 位 前年より 3.6pt 上昇 (P3) 20 学生の就職観は 楽しく働きたい が 20 からみても不動の 1 位を継続しており 今年は 3 割 (33.3%) を超える結果となった 特に文系男子は前年の 27.3% から 4.8pt 上昇し

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過した4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は37.3 社 前年同期調査 (44.7 社 ) より7.4 社少ない 3 月調査では前年をやや上回っていたが その後の伸びはかなり鈍い 当社が 3 月下旬に実施した緊

[2] ブラック だと思う条件 / 調査 調査 ブラック だと思う条件について とのの双方に尋ね 調査データの比較を行った 最も数値が高い項目は両者とも 残業代が支払われない で ともに 8 割近くが選択 ( 78.4% 78.5%) 続いて セクハラ パワハラがある も数値が高く の 7% の 6

企業 3 月 インターンシップ応募者数への満足度 企業 3 月 インターンシップ募集方法 企業 3 月 インターンシップ実施時期 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの開催タイプ 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの内容タイプ 企業 3 月 1,2 月に実施したインター

体育会学生の就職活動調査(2016年8月発行)

TOPICS 就職観の 1 位は前年同様 楽しく働きたい 2 位 個人の生活と仕事を両立させたい が 5 年連続の増加 (P3) 学生の就職観を全体で見ると 1 位は前年同様 楽しく働きたい (29.7% 対前年 0.2pt 減 ) で この十数年変わらずトップで 全体で見るとほぼ前年並みだが 理系

1. 就職先企業を選ぶ際に重視する点就職先企業を選ぶ際に重視する点を30 項目の選択肢の中から5つまで選んでもらった 最も多いのは 将来性がある で 47.4% と半数近くが選んだ 次いで 給与 待遇が良い が続くが 前年調査の36.7% から44.2% へと大きく増加した 続く 福利厚生が充実して

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

株式会社ディスコ

1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (20.9%) と ビジネスレベル (61.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 8 割を超える ( 計 81.9%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有

2. 学生の動向について エントリー 説明会等の参加時期 出所 : マイナビ 就職モニター調査 データより作成上のグラフは 3 月広報解禁後の 企業エントリー ( プレエン ) エントリーシート提出 合同企業説明会参加 個別企業セミナー参加 の活動時期について 18 卒と17 卒のデータを比較したグ

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データ集 採用マーケットの動向 学生の動向 企業の採用動向 大学の就職支援 付録 ( 添付資料 ) -45-

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-2- 目次 調査概要 2 Ⅰ.217 年卒の新卒採用活動の総括 < 企業 > 1) 採用計画の結果 / 入社予定者への満足度 3 2) 採用活動の満足 / 採用活動の満足度と充足状況との関係 4 3) 採用活動プロセス毎の実施状況 5 4) 採用活動スケジュール -プロセス毎の開始時期- 6 5)

1. エントリー状況 2018 年卒者の就職活動が 3 月 1 日より本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認しよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.3 社 前年同期調査 (25.0 社 ) を1.3 社上回り 順調な滑り出しに見える しかし 今後のエントリー予定社数を見ると 平均 1

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調査結果報告書(速報版)

表紙案8

年 3 月卒業予定者の採用見込み 2019 年 3 月卒業予定者の採用見込みを尋ねたところ 前の年 ( 今春入社予定者 ) よりも採用を 増加 すると回答した企業が 30.8% であるのに対し 減少 は 8.5% 増加 が 減少 を 20 ポイント以上 上回っている 企業の採用数は リ

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1. エントリー状況 2019 年卒者の就職活動が本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認したい 一人あたりのエントリー社数の平均は22.4 社 前年同期調査 (26.3 社 ) を3.9 社下回り 割合にすると15% 近く減少している計算だ さらに 今後のエントリー予定社数は平均 13.3

新卒採用に関する企業調査 - 採用方針調査 - 業界別集計結果 (2017 年 2 月 ) 株式会社ディスコ 2018 年 3 月卒業予定者の採用について Q 年 3 月卒業予定者の採用見込み (2017 年 4 月入社予定者と比較して ) 大学院文系 (%) 全 体 製造 金融 流通

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INDEX (1) あなたの 就職観 に最も近いものはどれですか (2) あなたは 大手企業志向 ですか それとも 中堅 中小企業志向 ですか (3) 会社選択をする場合 どのような会社がよいと思いますか (4) 行きたくない会社があるとしたら 次のどのような会社ですか (5) あなたの就職希望度は

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 15.0% ビジネスレ ベル が 67.5% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 8 割を超えている (82.5%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力は ネイティブレベル が 1.1%

Press Release 仕事に対しては総じて前向きな結果に 仕事への期待 が過去最高で 仕事に対する夢 の有無も昨年より上昇 売り手市場や手厚い内定フォローの影響か調査開始以来減少傾向にあった 仕事への期待 と 仕事に対する夢 の有無について 今年は一転上昇に転じた 仕事への期待がある ( どち

記者発表「大学生・大学院生の多様な採用に対するニーズ調査」(平成29年12月26日)|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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調査結果 1 就職観 楽しく働きたい が引き続きトップ 今年も引き続き 楽しく働きたい がトップとなった ( 全体 35.4% 文系男子 30.3% 理系男子 29.2% 文系女子 40.9% 理系女子 35.2%) しかし 文系男子以外のカテゴリーではその割合を減らしている ( 理系男子 -3.1

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平成 30 新入社員意識調査 超売り手市場! 仕事にも楽観ムード新しいキャリア観の台頭 栃木県の企業や自治体 ( 一部県外含む ) の今年の新入社員は 売り手市場だったことから就職先には 知名度の高さ や 休日の多さ を重視 夏より前 に内定をもらい 4 社 5 社 から内定を得たという人がそれぞれ

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2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

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3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった


ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 11.5% ビジネスレ ベル が 56.3% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 7 割近くに上る ( 計 67.8%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力を見ると ビジネスレベル以上は

目次 調査概要 調査概要 Ⅰ. インターンシップの実施状況 < 企業 > 1) 実施状況 2) 実施期間 3) 前年度と比較した際の変更および変更予定状況 4) 実施目的と成果 5) 実施における苦労や懸念点 6) 実施対象 7) 受け入れ部門 / プログラム内容 / 指導担当者 8) 参加者への評

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Q2 あなたの性別はどちらにあてはまりますか (SA) 全体

上場 ( 東証 大証 名証 札証 福証 )15.7% 新興市場上場 (JASDAQ マサ ース ヘラクレス セントレックス等 ) 4.3% 関西 37.2% 中国 四国 0.5% 九州 沖縄 3.4% 北海道 東北 0.7% 関東 41.8% 13.4% 4.9% 10.6% 25. メーカー商社百

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

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調査概要 < 調査概要 > 2017 年卒の学 を対象に 内定を得た企業各社について 内定までのプロセスを回答してもらった その中から 内定までの所要日数に業界での差はあるのか 初回セミナー参加や 1 次 接のタイミングによりどの程度の差が じるのか といったデータを整理し 分析した 調査対象 :

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Transcription:

2019 年卒 Vol.11 10 1 日時点の就職時点の就職活動活動調査 キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 正式内定日 (10 1 日 ) を迎え 内定状況はどのように変化しただろうか キャリタス就活 学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ 内定率は 9 割を超えたが 前年同期実績には届かなかった 今期は内定出しのタイミングが早期化した一方で 7 以降は伸び悩んだ また今回は 中小企業への応募や 就活日程ルールへの考えなどの調査結果も紹介したい (2019 年卒 定期調査最終回 ) 1.10 1 日現在の内定状況 内定率は 90.5% 9 調査 (89.2%) からの伸びは 1.3 ポイント 前年同期実績 (92.7%) を 2.2 ポイント下回る 就職活動を終了したのは全体の 85.9% 2. 就職先が決まっていない学生の今後の予定 就職先が決まるまで就職活動を続ける 54.2% 前年(62.9%) より大きく減少 理系を中心に大学院進学が大幅増 文系女子は 非正規雇用で働く が 1 割超 3. 中小企業への選考応募状況 中小企業の 面接試験を受けた 経験をもつ学生は 59.8% 前年(60.8%) より微減 受けた理由は 会社の雰囲気がよい 44.3% やりたい仕事に就ける 42.1% 受けていない理由は 給与 待遇が良くない 42.2% 安定性に欠ける 37.1% 4. 内定後のフォローと内定者研修 企業に望むフォローのペースは 1 カに 1 回程度 27.2% 2 カに 1 回程度 23.8% の順 内定期間中の研修や課題には 56.4% が賛成 理系よりも文系学生において肯定的 5. 就職活動で大変だったこと 文系理系ともに 1 位 エントリーシート 2 位 自己分析 6. 就職活動の費用 平均 135,881 円で 前年調査より 8 千円減少 就活費用を調査し始めて以降最も低い金額に 総額が最も高いのは 北海道 (180,223 円 ) 最も低いのは 関東 (110,424 円 ) 7. 就活日程ルール日程ルールへの考え 7 割超が ルールは必要 今のルールが良い 24.2% 今の日程でなくても良い 46.5% ルールがない場合 就職活動を開始したい時期は 3 年生の 4 終了は 4 年生の 4 調査概要 調査対象 : 2019 年 3 に卒業予定の大学 4 年生 ( 理系は大学院修士課程 2 年生含む ) 回答者数 : 1,159 人 ( 文系男子 349 人 文系女子 344 人 理系男子 307 人 理系女子 159 人 ) 調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2018 年 10 1 日 ~9 日サンプリング : キャリタス就活 2019 学生モニター (2016 年卒以前は 日経就職ナビ 就職活動モニター ) 本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/ 1

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 1.10 1 日現在現在の内定状況 10 1 日現在の学生モニターの内定率は90.5% 先調査(9 1 日時点 ) の89.2% から1.3ポイント伸び9 割を超えたが 前年同期 (92.7%) には届かなかった 今期を振り返ると 序盤は前年同期を上回る内定率をマークしていたが 7 以降は前年を割り込む状態が続いた 早期化の一方で 後半になるにつれ 就職以外の進路を模索する未内定学生の存在もあり 内定獲得のペースは鈍くなった 内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了したのは94.9% モニター全体を分母にとると 調査時点で就職先を決定して就職活動を終了した者の割合は85.9%( グラフは次ページ ) 複数内定を保留しているなど未決定である者 (1.6%) を合わせると活動終了者は87.5% となる 内定あり 内定なし 内定者のうち 就職先を決定し活動終了 活動は終了したが複数内定保持 進学などの理由で就職活動を中止 就職活動継続 内定社数 / 平均 ( ) 内は前年 (10 1 日現在 ) の数値 10 1 日現在の内定状況 * 内定 には 内々定を含む 全体文系男子文系女子理系男子理系女子 90.5 89.1 93.3 88.6 91.2 (92.7) (91.2) (94.3) (91.1) (95.7) 9.5 10.9 6.7 11.4 8.8 (7.3) (8.8) (5.7) (8.9) (4.3) 94.9 95.2 94.4 95.2 95.2 (94.1) (92.7) (93.3) (96.0) (95.5) 0.7 0.3 0.9 0.0 2.1 (1.2) (1.6) (1.5) (0.7) (0.6) 1.1 0.3 0.6 2.9 0.7 (1.0) (1.1) (0.3) (1.4) (1.3) 3.2 4.2 4.0 1.8 2.1 (3.7) (4.6) (4.8) (1.8) (2.6) 全体文系男子文系女子理系男子理系女子 2.3 2.3 2.4 2.3 2.2 (2.4) (2.7) (2.2) (2.3) (2.3) ( 社 ) 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0.0 82.6 88.9 75.7 63.0 29.4 6.1 77.0 62.8 76.9 69.6 68.7 65.2 59.7 49.5 47.8 17.6 17.5 80.1 81.0 53.4 35.2 3.1 2.8 4.1 70.8 62.3 45.8 12.8 15.0 内定率の推移 3.6 86.2 87.6 76.0 79.3 67.1 53.0 19.6 71.2 58.9 23.7 5.5 5.8 10 1 日現在 9 1 日現在 8 1 日現在 7 1 日現在 6 1 日現在 5 1 日現在 4 1 日現在 3 1 日現在 91.2 92.7 90.5 91.4 87.0 89.2 88.2 85.8 85.5 83.2 81.1 82.3 79.8 67.3 50.6 35.1 17.9 7.1 54.9 29.1 11.8 63.4 37.5 3.8 5.0 6.0 65.7 42.2 14.6 18.8 09 年卒 10 年卒 11 年卒 12 年卒 13 年卒 14 年卒 15 年卒 16 年卒 17 年卒 18 年卒 19 年卒 15 年卒までは選考解禁は 4 16 年卒は 8 17~19 卒は 6 15 年卒以前は 8 9 のデータはなし 8.0 2

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 学生モニター全体の活動状況 活動終了 < 就職先決定 > 活動終了 < 就職先未決定 > 活動継続 < 内定あり > 活動継続 < 内定なし > 内定あり 2019 年卒者 85.9 1.62.9 9.5 2018 年卒者 87.2 2.0 3.4 7.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2. 就職先が決まっていない学生の今後の予定 10 1 日時点で就職先が決まっていない学生 ( モニター全体の12.4%) に 今後の予定を尋ねた 就職先が決まるまで就職活動を続ける という回答が54.2% で最も多いが 前年 (62.9%) に比べ8.7ポイント減少した 大学院に進学する が大きくポイントを伸ばしており (15.2% 27.1%) 無理に就職するよりも より専門的な学問の修得に目が向く傾向が強まっているようだ とりわけ理系学生において顕著 また 卒業して就職活動をやり直す ( 就職浪人を決めた ) (4.2%) と 卒業して非正規雇用で働く ( 派遣 アルバイトなど ) (6.3%) を足すと10.5% となり 非正規雇用や未就業のまま卒業しても構わないと考える層は1 割を超える 文系女子において 非正規雇用で働く が11.1% と高い 就職先が決まっていない学生の今後の予定 就職先が決まるまで就職活動を続ける 留年して就職活動をやり直す ( 就職留年を決めた ) 卒業して就職活動をやり直す ( 就職浪人を決めた ) 大学院に進学する ( 修士 / 博士課程 ) 専門学校に入学する 海外に留学する 卒業して非正規雇用で働く ( 派遣 アルバイトなど ) その他 2019 年卒者 54.2 4.2 4.2 27.1 0.02.1 6.3 2.1 2018 年卒者 62.9 2.3 5.3 15.2 1.5 3.8 5.3 3.8 2017 年卒者 63.1 6.4 3.5 13.5 0.7 2.8 4.3 5.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 就職先が決まるまで就職活動を続ける 62.7 69.4 40.0 29.4 留年して就職活動をやり直す ( 就職留年を決めた ) 7.8 0.0 5.0 0.0 卒業して就職活動をやり直す ( 就職浪人を決めた ) 5.9 8.3 0.0 0.0 大学院に進学する ( 修士 / 博士課程 ) 13.7 5.6 50.0 58.8 専門学校に入学する 0.0 0.0 0.0 0.0 海外に留学する 3.9 2.8 0.0 0.0 卒業して非正規雇用で働く ( 派遣 アルバイトなど ) 5.9 11.1 2.5 5.9 その他 0.0 2.8 2.5 5.9 3

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 3. 中小企業への選考応募状況全員を対象に 従業員 300 人未満の中小企業への応募について尋ねたところ 中小企業にエントリーした (66.1%) 中小企業の面接試験を受けた (59.8%) ともに 前年調査より減少した 中小企業へのエントリー社数の平均は10.2 社で 前年調査 (13.0 社 ) より1.8 社減少 前々年 (14.9 社 ) からは約 5 社減少した 総エントリーに占める中小企業の割合は約 3 割で大きな変化はないが 総エントリー社数の減少に伴い 中小企業へのエントリー社数も減少した 面接受験社数は平均 2.7 社 エントリー社数の減少に伴い 面接社数も徐々に減少している 中小企業にとって まずは学生に知ってもらい エントリーしてもらうことが重要と言えるだろう 全体 前年全体 中小企業にエントリーした 66.1 67.4 全体 前年全体 中小企業の面接試験を受けた 59.8 60.8 ( 社 ) エントリー社数 ( 社 ) 面接試験受験社数 60.0 総エントリー社数 うち中小企業のエントリー社数 15.0 面接試験の受験社数 うち中小企業の受験社数 47.1 40.0 41.8 32.0 10.0 10.0 9.6 8.4 20.0 14.9 13.0 10.2 5.0 3.2 3.0 2.7 0.0 2017 年卒者 2018 年卒者 2019 年卒者 0.0 2017 年卒者 2018 年卒者 2019 年卒者 中小企業を受けた理由 会社の雰囲気がよい 44.3 やりたい仕事に就ける 42.1 内定を取りやすそう 32.3 企業として独自の強みがある 29.8 志望業界の企業だった 28.7 選考の練習台として 25.2 出身地 地元に本社がある 24.5 転居を伴う転勤がない 21.1 早い時期に選考が始まる 17.7 仕事の裁量が大きい 17.2 将来性がある 16.3 経営者が魅力的 15.3 インターンシップ参加者の優遇があった 8.9 出世がしやすい 6.6 親や学校の勧めで 3.2 その他 1.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 4

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 中小企業を受けた理由を見ると ( グラフは前ページ ) 会社の雰囲気がよい (44.3%) やりたい仕事に就ける (42.1%) と続いた また 内定を取りやすそう 選考の練習台として も比較的多く 大手企業の面接の練習や滑り止めとして中小企業を受検する学生も少なくないことがわかる 一方 中小企業を受けていない学生 ( モニター全体の33.9%) に その理由をたずねると 給与 待遇が良くない (42.2%) 安定性に欠ける (37.1%) 知名度が低い (36.9%) 福利厚生が不十分 (32.1%) までが3 割を超えており 条件面での懸念が中心であることがわかる また 特に理由はない が2 割近くあり (18.2%) 短い採用広報期間に 大手志向の学生が中小企業まで見る時間的余裕がなかったと推測される 学生から寄せられたコメントを見ると 選考時の対応は大手より高く評価するものの それ以前に 情報が少ない 発見しづらい という声も多い 自社の強みや魅力をしっかり発信する必要がありそうだ 給与 待遇が良くない 安定性に欠ける 知名度が低い 福利厚生が不十分 競争力が弱い 世間体が気になる 情報が少なく企業研究が十分にできない 転職などキャリアアップがしにくい 優秀な人材が少ない 海外で働く機会が少ない 親が反対する 設備が不十分 同世代の社員が少ない 離職率が高い その他 特に理由はない / たまたま 中小企業を受けていない理由 6.1 4.0 8.1 9.9 9.0 11.5 14.6 17.1 16.4 18.4 18.2 23.8 32.1 37.1 36.9 42.2 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 中小企業を受けた印象 面接で内面や人柄を中心に聞く質問が多く 社風とのマッチングを重視している点に好感を持った しかし 一部の企業では人手不足を感じる面もあり 労働環境の面では魅力を感じない企業も多かった < 理系男子 > 将来上司となる方が面接されるので より職場の雰囲気をつかみやすいと感じた < 理系女子 > 社長とお話しできるので トップの人の考え方がわかってよかった < 文系女子 > 大手企業と比べて求人情報が見つけづらかったので もっと合説等に参加してほしい < 文系男子 > メルマガやセミナーなどのメールが少ない 定期的に何かメールがないとその企業の魅力が学生にとって薄れてしまい 選考を辞退してしまうと感じる < 理系男子 > 企業を分析するための情報源が少なく 見極めが難しい < 文系女子 > 学生向けではなく顧客向けのパンフレットを渡されることが多かったので その点がわかりにくく改善すべきだと思った 反対に 中小企業の方が面接でしっかりと学生のことを見ようとする姿勢が見られた点がよかった < 文系女子 > 5

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 4. 内定後のフォローと内定者研修就職活動を終了した学生に 内定後 企業にどのくらいのペースでフォローしてもらいたいと思っているのかを尋ねた 最も多かったのは 1 カに 1 回程度 ( 毎 ) で 27.2% 次いで 2 カに 1 回程度 ( 隔 ) 23.8% と続き 3 カに 1 回程度 が 18.4% 一方で 基本的にフォローは必要ない という回答も 2 割超 (20.5%) フォローは必要ない と回答した学生は 文系 17.9% 理系 24.4% と 理系のほうが 6.5 ポイント多い 希望するフォローのペースも 全体的に理系学生のほうが頻度は低く 頻繁なフォローは望まない傾向が表れている 就職活動終了後は 卒業論文 卒業研究に注力する理系学生が多いことから 学業の妨げにならない範囲にとどめてほしいと考えている様子がうかがえる また 内定期間中の研修や課題が出ることについての考えを尋ねたところ 基本的に賛成 16.2% と どちらかといえば賛成 40.2% を合わせ過半数 ( 計 56.4%) が賛成との意向を示した 語学の学習や資格取得など自己啓発へのサポートを 企業に望む学生は少なくないようだ 文理で大きな差はないものの 文系学生では賛成が 57.9% と 理系学生 (53.9%) に比べてやや高く 文系学生の方が内定期間中の研修 課題に肯定的だ いずれにしろ 学生の負担にならないよう それぞれの状況を踏まえた対応を心掛けたい 企業に希望する内定後フォローのペース 1 週間に1 回程度 ( 毎週 ) 2 週間に1 回程度 ( 隔週 ) 1カに1 回程度 ( 毎 ) 2カに1 回程度 ( 隔 ) 3カに1 回程度 半年に1 回程度 それ以下のペース 基本的にフォローは必要ない 1.0 全体 1.8 27.2 23.8 18.4 7.2 0.1 20.5 文系 1.3 1.8 27.9 24.5 19.9 6.7 0.0 17.9 0.5 理系 1.8 26.2 22.7 16.1 8.1 0.3 24.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 内定期間中に研修や課題が出ることへの考え 基本的に賛成どちらかといえば賛成どちらかといえば反対基本的に反対 全体 16.2 40.2 28.0 15.7 文系 16.2 41.7 27.4 14.7 理系 16.1 37.8 29.0 17.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 6

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 5. 就職活動で大変だったこと全モニターを対象に 就職活動で大変だったことをすべて選んでもらい 文理別に比較してみた 文理ともに1 位 エントリーシート 2 位 自己分析 で いずれも半数を超えており 多くの学生が苦労したことがわかる 金銭( 就活費用 ) のやりくり は 文系では約 5 割 (49.9%) が選んだのに対し 理系では40.2% と10ポイント近い差が見られる 文系学生は 理系学生に比べて会社説明会や 面接受験などの活動量が多い傾向があり 交通費がかさんだことなどが影響しているのだろう 一方 学業との両立 は 文系 (23.9%) に対し 理系は4 割超 (40.4%) と2 倍近い差がついている 卒業研究や学会に向けた準備が忙しく 両立が困難だったという声が多く寄せられた 就職活動で大変だったこと エントリーシート自己分析金銭 ( 就活費用 ) のやりくり就職情報の収集個人面接企業研究スケジュール管理モチベーションの維持業界研究集団面接 グループワーク 23.9 学業との両立 筆記試験就職先の決定職種研究セミナー申し込み 参加 OB OG 訪問家族の説得その他 1.3 1.3 24.6 24.9 25.1 20.0 22.2 12.2 7.3 10.4 9.1 7.5 5.2 57.3 57.7 51.8 52.7 49.9 40.2 45.7 44.7 42.7 43.0 38.9 40.2 40.2 32.0 38.6 34.3 33.7 34.3 35.7 31.1 40.4 30.0 文系理系 0.0 20.0 40.0 60.0 就職活動で大変だったこと 3 の後半くらいにエントリーシートの締め切りが重なって大変だった < 文系男子 > 自己分析には 1 番時間をかけたので苦労した しかしその分 面接で突飛な質問をされても臨機応変に答える ことができた < 文系男子 > 学会や実験の準備も進めなければならないため なるべく面接や説明会の日を固めて就職活動が何もない日を つくるようにした < 理系女子 > インターンを含めれば 1 年位モチベーションを保ち続けなければならない 就活を頑張っている友人と話をし てモチベーションを保つように心掛けた < 理系男子 > 7

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 6. 就職活動の費用就職活動にかかった費用について リクルートスーツ代 交通費 宿泊費 資料費 備品代 有料講座受講費 その他諸経費 の 7つの項目ごとに金額を尋ねた 各項目の平均を算出し足し上げると135,881 円となり 前年調査 (143,943 円 ) を8 千円あまり下回った これは 2009 年に就活費用を調査し始めて以降 最も低い金額だ ( 就活費用の推移は次ページにグラフ掲載 ) 多くの項目で減少したが 減少額が大きいのは就活費用のうち最も多くを占める 交通費 前年の 66,170 円から62,517 円へと約 3,600 円減った 学生に優位な売り手市場に加え 今年は早期に志望企業を絞り込む傾向が強まったことで 学生一人あたりのセミナー参加社数や面接などの選考試験受験社数が減少した それに伴い 交通費が減少したと考えられる また 企業から交通費の支給を受けた学生は7 割を超えており (76.4%) これも費用を下げる一因となった可能性がある 全体の費用を地域別に見ると 平均額が最も高いのが 北海道 で 180,223 円 2 番目が 中国 四国 170,167 円で 九州 沖縄 が僅差で続く (168,416 円 ) 地方は交通費の額が多く 中国 四国 は 10 万円に迫り 九州 沖縄 北海道 は約 9 万円に上る 全体の金額が低いのは 関東 (110,424 円 ) 交通費 宿泊費の違いが合計額に大きく影響している 就職活動費用の出どころを尋ねると ( グラフは次ページ ) 全額自分で工面した は 4 割で (40.0%) 親に出してもらった( 返済しない ) が半数近くに上る (48.6%) 親の負担額は平均 84,399 円 平均 13 万円を超える金額は学生が数カ間に使う額としては高額であり 工面が難しい学生も少なくないことがうかがえる 就職活動の費用 ( 平均 ) 66,170 62,517 2018 年卒者合計 :143,943 円 2019 年卒者合計 :135,881 円 38,548 37,094 8,765 10,902 8,060 7,343 11,830 9,221 6,370 6,201 4,200 2,602 リクルートスーツ代 ( シャツ 靴などを含む ) 交通費 宿泊費 資料費備品代 ( 新聞 書籍など ) ( カバン パソコン 手帳など ) 有料講座受講費 その他諸経費 ( 通信費など ) ( 円 ) 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 合計 180,223 134,467 110,424 150,661 142,355 170,167 168,416 リクルートスーツ代 36,128 25,348 38,617 41,774 36,235 32,000 34,453 交通費 88,053 74,478 41,988 70,591 67,102 96,874 89,814 宿泊費 28,936 21,196 3,037 11,780 12,404 18,230 24,698 資料費 9,532 4,250 7,552 8,259 7,127 5,753 7,178 備品代 8,496 5,761 8,988 8,099 12,720 7,230 6,267 有料講座受講費 6,277 652 8,301 7,811 3,068 6,207 4,134 その他諸経費 2,802 2,783 1,941 2,345 3,699 3,874 1,872 8

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 就職活動費用の出どころ 全額自分で工面した 40.0% 親に出してもらった < 返済しない > 48.6% 親の負担額 / 平均 親に借りた < 返済する > 11.4% 84,399 円 ( 円 ) 就職活動費用の推移 180,000 160,000 162,911 167,166 163,229 154,311 157,013 151,326 162,902 140,000 138,763 143,943 135,881 120,000 100,000 2010 年卒 2011 年卒 2012 年卒 2013 年卒 2014 年卒 2015 年卒 2016 年卒 2017 年卒 2018 年卒 2019 年卒 就職活動の費用について 東京に 4 カほど滞在して就職活動をしていたためこのくらいになった < 北海道 男子 / 総額 290,000 円 > 大学も地元も地方なので 交通費が随分かかってしまった 宿泊費は親戚や友人の家に泊まって抑えた < 中四国 男子 / 総額 472,000 円 > 都内在住であったが 交通費はやはりかかった その面では 選考が進むにつれて交通費を支給してくれる企 業が増えたのは助かった < 関東 男子 / 総額 95,000 円 > スーツは入学式のものを着た 関西と関東を往復していたため 交通費がかなり負担だった 就活中はアルバ イトも思うようにできないので 相当親に助けてもらった < 近畿 女子 / 総額 193,000 円 > リクルートスーツをフルオーダーしたので値段がかなり張った ただ自信に繋がるので良かったと思う 交通 費は支給していただけ むしろ利益があった < 近畿 男子 / 総額 125,000 円 > スーツや備品などは仕方ないが 交通費や宿泊費などは面接に来いと言っておいて自己負担はどうかと思う 面接くらい面接官が地方まで足を運んだらいいのに < 近畿 男子 / 総額 132,000 円 > 交通費を自己負担できるだけの貯金がなかったため 安く抑えられる範囲の企業のみ受けた 企業が負担する べきとは思わないが WEB 等を利用して双方の負担を減らすことができたらいいと思う < 関東 女子 / 総額 50,800 円 > 新聞を 1 年間購読した費用が最も高かった 就職活動中に貯金を使い果たしてしまった < 関東 女子 / 総額 115,800 円 > < 九州 男子 / 総額 430,000 円 > 9

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 7. 就活日程ルールへの考え就職活動の日程ルールの必要性について 今年就活を経験した立場からの考えを尋ねた ルールは必要だが 今の日程でなくても良い (46.5%) と 今のルールが良い (24.2%) をあわせると ルールは必要と考える学生が 7 割を超えた 目安を必要とする学生が大半で 文理による差はほとんどない 日程ルールがなかったら いつまでに就職活動をスタートして いつまでに終えたいかといった就活希望時期についても尋ねてみた 開始したい時期は 3 年生 ( 修士 1 年生 ) の4 (12.2%) 4 年生 ( 修士 2 年生 ) の4 (11.3%) の順に多いが 比較的分散しており 始めたいタイミングはまちまち 一方 終了したい時期は 大学 4 年生 ( 修士 2 年生 ) の4 (21.1%) と 大学 4 年生 ( 修士 2 年生 ) の6 (19.9%) に集中している 開始から終了希望までの数を算出してみると 平均 9カ間だった 就活日程に関するルールの必要性 ルールは必要 ( 今の日程ルールが良い ) ルールは必要だが 今の日程でなくてもよいルールは必要ない ( 廃止すべき ) 全体 24.2 46.5 29.3 文系 23.7 46.9 29.4 理系 24.9 45.9 29.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30.0 日程ルールがない場合の就職活動希望時期 開始したい時期終了したい時期 20.0 21.1 19.9 10.0 0.0 12.2 11.8 11.3 8.8 8.9 7.5 7.2 5.3 5.5 6.2 5.1 7.1 3.8 4.1 1.2 2.3 1.8 0.5 0.9 0.5 0.3 0.8 0.7 0.7 0.7 1.1 0.2 0.4 0.5 1 年生 2 年生 4 5 6 7 11.8 0.5 1.0 6.1 5.1 5.3 3.3 2.2 2.0 0.1 0.9 0.6 0.4 1.1 1.1 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11-2 3 年生 ( 修士 1 年 ) 4 年生 ( 修士 2 年 ) 3 日程ルールルールに対する意見 現状でも大して守られていないし不満だが ルールがないと更にやりたい放題になる < 文系男子 > 現行のルールが最良かはわからないが 学業など大学生活に大きな支障をきたさないような目安はあったほうがいいのでは < 理系女子 > ルールを廃止して 1 年中ずっと活動をするような案が出されていましたが 反対です 私は短期決戦だからこそ頑張れました 集中的に就活ができたからこそ 今の内定先に巡り会えたと考えています < 文系女子 > 今現在ルールが守られているとは言えない状況であり 廃止されたところで特に何も変わらないと考えている < 文系男子 > ルールがあってもなくても 行動する人はすると思うので なくてもいいです < 理系男子 > 10